JPS6227894Y2 - - Google Patents

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JPS6227894Y2
JPS6227894Y2 JP1979009602U JP960279U JPS6227894Y2 JP S6227894 Y2 JPS6227894 Y2 JP S6227894Y2 JP 1979009602 U JP1979009602 U JP 1979009602U JP 960279 U JP960279 U JP 960279U JP S6227894 Y2 JPS6227894 Y2 JP S6227894Y2
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JP
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reflecting mirror
receiving element
light
light receiving
signal processing
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JP1979009602U
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JPS55109878U (ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、盗難警報器等において投光器から
の光を反射鏡を用いて集光し、光線の遮断等を反
射鏡の焦点位置に配設した受光素子にて検知する
光検出器の改良に関する。
従来、反射鏡を用いたこの種の光検出器の受光
器においては、反射鏡の焦点位置に高感度の受光
素子、例えばフオトトランジスタ等を宙吊りの状
態で配置しなければならず、具体的には反射鏡の
開口面に細長い基板を渡してその中央焦点位置に
受光素子を取付け、この基板のプリント配線をも
つて受光素子のリード線を取り出している。
一方、反射鏡は通常、金属あるいは樹脂メツキ
を施したものが使用されており、その反射鏡が導
電性を有するため電磁波をも集束し、その焦点に
ある受光素子に集中させ、パラボラ受信アンテナ
として作動する。その結果、受光素子の検出信号
に外来電磁波によるノイズ性分が重畳され、それ
により受光素子出力の信号対雑音比(以下S/N
比という)が悪化し、外来雑音の影響を受け易い
という欠点があつた。
この考案の目的は、反射鏡と受光器の信号処理
回路部アースとを電気的に接続して同電位とする
ことにより、受光素子が外来電磁波によるノイズ
の影響を受けにくくして、受光素子出力のS/N
比を高めることを特徴とする光検出器を提供する
ものである。
以下に図面を参照して、この考案の望ましい実
施例を説明する。
第1図は、この考案の一実施例を反射鏡の断面
にて示したもので、第2図にその正面図を示す。
第1,2図において、反射鏡1は一例として双
曲面でなる反射面2を有し、反射面2が鏡面加工
された金属材料もしくは合成樹脂成形体に導電性
のメツキを施したものである。反射鏡1の開口部
には、その直径方向に細長のプリント基板3が渡
され、その中央部にフオトトランジスタ等の受光
素子4が、反射鏡1の焦点位置fに置かれるよう
に取付けられている。
受光素子4のリードはプリント基板3上のプリ
ント配線5,5′をもつて反射鏡1より取り出さ
れ、リード線6,6′にて信号処理回路部7に接
続される。
一方、反射鏡1はアースリード8をもつて信号
処理回路部7のアースリード9と接続され、反射
鏡1は信号処理回路部のアースと同電位に置かれ
る。その結果、反射鏡1が受光素子4およびプリ
ント配線5,5′に対しシールド作用をもたらす
こととなり、外来電磁波による受光器出力のノイ
ズ性分が大幅に低減される。また、信号処理回路
部7を反射鏡1の開口面から外れた装置内に配置
することにより、信号処理回路部7に備えられた
リレー等が出すノイズに対しても受光素子出力は
影響を受けにくくなる。
この考案による反射鏡のシールド効果をオシロ
スコープを用いて観測したところ、反射鏡を接地
しない場合に比べ、ノイズ性分が約五分の一〜十
分の一の範囲に激減されることが確認された。こ
れは反射鏡の焦点位置に取り付けた受光素子に投
光器からの光を集光させるという光線検出器の構
造上、受光素子が反射鏡に略覆われているため、
その反射鏡をシールドすることによりS/N比の
改善に非常に寄与しているための考えられる。
尚、上述の実施例においては、受光素子の反射
鏡面側がシールドされるものであり、反射鏡の開
口面側はシールドされていない。そのため受光素
子4のリードとなるプリント配線5,5′がダイ
ポールアンテナとして作動して、外来電磁波を拾
う。これを防ぐためには、反射鏡1の開口部に導
電性透明フイルムを被覆し、反射鏡と共に接地す
ることで、略完全なシールドをもたらすことがで
きる。この場合に使用する導電性透明フイルムと
しては、投光器よりの光線、例えば赤外線に対し
充分な透過特性を有するものを使用する。
この考案の光検出器は以上説明したように、投
光器よりの光を焦点位置に設置された受光素子に
集光させる導電性の反射鏡を信号処理回路部のア
ースと接続させて同電位としたことにより、焦点
位置におかれた受光素子に対し反射鏡によるシー
ルドが施され、電磁誘導により受光素子出力に重
畳される外来電磁波によるノイズ性分を大幅に低
減することができ、同時に受光器の回路部より生
ずるノイズの影響を受けにくくすることができ、
受光素子出力のS/N比を改善して、光検出器に
おける検出感度を高めることができたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を反射鏡の断面に
て示した説明図、第2図は第1図の正面視説明図
である。 1……反射鏡、2……反射面、3……プリント
基板、4……受光素子、5,5′……プリント配
線、6,6′……リード線、7……信号処理回路
部、8,9……アースリード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡を用いて投光器からの光を集光し、該反
    射鏡の焦点位置に受光素子を配設した受光器を有
    する光線検出器において、反射鏡を導電性材料で
    形成すると共に、該反射鏡を受光器の信号処理回
    路部のアースに接続して受光素子に対しシールド
    を施したことを特徴とする光線検出器。
JP1979009602U 1979-01-30 1979-01-30 Expired JPS6227894Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55109878U JPS55109878U (ja) 1980-08-01
JPS6227894Y2 true JPS6227894Y2 (ja) 1987-07-17

Family

ID=28820672

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322347Y2 (ja) * 1972-07-28 1978-06-10

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Publication number Publication date
JPS55109878U (ja) 1980-08-01

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