JP2001068692A - 受光ユニット - Google Patents

受光ユニット

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JP2001068692A JP24044699A JP24044699A JP2001068692A JP 2001068692 A JP2001068692 A JP 2001068692A JP 24044699 A JP24044699 A JP 24044699A JP 24044699 A JP24044699 A JP 24044699A JP 2001068692 A JP2001068692 A JP 2001068692A
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尚之 西川
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慎司 桐畑
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Toshiyuki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光を利用した機器あるいは装置等に共通に用い
ることができ、位置決めが容易であり且つ小型化が図れ
る受光ユニットを提供する。 【解決手段】直方体に形成されたMID(Molded Inter
connection Device)の天面に受光素子2及び受光レン
ズ3を実装し、側面に受光素子2の出力信号等の処理を
行うための信号処理手段を構成する電子部品(抵抗やコ
ンデンサ等のチップ部品4並びに信号処理用のIC5
等)を実装する。さらに、MID1の天面と背向する底
面に接続用端子6を設けて受光ユニットAを構成してい
る。故に、受光素子2と受光レンズ3の位置決めが正確
に行える。しかも、ダストセンサや煙センサあるいは煙
感知器などの光散乱式粒子検知センサ、あるいは光電ス
イッチのように光を利用した機器や装置等の受光部分に
共通して用いることができるから、汎用化が図れてコス
トダウンが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光散乱式粒
子検知センサや光電スイッチのように光を利用した機器
あるいは装置等に用いられる受光ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、センサやスイッチの分野では
光を利用した機器あるいは装置等が種々実用化されてい
るが、そのうちの一つとして煙粒子による散乱光を利用
して煙の濃度を感知する、いわゆる光電式煙感知器があ
る。図29は従来の光電式煙感知器の上面断面図を示し
ており、ハウジング13で構成される暗箱内に設けられ
た発光ダイオード等の発光素子9と、受光軸を発光素子
9の光軸と所定角度だけずらして設けられたフォトダイ
オード等の受光素子2と、受光素子2に光を集光する受
光レンズ30と、発光素子9、受光素子2並びに後述す
る回路を構成する電子部品が実装されたプリント配線基
板から成る回路基板31と、回路基板31との間で発光
素子9や受光レンズ3を挟み込んで固定するとともに回
路基板31に実装された電子部品32を覆い隠す光学基
台33とを備えている。ここで発光素子9から放射され
る光が届く領域を投光領域M1、受光素子2で光を受光
できる領域を受光領域M2、投光領域M1と受光領域M
2とが重なった部分を検知領域M3とする。
【0003】そして、発光素子9から投光された光が、
ハウジング13内に流入して検知領域M3に達した煙な
どの粒子に散乱して散乱光が発生する。この散乱光を受
光した受光素子2が受光光量に応じた微少な電流を出力
し、この電流を増幅して受光素子2の受光光量レベルを
知ることで煙の濃度を感知することができる。
【0004】このような光電式煙感知器は図30に示す
ような回路構成を有している。まず、クロック回路7か
ら出力される一定周期のパルス信号が発光回路8に入力
されており、発光回路8が入力パルス信号に基づいて発
光素子9をパルス的に発光させる。発光素子9から投光
領域M1に投光された光は検知領域M3に存在する煙な
どの粒子に照射され、その一部が散乱により受光レンズ
3に入射して受光素子2に集光される。受光素子2にお
いて受光した光が電流に変換され、受光素子2の出力電
流がI/V変換回路10で電圧信号に変換された後に増
幅回路11で増幅される。ここで、散乱による受光素子
2の受光量は非常に微少なため、一般にはクロック回路
7の出力パルス信号に同期して検波する同期検波回路1
2により、受光信号(増幅回路11で増幅された電圧信
号)が発光素子9のパルス発光との同期検波が行われ
る。そして、同期検波回路12で検波された信号のレベ
ルから検知領域に存在する煙粒子の濃度が検出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例に
おいては、煙粒子のような微粒子による非常に微小な散
乱光を検出するため、受光部では受光素子2及び受光レ
ンズ3の光軸がずれると、検出精度悪化の原因となる。
そのため、各部品の高精度な実装並びに組み立てが必要
となり、生産性が悪くなるとともに、実装や組み立てに
多大なコストがかかることになる。また、粒子の散乱に
より得られる受光量は数10pW〜数nWと非常に微小
であるため、信号処理を行うためには非常に大きな増幅
を必要とする。これを一般のプリント基板上に構成され
る回路で行うと、配線長が長くなるために外部から侵入
してくるノイズなどの影響を受けやすい。さらにその対
策に、一般には非常に大きなシールド板を回路基板全体
を覆うように取り付けているためにコストアップの要因
となっている。また、I/V変換回路10や増幅回路1
1等を一般の回路部品で構成するとプリント基板の形状
も大きくなるために小型化が図れない。さらに、ダスト
センサや煙センサあるいは煙感知器などの光散乱式粒子
検知センサの受光部分においては、光学系及び回路系の
構成部品がほぼ同じであるが、一般の回路部品並びに光
学部品で構成すると汎用化が図れず、コストダウンが図
りにくい。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、光散乱式粒子検知セン
サや光電スイッチのように光を利用した機器あるいは装
置等に共通に用いることができ、位置決めが容易であり
且つ小型化が図れる受光ユニットを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、受けた光を電気信号に変換する
受光素子と、外来の光を受光素子に集光する受光レンズ
と、少なくとも受光素子から出力される電気信号を処理
する信号処理手段とをMIDに実装して成ることを特徴
とし、受光素子と受光レンズの位置決めが正確に行え、
しかもMIDが射出成型品のために形状精度を出しやす
く、発光素子等の投光系との位置決めも行いやすくな
る。また、ユニット化によって信号処理部分が小型化さ
れるとともに配線長も短くなるために耐ノイズ性が向上
する。さらに、MIDによる3次元立体配線を用いるた
め、平面方向のみならず垂直方向などにも実装できて実
装面積が増え、また回路系のみならず光学系も一緒にM
IDに実装することで3次元的な実装が可能となり、小
型化が容易になる。しかも、ダストセンサや煙センサあ
るいは煙感知器などの光散乱式粒子検知センサ、あるい
は光電スイッチのように光を利用した機器や装置等の受
光部分に共通して用いることができるから、汎用化が図
れてコストダウンが可能となる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、多面体に形成されたMIDの一面に受光素子及び受
光レンズを実装し、他の1乃至複数の面に信号処理手段
を構成する電子部品を実装するとともに、さらに他の面
に接続用端子を設けたことを特徴とし、請求項1の発明
と同様の作用を奏する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、MIDの受光素子及び受光レンズが実装された面
を、少なくとも接続用端子を設けた面に対して傾斜させ
たことを特徴とし、請求項2の発明の作用に加えて、受
光ユニットとしての取り付けの自由度を増やすことがで
きる。また、MIDであることから傾斜角度を任意且つ
高精度に設定することが可能である。
【0010】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、MIDの一面に凹部を形成して凹部の底面に
受光素子を実装するとともに凹部の側面を底面に向けて
徐々に開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面とし
たことを特徴とし、請求項2又は3の発明の作用に加え
て、受光素子における受光効率が向上でき、より微弱な
光が検知できる。また、受光レンズと受光素子との間の
距離が稼げるために光学設計の自由度が増える。
【0011】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、一面に凹所を有する多面体から成るMIDを形成
し、凹所の底面に受光素子を実装し、凹所の底面と背向
するMIDの一面に受光レンズを実装し、他の1乃至複
数の面に信号処理手段を構成する電子部品を実装すると
ともに、さらに何れかの面に接続用端子を設け、周面が
鏡面加工された貫通孔から成る導光管を凹所の底面に設
けて受光素子と受光レンズとを光学的に結合したことを
特徴とし、請求項1の発明の作用に加えて、受光素子を
MIDの凹所の底面に実装するために貫通孔の形状に影
響されず、導光管の形状の自由度が増える。また、受光
素子はフリップチップ実装などで簡単に実装することが
できる。
【0012】請求項6の発明は、請求項2又は3の発明
において、MIDの一面に凹所を形成して凹所の底面に
電子部品を実装し、凹所の底面と背向するMIDの他の
面に受光素子及び受光レンズを実装するとともに凹所の
底面から背向する表面に貫通するスルーホールを用いて
電子部品と受光素子の電気配線を行ったことを特徴と
し、請求項2又は3の発明の作用に加えて、電子部品の
シールドが容易に行えるようになり、シールドされた電
子部品には外部からの輻射ノイズなどが侵入しにくくな
るから耐ノイズ性を高めることができる。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、MIDの一面に凹部を形成して凹部の底面に受光素
子を実装するとともに凹部の側面を底面に向けて徐々に
開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面としたこと
を特徴とし、請求項6の発明の作用に加えて、受光素子
における受光量を増やすことができる。
【0014】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、一面に凹所を有する多面体から成るMIDを形成
し、凹所の底面に受光素子並びに電子部品を実装し、凹
所の底面と背向するMIDの一面に受光レンズを実装
し、他の面に接続用端子を設けるとともに、周面が鏡面
加工された貫通孔から成る導光管を凹所の底面に設けて
受光素子と受光レンズとを光学的に結合したことを特徴
とし、受光素子並びに電子部品をMIDの表面に実装す
る構成に比較して耐ノイズ性を大幅に向上することがで
きる。また、導光管を用いて受光素子に光を導くことに
より、受光領域を簡単に制限することができる。さらに
受光レンズと受光素子との間の距離が稼げるために光学
設計の自由度が増えるとともに受光素子と電子部品との
間の配線が容易に行えるために実装上の自由度も増え
る。
【0015】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、貫通孔の周面を凹所の底面に向けて徐々に開口径が
小さくなるように傾斜するテーパ面としたことを特徴と
し、請求項8の発明の作用に加えて、導光管によって受
光素子の受光効率が向上でき、より多くの受光量を確保
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図5を参照
して本発明の実施形態1を詳細に説明する。
【0017】本実施形態では、図1に示すように、多面
体(直方体)に形成されたMID(Molded Interconnec
tion Device)の一面(以下、この面を「天面」と呼
ぶ)に受光素子2及び受光レンズ3を実装し、天面に隣
り合う他の複数の面(以下、これらの面を「側面」と呼
ぶ)に受光素子2の出力信号等の処理を行うための信号
処理手段を構成する電子部品(抵抗やコンデンサ等のチ
ップ部品4並びに信号処理用のIC5等)を実装すると
ともに、受光素子2及び受光レンズ3の実装面(天面)
と背向する面(以下、この面を「底面」と呼ぶ)に接続
用端子6を設けて受光ユニットAを構成している。
【0018】MID1は、合成樹脂の射出成形によって
直方体を形成し、その後に直方体全体に銅スパッタリン
グ法によって銅薄膜を蒸着させ、レーザを利用して回路
として必要な部分と不必要な部分とを分離し、電気めっ
きにより回路として必要な部分にのみめっきを施すなど
の方法により製作される。また、この他にも、回路とし
て必要な部分にめっきが付く樹脂を成形し(1shot
目)、その後で回路として不必要な部分にめっきが付か
ない樹脂を1shot目の樹脂成形品の上からインサー
ト成形する(2shot目)、いわゆる2ショット法で
製作することもできる。
【0019】また、受光素子2には一般にPinホトダ
イオード等が用いられるが、Si等で形成された受光部
一体型のICでも構わない。また、受光量が大きい場合
には受光レンズ3が不要となり、そのときは受光レンズ
3を省いたり、形状を平面にしてレンズ効果を持たせな
い構造にすることも可能である。
【0020】ここで、受光素子2と受光レンズ3とは、
入射光の検知精度を確保するために互いの光軸を正確に
合わせることが必要且つ重要となるが、MID1の天面
に受光素子2と受光レンズ3を実装することにより、高
精度な光軸合わせが容易に実現できる。また、受光レン
ズ3の成形にはトランスファモールド成形等が用いられ
る。あるいは受光レンズ3だけ別に成形しておいて、後
でMID1の天面に接着することも可能である。このと
きMID1は射出成形で形成されるため、受光レンズ3
を正確に位置決めして成形又は接着することが容易であ
り、従来多大な時間を必要とした光軸合わせのための調
整作業を無くすことができる。
【0021】図1及び図3に示すようにMID1の背向
する一対の側面から底面にかけて各々接続用端子6が4
つずつ露設されている。受光素子2、チップ部品4並び
にIC5が、上述のようにしてMID1に形成された3
次元立体配線(図示せず)によって互いに且つ接続用端
子6と電気的に接続される。このようにMID1による
3次元立体配線を用いるため、平面方向のみならず垂直
方向などに実装面積を増やすことができ、MID1の6
面全てを実装面にすることで上部(天面の方向)からみ
た寸法を大きくすることなく小型化が可能である。ま
た、チップ部品4やIC5等の回路系のみならず、受光
素子2並びに受光レンズ3の光学系も一つのMIDに実
装して1つのユニット(受光ユニットA)に構成してい
るから、3次元的な実装が可能となって小型化が容易と
なる。
【0022】ところで本実施形態の受光ユニットAは、
従来例で説明した光電式煙感知器やダストセンサに用い
られる。図4に示すように受光ユニットAは発光素子9
とともに光学基台14にマウントされてハウジング13
内に収納される。また、受光ユニットAと発光素子9と
は、フレキシブルプリント基板あるいは光学基台14に
同時成形されたリードフレーム等に半田又は導電性接着
剤により接合されて電気的な配線が行われる。また、図
4には図示していないが、煙感知器の場合には一般にハ
ウジング13内を暗室にするためのラビリンスや、ハウ
ジング13内への虫の侵入を防ぐための防虫網などがハ
ウジング13に取り付けられる。さらにハウスダストを
検出するダストセンサの場合には、埃を内部に侵入させ
るための開口部がハウジング13に設けられる。
【0023】ここで、上記光電式煙感知器やダストセン
サの回路構成は図5に示すように従来例と共通であっ
て、一定周期のパルス信号を出力するクロック回路7
と、クロック回路7からの入力パルス信号に基づいて発
光素子9をパルス的に発光させる発光回路8と、受光素
子2の出力電流を電圧信号に変換するI/V変換回路1
0と、I/V変換回路10の出力電圧を増幅する増幅回
路11と、クロック回路7の出力パルス信号に同期して
増幅回路11で増幅された電圧信号を発光素子9のパル
ス発光と同期検波する同期検波回路12とを備え、これ
らの各回路を構成する電子部品(チップ部品4やIC5
等)がMID1の側面に実装されている。このように従
来例においては平板状の回路基板31に実装されていた
チップ部品4やIC5と受光素子2をMID1に実装し
たので、受光素子2からI/V変換回路10を経て増幅
回路11に到るまでの配線長が短くなって耐ノイズ性が
向上するという利点がある。なお、各回路の動作は従来
例と共通であるから説明を省略する。
【0024】また、上記回路構成及び光学系の構成は煙
感知器やダストセンサあるいは煙センサ等の光散乱式粒
子検知センサとして共通であるので、本実施形態の受光
ユニットAを上記何れの機器あるいは装置にも用いるこ
とができ、汎用化が図れてコストダウンが可能となる。
【0025】ところで、図6及び図7に示すように本実
施形態の受光ユニットAをTO−5のような小型パッケ
ージに収納することで耐ノイズ性を向上させることも可
能である。而して、円盤状のステム15から突出するス
テム側端子16に、導電性接着剤や半田などを用いてM
ID1の底面に露出する接続用端子6を接続し、底面に
光学フィルタ17が付設された略円筒形のキャン18を
ステム15に被せることで受光ユニットAをパッケージ
内に収納すれば、より耐ノイズ性の高い受光ユニットが
完成する。なお、このように構成される受光ユニットも
煙感知器に限らず、他の光散乱を用いたダストセンサや
煙センサにも有効である。
【0026】また、本実施形態における受光ユニットA
の回路構成は、受光素子2とI/V変換回路10と増幅
回路11という光を利用した機器や装置等の基本的な構
成を有していることから、光散乱の原理を用いない光電
スイッチや減光式の煙感知器にも本実施形態の受光ユニ
ットAが利用可能である。
【0027】図8に本実施形態の受光ユニットAを用い
た光電スイッチSの回路構成例を示す。発光ダイオード
等の発光素子9から放射した光が物体Xに反射し、その
反射光が受光レンズ3を通して受光素子2に入射する。
物体Xからの反射光が受光レンズ3を通して受光素子2
に結像する位置は、物体Xが光電スイッチSから遠ざか
った場合は発光素子9側に移動し、物体Xが光電スイッ
チSに近づいた場合はその反対側に結像点が移動する。
このことから、物体Xが光電スイッチSから所定範囲の
距離にあるときだけ受光素子2に光が入射するため、物
体Xの存否や物体Xまでの距離が判別できる。受光素子
2に光が入射したか否かは、受光ユニットAで受光素子
2の出力を発光素子9の放射する光と同期検波すること
によって判別できる。このように散乱式のセンサ以外に
も光を利用した機器や装置全般に本実施形態の受光ユニ
ットAの応用展開が可能である。
【0028】(実施形態2)図9〜図11を参照して本
発明の実施形態2を説明する。但し、本実施形態の基本
的な構成は実施形態1と共通するので、共通する構成に
は同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴
となる構成についてのみ説明する。
【0029】本実施形態は、MID1の受光素子2及び
受光レンズ3が実装された面(天面)の一部を、接続用
端子6を設けた底面に対して傾斜させた点に特徴があ
る。
【0030】従来例でも説明したように一般の光散乱式
の煙感知器においては、受光素子2及び受光レンズ3の
受光軸を発光素子9の光軸と所定角度だけずらしてハウ
ジング13内に収納されるから、実施形態1における受
光ユニットAの構成では、光学基台14にマウントして
受光軸を傾ける必要がある。
【0031】それに対して本実施形態では、図9及び図
10に示すようにMID1の受光素子2及び受光レンズ
3が実装された面(天面)の一部を、接続用端子6を設
けた底面に対して傾斜させているから、図11に示すよ
うにハウジング13内に収納する際に光学基台26に直
接取り付ける必要が無く、発光素子9とともに平板状の
プリント基板27に実装することができ、取り付けの自
由度を増やすことができる。また、MID1は射出成形
により形成されるため、天面の傾斜角度を任意且つ高精
度に設定することが可能であり、発光素子9との光学的
な位置決めが簡便になるという利点がある。
【0032】(実施形態3)図12及び図13を参照し
て本発明の実施形態3を説明する。但し、本実施形態の
基本的な構成は実施形態1と共通するので、共通する構
成には同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の
特徴となる構成についてのみ説明する。
【0033】本実施形態は、MID1の天面に凹部19
を形成し、この凹部19の底面に受光素子2を実装する
とともに凹部19の側面19aを底面に向けて徐々に開
口径が小さくなるように傾斜するテーパ面とした点に特
徴がある。
【0034】図12に示すようにMID1の天面に開口
形状が略矩形の凹部19が形成してあり、開口径が底面
に向けて徐々に小さくなるように凹部19の4つの側面
19aがテーパ面としてあり、さらに、これら4つの側
面19aにはそれぞれ鏡面加工が施してある。
【0035】而して、図13に示すように受光レンズ3
によって凹部19の開口端面に集光された光は、凹部1
9の側面19aで反射されて凹部19の底面に実装され
ている受光素子2に入射する。すなわち、光が入射する
凹部19の開口端面の面積S2よりも十分小さな受光面
積S1を有する受光素子2により、凹部19の開口端面
に当該開口端面と同じ受光面積を有する受光素子を配置
した場合と同じ受光量が得られることになる。これによ
り、より受光面積の小さい受光素子2を使用できるた
め、さらに受光ユニットA全体の小型が図れる。また受
光素子2を凹部19の底面に実装することにより、受光
レンズ3と受光素子2の間隔を稼ぐことができるため、
光学設計上の自由度が増えるという利点がある。なお、
凹部19の側面19aを平面ではなく曲面としても同様
の効果を奏することができる。
【0036】(実施形態4)図14〜図16を参照して
本発明の実施形態4を説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態1と共通するので、共通する構成
には同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。
【0037】本実施形態は、MID1の底面に凹所20
を形成し、この凹所20の底面に受光素子2を実装し、
凹所20の底面と背向するMID1の天面に受光レンズ
3を実装するとともに、周面が鏡面加工された貫通孔か
ら成る導光管21を凹所20の底面に設けて受光素子2
と受光レンズ3とを光学的に結合した点に特徴がある。
【0038】実施形態3の構造においては、MID1の
天面に設けた凹部19の底面に受光素子2を実装してい
るため、凹部19の底面が小さすぎたり、あるいは凹部
19の深さが深すぎると実装作業が困難になる。
【0039】しかしながら、本実施形態では、図16に
示すようにMID1の底面に設けた凹所20の底面に受
光素子2を実装するとともに、図14に示すように凹所
20の底面に設けた断面形状略円形の貫通孔から成る導
光管21によりMID1の天面に実装した受光レンズ3
と受光素子2とを光学的に結合しているため、導光管2
1を形成する貫通孔がどのような深い形状であっても受
光素子2が容易に実装できるという利点がある。なお、
受光素子2はフリップチップ実装などにより凹所20の
底面に容易に実装することが可能である。
【0040】また、導光管21を設けているため、実施
形態3と同様に光が入射する導光管21の入射口の面積
よりも十分小さな受光面積を有する受光素子2で、導光
管21の入射口と同じ受光面積を有する受光素子を配置
した場合と同じ受光量が得られることになる。これによ
り、より受光面積の小さい受光素子2を使用できるた
め、さらに受光ユニットA全体の小型化が図れる。
【0041】(実施形態5)図17〜図19を参照して
本発明の実施形態5を説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態1と共通するので、共通する構成
には同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。
【0042】本実施形態は、MID1の底面に凹所20
を形成し、この凹所20の底面にチップ部品4やIC5
等の電子部品を実装し、凹所20の底面と背向するMI
D1の天面に受光素子2及び受光レンズ3を実装すると
ともに凹所20の底面から天面に貫通するスルーホール
22を用いて電子部品と受光素子2の電気配線を行った
点に特徴がある。このように電子部品をMID1の凹所
20内に実装すれば、後述するように信号処理を行う電
子部品のシールドが容易に行えるようになり、シールド
された電子部品には外部からの輻射ノイズなどが侵入し
にくくなるから耐ノイズ性を高めることができる。ま
た、実施形態1〜4のように電子部品をMID1の側面
に実装する構造に比較して受光ユニットAの外形寸法の
小型化が図れる。
【0043】本実施形態においては、図19に示すよう
にMID1の側面にめっきを施し、導電性材料によって
断面形状略コ字形に形成されたシールド板23をMID
1の底面に被せて凹所20を閉塞するとともに、シール
ド板23の側片23a,23aとMID1の側面(めっ
きされた面)とを導電性接着剤などにより接着して機械
的な結合と電気的な導通を同時に行っている。ここで、
MID1の側面はグランドラインと接続されるため、シ
ールド板23もグランドラインに接続される。その結
果、MID1の凹所20の底面に実装された電子部品が
シールド板23並びにMID1のめっきされた側面によ
ってシールドされるため、凹所20内に実装された電子
部品には外部からの輻射ノイズなどが侵入しにくくな
り、耐ノイズ性を高めることができる。その結果、耐ノ
イズ性の向上を図るために図6に示したようなキャンパ
ッケージを施す必要が無く、電子部品のシールドが容易
に行える。
【0044】なお、シールド板23の構造は本実施形態
のものに限定する趣旨ではなく、例えばプリント基板に
直接MID1を実装することで凹所20の開口面をプリ
ント基板に形成されたグランド面で塞ぐようにしたり、
あるいはシールド板をMIDやフレキシブル基板などで
作成しても良い。
【0045】また、図20〜図22に示すように、MI
D1の天面に断面形状略円形の凹部19′を形成し、こ
の凹部19′の底面に受光素子2を実装するとともに凹
部19′の側面19a′を底面に向けて徐々に開口径が
小さくなるように傾斜するテーパ面とすれば、実施形態
3と同様に光が入射する凹部19′の開口端面の面積よ
りも十分小さな受光面積を有する受光素子2で、凹部1
9′の開口端面と同じ受光面積を有する受光素子を配置
した場合と同じ受光量が得られることになるから、小さ
い受光素子2を使用しても十分な受光量を確保すること
ができる。
【0046】(実施形態6)図23〜図25を参照して
本発明の実施形態6を説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態4及び実施形態5と共通するの
で、共通する構成には同一の符号を付して説明を省略
し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明す
る。
【0047】本実施形態は、実施形態5の構造におい
て、実施形態4と同様にMID1の凹所20の底面に受
光素子2を実装するとともに、周面が鏡面加工された貫
通孔から成る導光管24を凹所20の底面に設けて受光
素子2と受光レンズ3とを光学的に結合した点に特徴が
ある。
【0048】而して本実施形態では、実施形態5と同様
にMID1の凹所20の底面に実装された電子部品だけ
でなく受光素子2もシールド板23並びにMID1のめ
っきされた側面によってシールドされるため、凹所20
内に実装された電子部品及び受光素子2には外部からの
輻射ノイズなどが侵入しにくくなり、耐ノイズ性をより
高めることができる。その結果、耐ノイズ性の向上を図
るために図6に示したようなキャンパッケージを施す必
要が無く、電子部品のシールドが容易に行える。また、
凹所20の底面に導光管24を設けているため、受光素
子2の受光範囲を制限することができる。さらに、受光
レンズ3と受光素子2の間隔を稼ぐことができるため、
光学設計上の自由度が増えるという利点や、スルーホー
ル22による電気配線が不要となるために実装上の自由
度が増すという利点もある。
【0049】なお、図26〜図28に示すように導光管
24の周面を底面に向けて開口径が小さくなるように傾
斜するテーパ面とすれば、実施形態4と同様に光が入射
する導光管24の入射口の面積よりも十分小さな受光面
積を有する受光素子2で、導光管24の入射口と同じ受
光面積を有する受光素子を配置した場合と同じ受光量が
得られることになるから、小さい受光素子2を使用して
も十分な受光量を確保することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は、受けた光を電気信号
に変換する受光素子と、外来の光を受光素子に集光する
受光レンズと、少なくとも受光素子から出力される電気
信号を処理する信号処理手段とをMIDに実装して成る
ので、受光素子と受光レンズの位置決めが正確に行え、
しかもMIDが射出成型品のために形状精度を出しやす
く、発光素子等の投光系との位置決めも行いやすくな
り、また、ユニット化によって信号処理部分が小型化さ
れるとともに配線長も短くなるために耐ノイズ性が向上
し、さらに、MIDによる3次元立体配線を用いるた
め、平面方向のみならず垂直方向などにも実装できて実
装面積が増え、また回路系のみならず光学系も一緒にM
IDに実装することで3次元的な実装が可能となり、小
型化が容易になるという効果がある。しかも、ダストセ
ンサや煙センサあるいは煙感知器などの光散乱式粒子検
知センサ、あるいは光電スイッチのように光を利用した
機器や装置等の受光部分に共通して用いることができる
から、汎用化が図れてコストダウンが可能となるという
効果がある。
【0051】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、多面体に形成されたMIDの一面に受光素子及び受
光レンズを実装し、他の1乃至複数の面に信号処理手段
を構成する電子部品を実装するとともに、さらに他の面
に接続用端子を設けたので、請求項1の発明と同様の効
果を奏する。
【0052】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、MIDの受光素子及び受光レンズが実装された面
を、少なくとも接続用端子を設けた面に対して傾斜させ
たので、請求項2の発明の効果に加えて、受光ユニット
としての取り付けの自由度を増やすことができるという
効果がある、また、MIDであることから傾斜角度を任
意且つ高精度に設定することが可能である。
【0053】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、MIDの一面に凹部を形成して凹部の底面に
受光素子を実装するとともに凹部の側面を底面に向けて
徐々に開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面とし
たので、請求項2又は3の発明の効果に加えて、受光素
子における受光効率が向上でき、より微弱な光が検知で
き、また、受光レンズと受光素子との間の距離が稼げる
ために光学設計の自由度が増えるという効果がある。
【0054】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、一面に凹所を有する多面体から成るMIDを形成
し、凹所の底面に受光素子を実装し、凹所の底面と背向
するMIDの一面に受光レンズを実装し、他の1乃至複
数の面に信号処理手段を構成する電子部品を実装すると
ともに、さらに何れかの面に接続用端子を設け、周面が
鏡面加工された貫通孔から成る導光管を凹所の底面に設
けて受光素子と受光レンズとを光学的に結合したので、
請求項1の発明の効果に加えて、受光素子をMIDの凹
所の底面に実装するために貫通孔の形状に影響されず、
導光管の形状の自由度が増え、また、受光素子はフリッ
プチップ実装などで簡単に実装することができるという
効果がある。
【0055】請求項6の発明は、請求項2又は3の発明
において、MIDの一面に凹所を形成して凹所の底面に
電子部品を実装し、凹所の底面と背向するMIDの他の
面に受光素子及び受光レンズを実装するとともに凹所の
底面から背向する表面に貫通するスルーホールを用いて
電子部品と受光素子の電気配線を行ったので、請求項2
又は3の発明の効果に加えて、電子部品のシールドが容
易に行えるようになり、シールドされた電子部品には外
部からの輻射ノイズなどが侵入しにくくなるから耐ノイ
ズ性を高めることができるという効果がある。
【0056】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、MIDの一面に凹部を形成して凹部の底面に受光素
子を実装するとともに凹部の側面を底面に向けて徐々に
開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面としたの
で、請求項6の発明の効果に加えて、受光素子における
受光量を増やすことができるという効果がある。
【0057】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、一面に凹所を有する多面体から成るMIDを形成
し、凹所の底面に受光素子並びに電子部品を実装し、凹
所の底面と背向するMIDの一面に受光レンズを実装
し、他の面に接続用端子を設けるとともに、周面が鏡面
加工された貫通孔から成る導光管を凹所の底面に設けて
受光素子と受光レンズとを光学的に結合したので、受光
素子並びに電子部品をMIDの表面に実装する構成に比
較して耐ノイズ性を大幅に向上することができ、また、
導光管を用いて受光素子に光を導くことにより、受光領
域を簡単に制限することができ、さらに受光レンズと受
光素子との間の距離が稼げるために光学設計の自由度が
増えるとともに受光素子と電子部品との間の配線が容易
に行えるために実装上の自由度も増えるという効果があ
る。
【0058】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、貫通孔の周面を凹所の底面に向けて徐々に開口径が
小さくなるように傾斜するテーパ面としたので、請求項
8の発明の効果に加えて、導光管によって受光素子の受
光効率が向上でき、より多くの受光量を確保することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の底面図である。
【図4】同上を用いた光電式煙感知器の断面図である。
【図5】同上の回路ブロック図である。
【図6】同上をパッケージする分解斜視図である。
【図7】同上をパッケージした斜視図である。
【図8】同上を用いた光電スイッチの概略構成図であ
る。
【図9】実施形態2の斜視図である。
【図10】同上の側面図である。
【図11】同上を用いた光電式煙感知器の断面図であ
る。
【図12】実施形態3の側面断面図である。
【図13】同上の説明図である。
【図14】実施形態4の側面断面図である。
【図15】同上の斜視図である。
【図16】同上の底面から見た分解斜視図である。
【図17】実施形態5の側面断面図である。
【図18】同上の斜視図である。
【図19】同上の底面から見た分解斜視図である。
【図20】同上の他の構成を示す側面断面図である。
【図21】同上の斜視図である。
【図22】同上の底面から見た分解斜視図である。
【図23】実施形態6の側面断面図である。
【図24】同上の斜視図である。
【図25】同上の底面から見た分解斜視図である。
【図26】同上の他の構成を示す側面断面図である。
【図27】同上の斜視図である。
【図28】同上の底面から見た分解斜視図である。
【図29】従来の光電式煙感知器の断面図である。
【図30】同上の回路ブロック図である。
【符号の説明】
A 受光ユニット 1 MID 2 受光素子 3 受光レンズ 4 チップ部品 5 IC 6 接続用端子
フロントページの続き (72)発明者 山中 浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 俊之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5F088 BA15 BA16 BB10 EA06 JA03 JA12 JA14 JA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受けた光を電気信号に変換する受光素子
    と、外来の光を受光素子に集光する受光レンズと、少な
    くとも受光素子から出力される電気信号を処理する信号
    処理手段とをMIDに実装して成ることを特徴とする受
    光ユニット。
  2. 【請求項2】 多面体に形成されたMIDの一面に受光
    素子及び受光レンズを実装し、他の1乃至複数の面に信
    号処理手段を構成する電子部品を実装するとともに、さ
    らに他の面に接続用端子を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の受光ユニット。
  3. 【請求項3】 MIDの受光素子及び受光レンズが実装
    された面を、少なくとも接続用端子を設けた面に対して
    傾斜させたことを特徴とする請求項2記載の受光ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 MIDの一面に凹部を形成して凹部の底
    面に受光素子を実装するとともに凹部の側面を底面に向
    けて徐々に開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面
    としたことを特徴とする請求項2又は3記載の受光ユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 一面に凹所を有する多面体から成るMI
    Dを形成し、凹所の底面に受光素子を実装し、凹所の底
    面と背向するMIDの一面に受光レンズを実装し、他の
    1乃至複数の面に信号処理手段を構成する電子部品を実
    装するとともに、さらに何れかの面に接続用端子を設
    け、周面が鏡面加工された貫通孔から成る導光管を凹所
    の底面に設けて受光素子と受光レンズとを光学的に結合
    したことを特徴とする請求項1記載の受光ユニット。
  6. 【請求項6】 MIDの一面に凹所を形成して凹所の底
    面に電子部品を実装し、凹所の底面と背向するMIDの
    他の面に受光素子及び受光レンズを実装するとともに凹
    所の底面から背向する表面に貫通するスルーホールを用
    いて電子部品と受光素子の電気配線を行ったことを特徴
    とする請求項2又は3記載の受光ユニット。
  7. 【請求項7】 MIDの一面に凹部を形成して凹部の底
    面に受光素子を実装するとともに凹部の側面を底面に向
    けて徐々に開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面
    としたことを特徴とする請求項6記載の受光ユニット。
  8. 【請求項8】 一面に凹所を有する多面体から成るMI
    Dを形成し、凹所の底面に受光素子並びに電子部品を実
    装し、凹所の底面と背向するMIDの一面に受光レンズ
    を実装し、他の面に接続用端子を設けるとともに、周面
    が鏡面加工された貫通孔から成る導光管を凹所の底面に
    設けて受光素子と受光レンズとを光学的に結合したこと
    を特徴とする請求項1記載の受光ユニット。
  9. 【請求項9】 貫通孔の周面を凹所の底面に向けて徐々
    に開口径が小さくなるように傾斜するテーパ面としたこ
    とを特徴とする請求項8記載の受光ユニット。
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