JP3165212B2 - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JP3165212B2
JP3165212B2 JP01251292A JP1251292A JP3165212B2 JP 3165212 B2 JP3165212 B2 JP 3165212B2 JP 01251292 A JP01251292 A JP 01251292A JP 1251292 A JP1251292 A JP 1251292A JP 3165212 B2 JP3165212 B2 JP 3165212B2
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昌敬 久保
茂樹 下村
剛嗣 和田
暁 長岡
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光素子から煙監視空
間に光を照射し、煙監視空間に存在する煙粒子による散
乱光を受光素子で受光することにより、煙監視空間の煙
粒子を検出するようにした光電式煙感知器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より提供されている光電式煙感知器
としては、図のような構成のものがある。すなわち、
下面開口した有底円筒状のボディ11と、ボディ11の
開口面に結合された円筒状の遮光体12と、遮光体12
の下面を覆うカバー13とにより形成されたハウジング
10を有したものであって、遮光体12の内部に形成さ
れた暗室である煙監視空間Dに発光ダイオードよりなる
投光素子1からの光を照射し、煙監視空間Dに存在する
煙粒子による散乱光をシリコンフォトダイオードよりな
る受光素子2で受光するように構成されている。遮光体
12は、図に示すように、水平断面が略く形に形成さ
れた多数の遮光板12aを周部に配列したものであっ
て、外光が内部に導入されないように遮光した状態で各
遮光板12の間に形成された間隙を通して煙粒子を内部
に導入するように形成されている。
【0003】投光素子1と受光素子2とは、投光素子1
からの直接光が受光素子2に入射しないような位置関係
に配置される。煙監視空間Dに煙粒子が導入されていれ
ば、投光素子1から煙監視空間Dに照射された光は煙粒
子によって散乱され、この散乱光が受光光学系4を通し
て受光素子2に入射するのである。したがって、煙粒子
が存在しなければ、煙監視空間Dの内部の反射等による
微弱な光以外の光は受光素子2には入射せず、受光素子
2での受光レベルはほとんど無視できる程度のものであ
り、煙粒子が存在すれば、煙濃度に応じて受光素子2で
の受光レベルが増加することになる。このような受光素
子2による受光レベルの変化を煙検出回路3で検出する
ことによって煙粒子を検出するのである。ここにおい
て、受光光学系4は、煙監視空間Dからの散乱光を反射
して光の進行方向を変更するプリズム部4aと、プリズ
ム部4aにより偏向された光を受光素子2の受光面に集
光させるレンズ部4bとを一体に備えるように透明合成
樹脂などによって形成される。また、発光素子1および
受光光学系4は光学基台14に固定されている。
【0004】煙検出回路3は、たとえば、図のような
構成を有している。すなわち、感知器回線L1 ,L2
接続され感知器回線L1 ,L2 から電源電圧を取り出す
ダイオードブリッジ21および定電圧回路22と、感知
器回線L1 ,L2 の線間を短絡可能なスイッチ要素23
と、投光素子1を間欠的に発光させるとともに内部回路
に間欠的に給電する間欠通電回路24と、受光素子2の
出力を増幅する増幅回路25と、増幅回路26の出力を
所定の閾値Tと比較する比較回路26と、投光素子1の
発光に同期して増幅回路25の出力が比較回路26に設
定された閾値Tを越えた回数を計数し計数値が所定値に
なるとスイッチ要素23にオンにするカウンタ27とを
備えている。
【0005】ところで、受光素子2と煙検出回路3とを
設けたチップ5が提供されており、図(a)に示すよ
うに、このようなチップ5はプリント基板である回路基
板6に実装される。チップ5を回路基板6に実装しただ
けでは、チップ5の電気的接続部が露出していて絶縁不
良が生じるおそれがあるから、チップ5を回路基板6に
実装した後には、図(b),図に示すように、チッ
プ5を透明樹脂15によって覆うのが普通である。透明
樹脂15はチップ5を実装した後に注入されるから、硬
化前の液状の透明樹脂15が流れないように、チップ5
を実装する部位の周囲には堰止め用の周壁16が形成さ
れる。また、透明樹脂15を用いているのは受光素子2
に光が入射できるようにするためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、
ップ5がシールドされていないため、雑音によって受光
素子2や煙検出回路3が誤動作する虞があった。
【0007】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、雑音による誤動作を低減した光電式煙感知器
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、煙監視空間に
光を照射する投光素子と、煙監視空間に存在する煙粒子
による散乱光を受光する受光素子と、受光素子の受光レ
ベルの変化に基づいて煙監視空間の煙粒子を検出する煙
検出回路とを備えた光電式煙感知器を共通の構成とする
ものである。
【0009】
【0010】そして、請求項の発明は、雑音による誤
動作を低減させることを目的とする構成であって、受光
素子と煙検出回路とを囲むとともに煙監視空間からの散
乱光を受光素子に入射させる透孔を備えた箱状の電磁シ
ールド部材と、電磁シールド部材の外側に配設されてい
て煙監視空間からの散乱光を集光し透孔を通して受光素
子に入射させる受光光学系とを備え、受光光学系の焦点
の位置は透孔付近に設定されているのである。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、電磁シールドによっ
て受光素子および煙検出回路を囲んでいることによって
外来雑音による誤動作が低減され、さらに、電磁シール
ドの外部に設けた受光光学系の焦点の位置を受光素子に
光を導入するための透孔付近に設定していることによっ
て透孔の直径を必要最小限に小さくすることができるの
であって、透孔を通して入射する雑音を低減して雑音に
よる誤動作を一層低減できるのである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】本的な構成は従来例と同様であるから、以
下の説明では相違する点についてのみ述べる
【0018】
【0019】
【0020】実施例は、図に示すように、回路基板
6を囲むように金属によって形成された箱状の電磁シー
ルド部材9を設けたものである。受光素子2および煙検
出回路3を設けたチップ5は電磁シールド部材9の内側
に納装され、また、発光素子1および受光光学系4は電
磁シールド部材9の外側に配設される。したがって、電
磁シールド部材9には、回路基板6に実装された発光素
子1のリード線1aを挿通するための貫通孔17と、受
光光学系4を通った光を受光素子2に導入するための透
孔18とが必要である。回路基板6の接続を感知器回線
に接続するための端子には貫通コンデンサ20が用いら
れる。ここで、貫通孔17や透孔18の直径が大きい
と、貫通孔17や透孔18を通して外来雑音が電磁シー
ルド部材9の内部空間に入射しやすくなり、外来雑音に
よる誤動作が生じることになる。
【0021】そこで、本実施例では、貫通孔17および
透孔18の直径を小さくすることによって外来雑音によ
る誤動作を低減しているのである。すなわち、貫通孔1
7については、図に示すように、リード線1aを絶縁
材料よりなるチューブ19に通し、リード線1aと貫通
孔17との間にチューブ19を介在させることによっ
て、貫通孔17の直径を小さくすることができるように
なっている。チューブ19の外径は貫通孔17の内径に
等しく設定される。また、一般に発光素子1は2本のリ
ード線1aを備えているから、各リード線1aごとにそ
れぞれ貫通孔17を形成し、各リード線1aごとにそれ
ぞれチューブ19を設けるのが望ましい。一方、透孔1
8については、図に示すように、受光光学系4の焦点
の位置を透孔18の近傍に設定することによって、透孔
18の位置で光線束がもっとも絞られるようにして透孔
18の直径を小さくできるようにしている。この構成で
は、受光光学系4の焦点が受光素子2の受光面に位置し
ていないが、受光素子2と受光光学系4と電磁シールド
部材9との位置関係を適当に設定すれば、受光光学系4
を通過したすべての光線束を受光素子2に導くことがで
きるから、感度の低下は生じないものである。
【0022】以上の構成を採用すれば、貫通孔17や透
孔18の直径を必要最小限に小さくすることができて、
電磁シールド部材9の内部に入射する外来雑音を少なく
することができ、外来雑音による誤動作を低減できるの
である
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、電磁シールドによっ
て受光素子および煙検出回路を囲んでいることによって
外来雑音による誤動作が低減され、さらに、電磁シール
ドの外部に設けた受光光学系の焦点の位置を受光素子に
光を導入するための透孔付近に設定していることによっ
て透孔の直径を必要最小限に小さくすることができるの
であって、透孔を通して入射する雑音を低減して雑音に
よる誤動作を一層低減できるという利点がある。
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す要部の断面図である。
【図2】実施例を示す要部の断面図である。
【図3】実施例を示す要部の断面図である。
【図4】本発明に係る光電式煙感知器の基本構成を示す
断面図である。
【図5】本発明に係る光電式煙感知器に用いる遮光体を
示す平面図である。
【図6】本発明に係る光電式煙感知器の煙検出回路を示
すブロック回路図である。
【図7】従来例を示し、(a)は透明樹脂の注入前の要
部の斜視図、(b)は透明樹脂の注入後の要部の斜視図
である。
【図8】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 投光素子 2 受光素子 3 煙検出回路 4 受光光学系 5 チップ 6 回路基板 7 パッケージ 8 窓部材 9 電磁シールド部材 17 貫通孔 18 透孔 19 チューブ
フロントページの続き (72)発明者 長岡 暁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−111997(JP,A) 特開 昭63−38270(JP,A) 特開 平1−130596(JP,A) 特開 昭62−277521(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/107 G01N 21/53 G01D 5/36 H01L 31/12 H01L 31/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙監視空間に光を照射する投光素子と、
    煙監視空間に存在する煙粒子による散乱光を受光する受
    光素子と、受光素子の受光レベルの変化に基づいて煙監
    視空間の煙粒子を検出する煙検出回路とを備えた光電式
    煙感知器において、受光素子と煙検出回路とを囲むとと
    もに煙監視空間からの散乱光を受光素子に入射させる透
    孔を備えた箱状の電磁シールド部材と、電磁シールド部
    材の外側に配設されていて煙監視空間からの散乱光を集
    光し透孔を通して受光素子に入射させる受光光学系とを
    備え、受光光学系の焦点の位置は透孔付近に設定され
    ことを特徴とする光電式煙感知器
JP01251292A 1992-01-28 1992-01-28 光電式煙感知器 Expired - Lifetime JP3165212B2 (ja)

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JP2010238095A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nohmi Bosai Ltd 光電式煙感知器

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