JPS6227779A

JPS6227779A - 転写装置の転写ドラム

Info

Publication number: JPS6227779A
Application number: JP16685885A
Authority: JP
Inventors: Hajime Koyama; 一小山
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-07-30
Filing date: 1985-07-30
Publication date: 1987-02-05
Anticipated expiration: 2010-04-10
Also published as: JPH0731462B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】弦生圀互本発明は、転写紙担持体として絶縁性フィルムを用いた
転写ドラムによる静電転写装置に関するものである。

麓」Ｕ支度第２図は転写ドラムを用いる複写機の転写装置の説明図
で、像担持体（感光体ドラム）１表面に形成されたトナ
ー顕像を、転写チャージャ２を内蔵した転写ドラム３の
表面に担持された転写紙４に転写するよう構成されてい
る。な台、転写紙４は、給紙コロ５により給紙部より送
り出され、レジストローラ６によりダイミングを合せて
転写ドラム３に供給され、感光体ドラム１と転写ドラム
３に挟持され、転写チャージャ２によりトナー顕像を転
写され、分離チャージャ７、分離爪８により転写ドラム
３より分離され、搬送装置９により搬送され、定着装置
１０で定着された後、排紙コロ１１により外部に排出さ
れる。

ところで、従来の転写ドラムは、第３図に示すように、
絶縁性フィルム１２を巻付けるために、転写ドラム枠体
の左右のリング部材１３の内側に段差ｄによる小径部１
４が設けられているが、その径差は巻付用絶縁性フィル
ム１２の膜厚ｔの丁度２倍、即ち、段差ｄは膜厚ｔと等
しくなっており、段差ｄを設けた小径部１４に絶縁性フ
ィルム１２を巻付けると、リング部材の大径部１５が感
光体ドラム１に圧接する第３図のような状態では、絶縁
性フィルム１２の端部も、やはり感光体ドラム１に圧接
し、かつ、リング小径部１４にも圧接している状態とな
る。（なお、絶縁性フィルムの膜厚は大体１００μｍの
ものが使用される。）ここで、転写紙４に厚手の紙や剛性の強い紙を用いると
、絶縁性フィルム１２と転写ドラム枠体とで構成する円
筒のフィルム部中央付近に大きな歪みが発生し易くなり
、転写域において、感光体ドラム１．転写紙４、絶縁性
フィルム１２の三者の同時密着がなされなくなるケース
がある。このため。

転写不良や転写抜けも発生し易い。

１度本発明は、カラー複写機における転写装置の改良を目的
とするもの、即ち、絶縁性フィルムを支持部材（枠体）
に保持した転写ドラムを用いるフルカラー用の転写機構
においては、厚手の転写紙や剛性の強い転写紙を用いる
と、局部的に転写抜けが出る場合があったが、本発明は
、転写ドラム方式を用いるに際し、このような転写抜け
を防止しようとするものである。

１腹以下、本発明を図面に示す実施例に従って説明する。

第１図は本発明による転写ドラム３と感光体ドラム１と
の圧接状態を示す断面図で、従来例を示す第３図との相
違は、フィム巻付用リンク部材１３の構造にある。なお
、各部分には従来例の場合と同じ符号を使用しており、
符号１６は高圧電源、１７は制御回路、を示している。

即ち、従来は、フィルム巻付用リンク部材１３の大径部
１５と小径部１４の段差ｄは、絶縁性フィルム１２の膜
厚ｔと同等であってか１本発明においては、この段差ｄ
を、絶縁性フィルム１２の膜厚ｔ　（５０〜１３０μｍ
が好適）と転写紙４の最大紙厚Ｓの合計Ｄ（＝ｔ＋ｓ）
よりも大にした点を特徴とするものである。

本発明のようにすると、従来生じていた、転写ドラム３
、転写紙４、感光体ドラムｌの密着による絶縁性フィル
ム１２への歪み力が非常に少なく、局部的な転写不良が
著しく改良される。

例えば、絶縁性フィルム膜厚ｔが１００μｍ、転写紙４
の最大紙厚Ｓが２００μｍの場合には、段差ｄを３００
μｌｌ１（１００＋２００μ１ｍ）以上とすればよい。

なお、従来、絶縁性フィルムは、転写ドラム枠体にフィ
ルム巻付用リング部材大径部１５より少し大径（平均）
の円筒が形成されるよう、上記リング部材の小径部１４
外径に対し少し弛みを持たせる（１〜２＋＋ａ）ように
している。

本発明でも上記のような考え方を応用し、リング部材小
径部１４周囲に巻付けられた絶縁性フィルムと枠体で構
成される円筒部外周長を、絶縁性フィルム巻付用リング
部材の大径部周長と等しいが、これより少し長くするこ
とにより、絶縁性フィルムの構成する転写ドラム用円筒
の最大径が感光体ドラムの外径と略等しくなるようにな
っている。

また、従来例１本発明共に感光体ドラム最大径（Ｓｅ感
光層蒸着の画像使用領域）と絶縁性フィルム巻付用リン
グ部材大径部１５の径が全く同じだと、フルカラーの場
合、１枚の転写紙に３〜４色転写した後、転写ドラムよ
り剥離し、定着を経てコピー画像を得たとき、色ズレの
殆どない良好なコピー画像が得られている。

紘果本発明によれば、絶縁性フィルム巻付リング部材の絶縁
性フィルム巻付小径部の段差を、絶縁性フィルム膜厚と
最大転写紙厚の和と等しいかこれより少し大きくするこ
とにより、転写時における、感光体ドラム、転写紙、絶
縁性フィルム密着による絶縁性フィルムの歪み力が非常
に少なくなり、局部的な転写不良が著しく改良され、ま
た、リング部材小径部周囲に巻付けられた絶縁性フィル
ムと枠体で構成される円筒部外周長を、絶縁性フィルム
巻付用リング部材の大径部周長と等しいか。

これより少し長くすることにより、絶縁性フィルムが感
光体ドラムに常に正しい位置で対面するようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による転写ドラムと感光体ドラムとの圧
接状態を示す断面図、第２図は転写ドラムを用いる複写
機の転写装置の説明図、第３図は従来例を示す第１図と
同様の図、である。Ｊ・・・感光体ドラム、　　　２・・・転写チャージャ
。３・・・転写ドラム、　　　　４・・・転写紙、１２・
・・絶縁性フィルム、　工３・・・リング部材、１４・
・・小径部、　　　　　１５・・・大径部、ｄ・・・段
差、　　　　　ｔ・・・絶縁性フィルム膜厚。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）像担持体表面に形成されたトナー顕像を、転写チ
ャージャを内蔵した転写ドラムの表面に担持された転写
紙に転写するよう構成された転写装置において、転写ド
ラム用枠体の絶縁性フィルム巻付用リング部材の絶縁性
フィルム巻付部分の外径を、前記リング部材外径に対し
絶縁性フィルム膜厚よりも大きい段差を有する小径とし
たことを特徴とする転写装置の転写ドラム。
（２）小径側周囲に巻付けられた絶縁性フィルムと枠体
で構成される円筒部外周長を、絶縁性フィルム巻付用リ
ング部材の大径外側周長と等しいか、これより少し長く
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の転写
装置の転写ドラム。