JPS62276239A - スロツトルバルブの制御装置 - Google Patents

スロツトルバルブの制御装置

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JPS62276239A
JPS62276239A JP11791386A JP11791386A JPS62276239A JP S62276239 A JPS62276239 A JP S62276239A JP 11791386 A JP11791386 A JP 11791386A JP 11791386 A JP11791386 A JP 11791386A JP S62276239 A JPS62276239 A JP S62276239A
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JP
Japan
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opening
throttle valve
speed
valve
deviation
Prior art date
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Application number
JP11791386A
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English (en)
Inventor
Takafumi Inagaki
稲垣 隆文
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS62276239A publication Critical patent/JPS62276239A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は内燃機関のスロットルバルブの開度を制御する
スロットルバルブの制御装置に関する。
[従来技術] 従来、内燃機関の吸気系に設けられて、吸気量を制御す
るスロットルバルブには、アクセルペダルで直接制御i
I+1される型式の仙に、コンピュータ等からの目標指
示開度に向ってモータで開閉駆動される型式が用いられ
ている。上記コンピュータ等でスロワ1〜ルバルブの開
閉弁を制御する技術としては、特願昭60−13058
5号に挙げられている副スロツトルバルブを制御する技
術がある。
該技術は、副スロツトルバルブを制御して、車両のトク
ションコントロールを行なうものである。
上記技術では、コンピュータからの目標開度と実開度と
の開度差に応じて開閉弁制御が行なわれている。すなわ
ち、上記開度差が小さくなるにしたがって、スロットル
バルブの開閉弁速度を遅くする技術である。該技術では
開閉弁制御の手段として、モータに加える電源のデユー
ティ比を上記開度差に応じてマツプ等から篩用する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記従来の技術では、スロットルバルブの
開度制御が温度等の諸条件に大きく左右されて、適正に
行なわれない場合の発生する問題がめった。
すなわち、スロットルバルブを駆動するモータは、第1
2図に示すようにたとえばデユーティ比DUTYKでは
、モータの負荷トルクL1〜L2範囲内でのみ適正に駆
動される。そして、負荷トルク上1未満ではハンチング
が発生し、L2より大きい範囲では、作動遅れが発生す
る。このため上記開度制御では、第13図に実線で示す
ように、設定温度の範囲内では、時点TSにて目標開度
が指示されると、スロットルバルブの開度が速やかに目
標開度に収束する。一方、該図に1点破線で示すように
、負荷トルクの大きい低温時には、モータ特性の変動(
例えば静摩擦トルクの増大)、又は、電源電圧の変動等
で、従来のデユーティ−比制御では、作動遅れが発生す
る。他方、該図に点線で示すように、負荷トルクの小ざ
い高温時には、例えば静摩擦トルクの減少等で、ハンチ
ングが発生する。したがって、上記従来の技術では、ス
ロットルバルブの開度制御が適切に行なわれなくなる場
合の発生、および上記ハンチングを内燃機関が加速と判
断して、非同期噴射を行なう場合の発生等の問題があっ
た。
本発明は、上記従来の問題を解決して、スロットルバル
ブのハンチング防止と制御の応答性が両立するスロット
ルバルブの制御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決して、本発明の目的を達成する手段と
して、第1図に示すように、 内燃機関Aの吸気系Bに設けられるスロットルバルブC
と、 該スロットルバルブCを開閉弁駆動する駆動手段りと、 上記スロットルバルブCの開度を検出するスロットル開
度検出手段Eと、 上記スロットルバルブCの目標開度を指令する目標開度
指令手段Fと、 上記スロットルバルブCの開度と目標開度との開度差を
算出する開度差算出手段Gと、上記開度差に応じた上記
スロットルバルブCの開閉弁速度を上記駆動手段りに指
令する駆動速度指令手段目と、 を備えるスロットルバルブの制御装置において、上記開
度差が所定以内の偏差を判定する偏差判定手段Iと、 上記所定以内の偏差のときに、上記駆動速度指令手段1
−1にて指令される開閉弁速度を所定間閉弁速度に向っ
て制御する速度変更手段Jと、を備えることを特徴とす
るスロットルバルブの制御装置を要旨とする。
上記駆動手段りとは、例えばスロットルバルブCである
副スロツ1〜ルバルブ、リンクレススロットルバルブ等
の開度をDCモータ、又は、ステップモータ等で制御す
る手段である。
上記駆動速度指令手段1−1とは、例えば上記DCモー
タに加える電力のデユーティ比、および、電流の方向を
制御する手段である。
上記目標開度指令手段Fとは、例えばトラクションコン
トロールを行なう制御装置等であって、内燃機関Aの出
力を制御するためにスロットルバルブCの目標開度を指
示するものでおる。
上記速度変更手段Jとは、例えばスロットルバルブの実
開度と目標開度との偏差が小さくなった場合に、スロッ
トルバルブCの開閉弁速度を所定の値に向って制御する
ものである。
[作用] 本発明では、スロットル開度検出手段Eの検出値と目標
開度指令手段Fの指令値との開度差を開度差算出手段G
が算出している。そして、上記開反差が大きい場合には
、該開度差に応じて、駆動速度指令手段目が駆動手段り
に指令して、上記開度差がなくなる方向にスロットルバ
ルブCの開閉弁制御をしている。一方、上記開度差が所
定以内の場合には、偏差判定手段Iにて、所定以内の偏
差であるとの判定がされる。そして、該所定以内の偏差
のときに、速度変更手段Jが上記駆動速度指令手段目に
て指令される開閉弁速度を所定開閉弁速度に向って制御
する。
したがって、本発明により、例えばスロットルバルブC
の実開度と目標開度との偏差が大きい場合には、速い開
閉弁速度でスロットルバルブが開閉弁される。一方、上
記偏差が小さい場合には、開閉弁速度が所定の速度に向
って制御される。
この結果、温度の変化によって、モータの負荷が変動し
やすい装置に用いても、応答性とハンチング防止とが両
立する。すなわら、モータの負荷が大きい低温時であっ
ても、目標開度に達する速度が遅くならないので、高い
応答性が保たれる。
一方、モータの負荷が小ざい高温時であっても、所定以
内の偏差領域で、開閉弁速度が所定開閉弁速度に向って
制御されているので、急激な開閉弁の繰り返しくハンチ
ング)がなくなる。
[実施例] 以下に本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第2図は、本実施例の概略構成図であり、ガソリンエン
ジンを備えたフロントエンジン・リヤドライブ(FR方
式)の自動車に本発明を適用したものである。図におい
て、1はエンジンで4気筒の燃料噴射式エンジンであっ
て、該エンジン1には、吸気管2、エアフロメータ3、
吸入空気中に燃″!31を噴射する各気筒毎に設けられ
た燃料噴射弁4、点火プラグ5(図では燃料噴射弁4、
点火プラグ5は1気筒分のみ図示している。)、点火プ
ラグに高電圧を供給するディストリビューに6、歯車と
電磁ピックアップからなるエンジン回転数センサ7、リ
ンク機構を介してアクセルペダル9の踏込に応じて駆動
されて吸気量を調節する主スロツトルバルブ8、この主
スロツトルバルブ8の上流に設けられ加速スリップ制御
時に吸気mを調節する副スロツトルバルブ10、この副
スロツトルバルブ10を駆動するDCモータ11、主ス
ロツトルバルブ8のスロットル開度を検出する主スロツ
トルセンサ12、副スロツトルバルブ10のスロットル
開度を検出する副スロツトルセンサ13等が設けられて
いる。尚このスロットルセン1ノ″12.13はそれぞ
れ上記各スロットルバルブ8゜10の開度に応じた検出
信号を出力するものである。
一方、20.21は各々左右の駆動輪を表わし、エンジ
ン1の動力がトランスミッション22.プロペラシャフ
ト23等を介して伝達される。また24.25は各々左
・右駆動輪20.21の回転速度を検出する左・右駆動
輪速度センサ、26゜27は自動車の走行に伴い回転さ
れる左・右の遊動輪、28.29は各々左・右′ti動
輪速度センサである。尚、これらのセンサ24.25.
28゜29は歯車と電磁ピックアップから構成される。
次に30はマイクロコンピュータを用いて構成された電
子制御回路であって、第3図に示すように構成されてい
る。第3図の電子制御回路30には、上記各センサにて
検出されたデータをi+制御プログラムに従って入力及
び演算し、DCモータ11を駆動制御するための処理を
行なうセントラルプロセシングユニット(CPU)31
、上記制御プログラムやマツプ等のデータが格納された
り−ドオンリメモリ(ROM>32、上記各センサから
のデータや演算制御に必要なデータが一時的に読み書き
されるランダムアクセスメモリ(RAM>33、波形整
形回路や各センサの出力信号をCPtJ31に選択的に
出力するマルチブレクリ′等を備えた入力部34、DC
モータ11をCPU31からの制御信号に従って駆動す
る駆動回路を備えた出力部35、CPU31.ROM3
2等の各素子及び入力部34、出力部35を結び、各種
データの通路とされるパスライン36、上記各部に電源
を供給する電源回路37を夫々表わしている。
この電子制御回路30では上記左駆動輪速度セン4〕2
4、右駆動輪速度センサ25及び左遊動輪速度センサ2
8、右遊動輪速度センサ29等の各種検出信号を受け、
車両加速時に加速スリップが生じることなく最大の加速
性が得られるよう、副スロツトルバルブ10の開度を調
整するDCモータ11に本発明のデユーティ制御をして
、駆動信号を出力して、エンジン出力を抑制する加速ス
リップ制御を実行するほか、上記エアフロメータ3やエ
ンジン回転数センサ7等により検出されるエンジン1の
運転状態に応じて燃料噴射量や点火時期を制御する、周
知のエンジン制御も合わせて実行する。
以下、上記電子制御回路30で実行される加速スリップ
制御、および、副スロツトルバルブ10の開度制御につ
いてフローチセートに沿って詳しく説明する。
まず第4図は左・右駆動輪20.21の加速スリップを
検出すると共に副スロツトルバルブ10の開度を設定し
、DCモータ11の開閉弁速度VS@痒出する加速スリ
ップ判定ルーチンを表わしており、この処理を所定時間
毎にくり返し実行することで加速スリップを常に監視す
ることができるのでおる。
処理が開始されるとまずステップ101を実行し、上記
各車輪に設けられた速度センサ24,25.28.29
からの検出信号及び各スロットルセン1ノ°12,13
からの検出信号を読み込み、左・右駆動輪の平均回転速
度Vr’  (以下、駆動輪速度という。)、左・右遊
勤輪の平均回転速度■f、(以下、遊動輪速度という。
)、主スロツトル開度θ1及び副スロツトル間度θ2を
算出する。
次にステップ102では上記水められた遊動輪速度■f
に基づき、加速スリップを判定するための基準車輪速度
ytを次式 %式% を用いて算出する。尚この係数1.2は、加速時に駆動
輪のタイヤと路面との間に最大摩隙力が生じ、最適な加
速性が1qられるよう、即らスリップ率が20%になる
よう駆動輪の回転を制御するため設定された値である。
ステップ102にて基準車輪速度Vtが算出されると、
ステップ103に移行して、上記ステップ101にて求
められた駆動輪速度vrが基準車輪速度Vtを越えたか
否か、即ち駆動輪のスリップ率が20%を越え、タイヤ
が空転し始めたか否かを判断する。そしてvr >vt
の場合には、その加速スリップを防止するため、DCモ
ータ11を副スロツトルバルブ10の閉方向に駆動する
旨を表わすフラグFをステップ104にてセットして次
ステツプ105に移行する。
ステップ105では副スロツトルバルブ10を閉じる際
の、副スロツトルバルブ10の目標開度θ20を、遊動
輪速度V[をパラメータとする第7図に示すようなマツ
プAを用いて設定し、ステップ106に移行する。
一方上記ステップ103でVr≦Vtである旨判断され
ると、即ち、駆動輪に加速スリップが生じていない旨判
断されると、ステップ107に移行してフラグFをクリ
アする。そして次ステツプ108では、副スロットルバ
ルブ10の目標開度θ20を、駆動輪速度Vrと基準車
輪速度ytとの偏差速度1Vr−Vtlをパラメータと
する第8図に示すようなマツプBを用いて算出し、ステ
ップ109に移行する。
ステップ109においては上記ステップ108にて求め
られた副スロツトルバルブ10の目標開度θ20が主ス
ロツトル開度θ1より大きいか否かを判断する。モして
θ2o>01である場合にはステップ110に移行して
、目標開度θ20に01の値を設定し、ステップ106
に移行し、θ20≦01である場合にはそのままステッ
プ106に移行する。
尚上記ステップ108ないしステップ110の処理は、
駆動輪に加速スリップが生じていない場合、副スロット
ルバルブ10を全開すると再度加速スリップが生じた際
の応答性が遅れることを考慮して付加された処理であっ
て、加速スリップが発生しそうな時には副スロツトルバ
ルブ10の開方向への駆動を制限すると共に、その開度
を主スロツI〜ルバルブ8の開度以上とする必要はない
ので、目標開度θ20が主スロットルバルブ8のスロワ
1〜ル開度θ1を越えないよう制限しているのである。
以上のように副スロツトルバルブ10の目標開度θ20
が設定されると、ステップ106が実行されるが、この
ステップ106ではDCモータ11の開閉弁速度vSを
制御する。この開閉弁速度VSの制御は、後述第6図の
デユーティ比補正ルーチンにて設定された値にもとづい
て行なわれる。
次に第5図は上記第4図の加速スリップ判定ルーチンで
求められたDCモータ11の開閉弁速度vS及びフラグ
Fの値を基にDCモータを副スロツトルバルブ10の開
方向、あるいは閉方向に駆動して、実際にスリップ制御
を実行する、スリップ制御ルーチンを表わしている。
この処理は所定時間毎の割り込みにより実行される。処
理が開始されるとまずステップ201を実行し、フラグ
Fがセットされているか否か、即ち現在加速スリップ発
生中で副スロツトルバルブ10を閉方向に駆動するのか
否か、を判断する。
そしてフラグFがセットされている場合にはステップ2
02に移行して、DCモータ11を前記ステップ106
で設定された開閉弁速度VSで副スロツトルバルブ10
の閉方向に駆動する。一方上記ステップ201にてフラ
グFがリセット状態である旨と判断されるとステップ2
03に移行して、DCモータ11を上記開閉弁速度VS
でajスロットルバルブ10の開方向に駆動する。
次に、本実施例の要旨である。副スロツトルバルブ10
の開閉弁速度VSの制御例を第6図にもとづいて説明す
る。該図のフ[1−チャートは、4ms毎に、第4図の
ステップ106に示す開閉弁速度■S、つまりDCモー
タ11に加えられる電源のデユーティ比を補正するもの
である。
まず、ステップ300では現在の副スロツトルバルブ1
0の開閉弁速度VSIを算出する。すなわち、該ステッ
プでは、4ms間のデユーティ比の変化量から、上記開
閉弁速度VSI@算出する。
次いで、ステップ310では目標開度θ20と実際の副
スロツトルバルブ10の副スロツトル開度θ2との偏差
Dθ(=1020−021)が所定偏差により大きいか
否かを判定する。上記ステップ310にてDθ〉Kであ
る旨判定されると、すなわち、偏差Dθが大きい旨判定
されると、ステップ320に移行して、開閉弁速度VS
に対応するデユーティ比DLITYを、偏差Dθ(=1
020−θ21)をパラメータとする第9図に示すよう
なマツプCを用いて設定し、ステップ330に移行する
ステップ330では後述するステップ340〜360に
てデユーティ比を補正するために用いるカウンタnをク
リアする。
一方、上記ステップ310にて偏差Dθが小ざいくDθ
≦K)と判定された場合には、ステップ340に移行し
て、デユーティ補正比ΔDUTYを、開閉昇速°度VS
Iをパラメータとする第10図に承りようなマツプDを
用いて算出する。
次いでステップ350にてカウンタnをインクリメン1
〜した後、ステップ360に移行する。ステップ360
では開閉弁速度vSに対応するデユーティ比DUTYを
上記デユーティ補正比ΔDUTYで補正する。すなわち
、該ステップ360では、デユーティ比DLJTYnを
補正するものであって、該第6図に示すフローチャート
を先回実行した際に補正されたデユーティ比DUTYn
−1に、ΔDUTYを加算する処理が行なわれる(DU
TYn +−DLJTYn−1+ΔDUTY>、したが
って、該ステップ360では、上記マツプDにしたがう
デユーティ補正比ΔDUTYでデユーティ比DUTYが
補正されて、上記開閉弁速度vSが第10図の所定開閉
弁速度VSKに向って制御されることになる。
以上に説明したように、スリップ制御において、副スロ
ツトルバルブ10の開度θ2を目標スロットル開度θ2
0に制御する場合に、本実施例を適用することで、偏差
Dθ(=1020−021)が大きい場合には、副スロ
ツトルバルブ10の開閉弁速度を速くすることができる
。一方、偏差Dθが小ざい場合には、現在の開閉弁速度
VSIに応じてデユーティ比DUTYを、所定のVSK
に向って制御することで、副スロツトルバルブ10の開
閉弁速度が所定の速度になる。したがって、本実施例を
用いることで、第11図の実線に示す副スロツトルバル
ブ10の開度θ2と目標スロットル開度θ20との偏差
Dθが所定偏差Kを越えている時点T1以前では、速い
開閉弁速度■Sを設定して、目標開度θ20に達する速
度を速くすることができる。一方、上記偏差Dθが所定
偏差に以内になる時点T1以1麦では、開閉弁速度vS
を所定開閉弁速度VSKに向って制御することができる
この結果、開閉弁速度vSが急激に変動しなくなるので
、副スロツトルバルブ10のハンチングが発生しなくな
る。なお該図の点線は従来の目標開度θ20に向って開
閉弁速度VSを制御した場合の曲線である。
従って、本実施例を用いることで、目標開度に達する速
度が速く、かつ、達した俄の収束性が高いスロットルバ
ルブの制御装置の提供ができる。
[発明の効果] 本発明では、スロットル開度検出手段Eの検出値と目標
開度指令手段Fの指令値との開度差を開度差算出手段G
tfi緯出している。そして、上記開度差が大きい場合
には、該開度差に応じて、駆動速度指令手段ト1が駆動
手段りに指令して、上記開度差がなくなる方向にスロッ
トルバルブCの開閉弁制御をしている。一方、上記開度
差が所定以内の場合には、偏差判定手段Iにて、所定以
内の偏差であるとの判定がされる。そして、該所定以内
の偏差のときに、速度変更手段Jが上記駆動速度指令手
段ト1にて指令される開閉弁速度を所定開閉弁速度に向
って制御する。
したがって、本発明により、例えばスロットルバルブC
の実開度と目標開度との8差が大きい場合には、速い開
閉弁速度でスロットルバルブが開閉弁される。一方、上
記偏差が小ざい場合には、開閉弁速度が所定の速度に向
って制御される。この結果、偏差が大きい範囲では、ス
ロットルバルブCに加わっている負荷が大きくても速い
開閉弁速度でスロットルバルブCが開閉弁される。一方
、偏差が小ざい範囲では、スロットルバルブCに加わっ
ている負荷が小ざくでも適正な開閉弁速度でスロットル
バルブCが開閉弁される。
したがって、たとえば温度の変化によって、モータの負
荷が変動しやすい装置に用いても、応答性とハンチング
防止とが両立する。すなわら、モータの負荷が大きい低
温時であっても、目標開度に達する速度が遅くならない
ので、高い応答性が保たれる。一方、モータの負荷が小
さい高温時であっても、所定以内の偏差領域で、開閉弁
速度が所定開閉弁速度に向って制御されているので、急
激な開閉弁の繰り返しくハンチング)がなくなる。
したがって本発明を用いることで、諸条件(温度、電圧
等)に左右されることなく応答性が高く、かつ、目標開
度への収束速度が速いスロットルバルブの制御装置の提
供ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を表わすブロック図、第2図ない
し第11図は本発明の一実施例を示し、第2図はその概
略構成図、第3図は電子制御回路を表わずブロック図、
第4図は電子制御回路で実行される加速スリップ制御の
加速スリップ判定ルーヂンの制御プログラムを表わすフ
ローチャート、第5図は同じくスリップ制御ルーチンの
制御プログラムを表わすフローチャート、第6図はデユ
ーティ比補正ルーヂンを示すフローチャート、第7図お
よび第8図は夫々加速スリラフ判定ルーヂンで用いられ
るマツプAおよびマツプBの内容を表わす線図、第9図
および第10図は夫々デユーティ比補正ルーチンで用い
られるマツプCおよびマツプDの内容を表わす線図、第
11図は本実施例のタイミングチャート、第12図は従
来のモータの負荷特性を示すグラフ、第13図は従来の
タイミングチャートである。 A・・・内燃機関 B・・・吸気系 C・・・スロットルバルブ D・・・駆動手段 E・・・スロットル開度検出手段 [:・・・目標開度指令手段 G・・・開度差算出手段 トド・・駆動速度指令手段 ■・・・偏差判定手段 J・・・速度変更手段 8・・・主スロツトルバルブ 9・・・アクセルペダル 10・・・IIスロットルバルブ 11・・・DCモータ 12・・・主スロツトルセンサ 13・・・副スロツトルセンサ 24・・・左駆動輪速度センサ 25・・・右駆動輸速度センザ 30・・・電子制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の吸気系に設けられるスロットルバルブと、 該スロットルバルブを開閉弁駆動する駆動手段と、 上記スロットルバルブの開度を検出するスロットル開度
    検出手段と、 上記スロットルバルブの目標開度を指令する目標開度指
    令手段と、 上記スロットルバルブの開度と目標開度との開度差を算
    出する開度差算出手段と、 上記開度差に応じた上記スロットルバルブの開閉弁速度
    を上記駆動手段に指令する駆動速度指令手段と、 を備えるスロットルバルブの制御装置において、上記開
    度差が所定以内の偏差を判定する偏差判定手段と、 上記所定以内の偏差のときに、上記駆動速度指令手段に
    て指令される開閉弁速度を所定開閉弁速度に向って制御
    する速度変更手段と、 を備えることを特徴とするスロットルバルブの制御装置
JP11791386A 1986-05-21 1986-05-21 スロツトルバルブの制御装置 Pending JPS62276239A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125937A (ja) * 1988-11-07 1990-05-14 Hitachi Ltd 電子式弁開度制御装置
JP2017020350A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 株式会社ケーヒン 電子制御スロットル装置
CN107121996A (zh) * 2017-07-04 2017-09-01 南京信息工程大学 一种恒温恒湿控制装置及控制方法

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