JPS62275810A - 車両用サスペンシヨン - Google Patents

車両用サスペンシヨン

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JPS62275810A
JPS62275810A JP20027086A JP20027086A JPS62275810A JP S62275810 A JPS62275810 A JP S62275810A JP 20027086 A JP20027086 A JP 20027086A JP 20027086 A JP20027086 A JP 20027086A JP S62275810 A JPS62275810 A JP S62275810A
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JP
Japan
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toe
vehicle
connecting member
suspension
wheel
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Application number
JP20027086A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kurusu
来栖 俊郎
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/18Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
    • B60G3/20Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
    • B60G3/202Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid having one longitudinal arm and two parallel transversal arms, e.g. dual-link type strut suspension
    • B60G3/205Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid having one longitudinal arm and two parallel transversal arms, e.g. dual-link type strut suspension with the pivotal point of the longitudinal arm being on the vertical plane defined by the wheel rotation axis and the wheel ground contact point
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/001Suspension arms, e.g. constructional features
    • B60G7/003Suspension arms, e.g. constructional features of adjustable length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • B60G2200/14Independent suspensions with lateral arms
    • B60G2200/144Independent suspensions with lateral arms with two lateral arms forming a parallelogram
    • B60G2200/1442Independent suspensions with lateral arms with two lateral arms forming a parallelogram including longitudinal rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • B60G2200/18Multilink suspensions, e.g. elastokinematic arrangements
    • B60G2200/182Multilink suspensions, e.g. elastokinematic arrangements with one longitudinal arm or rod and lateral rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/40Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
    • B60G2200/462Toe-in/out

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野〕 本発明は後輪のトーイン量を調節する機構を備えた車両
用サスペンションに関する。
〔従来の技術〕
従来、後輪のトーイン量が調節可能とされた車両では、
車両組立終了後にトー角測定装置を用いてトー角の調整
がなされていた。トー角の調節機構としては、カム機構
を用いたものや第8図に示されるように螺子機構200
を用いたものが考えられている。
特開昭60−81372号では、後輪トー角を車両組立
中、即ちサスペンション組付時に調整可能なトー角調整
装置が提案されている。この調整装置を用いることで、
サスペンションの組付とトー角調整が同時になされるの
で工程数が減少されるとともに、特別の調節機構を要し
ないので、コストが低減されると云う特長を有している
また、車両の走行状態に応じて車両走行中にトーイン量
を変化させることができるトーイン調節装置が考えられ
ている。このトーイン調節装置によれば、直進時のトー
イン量に対し旋回時のトーイン量を増加させるように制
御すれば直進時のタイヤスリップを伴なうことなく旋回
時の操縦安定性を向上さ不ことができると云う効果を奏
する。
このような装置のトーイン調節機構として、特開昭58
−214470号公報に開示された後輪操舵装置の実施
例機構を適用することが考えられる6即ち、同公報に開
示された技術は、左右の後輪を同方向へ操舵するための
技術ではあるが、第9図に示されるように、左右の後輪
202夫々について設けられるシリンダ装置204の制
?11 M +3!を変更することで適用可能となる。
上記のような従来のトーイン調節機構は、その構造上、
左右の後輪夫々について、独立して調整作業又は調節制
御nがなされるので、この作業や制御が煩雑であった。
一方、車両走行中に左右幅に大きな逆方向の力が作用し
た場合や、片輪のみに大きな力が作用した場合には、サ
スペンションの横開性が低いとトー角が変化して操縦安
定性を低下させてしまうことがある。この対策のために
横剛性を向上させると、今度は乗心地を低下させてしま
うのが背通である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記に鑑み、トーイン調節が簡易で、乗心地を
犠牲にすることなく横剛性を向上させることができる車
両用サスペンションを提供することを目的としている。
C問題点を解決するための手段〕 本発明に係る車両用サスペンションでは、ブツシュを介
して車体側に軸支されて後輪を車体に対して上下動可能
に支持するとともに前記ブツシュを車体左右方向へ弾性
変形させることで変位して後輪のトー角を変化させるこ
とが可能な左右一対のコントロールアームと、前記ブツ
シュを前記のように弾性変形させることが可能なように
左右のコントロールアーム同士を連結して一方のコント
ロールアームへの入力全他方のコントロールアームへ伝
達可能で車体左右方向の長さ調節が可能な連結部材と、
を備えた構成とされている。
〔作用〕
上記構成になる車両用サスペンションでは、連結部材の
長さを調節することで、トーイン量の調節ができる。こ
の場合、左右の後輪のトー角は同時に調節されて、両者
は常に等しくなる。
また、この車両用サスペンションでは、一方の後輪に作
用した横力は、この後輪を支持するコントロールアーム
から、このコントロールアームのブツシュへ作用すると
ともに、連結部材を介して他方の後輪を支持するコント
ロールアームから、このコントロールアームのブツシュ
へも作用する。
従って、左右両方のブツシュで力を受けることとなり、
入力を並列された弾性材で受けることとなる結果、ブツ
シュの撓みが低減されるか乃至は零となってコントロー
ルアームの変位が低減されるか乃至は零となる。このた
め、旋回中等一方の後輪に入力が集中した場合でも、こ
の後輪のトー角の変化は比較的に@減されるか乃至は零
となる。
即ち、本発明の車両用サスペンションでは横開性が向上
されている。
さらにまた、制動時、駆動時等に左右後輪に前後力が作
用して左右で逆方向の力が作用した場合には、連結部材
を介してこの力が打ち消されるので、ブツシュの撓みが
低減されるか乃至は雰となる。即ち、本発明の車両用サ
スペンションでは横剛性が向上されている。
〔実施例〕
第1図にはロアデュアルリンク式マクファーソンストラ
ットリヤサスペンションに適用されり本発明に係る車両
用サスペンションの第1実施例の要部が示されている。
左後輪(以下左輪と云うe)IOLはフォーク状のキャ
リヤ250Lに回動自在に支持されている。キャリヤ2
50Lの両端部は、車両前方側部分がフロントロアアー
ム252Lの外端部に支持ボルト264Lを介して回動
自在に軸支され、車両後方側部分がリヤロアアーム25
4Lの外端部に支持ボルト266Lを介して回動自在に
軸支されている。フロントロアアーム252L及びリヤ
ロアアーム254Lは互いに平行に延び、いずれも内端
部がゴムブツシュ20L及び支持ボルト268Lを介し
て、車体側に固着されているクロスメンバ258に回動
自在に軸支されている。
また、キャリヤ250Lにはラジアスロッド260Lの
後端部が支持ボルト251Lを介して回動自在に軸支さ
れている。ラジアスロッド260Lは車体内側斜め前方
へ延び、前端部が車体側に固着されたブラケット262
Lに支持ボルト256Lを介して回動自在に軸支されて
いる。キャリヤ250Lはさらに図示しないマクファー
ソンストラットによって支持されている。
なお、右後輪(以下右輪と云う)10R側は、左輪10
L側と対称の構成となっているので、対応する部品等に
は同一の番号を付与し、Lの代りにRを付与して説明を
省略する。以下の説明についても同様である。また、左
右を特定しない場合や左右を共に櫓す場合には、R及び
Lを除いた番号のみで表示する。
前記左輪側のフロントロアアーム252Lと右輪側のフ
ロントロアアーム252Rとは、夫々に設けられたボー
ルジヨイントソケット270 L。
270Rと螺合されるタイロフト278を介して連結さ
れている。ボールジヨイントソケット270Lは、スタ
ッド272Lがフロントロアアーム252Lの内端部近
傍に固着されたブラケット274Lに固着されており、
ボール276Lの中心がフロントロアアーム252Lの
車体前方側において支持ポル)268Lの軸線の略延長
上に位置している。ボールジヨイントソケット270L
とボールジヨイントソケット270Rとには、互いに逆
巻きの雄螺子が夫々螺設されている。
一方、タイロッド278には、両端部にボールジヨイン
トソケット270L、270Rの雄螺子と夫々螺合され
る雌螺子孔が穿設されており、三者は螺合されて剛に結
合されている。
本実施例では、ボールジヨイントソケット270L、2
70R及びタイロッド278で連結部材280を構成し
ており、タイロッド278をその軸線選りに時計方向又
は反時計方向に回転させることで、連結部材280の長
さ調節が可能となっている。また、ボールジヨイントソ
ケット270L、27ORの夫々の雄螺子に螺合された
ロックナツト282L、282Rをタイロッド278に
押圧当接させることで、連結部材280を所定の長さに
固定保持することができるようになっている。
以下に本実施例の作用を説明する。
始めに、トーイン量の調整作業について説明する。この
調整は、ロックナツト282L、282Rがタイロッド
278の端部から充分に離間されている状態から開始さ
れる。この状態からタイロッド278を回転させれば、
その回転方向に応じて、ボールジヨイントソケット27
0L、270Rはタイロッド278に進入する方向へ同
時に移動されるか、またはタイロッド278から抜は出
す方向へ同時に移動される。
これにより、連結部材280の長さが変化されるので、
フロントロアアーム252L、252Rの内端部は、ゴ
ムブツシュ20L、20Rを撓ませて、同量ずつ車両左
右方向に移動される。これにより、左右輸夫々の各3本
のアーム252 L。
254L、260L及び252R,254R,260R
の剛性バランスとジオメトリ−で決定される瞬間中心へ
を旋回中心として、左輪10L及び右輪10Rは旋回し
てトー角が変化される。
このトー角変化を周知のトー角測定装置で測定して、所
定のトー角となったところで、ロックナツト282L、
282T?を締めこんで、トーイン量の調整作業が終了
する。
トーイン量の調整作業は、1本のタイロッド278の回
転量を調節するだけで、左右のトー角が等しく変化する
ので、従来のように左右輪の夫々について調節作業をお
こなう必要がなく、作業が簡略となっている。
なお、ボールジヨイントソケット270のボ−ル276
は支持ボルト268の軸線の略延長上に位置しているの
で、フロントロアアーム252Lと同252Rとを連結
部材280で連結したことで、これらロアアーム252
L、252Rの車体上下方向の揺動に悪影響を及ぼすと
云うことはない。
次に、サスペンションに外力が作用した場合について説
明する。車両が制動されると、左輪10L及び右輪10
Rには、第1図に示されるように、後向きの力Fが入力
される。すると、この力Fによって、前述の瞬間中心A
の廻りに、左輪10Lには反時計方向のモーメントが発
生し、右輪10Rには時計方向のモーメントが発生する
。これにより、左輪10L及び右輪10Rは、いずれも
トーアウト方向へのトー角変化を生じようとする。
しかしながら、両者のモーメントによる力が連結部材2
80を介して互いに逆方向に作用するので、両者の力は
互いに打ち消しあって、トー角変化を生じることがなく
操縦安定性が損なわれない。これは、左右輪に駆動力路
面反力等が作用した場合も同様である。
また、車両旋回時に後輪内輪が浮き上った場合には、コ
ーナリングフォースは後輪では外輪のみで支持されるこ
ととなる。
ここでサスペンションのトー角保持剛性について説明す
れば、サスペンションのトー角保持剛性にば、ロアアー
ム252.254とキャリヤ250側をボール継手で結
合した場合には、ゴムブツシュ20の剛性に、と、前後
のゴムブツシュ20のピッチLとの間には下記(1)式
の関係がある。
K−KIX L” ・・・(1) 従って、内輪が浮き上っている場合には、フロントロア
アーム252側は、連結部材280を介して2つのゴム
ブツシュ20L、20Rで並列的に支持されることにな
るので、フロントロアアーム252側のゴムブツシュの
剛性は両者を加算した2に、となる。
このことから、本実施例では前記のように後輪内輪が浮
き上っている場合には、後輪外輪側のサスペンションの
トー角保持剛性Klは下記(2)式の通りとなり、ブツ
シュの剛性を高くする等の格別のトー角保持剛性向上手
段によることなく、トー角保持剛性が向上され、操縦安
定性が向上される。従って、乗心地を低下させることな
く横剛性を向上させることができるか、又はブツシュを
従来より軟らかくして乗心地を向上させた場合でも従来
と同等の横剛性を得ることができることになる。
K 1−4/3に++X L”  > K・・・(2)
なお、上記実施例では、ロアデュアルリンク式%式% に適用したが、ロアAアーム式やH形ロアアーム式のマ
クファーソンストラ・ントリャサスペンションにも同様
に適用できる。
第2図にはダブルウィツシュボーン式リヤサスペンショ
ンに通用した場合の第2実施例の構成が示されており、
左輪10Lがロアアーム12L。
アッパアーム14Lにより支持されている。ロアアーム
12Lは車両斜め前方側に分枝した前技部16Lと車軸
方向へ分枝した後技部18Lとを有している。これら前
技部16L、後枝部18Lの先端はそれぞれゴムブツシ
ュ2OL、22Lを介してブラケット24L、26Lに
軸支されており、左輪10Lは紙面垂直方向にバウンド
可能となっている。ゴムブツシュ22L1ブラケツト2
6Lは図示しない車体へ固着されている。
右輪10R側についても左輪10L側と同様の構成にな
っており、対応する部分には同一番号を付しLの代わり
にRを付している。
前技部16L、16Rにはそれぞれブラケット28L、
28Rが対向して突設されている。ブラケット28L、
28Rにはそれぞれロッド30.32の一端が軸支され
ている。ロッド30の他端にはピストン34が設けられ
ており、ロッド32の他端に設けられたシリンダ36に
嵌入されている。ピストン34によって仕切られたシリ
ンダ36のロッド30側の部屋は管38、電磁弁40、
油圧ポンプ42を介して油タンク44へ連通されている
。また、管38は分枝して電磁弁46を介して油タンク
44へ連通されている。ピストン34によって仕切られ
たシリンダ36の前記と反対側の部屋には、コイルスプ
リング45が内蔵されている。
従って、電磁弁46を閉じ、電磁弁40を開いて油圧ポ
ンプ42により油タンク44内の作動油を加圧してシリ
ンダ36内へ送り込むと、ゴムブツシュ20L、20r
?の弾性力に抗してロッド30.32が互いに接近する
方向へ移動する。これにより、左輪10L、右輪10R
がトーイン増加傾向となる。適当なトーイン量が得られ
た時に電磁弁40を閉じれば、このトーイン量が保持さ
れる。電磁弁40を閉じた状態で1を磁弁46を開けば
、ゴムブツシュ20L、20R及びシリンダ36に内蔵
されたコイルスプリング45の弾性力によりシリンダ3
6内の作動油が管38、を磁弁46を介して油タンク4
4へ送り戻される。これにより、左輪10L、右輪10
Rのトーイン量が小さくなる。
ロッド30の移動量はトーイン量センサ48により検出
され、フィードバック量としてマイクロコンピュータ5
0へ供給されている。ステアリングシャフト5日の回転
角は回転角センサ60により検出され、マイクロコンピ
ュータ50へ供給されている。また、右輪10Rを回転
駆動するドライブシャフトにはストレインゲージ62が
貼着されている。ストレインゲージ62は制動力検出ユ
ニット64に接続されている。制動力検出ユニット64
はストレインゲージ62が組込まれるブリッジ回路と不
平衡電圧を増幅するアンプとが内蔵されており、増幅さ
れた不平衡電圧はマイクロコンピュータ50へ供給され
ている。
マイクロコンピュータ50は回転角センサ60、制動力
検出ユニット64からの1g号に基づいてトーイン量を
決定し、駆動回路66を介して電磁弁40、電磁弁46
のコイル68.70をそれぞれオン・オフするようにな
っている。
この実施例では、ロッド30,32、シリンダ36、ピ
ストン34、コイルスプリング45及びシリンダ36に
送り込まれる作動油によって、連結部材280が構成さ
れている。
次に、第3図に従ってストレインゲージ62、制動力検
出ユニット64の配置を説明する。
ストレインゲージ62はドライブシャフト72の周面に
貼着されている。ドライブシャフト72の基端側にはデ
ィファレンシャルギヤケース74が設けられている。ス
トレインゲージ62とディファレンシャルギヤケース7
4との間のドライブシャフト72にはディスクロータ7
6が取付けられている。このディスクロータ76を挟持
するように、ディファレンシャルギヤケース74にはデ
ィスクブレーキキャリパ78が固設されており、ディス
クロータ76の回転を制動可能となっている。ディスク
ロータ76の端面には円盤80が固着されている。円盤
80の端面にはリング状の2個の溝82が刻設されてい
る。この溝82には導QMが蒸着されており、リード線
84によりストレインゲージ62と電気的に接続されて
いる。ディスクブレーキキャリパ78には2個のブラシ
86が固着されており、それらの先端部は溝82に設け
られた前記4電層と摺接している。ブラシ86はディス
クブレーキキャリパ78に固設された制動力検出ユニッ
ト64に接続されている。
従って、ディスクブレーキキャリパ78による制動力に
対応したドライブシャフト72の歪量を検出することが
可能となっている。なお、ディスクロータ76と右輪1
0Rとの間のドライブシャフト72にストレインゲージ
62を貼着しているので、制動力検出ユニット64から
の信号の正負により制動力と駆動力とを区別することが
できる。
次に、ゴムブツシュ2OL及びその関連部品について第
4図に従い説明する。
(A)図は正面図であり、(B)図は(A)図のB−B
線階段断面図である。
ゴムブツシュ20Lの軸心方向にはその軸心から偏った
位置に孔23が穿設されており、ごの孔23へ内筒25
が嵌入されている。内筒25には図示しないビンが貫通
され、該ピンはブラケット24Lに横架されている。第
4図(A)に示すX軸は第2図に示すロッド30の長手
方向と平行になっている。
孔23がゴムブツシュ20Lの中心がらずれていること
より、X軸方向に働く力と変位の関係は第5図に示す如
(なる、7 ゴムプッシュ20R側についてはゴムブツシュ20L側
と対称的な構造になっている。
従って、ゴムブツシュ20L、20Rの剛性は互いに接
近する方向よりも互いに離れる方向の方が高くなってい
る。このため、左輪10L、右輪10Rはトーアウト方
向へはトー変化し難くなっており、操縦安定性を維持す
ることができる。
次に上記の如く構成された第2実施例の作用を第6図に
示すフローチャートに従って説明する。
このフローはイグニッションスイッチをオンすると開始
され、ステップ100においてトーインNTがT+  
(T+  くT2)となるよう調整する。
この調整は、トーイン量センサ48からのトーイン量に
基づいて、コイル6日、70を上述の如くオン・オフし
て行う。次いでステップ102へ進みトーイン量センサ
48、回転角センサ60、制動力検出ユニット64から
のデータを読込む。次いで1θ1くεであり (ステッ
プ104)、F<F。
(ステップ108)である場合にはステップ110へ進
む。
ここでθは前輪操舵角であり、Fは制動力であり、それ
ぞれ回転角センサ60、制動力検出ユニット64からの
データに基づいて算出される。また、ε、Foは定数値
であり、εは小さな値である。
ステップ110においてトーインITがT1に等しけれ
ばステップ102へ戻り上記処理を操り返す。すなわち
、操縦安定性が確保されている場合には、ステップ10
2〜110の処理を繰り返し、トーイン量を小さい値に
してタイヤ摩耗の残少及び燃費の向上を図る。
1θ1≧ε又はF≧Fa である場合には、すなわち操
縦安定性が悪くなろうとした場合にはステップ112へ
進み、トーイン量TがT2に等しくなければステップ1
14においてトーインITがT2になるよう調整する。
次いでステップ102へ戻り以上の処理を繰り返す。
従って、操縦安定性が悪くなろうとし始めた場合にはト
ーイン量は大きくなり、操縦安定性が向上する。
次いでステップ102〜ステツプ110へ進んだ場合に
は、ステップ116へ進み、トーイン量TがT、  と
なるよう調整される。
このように本実施例では、一つのシリンダ34に嵌入さ
れた一つのピストン34を制御するだけで、第1実施例
と同様の理由により、左右輪1(IL、IORのトー角
調節を車両走行中に同時になすことができ、左右輪の夫
々についてトー角調節をなす必要がないので、制御が容
易となり、部品点数も減少される。
また、車両走行状態においても、第1実施例と同様に外
力によるトー角変化が低減されるか乃至は雪となるので
、トー剛性が向上される。
なお、上記実施例のコイルスプリング45を廃して、代
りにピストン34で仕切られて構成される2つの部屋の
いずれへも作動油を供給できるようにし、これに併せて
油圧供給系統を変更するようにして起良い。
またダブルウィツシュボーン式リヤサスペンションの場
合には、アッパアーム同士を連結部材で連結しても良い
第7図には第1実施例に示されるような連結部材280
を第2実施例に示されるようなダブルウィツシュボーン
式リヤサスペンションに適用した第3実施例が示されて
いる。
なお、第2実施例に示されるような連結部材280を、
第1実施例に示されるようなマクファーソンストラット
式リヤサスペンションに適用することも勿論可能である
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る車両用サスペンソヨ
ンでは、トーイン調節が簡易で、乗心地を犠牲にするこ
となく横剛性を向上させることができると云う効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両用サスペンションの第1実施
例の要部の構成を示す一部断面平面図、第2図は第2実
施例の構成を示す概要図、第3図は第2図に示すストレ
インゲージ62及び制動力検出ユニット64の配置図、
第4図はロアアームと車体とを連結する部品の拡大図で
あり、第4図(A)は正面図、第4図(B)は第4図(
A)の13−B線階段断面図、第5図は第4図に示す内
筒25にX軸方向ヘカFを加えた場合の変位Xと力Fと
の関係を示す線図、第6図は制御フローチャート、第7
図は第3実施例の要部の構成を示す平面図、第8図は従
来考えられているトーイン量調節機構を示す平面図、第
9図は従来提案されているトー角羽節機構の平面図をそ
の制御装置の概要図と併せて示した図である。 10・・・後輪、 252・・・フロントロアアーム、 254・・・リヤロアアーム、 20・・・ブツシュ、 280・・・連結部材、 12・・・ロアアーム。 第4図 (A)(8) 第5図 牟 ?11 第6 図 第7図 第9図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブッシュを介して車体側に軸支されて後輪を車体
    に対して上下動可能に支持するとともに前記ブッシュを
    車体左右方向へ弾性変形させることで変位して後輪のト
    ー角を変化させることが可能な左右一対のコントロール
    アームと、前記ブッシュを前記のように弾性変形させる
    ことが可能なように左右のコントロールアーム同士を連
    結して一方のコントロールアームへの入力を他方のコン
    トロールアームへ伝達可能で車体左右方向の長さ調節が
    可能な連結部材と、を備えたことを特徴とする車両用サ
    スペンション。
  2. (2)連結部材は螺子手段によって長さ調節可能とされ
    ている特許請求の範囲第(1)項記載の車両用サスペン
    ション。
  3. (3)連結部材は流体圧シリンダのピストンの移動によ
    って長さ調節可能とされている特許請求の範囲第(1)
    項記載の車両用サスペンション。
  4. (4)ピストンの移動は前輪の操舵角にもとずいて制御
    される特許請求の範囲第(3)項記載の車両用サスペン
    ション。
JP20027086A 1986-01-30 1986-08-27 車両用サスペンシヨン Pending JPS62275810A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0728658A1 (de) * 1995-02-24 1996-08-28 Adam Opel Ag Hinterachse für ein Kraftfahrzeug
CN100363193C (zh) * 2005-09-29 2008-01-23 上海交通大学 前轮定位参数可调的独立前悬架系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0728658A1 (de) * 1995-02-24 1996-08-28 Adam Opel Ag Hinterachse für ein Kraftfahrzeug
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