JPS62275802A - チユ−ブレスタイヤ用リム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は、リムとタイヤのずれを防止してタイヤのビー
ド部をリムにしっかりと固定することができるチューブ
レスタイヤ用リムに関する。

〔従来技術〕

従来、リムにタイヤをマウントしたときに、リムとタイ
ヤビードベースとの間の摩擦係数が低いためリムずれが
発生し、リムとタイヤのアッシーＵＦが不良となり、振
動が生じる等の問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は、マウントに際してタイヤのビード部を十分に
固定することができるチューブレスタイヤ用リムを提供
することを目的とする。

〔発明の構成〕

このため、本発明は、リムのビードシート部のハンプ位
置からリムフランジに向って、少なくともビードシート
部の最小径点までのビードシート部表面を、３２５〜３
７０の粗さとしたことを特徴とするチューブレスタイヤ
用リムを要旨とするものである。

以下、図を参照して本発明の構成について詳しく説明す
る。

第１図は、リムの一例を示す断面説明図である。第１図
において、１はフランジ、２はタイヤビードベースを載
置するためのビードシート部、３はハンプである。ハン
プとはビードシート部の盛り上った部分の名称であり、
ハンプは走行中にタイヤがリムのビードシート部からず
れないようにタイヤのビード部をリムに固定する役目を
する。

第２図はリムプロファイルの一例を示す説明図、第３図
はハンプがフラットの場合のリムプロファイルを示す説
明図である。第２図および第３図において、Ｐはハンプ
頂点、Ｍはビードシート部の最小径点を示す。

本発明においては、ハンプ位置からリムフランジに向っ
て少な（ともビードシート部の最小径点までのビードシ
ート部表面を、すなわち第２図および第３図では、ハン
プ頂点Ｐから最小径点Ｍまでの距離Ｌｏの長さの幅のビ
ードシート部表面を３２５〜Ｓ７０の粗さとする。なお
、第２図におけるり。は４．５ｍｍ　、第３図における
Ｌａは２．Ｏｎ＋ｍである。

このように粗さを規定したのは、３２５未満ではリムと
タイヤベース部間に実質的に十分な摩擦係数が得られず
、リムズレが発生し、一方、３７０を越えるとマウント
時に滑らかさを欠いて嵌合が困難となるからである。特
に、５１００を越えると極めて嵌合が困難となる。

ビードシート部表面をこのように粗くする方法としては
、例えば、■ロール出し時のローレフト加工（ロールに
よる圧縮）、■完成リムへのローレフト加工（腐食又は
ロール圧縮による）などがある。

なお、ハンプ位置からリム内側では、３１２．５以下の
粗さとすればよい。この粗さは、従来の一般のリムのビ
ードシート部表面の粗さである。

つぎに、本発明リム（第２図に示す構造、粗さ５２５）
と従来リム（ビードシート部表面の粗さＳ　Ｌ２．５）
とについて、タイヤサイズ１３５　／８０Ｒ１３、リム
４Ｊ　Ｘ　１３、荷重（軸重）　５５０　ｋｇ　（前輪
）４４０　ｋｇ　（後輪）で、１００％舗装路および屈
曲の多い山岳路においてロードテストを行った結果を下
記第１表に指数表示する。数値の大きい方が悪い。

第１表 従」ξ丈メエ　エ制御人 リムずれ量　　　１００　　　　　３０第１表から、本
発明リムが優れていることが判る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ビードシート部表
面を粗くしたためにリムとタイヤのずれを有効に防止で
き、これによりタイヤのビード部をリムに十分に固定す
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はリムの一例を示す断面説明図、第２図はリムプ
ロファイルの一例を示す説明図、第３図はハンプがフラ
ットの場合のリムプロファイルを示す説明図である。 １・・・フランジ、２・・・ビードシート部、３・・・
ハンプ、Ｐ・・・ハンプ頂点、Ｍ・・・ビードシート部
の最小径点。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リムのビードシート部のハンプ位置からリムフランジに
   向って、少なくともビードシート部の最小径点までのビ
   ードシート部表面を、Ｓ２５〜Ｓ７０の粗さとしたこと
   を特徴とするチューブレスタイヤ用リム。