JPS62275676A - 殺菌性消臭剤 - Google Patents

殺菌性消臭剤

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JPS62275676A
JPS62275676A JP11895986A JP11895986A JPS62275676A JP S62275676 A JPS62275676 A JP S62275676A JP 11895986 A JP11895986 A JP 11895986A JP 11895986 A JP11895986 A JP 11895986A JP S62275676 A JPS62275676 A JP S62275676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
chlorine dioxide
dioxide solution
calcium silicate
stabilized chlorine
Prior art date
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Pending
Application number
JP11895986A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahide Iwashita
岩下 肇秀
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KINDAI CHEM KANSAI KK
Original Assignee
KINDAI CHEM KANSAI KK
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Publication date
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は強力な殺菌性を兼備した消臭剤に関する。
(従来技術) 従来より、仕出し弁当やお持帰り弁当といわれるものは
梅雨から夏期にかけての高温多湿の時期には傷みやすく
、腐敗しやすい。また、弁当などの製造過程で腸炎ビブ
リオ菌、ブドウ状球菌あるいはサルモレラ菌などの各種
食中毒の原因となる菌が混入し、増殖することによって
起こる食中毒もこの時期に特に、発生しがちである。
したがって、仕出し屋や弁当製造業者は弁当などの食品
を調理日時から時間があまり経過せず、より新鮮なうち
に喫食できうる賞味期間の目安として通常、調理日時を
スタンプしたラベル等を弁当容器の包装紙に貼付するな
どして売店等で販売している。そして、消費者側もこの
調理日時を一応、賞味期間の目安として弁当を購買して
いるのが実情である。しかしながら、これは腐敗防止な
どを物理的あるいは化学的におこなったものでは列置な
く、購入する側に購買を選択させる、あくまでも消費者
まかせの消極的手段でしかない。しかるに、この種弁当
類に対して物理的あるいは化学的に腐敗を積極的に抑制
もしくは防止したり、食中毒の原因となる菌を殺菌する
解決手段は現在までのところ、見当たらず、野放しの状
態であるといわざるをえないのが実情である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記弁当類は賞味期間内でも特に、梅雨
期から高温多湿の夏期には腐敗しやすいばかりではな(
、最悪の場合には食中毒さえ引き起しかねず、かならず
しも賞味期間内であるからといって安心して喫食できな
いのが現実である。また、腐敗の程度も色々あり、完全
に腐敗している場合は別として腐敗のきわめて初期の段
階ではかならずしも奥や味などに表れにくく、人間の五
感ではかならずしも見分けることができず、喫食者側が
気付かないで喫食して健康上、問題となることがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の点にかんがみ、発明されたものであって
、弁当などの食品に直接、触れないようにして弁当容器
内に添入しておくだけで弁当を腐敗から防止し、万一、
混入した食中毒の原因となる菌を短時間に完全に殺菌す
ることができ、しかも食品そのものには全く悪影響がな
く、人体無害の殺菌性消臭剤を提供しようというもので
ある。
以下、本発明の構成について説明する。
すなわち、本発明の構成要旨とするところは、珪酸カル
シウムを微粒状に造粒し、該造粒物に対して安定化二酸
化塩素液を吸着させたものをガスバリアー性の良好な袋
内に密封したことを特徴とする殺菌性消臭剤、にある。
ここで、珪酸カルシウムの微粒状物に対する安定化二酸
化塩素液の吸着量は経験的にみて微粒状物1重量部に対
して安定化二酸化塩素液011〜2.8重量部が好まし
い。また、本発明において用いる吸着担体としての珪酸
カルシウムとしては、好ましくは、花弁状結晶を有する
ものを用いる。その理由は花弁状結晶珪酸カルシウムに
よれば、重量比で吸着担体の約2.8倍までの安定化二
酸化塩素液を安定的に保持でき、安定化二酸化塩素から
二酸化塩素ガスを徐々に環境中に揮散する性質があり、
かつ、球状あるいは角状など任意の固体形状で種々のサ
イズに造粒できて取扱性が良好なことによる。なお、上
記安定化二酸化塩素液は吸着担体の0.1重量部以下で
あれば、その薬効の持続力が短いので好ましくない。ま
た、上記花弁状珪酸カルラシムは好ましくは鉄分含有量
がFezO,、として0.2重量%以下含有しているこ
とである。その理由は珪酸カルシウムの中の鉄化合物含
有量の多少によって安定化二酸化塩素液からの二酸化塩
素ガスの揮散量を調節でき、特に、鉄化合物の含有量が
0.2重量%以上となると、安定化二酸化塩素液からの
二酸化塩素ガスの揮散が比較的速くおこなわれ、酸化作
用が強い反面、その揮散寿命が短(なる傾向があり、二
酸化塩素ガスの作用と揮散寿命とのバランスの点を考慮
して経験的に限定したものである。
また、ガスバリアー性が良好な袋としてはたとえば、不
織布の片面に樹脂ラミネートを施した加工紙や裏面がヒ
ートシール性のある樹脂層で形成されているアルミニウ
ム蒸着フィルム等で製袋されたものを意味し、これ以外
のものでもガスバリアー性が良好な素材であれば差支え
ないが、かならずしも−重装に限定されず、不織布など
の通気性素材を内袋とし、外袋とじてガスバリヤ−性の
良好な上記素材で製袋されたものを組合せた二重袋でも
用いることも可能である。
なお、本発明において使用する安定化二酸化塩素液は特
に、その濃度を問わないが、通常、1001)911以
上の液が薬効的にみて望ましい。
(作用) しかして、本発明殺菌性消臭剤はまず、封入袋に針や爪
楊枝などでもって小孔を多数、穿設する。ついで、これ
を弁当容器の上蓋内面に粘着テープ等によって脱落しな
いように貼付添入する。あとは通常どおり、弁当本体容
器に上蓋をし、包装紙で包装するだけでよい。かくて、
袋の小孔から内部の珪酸カルシウムに担持せしめた安定
化二酸化塩素液から二酸化塩素ガスが徐々に揮散して弁
当容器内に充満していく。そして、この二酸化塩素ガス
はその化学反応作用によって弁当容器もしくは内部の食
品に付着する各種バクテリアや雑菌あるいは食中毒菌に
直接作用してその増殖を抑制して殺菌し、また、奥の成
分をも分解するので、結果的に少なくとも賞味期間内、
弁当内の食品の鮮度が調理時に近い状態に保持される。
(実施例) 市販の花弁状珪酸カルシウム球状成形物(商品名フロー
ライトR,3〜10+uφ、Fe、0.含有量0.03
重量%、徳山曹達■製品)100重量部に10.OOO
ppmの安定化二酸化塩素液280重量部を滴下して吸
着させて殺菌性消臭剤組成物を得た。このようにして得
られた組成物65重量部をアルミニウム蒸着フィルム等
よりなる袋(50×5011)内に密封して本発明品と
した。
同製品はその使用時に小孔を多数、穿けることによって
内部の安定化二酸化塩素液から二酸化塩素ガスが袋外部
へ揮散しており、同製品を作り立ての弁当が入った弁当
容器の中に添入して高温多湿条件(25℃、湿度80%
)に30時間、放置したのちに弁当容器の上蓋を開けた
ところ、弁当はなんらの腐敗もな(、腐敗臭もせず、喫
食可能な状態であった。なお、この弁当の一部を3匹の
マウスに給餌したところ、すべてについてなんらの異常
も認められなかった。
一方、対照として、上記と同時に調理した弁当を上記と
同条件下に放置したところ、弁当はわずかに異臭を放ち
、腐敗が進行しているものと考えられるが、この弁当の
一部を他の餌に混ぜてマウスに給餌したところ、すべて
のマウスに異常が認められ、3匹とも死亡に至った。
(効果) 以上のように構成される本発明によれば、つぎのような
効果がある。
(11すなわち、本発明殺菌性消臭剤はその主成分が安
定化二酸化塩素液であるから、使用上、安全であり、し
かも、珪酸カルシウムを担体として担持せられているか
ら、取扱上も便利であり、その形態はガスバリアー性の
良好な袋に密封されて使用時まで効力を損失することが
ないものである (2)また、本発明殺菌性消臭剤の主成分は安定化二酸
化塩素液であって、無毒であるから、弁当容器内に添入
しても食品に悪影響を与えることもなく、食品を安心し
て喫食できる。
(3)  そして、安定化二酸化塩素液がすべて揮散し
てしまった使用後の殺菌性消臭剤は前述のごとく、その
成分が珪酸カルシウムや安定化二酸化塩素液等の無毒の
ものであるので、そのまま、廃棄しても公害上、問題と
なることもない。
(4)  さらにまた、本発明殺菌性消臭剤は使用寸前
までガスバリアー性の良好な袋内に密封された状態であ
るので、その薬効の自然減退を生じることがな(、製造
してから使用するまでの運搬や保管中にきわめて便利で
ある。
(4)シたがって、使用する時にはじめて袋に小孔を穿
設することにより、その薬効を発揮せしめることが可能
であり、小孔穿設段階から設計どおりの効果をlOO%
期待できる。
(5)  さらに、本発明殺菌性消臭剤で不織布などの
通気性良好な素材でできた袋に充填して外袋としてガス
バリアー性の良好な袋に入れた二重装入れタイプの場合
には使用時に外袋を破って内袋を取り出すことによって
、その薬効を発揮せしめることができるので、小孔を穿
設する手間が省けるばかりではなく、小孔の穿設ムラも
ないのでより能率的となるメリットもある。
(6)なお、本発明殺菌性消臭剤は弁当等の鮮度保持・
腐敗防止以外の用途として、たとえば、菓子・パンなど
の広くその他の食品の保存用容器に添入しても同様の効
果が得られるのは勿論である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 珪酸カルシウムを微粒状に造粒し、該造粒物に対して安
    定化二酸化塩素液を吸着させたものをガスバリアー性の
    良好な袋内に密封したことを特徴とする殺菌性消臭剤。
JP11895986A 1986-05-22 1986-05-22 殺菌性消臭剤 Pending JPS62275676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11895986A JPS62275676A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 殺菌性消臭剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11895986A JPS62275676A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 殺菌性消臭剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62275676A true JPS62275676A (ja) 1987-11-30

Family

ID=14749509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11895986A Pending JPS62275676A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 殺菌性消臭剤

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