JPS6227538Y2 - - Google Patents

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JPS6227538Y2
JPS6227538Y2 JP1982071308U JP7130882U JPS6227538Y2 JP S6227538 Y2 JPS6227538 Y2 JP S6227538Y2 JP 1982071308 U JP1982071308 U JP 1982071308U JP 7130882 U JP7130882 U JP 7130882U JP S6227538 Y2 JPS6227538 Y2 JP S6227538Y2
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JP
Japan
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side plates
water
bottom plate
basin
formwork
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JP1982071308U
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JPS58172535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は用水路用分水桝更に詳しくは組立式
のコンクリート製分水桝に関するものである。
一般にこの種の分水桝は、第1図に示す様に側
板部11a〜11dと底板部13とからなり、こ
れらが一体に成型されているものである。尚、図
中16は入水用の水路に接続するための送水用開
口である。
ところで、通常この種の分水桝は、上記した様
に側板部と底板部とが一体成型されており、しか
も大型であることから、これを成型するための型
枠も大型のものとなり、その成型作業も重労働と
なるばかりでなく、製品の成型がしにくいといつ
た不都合がある。このことは、用水路施工現場で
該分水桝を製造させることを困難にした。よつて
一般にはコンクリートブロツク製造工場で成型し
たものを施工現場に運搬していた。しかし、この
様に大型の製品を運搬するための、トラツクへの
積降しは難しいばかりでなく、運搬中に製品がお
互いにぶつかり合つて損傷させる等といつたこと
もしばしばあつた。
この考案はかような事実に着目して為されたも
のであり、製品の成型及び持運びが容易で、しか
も施工現場で簡単に成型することのできる用水路
用分水桝(以下、単に「分水桝」という。)を提
供することを目的とする。
即ち、この考案の要旨は、分水桝を底板と側板
と該側板を支持する支柱とを夫々別体成型し、施
工時に組立てる様にしてやるものである。
以下添付の図面に基づいて更に詳細にこの考案
について説明する。
第2図に示す様にこの考案の分水桝は略正方形
の底板21と該底板の四辺に立設する側板22a
〜22dと、これら側板を支持する支柱23a〜
23dとから構成されている。この底板21は基
部210と凸部211とからなり、底板上面周囲
には基部210と凸部211によつて段差213
が形成されている。そして凸部の四隅は略四角形
状に切欠きされており、この切欠面214は上記
段差213と面一になつている。
次に支柱23は、上記切欠面214に係合可能
な、係合凸条部231を有し、第3図に示す様に
この係合凸条部231と基部230とによつて、
側板の端部を支持する様になつている。
次に上記各部材を用いた分水桝の組立てについ
て説明する。
まず第4図A,Bに示す様に底板21の四隅の
切欠面214に支柱23a〜23dを立ててや
る。そして、各支柱23間に側板22a〜22d
を嵌め込み、その後、側板の外側周囲にある程度
土砂等を入れて、側板22が自立する様になつた
後、所定の側板22aに形成された土管接続口1
7に土管を接続し、更に所定の寸法だけ、分水桝
を埋め込んでやれば、工事は終了する。
尚、この場合側板22と支柱23の会合部に止
水ゴム等の目地剤を介在させておけば、止水性が
向上する。更に側板22、支柱23及び底板21
の凸部周囲の各会合面にモルタル等9を流し込ん
でおいてやれば水密性の桝としても使用できる。
水密性の桝として用いる場合には、各側板は、第
1図中22cに示した様な、切欠口や土管接続口
等の切欠が形成されていないものを用いることに
なる。
尚、支柱23を第1〜第3図まで示した様な形
状にすると、側板を支柱間に嵌め込んだ後ある程
度土砂等でもつて側板を埋めてやつて土圧Pをか
けておいてやらないと、支柱及び側板は自立しな
い。そこで、この支柱を第4図に示す様な断面形
状としておいてやれば、側板31を支柱32に嵌
め込んだときに、該側板は自立する。よつてこの
場合には、分水桝を埋設するまで作業者が側板等
を保持しておいてやる必要がなく、作業性も向上
する。尚、図中Aは配筋用の鉄骨である。
上記した様にこの考案によれば、分水桝を構成
する各部材を別体に成型することにし、またこれ
ら各構成部材はほとんど平面的なものであるか
ら、それに用いられる型枠も簡単なものとなり、
従来の様な複雑な形状を成型するものに比べ、型
枠自体の費用も安価になる。また、この様な平面
的な部材の成型作業性は容易であるばかりでな
く、型枠の持運びも容易であるので施工現場で、
容易に分水枠を成型することができる。
更に、分水枠といつても各種の形状のものがあ
り、とりわけ入水口や土管接続口等の位置や形状
は各水路の状態に応じたものが必要となる。しか
し、従来のものでは分水桝を一体成形するもので
あることから、これらの形状や位置を変えてやる
場合には、別の型枠を用いなければならず、その
ため、大きな型枠を新たに製作しなければなら
ず、型枠製造に当つて多大な費用を要していた。
この考案によれば側板は、単体成型されるもので
あることから入水口や、土管接続口等の形状等が
異なつたものを成型する場合にも別の側板成型用
型枠さえ製造すればよいので、型枠製造費も安価
になる。即ち、この考案の更なる特徴としては、
側板さえ変えてやれば各種の用途に応じた用水路
用桝を製造することができる。
しかも、この考案によれば、支柱のかみ合せ部
により、側板が保持されるので、側板が内側に倒
れたり、あるいはずれたりしてはずれることがな
い。
また支柱は側板に比し、重量が重いので、これ
をまず、自立させて側板を立たせるので組立作業
が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水路用分水桝を示した斜視図、
第2図はこの考案の水路用分水桝を示した分解説
明図、第3図は部分拡大平面断面図、第4図A,
Bはその組立状態を示した平面断面図、第5図は
この考案の他の例を示した部分断面図である。 2…分水桝、21…底板、22a〜22d…側
板、23a〜23d…支柱、5…止水ゴム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底板21と、側板22,31と、該側板を立設
    支持する支柱23,32が夫々別体に成型されて
    おり、上記各部材が組立てられてなる ことを特徴とする用水路用分水桝。
JP7130882U 1982-05-14 1982-05-14 用水路用分水桝 Granted JPS58172535U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7130882U JPS58172535U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 用水路用分水桝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7130882U JPS58172535U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 用水路用分水桝

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58172535U JPS58172535U (ja) 1983-11-18
JPS6227538Y2 true JPS6227538Y2 (ja) 1987-07-15

Family

ID=30080932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7130882U Granted JPS58172535U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 用水路用分水桝

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JP (1) JPS58172535U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125417U (ja) * 1980-02-27 1981-09-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58172535U (ja) 1983-11-18

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