JPH044067Y2 - - Google Patents
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- JPH044067Y2 JPH044067Y2 JP14265788U JP14265788U JPH044067Y2 JP H044067 Y2 JPH044067 Y2 JP H044067Y2 JP 14265788 U JP14265788 U JP 14265788U JP 14265788 U JP14265788 U JP 14265788U JP H044067 Y2 JPH044067 Y2 JP H044067Y2
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- Japan
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- concrete
- drainage basin
- deformed reinforcing
- ground
- reinforcing bars
- Prior art date
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- Expired
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- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 35
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 17
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 5
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 5
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 4
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 4
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 4
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、地盤の軟弱な場所に設置するコンク
リート排水桝の改良に関するものである。
リート排水桝の改良に関するものである。
(従来の技術)
一般に盛り土のような地盤が軟弱で不安定な場
所に排水設備を施工する場合、配水管に沿つて所
定の間隔でコンクリート排水桝を埋設するが、こ
のコンクリート排水桝は施工中や時間の経過と共
に次第に沈んで傾いてくることがある。
所に排水設備を施工する場合、配水管に沿つて所
定の間隔でコンクリート排水桝を埋設するが、こ
のコンクリート排水桝は施工中や時間の経過と共
に次第に沈んで傾いてくることがある。
このように排水桝が沈んでくると、蓋が地表面
から陥没するばかりか、これに接続した塩化ビニ
ール製の排水管との接続部や、接続部のモルタル
が破損して、水流れが悪くなつたり水洩れする原
因となることがある。
から陥没するばかりか、これに接続した塩化ビニ
ール製の排水管との接続部や、接続部のモルタル
が破損して、水流れが悪くなつたり水洩れする原
因となることがある。
このため、従来は第7図に示すように穴1の底
部に松杭2を打ち込み、この上に切込砕石3を敷
いて、表面に捨てコンクリート4を打設した後、
コンクリート排水桝5を据え付けて設置してい
る。
部に松杭2を打ち込み、この上に切込砕石3を敷
いて、表面に捨てコンクリート4を打設した後、
コンクリート排水桝5を据え付けて設置してい
る。
また第8図に示すように松杭2を水平に設置し
て、この上に同様に切込砕石3と捨てコンクリー
ト4を設ける場合もある。
て、この上に同様に切込砕石3と捨てコンクリー
ト4を設ける場合もある。
また第9図に示すように穴1の底部に切込み砕
石3を敷き、この上に基礎コンクリート6を打設
して、この上にコンクリート排水桝5を設置する
ことも行われている。
石3を敷き、この上に基礎コンクリート6を打設
して、この上にコンクリート排水桝5を設置する
ことも行われている。
しかしながら、これら従来方法では、コンクリ
ート排水桝を設置する基礎部分の現場作業が多
く、また基礎の表面部分の水平レベルを正確に出
すのが難しく、コンクリート排水桝5を水平に設
置して、蓋を地表面と同じ高さに調節するのがめ
んどうであつた。
ート排水桝を設置する基礎部分の現場作業が多
く、また基礎の表面部分の水平レベルを正確に出
すのが難しく、コンクリート排水桝5を水平に設
置して、蓋を地表面と同じ高さに調節するのがめ
んどうであつた。
特に基礎コンクリート6を予め施工してから排
水桝5を設置する方法では、コンクリートの養生
期間が長くなり、工期が長期化し、また基礎コン
クリート6には鉄筋が入つていないので強度も弱
いなどの問題があつた。
水桝5を設置する方法では、コンクリートの養生
期間が長くなり、工期が長期化し、また基礎コン
クリート6には鉄筋が入つていないので強度も弱
いなどの問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、運搬
が容易で、現場でのベルト調整も容易である上、
ベース部分の引張強度や接地面積が大きく、地盤
の軟弱な所でも長期間に亘つて沈下を防止するこ
とができるコンクリート排水桝を提供するもので
ある。
が容易で、現場でのベルト調整も容易である上、
ベース部分の引張強度や接地面積が大きく、地盤
の軟弱な所でも長期間に亘つて沈下を防止するこ
とができるコンクリート排水桝を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、コンクリートで成型した排水桝本体
の底板側に位置する外側面に所定の間隔で複数個
のインサートナツトをほぼ水平に埋設し、このイ
ンサートナツトに、先端にねじ部を設けた異形鉄
筋を着脱自在に取付けて、ペース部分を形成する
異形鉄筋を突設したことを特徴とするものであ
る。
の底板側に位置する外側面に所定の間隔で複数個
のインサートナツトをほぼ水平に埋設し、このイ
ンサートナツトに、先端にねじ部を設けた異形鉄
筋を着脱自在に取付けて、ペース部分を形成する
異形鉄筋を突設したことを特徴とするものであ
る。
(作用)
次に本考案の作用について説明すると、排水桝
本体を工場で成型した後、異形鉄筋を取外した状
態で、現場まで運搬する。
本体を工場で成型した後、異形鉄筋を取外した状
態で、現場まで運搬する。
現場では、インサートナツトに異形鉄筋を螺合
させて櫛歯状に突設させ、これを底部をほぼ水平
にした穴に挿入し水平のレベルをだす。
させて櫛歯状に突設させ、これを底部をほぼ水平
にした穴に挿入し水平のレベルをだす。
次に、異形鉄筋が突設した排水桝本体の周縁に
コンクリートを打設してベースを形成する。
コンクリートを打設してベースを形成する。
この場合、穴の底面が水平でなくても排水桝を
水平に保持した状態で、コンクリートを打設する
ので底面形状に沿つてコンクリートが廻り込み水
平のレベルを維持したまま固定される。
水平に保持した状態で、コンクリートを打設する
ので底面形状に沿つてコンクリートが廻り込み水
平のレベルを維持したまま固定される。
また排水桝は底板とベースとの広い底面積で接
地するので接地圧が小さく、軟弱な地盤の所でも
長期管に亘つて沈下を防止することができる。
地するので接地圧が小さく、軟弱な地盤の所でも
長期管に亘つて沈下を防止することができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
排水桝本体7は、第1図に示すようにコンクリ
ートで上部を開口した四角筒状に形成されてい
る。この排水桝本体7の底板8側の外側面には、
第2図に拡大して示すように所定の間隔で複数個
のインサートナツト9……が水平に埋設されてい
る。
ートで上部を開口した四角筒状に形成されてい
る。この排水桝本体7の底板8側の外側面には、
第2図に拡大して示すように所定の間隔で複数個
のインサートナツト9……が水平に埋設されてい
る。
10は異形鉄筋で、この先端にねじ部11が形
成され、前記インサートナツト9に着脱自在に取
付けられるようになつている。
成され、前記インサートナツト9に着脱自在に取
付けられるようになつている。
次に設置方法について説明すると排水桝本体7
を工場で成型した後、異形鉄筋10を取外した状
態で現場まで運搬する。
を工場で成型した後、異形鉄筋10を取外した状
態で現場まで運搬する。
現場では、第3図に示すように排水桝本体7に
取付けたインサートナツト9に異形鉄筋10を螺
合させて櫛歯状に突設させ、これを底部をほぼ水
平にした穴1に挿入する。この後、コンクリート
排水桝5の底部に台石12などを挟み込んで水平
のベルトをだす。
取付けたインサートナツト9に異形鉄筋10を螺
合させて櫛歯状に突設させ、これを底部をほぼ水
平にした穴1に挿入する。この後、コンクリート
排水桝5の底部に台石12などを挟み込んで水平
のベルトをだす。
次に、異形鉄筋10が突設した排水桝本体7の
周縁にコンクリートを打設して第4図および第5
図に示すように四角形状のベース13を形成す
る。この場合、ベース13の厚さは異形鉄筋10
が下面側に沿つて埋設されるようにして引張強度
を向上させる。
周縁にコンクリートを打設して第4図および第5
図に示すように四角形状のベース13を形成す
る。この場合、ベース13の厚さは異形鉄筋10
が下面側に沿つて埋設されるようにして引張強度
を向上させる。
次いで第6図に示すように、排水桝本体7の側
壁に挿通孔を開口し、ここに排水管14,14を
接続しモルタル15で固定すると共に、排水桝本
体7の内側底面に通水溝をモルタル15で形成す
る。
壁に挿通孔を開口し、ここに排水管14,14を
接続しモルタル15で固定すると共に、排水桝本
体7の内側底面に通水溝をモルタル15で形成す
る。
この後、コンクリート排水桝5の上に側塊16
を重ね、更に調整リング17と、蓋18を取付け
た縁塊19を重ね、夫々モルタル15で接合す
る。前記調整リング17の上面には吊上げ用のイ
ンサートナツト9が埋設され、ここに高さ調整ボ
ルト20が突設されて縁塊19の取付け高さを微
調整できるようになつている。
を重ね、更に調整リング17と、蓋18を取付け
た縁塊19を重ね、夫々モルタル15で接合す
る。前記調整リング17の上面には吊上げ用のイ
ンサートナツト9が埋設され、ここに高さ調整ボ
ルト20が突設されて縁塊19の取付け高さを微
調整できるようになつている。
また前記縁塊19は、蓋18の受け枠21が板
状の鉄筋コンクリートで一体に成型されている。
状の鉄筋コンクリートで一体に成型されている。
従つて上記構造のコンクリート排水桝5は、工
場から運搬する時には異形鉄筋10を取外し現場
で取付けるので運搬が容易であり、異形鉄筋10
の変形も防止することができる。
場から運搬する時には異形鉄筋10を取外し現場
で取付けるので運搬が容易であり、異形鉄筋10
の変形も防止することができる。
また穴1の底面が水平でなくても排水桝5を水
平に保持した状態で、コンクリートを打設するの
で底面形状に沿つてコンクリートが廻り込み、水
平のベルトを維持したまま固定される。
平に保持した状態で、コンクリートを打設するの
で底面形状に沿つてコンクリートが廻り込み、水
平のベルトを維持したまま固定される。
また排水桝は底板8とベース13との広い底面
積で接地するので接地圧が小さく、軟弱な地盤の
所でも長期間に亘つて沈下を防止することができ
る。
積で接地するので接地圧が小さく、軟弱な地盤の
所でも長期間に亘つて沈下を防止することができ
る。
また、異形鉄筋10はベース13の下面側に沿
つて埋設されているので、引張強度が大きく重量
のある排水桝を確実に支持することができる。
つて埋設されているので、引張強度が大きく重量
のある排水桝を確実に支持することができる。
更に、調整リング17の上面に埋設された吊上げ
用のインサートナツト9に高さ調整ボルト20が
突設されているので縁塊19の取付け高さを微調
整でき、地表面との位置合せが容易である。
用のインサートナツト9に高さ調整ボルト20が
突設されているので縁塊19の取付け高さを微調
整でき、地表面との位置合せが容易である。
なお上記実施例では排水桝本体7の1辺に夫々
5本づつ異形鉄筋10を取付けたものについて示
したがその本数は任意に選定するものできる。ま
た排水桝本体7は角筒状のものに限らず円筒状の
ものでも良い。
5本づつ異形鉄筋10を取付けたものについて示
したがその本数は任意に選定するものできる。ま
た排水桝本体7は角筒状のものに限らず円筒状の
ものでも良い。
(考案の効果)
以上説明した如く本考案に係わるコンクリート
排水桝によれば、運搬が容易で、現場でのレベル
調整も容易である上、ベース部分の引張強度や接
地面積が大きく、地盤の軟弱な所でも長期間に亘
つて沈下を防止することができるなど種々の効果
を有するものである。
排水桝によれば、運搬が容易で、現場でのレベル
調整も容易である上、ベース部分の引張強度や接
地面積が大きく、地盤の軟弱な所でも長期間に亘
つて沈下を防止することができるなど種々の効果
を有するものである。
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はコンクリート排水桝を一部切欠し
て示す正面図、第2図はインサートナツトと異形
鉄筋の接合部分を拡大して示す断面図、第3図は
コンクリート排水桝を穴に挿入した状態を示す断
面図、第4図はベースを形成した状態を示す断面
図、第5図はベースを形成したコンクリート排水
桝の平面図、第6図は排水桝を組立てた状態を示
す断面図、第7図乃至第9は従来の排水桝の設置
状態を示す断面図である。 1……穴、2……松杭、3……切込砕石、4…
…捨てコンクリート、5……コンクリート排水
桝、6……基礎コンクリート、7……排水桝本
体、8……底板、9……インサートナツト、10
……異形鉄筋、11……ねじ部、13……ベー
ス、14……排水桝、15……モルタル、17…
…調整リング、18……蓋、19……縁塊、20
……調整ボルト。
ので、第1図はコンクリート排水桝を一部切欠し
て示す正面図、第2図はインサートナツトと異形
鉄筋の接合部分を拡大して示す断面図、第3図は
コンクリート排水桝を穴に挿入した状態を示す断
面図、第4図はベースを形成した状態を示す断面
図、第5図はベースを形成したコンクリート排水
桝の平面図、第6図は排水桝を組立てた状態を示
す断面図、第7図乃至第9は従来の排水桝の設置
状態を示す断面図である。 1……穴、2……松杭、3……切込砕石、4…
…捨てコンクリート、5……コンクリート排水
桝、6……基礎コンクリート、7……排水桝本
体、8……底板、9……インサートナツト、10
……異形鉄筋、11……ねじ部、13……ベー
ス、14……排水桝、15……モルタル、17…
…調整リング、18……蓋、19……縁塊、20
……調整ボルト。
Claims (1)
- コンクリートで成型した排水桝本体の底板側に
位置する外側面に、所定の間隔で複数個のインサ
ートナツトをほぼ水平に埋設し、このインサート
ナツトに、先端にねじ部を設けた異形鉄筋を着脱
自在に取付けて、ベース部分を形成する異形鉄筋
を突設したことを特徴とするコンクリート排水
桝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265788U JPH044067Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265788U JPH044067Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0262990U JPH0262990U (ja) | 1990-05-10 |
JPH044067Y2 true JPH044067Y2 (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=31408798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14265788U Expired JPH044067Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044067Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14265788U patent/JPH044067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262990U (ja) | 1990-05-10 |
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