JPS62275177A - プリントラミネ−ト用接着剤 - Google Patents

プリントラミネ−ト用接着剤

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JPS62275177A
JPS62275177A JP11746186A JP11746186A JPS62275177A JP S62275177 A JPS62275177 A JP S62275177A JP 11746186 A JP11746186 A JP 11746186A JP 11746186 A JP11746186 A JP 11746186A JP S62275177 A JPS62275177 A JP S62275177A
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JP
Japan
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weight
rosin
vinyl acetate
component
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP11746186A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Usui
博司 臼井
Mitsuyoshi Yugawa
光好 湯川
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Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明はボットライフの長い一液型のプリントラミネー
ト用接着剤に関するものである。
従来より、紙器、出版物、カード、ポスター、その他の
印刷物等紙製品には、その印刷面の保護、耐水性、耐油
性の付与、更には美麗化等の目的からその表面にプラス
チックフィルムをラミネートした所謂プリントラミネー
ト製品が大量に生産されている。
そして、このプリントラミネートには、ラミネート物の
耐熱性及び接着力を向上するために従来より二液型の接
着剤が使用されている。
しかし、二液型の接着剤ではイソシアネート化合物やエ
ポキシ化合物等を使用した硬化剤が配合されているため
、ポー/ )ライフが短かく、ゲル化などのトラブルを
発生し易い。又、使用直前に二液を一定割合で混合しな
くてはならないなど作業が煩雑であり、配合ミスなども
生じ易かった。
そこで、本発明者らは、上記欠点を解決するために、−
成型でプリントラミネート可能な接着剤の開発研究に鋭
意努力した結果、改質ロジンに、アルミニウム及び/又
はノルコニウムのキレート化合物及び/又はアルコキシ
化合物を付加したロジン誘導体と、エチレン酢酸ビニル
共重合体及び/又は塩素化ポリオレフィンを配合したー
液型の接着剤がその目的を十分に果すことを知見し、本
発明を完成したのである。
すなはち、本発明は(A)軟化点70〜150℃、酸価
5〜50の改質ロジン100重量部に、アルミニウム及
び/又はジルコニウムのキレート化合物及び/又はアル
コキシ化合物を付加したロジンtM ijL 体と、(
B)酢酸ビニル含有量40〜80重量%のエチレン酢酸
ビニル共重合体及び/又は塩素含有量10〜40重■%
の塩素化ポリオレフィン 以上(A)及び(B)を主成分とし、(A):(B) 
=10:20〜10:4であり、これに(C)有機溶剤
を配合してなるプリントラミネート用接着剤である。
本発明で使用する改質ロジンには、サルフェートロジン
又はロジン等を水素添加、不均化又は二同化することに
より得られる物質をエステル化したものである。エステ
ル化に用いられる水酸化物にはグリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンクエリスリトール等が挙げられる。
尚、本発明で使用する改質ロジンの軟化点(JIS−に
−2817) は70−150℃、好ましくは100〜
130 ’Cで、酸価(JIS−に−1577)は5〜
5o好ましくは10〜30のものである。改質ロジンの
軟化点が70℃以下では、プリントラミネート用接着剤
として使用した場合にプラスチックフィルムと印刷物を
ラミネートした後、フィルムが印刷インキ中の残留溶剤
の影響でトンネル状に剥離する所謂トンネリング現象を
生して好ましくない。150℃をこえると接着性が低下
して好ましくない。
又、酸価が50をこえると反応性が高くなりすぎて、(
A)成分製造のためにアルミニウム及び/又はジルコニ
ウムのキレート化合物及び/又はアルコキシ化合物との
反応で得られるロジン誘導体の架橋密度が高くなりすぎ
て(C)有機溶剤に難溶性となるために、ラミネートの
際の接着性が低下して好ましくない。
アルミニウムのアルコキシ化合物としては、アルミニウ
ムイソプロピレート、アルミニウL−secグリ−ブチ
レート、アルミニウムエチレート 等が挙げられる。
アルミニウムキレート化合物としては、上記のアルミニ
ウムのアルコキシ化合物にアセト酢酸エチル、アセチル
アセトン、マロン酸ジエチルなどのジケトンやケトエス
テルで一部あるいは全てをキレート化したもので、エチ
ルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、
アルミニウムトリス(エチルアセドアテート)、アルミ
ニウムビスエチルアセトアセテートモノアセチルアセト
不一ト、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)
、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピ
レート等が挙げられる。
尚、アルミニウムキレート化合物又はアルミニウムアル
コキシ化合物としては、アルミニウム含有量6〜15重
量%のものが特に好ましく、改質ロジンとの反応が室温
でも容易に行える。又、プリントラミネートの際の接着
性、耐トンネリング性も非常に優秀である。
ジルコニウムのアルコキシ化合物としては、ジルコニウ
ムイソプロピレート、ジルコニウム−8ec−ブチレー
ト、ジルコニウムエチレート、モノ−3ec−ブトキシ
ジルコニウムイソプロピレート等が挙げられる。
(A)成分のロジン誘導体は、トルエン、キシレン、酢
酸エチル、メチルエチルケトン等の(C)有a溶剤中で
、軟化点70〜150℃、酸価5〜50の改質ロジン1
00重量部と、アルミニウム及び/又はジルコニウムの
キレート化合物及び/又はアルコキシ化合物の混合物を
室温もしくは若干の加熱すれば容易に得られるものであ
る。尚、(A)成分の製造の際に、(B)成分が存在し
ていても、(A)成分の製造には何んら影響はなく、従
って本願発明のプリントラミネート用接着剤の製造には
、トルエンキシレン、酢酸エチル等’[R17871′
1f(C)に(A)成分及び(II)成分を同時に配合
してもよい。
(B)成分のエチレン酢酸ビニル共重合体としては酢酸
ビニル含を量40〜80重量%のものが好ましく、40
重蛍%以下であると(Cン有機溶剤への溶解性が低下し
取り扱いが困難となる。又、80重量%をこえると軟化
点が高くなり、又硬くなりすぎてラミネートの際に十分
な接着性が得られず好ましくない。
塩素化ポリオレフィンは塩素含有量10〜50重量%の
ものが好ましく、10重盟%以下だと(C)有機溶剤へ
の溶解性が悪くなり、40重量%をこえると塩素化ポリ
オレフィンの軟化点が高くなり過ぎ、ラミネート(塗布
)する際に造膜性が低下して好ましくない。尚、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体100重量部に対して、塩素化ポ
リオレフィンをlO〜50重量部配合被部(B)成分は
、耐トンネリング性が著しく向上するので好ましい。
塩素化ポリオレフィンとしては、塩素化ポリプロピレン
、塩素化エチレン酢酸ビニル共31合体、塩素化アクク
チイックポリプロピレン等が挙げられる。
(A)成分と(B)成分の配合比は、(A):(B) 
 −10:20〜10:4の時に本願発明のプリントラ
ミネート用接着剤の耐接着性、耐トンネリング性及び光
沢性が最も優れている。配合比が(A)成分10に対し
て(B)成分が20をこえると耐トンネリング性及び耐
接着性が低下する、又、CB)成分が4以下では、プリ
ントラミネート後の(A) + (B)からなる成分が
もろくなり、造膜性が低下し耐折性、及び接着性が低下
する。
(C)成分の有機溶剤の使用量は、(A)成分及び(B
)成分を室温で溶解する量であればよく、((A)+(
[1) ) : (C) =1 : l−1: 2程度
である。
以下に実施例及び比較例を述べる。
実施例1 80℃に加熱された(C)トルエン300重量部に、軟
化点125℃、酸価20のマレイン酸変性ロジンエステ
ル100重量部とアルミニウム含有量10重量%エチル
アセトアセテートアルミニウムジイソプロビレート8重
油部を加え5時間攪拌用合しロジン誘導体(A)を得る
これに(幻成分として酢酸ビニル含有量45ffiff
i%、M I 値2.5のエチレン酢酸ビニル共重合体
40重量部及び塩素含有ff130重量%の塩素化ポリ
プロピレン30重量部を加えて、室温(23℃、50%
RH)にて撹拌溶解し、本願発明のプリントラミネート
用発着剤を得る。
尚、(A) : (B)・10Bニア0である。
この接着剤を使用し、ラミネート温度80 ’C、ラミ
ネート圧力200 kg/cat (ケージ圧)、ラミ
ネート速度20m/min及び接着剤塗布膜要約3g/
m(固型分)の条件でプリントラミネーター(松本機械
製作所層、L W F C型)によす、厚さ15μのO
PPフィルム(二軸延伸ポリプロピレン)と、3種類の
印刷物(コートボール紙印刷物、上質紙両面印刷物、ア
ート紙印刷物)をラミネートした。そして、(イ)接着
性、(II)耐トンネリング性、(ハ)光沢性及び(ニ
)溶液安定性について、次に示す評価方法により測定し
、結果を第1表に示す。
以後の実施例及び比較例についても同様に測定する。
(イ)接着性 平版インキ使用により印刷したコートボール紙印刷物と
OPPフィルムのラミネート物を24時間放置後、23
℃、剥離速a 300 wm/min、180度剥離を
行う。
○・・・・・・・・・印刷物表面よりインキが全べて剥
離するか、ラミネトート物が 裂ける。
△・・・・・・・・・印刷物表面からインキが半分程度
II j、11する。
×・・・・・・・・・印刷物表面からインキは極く一部
か全く剥離しない。
(Il+)耐トンネリング性 ○PPフィルムと、平版インキ使用の上質紙印刷物をラ
ミネトートしたら続けて、50℃90%RH中に24時
間放置後、評価する。
O・・・・・・・・・全く異常なし △・・・・・・・・・若干発生 ×・・・・・・・・・激しく発生 (ハ)光沢性 ○PPフィルムと、樹脂型インキ使用のアート紙印刷物
について、24時間放置後、目視測定する。
O・・・・・・・・・従来品より優れている。
Δ・・・・・・・・・従来品と同じ ×・・・・・・・・・従来品より劣る 尚、従来品とは二液型接着剤5A231(東京インキ製
) (=)接着剤安定性 製造した接着剤溶液の安定性について評価する。
○・・・・・・・・・製造時に全くゲル化せず、−週間
50℃、50%RI−1で放置し ても沈澱を生じない。
△・・・・・・・・・わずかに沈澱物を生しる。
×・・・・・・・・・多量の沈澱物を生しる。
実施例2 実施例1でのエチルアセトアセテートアルミニウムジイ
ソプロピレートをオレイルアセトアセテートアルミニウ
ムジイソプロピレート8重量部にかえる以外は実施例1
と回しである。
実施例3 実施例1でのエチルアセトアセテートアルミニウムジイ
ソプロピレートをアルミニウムー5ec−ブチレート8
重量部にかえる以外は実施例1と同しである。
実施例4 実施例1で(B)成分を酢酸ビニル含有量45重冊%、
M I 4a 2.5のエチレン酢酸ビニル共重合体7
0重量部にかえる以外は実施例1と同じである。
実施例5 実施例1でのエチルアセトアセテートアルミニウムジイ
ソプロピレートをジルコニウムイソプロピレート8重量
部にかえる以外は実施例1と回しである。
実施例6 実施例1のマレイン酸変性ロジンエステルを軟化点12
2℃、酸価16の重合ロジンのグリセリエステル化物1
00重量部にかえる以外は実施例1と同じである。
実施例7 実施例1で使用のエチルアセトアセテートアルミニウム
ジイソプロピレートにかえて、金属含有量20重量%の
アルミニウムジルコニウムキレート(CAVHDON 
CIIE旧CAL社製商品:キャブコモラドAPG)を
使用する以外は実施例1と同じである。
比較例1 実施例1での(B)成分として使用のエチレン酢酸ビニ
ル共重合体を15重量部、塩素化ポリプロピレンを10
重量部とする以外は、実施例1と同じである。
尚、(A):(B)=108 : 25である。
比較例2 実施例1での(B)成分として使用のエチレン酢酸ビニ
ル共重合体を120重量部、塩素化ポリプロピレンを1
00重量部とする以外は、実施例1と同じである。
尚、(A):(B) =、I O8: 220である。
比較例3 実施例1でのエチルアセトアセテートアルミニウムジイ
ソプロピレートの使用量を1重量部とする以外は、実施
例1と同しである。
比較例4 実施例1でのエチルアセトアセテートアルミニウムジイ
ソプロピレートの使用量を20重量部とする以外は、実
施例1と同じである。
第1表 以上の第1表の結果から理解されるように、本願発明に
よるプリントラミネート用接着剤は、長期間保存しても
ゲル化せず、これを使用したラミネート製品は強固に接
着しており、耐トンネリング性、光沢性にも優れている
ため各種の用途に使用可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)軟化点70〜150℃、酸価5〜50の改
    質ロジン100重量部に、アルミニウ ム及び/又はジルコニウムのキレート化合 物及び/又はアルコキシ化合物5〜20重 量部を付加させたロジン誘導体 (B)酢酸ビニル含有量40〜80重量%のエチレン酢
    酸ビニル共重合体及び/又は塩 素含有量10〜40重量%の塩素化ポリオ レフィン、 以上(A)及び(B)を主成分とし(A):(B)=1
    0:20〜10:4であり、これに(C)有機溶剤を配
    合してなるプリントラミネー ト用接着剤。
JP11746186A 1986-05-23 1986-05-23 プリントラミネ−ト用接着剤 Pending JPS62275177A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131844A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd ポリプロピレンフィルム用グラビアインキ
JP2017119824A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 荒川化学工業株式会社 粘着付与樹脂、粘・接着剤、ホットメルト接着剤

Cited By (3)

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