JPS62275130A - 耐熱性樹脂の製造方法 - Google Patents

耐熱性樹脂の製造方法

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JPS62275130A
JPS62275130A JP11625386A JP11625386A JPS62275130A JP S62275130 A JPS62275130 A JP S62275130A JP 11625386 A JP11625386 A JP 11625386A JP 11625386 A JP11625386 A JP 11625386A JP S62275130 A JPS62275130 A JP S62275130A
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JP
Japan
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temperature
dianhydride
tetracarboxylic dianhydride
reaction
heat
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Pending
Application number
JP11625386A
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English (en)
Inventor
Toshiro Takeda
敏郎 竹田
Akira Toko
都甲 明
Sumitoshi Asakuma
純俊 朝隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は光透過率(二優れ、低温硬化可能でしかも耐ア
ルカリ性(;優れた耐熱性樹脂の製造方法(−関するも
のである。その目的とする所はイミド化した樹、甲が、
ポリイミド樹脂としての耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性、
電気絶縁性、皮膜形成性、可撓性、機械特性などが優れ
、電子デバイス用材料、電気絶縁材料、被覆剤、接着剤
、塗料、成形品、積層品、繊維ある。いはフィルム材料
などとして有用な耐熱性樹脂を提供する(−あるが、中
でも特に電子デバイス用の液晶表示素子の配向膜として
有用な耐熱性樹脂を提供する(:ある、(従来技術) 従来重合体主鎖中(二へテロ環、例えばイミド、イミダ
ゾール、チアゾール、オキサゾール、オキサジアゾール
、トリアゾール、キノキチリン、′f−アジアゾール、
オキチジノンキナゾリン、イミダゾピロロン、イソイン
ドロキナゾロンなどを有するものが耐熱性が優れるとい
うことはよく知られたことである。しかしながらこれら
公知の重合体は、重合体主鎖が剛直であり、フィルム、
1′−!li!膜あるいは塗膜とした時(二柔軟性、屈
曲性、伸びなどが乏しい。その為例えば液晶用配向膜と
して使用すると、ラビング作業(二対えられず、液晶を
十分(二配向で辛ず表示素子としてのン)能を果し得な
い、またこれらの重合体は硬化(=際し、200℃以上
の加熱を必要とし、加熱すると著しく着色し、褐色ない
しは黒褐色(=なる。その為例えば液晶用配向膜として
使用すると液晶表示素子が茶色を帯び。
視野が暗くなり、コントラストが低下して表示素子とし
ての機能を果さなくなる。また、一方液晶表示素子;;
用いられる透明基板が従来からのガラス基板の場合(二
は200℃以上の高温加熱硬化でも特に問題はなかった
が近年幅広く使用されるよう(二なったグラスチックフ
ィルム基板の場合は、フィルムが上記加熱温度(=耐え
られず変形してしまい正常な液晶表示素子を1与ること
ができない。
(発明の目的) 本発明はかかる欠点を克服すべく検討した結果、ジアミ
ン成分として脂肪族ジヒドラジド化合物を、またテトラ
カルボン酸二無水物成分として3、3.4.4−ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物を必須成分として有
機極性溶媒中で50〜200℃の温度で反応させること
(二より耐熱性、可撓性、淡色性、低温便化性などのバ
ランスが良くとれた耐熱性樹脂が得られることを見出し
本発明を完成する1:至ったものである。
(発明の構成) 本発明はテトラカルボン酸二無水物とジアミンとを反応
させてイミド環を形成させる(:際し。
3、3.4.4−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物を5モル%以上含むテトラカルボン酸二無水物成分
と次の一般式、 H2N −NHCO(−CH!九C0NH−NHt(式
中、nは1以上(9)以下の整数である)で表わされる
脂肪族ジヒドラジド化合物をlOモル鴨以上含むジアミ
ン成分を必須成分とし、50〜200℃の温0度で反応
することを特徴とする耐熱性樹脂の製造方法である。
ジアミン成分として使用する脂肪族ジヒドラジド化合物
としてはアジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラ
ジド、ドデカンニ酸ジヒドラジドなどあるが各種特性を
付与する為(二次の様な芳香族ジアミンも勿論併用する
ことができる。
例えば、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジア
ミン、4.4′−ジアミノジフェニルプロパン、4.4
′−ジアミノジフェニルメタン、ベンジジン、4.4′
−ジアミノジフェニルスルフィド%4,4′−ジアミノ
ジフエニルスルホン、3.3’−ジアミノジフェニルメ
タン、4.4’−ジアミノジフェニルエーテル、 3.
3’−ジアミノジフェニルエーテル、4.4′−ジアミ
ノ−p−テルフェニル、2.6−ジアミツビリジンビス
(4−アミノフェニル)ホスフィンオキンド、ビス(4
−アミノフェニル)−N−メチルアミン、1.5−ジア
ミノナフタレン、3゜3′−ジメチル−4,4′−ジア
ミノビフェニル、3.3’−ジメトキンベンジジン、2
.4−ビス(β−アミノ−t−ブチル)トルエン、ビス
(p−β−アミノ −t−)テルフェニル)エーテル、
p−ビス(2−)fルー4−アミノペンチル)ベンゼン
p−ビス(1,1−ジメチル−5−7ミノベンチル)ベ
ンゼン、2.4−ジアミノトルエン、m−4’i/IJ
レンジアミン、p−キンリレンジアミン、ビス(p−ア
ミノンクロヘキンル)メタンなどである。
また本発明で使用するテトラカルボン酸二無水物のうち
必須成分は3 、3’、 4 、4’−ベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物であるが、これ以外のテトラ
カルボン酸二無水物も勿論併用することができる。例え
ばピロメリット酸二無水物、2.3,6.7−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、3.3’、4゜4′−ジ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、2.213.3′
−ジフェニルテトラカルボン酸二無水物、3゜r、4.
4’−1)−テルフェニルテトラカルボン酸二熱水物、
1.2.5.6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物
、2.2−ビス(3,4−ジカルボキンジフェニル)フ
ロパンニ無水物、 3,4,9.10−ヘリレンチトラ
カルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシジフ
ェニル)エーテルニ無水物、エチレンテトラカルボン酸
二無水物、ナフタレン−1,2,4,5−テトラカルボ
ン酸二無水物、ナフタレン−1,4゜5.8.−テトラ
カルボン酸二無水物、4.8−ジメチル−1,2,3,
5,6,7−ヘキサヒトロナフタレンー1゜2.5.6
−テトラカルボン酸二無水物、2.6−シクロロナフタ
レンー1.4.5.8−テトラカルボン酸二無水物、2
.7−シクロロナフタレンー1.4,5.8−テトラカ
ルボン酸二無水物、2.3,4.7−テドラクロロナフ
タレンー1.4.5.8−テトラカルボン酸二無水物、
フェナンスレン−1,2,9,IO−テトラカルボン酸
二無水物、フクロペンタン−1,2,3,4−テトラカ
ルボン酸二無水物、ピロリジン−2,3,4,5−テト
ラカルボン酸二無水物、ピラジン2,3.5.6−テト
ラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(2,5−ジカル
ボキシフェニル)プロパンニ無水物、1゜1−ビス(2
,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1.1
−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水
物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタンニ無
水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン
ニ無水物、ベンゼン−1,2,3,4−テトラカルボン
酸二無水物、  1,2.3゜4−ブタンテトラカルボ
ン酸二無水物、チオフェン−2,3,4,5−テトラカ
ルボン酸二無水物などである。
必須成分である脂肪族ジヒドラジド化合物の使用量は全
ジアミン成分(二対して、 10モル%以上が好ましい
う10モル未満では無着色化の改良効果が小さい。また
脂肪族ジヒドラジド化合物のメチレン基の数、nは30
以下が好ましい。これ以上メチレン拭の数の多い脂肪族
ジヒドラジド化合物を使用するとテトラカルボン酸二無
水物との反応が定置的(二進行しにくくなり、未反応物
として反応系に残存し分子黴が大きくならないばかりか
この未反応物が酸化され着色の原因ともなる、また3 
、 3’。
4.4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物の
使用量は全テトラカルボン酸二無水物成分(二対し5モ
ル鴨以上であることが好ましく、これ未満では無着色化
の改良効果が小さい。またテトラカルボン酸二無水物と
ジアミンとを反応させる温度は通常O〜80℃が一般的
であるが、これ以上の温度で反応させると生成したポリ
アミック酸が除々(=閉環し析出物を生じ反応系が不均
一となるからである。本発明の脂肪族ジヒドラジド化合
物をlOモル鴨以上含むアミン成分と、3.3’、4.
4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を5モ
ル%以上含む酸無水物成分とを反応させる場合は50〜
200℃の混セて行なってもこのようなことは起らず(
:反応系を均一のまま保つことが可能であ°る。
本発明(:おけるジアミン類とテトラカルボン酸二無水
物類との反応は、出来る限り等モルで行なう方が好まし
く1重合度も大きくなる。何れか一方の原料が5モル%
以上多くなると、重合度が著しく低下し、皮膜形成性の
悪い低分子置物が出来る様C;なるので注意を要する。
通常、一方の原料な0〜3モル鴨多く用いることが、作
業性・加工性を良くする上で良く行なわれろう 本発明(=おける反応系の溶媒はその官能基がテトラカ
ルボン酸ジ無水物またはジアミン類と反応しない有機極
性溶媒である一系(一対して不活性であり、かつ生成物
C:対して溶媒であること以外に、この有機極性溶媒は
反応成分の少なくとも一方、好ましくは両者;:対して
良溶媒でなければならない。
この種の溶媒として代表的なものは、N、N−ジエチル
ホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N
−ジエチルホルムアミド、N、N−ジエチルアセトアミ
ド、 N、N−ジメチルメトキシアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキチメテルフォスホアミド、N−メ
チル−2−ピロリドン、ピリジン、ジメチルスルホン、
テトラメチレンスルホン、ジメチルテトラメチレンスル
ホン等がありこれらの溶媒は単独又は組合せて使用され
る。
この他にも溶媒として組合せて用いられるものトシてベ
ンゼン、ベンゾニトリル、ジオキチン、フチロラクトン
、キンレン、トルエン、ンクロへキチン等の非溶媒が、
原料の分#を媒、反応iA節剤。
あるいは生成物からの溶専の揮散調節剤、皮膜平滑剤な
どとして使用される。
本発明は一般(=無水の条件下で行うことが好ましい。
これはテトラカルボン酸二無水物が水(二より開環し不
活性化し反応を停止させる恐れがあるためである。
このため仕込原料中の水分も溶媒中の水分も除去する必
要がある。
しかし一方反応の進行な稠節し、樹脂重合度をコントロ
ールするため(−あえて水を添加することも行なわれる
、 また本発明は不活性ガス雰囲気中で行なわれることが好
ましい。
これはジアミン類の酸化防止と空気中の炭酸ガスとの反
応を防ぐためである。
不活性ガスとしては一般(=乾燥窒素ガスが使用される
本発明における反応の方法は、次の様な種々の方法で行
なわれる。
(1)  ジアミン類とテトラカルボン酸二無水物を予
め混合し、その混合物を少量づつ有8!溶媒中(=攪拌
しながら添加する。この方法は、ポリイミド樹脂の様な
発熱反応(=おいては比較的有利である。
(2)  これとは逆1:、ジアミン類とテトラカルボ
ン酸二無水物の混合物(二、攪拌しながら溶剤を添加す
る方法もある。
(3)一般(:よく行なわれる方法はジアミン類だけを
溶剤(二とかしておき、これ(−反応速度をコントロー
ルできる割合でテトラカルボン酸二無水物を加える方法
である。
(4)  またジアミン類とテトラカルボン酸二無水物
を別々に溶剤(二とかしておき、ゆりくりと反応器中で
二つの溶液を加えることもできる。
(5)  更(;は予めジアミン類過剰のポリアミック
酸生成物とテトラカルボン酸二無水物過剰のポリアミッ
ク酸生成物を作っておき、これを反応器中で更(:反応
させることもできる。
(6)  またジアミン類の内、1部のジアミン化合物
とテトラカルボン酸二無水物をはじめ(二反応させた後
、残りのジアミン化合物を反応させる方法あるいはこれ
の逆の方法もある。
(7)  この他、ジアミン類の内の1部のジアミン化
合物とテトラカルボン酸二無水物を反応させたものと、
残りのジアミン化合物とテトラカルボン酸二無水物を反
応させたものとを、使用前に混合する方法もある。
、反応温度は50℃〜200℃で行なう。50’C以下
だと反応が遅く、またポリアミック酸の閉環反応も起り
にくくなり、後の硬化の際t: 200 ℃以上の高温
加熱を要すること(:なり低温硬化性が発現できなくな
る。また200℃以上で反応を行なうと゛、加水分解等
の副反応が活発となり1重合度の高いものが碍られなく
なる。
ポリアミック酸の重合度は計画的にコントロールできる
重合度をコントロールするために、フタル酸無水物やア
ニリンで末端封鎖したり、水を添加して酸無水物基の一
方を開環し不活性化することもでよる。
本発明の方法(−より製造されたポリアミック酸生成物
は、使用する(=あたって各種のンランカップリング剤
、ボランカップリング剤、チタネート系カップリング剤
、アルミニクム系カップリング剤その他キレート系の接
着性・密着性向上剤や各種溶剤、フローエージェントを
加えてもよく、又これらに加えて通常のM aN化剤、
アミン便化剤、ポリアミド硬化剤及びイミダゾール、3
吸アミン等の硬化促進剤の少量を加えてもよく、又ゴム
やポリサルファイド、ポリエステル、低分子エボキン等
の可撓性賦与剤及び粘度調整剤、タルク、クレー、マイ
カ、長石粉末、石英粉末、酸化マグネシウム等の充填剤
、カーボンブラック、フタロシアニンブルー等の着色剤
、テトラブロモフェニルメタン、トリブチルフォスフェ
ート等の難燃剤、二酸化アンチモン、メタ硼酸バリウム
等の難燃助剤の少はを加えてもよく、これらを添加する
こと(二より多くの用途が開かれる。
本発明の方法(=よって製造された樹脂フェスは、加熱
あるいは脱水剤C二よりイミド化を完結し硬化する。5
0℃〜200℃での反応過程で既(ニア0%以上のポリ
アミック酸は閉環してイミド環を形成しているため、加
熱脱水処理の加熱温度は通常50℃〜200℃で行なう
ことが好ましい。またこの場合の雰囲気は空気中でもさ
しつかえない場合もあるが、減圧ないしは不活性ガスと
いった非酸化性状態下の方が好ましい場合が多い。後者
の脱水剤としては、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水
安息香酸などの無水カルボン酸がよく用いられるが、こ
れらは特にピリジン、キノリン等の塩基性物質の共存下
(=使用すると効果が大きい。又、固形の脱水剤として
はゼオライト系のモレキエラーンーブやシリカゲル、活
性アルミナなどがあり、これ等は 1少々加温して使用
する方が効果的である。
(発明の効果) 本発明の方法(−従い、脂肪族ジヒドラジド化合物と3
 、3’、 4 、4’−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物を必須成分とし、有機極性溶媒中51)−
200℃の温度で反応して得られる重合体は耐熱性。
柔軟性、低温硬化性、淡色性などがバランス良くとれた
耐熱性&!詣である。
即ち1本発明の方法(二より合成した重合体は。
脂肪族ジヒドラジド化合物の使用により、分子構造中(
:脂肪族鎖を含有しており、主鎖が共役構造をとれない
為(二着色の少ない耐熱性樹脂が碍られる。
また通常の芳香族ジアミンと異なり、アミノ基間(=ア
ミド基と脂肪族飴を含むため、ポリアミック酸状態での
アミド基部分の自由度が高いので比較的低温で閉環し、
イミド環を形成する。このため1m 200℃以下の低
温で硬化が可能となった。さら(二、3.3’、4.4
’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を使用す
ること(二より、反応過程でイミド化が進行しても有機
極性溶媒への溶解性が高いために途中で重合体が析出す
るようなことはなく、均一で透明なフェスが得られる。
本発明が用いられる用途を具体的(=あげると。
先ず各種電子機材の表面を保護するコート用塗膜として
、又その上に多層配線を行つ耐熱絶縁膜として用いられ
る。
例えば半導体、トランジスター、リニアーIC、ハイブ
リットIC,発光ダイオード、1.3I、超LSIなど
の電子回路用配線構造体である。
次(=、本発明(二なる耐熱性樹脂が淡色である事より
、液晶表示装置の配向膜としても使用できる。
即ち、本発明の重合体溶液を、酸化スズや酸化インジュ
クムを主成分とする透明導電膜の形成されたガラス基板
あるいはプラスチックフィルム基板(=、浸漬法1回転
塗布法、スプレー法、印刷法などで塗布し、加熱便化後
、ラビング処理する。
ラビング方法は、ガーゼ、パフ研磨その他慣用の手段を
用いて行うことができる。本発明の配向膜と組合せて使
用できる液晶は、シッフ塩基型液晶、フェニルンクロへ
キチン型液晶、アゾキン型液晶。
アゾ型液晶、ビフェニル型液晶、エステル型液晶、フェ
ニル・ピリミジ2/型液晶等のネマティク液晶。
上記のネマティク液晶に旋光性物質、コレステロール化
合物、光学活性な置換基を有するビフェニル誘導体、フ
ェニルベンゾエート等の光学活性化合物を添加したコレ
ステリック型液晶などがあげられろ。その他高温用のコ
ーチイングツニスとして、電線被覆、マグネットワイヤ
、各種電気部品の浸漬コーティング、金属部品の保護コ
ーティングなどとして用いられると共(二含浸ワニスと
しても、ガラスクロス、溶融石英クロス、グラファイト
繊維やボロン繊維の含浸1:使用し、レーダードーム、
プリント基板、放射性廃棄物収納容器、タービン鮪、高
温性能と優れた電気特性を要する宇宙船、その他の構造
部品に使われ、またマイクロ波の防止用放射線の防止用
としてコンビニターなどの導波管、原子8i器、レント
ゲン機器の内装材としでも使用される。
また成形材料としてもグラファイト粉末、グラファイM
4Q維、二硫化モリブテンやポリ四フッ化エチレンを添
加して自己潤滑性の摺動面の製作(ユ用い、ピストンリ
ング、弁座、ベアリング、ンール用など(:用いられま
た、ガラス繊維、グラファイト繊維やボロン繊維を添加
して、ジェットエンジン部品、高強度の構造用成形11
15品などが作られる。
(実 施 例) 以下実施例を示してさら(二具体的(=説明する。
実施例1 温度計、攪拌機、乾燥窒素ガス導入管付きコンデンサー
及び原料仕込口を備えた四ツ口のセパラブルフラスコに
アジピン酸ジヒドラジド(n=4 )17.429 (
0,1モル)をとり、これ(−無水のN−メチル−2−
ピロリドンを全仕込原料中の固形分割合が15重fi【
%(=なるだけの發を加えて50℃(:なるようにオイ
ルパスで加熱した。乾燥窒素ガスは反応の傷備段階より
生成物のとり出しまでの全工程3:わたり流しておいた
ついで精製した無水の3 、3’、 4 、4’−ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物32.22 g 
(0,1モル)を攪拌しながら少量ずつ添加するが1発
熱反応であるため添加終了後の反応系の温度は70℃ま
で上昇した。さら1ニオイルバスを用いて加熱し、内部
温度を80℃(:設定して5時間攪拌し反応を終了した
。得られた生成物は淡黄色透明の粘稠な溶液であり、N
−メチル−2−ピロリドン0.5を量%溶液の固有粘度
は0.42(30℃)であった。またこの生成物を多量
のメタノール中C:投入し、沈殿物を回収して室温で一
昼夜減圧乾燥したものの1几スペクトルを測定したとこ
ろ1770cIE と710α (:イミド環(;基づ
く強い吸収がみちれた。次(=このポリイミドフェスを
N−ジメチルアセトアミドで5重置チ溶液としたものを
ガラス板上に滴下し。
スピンナーで400rpmでlθ秒秒間−て1500r
pmで20秒間回転させ均一(:塗布した。これを減圧
下で80℃、150℃で各30分間ずつ加熱し、厚さ1
μの淡黄色透明で強靭なポリイミド樹脂フィルムな得た
。これ以上の温度で便化してもイミド基の吸収強度は大
きくならなかった。
このフィルムは耐熱性(二優れており、空気中での熱分
解開始温度は、示差熱天秤分析装置での測定で、昇温速
度5℃/minで3301:であった。フィルムの引張
強度は9に9/−であった。またフィルムは淡色性(二
優れ、光透過率は400℃mで97%であった。
実施例2 実施例1と同様な装置及び方法で、セバンン酸ジヒドラ
ジド(n=8 ) 16.12J’ (70モル%)と
4.4′−ジアミノジフェニルエーテル6.80.9 
(30モル%)とを、3.3’、4.4’−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物16.11F(50モル
%)と3 e 3’+ 444’−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物11.77、S+(40モル%)とピ
ロメリット酸無水物2.18.17(10モル%)1’
l−160℃の温度で5時間反応させた。
碍られた生成物は粘81な溶液であり固有粘反は0.7
0であった。また得られたフィルムは淡黄色透明で強靭
性1:Nみ、熱分解開始温度は370℃、引張強度は1
2 Kp/m、光透過率は89%と優れたも゛のであっ
た。
比較例1 実施例1と同様な装置及び方法でアジピン酸ジヒドラジ
ドl 7.42 、f (0,1モル)とピロメリット
酸無水物21.81g(0,1モル)とを反応させた。
得られた生成物の固有粘度は0.48であった。得られ
たフィルムは淡黄色透明で強靭性に富んではいたがIR
スペクトルの測定結果からイミド化が完結しておらず完
全t;イミド化するため(二はさらC200℃。
250℃各30分の硬化を必要とした。イミド化の完結
したフィルムの熱分解開始温度は350℃、引張強度は
10Kp/+ml 、光透過率は65%で到底液晶配向
膜として使用できるものではなか9た。
比較例2 実施例1と同様な装置及び方法でセバンン酸ジヒドラジ
ドx、1sg(5モル%)と4.4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル19.02 g(95モル%)とを3゜3
’、4 、4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物x6.xtg(5oモル%)、3.3′、4.4′
−ジフェニルテトラカルボン酸二無水物! 4.71 
II(50モル%)と反応させた。
得られた生成物の固有粘度は0.82であった。得られ
たフィルムは淡黄色透明であワたが、比較例1の場合と
同様イミド化が完結しておらず、1()0%イミド化す
るためにはさらC200℃、250’C;、300℃で
各30分の硬化が必要であった。このフィルムの熱分解
開始温度は430℃、引張強度は2゜Kp/dと優れた
ものであったが光透過率は60%で到底液晶配向膜とし
て使用できるものではなかりた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカル
    ボン酸無水物を5モル%以上含むテトラカルボン酸二無
    水物成分と次の一般式: H_2N−NHCO−(CH_2)−_nCONH−N
    H_2(式中、nは1以上30以下の整数である) で表わされる脂肪族ジヒドラジド化合物を10モル%以
    上含むジアミン成分を必須成分とし、50〜200℃の
    温度で反応させることを特徴とする耐熱性樹脂の製造方
    法。
JP11625386A 1986-05-22 1986-05-22 耐熱性樹脂の製造方法 Pending JPS62275130A (ja)

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JP11625386A JPS62275130A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 耐熱性樹脂の製造方法

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