JPS62274829A

JPS62274829A - 電力線搬送制御システム

Info

Publication number: JPS62274829A
Application number: JP11818786A
Authority: JP
Inventors: Takashi Hara; 敬原; Toshiharu Watanabe; 俊晴渡辺; Takashi Oshimi; 隆押見; Makoto Kobiyama; 誠媚山; Yasuhiro Akema; 明間　保博
Original assignee: Toshiba Home Technology Corp
Current assignee: Toshiba Home Technology Corp
Priority date: 1986-05-21
Filing date: 1986-05-21
Publication date: 1987-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は電力線に重畳した高周波信号によって、エアコ
ンやテレビ等の負荷を遠隔制御する電力線搬送制御シス
テムに関する。

（従来の技術）一般に、電力線搬送制御システムは屋内電力線を使用し
て発信機から照明器具、エアコン、テレビなどの各種電
気器具からなる負荷を制御する受信機に情報を送信して
負荷制御を行なうものであり、第６図に示すように商用
交流電源１に接続された電力線２に送信部。

受信部及びデータ処理部を有する発信１１３を接続する
とともに、その発信機３と同様に送信部、受信部及びデ
ータ処理部を有する複数の受信１ｆｉ４を接続し、発信
機３から第７図に示すように交流電源波形に情報に基づ
いてビットが１１」のとき高周波信号を搬送波として重
畳させ、それを受信機４で受信してデー夕の判読を行な
い各々負荷５を制御するようにしている。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、負荷５となるテレビ等の電気器具は内部に雑
音防止用のコンデンサを備えていることが多いが、負荷
５がオンするとこのコンデンサが電力線２と接続される
ことになり、電力線２の配線インダクタンスＬと直列共
振を起こしてしまう。この共振周波数ｆ。

はｆｏ＝１／２πＶ「て・・・・・・・・・■（Ｃ：コン
デンサのキャパシタンス）によって求まるが、各負荷５の状態によって、コンデン
サのキャパシタンスＣが変化するため、この共振周波数
ｆ、が高周波信号の周波数と同一となる共振状態を起こ
すことがある。

電力線２が共振状態になると電力線インピーダンスは抵
抗力のみとなって低下するため、高周波信号が減衰され
、発信機３又は受信機４で受信される高周波信号の判読
が困難となって発信ａ３を操作したにもかかわらず負荷
５がオン・オーツ制御できない不動作状態が発生すると
言う問題があった。

本発明（よ前記問題点に基づいてなされたものであり、
高周波信号周波数における電力線の共振状態を解除させ
高周波信号の減衰を防止して、確実に負荷の遠隔制御を
行なうことのできる電力線搬送制御システムを提供する
ことを目的とする。

［発明の構成１（問題点を解決するだめの手段）第１図において、電力線２には交流電源波形から高周波
成分を分離する同調手段２５と、電力線インピーダンス
を変更できるインピーダンス変更手段３３とを接続して
いる。そして、制御手段３１は同調手段２５によって検
出される高周波成分のレベルを計測し、この高周波成分
が所定レベル以下に減衰するとインピーダンス変更手段
３３を制御するように接続されている。

（作　用）高周波成分が所定レベル以下に減衰すると電ツノ線に共
振状態が発生したと判断され、制御手段３１はインピー
ダンス変更手段３３を制御して電力線インピーダンスを
変更させ、電力線２の共振状態を解除させる。

（実施例）以下、図面に基づいて、本発明の一実施例を詳述する。

第２図において、発信機１１と受信機１２は電力線２に
接続し、発信機１１は受信機１２ヘオン・オフ指令であ
る制御データを送出し、受信機１２はこの制御データに
応じ従属する負荷５をオン・オフ制御すると共に、この
オン・オフ結果を発信［１１に備え付けの発光表示素子
で表示させるものである。

発信機１１及び受信機１２はともにマイクロコンピュー
タ（以下ＣＰＵと称ず）　１３．１３△により制御され
、結合回路１４．受信回路１５．送信回路１６．同期回
路１７及び電源回路１８とを備え、発信機１１と受信機
１２におけるこれらの回路構成は全く同一であるので受
信機１２の詳細な回路構成図は省略しである。

発信機１１はさらに負荷５のオン・オフ状態を表示する
Ｌ　Ｅ　Ｄ等による複数の発光表示素子１９と従属する
受信機１２のチャンネルを設定するスイッチやオン・オ
フ制御する指令を出す制御スイッチ等を有するキーボー
ド２０とを備え、このキーボード２０のいずれかを操作
すると、ＣＰ　Ｕ　１３は制御データＣＭＤと該当する
受信機１２におけるチャンネルのアドレスデータ△ＤＲ
を送信回路１６へ出力する。送信回路１６はこれらのデ
ータを電流増幅して結合回路１４へ出力し、結合回路１
４はコンデンサとコイルによりパルスを共振させて、高
周波信号を発生させ、この高周波信号を電力線２の交流
電源波形に重畳させる。

一方、受信機１２の結合回路１４は電力線２からコンデ
ンサとコイルとで共振さゼて搬送された高周波信号だけ
を取り出して受信回路１５−　６　　＝へ出力する。受信回路１５は高周波信号を波形成形して
パルスにし、ＣＰ　Ｕ　１３Ａへ出力する。

ｃ　ｐ　Ｕ　１３Ａはこの入力されたパルスにより制御
データＣＭＤとアドレスデータＡＤＲを判別し、コンレ
ン１〜２１に接続されて従属している負荷５をリレー２
２により励磁してオン・オフ制御させると共に、その確
認データＡＣＫを送信回路１６．結合回路１４及び電力
線２を介して同様に発信機１１へ送信する。この確認デ
ータ八〇にの返送に伴いオン動作された負荷５に対応す
る発光表示素子１９が点灯制御される。同期回路１７は
発信機１１と受信機１２とを同期させるものであり、２
３は受信ｌｌ１１２の固有のチャンネルを設定するチャ
ンネル設定器である。尚、図面では受信機１２を１台設
けたものを示したが、通常は数台の受信機１２が電力線
２に接続されている。

第１図において、発信機１１と受信機１２とを接続して
いる電力線２には電力線２のインピーダンスを変更でき
るインピーダンス制御装置２４が接続されている。

インピーダンス制御装置２４は交流電源波形に重畳され
た高周波成分のみを分離するため結合コンデンサＣ１と
結合コイル１−１．及び共振用コンデンサＣ２とから成
る同調回路２５と、この同調回路２５で検出された高周
波成分のレベルをデジタル変換するため抵抗Ｒ１とコン
デンサＣ３から形成される積分回路２６と△／Ｄ変換器
２７とから成るレベル検出回路２８と、検出された高周
波成分が高周波信号によるものかを判断するため分圧抵
抗Ｒ２，Ｒ３と比較器２９から成るギヤリア検出回路３
０と、高周波成分のレベルを剖測して減衰状態を判断す
るＣ　Ｐ　Ｕ　３１と、このＣＰ　Ｕ　３１に制御され
電力線２のインピーダンスを変更するため、コンデンサ
Ｃ４，リレー３２及びｌ・ランジスタ丁ｒから成るイン
ピーダンス変更回路３３とから構成されている。

以上のように構成される本発明の作用を第３図のフロチ
ャート及び第４図、第５図の波形図を参照して説明する
。

電力線２の交流電源波形には発信機１１から受信機１２
又は受信機１２から発信機１１への高周波信号が重畳さ
れており、インピーダンス制御装置２４を構成する同調
回路２５は電力線２からこの高周波成分のみを分離して
検出している。キャリア検出回路３０は同調回路２５の
出力に接続されており、この出力が比較器２９によって
一定以上のレベルになると、ＣＰＵ３１に検出信号を出
力して高周波成分が同調回路２５で受信されたことを知
らせる。尚、同調回路２５のａ点における高周波成分の
波形は第４図に示すように電力線２のインピーダンスが
小さいときには（Ａ）のようにレベルが低く、インピー
ダンスが大きいときには（Ｂ）のようにレベルが高い。

この高周波成分は積分回路２６によって、整形されて電
圧値に変換され、ｂ点の波形は第５図に示すようになり
、そして△／Ｄ変換器２７によりデジタル変換され、Ｃ
ＰＵ３１へ送られる。

ＣＰ　Ｕ　３１はキャリア検出回路３０によって高周波
成分が検出されると、レベル検出回路２８から出力され
た高周波成分のレベルを泪測し、このレベルが所定より
低い場合、高周波信号の周波数と電力線２の共振周波数
とが略同−となる共振状態が発生してその高周波成分の
レベルが減衰していると判断し、電力１２の共振周波数
を変更さセるため、インピーダンス変更回路３３のそれ
までオフ状態であったトランジスタＴｒをオンさせリレ
ー３２を励磁させて、リレー接点３２Ａを閉路し、電力
線２にコンデンサＣ４を接続さゼる。電力線２の共振周
波数ｆ。は０式によって求められるため、コンデンサＣ
４を接続することによってｆｏはズレることから共振状
態を解除することができる。共振状態を解除することに
よって電力線２のインピーダンスは大きくなり、電力線
２の重畳されている高周波信号の減衰が防止され、発信
機１１と受信機１２との間の高周波信号の送受信が確実
に行なわれ、受信機１２に接続されている負荷５の遠隔
制御を確実にすることができる。尚、共振状態が解除さ
れてもリレー３２のオン・オフ状態はそのまま継続され
る。また、一方負荷５に内蔵されているコンデンサによ
って再び共振状態が発生したときにはリレー３２のオン
・オフを反転させてコンデンサＣ４の接続を解除するこ
とにより共振状態を解除することができる。

以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明の要旨の
範囲内で適宜変形可能である。

例えば前記実施例ではインピーダンス変更回路３３を１
つだけ設けたが、コンデンサＣ４のキャパシタンスが各
々異なるインピーダンス変更回路３３を複数設け、１つ
のコンデンサＣ４を電力線２に接続しても共振状態が解
除されない場合、次々にコンデンサＣ４の値を変えるよ
うにすれば確実に電力線２の共振周波数ｆ、が変化して
共振状態を解除できる。

また、電力線２の共振周波数ｔｏはコイルのインダクタ
ンスを変えることによっても変化するため、電力線２の
配線インダクタンスが変化するＪ：うなインピーダンス
変更回路を設けても良い。さらに、前記実施例では発信
機１１及び受信機１２ど別体にインピーダンス制御装置
２４を設けたが、これらと一体に設り、ＣＰ　Ｕ　１３
又は１３△によりＣＰ　Ｕ　３１を兼用させることもで
きる。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば電力線から高周波成
分を検出し、この高周波成分が所定レベル以下に低下す
ると、電力線が共振状態となっていると判断し、電力線
インピーダンスを変更さゼることにより、共振状態を解
除することができ、高周波信号の減衰を防止して確実に
負荷の遠隔制御を行なうことのできる電力線搬送制御シ
ステムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は発信
機と受信機の回路図、第３図は動作を示す７０チヤート
、第４図（Ａ＞（Ｂ）はａ点における波形図、第５図は
ｂ点における波形図、第６図は一般の電力線搬送制御シ
ステムの概略図、第７図は同伝送波形図である。２・・・電力線５・・・負荷１１・・・発信機１２・・・受信機２４・・・インピーダンス制御装置２５・・・同調回路（同調手段）２８・・・レベル検出回路３０・・・キャリア検出回路３１・・・ＣＰＵ　（制御手段）３２・・・リレー３３・・・インピーダンス変更回路（インピーダンス変
更手段）記　確回トー　四Ｈ記磁　酩儒詑回Ｖ＋　区区回ヨ尿　へｌ＼ヨ優宇　状凧年ｒ）−１１ →〕つ１シ℃ ＹμＣＬΔ？＼ｌ＼ Δ什Ｑ〕〉〉陣沫　　　　　　　　濡へ凧ビｉ弗ベル、＼巨込− １滴章　膨悩シ回Ｒはミ貼へ痛析α（社）駆Ｙ回へＬＤ　−、、、い区　　−− 「０法

Claims

【特許請求の範囲】電力線に高周波信号を重畳して発信機により受信機に従属している負荷を遠隔制御する電力線搬送
制御システムにおいて、前記電力線に接続され電源波形
から高周波成分を分離する同調手段と、前記電力線に接
続され電力線インピーダンスを変更自在なインピーダン
ス変更手段と、前記高周波成分が所定レベル以下に減衰
すると前記インピーダンス変更手段を操作して前記電力
線インピーダンスを変更させる制御手段とを具備してな
ることを特徴とする電力線搬送制御システム。