JPS62272989A - 融合タンパク質、抗体およびこれらの製造方法 - Google Patents

融合タンパク質、抗体およびこれらの製造方法

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JPS62272989A
JPS62272989A JP62101103A JP10110387A JPS62272989A JP S62272989 A JPS62272989 A JP S62272989A JP 62101103 A JP62101103 A JP 62101103A JP 10110387 A JP10110387 A JP 10110387A JP S62272989 A JPS62272989 A JP S62272989A
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JP
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protein
igf
fusion protein
plasmid
antibody
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JP62101103A
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ビヨルン・ロエーブエナドレル
エリク・ホルムグレン
マテイアス・ウーレン
ビヨルン・ニルソン
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Kabigen AB
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は、免疫原キャリヤ(担持)タンパク質と融合し
たアミノ酸配列を含む融合タンパク質の製造方法に係る
。また本発明は、そうして製造された融合タンパク質を
用いるポリクローナル抗体の製造方法ならびにこの融合
タンパク質のワクチンとしての用途にも関する。
本発明において、所望のアミノ酸配列をコードしている
遺伝子は単離、合成、その他の方法で得られ、こうして
得られたDNA断片は、この断片がキャリヤタンパク質
配列をコードしているDNA部分および宿主細胞中での
高いレベルの発現に必要な別の調節配列に同位相でつな
がるようにして、細菌性発現ベクター中に挿入される。
機能性のタンパク賀部分をコードしているDNAセグメ
ントは、理想的には適当な制限酵素で消化するがあるい
は別の方法で操作して付着末端かプラント末端を生成せ
しめ、互いの連結およびプラスミドまたは別のタイプの
クローニングベクターとの連結を容易にする。
本発明を実施するにはさまざまなりローニングベクター
と発現ベクターが使用できる。細菌中で用いる場合には
プラスミドが好ましいがバクテリオファージやコスミド
に由来するベクターでもよい。哺乳動物や植物の細胞で
クローニングを行なう場合にはウィルス誘導体をベクタ
ーとして使うことができる。プラスミドを用いる場合天
然起源のものでも人工的に合成したものでもよい。選択
した特定のプラスミドは宿主として用いる特定の細胞に
適合しなければならない。
組換えベクターの製造、ベクターを用いた宿主細胞の形
質転換、トランスフェクションまたはプロトプラスト融
合、ベクターの複製、ならびにポリペプチドおよびタン
パク質の発現に使用するさまざまな手順と材料は次の文
献中で論じられている: θId and Primrose、 f’rinci
 als of Gene )4ani ulatio
n (2nd Ed、 1981) :Haniati
S et、 al、、 14o1ecular clo
ninQ、 a lab。
ratorvmanual、 Co1d 5prinl
J Harbor 1aboratory(1982)
 : 5ilhavy et、 al、、  Experim
ents with genefusions、  C
o1d Spring Harbor 1aborat
ory(1984) : Methods  in   Enzymology 
  Eds、   Mu  et、  at、。
VOItlleS 68. 100. 101.  R
(3CO1binant DNA I)artsA、 
 8 and C,Acad、  Press 。
ことによって本明細書中に含まれることとする。
本発明は、形質転換された宿主細−での発現後、免疫原
キャリヤタンパク質に融合したある所定のアミノ酸配列
に対する特異的な抗体を製造することのできる方法を提
供するものである。ざらに詳細に述べると本発明は、所
望のアミノ酸配列、すなわちタンパク質、ペプチドまた
は短いアミノ酸配列に対する抗体の生産に関するもので
ある。抗体は上記の融合タンパク質でマウス、ラビット
、その他の適当な動物を免疫することによって作製する
ことができる。キャリヤ分子があるため、所望のペプチ
ドは接種された動物の免疫系によって認識されやすくな
る。キャリヤ分子と共にポリクローナル性のB−細胞刺
激効果を用いると免疫された宿主の免疫応答がさらに^
められる。
また本発明の重要なひとつの一面は、キャリヤタンパク
質に融合したタンパク質部分をコードしているクローン
化または合成したDNAセグメントの発現によって人間
または動物用のワクチンを生産することである。このよ
うなワクチンを接種するとウィルス、細菌、その他の感
染原に対する中和活性を獲得することができる。
この場合、天然のタンパク質の抗原決定基部分をコード
している合成オリゴヌクレオチドを、キャリヤタンパク
質をコードしている遺伝子と融合する。
形成されたハイブリッドタンパク質を望みの宿主に導入
すると、この宿主中で天然タンパク質の抗原決定基部分
に対する抗体の産生が始まり、すなわち細胞性(細胞媒
介)免疫応答が始まる。ワクチンを製造する方法は、対
象とする生物のタンパク質かDNA配列(宿主ゲノムが
RNAであればcDNA配列)からタンパク質抗原の抗
原決定基部分のアミノ酸配列を決定し、抗原的にはこの
タンパク質の決定基部分の完全またはほとんど完全な複
製品であるタンパク質をコードしているオリゴヌクレオ
チドセグメントを合成し、この抗原性ペプチド部分をコ
ードしているDNAセグメントを発現ベクター中に導入
し、抗原性ペプチドと結合したキャリヤ(担体)から成
るハイブリッドタンパク質を発現させることからなる。
発現用のプラスミドと、コントロールされた生育条件下
でハイブリッドタンパク質を外部媒質(培地)中に分泌
する宿主系とは、スウェーデン特許出願第850592
1−0号(出願臼1985年12月17日、“A me
thod to export aene produ
cts to thegrowth 1edeull 
Of (lral ne(latiVe baCter
ia”)およびスウェーデン特許出願第8505922
−8号(出願臼 1985年12月17日、“ C0n
5trLICtiOn of anIgG−bindi
ng  protein  to  facilita
te downstreamprocessing u
sing protein engineering”
 )に詳細に記載されている。これらの特許の開示内容
は引用によって本明細書中に含まれるものとする。
ハイブリッドタンパク質はキャリヤと所望のタンパク質
とから構成されている。キャリヤはIaG結合タンパク
質(以後免疫グロブリン結合タンパク質、略してIGB
lという)が好ましく、たとえ゛ば黄色ブドウ球菌(5
taphylococcusaureus)プロティン
Aとか、スウェーデン特許出願第8505922−8号
に定義されているZ−タンパク質やレンサ球菌(5tr
eptococca I )プロティンGのようなプロ
ティンl]運タンパク質がある。
所望のタンパク質はキャリヤ(IGB)との融合タンパ
ク質(第1図)として精製することができ、したがって
IQGアフィニティークロマトグラフイーを用いて一段
階で精製することができる(第8図)。所望のタンパク
質は(ホルモンのような)ポリペプチドの一部または全
体であっても、異なるポリペプチドの組合せでもよい。
所望のタンパク質のアミノ末端残基および/またはカル
ボキシ末端残基の両者がキャリヤと融合していることも
できる。
所望のタンパク質にキャリヤを融合するための物学で 
−−m=゛    −日常使われてすることができる。
さらに、所望のタンパク質の遺伝子は化学的に合成して
キャリヤ遺伝子と融合することができる。この後者の例
は、インスリン様成長因子I (IGF−1)およびI
GF−1の一部すなわちIGF−IのC−末端アミノ酸
14個をコードしている合成遺伝子I G F−57−
70の場合について実施例2と3に挙げである。DNA
合成技術を用いると2−タンパク質のような新規な(す
なわち天然にはみられない)タンパク質を生産すること
ができる。
すでに指摘したように本発明の概念はペプチド抗原と免
疫原キャリヤとのin vivoでの複合体化に基づい
ている。キャリヤはIQG結合タンパク質が好ましく、
これはB細胞マイトジェン活性[5jodal et、
 at、、 5cand、 J、 In+5uno1.
 10,593(1979)] 、反復構造[Uhle
n et、 at、、 J、 Biol。
Chew、、 259.1695−1702 (198
4)] 、および免疫グロブリンとの複合体を形成する
能力によって免疫応答をさらに高めることができる。本
発明の方法の好ましい態様では、ハイブリッドタンパク
質の中に含まれる抗原部分はクローン化された構造遺伝
子、その一部または合成オリゴヌクレオチドによってコ
ードされているものである。本発明は、あらゆるアミノ
酸配列に対する抗体(ポリクローナル、モノクローナル
)の作成を可能にする手段を提供する。
本発明の別の一面は、ある感染原由来iの天然タンパク
質の抗原領域をコードしている合成りNAセグメントを
設計することによって、前記のハイブリッドポリペプチ
ドをワクチンとして使用することである。
よく知られた標準的な技術を用い、クローン化DNAセ
グメントまたは合成りNAセグメントによって規定され
る所望のアミノ酸配列と融合したキャリヤタンパク質を
含有する融合タンパク質を使用して動物(たとえばラビ
ット)にポリクローナル抗体を産生させる。
簡単にいうと若いラビットの背中に融合タンパク質を皮
下と筋肉内に投与して免疫する。免疫は罰則的にかつさ
まざまな投与量で行ない、所望のペプチドに対する抗体
のin vivo産生を誘発する。
理想的には、最初100〜SOOI4を投与しその後筒
311100/llを投与して免疫する。融合タンパク
質を単独で用いる代わりに完全または不完全フロインド
アジュバントと混合して用いてもよい。理想的には、最
初の免疫には完全フロインドアジュバントを使用し、そ
の後の免疫では融合タンパク質を不完全70インドアジ
ユバントに乳濁して用いる。
また、融合タンパク質を全量−箇所に注射する代わりに
、投与毎にラビットの背中に皮下注射と筋肉注射を多数
回行なうと好ましい。いろいろな時間間隔でラビットか
ら採血し、血清サンプルの抗−ペプチド応答を電気プロ
ットアッセイによってテストする。ラビットの血清タイ
ターが高いときラビットに放血させ、高速遠心によって
血液を凝固させた後血清を得る。この血清から、プロテ
ィンAアフィニティークロマトグラフィーまたは硫酸ア
ンモニウム沈澱とその後のDEAE−クロマトグラフィ
ーのような標準的な技術によって免疫グロブリンG(I
QG)画分を精製する。こうして精製したIG画分はハ
イブリッドタンパク質分子のアフィニティー精製用抗体
のひとつの起源として使用することができる。
望のペプチドに するモノクローナル抗体の製造 クローン化されたDNAによって規定される融合タンパ
ク質はまたモノクローナルな抗−ペプチド抗体の作成に
も使用できる。モノクローナル抗−ペブチド抗体を作成
するための好ましい手順は基本的に米国特許第4,41
1,993号(引用によって本明細書中に含まれるもの
とする)に開示されているようなものである。その手順
では、精製した融合タンパク質を用いてB^1B/cマ
ウスを7〜14日の間隔で数回免疫する。それぞれの注
射毎にさまざまな最の同定(融合)ペプチドを用いる。
10〜100 /Jjが理想的である。最初の注射では
ペプチドを完全70インドアジユバントに乳濁するのが
理想的であり、その後の接種では不完全フロインドアジ
ュバントにペプチドを乳濁する。融合タンパク質を全団
−箇所に注射する代わりに、投与毎にマウスの身体のい
ろいろな部位、たとえば後足に多数回の注射をする。
免疫の過程でマウスから血清サンプルを採取し、その抗
−ペプチド応答をRIAアッセイでテストする。抗体タ
イターが検出されたら同定ペプチドを生理食塩水と混合
した液を動物に静脈注射する。
数日後動物を殺して牌臓を取出す。牌R細胞の単細胞懸
濁液を、抗体産生細胞の数を増やすために各種の添加剤
を加えた組織培養用の信地中で培養する。この抗体産生
細胞を信地から単離し、標準法によって精製してその後
のミエローマ(骨髄腫)細胞との融合に使用する。
融合プロセスでは、精製した抗体産生細胞細胞をネズミ
科Huridaeミエローマ細胞と混合し、この混合物
をベレット化する。その後、遠心による2つの異なるタ
イプの細胞の融合を容易にするため細胞ベレットに融合
剤を添加する。融合剤としては、各種タイプのエチレン
オキサイドと水の縮合ポリマー、たとえばポリエチレン
グリコール(以後rPEGJとする) 1500などが
ある。その他の可能な融合剤としてはセンダイウィルス
のようなりNA転換性ウィルスやそれから得られた融合
タンパク質がある。融合を最適に行なうためには融合剤
の量と濃度を制御しなければならない。
たとえばP E G 1500を用いる場合この融合剤
は約40%(重量/容は)とすべきである。しかし、P
E G 1500の容量は0.5〜3Idの範囲でよく
、PEG 1500の濃度は”信地の容量に対して35
〜60重伍%で変えられる。
次に細胞を、融合しなかったミエローマ細胞、ミエロー
マ同士の(二倍体)ハイブリッド、融合しなかった牌臓
細胞および牌臓細胞同士の(二倍体)ハイブリッドの増
殖を排除するように選択された抑制剤と各種の添加剤と
を添加した組織培養信地に再度懸濁して抗−ペプチド抗
体産生モノクローナル細胞を増殖させる。このような増
殖禁止剤すなわち抑制剤としてはヒボキサンチン、アミ
ノプテリンおよびチミジンがある(以後まとめてrHA
TJという)。
組織培養信地には、ハイブリッド抗体産生細胞の増殖を
誘発するためにフィラー細胞も加える。
未だにはうきりとは確認されていないがこのフィラーa
mは少数のハイブリッド細胞がより容易に増殖できて最
適の細胞密度が得られるようにII能すると考えられる
。また、フィラー細胞はハイブリッド細胞の増殖に必要
な栄養になるとも考えられる。さまざまなタイプのフィ
ラー細胞が使用でき、たとえばBALB/Cマウスの胸
腺細胞がある。その他のタイプのフィラー細胞としては
ネズミ牌臓細胞、放射線を照射したネズミ腹m浸出細胞
およびネズミマクロファージがある。信地にはいろいろ
な濃度のフィラー細胞を添加することができるが、好ま
しくはフィラー細胞を0.5〜5X106コ/dの範囲
の濃度でHAT含有含有転地加するのが好ましく、最適
な密度は約3X 106コ/dである。
ただ−回の培養で増殖させる代わりに、再懸濁細胞を増
殖信地、フィラー細胞および選択された抑制剤と共にマ
ルチマイクロタイタープレートに移す。数日培養した後
、以上の手順で生成するハイブリドーマ細胞の抗−ペプ
チド抗体応答をRIAアッセイでスクリーニングする。
正の結果を示すハイブリッド細胞を採集し、限界稀釈法
(詳細は米国特許第4,411,993号)によってク
ローン化する。この限界稀釈法では、抗−ペプチド抗体
産生ハイブリッド細胞を、フィラー細胞と、融合しなか
った牌臓細胞およびミエローマ細胞の増殖を抑える選択
された抑制剤とを含有する信地中in VitrOで個
別に培養する。ハイブリッド細胞が増殖するクローニン
グ培養物を所望のペプチドに対する反応性に関してRI
Aアッセイでスクリーニングする。
融合ペプチドと反応する抗体を含有する上清を生じるク
ローン化されたハイプリドーマを採集し、人情生産のた
めにin vitroで大容量培養する。あるいは抗−
ペプチド抗体をin vivoで殖やすこともできる。
すなわち、クローン化したバイプリドーマ細胞をマウス
の腹膜内キャビティに注射し、その後抗−ペブチド抗体
を高濃度で含有する腹膜内腹水を回収する。本出願人の
知見によると、回収した腹水流体は3η/1Idlを越
える濃度でモノクローナルな抗−ペプチド抗体を含有し
ている。この腹水流体が含有する抗体は確立されている
技術、たとえば硫117ンモニウム沈澱(dtrrer
ent;attonammonium 5ulfate
 precipitation)とそれに続くゲルカラ
ムクロマドグラフイーによって単離濃縮することができ
る。所要により、この抗体のSta h Iococc
us aUreljs由来プロティンAに対する結合能
に基づいたアフィニティークロマトグラフィーおよび/
またはイオン交換クロマトグラフィーによって抗体をさ
らに精製することができる。
これらのポリクローナル抗体、ハイブリドーマ上清およ
びモノクローナル抗体の抗−ペプチド応答C3電気プロ
ットアッセイまたは免疫放射アッセイ(I RMA)に
よってテストした。
以下添附の図面を参照した非限定的実施例によって本発
明をさらに詳細に説明する。
第1図は実施例1〜3に記載した融合タンパク質の概略
図であり、SはプロティンAのシグナル配列、IGBは
IQG結合ドメイン(領域)を表わす。
第2図は、Ni1sson、 B、、 et、 al、
、 EHBOJ、、 4゜1075−1080 (19
85)に記載のpRIT5にpcH4G由来のアルカリ
性ホスファターゼをコードしている遺伝子をクローニン
グしてpRI丁6を構築する際の説明図である。
第3図は種々のポリクローナル性ラビット抗血清につい
てIGF−Iに対する反応性をテストしたI RMAア
ッセイの結果を示す図である。このアッセイは既に記載
された通りに行なった。抗体稀釈には、(K37、K5
2、nonimsune−非免疫の場合)0.5%B 
S A (Siua>と0.1%NP4Gを含有するP
BSを、(K18の場合)0.25%ゼラチンと0.1
%N4Gを含有するPBSを用いた。
K18:BSAに化学的にカップルした合成IGF57
−70で免疫したラビット(正のコントロール)、K3
7:プロテインA−IGF−1遺伝子線合体で免疫した
ラビット、 K 52 : ZZ−IGF57−70で免疫したラビ
ット、nonimmune :免疫していない血清(負
のコントロール)。
第4図は実施例に記載したpZZ−IGF=1の構築の
ためのクローニングの説明図である。AMPはβ−ラク
タマーゼをコードしている遺伝子、Sはシグナル配列、
A−EはプロティンAの[oG結合ドメイン、oriは
複製起点(オリジン)、Zは合成断片、IGF−1はI
GF−1の遺伝子、Flはファージf1由来の複製起点
、l acZはβ−ガラクトシダーゼの遺伝子である。
第5図は実施例2と3に記載したクローニングの説明図
である。Ampはβ−ラクタマーゼをコードしている遺
伝子、Sはシグナル配列、2は合成断片、IGF−1は
IGF−1の遺伝子である。
第6図はpEZZ−IGF−[プラスミドベクターがコ
ードしているZZ−IGF−1のヌクレオチド配列とア
ミノ酸配列を示す図である。シグナルペプチド、開裂領
域、2つの2−領域およびIGF−1をコードしている
領域が構築に関与する制限部位と共に示°されている。
第7図はpEZZ−IGF−Pプラスミドベクターがコ
ードしているZZ−IGF57−70のヌクレオチド配
列とアミノ酸配列を示す図である。シグナルペプチド、
2つの2−領域および57〜70番目のアミノ酸配列を
コードしている領域が構築に関与する制限部位と共に示
されている。
第8図はアフィニティークロマトグラフィーを用いたz
z−pポリペプチドすなわちIGB−ペプチドの精製方
法の説明図である。
以下本発明の特定具体例を説明する。
匿ILI! 細菌宿主 以下の実施例では大腸菌(E、 coli)
K12の2つの異なる菌株、すなわち、)−13101
[Boyer、 841.、 et、 al、、 J、
 Ho1.Biol、、  41゜459−472  
(1969) ]と、JM83[Viera、 J、、
 et。
al、、 Gene、  19.259−268 (1
982)]を用いた。またSta h Iococcu
s aureus S A 113  [IJhlen
 et。
al、、 (1984) J、 Bacteriol、
、 159.713−719 ]を用いた。これらの菌
株はスウェーデン、ストックホルムのthe Depa
rtment of Biochemistry an
detotechno+ogy、 Royal In5
titute of Technologyから入手可
能である。
クローニングベヒクル 以下の実施例で使用したクロー
ニングベヒクルは、DBR322[Bolival、 
F。
at、 al、、 Gene、 2.93−113 (
1977) ] 、pEHB1.8[Dente et
、 at、、 Nucl、 Ac1ds Res、、 
 11.1645(1983) ] 、1)RIT5.
 pRI丁6および0CH40[旧1sson。
B、、 et、 al、、 EHBOJ、、  4.1
075 (1985) ]、1)llL33. DEX
4−IGF−1,pUc8−ZZeJ:ヒp22−IG
F−1[にabigen特許出願第8505922−8
@、優先日1985年12月17日]、ならびに pU
c8  [Viera、 J、、 et。
at、、 Gene、 19.259−268 (19
82)]であった。
緩衝液と信地 整。
P B S : NaC1(8,09> 、にIt2P
O4(0,2g> 、 Na2HP04X12 H,、
0(2,99) 、にC1(0,2g) 、蒸溜水で1
11&:iI整(pH7,4)。
P BST : MaCI(8,0g) 、 KH2P
O4(0,29) 。
(pH7,4)  。
TSBニトリプシン消化ダイズブOス(30g)、蒸溜
水で11に調整、オートクレーブ処理。
TBAB : トリプシン消化血液寒天ベース(303
)、蒸溜水で11に調整、オートクレーブ処理。
1」−Ll いくつかの手順は実施例中で繰返し行なった。
別に特記しないかぎりそれらは常に以下の記載通りに行
なった。分子生物学で日常的に行なわれる方法は記載し
ない(たとえば、市販されている制限酵素、DNA連結
(リンカ−) 、13a131エキソヌクレアーゼ、S
1ヌクレアーゼおよびにIcnowポリメラーゼ、ポリ
ヌクレオチドキナーゼを用いた)。
形質転換ニブラスミドDNAによる旦、 colt K
12の形質転換は、HOrriSOn、 o、/1.、
 HethOdS 1nEnZVIOIO!IIV、 
Academic PI”+BSS、 68.326−
331(1979)に記載されている通りに行なった。
この形質転換体は70d / i)のアンピシリンを含
有するプレート(TBAB)上で通常の方法にしたがっ
て選択した。
プラスミドDNAの単111ニブラスミドDNAは、B
irnboim、 H,C,、et、 al、、 Nu
cl、 Ac1ds Res、。
7、1513 (1979)に記載のようにして単離し
た。
多数の形質転換体のスクリーニングのための小規模の試
料調製は、に1eser、 T、、 PIasa+id
、  12.19−36 (1984)に記載の通りに
行なった。
DNAIFi  (7)  Lll:アガロースまたは
ポリアクリルアミドのゲル片からのDNA断片の溶出は
、Haxat* et、 al、、 P、N、A、S、
  (USA)、 74.560−564(1977)
の記載の通りに行なった。
゛  ロース′ル での NAの゛結:アガロースゲル
中での直接連結は低温アガロースゲル(Low Gel
 Temperature Agarose Ge1)
中で電気泳動して実施した。バンドを切出した後ゲル片
を65℃に加熱して溶かした。Tr i 5lWi液(
10nH。
pH7,4)を用いて10倍に稀釈した後連結を実施し
た。
プロティンAの検出と定量ニブロチインへの定量にはE
LISAテスト(エリザ−酵素結合イムノソルベントア
ッセイ)を使用した。このテストには正味の電荷をもた
ない特別なマイクロタイタープレート(オランダ、Am
5telstad、 Titertek)を使用する。
コーティング緩衝液に溶かしたヒトIaG(スウェーデ
ン、Kabi社)でウェルを覆う。
テストサンプルを入れ、ウェルの中に吸着されたIaG
のFc部分にプロティンAを結合させる。
次に、β−ガラクトシダーゼに抱合した(ラビットの)
抗−プロチインA(スウェーデン、Uppsala、 
Pharmacia社)によってプロティン八をアッセ
イする。
アッセイ:コーティング緩衝液に溶かしたヒト■gG 
(1sng/’xi! )の溶液75成をマイクロタイ
タープレートのウェルに満たし、このプレートを空温で
少なくとも1時間インキュベートする。ウェルをPBS
TlooIJiでミロ洗浄し、各ウェルに50屑のサン
プルを入れる。定量のために2倍稀釈を作成する。1時
間インキュベーションした後、ウェルをPBSTloo
lllでミロ洗浄し、続いて抗−プロティンA−β−ガ
ラクトシダーゼを50/Jj!加える(各ウェルに添加
するプロティンA結合能の量は、過剰のプロティンAに
よる滴定で検出されるように各ウェルに添加したl17
Gのモル量に対応する)。
45分間インキュベーションした後、ウェルをPB5T
10G成で五目洗浄し、続いて0NPG緩衝液を125
III加える。20〜30分間インキュベーションした
後0.1MのNaOHを1504加えて反応を停止する
。定量は、テストサンプルの2倍稀釈と平行して濃度が
分つているプロティンA標準溶液の2倍稀釈を用いて行
なった。光度計によって各ウェルの4051’1mの吸
収を測定する。
5O8−PAGE : 5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動は、10〜20%の段階的勾配ゲルを用いて
Laemmli、 0.に1. Nature (Lo
ndon)、 227 680−685 (197G)
の記載の通りに行なった。
電気プロット7ツセイ EIeCtrOblOt aS
Sa  :Laemlli、 U、に、、 Natur
e  (London) 、 227 68G−685
(1970)に記載の不連続5O8II衝液システムを
使用し、還元条件下10〜20%ポリアクリルアミドス
ラブゲル中で所望のペプチドの精製試料を電気泳動した
。電気泳動は20−Aで3時間行なった。
電気泳動完了後°所望のペプチドをニトロセルロースニ
移L/7.: [USA、 76、4350−4354
 (1979)] 、 コの電気泳動プロットを、残留
する遊離のタンパク質結合部位をブロックするために+
37℃で1時間リン酸緩衝生理食塩水(PBS)中の3
.5%ヒトIaGと共にインキュベートした。これは使
用した特定の免疫検出(ia+5undetectio
n)のために必要である。
次に、テストするサンプル(ポリクローナル抗体を含有
する動物血清、モノクローナル抗体またはハイブリドー
マ上清)をリン酸緩衝生理食塩水、0.01%NP40
. 3.5%ヒトIQGに稀釈しく理想的には1150
〜1/100G) 、電気泳動プロットと共に+4℃で
一晩インキユベートする。PBSを3回換えてニトロセ
ルロースプロットを濯いだ後、結合した抗体をペルオキ
シダーゼ−族ペルオキシダーゼシステムによって検出す
る。
PBS、0.01%NP40,3.5%ヒトIQGで1
:400に稀釈したラビット抗マウスIgGまたはブタ
抗ラビットIaGをニトロセルロースプロットと共に3
7℃で1時間インキュベートした。この紙をPBSで濯
いだ後、1:1600の稀釈度のマウスPAPまたはラ
ビットPAPの可溶性の複合体と共に37℃で1時間イ
ンキュベートした。最後にこのプロットを五目PBSを
換えて濯ぎ、0.1q/dノ3,3°−シアミノヘンシ
シン(sigIIla)トo、01%ノH2O2を含有
する5011MのTris−HCl中でペルオキシダー
ゼ活性に対して染色した。ニトロセルロースプロットを
脱イオン水浴に移して発色を停止した。
−L臣■込J−乙見イ: 精製された所望のペプチドをO,IMの炭酸塩緩衝液(
pH9,4)に稀釈して濃度を約25〜5011g/#
Ii!とする。約75屑を用いて可撓性のPVcマイク
ロタイタープレート(Cooke Engineeri
ng)をコートした。IGF−Iに対する反応性を検出
するためにこのアッセイを用いるのであれば稀釈度は5
ON/dとする。−晩+4℃でインキュベーションした
優、0.5%BSAと0.1%NP40を含有するPB
Sかまたは0.25%ゼラチンと0,1%NP40を含
有するPBSでウェルを洗浄した。
さらに各ウェルに0.5%BSAか0.25%ゼラチン
を含有するPBSを追加し、その後このマイクロタイタ
ープレートをさらに2時間37℃でインキュベートして
所望のペプチドと結合しないでウェルの中に残っている
部位を全てブロックする。こうしてPBSは、問題とし
ている抗体がウェルに非特異的に接着するのを阻止する
。この追加のインキュベーションの後PBS溶液をデカ
ントする。
次に、テストするサンプル(ポリクローナル抗体を含有
する動物血清、モノクローナル抗体またはハイブリドー
マ上清)をウェルに加え、約120分間+37℃でイン
キュベートする。インキュベーションの後抗体溶液を除
き、各ウェルをPBSで繰返し洗浄する。その後、約5
0IIIのI  でラベル(標識)した抗−免疫グロブ
リン抗体を各ウェルに加える。このアッセイを抗−ペプ
チド反応性をもつハイブリドーマ上清を検出するのに用
いるのであれば、   ■−標識試薬は比活性が1〜5
μC1/14.ウェル当り約3X105Cp−のラビッ
ト抗−マウス抗体(Dakopatts A/S)とす
る。
このアッセイを抗−ペプチド反応性をもつラビットのポ
リクローナル抗体を検出するのに用いるのであれば、*
25■−1!識試薬は上記と同じ比活性のブタ抗−ラビ
ットIQG抗体(口akopattsA/S)である。
各ウェルには約3X105Cp−を加える。インキュベ
ーションは一般に+4℃で一晩である。PBSで洗浄す
る毎に、ガンマカウンターを用いてマイクロタイターウ
ェルに結合している放射能の」を測定する。ウェル内で
結合している放射能の歯はウェルサンプル中の抗−ペプ
チド抗体の量に直接比例する。
1】 Ni1sson、 B、 et、 al、、 Embo
、 J、 4.1075−1080(1985) (引
用により本明細書中に含まれるものとする)に記載され
ているようにして、L1匹旦に由来するアルカリ性ホス
ファターゼ遺伝子(シグナル配列は欠く)をpRIT5
に挿入した(第2図)。
こう1ノで得られたプラスミドpRIT6  (第2図
)は、天然プロティンへ〇N末端の271個のアミノ酸
残基と、11残基のリンカ−(つなぎ)領域と、アルカ
リ性ホスファターゼの13番目の残塁から始まるC−末
端部分とで構成される融合タンパク質をコードしている
。プラスミドpRIT6を使用してE。
凹を形質転換した。ブOティンA−アルカリ性ホスファ
ターゼを生産するために、内因性のアルカリ性ホスファ
ターぜ産生を抑えるべり0.9%リン酸を含有する液体
培地中で細胞を増殖させた。
1)RIT6がコードしているプロティンA−アルカリ
性ホスファターゼ融合タンパク質はプロティンへのシグ
ナル配列を含有しているため、このハイブリッドは形質
転換された宿主細胞の細胞質膜(CVt0I)lasl
ic membrane)を通って輸送されるはずであ
る。プロティンA含量(上記常用方法の項に記載)とア
ルカリ性ホスファターゼ活性とを両方とも測定すると、
この融合タンパク質がペリプラズム中に見られ、その結
果ブドウ球菌のシグナル配列が旦ニー且1」中で酵素の
輸送を指令することができるということが確認される。
アルカリ性ホスファターゼ活性は、業者の薦めに従いp
−ニトロフェニルホスフェート(Sioma prod
uct No 104−0)を用いて比色法でアッセイ
した。
プロティンA−アルカリ性ホスファターゼ融合遺伝子を
生産するためにpRIT6で形質転換したLcoli[
l胞をA   −1の密度となるまで増殖させ5G た。その後tlhlen et、 al、、 Gene
、 23.369−378(1983)に記載のように
して音波処理で細胞を溶解した。次にアルカリ性ホスフ
ァターゼを精製するために細胞溶解物をIQG−セファ
ロース4Bカラム(スウェーデン、Pharmacia
)に通した。結合した物質をグリシン緩衝液(0,1H
pH3,0)で溶出し、水に対して透析し、凍結乾燥し
た。
この融合タンパク質に対するポリクローナル抗体を製造
するために、完全フロインドアジュバントに乳濁したプ
ロティンA−アルカリ性ホスフ?ターゼ80埒を多部位
に注射してNew Zealandラビット二匹を免疫
した。最初の免疫の3週間後と6週間後に同量のタンパ
ク質を二回ブースター注射した。最後のブースター注射
後動物に放血させ、+4℃で一晩血液を凝固させた後1
0分間3000rpHで遠心して血清を調製した。精製
されたE、coliアルカリ性ホスフ?ターゼ(Sig
ma)に対するこの血清の反応性を、上記の電気プロッ
トアッセイの項に記載のようにしてテストした。接種し
たラビットはいずれもアルカリ性ホスファターゼに対す
る特異的な反応性をもつ抗体を産生しているのが判明し
た。
ヒトIGF−Iをコードしている遺伝子の合成とクロー
ニングは既に発表されている[ Elmblad。
A、、 et、 al、、 T旧rd Europea
n Congress on Bio−teChnOI
OIJV III、 287−296. verlaQ
 Chemie、 Weinheim  (1984)
]  。
この遺伝子は240塩基対の江RI / H1ndll
I断片に含まれており、この断片はJ、gRI部位から
数塩基対下流に開始コドン(ATG)をもち、H1nd
l11部位の数塩基対上流に終結コドン(TAG) )
をもっている。EcoRI/Hin旧11部位に挿入旧
札1部位F−I遺伝子をもつプラスミドpUc8を用い
、l:、 coli1枯草菌(B 、 5ubtili
s)およびいくつかのブドウ球菌種との間の転移(tr
ansfer)を可能にするシャトルベクター[Ni1
sson、 a、、at。
al、、 Nucl、 Ac1ds Res、、13.
1151−1162 (1985)]を構築した。機能
性のクロラムフェニコール耐性遺伝子を含有するプラス
ミドpC194[tlorinouchi。
S、、 and Weisblum、 B、、 J、 
Bacteriol、、 150 。
815−825 (1982)] eHind[IIテ
開裂し、pUC8/TGF−■プラスミドの唯一のH1
nd111部位に挿入した。
psPA16[Uhlen、 H,、Guss、 B、
、 Ni1sson、a、、Gotz。
F、、  and Lindberg、  H,、J、
  Bacteriol、、ユせ。
713−719 (1984)]に由来する、プロモー
ターとシグナル配列とブドウ球菌(5taphy l0
COCCa l )のプロティンAのIQG結合領域と
を含有する1、1kb(7) E CORI li 片
ヲEIUC8/IGF−1(7)唯一のECoRl部位
に挿入してプラスミドpUN201を得た。
このプラスミドpUN201では、頭が欠如した5ta
phy+ococca+プロテインAがIGF−I遺伝
子に融合している。この融合タンパク質は予想分子量が
38.73である。
このプラスミドを、標準的なプロトプラストトランスフ
ォーメーション(形質転換)によってLa1jretl
s 5A113中に導入した。
このハイブリッドタンパク質は効率的に発現され、かつ
S、 aureusの培地中に分泌された。この余分な
細胞性ハイブリッドタンパク質を氷冷し、IQG−セフ
ァ0−ス力ラムに通した。結合した物質をO,1Mグリ
シン緩衝液(pH3,0)で溶出し、水に対して透析し
、凍結乾燥した。
IGF−Iに対するポリクローナル抗体を製造するため
に、フロイント完全アジュバントに乳濁したハイブリッ
ドタンパク質200埒でNewZealandホワイト
ラビットを免疫した。この注射は好ましくは後足の筋肉
内と肩甲骨の間の皮下の多部位に行なった。最初の免疫
の3週間後と6週間後に、100〜200 #のハイブ
リッドタンパク質を70インドの不完全アジュバントに
懸濁して二回ブースター注射した。最後のブースター注
射後心臓を穿刺して血液を採取し、−晩凝固させた後3
0GOrpmで10分間遠心して血清を11製し、次い
で既に詳述したI RMAアッセイによってIGF−■
に対する血清の反応性をテストした。
第3図のラビットに37は、ハイブリッドタンパク質プ
ロティンA−IGF−1で免疫したラビットで、天然の
IGF−Iタンパク質に対する抗体に関してアッセイし
た結果を、天然のIGF−Iに反応性の他の2種のポリ
クローナル抗体の場合と比較して示す。
一70ベプチ゛に対するポリクローナル  の ゛下記
表1に示す2種の別個のDNAオリゴマーを化学的に合
成した: (1)  Letsinger et、 al、、 9
7. Journal of Ameri−can C
hemical 5ociety、 3278 (19
75)  :■ Hatteucci et、 at、
、 21. Tetrahedron Lett、 :
(3)  Hatteucci et、 al、、10
3. Journal of Ameri−can C
hemical 5ociety、 3185 (19
81)。
嚢j− オリゴマ−15°−AAT TCT CTG GAAオ
リゴマー23°−GA GACCTTIGF−1のアミ
ノM57−To        Leu GluATG
  TACTGCGCT  CCG  CTG  AA
A  CCG  GCT  AAATACATG  A
CG  CGA  GGCGACTTT  GGCCG
A  TTTMet Tl/r Cys Ala  P
ro  Leu  Lys pro Ala  LVS
TCT  GCT  TAA  G−3゜AGA  C
GA  ATT  GGT  AG−5’Ser  A
la  End。
これら2つのオリゴマーは一緒になって終結コドン(T
AA>と、表1中のDNA配列の下に示したアミノ酸配
列に対する一連のコドンとを構成する。
このアミノ酸配列は所望のペプチドの抗原性部分(I 
G F57−70)を構成している。2つのオリゴマー
が組合わせられている表1から分るようにこれらのオリ
ゴマーの一端はEC0RI制限工ンドヌクレアーゼ開裂
部位と適合性の末端であり、他端は制限エンドヌクレア
ーピ開裂部位BamHIと適合性の末端である。
上記の常用方法の項に示したように酵素T4DNAポリ
ヌクレオチドキナーゼとATPを用いてこれら2種のオ
リゴマーをリン酸化した。各オリゴマーを25pmol
ずつ一緒にし、混合物を15℃でインキュベートし、約
1時間かけてゆっくりと温度を空温まで下げることによ
ってキナーゼ緩衝液中でハイブリダイズさせた。この組
合わせたオリゴマー用のクローニングベクターは第4図
に示したD2Z−IGF−I テアッt:、。L、 (
7) DZZ−IGF−1(7)構築は次のようにした
(第4図)。pUc8−ZZ(Kabigen特許出願
第8505922−8号、優先日1985年12月11
日)をFSI)IとEC0RIで消化し、LGTアガロ
ース上で最も小さい断片を単離した。プラスミドベクタ
ー pl(L33をLu■で消化し、最大の断片をLG
Tアガロース上で単離した。プラスミドpEX4−IG
F−IをJE!Iと1並R1で消化し、IGF−I遺伝
子からAMP遺伝子にまたがっている小さい断片を単離
した。これら3つの断片を常用方法の項に記載したよう
にして互いに連結し、連結混合物でE、 coliJM
83を形質転換した。形質転換体は、アンピシリン70
IIIl/ lll1を含有する1B寒天倍地を用いて
選択した。プラスミドDNAを単離し、制限酵素で解析
してこの形質転換体がプラスミドpZ!−IGF−1を
もっていることを確認した。
プラスミドp2Z−IGF−Iを江R1と堕Hlで消化
し、低ゲル温度(LGT)アガロース上で精製した。p
ZZ−IGF−Iからの精製プラスミド断片の一部と(
0,0pmol)および上記のハイブリダイズしたオリ
ゴマー(6pa+ol)を混合して50屑中で連結した
。この混合物を用いてE、C0Iiのコンピテント(受
容可能)な細胞を形質転換した。形質転換体の選択はア
ンピシリン5hy / xiを含有するTBABプレー
ト上で行なった。
得られたコロニーを免疫プロット分析(illltln
O−blOt analaysis)によってさらに分
析した。IGF−1抗原の検出にはに18ラビツト血清
(第3図に18参照)を、zzタンパク質の検出には非
免疫血清を用いた。免疫プロット技術によって同定され
た正のコロニー2個についてはさらに制限酵素マツピン
グによって解析した。このプラスミドを含む細胞を50
0mスケールで増殖させ、アフィニティーゲルクロマト
グラフィー(IoG−セファロース)を用いてZ Z 
57−70ハイブリツドタンパク質を精製した。
このタンパク質を5O8−ゲル電気泳動とウェスタンプ
ロット分析とを使用して解析した。これら正の菌株2つ
を標準法によって精製した。
プラスミドDNAをEC0RIとH1ndlllで消化
しテIGF−57−70インサート全体と共ニ1)UC
8(7)LL!HI −H1ndlll力t y ト(
7)一部を切出した。
この構築の出発材料はプラスミドベクターpzz−IG
F−Iであった。プロモーター、シグナル配列、2つの
2領域、およびIGF−1遺伝子を含む遺伝子断片を、
制限エンドヌクレアーゼN ot Iと凸旧IIによっ
て切出した。この断片をpEHBLB[Dente e
t、 al、、 Nucl、 Ac1ds Res、、
  11.645(1983) ]中でクローン化した
。このプラスミドではEC0RI制限部位が予めN O
t ■部位に連結されて圓I / LLnd I T 
Iになっている。
得られたプラスミド(pEZZ−IGF−1とする)は
、旦ユーシロユに導入すると1Z−IGF−1ポリペプ
チドの高い細胞外発現を指令する。
IGF−1遺伝子を上記の合成リンカ−断片E coR
I −H1ndlllで置換えることによって、免疫原
性ペプチド(P)をコードしている合成リンカ−をI)
EZZ−rGF−1中にクローン化した。得られたプラ
スミドベクターは1)EZZ−Pと指称され、IGFi
のペプチド57−70  (以後単にペプチドという)
に融合した2つの7領域をコードしている(第5図)。
pEZZ−IGF−1の構築においてZ領域を遺伝子レ
ベルで重合(増幅)した。これはA cc [で開裂し
再結合して達成することができる。このようにしてZ遺
伝子の「頭」と「尾」の末端にそれぞれ異なる付着端配
列をもつZ断片が切出される。これによってこのZ断片
の頭と尾を突合せた連結が確保される。プラスミドベク
ターpEZZ−IGF−1をA CCIで開裂し、Z断
片とベクター断片とをアガロースゲルから回収した。ベ
クター断片を添加する前に精$lz断片を20分間連結
して重合させた。形質転換後イヌ血清を含有する寒天プ
レート上でハローによる選択を行なった。イヌ血清プレ
ート上でコロニーの回りに沈澱ハローを生じるには2個
以十の7断片が必要である。ハローを生じるクローンか
らプラスミドDNAを単離し制限解析をすると7断片を
2〜10個もつクローンが単離できた。
プロモーターと10個の7断片を含むN0tl/L並R
f制限断片を、pEZZ−P中(祖旦l/江R1)のZ
z断片の代わりにクローン化した。得られたプラスミド
ベクター(pEZX−pという)は「ペプチド」に融合
した10個のzf!4域をコードしている。
ZZが7で置換えられた遺伝子断片を得るために、プラ
スミドベクター pEZZ−PをN0tI/EC0RI
で開裂し、プラスミドベクターpAsZ2[にabtc
en特許出願第8505922−8号、優先日1985
年12月17日]に由来する2断片を連結してベクター
 DEI−Pを得た。
11へi里亙且1: 抗原Z−P、 ZZ−PオヨヒZX−P (Pハffi
記のペプチド)はいずれも同じ方法で作成した。
それぞれプラスミドベクターpEZ−P、 pEZZ−
PおよヒI)EZX−Pヲ含有t6E、 coliHB
  101株を21の実験室用ベンチファーメンタ−で
増殖した。
指数増殖期の間37℃で醗酵後、定常増殖期の始めに温
度を42℃に変え、42℃で2時間後ファーメンターを
10℃に冷やした。遠心後増殖信地をIgG−セファ0
−ス力ラム(スウェーデン、UppSala。
Phar*acia)に流した。塩(50n+HTri
s pH7,4゜150a+HNaCI)を含有するT
rislllj液をベッドボリュームの5倍容量用いて
カラムを洗浄し、Ni14AcでpH2,8に滴定した
18 HAcを用いて生成物を溶出した。溶出した物質
を凍結乾燥し、免疫に使用できるようにしておいた(第
8図)。
7nインドの完全アジュバントに懸濁した2Z−IGF
−57−70融合タンパク質200IJsを、好ましく
は後足と肩甲骨間の多部位に筋肉内および皮下注射して
NewZealandホワイトラビットに初期免疫を施
した。最初の注射の3週間後から13!1間の間隔で五
目フロイントの不完全アジュバントに懸濁した同じ漫の
タンパク質を用いて追加のブースター注射をした。三回
目のブースター後注射した動物の耳静脈から血液サンプ
ルを採取し、+4℃で一晩血液を凝集させ、エツペンド
ルフ遠心管中12.000rpmで10分間遠心して血
清を調製した。
血清中にIGF−Iに対して反応性の抗体が存在するか
どうかを、既に詳述したI RMAアッセイを用いてテ
ストした。第3図のラビットに52は、ハイブリッドタ
ンパク質7Z−IGF−1−57−70で免疫した一匹
のラビットについて天然のIGF−1タンパク質と反応
性の抗体の存在をアッセイした結果を、天然のIGF−
Iタンパク質と反応性の他の2つのポリクローナル抗体
の結果と比較して示す。
この結果は、このハイブリッドタンパク質に対して得ら
れた特異的抗体が天然IGF−1を認識することを示し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1〜3に記載した融合タンパク質の概略
図であり、SはプロティンAのシグナル配列、IGBは
IQG結合ドメイン(領域)を表わす。 第2図は、Ni1sson、 B、、 et、 al、
、 EHBOJ、、 4゜IQ75−1080 (19
85)に記載のpRIT5にpcH40由来のアルカリ
性ホスファターゼをコードしている遺伝子をクローニン
グしてpRIT6を構築する際の説明図である。 第3図は種々のポリクローナル性ラビット抗血清につい
てIGF−1に対する反応性をテストしたl RMAア
ッセイの結果を示す図である。このアッセイは既に記載
された通りに行なった。抗体稀釈には、(K37、K5
2、nonimmune=非免疫の場合)0.5%B 
S A (Sigma)と0,1%NP40を含有する
PBSを、(K18の場合) 0.25%ゼラチンと0
.1%N40を含有するPBSを用いた。 K18:BSAに化学的にカップルした合成IGF57
−70で免疫したラビット(正のコントロール)、K3
7:プロテインA−rGF−111伝子融合体で免疫し
たラビット、 K 52 : ZZ−IGF57−70 r免疫したラ
ビット、nonimmune :免疫していない血清(
負のコントロール)。 第4図は実施例に記載したpZZ−TGF−1の構築の
ためのクローニングの説明図である。AMPはβ−ラク
タマーゼをコードしている遺伝子、Sはシグナル配列、
A−EはプロティンAのIQG結合ドメイン、oriは
複製起点(オリジン)、zは合成断片、IGF−IはI
GF−1の遺伝子、Flはファージf1由来の複製起点
、I acZはβ−ガラクトシダーゼの遺伝子である。 第5図は実施例2と3に記載したクローニングの説明図
である。Ampはβ−ラクタマーゼをコードしている遺
伝子、Sはシグナル配列、Zは合成断片、IGF−1は
IGF−1の遺伝子である。 第6図はpEZZ−IGF−1プラスミドベクターがコ
ードしているZZ−IGF−1のヌクレオチド配列とア
ミノJ!&!列を示す図である。シグナルペプチド、開
裂領域、2つの2−領域およびIGF−Iをコードして
いる領域が構築に関与する制限部位と共に示されている
。 第7図は1)EZZ−IGF−Pプラスミドベクターが
コードしているZZ−IGF57−70のヌクレオチド
配列とアミノ酸配列を示す図である。シグナルペプチド
、2つの2−領域および57〜70番目のアミノ酸配列
をコードしている領域が構築に関与する制限部位と共に
示されている。 第8図はアフィニティークロマトグラフィーを用いたz
z−pポリペプチドすなわちlG3−ペプチドの精製方
法の説明図である。 代理人弁理士 中   村    至 く    の     O

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)免疫原キャリヤタンパク質と融合したアミノ酸配
    列を含む融合タンパク質を製造するための方法であって
    、前記配列をコードしているクローン化または合成DN
    Aセグメント(このDNAセグメントは前記免疫原キャ
    リヤタンパク質をコードしている遺伝子と融合している
    )を発現ベクター中に導入し、このような発現ベクター
    を用いて宿主細胞を形質転換し、前記宿主細胞に融合タ
    ンパク質を発現させ、これを回収することを特徴とする
    方法。
  2. (2)前記DNAセグメントをプラスミド中に導入する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)前記プラスミドが天然産または人工製であること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)適当な制限酵素で消化することによって前記DN
    A断片を導入することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第3項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)天然タンパク質の抗原決定基をコードしている合
    成DNAセグメントを発現ベクター中に導入し、前記キ
    ャリヤタンパク質をコードしている遺伝子と融合するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれ
    かに記載の方法。
  6. (6)キャリヤタンパク質が免疫グロブリン結合タンパ
    ク質(IGB)であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第5項のいずれかに記載の方法。
  7. (7)キャリヤタンパク質が¥S.aureus¥プロ
    テインAまたはこれに関連したタンパク質であることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. (8)アミノ末端残基とカルボキシ末端残基が双方とも
    キャリヤタンパク質と融合していることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の方法。
  9. (9)特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載
    の方法によって製造された融合タンパク質。
  10. (10)特許請求の範囲第9項に記載の融合タンパク質
    を用いて動物を免疫し、この動物に放血させ、生成した
    抗体を動物の血清から回収することからなるポリクロー
    ナル抗体の製造方法。
  11. (11)免疫される動物が哺乳動物であることを特徴と
    する特許請求の範囲第10項に記載の方法。
  12. (12)哺乳動物がラビットおよびマウスの中から選択
    されることを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載
    の方法。
  13. (13)特許請求の範囲第9項に記載の融合タンパク質
    の、ワクチンとしての用途。
  14. (14)ウィルス、細菌、その他の感染に対抗するため
    の、特許請求の範囲第13項に記載の用途。
  15. (15)特許請求の範囲第9項に記載の融合タンパク質
    の、モノクローナル抗体を製造するための用途。
JP62101103A 1986-04-25 1987-04-23 融合タンパク質、抗体およびこれらの製造方法 Pending JPS62272989A (ja)

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