JPS62272932A - 真空包装食品の殺菌方法 - Google Patents

真空包装食品の殺菌方法

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JPS62272932A
JPS62272932A JP61113741A JP11374186A JPS62272932A JP S62272932 A JPS62272932 A JP S62272932A JP 61113741 A JP61113741 A JP 61113741A JP 11374186 A JP11374186 A JP 11374186A JP S62272932 A JPS62272932 A JP S62272932A
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JP
Japan
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bag
food
chicken
hollow part
smoked
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JP61113741A
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Nobuo Sasaki
佐々木 延夫
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INTERNATL PROCESS FOODS KK
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、鶏、魚等の食品を密閉包装した真空包装食品
の殺菌方法に関する。
[従来の技術] 一般にスモークトチキン、スモークトチキン等の食品は
、鶏のモモ部分あるいは半身におろした鮭を燻煙処理し
、製品化している。ところが最近、より素材に近い外観
性を保持するため、内臓のみを取り出した丸のままの鶏
や腹をさき内臓を取出したままの鮭をそのまま燻煙処理
し、製品化した燻製食品が普及されつつある。
第8図は従来のスモークトチキンを示す斜視図である。
このスモークトチキン10は、首部を切除し、内臓を取
り出した状態の丸のままの鶏を燻煙処理し、調理したも
のである。このようにして調理されたスモークトチキン
10は、内臓を取り出した部分が中空部11とされる。
中空部11を備えた丸のままのスモークトチキン10は
、ポリエステル等の透明な袋体12の内部に矢示A方向
に収容される[第8図参照]。袋体10は第9図に示す
ように全体直方体形状とされ、袋体12の内部にスモー
クトチキン10か収容されると袋体12の開口部13よ
り袋体12内の空気が吸引される。この状態で袋体12
の開口部13がヒートシールされる。袋体12の開口部
13にヒートシール部14が形成されると、中空部11
を備えたスモークトチキン10は、袋体12により内部
を真空状態にして密閉包装されることとなる[第10図
参照]。
第10図に示す状態で密閉包装されたスモークトチキン
10は、熱湯槽の内部に一定時間浸漬される。これによ
り、袋体12内に収容される前段階で、スモークトチキ
ン10の表面に付着された空気中の浮遊菌が袋体12の
外部より熱殺菌されることとなる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記真空包装食品の殺菌方法においては
、スモークトチキン10に備えられる中空部11の内表
面に付着される浮遊菌が殺菌されにくいものとされた。
すなわち、密閉包装されるスモークトチキン10は、外
側部分のみが袋体12の内表面に接するため、袋体12
に接していない中空部11の部分は、熱湯による熱殺菌
がしにくいものとされた。このため、中空部11の表面
に付着する浮遊菌を全て殺菌するには、熱湯槽の内部へ
の浸漬時間を必然的に長くしなければならなかった。し
かしながら、熱湯槽の内部への浸漬時間を長くすると、
鶏肉の脂肪、たん白質が熱変質を起こしスモークトチキ
ンの特有の風味、香りが破壊されてしまうこととなる。
したがって、これら中空部を有する食品の適切な殺菌方
法の開発が望まれていた。
本発明は、真空包装される中空部を備えた食品の中空部
内を含む食品の表面を、確実かつ容易に殺菌することを
目的としている。
[間■点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、袋体の内部に中
空部を有する食品を収容し、袋体の内部を真空状態とし
て食品を密閉包装し、該密閉包装された食品の表面を外
部より加熱して殺菌する真空包装食品の殺菌方法におい
て、上記袋体に、袋体内部の真空状態下で中空部の内部
表面を密閉被包可能とする小袋部を形成し、該小袋部に
より中空部の内部表面を被包する状態で袋体により食品
を密閉包装し、袋体により包装された食品の中空部内部
表面を含む食品の表面を外部より加熱して殺菌すること
としている。
[作用] 本発明によれば、袋体の小袋部により食品の中空部が密
°深被包されることとなる。したがって、該密閉被包さ
れた中空部の内部表面を含む食品の表面を袋体の外部よ
り加熱することで該食品の表面に付着される菌を容易に
殺菌することが可能となる。これにより、真空包装され
る中空部を備えた食品の内部表面および外部表面を、確
実かつ容易に殺菌することが可能となる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る袋体にスモークトチキ
ンを収容する状態を示す斜視図、第2図は袋体の内部に
スモークトチキンを収容した状態を示す斜視図、第3図
は第2図のm−m線に沿う断面図、第4図は袋体の開口
部をヒートシールする状態を示す断面図、第5図は袋体
により真空状態で密閉包装されたスモークトチキンを示
す斜視図、第6図は第5図のVl−Vl線に沿う断面図
、第7図は密閉包装されたスモークトチキンを熱湯槽に
浸漬する状態を示す斜視図である。
第1図に示すスモークトチキン20は、首部を切除し、
内蔵、羽根を除去した丸のままの鶏を燻煙処理して形成
されるものである。すなわち、スモークトチキン20の
形成は、先ず首部を切除し、羽根を除去された鶏の首部
切除部分から内蔵を取出して行われる。次に内臓が取出
された中空部21を含む表面部分が水等で洗浄され、さ
らに洗浄済の鶏は表面に対し味付けおよび調理が行われ
る。味付けが完了した丸のままの鶏は、例えばブナ、桜
等のチップにより数時間燻煙処理される。このようにし
て、調理し、形成される丸のままのスモークトチキン2
0は、袋体22により真空包装される。
袋体22は合成樹脂フィルムを張り合わせた透明樹脂材
で形成され、一端部に開口部23を備えてなる。袋体2
2は開口部23に対する他端部側の中央に小袋部24を
付設してなる。すなわち、小袋部24は、袋体22の本
体部に小さな袋体を突出させる状態で形成される。袋体
22内へのスモークトチキン20の収容は、第1図に示
すように開口部23より矢示B方向に挿入する状態で行
われる。この際スモークトチキン20は、中空部21の
入口部分を小袋部24側に向ける状態で収容される。
菓2図に示すようにスモークトチキン20が袋体22の
内部に収容されると、小袋部24が内面を中空部21内
の表面に被着する状態で挿入される[第3図参照コ。
この状態で開口部23より袋体22の内部の空気が吸引
される。この際、小袋部24の内部の空気も同時に吸引
可能としている[第4図参照]。
この結果、小袋部24の内面がスモークトチキン20の
中空部21の内部表面に密着され、小袋部24が中空部
21の内部表面を密閉被包することとなる。また袋体2
2の本体部側の内面がスモークトチキン20の外表面に
密着されることとなる。この状態で袋体22の開口部2
3がヒートシール機26の矢示C方向の作動により熱溶
着され、開口部23にヒートシール部27が形成される
こととなる[第4図参照]。この結果、スモークトチキ
ン20は、袋体22の内部を真空状態にして密閉包装さ
れることとなる[第5図および第6図参照]。
袋体22により密閉包装されたスモークトチキン20は
、内部に熱湯28を収容する熱湯槽29の内部に一定時
間浸濯される。この際、袋体22は例えばナイロンと低
密度ポリエチL/ン(LOW DENSITY POL
Y ET)IYLEN)の張合せ材等のように熱収縮性
を有する材質で形成されるため、袋体22の内表面がス
モークトチキン20の表面に対してより強く密着するこ
ととなる。この結果、袋体22の内部に収容されるスモ
ークトチキン20の外表面および中空部21の内部表面
が小袋部24を含む袋体22の外部より熱湯28により
加熱されることとなる。このようにしてスモークトチキ
ン20の外表面および中空部21が加熱されると、袋体
22に収容される前段階でこれらの部分に付着されてい
た空気中の浮遊菌が熱殺菌されることとなり、真空包装
食品としてのスモークトチキン20を殺菌処理すること
が可能となる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例によれば、袋体22の小袋部24によりスモ
ークトチキン20の中空部21が密閉被包されることと
なる。したがって、該密閉被包された中空部21の内部
表面を含むスモークトチキン20の表面を袋体22の外
部より熱湯28により加熱し、該スモークトチキン20
の表面に付着される浮遊菌を殺菌することが可能となる
。また、本実施例によれば、密閉包装されるスモークト
チキン20の中空部21を含む表面が全て袋体22の内
表面に接するため、熱湯28に対する浸漬時間を短く設
定することができる。これにより、燻製食品としてのス
モークトチキン20の特有の風味、香りを破壊すること
なく食品の適切な殺菌を行うことが可能となる。
このように、中空部を有する様々な食品は、それら中空
部の形状に相応する小袋部により該中空部を密閉被包す
ることが可能となる。これにより、密閉被包される中空
部表面を加熱殺菌することが容易に行える他、中空部内
に空気を残存させることなく完全な真空包装が行えるこ
ととなる。上記のような構造の袋体は、スモークトチキ
ン他、ローストチキン、魚の味噌漬や、粕漬、竹輪など
中空部を有する様々な食品に応用することが可能となる
[発明の効果] 以上のように、本発明は、袋体の内部に中空部を有する
食品を収容し、袋体の内部を真空状態として食品を密閉
包装し、該密閉包装された食品の表面を外部より加熱体
に、袋体内部の真空状態下で中空部の内部表面を密閉被
包可能とする小袋部を形成し、該小袋部により中空部の
内部表面を被包する状態で袋体により食品を密閉包装し
、袋体により包装された食品の中空部内部表面を含む食
品の表面を外部より加熱して殺菌することとしたため、
真空包装される中空部を備えた食品の中空部内を含む食
品の表面を、確実かつ容易に殺菌することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る袋体にスモークトチキ
ンを収容する状態を示す斜視図、第2図は袋体の内部に
スモークトチキンを収容した状態を示す斜視図、第3図
は第2図の■−■線に沿う断面図、第4図は袋体の開口
部をヒートシールする状態を示す断面図、第5図は袋体
により真空状態で密閉包装されたスモークトチキンを示
す斜視図、第6図は第5図のVl−Vl線に沿う断面図
、第7図は密閉包装されたスモークトチキンを熱湯槽に
浸漬する状態を示す斜視図、第S図は従来の袋体にスモ
−体にスモークトチキンを収容した状態を示す斜視図、
第10図は真空包装されたスモークトチキンを示す斜視
図である。 20   −−−−−スモークトチキン[食品]21.
31−−−−一中空部 22.32−−−−一袋体 24   −−−−一小袋部 30   −−一−−スモークドサーモン[食品]第1
図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)袋体の内部に中空部を有する食品を収容し、袋体
    の内部を真空状態として食品を密閉包装し、該密閉包装
    された食品の表面を外部より加熱して殺菌する真空包装
    食品の殺菌方法において、上記袋体に、袋体内部の真空
    状態下で中空部の内部表面を密閉被包可能とする小袋部
    を形成し、該小袋部により中空部の内部表面を被包する
    状態で袋体により食品を密閉包装し、袋体により包装さ
    れた食品の中空部内部表面を含む食品の表面を外部より
    加熱して殺菌する真空包装食品の殺菌方法。
JP61113741A 1986-05-20 1986-05-20 真空包装食品の殺菌方法 Expired - Fee Related JPH066047B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111436479A (zh) * 2020-04-01 2020-07-24 江苏华斯达食品有限公司 一种食品肉鸡加工工艺及其处理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193234A (ja) * 1982-04-23 1983-11-10 東海金属株式会社 食品包装体の製造方法

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