JPS6049772A - 貝殻付き貝類の包装体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貝殻付き貝類の包装体に関するものである。

従来から、予め砂抜きを行い、洗浄した殻付き貝を調味
料液とともにまたは単独で耐熱性の袋に密封包装して、
袋内を真空または真空に近い状態とし、これを高温殺菌
してなる、真空包装した貝殻付き貝について実開昭５７
−１７２７６５号公報にその記載が見られる。この方法
では貝自体が包装のプラスチックフィルム袋等を損傷し
、包装体内容物が流出してしまう心配がある。

本発明はこのような欠点のないものに改善したものであ
る。

以下本発明の貝殻付き貝類の包装体について図示の実施
例によって詳しく説明する。

第１図は所定の前処理を終えた貝殻付きの貝の説明図、
第２図は貝殻付き貝１を１個ずつ、加熱した場合に開口
しないように、耐熱性で物理的強度の充分あるネット２
により平面上に個装した包装物３であり、第３図は同様
の目的のために貝類１の複数個を上記の性質のあるネッ
ト２により個装とした包装物３′である。第４図はプラ
スチックフィルム袋で、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート／ポリプロピレンまたはナイロン／ポリ
プロピレン複合積層体製の袋４で、第３図に示すネット
包装物Ａを収容して密封するものである。まだ第５図は
第３図に示すネット包装物Ｂを収容する第４図に示すも
のと同様の材質で作られた容器５で、この容器は包装物
Ｂを収容して蓋６で密封する。また上記袋４または容器
５にそれぞれネット包装物ＡまたはＢを収容するにあた
・リネット包装物Ａ１またはＢの下に上げ底７を置く、
この上げ底は発泡ポリスチロール製のものがよく、店頭
に陳列して美観を客に与えるので購売力を向上させるこ
とができる。すなわち第６図は、第２図、第４図に示す
ネット包装物Ａの場合の説明図で、第７図は第３図、第
５図に示す場合の説明図である。

本発明の貝殻付き貝類の包装体ではその外部から内容物
が直接顧客の目に止まるので販売量を向上させるもので
ある。

また包装体４または５は耐熱性と充分な物理的強度をも
っているので、密封して後の加熱、加圧、殺菌等の操作
に耐えるもので貝殻が密封状態であるから貝の中の内容
物の流出がなく、従来品のように風味の低下は起らない
。さらに密封前に適当な調味料を加えておくと、調理に
際して手間を省くこともできる。また調理後、貝殻を調
理した身を盛付りるのに利用でき、風味豊かな調理がで
きるばかりでなく、貝殻まで有効に利用することができ
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は前処理を施した殻付き貝の説明図、第２図は開
口防止用ネットに１個ずつ個装した包装物の説明図、第
３図は同じく貝の複数個をネットにより個装した包装物
の説明図、第４図は第２図のネットで個装した包装物を
収容密封するだめの７０ラスチックフィルム袋の説明図
、第５図は第３図のネットで個装した包装物を収容して
密封すべき容器の説明図、第６図及び第７図は密封包装
体中に上げ底を設けた場合の説明図である。 １・・・・・・前処理を施した貝殻付き貝２．３・・・
・・・ネット ４・・・・・・グラスチックフィルム袋５・・・・・グ
ラスチック容器 ６・・・・・・プラスチック容器の蓋 ７・・・・・・上げ底 Ａ・・・・・・貝１個ずつをネットで個装した包装物Ｂ
・・・・・・複数個の貝をネットで個装した包装物特許
出願人　凸版印刷株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　所定の前処理を施した貝殻付き貝類を力ｎ熱さ
   れた場合に開口するのを防ぐために耐熱性で物理的強度
   の高いネットに、−個ずつイ固装して平らに配列、また
   は複数個まとめて外）司よりしつかり押圧した状態で収
   容し、これを加圧、加熱、殺菌等に耐え得るグラスチッ
   クフィルム袋または容器に密封してなる貝殻イ寸き貝類
   の包装体。
2. （２）密封後、加熱、加圧、殺菌を施してなる特許請求
   の範囲第１項記載の貝殻付き貝類の包装体。