JPS62272805A - 走行制御システム - Google Patents

走行制御システム

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JPS62272805A
JPS62272805A JP61115171A JP11517186A JPS62272805A JP S62272805 A JPS62272805 A JP S62272805A JP 61115171 A JP61115171 A JP 61115171A JP 11517186 A JP11517186 A JP 11517186A JP S62272805 A JPS62272805 A JP S62272805A
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JP
Japan
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control
power supply
station
carrier
voltage
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JP61115171A
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Inventor
Motohiko Ito
元彦 伊藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔目 次〕              ページ概要・
・・・・・・・・・・・・・・・・4産業上の利用分野
・・・・・・・・・・・5従来の技術・・・・・・・・
・・・・・・a発明が解決しようとする問題点・・・・
・9問題点を解決するための手段・・・・・10作用・
・・・・・・・・・・・・・・・11発明の実施例・・
・・・・・・・・・・13I、実施例と第1図との対応
関係・・13■、実施例の構成・・・・・・・・・14
■、実施例の動作・・・・・・・・・24■−1、電源
電圧が正常な場合・・29111−2、電源電圧が異常
な場合・・40■、実施例のまとめ・・・・・・・・4
1■、発明の変形態様・・・・・・・・41発明の効果
・・・・・・・・・・・・・43〔概 要〕 走行制御システムであって、搬送手段を走行制御する条
件に、制御手段を付勢する電源供給手段の電源の検査を
含ませ、それを条件として、複数の制御手段による各走
行制御状態を主制御手段によって指令するようにし、不
適切な電源に起因する搬送手段の制御不能な事態を回避
できる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、走行制御システムに関し、例えばリニアモー
タを適用して、搬送レール上でのキャリアの走行状態を
制御するようにした走行制御システムに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
公知のリニアモータカーは、動力源を搭載することなく
高速搬送が可能であるため、最近注目を集めている。
このようなリニアモータカーを利用したシステムとして
、本出願人は、特開昭60−187204号(特願昭5
9−43587号)によって「リニアモータカーの制御
システム」を既に提案した。
このシステムは、第9図に示すような銀行店舗内での現
金および各種書類の搬送システムである。
図において、このシステムが設置された窓口851にお
いて、顧客は金銭の処理(入出金、振替送金等)を依頼
する。そのように依頼された処理のための取引データは
、テラーによって、オンラインテラーズマシン853を
用いて人力される。
このオンラインテラーズマシン853は、キーボード、
ディスプレイ、プリンタ等を有しており、システムコン
トローラ(図示せず)と接続されている。
テラーは、顧客より依頼された現金をテラー用入金機8
55に投入して、現金総額を計数する。
また、テラーは、キャリア(図示せず)への現金の積み
込みあるいは取り出しを、現金投入口863C,現金取
出口863A、863Bを介して行なう。
キャリアは、搬送レール815上を走行して、現金投入
口863C,現金取出口863Aおよび863Bと、現
金出納装置870との間を往復できるようになっている
。入金の場合には、窓口851側で積み込まれた現金を
現金出納装置870側まで運搬し、その現金収納機87
1で降ろす。
また、出金の場合には、現金出納装置870の現金投出
機873で積み込まれた現金を、窓口851側まで運搬
する。かような入金、出金の指令は、システムコントロ
ーラ(図示せず)から与えられる。
このシステムコントローラは関連機器をも含めてシステ
ム全体を一括して制御するものであり、それに精査指令
等を入力すると、ディスプレイ。
キーボード等から成る精査ターミナル875によって、
精査結果が得られる。
このようなシステムにおいて、キャリアは窓口851側
と現金出納装置870側との間で、搬送レール815上
を往復走行して、現金を相互に搬送する。このキャリア
は、リニアモータにより、発進、加減速および停止の制
御が為される。
搬送レール815の全体に亘ってリニアモータとなるよ
うに励磁機構を設ければよいが、価格の面から、搬送レ
ール815に沿って間隔を置き、複数のステーションを
設置している。それらの配置は、搬送レール815を設
置している状B(カーブ、段差、相違する階への走行の
必要性等)を考慮して決定されている。
第10図は、搬送レール815上を走行するキャリアの
制御を行なうステーションを複数設けた配置関係を示す
キャリア913はロータ板(図示せず)を、また、各ス
テーション921はステータ919をそれぞれ有してい
る。各ステーション921によるキャリア913に対す
る走行制御は、リニアモータコントローラ924によっ
てそれぞれ指令される。
全てのステーション921には、リニアモータカーとし
て作動させるための電力が、電源部(図示せず)から共
通に供給されている。電力供給によって、ステータ91
9とキャリア913のロータ板との間で、当該キャリア
913の駆動力が生じて搬送レール815上を走行する
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来方式にあっては、キャリア
913の走行駆動に必要な電力は、商用電源(200ボ
ルト、50/60Hz)から通常18Tl、Nる。この
交流電圧を、全てのステーション921に供給して駆動
力を生じさせ、且つ、走行制御させている。
ところが、商用電源の電圧は、ときとして変化するもの
である。仮に、充分な電圧でないときにキャリア913
を発進させると、あるステーション921での加速制御
が不充分となり、2つのステーション921の間でキャ
リア913が停止してしまうことがあった。そのため、
目的とするステーションまで到達しないばかりか、キャ
リア913自体には駆動源を有していないので制御不能
に至ってしまうといった問題点があった。
また、電源電圧が極端に高くなると、リニアモータとし
ての駆動力が大きくなり過ぎて、例えば減速時での制動
がかかり過ぎる。そのため、所定量以上の制動となって
次のステーションでの制御が進入できなくなり、以後制
御不能となってしまう危険性があった。キャリア913
にとっても、機械的な問題点が生じるといった欠点があ
った。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、電源の異常時に対処できるようにすると共に信顛
性の高い走行制御システムを提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の走行制御システムの原理ブロック図で
ある。
図において、搬送手段113は、第1作用部111を有
する。
搬送案内手段115は、搬送手段113を走行させる。
電源供給手段117は、少なくとも搬送手段113の走
行に要する電源を各制御手段121に供給する。
複数の第2作用部119が、搬送案内手段115に沿っ
て設けられている。これら複数の第2作周部119のそ
れぞれは、電源供給手段117から共通に供給される電
源によって付勢されて第1作用部111との相互作用力
によっそ、搬送手段113を搬送案内手段115に沿っ
て走行させる。
主制御手段123は、各制御手段121による該走行制
御状態をそれぞれに指令する。
判定手段127は、電源供給手段117からの電源供給
状態を検出して、基準値と所定の関係があれば、制御信
号125を発生する。
従って、全体として、制御信号125に応じて主制御手
段123による走行指令を制御するように構成されてい
る。
〔作 用〕
判定手段127は、電源供給手段117から各制御手段
121に供給している電源供給状態を検出する。基準値
と所定関係があれば、制御信号125が発生される。
この制御信号125が発生されていることを条件として
、制御手段121のそれぞれによる各走行制御状態が、
主制御手段123によって指令される。
制御手段121に対応している第2作用部119は、電
源供給手段117から共通に供給される電源によって付
勢される。
主制御手段123の指令内容に応じて、付勢された制御
手段121の第2作用部119と第1作用部111との
間で相互作用力が生じる。
かように作用力が生じる第1作用部111を有する搬送
手段113は、複数の第2作用部119が設けられでい
る搬送案内手段115に沿って走行制御される。
本発明にあっては、搬送手段113の走行前制御の条件
として、電源供給手段117の電源の検査を含ませてい
るので、電源異常に起因する制御不能な事態に至らしめ
られることはなくなり、システムでの信頼性が向上する
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は、本発明の一実施例における走行制御システム
の構成を示す。また、第3図〜第6図のそれぞれは、実
施例での各部の詳細を示す。
■、    と 1ヌとの、応 、 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を述べて
おく。
第1作用部111は、キャリア213に具わったロータ
板435に相当する。
搬送手段113は、キャリア213に相当する。
搬送案内手段115は、搬送路215に相当する。
電源供給手段117は、電源部217に相当する。
第2作用部119は、ステーション221に具わったス
テータ219に相当する。
制御手段121は、ステーション221およびステーシ
ョンコントローラ222に相当する。
主制御手段123は、リニアモータコントローラ224
およびシステムコントローラ223に相当する。
制御信号125は、電源判定信号225に相当する。
判定手段127は、判定回路227に相当する。
↓ユ実施奥■1戊 以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。
第2図に示す本発明実施例の走行制御システムも、第9
図に示したような銀行店舗内での現金搬送システムに適
用されたものであるとする。
(i)システム全 の 搬送路215は、窓口851側と現金出納装置870側
との間に敷設されている。この搬送路215に沿って、
現金投入口863C,現金取出口863A、他の現金取
出口863B、現金収納機871および現金投出機87
3の他に、複数の箇所にステーション221が設けられ
ている。ステ−ション221の配置状態は、このシステ
ムが設置されている状況によって定まる。特に、カーブ
上り勾配、下り勾配、上下階への昇降等に応じて、搬送
路215を敷設している状態を考慮して、ステーション
221は適宜配設され、各ステーション221の相互間
は適切に間隔が空けられている。
システム全体を制御するシステムコントローラ223に
よる指令によって、リニアモータコントローラ224は
、各ステーションコントローラ222における制御コマ
ンドを設定する。このステーションコントローラ222
は、各ステーション221に対応するように接続され、
個別に設置されている。これにより、各ステーション2
21でのキャリア213に対する走行制御を個別に行な
うようになっている。
電源部217からは、商用電源の交流電圧218 (V
i=200ミニ200ボルトテーション221に共通に
供給されている。この電圧供給によって、各ステーショ
ン221は付勢される。そのように付勢されるステーシ
ョン221はステータ219を形成しており、該ステー
タ219とキャリア213との間で作用力が生じ、キャ
リア213は駆動(推進および制動)される。キャリア
213は、その駆動力に応じて、搬送路215上を走行
し、現金(含む書類)を搬送する。
電源部217から供給されている交流電圧218は、異
常電圧でないか否かを判別する判定回路227に導入さ
れている。異常でなければ、判定回路227から電源判
定信号225がリニアモータコントローラ224に供給
されるようになっている。
この電源判定信号225が出力されているときのみ、リ
ニアモータコントローラ224は上述した走行制御を行
なうようになっている。
(ii)4 口の 第3図は、判定回路227の詳細を示す一興体例である
。ここで、交流電圧218(Vi)は先ず交直変換回路
部331に供給される。交直変換回路部331で整流お
よび平滑されて得られた直流電圧333は、電圧比較器
335の反転入力端子および電圧比較器337の非反転
入力端子に共通に供給される。この電圧比較器335の
非反転入力端子には、基準電圧[339の直流電圧v1
が供給されている。また、電圧比較器337の反転入力
端子には、他の基準電圧源341の直流電圧v2が供給
されている。ここで、電圧v1>電圧■2であるものと
する。電圧比較器335の比較出力信号343および電
圧比較器337の比較出力信号345は共にアンドゲー
ト347に印加され、その論理積出力信号が電源判定信
号225となっている。
(iii )キャリアの+ 第4図(A)は、本発明実施例に用いるキャリア213
の一具体例を示す。ここで、平坦な支持板431に上開
き可能な蓋433が装着され、該蓋433を開いて支持
板431の上に搬送物(現金)を収容するようになって
いる。また、支持板431の裏面部には、その長手方向
に沿って、断面り字状のロータ板435が固着されてい
る。このロータ板435は二次導体であり、リニアモー
タのロータに相当するものである。
支持板431の両側には、その長手方向に沿って、案内
板437および439が取り付けられている。両案内板
437および439のそれぞれには、一対の上側ガイド
ローラ441が装着されている。それぞれの上側ガイド
ローラ441に対向して、下側ガイドローラ443およ
び横側ガイドローラ445がそれぞれ装着されている。
これら上側ガイドローラ441と下側ガイドローラ44
3とで、搬送路215を上下から挾持すると共に、横倒
ガイドローラ445によって側方から挟むようになって
いる。これらのローラは、回転可能な状態で取り付けら
れているので、キャリア213は搬送路215を脱線す
ることなく走行可能である。
案内板437の上端部は断面コ字状となっており、その
外側伸長部では、はぼ1対1の寸法比で成るスリット部
447が形成されている。このスリフト部447は、4
つの透光センサ555A〜D(第5図参照)によって、
キャリア213の位置および速度を検出するためのもの
である。
(iv)ステータの 告 第4図(B)は、各ステーション221に具わっている
ステータ219を示す。ここで、対となっているベース
451のそれぞれに、その長手方向で揃えた案内部(含
むコア)453が所定の間隙で対向配置されている。こ
の間隙は、キャリア213が走行するときに、それに具
わっているロータ板435が、非接触で進入できるのに
充分にとっである。案内部453の外側には、加減速コ
イル4611位置決めコイル463およびダンピングコ
イル465 (第6図参照)を有するコイル部(−次コ
イルに相当する)460が接触配置されている。
(v)リニアモータとしての倚 第5図(A)〜(C)は、第4図(A)および(B)に
示すようなキャリア213およびステーク219の組み
合わせで形成されるリニアモータを示す。
第5図(C)に示す如く、あるステーション221にキ
ャリア213が進入した場合をみる。
搬送路215としては、一対の断面コ字状のレール55
1および553が平行して固定されている。
同図(A)および(B)に示す如く、レール551に対
して、上側ガイドローラ441および下側ガイドローラ
443がレール551の上部を挟み込み、且つ、横側ガ
イドローラ445がレール551の側面に当接する。こ
れによって、キャリア213は上、下および横の3方向
で案内され、これにより、両レール551およびレール
553に沿って走行可能となっている。
キャリア213のロータ板435は、ステータ219の
両案内部453およびコイル部460の間に浮上した状
態で置かれ、ステータ219からの磁束を受けることが
できる。また、キャリア213のスリット部447は、
4つの透光センサ555A−Dにより検知できる位置状
態となる。
各ステーション221では、両レール551および55
3の間に、ステータ219が設けられていると共に、一
方のレール551に4つの透光センサ555A−Dが取
り付けられている。このうち、2つの透光センサ555
AおよびDはステータ219の前後に装着され、ξセリ
ア213のスリ・ノド部447を検知して、キャリア2
13が当該ステーション221に進入あるいは通過した
ことを検出する。また、他の2つの透光センサ555B
およびCはステーションの位置決め位置に設けられる。
これら4つの透光センサ555A−Dの検出信号は、キ
ャリア213の速度検出にも用いられる。
(vi)ステーションコントローラの湾第6図は、ステ
ーションコントローラ222の一興体例を示す。ここで
、ステーションコントローラ222は、ステーション2
21に接続された状態で示す。それに含まれる主制御プ
ロセッサ630は、制御回線220を介して、リニアモ
ータコントローラ224との間で、データおよびコマン
ドの授受を行なう。
主制御プロセッサ630とモータ制御用プロセッサ65
0との間には、インターフェース回路640が介在して
いる。それには、フラグ転送のためのフラグ部641お
よび643と、コマンドおよびデータ転送のためのレジ
スタ647および649が具わっている。
モータ制御用プロセッサ650は、主制御プロセッサ6
30からの指示に応じて、ステータ219を励磁制御す
る。つまり、コイル駆動ドライバ670によるステータ
219の励磁により、キャリア213に対する加減速、
制動を制御する。
ところで、モータ制御用プロセッサ650は、 何の制
御も行なわないニュートラルモード、加減速制御を行な
う加減速モード、発進制御を行なう発進モードおよび停
止制御を行なう停止モードの4つの制御モードに設定可
能である。これら4つのモードのいずれかへの設定は、
外部のリニアモータコントローラ224から与えられる
コマンドに応じて行なわれる。
リニアモータとしての駆動力を発生させるために、電源
部217から交流電圧218がコイル駆動ドライバ67
0に含まれるドライバ671および673励磁用に供給
されている。また、コイル駆動ドライバ670のドライ
バ675には直流電圧が励磁用供給されている。
ドライバ671は、モータ制御用プロセッサ650から
供給されるLEFT、RIGHT信号に応じて、ステー
タ219の加減速コイル461を交流励磁する。また、
同様にモータ制御用プロセッサ650から構成される装
置決め信号のPCMDにより、ドライバ673は位置決
めコイル463を交流励磁する共に、位置決めダンピン
グ信号SCMDにより、ドライバ675はダンピングコ
イル465を直流励磁する。
これら各コイルでの励磁により、キャリア213は各ス
テーション221において、発進、加速。
減速、制動あるいは停止の駆動制御がされる。
各ステーション221におけるレール551には、キャ
リア213が有するスリット部447を検出するために
、4つの透光センサ555A−Dが具わっている。これ
ら透光センサ555A−Dの出力は、マルチプレクサ6
90により、モータ制御用プロセッサ650の選択信号
SELに応じて選択されて、該モータ制御用プロセッサ
650に供給される。
このマルチプレクサ690から多重化パルスとして得ら
れる透光センサ555の検出出力パルス幅を、モータ制
御用プロセッサ650のカウンタ653が一定周期のパ
ルスで計数することにより、キャリア213の速度が計
測されるようになっている。
1工IL[)141作 第7図は、本発明実施例の制御手順を示す。第8図は、
走行に関する制御信号の授受を示す。以下、第2図〜第
8図を参照する。
先ず、リニアモータコントローラ224は初期状態では
、全ステーション221のステーションコントローラ2
22に対して、制御回線220を介して、制御データの
受信コマンドRECVにより速度データを与える。この
速度データには、レールの直線、カーブ、上、上勾配、
カーブ+勾配とレールの形状に応じた最大速度および最
小速度の他に、次のステーションが停止ステーションで
あるときに用いる補正値が含まれる。
各ステーション221では、主制御プロセッサ630が
これらを受信して、一旦、自己のメモリ631に格納す
る。しかる後、バス633を介して、モータ制御用プロ
セッサ650に転送する。
かようなバス633を介する転送制御には、ハンドシェ
イク制御が用いられる。主制御プロセッサ630は、バ
ス633を介して、インターフェース回路640のフラ
グ部641に転送フラグをセットすると共に、速度デー
タをレジスタ647にセットする。
モータ制御用プロセッサ650はフラグ部64■をみて
、転送のあったことを検出して、レジスタ647の内容
を読み取る。しかる後、モータ制御用プロセッサ650
はフラグ部641をクリアして、バス633を介して主
制御プロセッサ630に通知し、次のデータを待つ。こ
のようにして得た速度データを、モータ制御用プロセッ
サ650はそのメモリ651に順次格納し、レールの形
状に合わせたデータテーブルを作成する。
このようにして、全ステーション221に対応するステ
ーションコントローラ222のメモリ651に、各レー
ル形状の速度データが格納されることとなる。
このシステムでの各ステーション221の設置場所にお
いて、設置者はレール形状設定スイッチ653により、
当該ステーション221での両側のレール形状を設定し
てお(。これにより、モータ制御用プロセッサ650は
、自己のステーション221の両側のレール形状を感知
することができる。このレール形状の設定によって、上
述したようにメモリ651に格納したテーブルに基づい
て、自己のレール形状の速度データを各ステーションコ
ントローラ222に設定できる。
ところで、キャリア213が通過できる最大速度および
最小速度は、レールの形状によって異なり、キャリア2
13の速度が最大速度を越せばキャリア213は脱線し
てしまい、最小速度を下回ればキャリア213はステー
ション221と他のステーション221との間で停止し
てしまう。従って、キャリア213を走行させるのに適
した速度は、レールの形状で定まる最大速度と最小速度
との間とする必要がある。
また、できるだけ速度を上げてキャリア213を走行さ
せることが望ましい。停止は非接触で行なうために、目
的とする停止ステーション221の前のステーション2
21から減速制御する必要があり、予め理想的な速度制
御曲線を定めて、その曲線に従った制御を為すことが肝
要である。
かような理想的な速度制御曲線に従う指示速度を、リニ
アモータコントローラ224から各ステーション221
のステーションコントローラ222に送信しておく。モ
ータ制御用プロセッサ650においては、格納速度デー
タと指示速度とに基づいて、最大速度および最小速度の
間に収まる制御速度を決定するようにしている。これに
より、レール形状に応じた制御速度がステーション22
1毎に自動的に決定される。かような決定速度はレール
形状に適応した速度であるので、キャリア213を走行
させても、脱線、途中停止等による制御不能事態が生じ
ることはない。
いま、第2図に示すように、第2ステーシヨン221 
 (Sr1)に、キャリア213が停止しているものと
する。ここから、第nステーション221  (STn
)までキャリア213を移動させるものとする。
システムコントローラ223は、リニアモータコントロ
ーラ224に対して、上述したような走行制御に基づい
て、第2ステーシヨン221(Sr1)から第nステー
ション221(STn)までキャリア213を走行させ
るための指令を与える(ステップ711)。
それに続く制御は、電源からの交流電圧218(Vi)
の検査結果によって相違するので、以下場合を分けて説
明する。
■−1、”帯 が正1な6人 リニアモータコントローラ224は、判定回路227か
ら電源判定信号225が供給されているか否かを判定す
る(ステップ712)。電源判定信号225が発生され
ていれば(肯定判定)、電源部217からの交流電圧2
18は適切な電圧範囲にあることとなる。
第3図において、交流電圧218(Vi)が220ボル
ト(200ボルト+10%)であるときに得られる直流
電圧333に、基準電圧8339の電圧V1が一致する
ように選択されている。また、交流電圧Viが180ポ
ル)(200ボルド一10%)であるときの直流電圧3
33に、基準電圧#341のの電圧■2が一敗するよう
に選択されている。従って、電圧Viが220ボルトを
越せば、電圧比較器335の比較出力信号343が“低
”レベルとなり、電源判定信号225は発生されない(
“低”レベル)。また、電圧Viが180ボルトを下回
れば、電圧比較器337の比較出力信号345が“低”
レベルとなり、電源判定信号225は発生されない。つ
まり、制御バス220≧電圧Vi≧180であるとき、
すなわち適切な電圧である場合のみ、電源判定信号22
5は発生される。
このようにして、交流電圧218が適切であるかどうか
を判別して、電源判定信号225が出力されていれば、
電源電圧は正常であると判断する。
しかる後、ステップ713に移行する。
ステップ711において与えられた走行指令に基づくコ
マンドおよびデータを制御回線220を介して、リニア
モータコントローラ224は各ステーションコントロー
ラ222に供給する。例え ゛ば、第2ステーシヨンコ
ントローラ222(STC2)には発進側’+B 、第
3ステーシヨンコントローラ222 (Sr1) ・・
・−・第(n−1)ステーションコントローラ222 
(STC(n−1))には減速制御および第nステージ
目ンコントローラ222 (STCn)には停止制御を
それぞれ指令する。
このように、システムコントローラ223からリニアモ
ータコントローラ224に走行制御が与えられると、第
8図(B)に示す如く、加減速ステーション221にキ
ャリア加減速コマンドSPCが与えられる。
いま、第2ステーシヨン221  (ST2)が発進位
置、第nステーション221(STn)が停止位置であ
るとしているので、第3ステーシヨン221 (ST3
) 〜第(n−1)ステーション221  (ST (
n−1)が加減速ステージ茸ンである。リニアモータコ
ントローラ224は、キャリア加減速コマンドSPCお
よび基本速度制御曲線に従った指示速度Vcを与える。
加減速ステーションST3〜5T(n−1)のそれぞれ
のステーション221の主制御プロセッサ630は、キ
ャリア加減速コマンドSPCおよび指示速度Vcを受領
して、モータ制御用プロセッサ650に転送する。
ところで、モータ制御用プロセッサ650は4つの制御
モードを有しているので、主制御プロセッサ630がキ
ャリア加減速コマンドSPCを受は取ると、当該モータ
制御用プロセッサ650はニュートラルモードから加減
速モードに切り換わる。そのようにして、加減速モード
に切り換えられたモータ制御用プロセッサ650は、イ
ンターフェース回路640およびバス633を介して、
加減速モードにあることを主制御プロセッサ630に通
知する。同時に、指示速度Vcをそのメモリ651に格
納する。
次に、リニアモータコントローラ224は、これら加減
速ステーションST3〜5T(n−1)に、制御回線2
20を介してセンスコマンドSNSを送り、モータ制御
用プロセッサ650の制御モードを読み取る。このセン
スコマンドSNSは主制御プロセッサ630に送られ、
通知されたモードをリニアモータコントローラ224に
レスポンスとして通知する。このようなレスポンスによ
って、リニアモータコントローラ224は、加減速ステ
ーションST3〜5T(n−1)のそれぞれが指定され
た制御モードにあるか否かを確認することができる。
次に、リニアモータコントローラ224は、停止ステー
ションである第nステーション221 (STn)に対
応しているステーションコントローラ222 (STC
n)に停止コマンドSTPを送信する(■)。同様にし
て、この停止ステーションSTnでも、主制御プロセッ
サ630が停止コマンドSTPを受領して、モータ制御
用プロセッサ650に転送する。このモータ制御用プロ
セッサ650は、正常であれば、ニュートラルモードか
ら停止モードに切り換わる。このようにして切り換えら
れた停止モードにあることが、モータ制御用プロセッサ
650から主制御プロセッサ630に通知される。
リニアモータコントローラ224は、この停止ステーシ
ョンSTnにもセンスコマンドSNSを送り、主制御プ
ロセッサ630より制御モードをレスポンスとして受け
る。これによって、リニアモータコントローラ224は
、第nステーション221(STn)が指定された停止
ステーションであることを確認する。
このようにして、キャリア213の発進前に加減速およ
び停止ステーションにコマンドを与え、各ステーション
221を指定した制御モードに切り換えると共に、その
ステーション221が指定どおりのモードになっている
か否かをチェックする。つまり、全てのステーションコ
ントローラ222からセンスコマンドSNSに対するレ
スポンスを受けて、キャリア213を発進させてよいか
が事前に確認される(ステップ714)。
このような確認(ステップ714の肯定判定)の後、続
くステップ715において、リニアモータコントローラ
224は、発進位置である第2ステーシヨン221  
(ST2)のステーションコントローラ222  (S
TC2)に発進コマンドSTRを送信する(■)。この
発進ステーションST2のステーションコントローラ2
22では、発進コマンドSTRを受信すると、モータ制
御用プロセッサ650に通知して、モータ制御用プロセ
ッサ650の制御モードをニュートラルモードがら発進
モードに切り換える。モータ制御用プロセッサ650が
発進モードになると、直ちにキャリア213を発進させ
る。かような発進制御の終了後は、発進、加速ステーシ
ョンは自動的に停止モードに切り換えられる。
ここで、キャリア213を走行させるには、主制御プロ
セッサ630からのコマンドであるLEFT(左)ある
いはRIGHT(右)に応じた方向で発進させられる。
かようなコマンドに応じて、ドライバ671は加減速コ
イル461を交流励磁して、キャリア213は指定の方
向に発進される。
発進制御されたキャリア213は、指定された適切な速
度で搬送路215に沿って走行し、先に指定された加減
速ステーションST3〜ST (n−1)で加減速され
、且つ、停止ステーションSTnで停止する。
発進と共に、キャリア213の走行に関与する全部のス
テーション221にセンスコマンドSNSを送り、各ス
テーション221の状態を検出する(■)。つまり、キ
ャリア213が加減速ステーションST3〜5T(n−
4)のそれぞれを通過し、停止ステーションSTnで停
止したかどうかを確認する。この確認は、各ステータ2
19に具わっている4つの透光センサ555A〜Dの検
出出力によって為される。通過したステーション221
では、自動的に走行終了後停止モードに切り換えられる
続いて、リニアモータコントローラ224は、目的地で
ある第nステーション221にキャリア213が到達し
たか否かを判定する(ステップ716)。
ところで、停止ステーション221  (STn)のス
テーションコントローラ222  (STCn)におい
て、モータ制御用プロセッサ650は停止モードになっ
ている。そのため、モータ制御用プロセッサ650によ
り、停止指令の信号がドライバ671に供給される。そ
れに応じて、ステータ219の加減速コイル461がキ
ャリア213の進入後に交流励磁されて、制動制御され
る。また、位置決めのダンピング信号SCMDおよび位
置決め信号P CM Dをドライバ675および673
に供給する。ダンピングコイル465および位置決めコ
イル463が励磁されて、進入キャリア213が、当該
停止ステーション221で確実に停止し且つ位置決めさ
れる。
ここで、停止ステーション221  (STn)で確実
に停止したかどうかの確認は、当該ステーション221
  (STn)のステータ219に具わっている4つの
透光センサ555A−Dの検出出力に応じて行なわれる
。モータ制御用プロセッサ650による透光センサ55
5A−Dの検出出力に応じて、第nステーションコント
ローラ222(STCn)は、キャリア213がそこに
滞在している旨のレスポンスを発生する。
このレスポンスが、リニアモータコントローラ224に
於て受信されれば(肯定判定)、リニアモータコントロ
ーラ224はシステムコントローラ223に走行終了通
知を発する(ステップ717)。この走行終了通知の受
領によって、システムコントローラ223は、所定どお
りの走行匍制御が行なわれたことを了解して、次のシス
テム制allの態勢に入る。
(ii)′−終 しない8人 ところで、ステップ715において発進指令を出したに
も拘らず、所定時間内に、第nステーションコントロー
ラ222  (STCn)から走行終了のレスポンスが
こない場合あるいは通過すべきステーション221のス
テーションコントローラ222から通過のレスポンスが
こない場合(ステップ716での否定判定)には、本来
予定していた走行が的確に為されなかったことである。
その場合には、リニアモータコントローラ224はシス
テムコントローラ223に対して、所定の走行制御が終
了していないことを通知する(ステップ 。
718)。
これに応じて、走行未完了である旨の所望警報。
を発する必要がある。但し、その警報手段は省略する。
(iii)′−せてはならない”人 ステップ713において、走行制御モードを各ステーシ
ョン221に与えたにも拘らず、所定のレスポンスがリ
ニアモータコントローラ224にて受信できなかった場
合には、キャリア213を発進させてはならない。
この場合には、第2ステーシヨン221(Sr1)から
第nステーション221 (STn)までの走行を行な
うのに、不適当であると判断される(ステップ714で
の否定判定)。従って、リニアモータコントローラ22
4は、発進指令を与えることなく走行不可である旨をシ
ステムコントローラ223に通知する(ステップ719
)、これに応答して、システムコントローラ223は、
走行制御を行なうことなく、何等かのシステム故障があ
ることを、管理者に分かるように警報を発する。但し、
その警報手段は省略する。
m−2,2′′9  が 1な”人 この場合は、従来例について説明したとおり、推力が不
十分であったり、制動がかかり過ぎることに因り、発進
後に制御不可能となってしまう事態が生じかねないので
、キャリア213を発進させてはならない。
この判断のために、電源判定信号225が判定回路22
7から与えられているかどうかを、予め判定するのであ
る(ステップ712)。
この電源判定信号225が発生されていなければ(ステ
ップ712での否定判定)、リニアモータコントローラ
224は、各ステーション221に走行制御指令を何等
与えることなく、走行不能である旨をシステムコントロ
ーラ223に通知する(ステップ720)。これによっ
て、システムコントローラ223は、電源電圧が異常で
あることを警告する。従って、電源電圧が正常となるま
では、走行制御は行なわれないこととなる。
■、 方 のまとめ このように、搬送システムにおいて、キャリアの走行駆
動を行なうステーション221に供給されている電源電
圧218(Vi)が所定の高低の範囲内にあるか否かの
判定を行なう。正常な場合に限って、キャリア213の
発進を指令するようにしているので、発進後に制御不能
に陥ることがない。
■ 、    I の  ・ ノ ヒ 。
なお、上述した本発明の実施例にあっては、商用の交流
電圧を整流し、その直流電圧を基準電圧と比較して、電
源電圧の正常、異常を判別するように判定回路227を
構成したが、これに限られることはない。交流電圧その
ままを、基準の交流電圧と比較するようにしてもよい。
要は、リニアモータに推力を生じさせるために供給され
ている電圧が正常であるかどうかを、的確に判断するよ
うな手段であればよい。
また、上述した本発明の実施例で、判定回路227での
電圧判定にあっては、2つの基準電圧を設置して、高低
の電圧異常を検出するようにしたが、どちらか一方のみ
の異常を検出するような構成でもよい。特に、電圧が低
い方向で推力に与える影響が大きいので、電源電圧が異
常に低下していないかどうかのみを検知して、電源判定
信号225を出力するようにしてもよい。
上述実施例では、電源判定信号225が出力されている
ことを確認してから、各ステーション221での速度情
報を与え且つ走行指令を各ステーションに送信するよう
にした。しかし、それらの順序は決まっているものでは
ない。例えば、全てのステーション221に加減速デー
タをセットしておくと共に、停止ステーションのステー
ションコントローラ222には停止モードを設定してお
き、しかる後に電源判定信号225が出力されているこ
とを確認して、発進指令を与えるようにしてもよい。要
は、発進指令を与える条件に、電源判定信号225が出
力されていることの確認を含ませればよい。
また、この電源判定信号225が出力されていることの
確認は、システムコントローラ223で行ない、しかる
後にリニアモータコントローラ224を制御するように
してもよい。
走行制御システムを銀行での現金搬送システムに適用し
た場合について説明したが、この他の搬送システムにも
本発明は適用できる。
更に、「I、実施例と第1図との対応関係」において、
第1図と本発明の実施例との対応関係を説明したが、こ
れに限られることはなく、各種の変形態様があること勿
論である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、走行制御システムにお
いて、電源の状態を検査し、それが適切であることを条
件として走行を行なうように制御しているので、発進後
に制御不能に陥ることがなくなり信頼性が増し、実用的
には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走行制御システムの原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例における走行制御システムの
構成ブロック図、 第3図は本発明実施例に用いる判定回路の一興体例を示
す構成ブロック図、 第4図(A)および(B)は本発明実施例に用いるキャ
リアおよびステータのそれぞれの一具体例を示す構造図
、 第5図(A)〜(C)は本発明実施例においてキャリア
がステータに進入した場合を説明する関係図、 第6図は本発明実施例に用いるステーションコントロー
ラの具体的構成を示すブロック図、第7図は本発明実施
例の走行制御システムにおける制御手順を示す流れ図、 第8図(A)および(B)は本発明実施例における走行
制御を行なう信号授受の説明図、第9図は本発明実施例
の走行制御システムが適用される現金搬送システムを示
す構成図、第10図は従来の走行制御システムを説明す
る概略構成図である。 図において、 111は第1作用部、 113は搬送手段、 115は搬送案内手段、 117は電源供給手段、 119は第2作用部、 121は制御手段、 123は主制御手段、 125は制御信号、 127は判定手段、 213.913はキャリア、 215は搬送路、 217は電源部、 218は交流電圧、 219はステータ、 220は制御回線、 221.921はステーション、 222はステーションコントローラ、 223はシステムコントローラ、 224.924はリニアモータコントローラ、225は
電源判定信号、 227は判定回路、 331は交直変換回路部、 333は直流電圧、 335.337は電圧比較器、 339.341は基準電圧源、 343.345は比較出力信号、 435はロータ板、 460はコイル部、 815は搬送レール、 851は窓口、 870は現金出納装置である。 第4谷明の16里1077図 第1図 判定回f!!−の樅、明図 第3図 ステーションコントローラのA免日月図第θ図 を作銑咀図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1作用部(111)を有する搬送手段(113
    )と、 搬送手段(113)を走行させるための搬送案内手段(
    115)と、 少なくとも搬送手段(113)の走行に要する電源を供
    給する電源供給手段(117)と、搬送案内手段(11
    5)に沿って設けられ、電源供給手段(117)から共
    通に供給される電源によって付勢されて第1作用部(1
    11)との相互作用力によって、搬送手段(113)を
    搬送案内手段(115)に沿って走行させる複数の第2
    作用部(119)と、それぞれの第2作用部(119)
    に対応して設けられた複数の制御手段(121)と、 各制御手段(121)による該走行制御状態をそれぞれ
    に指令する主制御手段(123)と、電源供給手段(1
    17)の電源供給状態を検出して、基準値と所定の関係
    があれば、制御信号(125)を発生する判定手段(1
    27)と、を具え、制御信号(125)に応じて主制御
    手段(123)による走行指令を制御するように構成し
    たことを特徴とする走行制御システム。
  2. (2)第1作用部(111)はロータおよび第2作用部
    (119)はステータであり、該相互作用力が、電源供
    給手段(117)から供給される電源の付勢によって生
    じる駆動力となるようなリニアモータが形成されるよう
    に構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の走行制御システム。
  3. (3)判定手段(127)は電圧比較手段であり、該基
    準値は1つの所定電圧値であり、該所定電圧値と電源供
    給手段(117)の供給電源としての出力電圧との関係
    に応じて、制御信号(125)の出力状態を変化させ、
    該出力状態の変化に対応して主制御手段(123)を制
    御するように構成されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の走行制御システム。
  4. (4)該所定値は、第1作用部(111)と第2作用部
    (119)との相互作用力によって、搬送手段(113
    )が走行可能な最低電圧であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項あるいは第3項記載の走行制御システム
  5. (5)判定手段(127)は電圧比較手段であり、該基
    準値は相異なる2つの所定電圧値であり、それらの電圧
    値の間に、電源供給手段(117)の供給電源としての
    出力電圧があるとき、制御信号(125)を出力するよ
    うに構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    あるいは第3項記載の走行制御システム。
  6. (6)制御信号(125)が出力されたときのみ、主制
    御手段(123)の制御指令を有効化するように構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第3項ある
    いは第5項記載の走行制御システム。
JP61115171A 1986-05-20 1986-05-20 走行制御システム Pending JPS62272805A (ja)

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