JPS6227264Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6227264Y2
JPS6227264Y2 JP1981144592U JP14459281U JPS6227264Y2 JP S6227264 Y2 JPS6227264 Y2 JP S6227264Y2 JP 1981144592 U JP1981144592 U JP 1981144592U JP 14459281 U JP14459281 U JP 14459281U JP S6227264 Y2 JPS6227264 Y2 JP S6227264Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
flow path
tank
degreasing
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981144592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5852464U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14459281U priority Critical patent/JPS5852464U/ja
Publication of JPS5852464U publication Critical patent/JPS5852464U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6227264Y2 publication Critical patent/JPS6227264Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は塗装洗浄機における排熱回収装置に
係り、特に塗装洗浄機から排出される温排水より
その排熱を回収する装置に関するものである。
塗装を施すべき自動車車体、その他の被塗装物
には、一般に塗装に先立つて予備湯洗、脱脂処
理、化成処理などの前処理が施される。これら前
処理は、通常、湯洗槽、脱脂槽、化成処理槽等を
備えた塗装洗浄機によつて行なわれ、そしてその
処理に用いられた液の一部や処理液の加熱に用い
られた媒体が排水として系外に流出せしめられる
こととなる。ところで、この排水は多量の熱量を
もつた温排水となるのが普通である。何故なら
ば、脱脂等の各処理にあつては、その処理効率を
適正に維持すべく、その処理温度が管理されるの
が普通であり、そしてそのためにスチーム等が処
理液の加熱源として用いられる場合には、スチー
ム・ドレンの放出により温排水が生じるのであ
り、また湯洗槽からの排水が当然に温排水となる
ことの他、所定温度下で脱脂処理、化成処理など
が施された被塗装物を水洗する工程において、そ
の水洗水は被塗装物に付着する薬液とともに被塗
装物の熱を奪い、そして温排水として放出される
ことになるからである。
そして、これらの温排水に含まれる熱量は、塗
装洗浄機に対する全供給熱量の30〜40%を占めて
おり、これをそのまま放出する場合には多大な熱
損失を招くことになる。
このため、従来より、この種の温排水からプレ
ート式熱交換器を用いて排熱を回収することが検
討されているが、該熱交換器による排熱回収には
次のような問題が内在していた。即ち、上記排水
中には熱伝達率を著しく低下せしめる油分、SS
(浮遊物)が含まれているために、これらが熱交
換器のプレート表面に付着して熱交換器率を低下
させ、しかも該交換器においてはこの付着した油
分等を清浄、除去することが構造上困難であるこ
と等から、高い排熱回収率を期待し得ないなどの
欠点があつたのである。
本考案は、このような事情を背景として為され
たものであつて、その目的とするところは、熱交
換効率を高く維持し得て、排熱を効果的に且つ持
続的に回収し得る排熱回収装置を提供することに
ある。
以下、本考案に従う実施例を、図面に基づいて
更に詳しく説明する。
第1図は自動車車体用の塗装洗浄機及び本考案
に従つて構成された排熱回収装置をその処理工程
とともに系統的に示したものである。同図におい
て、塗装洗浄機は湯洗槽10、脱脂処理槽12、
表面調整槽14、化成処理槽16、更に水洗機構
18,20と、これら処理槽等に沿つて配設され
たコンベヤ22とを含み、被塗装物としての自動
車車体24を該コンベヤ22によつて搬送しつ
つ、順次に予備湯洗、脱脂、水洗、表面調整、化
成処理、水洗等の処理を施し得るようになつてい
る。
また、各処理槽には、それぞれ各処理槽からオ
ーバフローする処理液を貯溜する受液槽26,2
8,30,32が備えられており、このうち湯洗
槽10に付属する受液槽26には第1の排出流路
34が接続されて同槽26に貯溜された温湯のオ
ーバーフロー水が排水として流出させられるよう
になつている。この湯洗槽10は、脱脂処理に先
立つて車体24を予備湯洗するためのもので、ス
チーム流路36を通じて供給される加熱媒体とし
てのスチームより生じたドレンが槽10内に流入
させられて湯洗の補給が為されるとともに、同槽
10内に挿入されたスチーム供給流路38から更
にスチームが吹き込まれることによつて、例えば
約35℃程度に浴温が管理されるようになつてい
る。
また、この湯洗槽10に続いて設置された脱脂
処理槽12は車体24に付着した油脂分等を除去
するためのもので、その槽内には処理液としての
脱脂溶剤が収容されている。この処理液は受液槽
28を経てポンプ39にて外部循環流路40へと
導かれ、そして該流路40に設けられた熱交換器
42において加熱された後、再び処理槽12へと
戻されるようになつており、これによつて脱脂処
理液の温度が所定温度(約50℃)に維持されるよ
うになつているのである。なお、熱交換器42
は、この外部循環流路40と前記スチーム流路3
6との間にまたがつて設けられ、該スチーム流路
36を通じて供給されるスチームを加熱源として
熱交換作用にて該循環流路40内を流通せしめら
れる脱脂処理液を加熱するものである。
さらに、脱脂処理槽12に続く水洗機構18は
該脱脂処理槽12から引き出された車体24に付
着する脱脂液を洗い落すためのもので、給水流路
44を通じて供給された水洗水がシヤワー水とし
て車体に吹き付けられる。この吹き付けられた水
は、付着処理液を除去しつつ、その下方に設けら
れた受槽46へと落下するが、このとき処理槽1
2内で加熱された車体の熱が奪われることとなる
ため、受槽46内の水は温水となり、これはその
まま流路48を経て前記湯洗槽10へと送られ
る。従つて、該湯洗槽10に供給される温湯は前
記ドレンとこの受槽46からの温水とから成り、
そしてこれに相当する量の温湯が受液槽26にオ
ーバフローし、更に温排水として流出させられる
ことになる。
水洗機構18によつて水洗された車体24は、
続いて表面調整槽14内において表面調整処理が
施された後、化成処理槽16へと送られて、その
表面に所定の化成皮膜が形成される。該化成処理
槽16には、リン酸塩等所要成分を含んだ化成処
理液が収容されており、この処理液はまた前記脱
脂溶剤と同様にして受液槽32からポンプ51に
て外部循環流路50へと導かれた後に、該循環流
路50に設けられた熱交換器52によつて加熱さ
れ、再び化成処理槽16へと戻される。これによ
つて、化成処理液の温度は所定温度(約50℃)に
保持される。熱源となるスチームは熱交換器52
に接続されたスチーム流路54を通じて供給さ
れ、そのドレンは排水として第2の排水流路56
を排水タンク58へと送られる。
また、この化成処理された車体24は、再び前
記水洗工程におけると同様に、化成処理槽16に
続いて設けられた水洗機構20により水洗処理さ
れる。この水洗機構20は、水洗水をシヤワー水
として車体24に吹き付け、これを該車体に付着
せる処理液とともに受槽62に落下させる点で、
前記水洗機構18と同様である。落下した水洗水
はスチーム流路54内のスチームドレンとともに
排水流路56を通じて排水タンク58へと送られ
る。そして、水洗された車体24は続いて乾燥炉
64へと送られ、ここで乾燥された後に所定の塗
装が施されることになる。
一方、第2の排水流路56にて導かれる排水
は、前記第1の排水流路34を送られてくる排水
とともに、一旦排出タンク58に貯溜され、更に
主排水流路66へと送り出される。尚、排水タン
ク58に続いて設けられた68,70は、それぞ
れ、異物除去のためのストレーナと、排水給送用
のポンプである。
かかる主排水流路66上には、また、排熱を回
収するためのヒートパイプ式熱交換器72が設け
られている。該熱交換器72は、第2図に示され
るように、仕切板74によつて函体内が仕切られ
て上部室76及び下部室78に区画されるととも
に、複数のヒートパイプ80が該仕切板74を上
下に貫通するようにして互に平行に設けられてい
る。また、該ヒートパイプ80の内部には、作動
液が収容されており、熱交換はこの作動液を媒介
にして行なわれる。この熱交換器72の上下に区
画された二つの室のうち、下部室78には主排水
流路66が接続される一方、上部室76には水洗
水を供給するための給水流路59及び上部室76
と前記水洗機構20とを接続する接続流路60が
接続され、水洗水及び温排水が上、下部室内をそ
れぞれ通過するようにされている。
また、下部室78につながる主排水流路66上
には、該熱交換器72の直前に位置してバルブ8
2が、該下部室78からの排出路67上にはバル
ブ84が、それぞれ設けられている。そして、こ
れらバルブ82,84と熱交換器72との間の流
路66,67上には、前記脱脂処理槽12の外部
循環流路40から分岐する分岐流路86,87が
それぞれ接続され、このバルブ82,84及び分
岐流路86,87に設けられたバルブ88,8
9、更には該外部循環流路40のバルブ91の操
作によつて、下部室78に流入する液体を温排水
から脱脂処理液に或いはその逆へと切り替えられ
得るようになつている。尚、この熱交換器72の
底板90は図中右下りに傾斜して設けられてお
り、その右端部において、バルブ92を備えた排
液管94がケーシングの側壁96を貫通して設け
られ、上記液体を切り替える際に下部室78に残
存する排水或いは脱脂処理液を該室78外へと排
出して両液が混合しないようにされている。
次に、以上のように構成された装置の作用につ
いて説明するならば、先ず、被塗装物としての車
体24はコンベヤ22によつて搬送されつつ上述
した各処理工程において所定の処理を受ける。そ
して、この処理の過程において生ずる排水は上に
詳述した流れに従つて一旦排水タンク58内に貯
溜され、更にポンプ70の作用によつて主排水流
路66を熱交換器72へ向けて送出される。この
とき、主排水流路66のバルブ82,84及び脱
脂工程における外部循環流路40のバルブ91は
夫々開に、また分岐流路86,87のバルブ8
8,89は閉の状態にされており、そしてこれに
よつて該主排水流路66を送出される温排水は熱
交換器72の下部室78に流入せしめられ、以て
上部室76に流入せしめられた水洗水との間で熱
交換が行なわれる。
このときの熱交換の作用は、次の如くである。
即ち、下部室78に流入した温排水は温度が高く
(約35〜40℃)、そのためヒートパイプ80内の作
動液は加熱されて蒸気となり上部室76内に位置
する部分へと速やかに移動し、そしてその上部室
76内に位置するヒートパイプ80部分で凝縮し
て潜熱を放出し、この熱で水洗水を加熱するので
ある。また、凝縮した作動液はパイプ80内を下
部室78側に降下して、そこで再び加熱されて上
記サイクル運動を繰り返すこととなり、以て排水
と水洗水との間に効果的な熱伝達を実現するので
ある。
特に、斯かるヒートパイプ式の熱交換器は、広
い伝熱面積を有するとともに、媒体となる作動液
は速やかに移動し得ることから、熱交換を迅速に
且つ効率良く行ない得て、排熱の回収率が従来の
装置に比べて大巾に改良されるのである。しか
も、上記装置においては放熱及び受熱各流体を収
容する二つの室は上下に配置され、従つてヒート
パイプ80も上下に配向させられているために、
下部室78に位置するパイプ部分で蒸気となつた
作動液は上部室76に位置するパイプ部分へと速
やかに上昇し得るとともに、そこで凝縮した後は
重力の作用を受けて下部室78側へと迅速に降下
し得るのであり、以て熱交換速度をより迅速なら
しめて排熱回収効率の更なる向上に寄与するので
ある。
さて、上部室76において排熱を吸収した水洗
水は、化成処理工程に続いて設けられた水洗機構
20へと送られ、ここでシヤワー水として車体2
4に吹き付けられて、これに付着した化成処理液
を流れ落す。このとき、水洗水は上記熱交換器7
2によつて加熱され、その温度が高められている
ために、洗浄能力が高くなつており、車体に付着
した処理液を効果的に除去し得る塗装品質の向上
に著しく寄与し得るのである。また、加温された
水洗水は、かかる作用の他に、水洗工程において
車体24の温度を高め且つその温度を均等化し得
るために、この水洗工程に続く乾燥工程での乾燥
効率を高め、或いはその他後続の諸処理を車体2
4が均等な温度条件下で受けることを可能ならし
めて塗装品質の更なる向上に寄与し得るのであ
る。
因みに、本装置のかかる優れた効果を、実験に
より確認された数値に基づいて具体的に説明する
と、排水温度35℃、流量10t/Hという条件の下
で、15℃の水洗水を流量5t/Hで供給し、その加
熱後の温度を測定したところ、水洗水の温度が10
℃も高くなつていることが確認された。即ち、
50000Kcal/Hの熱量が回収されたのである。こ
の水洗水は水洗工程において車体の温度を上昇せ
しめることは上述の通りであるが、これによつて
続く乾燥工程において炉内の空気を加熱するに必
要な燃料ガス量が節減されるのであり、事実、従
来の燃料ガス(ブタン−空気ガス)使用量;53N
m3/Hに対して、上例の装置では、約4Nm3/H
の燃料ガス使用量が節減されることが確認され
た。
このように、上記装置は、排熱を回収するとと
もに水洗水の温度を高めることによつて、上記の
如き優れた伝熱作用を奏するが、そのような作用
を繰り返すうちに、熱交換器72のヒートパイプ
80表面に排水中の油分、SSが付着するのを避
け得ない。そして、それをそのまま放置する場合
には熱交換効率の低下をきたし、従つてエネルギ
損失もそれだけ大きくなるのであるが、上記装置
はまた、脱脂工程で用いられる脱脂処理液を巧妙
に利用することによつてかかる付着物を効果的に
除去し得るように構成されており、上記不具合の
効果的な解消も図つているのである。その操作手
順及び作用を具体的に説明すると、ヒートパイプ
80表面に一定量の油分等が付着したところで、
先ずバルブ82,84,95(第1図参照)を操
作して排水の下部室78への流入を止め、更に排
液管94のバルブ92を開けて下部室78の排水
を同室78外へと放出する。そして、バルブ92
を閉じた後、更にバルブ88,89,91の操作
により、脱脂処理液を分岐流路86,87及び下
部室78を経由して循環させれば、ヒートパイプ
80に付着した油分等は下部室78に導入された
脱脂処理液によつて除去され、その表面が再び清
浄にされる。ヒートパイプ80が清浄にされたと
ころで、バルブ88,89,91を操作して脱脂
処理液の循環流路を切替え、更に排液管94のバ
ルブ92を開いて下部室78内の脱脂処理液を排
出し、しかる後に主排水流路66上のバルブを操
作すれば、排水が再び下部室78に導入され、前
述した熱交換作用が再開されるのである。
なお、脱脂処理液による洗浄のみではヒートパ
イプに付着したSS等が十分除去されない場合も
あり得るが、ヒートパイプ式熱交換器は各ヒート
パイプの脱着が可能であるから、それら各ヒート
パイプを交換器から取外し、清掃することによつ
て、ヒートパイプ80の表面を清浄な状態に維持
することが容易に行なわれ得るのである。
次に、第3図は、本考案を他の態様で実施した
例を示すもので、この実施例においては排熱を回
収する受熱流体として空気が用いられている。図
において、64は前記実施例に示すものと同様の
乾燥炉であり、炉内の空気は循環流路97へと取
出され、ブロア98によつて再び炉内へと戻され
るようになつている。循環流路97に取出された
空気は、該流路97上に設けられたバーナ100
により加熱されるようになつており、またバーナ
100にはガス供給流路102及び空気供給流路
104を通じて燃料ガス及び燃焼用空気が夫々供
給されるようになつている。そしてこの空気供給
流路104は、前記実施例におけるのと同様の構
成から成るヒートパイプ式熱交換器72の上部室
76に接続され、ここで排熱が受熱流体としての
空気に伝達されてその予熱が行なわれるようにな
つているのである。また、加熱された空気はバー
ナ100における炉内空気の加熱効率を高めるの
に寄与し、以て必要ガス量を低減せしめるのであ
る。
なお、上記実施例では、いずれも自動車車体を
塗装洗浄する装置を例として説明したが、本考案
はかかる装置にのみ限定されるものでは決してな
く、温排水を排出するその他の塗装洗浄機に対し
ても適用することが可能であり、また回収した排
熱は装置の目的に応じて種々なる態様で利用する
ことが可能であることは言うまでもないことであ
る。
以上詳記したように、本考案に係る排熱回収装
置は、湯洗槽、脱脂処理槽、化成処理槽、シヤワ
ー水洗機構を含む塗装洗浄機から排出される温排
水を導く排出流路と、加熱されるべき所定の受熱
流体を導く供給流路と、上部室と下部室の2室に
仕切られ且つ該二つの室間にまたがつてヒートパ
イプが設けられて成るヒートパイプ式熱交換器と
を設け、該熱交換器の下部室に前記排出流路を接
続せしめると共に、該熱交換器の上部室に前記供
給流路を接続して、該下部室に流入する温排水か
らその排熱が前記ヒートパイプを介して該上部室
に流入する受熱流体に伝達されるようにする一
方、前記脱脂処理槽と前記熱交換器の下部室との
間に、該脱脂処理槽の脱脂処理液を循環せしめる
ための循環流路を設けて、該循環流路を通じて導
かれる脱脂処理液によつて、前記熱交換器の下部
室内に位置するヒートパイプの表面を清浄化せし
め得るようにしたことを特徴とするものである。
斯かる装置は塗装洗浄機から排出される排熱を
効率的に回収し、且つその高い回収効率を維持し
得て省エネルギ化を達成するものであり、また熱
交換効率を低下せしめる付着物を効果的に除去せ
しめ得るなどの優れた効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である排熱回収装置を
含む系統図、第2図は第1図におけるヒートパイ
プ式熱交換器の周辺を示す拡大説明図(一部断
面)、第3図は本考案の他の実施例に係る排熱回
収装置の要部を系統的に示す図である。 16:化成処理槽、20:水洗機構、60:接
続流路、72:ヒートパイプ式熱交換器、74:
仕切板、76:上部室、78:下部室、80:ヒ
ートパイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 湯洗槽、脱脂処理槽、化成処理槽、シヤワー
    水洗機構を含む塗装洗浄機から排出される温排
    水を導く排出流路と、加熱されるべき所定の受
    熱流体を導く供給流路と、上部室と下部室の2
    室に仕切られ且つ該二つの室間にまたがつてヒ
    ートパイプが設けられて成るヒートパイプ式熱
    交換器とを設け、該熱交換器の下部室に前記排
    出流路を接続せしめると共に、該熱交換器の上
    部室に前記供給流路を接続して、該下部室に流
    入する温排水からその排熱が前記ヒートパイプ
    を介して該上部室に流入する受熱流体に伝達さ
    れるようにする一方、前記脱脂処理槽と前記熱
    交換器の下部室との間に、該脱脂処理槽の脱脂
    処理液を循環せしめるための循環流路を設け
    て、該循環流路を通じて導かれる脱脂処理液に
    よつて、前記熱交換器の下部室内に位置するヒ
    ートパイプの表面を清浄化せしめ得るようにし
    たことを特徴とする塗装洗浄機における排熱回
    収装置。 (2) 前記ヒートパイプ式熱交換器の上部室と前記
    塗装洗浄機のシヤワー水洗機構との間にそれら
    を接続する接続流路を設け、該上部室にて加熱
    された受熱流体としての水洗水が、該接続流路
    を通じて、該シヤワー水洗機構に供給されるよ
    うにした実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    排熱回収装置。
JP14459281U 1981-09-29 1981-09-29 塗装洗浄機における排熱回収装置 Granted JPS5852464U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14459281U JPS5852464U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 塗装洗浄機における排熱回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14459281U JPS5852464U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 塗装洗浄機における排熱回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5852464U JPS5852464U (ja) 1983-04-09
JPS6227264Y2 true JPS6227264Y2 (ja) 1987-07-13

Family

ID=29937548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14459281U Granted JPS5852464U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 塗装洗浄機における排熱回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5852464U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245668Y2 (ja) * 1985-10-04 1990-12-03
JPS6446668U (ja) * 1987-09-03 1989-03-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656586A (en) * 1979-10-11 1981-05-18 Agency Of Ind Science & Technol Low temperature waste heat recovering apparatus in water supply and drainage system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656586A (en) * 1979-10-11 1981-05-18 Agency Of Ind Science & Technol Low temperature waste heat recovering apparatus in water supply and drainage system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5852464U (ja) 1983-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970052714A (ko) 기판 세척 방법, 기판 세척/건조 방법, 기판 세척 장치 및 기판 세척/건조 장치
JPS6227264Y2 (ja)
CN205599589U (zh) 碳氢清洗装置
JP3402854B2 (ja) 連続式水洗機
KR20060109619A (ko) 감압증발 고농도 폐수처리장치 및 그 방법
CN113521933A (zh) 一种高温废气洗涤装置及其实现方法
JPS6143433B2 (ja)
CN109414736B (zh) 瓶清洁装置和使用瓶清洁装置清洁瓶的方法
US3899348A (en) Method for automatically cleaning reusable foodstuff containers with reduced quantities of fresh water and chemicals
JP3311788B2 (ja) クリーン洗浄装置及び洗浄方法
JP3321636B2 (ja) 精密洗浄装置
CN214387387U (zh) 一种对进水多次预热升温的清洁设备
JPS6213990Y2 (ja)
CN218074498U (zh) 一种用于蒸烤箱的水路循环装置
JPS602900A (ja) 強制循環ドラム型ボイラの化学洗浄法
CN211470838U (zh) 内置喷淋的循环换热系统
JPH0740525Y2 (ja) 脱脂槽の水温調節装置
JPS6018395Y2 (ja) 洗壜機の熱回収装置
US4323091A (en) Pan wash energy
CN220635829U (zh) 一种带钢清洗系统
JP3677855B2 (ja) 洗壜機の白濁びん発生防止装置
JPS6050676B2 (ja) 熱エネルギ−を節約した洗びん装置
JPS5919918Y2 (ja) 排熱回収装置の洗浄装置
JP3539663B2 (ja) 表面処理装置
JP2003305417A (ja) 溶剤洗浄機