JPS62272043A - 換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は油受けを有するタイプの換気扇に関する。

（従来の技術） 従来より、この種換気ｈ１に於いては、その運転に伴っ
て本体に油が付着し、それが徐々に流下して本体から滴
下し、下方に存する器物や床等を汚す虞れがある。そこ
で、上記本体に容器状の油受けを着脱自在に具備せしめ
、該油受けにより本体から流下する油を受けて、定期的
又は随時にその油受けを取外し油を捨てることによって
、上述のような本体下方の器物や床等の汚損を防止し得
るようにしたものが供されている。

（発明が解決しようとする問題点） 然しなから上述のものの場合、油受は内に溜まる浦は粘
性が高く、そのためその油を油受けから奇麗に捨て切ら
ず、結構多くの油を付着して残し、従って又、それを逐
一除去するという清掃の面倒があって、更にこの清掃に
ついても仲々容易にはできないという問題点を有してい
た。

本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、油受けに溜まった油を容易且つ奇麗に捨
てることができて、その後の油受けの清掃の面倒並びに
に困難に悩まされることもない優れた換気扇を提供する
にある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明の換気扇は、本体に具備された油受けの内部に、
別体の容器を着脱自在に設けて成るものである。

（作用） 上記手段によれば、本体から流下する油は直接には油受
は内の別体の容器にて受けられ、そしてその容器ごと油
を油受は内から取出して捨てることができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。

先ず第１図に於いて、１は換気扇の本体であり、２はそ
の主体をなす外枠、３は外枠２内に取付柱４を介して取
付けたモータ、５はモータ３にスピンナナツト６によっ
て取付けた送風羽根である。

一方、７は外枠１の前面（室内側）の開口部に装着した
化粧枠であり、これにはその略中央部に上記送風羽根５
を囲繞するベルマウス８を形成していて、該ベルマウス
８の最下部に通油口９を形成し、更にその下方に位置し
て化粧枠７全体の下部略中央には排油口１０を形成して
いる。モして排油口１０の下方部には油受は収納部１１
を形成しており、該油受は収納部１１の奥部には係合凸
部１２を有する取付孔１３を形成している。

さて、以上のような本体１に対して、１４は油受けであ
り、第２図及び第３図に示すような横長の矩形容器状を
成すものにて、底部の中央部−帯を他の部位より一段低
めて形成しており、又、背面部には係合凹部１５を有す
る取付凸起１６を形成していて、油受け１４の全体を前
記油受は収納部１１に収納することに併せ、該取付凸起
１６を前記取付孔１３に挿入して係合凹部１５を係合凸
部１２に係合させ、斯くして油受け１４を前記本体１に
着脱自在に装管し具備せしめている。尚、この装着状態
で、油受け１４は前記化粧枠７と前面及び両側面を夫々
路面−にしている。斯様な油受け１４に対して、１７は
それとは別体の容器であり、例えば樹脂シートや或いは
アルミ箔等の薄板材から成るもので、樹脂シートの場合
には真空成形、アルミ箔の場合には抑圧成形等して、上
記油受け１４の内面形状なかでも他の部位より一段低め
られた略中央部の内面形状に沿うように形成されており
、複数個この場合多数個を油受け１４の特に上記略中央
部に積重ねて着脱自在に収納せしめている。

次に上記構成のものの作用を述べる。換気扇の運転状態
ではモータ３により送風羽根５が回転され、それによっ
て室内の汚れた空気が化粧枠７のベルマウス８及び外枠
２を通って機外に排出され、その排出−に見合った２の
新鮮な外気が自然吸気されて室内の換気が行なわれる。

こうした換気運転に伴い、上記換気扇の本体１なかでも
化粧枠７のベルマウス８には排出空気に含まれる油が付
着し、それがやがてそのベルマウス８を伝い流下して通
油口９から排油口１０を通り油受け１４内に滴下する。

而してこの油受け１４内に滴下した油は、その油受け１
４内に別体の容器１７が収納されていることにより、該
容器１７に受けられて溜められる。ここで、容器１７は
油受け１４に対して着脱自在なものであり、従ってその
内部に溜まった油を捨てるときには、油受け１４を本体
１から取外し、その上で容器１７を油受け１４内から取
出して捨てることにより、溜まった油もその容器１７ご
と捨てることができる。

このように本実施例によれば、本体１から流下する油を
油受け１４内で別体の容器１７により受け、そしてその
油を容器１７ごと取出して捨てることができるもので、
粘度の高い浦も容昌且つ奇麗に捨てることができるもの
であり、従って又、油受け１４内には油を残さず、その
油受け１４を逐一清掃する必要もなくし得ることから、
その清掃の面倒並びに困難から使用者を解放することが
できる。

尚、特に上記実施例に於いては、容器１７を油受け１４
内に複数個（多数個）積重ねて着脱自在に設けたことか
ら、それを上から順に取出すことができて、容器１７の
一つ一つの収納作業を必要とせず、又、容器１７の保管
スペースとしても油受け１４を利用できる長所を有する
。加えて上記実施例のものに於いては、容器１７を樹脂
シートやアルミ箔等の薄板材から形成したことにより、
浦の収容容積を充分に確保することができ、特にそれを
油受け１４内に複数個（多数個）収納するものに於いて
はその効果が大きい。

但し、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限
定されるものではなく、従って容器１７は油受け１４内
に一個のみ収納されるものであっても良く、その他、油
受け１４内体の本体１に対する着脱性等の点について要
旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。

［発明の効果］ 以上の記述にて明らかなように本発明の換気扇によれば
、本体に具備された油受けの内部に、別体の容器を着脱
自在に設けたことにより、本体から流下する油をその別
体の容器により受けて、その容器ごと油受は内から取出
して捨てることができるものであり、よってその油を容
易且つ奇麗に捨てることができて、その後の油受けの清
掃の面倒並びに困難からも使用者を解放できるという優
れた効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示したものにて、第１図は全
体の縦断側面図、第２図は同正面図、第３図は主要部分
の拡大分解斜視図である。 図中、１は本体、１４は油受け、１７は容器を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体に、該本体から流下する油を受ける油受けを具
   備せしめたものであって、その油受け内に、別体の容器
   を着脱自在に設けて成ることを特徴とする換気扇。 ２、容器は、複数個が積重ねられ上から順に取出し得る
   ように設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の換気扇。 ３、容器は、樹脂シートやアルミ箔等の薄板材から形成
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
   第２項に記載の換気扇。