JPS62269962A - 信頼性の高い写真感光材料処理液の供給・回収容器 - Google Patents

信頼性の高い写真感光材料処理液の供給・回収容器

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JPS62269962A
JPS62269962A JP11247986A JP11247986A JPS62269962A JP S62269962 A JPS62269962 A JP S62269962A JP 11247986 A JP11247986 A JP 11247986A JP 11247986 A JP11247986 A JP 11247986A JP S62269962 A JPS62269962 A JP S62269962A
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JP
Japan
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supply
processing
acid
gas barrier
processing liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP11247986A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Miyaoka
宮岡 一芳
Masaaki Furuya
古谷 正明
Yosuke Sadahiro
貞弘 洋介
Shigeharu Koboshi
重治 小星
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真感光材料処理液の供給・回収容器に関し
、特に1つの容器により写真感光材料処理液の供給と回
収とを可能にした小スペースで信頼性の高い写真感光材
料処理液の供給・回収容器に関するものである。
〔発明の背景〕
一般に、写真の形成においては、撮影後の写真窓光材料
に現像処理等の処理を施してネガフィルムもしくはポジ
フィルムを形成するプロセスが必要とされる。
例えば白黒用写真窓光材料の場合には、通常、現像処理
、定着処理、水洗処理等のプロセスを経由して白黒用ネ
ガフィルムもしくはポジフィルムが形成され、カラー用
写真感光材料の場合には、通常、発色現像処理、漂白定
着処理(なお漂白処理と定着処理とは別個に行うことも
ある。)、水洗処理等のプロセスを経由してカラー用ネ
ガフ・イルムもしくはポジフィルムが形成される。
現像処理、定着処理等の各処理は、当該処理に専用の処
理液を用いて行われ、写真感光材料の処理が進行するに
従って処理液中に含有されていた処理剤成分が徐々に消
費され、それに伴い処理には不要な反応生成物が増加し
蓄積する。従って処理性能の均一な処理を継続するため
には適宜新しい処理液を補充すると共に、疲労した処理
液を適宜排出して処理液中の処理剤成分の濃度を一定に
保持することが必要である。具体的に説明すると、例え
ば現像処理においては写真感光材料の処理の進行に従っ
て、処理液中に臭化物イオン等の反応生成物が増加して
処理液が疲労し、また例えば定着処理においては写真感
光材料の処理の進行に従って、処理液中に恨イオン等の
反応生成物が増加して処理液が疲労するので、適宜新し
い処理液を処理槽内に補充すると共に、疲労した処理液
を例えば処理槽からオーバーフローさせることにより排
出し、これにより反応生成物を希釈しさらには除去して
処理液中の処理剤成分の濃度を一定に保持するようにし
ている。
一方水洗処理は、前段の処理により写真感光材料中に含
浸された残留薬品を洗浄するために行われるものであり
、通常、写真感光材料の一定面積当たり一定量の水洗水
を水洗処理槽内に連続的に供給すると共に、疲労した水
洗水を処理槽からオーバーフローさせながら水洗処理を
行うようにしている。
現像処理槽、定着処理槽等の処理槽からオーバーフロー
した排出液は、通常ζ回収タンク内に一時貯溜され、そ
の後排出液処理業者により無害化のための性的処理や化
学処理が施されたうえ、下水道あるいは河川等に排出さ
れる。水洗処理槽においては処理に必要とされる水洗水
の量が多く、その結果オーバーフローする排出液が相当
多量となるため、回収タンク内への一時的な貯溜では間
に合わず、通常、排出液を無害化処理したうえ直接下水
道や河川等に排出するようにしている。
一方、水資源の保護、上水道や下水道費用の節約、さら
には自動現像装置のコンパクト化等を図る要請から、近
年、水洗処理に代わるものとして、安定化処理が開発さ
れた。この安定化処理においては、少量の安定化処理液
により水洗処理と同等の効果を得ることができ、その結
果水洗処理においては不可欠であった、給水および排水
のための大規模な設備、例えばボイラー等の温水供給設
備や温度調節のための冷却水供給設備等を設けることが
不要となり、コンパクトでしかも移動可能で便利な小型
自動現像装置を得ることが可能となった。
すなわち安定化処理においては、処理液供給タンクと、
この供給タンクから処理液を処理槽内に供給するための
供給ポンプと、処理槽からオーバーフローした処理液を
回収するための回収タンクとよりなる簡単な設備により
充分な処理を行うことが可能となる。そして、安定化処
理液の補充量は少量でよいため、回収容積の小さな回収
タンクを用いることができ、例えば回収タンクを自動現
像装置内に配置する場合には通常1日分に相当する回収
量に適合する容量があれば充分とされ、また例えば回収
タンクを自動現像装置の外部に配置する場合には通常1
週間分に相当する回収量に適合する容量があれば充分と
されている。
このように処理液の補充を簡単でしかも小スペースで行
うことができ、その結果自動現像装置をコンパクトで移
動可能とすることができるので、カメラ店等においては
もちろん、オフィス等の室内にも自動現像装置を設置し
て利用することが可能となり、自動現像装置の利用範囲
が格段に広がった。
しかして、最近においては、益々自動現像Wiの小型化
が要請され、処理液の補充手段を一層簡単で小スペース
のものとすることが必要とされるようになっている。し
かしながら、上記のような補充手段においては、各処理
槽ごとに供給タンクと回収タンクを配置しなければなら
ず、例えばカラー用写真感光材料の処理を行う場合には
、発色現像処理槽、漂白定着処理槽、安定化処理槽ごと
に、それぞれ供給タンクと回収タンクとが必要となり、
合計6個のタンクが必要とされ、仮に回収タンクを共通
のものとする場合にも、各処理槽からオーバーフローし
た処理液の全体を回収できる容量のものが必要とされ、
結局最近の小型化の要請に対して充分に応えることがで
きない。
このようなことから、 (1)硬い容器内に伸縮自在の供給袋を設け、この供給
袋内に処理液を充填し、この供給袋から処理液を供給す
ると共に、処理液の供給に従って徐々に大きくなる供給
袋と容器内壁との隙間空間に疲労した処理液を回収する
ようにした手段(特開昭56−131155号公報参照
)、 (2)硬い容器内に、可撓性を有する2つの袋を配置し
、一方の袋を処理液の供給袋とし、他方の袋を処理液の
回収袋とし、供給袋内に処理液を充填し、この供給袋か
ら処理液を供給すると共に、処理液の供給に従って徐々
に大きくなることが許容される回収袋内に疲労した処理
液を回収するようにした手段(特開昭58−52065
号公報参照)、(3)硬い容器内に可撓性の供給袋を配
置し、この供給袋内に処理液を充填し、この供給袋から
処理液を供給すると共に、処理液の供給に従って徐々に
大きくなる供給袋と容器内壁との隙間空間に疲労した処
理液を回収するようにした手段(特開昭55−5594
2号公報参照)、 (4)可撓性の外容器内に可撓性の内容器を設け、内容
器内に処理液を充填し、この内容器から処理液を供給す
ると共に、処理液の供給に従って徐々に大きくなること
が許容される外容器と内容器との隙間空間内にオーバー
フローした処理液を回収するようにした手段(実開昭5
6−94754号公報参照)、 等の技術手段が開示された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の技術手段においてもいまだ種々の
問題点がある。すなわち、 上記(1)乃至(3)の手段においては、硬い容器を用
いるため、材料費が高く、しかも硬い容器内に伸縮自在
もしくは可撓性の袋を設けることは相当手間のかかる作
業であり、その結果低コストのものを大量生産すること
が困難である問題点がある。
上記(4)の手段においては、可撓性の容器を構成する
材料として広く知られているポリエチレン等を用いて容
器を構成する場合には、容器内に収納した処理液が早期
に酸化により劣化し、処理液を長期間にわたり安定に保
有することができない問題点がある。すなわち、例えば
カラー用発色現像処理液中に含有される処理剤成分のな
かには、空気により容易に酸化されやすいものがあり、
このため通常は亜硫酸塩等の保恒剤を処理液中に添加混
合することにより酸化を抑制するようにし、また定着処
理液や漂白定着処理液においても、定着剤であるチオ硫
酸ソーダが空気中の酸素により分解して有害なイオウ酸
化物が放出されやすいので、通常は亜硫酸塩等の保恒剤
を処理液中に添加してそのようなイオウ酸化物の放出を
抑制するようにし、また安定化処理液においては、通常
、硫化を防止するためあるいは画像の長期保存性を向上
させるため防黴剤が添加混合されるが、この防黴剤のな
かには空気により容易に酸化されやすいものがあるため
、通常は亜硫酸塩等の保恒剤を処理液中に添加して酸化
を抑制するようにしているが、ポリエチレン等よりなる
可撓性の容器においては、容器壁を介してその内部にま
で容易に酸素が進入し、そのため容器内に収納した処理
液が例えば2遇間程度の短期間で酸化により劣化する問
題点がある。
このような酸化による劣化の問題点を回避するために、
空気により酸化されやすい処理剤成分を粉体の形で個別
に包装して、この包装物を容器と共にユーザーに供給し
、ユーザーにおいては処理を開始するときに、包装物を
開封して、それぞれの処理剤成分を溶媒に溶解して使用
するようにするいわばキット方式が知られている。
しかし、このようなキット方式においては、処理剤成分
の溶解作業においては、通常、−の処理剤成分が完全に
溶解した後、次の処理剤成分の溶解を開始することが必
要とされ、次の処理剤成分の溶解を開始するまで、通常
数分間〜数十分間もの間攪拌しながら待たなければなら
ず、相当の時間と手間を要する。
またカメラ店あるいはオフィス等に設置される自家処理
型のミニラボシステムにおいては、操作する者が通常写
真感光材料の現像処理の経験のないあるいは経験の浅い
いわば素人であるので、処理液の調製においては、個別
に包装された処理剤成分の区別が困難な場合があり、処
理液の調製を誤って行うことがあり、適正な性能の処理
液を得ることができないことがある。
このような事情から、本発明者等は、キット方式のよう
な手間を要せず、すなわち専門業者が調製した適正な処
理液を利用することができ、しかも処理液の早期酸化劣
化が生ぜず長期間にわたり安定に保存でき、そのうえ構
造が簡単で製造コストが低く、小スペースでコンパクト
な処理液容器の開発を行ってきた。
本発明者等は、まず、ポリエチレン等よりもガスバリア
性能の高い材料例えばサランあるいはポリエステルやナ
イロン等を用いて可変形性の容器を形成することを検討
した。サランあるいはポリエステルやナイロンは、ポリ
エチレンよりもガスバリア性能が高く、特に酸素透過係
数が約1/100〜1/1000程度であり酸素を遮断
する能力が格段に優れている。しかし反面ポリエチレン
に比して硬いため、容器の輸送中や保管中において、振
動等の衝撃を受けた場合には、容器のシワが生じていた
部分において亀裂等の破損が生じやすく、そのため処理
液が漏れて周囲を汚染あるいは汚損する問題点が発生す
るおそれがある。
そこで、本発明者等は、容器壁の厚さを厚くすることに
より、亀裂等の破損を防止することを検討したが、この
場合には、容器の可変形性が低くなり、処理液を回収す
るために充分な容積の空間ができにくく、その結果処理
液の回収が困難となる問題点の生ずることが分かった。
これに対して回収用のポンプを用いて処理槽からオーバ
ーフローした処理液を強制的に容器内に導入することも
考えられるがこの場合にはコストが上昇するので得策で
はない。
以上のように、現状においては、充分に満足できる写真
感光材料処理液の容器はいまだ得られていない。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の如き事情に基いてなされたものであっ
て、その目的は、小スペースであり、簡単な構成で製造
が容易であり、そして充分な可変形性を有し、しかもガ
スバリア性能が優れた写真感光材料処理液の供給・回収
容器を提供することにある。
本発明の他の目的は、処理液の外部への漏れを充分に防
止することができる信頼性の高い写真感光材料処理液の
供給・回収容器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段〕 本発明の写真感光材料処理液の供給・回収容器は、可変
形性の外壁と、この外壁に囲まれた内部空間を複数の室
に区画する可変形性の隔壁とを有し、前記複数の室の少
なくとも1つはガスバリア性を有する壁によって囲まれ
ていることを特徴とする。
またさらには、可変形性の外壁と、この外壁に囲まれた
内部空間を複数の室に区画する可変形性の隔壁とを存し
、前記複数の室の少なくとも1つはガスバリア性を有す
る壁によって囲まれ、当該ガスバリア性を有する壁が、
各々独立した複数の可変形性のシートによる多重シート
よりなり、当該多重シートの少なくとも1つのシートが
ガスバリアシートであることを特徴とする。
〔発明の作用効果〕
本発明によれば、1つの可変形性の容器において、可変
形性の外壁に囲まれた内部空間を可変形性の隔壁により
複数の室に区画したので、これらの複数の室をそれぞれ
写真感光材料処理液の供給室と回収室とに利用すること
により、写真感光材料処理液の供給のための空間と回収
のための空間とを共用することができ、従って処理液の
供給と回収とを掻めて簡単な構成でかつ小スペースで行
うことができる。すなわち、供給室に処理液を充填した
状態においては回収室は隔壁の可変形性によりその室内
の隙間空間が大幅に減少した状態となって、容器全体の
大きさが充填した処理液の体積に応じた小スペースなも
のとなり、そして容器を自動現像装置等に取付けて供給
室から処理液の供給を開始すると、隔壁の可変形性によ
り供給量に応じて供給室の内容積が次第に減少すると共
に、回収室内の隙間空間が徐々に増加するようになり、
その結果疲労した処理液が回収室内に円滑に流入される
ようになる。このように小スペースでかつ筒車な構成で
製造が容易であり、しかも処理液の供給と回収とを円滑
に行うことができるので、例えば自家処理型のミニラボ
システムにおける自動現像装置に適用する場合に極めて
好適である。
そして可変形性の隔壁により区画された複数の室の少な
くとも1つはガスバリア性を有する壁によって囲まれて
いるので、当該ガスバリア性を有する壁によって囲まれ
た室を写真感光材料処理液の供給室として利用すること
により、当該供給室内に充填された処理液の早1tJI
酸化による劣化を有効に防止することができ、その結果
長期間にわたり処理液を供給室内に安定に保有すること
ができる。
そして、複数の室の少なくとも1つを囲むバリア性を有
する壁を、各々独立した複数の可変形性のシートによる
多重シートにより形成し、当該多重シートの少なくとも
1つのシートをガスバリアシートとする場合には、当8
亥ガスバリアシートに仮に亀裂等の破損が生じたとして
も当該ガスバリアシートと共に多重シートを構成する他
の可変形性のシートにより処理液が外部に漏れることが
防止され、その結果周囲を汚染あるいは汚損するという
事故の発生を確実に防止することができる。
そして多重シートを構成する可変形性のシートは互いに
独立しているので、各シートの可変形性が充分に発揮さ
れるようになり、その結果供給・回収容器全体として充
分な可変形性が得られ、処理液の供給および回収を円滑
に行うことができる。
〔具体的実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図および第2図は、本発明に係る写真感光材料処理
液の供給・回収容器の一実施例を示し、第1図は、処理
液の供給室11内に写真感光材料処理液が充填されたと
きの状態を示し、第2図は、処理液の供給室11内の処
理液の大部分が外部へ供給され、そして処理液の回収室
12内に疲労した処理液が回収されて収納された状態を
示す。
これらの図において、11は処理液の供給室、12は処
理液の回収室、20は容器の外壁、30は隔壁、41は
供給口、42は回収口である。
外壁20は、例えば方形シート状で可変形性を有する一
方の外壁部材21と、方形シート状で可変形性を有する
他方の外壁部材22とが、それらの外縁部において、間
に例えば方形シート状で可変形性を有する隔壁30の外
縁部を介して互いに重ね合わされた状態で例えば気密に
接着固定され、これにより、外壁20により囲まれた内
部空間が外部から気密に保持されると共に、当該内部空
間が、供給室11と、回収室12とに互いに気密に区画
されている。この例においては、一方の外壁部材21お
よび隔壁30が、ガスバリア性を有する可変形性のシー
トよりなり、これらのガスバリア性を有する一方の外壁
部材21および隔壁30による壁により供給室11が直
接囲まれている。
斯かるガスバリア性を有する可変形性のシートとしては
、特に酸素の不透過性能が畜いことが好ましく、具体的
には、酸素透過係数が20d/(m”・24hrs・1
aLm)以下であることが好ましい。ここで酸素透過係
数は、A S TM 0 1434 75M法に基いて
測定した値と定義する。なお測定時の環境条件は、圧力
が1気圧、温度が20℃、相対湿度が65%である。
斯かるガスバリア性を有する可変形性のシートは、1層
構成であってもよいし、複数のものが積層された多層構
成であってもよい。
1層構成のものとしては、例えば厚さ5211以上のポ
リエチレンテレフタレート、厚さ10uu以上のアクリ
ロニトリル−ブタジェン共重合体、厚さ5ym以上の塩
酸ゴム等を挙げることができ、このうち特に耐アルカリ
性および耐酸性が優れている点からポリエチレンテレフ
タレートが好ましい。
2層構成のものとしては、例えばボ゛ノエチレンテレフ
タレート/ポリビニルアルコール・エチレン共重合体/
ポリエチレンの3層構成、延伸ボリプロピレン/ポリビ
ニルアルコール・エチレン共重合体/ポリエチレンの3
N構成、未延伸ポリプロピレン/ポリビニルアルコール
・エチレン共重合体/ボカエチレンの3層構成、ナイロ
ン/アルミニウム箔/ポリエチレンの3層構成、ポリエ
チレンテレフタレート/アルミニウム箔/ポリエチレン
の3層構成、セロファン/ポリエチレン/アルミニウム
箔/ポリエチレンの4層構成、アルミニウム箔/祇/ポ
リエチレンの3層構成、ポリエチレンテレフタレート/
ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレンの4層構
成、ナイロン/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエ
チレンの4層構成、祇/ポリエチレン/アルミニウム箔
/ポリエチレンの4層構成、ポリエチレンテレフタレー
ト/アルミニウム箔/ポリエチレンテレフタレート/ポ
リプロピレンの4層構成、ポリエチレンテレフタレート
/アルミニウム箔/ポリエチレンテレフタレート/高密
度ポリエチレンの4層構成、ポリエチレンテレフタレー
ト/アルミニウム箔/ポリエチレン/低密度ポリエチレ
ンの4層構成、ポリビニルアルコール・エチレン共重合
体/ポリプロピレンの2層構成、ポリエチレンテレフタ
レート/アルミニウム箔/ポリプロピレンの3層構成、
祇/アルミニウム箔/ポリエチレンの3層構成、特に好
ましくは、ポリエチレン/ポリビニリデンクロライド被
覆ナイロン/ポリエチレン/エチルビニルアセテート・
ポリエチレン縮合物の4層構成、ポリエチレン/ポリビ
ニリデンクロライド被覆ナイロン/ポリエチレンの3層
構成、エチルビニルアセテート・ポリエチレン縮合物/
ポリエチレン/アルミニウム蒸着ナイロン/ポリエチレ
ン/エチルビニルアセテート・ポリエチレン縮合物の5
層構成、アルミニウム薄着ナイロン/ナイロン/ポリエ
チレン/エチルビニルアセテート・ポリエチレン縮合物
の4層構成、延伸ポリプロピレン/ポリビニリデンクロ
ライド被覆ナイロン/ポリエチレンの3層構成、ポリエ
チレン/ポリビニリデンクロライド被覆ナイロン/ポリ
エチレンの3N構成、延伸ポリプロピレン/ポリビニル
アルコール・エチレン共重合体/低密度ポリエチ゛レン
の37W構成、延伸ポリプロピレン/ポリビニルアルコ
ール・エチレン共重合体/未延伸ポリプロピレンの3層
構成、ポリエチレンテレフタレート/ポリビニルアルコ
ール・エチレン共重合体/低密度ポリエチレンの3層構
成、延伸ナイロン/ポリビニルアルコール・エチレン共
重合体/低密度ポリエチレンの3層構成、未延伸ナイロ
ン/ポリビニルアルコール・エチレン1合体/低密度ポ
リエチレンの3層構成、等を挙げることができる。
斯かるガスバリア性を有する可変形性のシートの厚さは
、構成材料によって異なり、−概に規定することはでき
ないが、概ね1〜400R程度が好ましく、特に好まし
くは5〜200μ膳であり、最も好ましくは10〜12
0g電である。
他方の外壁部材22を構成する材料としては、可変形性
を有するものであれば、特に限定されず、例えば1層構
成であってもよいし、複数のものが積層された多層構成
であってもよい。IN構成のものとしては、例えば低密
度ポリエチレンフィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合
体フィルム、ポリプロピレンフィルム等を挙げることが
できる。
また多層構成のものとしては、例えばナイロン/ポリエ
チレンの積層フィルム、ナイロン/酢酸ビニル・エチレ
ン共重合体の積層フィルム、エチレンビニルアルコール
共重合体/ポリエチレンの積層フィルム等を挙げること
ができる。
この他方の外壁部材22の厚さは、構成材料によって異
なり、−概に規定することはできないが、概ね1〜40
0μ程度が好ましく、特に好ましくは5〜200μmで
あり、最も好ましくは10=120 p*である。
第1図に示した構成の容器は、その供給口41お4 よ
び回収口42がそれぞれ自動現像装置(図示せず)の処
理槽に設けられた供給パイプ(図示せず)および回収バ
イブ(図示せず)に連結され、通常供給パイプに設けら
れる供給ポンプ(図示せず)等により供給室11内の処
理液を吸引してこれを供給バイブを介して処理槽に例え
ばその上方から供給する。一方、処理液の供給によって
処理槽からオ−バーフローした疲労した処理液は、回収
バイブを介して例えば重力により自然落下させて回収室
12内に導入する。供給室11の内容積は、供給ポンプ
等の吸引力により処理液の供給が進行するに従って小さ
くなるので、回収室12の内容積の増加が許容されるよ
うになり、その結果疲労した処理液を充分に受は入れる
ことができる。
第1図および第2図に示した実施例によれば、1つの可
変形性の容器において、可変形性の外壁20に囲まれた
内部空間を可変形性の隔壁30により複数すなわち2つ
の室に区画し、これらの2つの室をそれぞれ写真感光材
料処理液の供給室11と回収室12として利用し、いわ
ば写真感光材料処理液の供給のための空間と回収のため
の空間とを共用するようにしたので、処理液の供給と回
収とを極めて簡単な構成でかつ小スペースで行うことが
できる。すなわち、供給室11に処理液を充填した状態
においては回収室12は隔壁30の可変形性によりその
室内の隙間空間が大幅に減少した状態となって、容器全
体の大きさが充填した処理液の体積に応じた小スペース
なものとなり、そして容器を自動現像装置等に取付けて
供給室11から処理液の供給を開始すると、隔壁30の
可変形性により倶給景に応じて供給室11の内容積が次
第に減少すると共に、回収室12内の隙間空間が徐々に
増加するようになり、その結果疲労した処理液が回収室
12内に円滑に流入されるようになる。このように小ス
ペースでかつ簡単な構成で製造が容易であり、しかも処
理液の供給と回収とを円滑に行うことができるので、例
えば自家処理型のミニラボシステムにおける自動現像装
置に適用する場合に極めて好適である。
そして供給室11を直接囲む壁となる一方の外壁部材2
1および隔壁30が、ガスバリア性を有する可変形性の
シートよりなるので、当該供給室11内に充填された処
理液の早期酸化による劣化を有効に防止することができ
、その結果長期間にわたり処理液を供給室11内に安定
に保有することができる。
そしてこの例においては、隔壁30がガスバリア性を有
する可変形性のシートよりなるので、回収室12を囲む
他方の外壁部材22においては、ガスバリア性が不要で
あり、その結果当該他方の外壁部材22を充分な可変形
性を有する材料により構成することができ、容器全体の
可変形性を充分なものとすることができ、処理液の供給
および回収を一層円滑に行うことができる。
第3図および第4図は、本発明に係る写真感光材料処理
液の供給・回収容器の他の実施例を示し、第3図は、処
理液の供給室11内に写真感光材料処理液が充填された
ときの状態を示し、第4図は、処理液の供給室11内の
処理液の大部分が外部へ供給され、そして処理液の回収
室12内に疲労した処理液が回収されて収納された状態
を示す。
これらの図において、11は処理液の供給室、12は処
理液の回収室、20は容器の外壁、30は隔壁、41は
供給口、42は回収口である。
外壁20は、例えば方形シート状で可変形性を有する一
方の外壁部材21と、方形シート状で可変形性を有する
他方の外壁部材22とが、それらの外縁部において、間
に例え(ボ方形シート状で可変形性を有する隔壁30の
外縁部を介して互いに重ね合わされた状態で例えば気密
に接着固定され、これにより、外壁20により囲まれた
内部空間が外部から気密に保持されると共に、当該内部
空間が、供給室11と、回収室12とに互いに気密に区
画されている。
この例においては、外壁20のうち供給室11を囲む一
方の外壁部材21が、各々独立した柔軟シート23とガ
スバリアシート24との2枚のシートによる多重シート
よりなり、隔壁30が、各々独立した柔軟シート31と
ガスバリアシート32との2枚のシートによる多重シー
トよりなり、これらのガスバリア性を有する・一方の外
壁部材21および隔壁30による壁により供給室11が
直接囲まれている。なお、柔軟シートとガスバリアシー
トとが接着されて一体化されている場合には、柔軟シー
トの柔軟性の発現が抑制され、全体として硬いものとな
り、その結果亀裂等の破損が生じて処理液が漏れるおそ
れがある。
一方の外壁部材21を構成するガスハリアシート24お
よび隔壁30を構成するガスバリアシート32は、それ
ぞれガスバリア性能を有する材料からなり、特に酸素の
不遇過性能が高いことが好ましく、具体的には例えば酸
素透過係数が20m7/(m”・24hrs・la t
m)以下であることが好ましい。
これらのガスバリアシート24および32は、それぞれ
1層構成であってもよいし、複数のものが積層された多
層構成であってもよく、具体的には、第1図に示した実
施例において、一方の外壁部材および隔壁をそれぞれ構
成するガスバリア性を有する可変形性のシートの具体例
として挙げたものと同様のものを用いることができる。
またこれらのガスバリアシート24および32の厚さは
、構成材料によって異なり、−概に規定することはでき
ないが、概ね1〜400μ程度が好ましく、特に好まし
くは5〜200μであり、最も好ましくは10〜120
μである。
一方の外壁部材21を構成する柔軟シート23および隔
壁30を構成する柔軟シート31は、それぞれ柔軟性の
有する材料からなり、特に好ましくはガスバリアシート
24および32よりは高い柔軟性を有するものであり、
例えばゲルポテスタによる屈曲試験において、ピンホー
ルの生しにくい特性を有するものが好ましい。これらの
柔軟シート23および31においては、特に高いガスバ
リア性を有することは必要ではなく例えば酸素通過係数
が20 tZ / (m ”・24hrs・latm)
を超えるものを用いてもよい。
これらの柔軟シート23および31は、それぞれ1層構
成であってもよいし、複数のものが積層された多層構成
であってもよく、通常前記ガスバリアシートに用いられ
るもの以外の可変形性の材料を用いることが好ましい。
1層構成のものとしては、例えば低密度ポリエチレンフ
ィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリ
プロピレンフィルム等を挙げることができる。また多N
構成のものとしては、例えばナイロン/ポリエチレンの
積層フィルム、ナイロン/酢酸ビニル・エチレン共重合
体の積層フィルム、エチレンビニルアルコール共重合体
/ポリエチレンの積層フィルム等を挙げることができる
これらの柔軟シート23および31の厚さは、構成材料
によって異なり、−概に規定することはできないが、概
ね1〜300μ程度が好ましく、特に5〜120μが好
ましい。
他方の外壁部材22を構成する材料としては、可変形性
を有するものであれば、特に限定されないが、例えば上
記柔軟シートを構成する材料と同様のものを用いること
が好ましい。また他方の外壁部材22の厚さは、構成材
料によって異なり、−概に規定することはできないが、
概ね1〜400μ程度が好ましく、特に好ましくは5〜
2001mであり、最も好ましくは10〜120nであ
る。
第3図に示した構成の容器は、その供給口41および回
収口42がそれぞれ自動現像装置(図示せず)の処理槽
に設けられた供給パイプ(図示せず)および回収パイプ
(図示せず)に連結され、通常供給パイプに設けられる
供給ポンプ(図示せず)等により供給室11内の処理液
を吸引してこれを供給パイプを介して処理槽に例えばそ
の上方から供給する。一方、処理液の供給によって処理
槽からオーバーフローした疲労した処理液は、回収パイ
プを介して例えば重力により自然落下させて回収室12
内に導入する。供給室11の内容積は、供給ポンプ等の
吸引力により処理液の供給が進行するに従って小さくな
るので、回収室12の内容積の増加が許容されるように
なり、その結果疲労した処理液を充分に受は入れること
ができる。
第3図および第4図に示した実施例によれば、1つの可
変形性の容器において、可変形性の外壁20に囲まれた
内部空間を可変形性の隔壁30により複数すなわち2つ
の室に区画し、これらの2つの室をそれぞれ写真感光材
料処理液の供給室11と回収室12として利用し、いわ
ば写真感光材料処理液の供給のための空間と回収のため
の空間とを共用するようにしたので、既述の実施例と同
様に、処理液の供給と回収とを極めて簡単な構成でかつ
小スペースでしかも円滑に行うことができる。
そしてこの例においては、一方の外壁部材21が各々独
立した柔軟シート23とガスバリアシート24との2枚
のシートによる多重シートよりなり、隔璧3oが各々独
立した柔軟シート31とガスバリアシート32との2枚
のシートによる多重シートよりなり、これらのガスバリ
ア性を有する一方の外壁部材21および隔壁30による
壁により直接囲まれた室を写真感光材料処理液の供給室
11として利用するので、当該供給室11内に充填され
た処理液の早期酸化による劣化を有効に防止することが
でき、その結果長期間にわたり処理液を供給室11内に
安定に保有することができ、しかもガスバリアシート2
4および32に仮に亀裂等の破損が生じたとしても、当
該ガスバリアシート24および32と共に多重シートを
構成する他の可変形性の層すなわち柔軟シート23およ
び31により処理液が外部に漏れることが防止され、そ
の結果周囲を汚染あるいは汚損するという事故の発生を
確実に防止することができる。
そして多重シートを構成する可変形性のシートであるガ
スバリアシートおよび柔軟シートは互いに独立している
ので、各シートの可変形性が充分に発蓮されるようにな
り、その結果供給・回収容器全体として充分な可変形性
が得られ、処理液の供給および回収を円滑に行うことが
できる。
そしてこの例においては、隔壁30がガスバリアシート
32を含む可変形性の多重シートよりなるので、回収室
12を囲む他方の外壁部材22においては、ガスバリア
性が不要であり、その結果当該他方の外壁部材22を充
分な可変形性を有する材料により構成することができ、
容器全体の可変形性を充分なものとすることができ、処
理液の供給および回収を一層円滑に行うことができる。
以上、実施例に基いて本発明を説明したが、本発明にお
いては、下記の如き種々変更が可能である。
(1)本発明の供給・回収容器においては、可変形性の
外壁に囲まれた内部空間を、可変形性の隔壁により区画
して複数の室を形成するが、この複数の室の少なくとも
1つの室が、直接もしくは間接的にガスバリア性を有す
る壁に囲まれていればよく、当該室を区画している壁自
身がガスバリア性を有することは必ずしも必要ではない
0例えば第1図に示した例において、隔壁30をガスバ
リア性を有する可変形性のシートよりなるものとする代
わりに、当該隔壁30を可変形性の柔軟なシートよりな
るものとし、回収室12を囲む他方の外壁部材22をガ
スバリア性を有する可変形性のシートよりなるものとし
てもよく、またあるいは第3図に示した例において、隔
壁30を柔軟シート31とガスバリアシート32との2
枚構成の多重シートよりなるものとする代わりに、当該
隔壁30を柔軟シートのみよりなるものとし、回収室1
2を囲む他方の外壁部材22を、各々独立した柔軟シー
トとガスバリアシートとの2枚構成の多重シートよりな
るものとしてもよい。これらの場合には、供給室および
回収室の全体がガスバリア性を有する可変形性のシート
、あるいは柔軟シートとガスバリアシートとの2枚構成
の多重シートに囲まれることとなり、回収室に回収した
処理液の酸化劣化をも充分に防止することができ、例え
ば回収した処理液を再使用する場合には好適である。
(2)柔軟ソートおよびガスバリアシートによる多重シ
ートにより外壁部材あるいは隔壁を構成する場合におい
て、柔軟シートの数およびガスバリアシートの数は、必
要に応してそれぞれ2以上としてもよい。
(3)供給室あるいは回収室の数は、特に限定されず、
複数設けた構成としてもよい、そしてこの場合には、供
給室を直接あるいは間接的に囲むこととなる外壁部材も
しくは隔壁を、ガスバリア性を有する可変形性のシート
あるいは各々独立した柔軟ソートとガスバリアシートと
を含む2以上のシートによる多重シートにより形成すれ
ばよい。
そしてこの場合には各供給室に対応して供給口を設け、
各回収室に対応して回収口を設ける。複数の供給室には
、それぞれ異なる種類の処理液を収納してもよいし、同
一の処理液を収納してもよい。
また複数の回収室には、それぞれ異なる種類の処理液を
回収してもよいし、同一の処理液を回収してもよい。
(4)回収室内には、処理液の回収性を向上させるため
に、吸液膨張性物質を存在させておいてもよい。この吸
液膨張性物質としては、回収した処連成を吸収してその
体積が膨張する性質を有するものであれば特に限定され
ず種々のものを用いることができる。この吸液膨張性物
質を回収室内に存在させる場合には、処理液の回収時に
おいて、回収室内の内容積の増加が促進され、処理液の
回収が一層容易となる。
本発明において、供給室内に収納する写真感光材料の処
理液としては、自動現像装置の各処理槽に対応して選択
され、具体的には、白黒用現像処理液、カラー用発色現
像処理液、定着処理液、漂白処理液、漂白定着処理液、
安定化処理液、停止処理液、画像安定処理液、リンス処
理液等の各種処理液を挙げることができる。これらの処
理液は、必要に応じて混合使用してもよい。またこれら
の処理液のうちには、数回繰り返して使用することが可
能な処理液もあり、その場合には回収した処理液を再使
用するようにしてもよい。
これらの処理液のうち、特に好ましく用いることができ
る処理液は、白黒用現像処理液、カラー用発色現像処理
液、定着処理液、漂白処理液、漂白定着処理液、安定化
処理液等である。これらの処理液中には、必要に応じて
、亜硫酸塩等の保恒剤、現像主薬、チオ硫酸塩、防黴剤
等が含有される。
白黒用現像処理液においては、少なくとも1種の白黒用
現像主薬が用いられ、当該白黒用現像主薬としては、例
えばハイドロキノン類、1−フェノール−3−ピラゾリ
ドン類、バラアミノフェノール類等を挙げることができ
る。
ハイドロキノン類としては、例えば「ザ・セオリー・オ
ブ・ザ・フォトグラフインク・プロセス」(rThe 
Theory of The Photographi
c ProceSsJT、l(、James著(197
7年))の第300〜311頁等に記載されている化合
物を使用することができる。具体的には、例えばハイド
ロキノン、メチルハイドロキノン、2.3−ジメチルハ
イドロキノン、2.5=ジメチルハイドロキノン、2.
3.5−トリメチルハイドロキノン、テトラメチルハイ
ドロキノン、2.6−ジメチルハイドロキノン、メトキ
シハイドロキノン、2,5−ジメトキシハイドロキノン
、2−クロロハイドロキノン、2.3−ジクロロハイド
ロキノン、2.5−ジクロロハイドロキノン、2,6−
ジクロロハイドロキノン、アミノハイドロキノン、ブロ
モハイドロキノン、ヒドロキシハイドロキノン、t−ブ
チルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、2−メ
チル−3−クロロハイドロキノン、ハイドロキノンモノ
スルホン酸等ヲ使用することができる。これらのハイド
ロキノン類の使用割合は処理液の1βに対して、通常、
0.1〜200 gが好ましく、さらに好ましくは1〜
100gであり、特に好ましくは2〜50gである。
1−フェニル−3−ピラゾリドン類としては、例えば1
−フェニル−3−ピラゾリドン、英国特許第943,9
28号、同第1.093.281号、米国特許第 2.
289,367号、同第3,241,967号、同第3
,453,1.09号の各明細書等に記載されているよ
うな3−ピラゾリドン環の2位、4位および/または5
位に置換基を有する化合物、例えば4−ヒドロキシメチ
ル−4−メチル−1−フェニル−3−ビラプリトン、4
,4−ジヒドロキシメチル−1−フェニル−3−ビラプ
リトン、4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン
、4.4−ジメチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン
、2−モルフォリノメチル−1−フェニル−3−ピラゾ
リドン、2− (1,2,3−テトラヒドロキノリルメ
チル)−1−フェニル−3−ビラプリトン、2−ピペラ
ジメチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、2−ヒド
ロキシメチル−1−フェニル−3−ビラヅリドン、2−
ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピ
ラゾリドン、4.4−ジメチル−2−ヒドロキシメチル
−1−フェニル−3−ビラプリトン、4−クロロメチル
−2−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−
3−ビラプリトン、1−モルフォリノメチル−4,4−
ジメチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、2−(メ
チル−β−ヒドロキンエチル)アミノメチル−4,4−
ジメチル−1−フェニル−3−ビラプリトン、2−(ジ
−β−ヒドロキジエチル)アミノメチル−4,4−ジメ
チル−1−フェニル−3−ビラプリトン、5−メチル−
1−フェニル−3−ピラゾリドン等を使用することがで
きる、そのうち特に1−フェニル−3−ピラゾリドンお
よび3−ピラゾリドン環の4位に2換基を有する化合物
を好ましく使用することができる。
バラアミノフェノール類としては、例えば「ザ・セオリ
ー・オア・ザ・フォトグラフインク・プロセスJ  (
rThe Theory of The Photog
raphicProcess J T、H,James
著(1977年)〕の第311〜315頁等に記載され
ている化合物を使用することができる。具体的には、例
えばバラアミノフェノール、N−メチル−バラアミノフ
ェノール、p−β−ヒドロキシアミンフェノール、p−
α−アミノエチルアミノフェノール、p−スルファメチ
ルアミノフェノール、p−ヒドロキシフェニルグリシン
、4−アミノ−2−クロロフェノール、4−アミノ−3
−り四ロフェノール、4−アミノフェノール−2−スル
フォネート、4−アミンフェノール−3−スルホネート
、N−メチル=N−(β−スルフオアミドエチル>−p
−アミノフェノール、N−ベンジル−p−アミンフェノ
ール、N−メチル−p−アミンフェノール−2−スルホ
ン酸、2.6−ジクロロ−p−アミノフェノール、3−
メチル−バラアミノフェノール等を使用することができ
る。
以上の1−フェニル−3−ピラゾリドン類および/また
はパラアミノフェノール類の使用割合は、処理液の11
に対して、通常、0.01〜100gが好ましく、さら
に好ましくは0.05〜50gであり、特に好ましくは
0.1〜10gである。
白黒用現像処理液には、前記ハイドロキノン類、1−フ
ェニル−3−ビラプリトン類、パラアミノフェノール類
のほか、必要に応してさらに種々の添加剤を加えること
ができる。斯かる添加剤としては、例えば炭酸塩、硼酸
、硼酸塩、リン酸塩、アルカノールアミン、ケイ酸塩等
の21 fU剤;水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等のアルカリ剤;アルカリ金属亜硫酸塩、
アルカリ金属重亜硫酸塩、アルデヒドもしくはケトン化
合物の重亜硫酸付加物等の保恒剤;アルカリ金属チオシ
アン酸塩、ポリアルキレンオキサイド化合物、チオ硫酸
ナトリウム、アンモニウム、ホスホニウム、スルホニウ
ム型のオニウム化合物もしくはポリオニウム化合物、特
開昭57−63530号公報に記載されているようなチ
オエーテル化合物等の現像促進剤;アルカリ金属ハロゲ
ン化物、ベンゾトリアゾール、ヘンジチアゾール、テト
ラゾール、チアゾール等のかぶり防止剤;ポリリン酸塩
等のリン酸塩、ニトリロ三酢酸、1.3−ジアミノプロ
パノール四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒドロ
キシエチルイミノニ酢酸等のアミノポリカルボン酸、ク
エン酸、グルコン酸等のオキシカルボン酸、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸等の有nM、ア
ミノトリ (メチレンホスホン酸)等のアミノポリホス
ホンH51,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5−ジス
ルホン酸等のポリヒドロキシ化合物等のキレート剤;エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール類もしくはこれるのエステル等の4厚化剤
−等を挙げることができる。
白黒用現像処理液のp++は、通常、8.5〜11.5
が好ましく、特に好ましくは9,0〜11.0である。
また処理温度は、通常、10〜60℃が好ましく、特に
好ましくは20〜50℃である。
カラー用発色現像処理液においては、種々のカラー用発
色現像王薬が用いられる。XJI、かるカラー用発色現
像主薬としては、例えば芳香族第1級アミン発色現像主
薬、その他種々のカラー写真プロセスにおいて広範囲に
使用されている各種のものを用いることができる。これ
らの化合物は、遊離状態より安定なものとするため、−
Cに塩の形、例えば塩酸塩または硫酸塩の形で使用され
る。またこれらの化合物の使用割合は、処理液の1rに
対して、通常、約0.1〜30gが好ましく、特に好ま
しくは約1〜15gである。
芳香族第1級アミン発色現像主薬のうち特に有用なもの
はN、 N−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化
合物であり、アルキル基およびフェニル基は任章の置(
四基で置換されていてもよい。
具体的には、例えばN、N−ジエチル−p−フェニレン
ジアミン塩酸塩、N−エチル−N−プロビルパラフエニ
レンジアミン硫酸塩、N、N−ジメチル−p−フヱニレ
ンジアミン塩酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N
−ドデシルアミノ)−トルエン、N−エチル−N−β−
メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミノ
アニリン硫酸塩、4−アミノ−3−メチル−N−エチル
−N−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸塩、4−アミ
ノ−3−メチル−N、N−ジエチルアニリン硫酸塩、4
−アミノ−N−(β−メトキシエチル)−N−エチル−
3−メチルアニリン−1)−トルエンスルホネート、N
、 N−ジエチル−3−(β−メタンスルホンアミドエ
チル)−4−アミンアニリン硫酸塩等を挙げることがで
きる。
特に有効なカラー用発色現像主薬は、アミノ基に少なく
とも1つの水溶性基(親水性基)を有するバラフェニレ
ンジアミン系のものである。斯かる水溶性基としては、
例えば下記の如きものを挙げることができる。
0水溶性基 (CHり−C)izo)I (C)It) −NH3(h  (CHill fiC
I+*−(C)It)*−0−(CHI)、1−(J3
(CHzCHzO) 、IC−Hz□1−Coo)I −3O,1( くただし、mおよびnは0以上の整数である。)斯かる
水溶性基を有するバラフェニレンジアミン系のカラー用
発色現像主薬の代表的なものとしては、例えば下記式で
表されるものを挙げることができる。
HsCt    CtHaNH3OzCHx□ Hs Ct      Cz H−OHH NH2 Hs Ct      Cz H40HHsCz   
   CzHaSOsHNH2 □ Hz H2O2C4HsSOsH NH。
H*C<      C4HsSOsHHI Hz HsCz     (CHzCHzO)tczHsつ、
H 特に有用なカラー用発色現像主薬は、アミノ基における
置換基として、 (CHi)、1−C)IzO)I 。
(CL)−−NH5Oz  (CHz)、IC)+3、
−(CHz)−0−(CHz)、1−C)Is 、(C
HzCHzO)、C,Hz−41の各基を有する化合物
であり、具体的化合物としては前記式(1)、(2)、
(3)、(4)、(6)および(7)により表されるも
のである。なお、mおよびnは0以上の整数であり、好
ましくは0〜5の整数である。
これらの化合物の中でも特に好ましいものは、前記式(
1)、(3)および(4)により表されるものであり、
これらのうちでも弐+l]および(3)で表される化合
物を特に好ましく用いることができる。
カラー用発色現像処理液には、上記の如きカラー用発色
現像主薬のほか、必要に応じてさらに種々の添加剤を加
えることができる。斯かる添加剤としては、保恒剤、ア
ルカリ剤、緩衝剤等がある。
保恒剤としては、例えばアルカリ金属亜硫酸塩、アルカ
リ金属重亜硫酸塩、アルデヒドあるいはケトン化合物の
重亜硫酸付加物、ヒドロキシルアミンの水溶性塩、硫酸
塩、塩酸塩、リン酸塩等を挙げることができる。アルカ
リ剤、緩衝剤としては、例えば水酸化すζリウム、ケイ
酸塩、炭酸ナトリウム、メタホウ酸カリウム、ホウ酸、
リン酸塩等を挙げることができ、これらを単独で、ある
いは組合わせて用いることができる。さらに調剤上の必
要性から、あるいはイオン強度を高くするため等の目的
で、リン酸水素2ナトリウム、重炭酸ナトリウム等を使
用することもできる。
さらに必要に応じて、無機物質あるいはを穀物質等より
なるかふり防止剤を用いることも可能である。かぶり防
止剤として用いることができる代表的な化合物としては
、例えば臭化カリウム、ヨウ化カリウム等の無機ハライ
ド化合’!M;米国特許第2,496,940号明細書
に記載されている6−ニドロヘンゾイミダゾール:米国
特許第2.497,917号および同第2.656’、
 271号の各明細書に記載されている5−ニトロベン
ゾイミダゾール:0−フェニレンジアミン、メルカプト
ベンゾイミダゾール、メルカプトベンゾオキサゾール、
チオウラシル、5−メチルベンゾトリアゾール;特公昭
46−41675号公報に記載されているヘテロ環化合
物等を挙げることができる。
またこれら各種成分のほか、特公昭46−19039号
公報、同45−6149号公報、米国特許第3.295
,976号明細書に記載されている現像抑制剤、現像促
進剤をもカラー用発色現像処理液に必要に応じて加える
ことができる。これらの現像促進剤の中には、米国特許
第2,648.604号明細書、同第3.671,24
7号明細書、特公昭44−9503号公報に記載されて
いる各種のピリジウム化合物、その他のカチオニック化
合物、フェノサフラニンのようなカチオン性色素、硝酸
タリウムの如き中性塩、米国特許第2.533,990
号明細書、同第2,531.832号明細書、同第2,
950,970号明細書、同第2.577.127号明
細書、特公昭44−9504号公報に記載されているポ
リエチレングリコールもしくはその誘導体、ポリチオエ
ーテル類等のノニオン性化合物、特公昭44−9509
号公報に記載されている有機溶剤もしくは有機アミン、
エタノールアミン、エチレンジアミン、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン等が含まれる。また米国特
許第2 、304 、925号明細書に記載されている
ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、このほか
、アセチレングリコール、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサン、チオエーテル類、ピリジン、アンモニア、ヒ
ドラジン、アミン類等も現像促進剤として有効に用いる
ことができる。また必要に応じて、エチレングリコール
、メチルセロソルブ、メタノール、アセトン、ジメチル
ホルムアミド、β−シクロデキストリン、その他特公昭
47−33378号公報、同44−9509号公報に記
載されている化合物を現像主薬の溶解度を高めるための
有機溶剤として使用することができる。
カラー用発色現像処理液には、さらに必要に応じて硬水
軟化剤もしくは重金属封鎖剤として、種々のキレート剤
を加えることができる。斯かるキレート剤としては、ポ
リリン酸塩等のリン酸塩、ニトリロ三酢酸、1,3−ジ
アミノプロパノール四節酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、ヒドロキシエチルイミノニ酢酸等のアミノポリカル
ボン酸、クエン酸、グルコン酸等のオキシカルボン酸、
1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸等の
有Ja酸、アミノトリ (メチレンホスホン酸)等のア
ミノポリホスホン酸、1.2−ジヒドロキシベンゼン−
3,5−ジスルホン酸等のポリヒドロキノ化合物等を挙
げることができる。
カラー用発色現像処理液には、さらに必要に応じて補助
現像剤を加えることもできる。斯かる補助現像剤として
は、例えばN−メチル−p−アミノフェノールサルフェ
ート(メトール)、フェニドン、N、N−ジエチル−p
−アミンフェノール塩酸塩、N、N、N、N−テトラメ
チル−p−フェニレンジアミン塩酸塩等を挙げることが
でき、その使用割合は処理液のlidに対して、通常0
.01〜1.0gが好ましい。またさらに必要に応じて
ソトラジン酸等の競合カプラー、カプリ剤としてN。
N、  N  l”リメチレンホスホン酸スズ、クエン
酸スズ等のスズキレート化合物、tart−ブチルアミ
ンボラン等のポロハイドライド化合物類、カラードカプ
ラー、現像抑制放出型のカプラー(いわゆるDIRカプ
ラー)、または現像抑制剤放出化合物等を用いることも
できる。
カラー用発色現像主薬は、通常、pl(8〜14の範囲
内で使用されることが好ましく、さらに好ましくはpH
9,5〜14であり、特に好ましくはp[111,5〜
13.5である。また処理温度は10〜60℃が好まし
く、特に20〜50’Cが好ましい。
安定化処理液においては、鉄イオンに対するキレート安
定度定数が8以上であるキレート剤を好ましく用いるこ
とができる。
なお「キレート安定度定数」とは、「スタビリテイ・コ
ンスタンツ・オア・メクリオン・コンプレ7クスJ (
rstability Con5tants of M
etalionComplexesJ  、The  
Chemical  5ociety、London(
1964)。
L、G、5illen −A、E、Martell著)
、[オーガニック・セクエスタリング・エージェントJ
 (rorganicSequestering Ag
entsJ 、Wiley(1959)、S、Chab
erek・A、E、Martel、l著)等により一般
に知られた定数を意味する。
このような鉄イオンに対するキレート安定度定数が8以
上であるキレート剤としては、存機カルボン酸キレート
剤、有機リン酸キレート剤、無機リン酸キレート剤、ポ
リヒドロキシ化合物等を挙げることができる。なお上記
鉄イオンとは、第2鉄イオン(Fe″゛)を意味する。
第2鉄イオンに対するキレート安定度定数が8以上であ
るキレート剤の具体的化合物例としては、例えばエチレ
ンジアミンジオルトヒドロキシフェニル酢酸、ジアミノ
プロパン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチレン
ジアミン三酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エチレ
ンジアミンニ酢酸、エチレンジアミンニブロビオン酸、
イミノニ酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒドロキ
シエチルイミノニ酢酸、ジアミノプロパノール四酢酸、
トランスシクロヘキサンジアミン四酢酸、グリコールエ
ーテルジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラキスメ
チレンホスホン酸、ニトリロトリメチレンホスホン酸、
1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、1
11−ジホスホンエタン−2−カルボン酸、2−ホスホ
ノブタン−1,2゜4−トリカルボン酸、1−ヒドロキ
シ−1−ホスホノプロパン−1,2,3−トリカルボン
酸、カテコール−3,5−ジホスホン酸、ビロリン酸ナ
トリウム、テトラポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリ
ン酸ナトリウム等を挙げることができ、特に好ましいも
のとしては例えばジエチレントリアミン五酢酸、ニトリ
ロ三酢酸、ニトリロトリメチレンホスホン酸、1−ヒド
ロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸等を挙げるこ
とができる。このうち1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸を最も好ましく用いることができる。
これらのキレート剤の使用割合は処理液の1βに対して
、通常、0.01〜50gが好ましく、特に好ましくは
0.05〜20gである。
安定化処理液には、必要に応じてさらにアンモニウム化
合物を加えることができる。斯かるアンモニウム化合物
は、各種の無機化合物のアンモニウム塩によって供給さ
れるが、具体的には水酸化アンモニウム、臭化アンモニ
ウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、次亜リン
酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、亜リン酸アンモ
ニウム、フン化アンモニウム、酸性フッ化アンモニウム
、フルオロホウ酸アンモニウム、ヒ酸アンモニウム、R
ta水素アンモニウム、フッ化水素アンモニウム、硫酸
水素アンモニウム、硫酸アンモニウム、ヨウ化アンモニ
ウム、硝酸アンモニウム、五ホウ酸アンモニウム、酢酸
アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、ラウリントリ
カルボン酸アンモニウム、安息香酸アンモニウム、カル
バミン酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、ジエチ
ルジチオカルバミン酸アンモニウム、ギ酸アンモニウム
、リンゴ酸水素アンモニウム、シュウ酸水素アンモニウ
ム、フタル酸アンモニウム、酒石酸水素アンモニウム、
チオ硫酸アンモニウム、亜硫酸アンモニウム、エチレン
ジアミン四酢酸アンモニウム、エチレンジアミン四酢酸
第2銖アンモニウム、乳酸アンモニウム、リンゴ酸アン
モニウム、マレイン酸アンモニウム、シュウ酸アンモニ
ウム、フタル酸アンモニウム、ピクリン酸アンモニウム
、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム、サリチ
ル酸アンモニウム、コハク酸アンモニウム、スルファニ
ル酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、チオグリコー
ル酸アンモニウム、2,4.6− トリニトロフェノー
ルアンモニウム等を挙げることができる。これらアンモ
ニウム化合物の中でも特にチオ硫酸アンモニウムを好ま
しく用いることができる。
これらのアンモニウム化合物の使用割合は処理液のII
2に対して、通常、1.0 X 10−’モル以上が好
ましく、さらに好ましくは0.001〜5.0モルであ
り、特に好ましくは0.002〜1.0モルである。
また安定化処理液にはハタテリアの発生等を防止する観
点から亜6M 8塩を加えることが望ましい。
斯かる亜硫酸塩としては、亜硫酸イオンを放出するもの
であれば、存機吻、無機物のいずれをも用いることがで
きるが、このうち無機塩を好ましく用いることができる
。好ましい亜硫酸塩としては、例えば亜硫酸ナトリウム
、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸アン
モニウム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、メ
タ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、メタ重
亜硫酸アンモニウム、ハイドロサルファイド、カルタル
アルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム、コハク酸アルデヒ
ドビス重亜硫酸ナトリウム等を挙げることができる。こ
れらの亜硫酸塩の使用割合は処理液の12に対して、通
常、t、oxio−’モル以上であることが好ましく、
特に好ましくは5xio−’〜1、OXl0−’モルで
ある。
安定化処理液には、必要に応してさらに防黴剤を加える
ことができる。防黴剤を加えることによって、硫化防止
および画像保存性を向上させることができる。斯かる防
黴剤としては、例えばイソチアゾリン系、ベンツイミダ
ゾール系、ベンツイソチアゾリン系、サイアベンダゾー
ル系、フェノール系、有機ハロゲン置換物、メルカプト
系化合物、安、つ、香酸もしくはその誘導体等を挙げる
ことができる。このうちイソチアゾリン系、ベンツイソ
チアゾリン系、サイアベンダゾール系、フェノール系、
安息香酸等を好ましく用いることができ、特にイソチア
ゾリン系、ベンツイソチアゾリン系、サイアベンダゾー
ル系を好ましく用いることができる。斯かる防黴剤とし
て用いることができる具体的化合物としては、例えば下
記の如きものを挙げることができる。
〔防黴剤の例示化合物〕
(1)2−メチル−4−インチアゾリン−3−オン (2)5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−
3−オン (3)2−メチル−5−フェニル−4−イソチアゾリン
−3−オン (4)4−ブロモ−5−クロロ−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン (5)2−ヒドロキシメチル−4−イソチアゾリン−3
−オン (6)2−(2−エトキシエチル)−4−イソチアプリ
ン−3−オン (7)2− (メチル−カルバモイル)−4−イソチア
プリン−3−オン (8)5−ブロモメチル−2−(N−ジクロロフェニル
−カルバモイル)−4−イソチアゾリン−3−オン (9)5−クロロ−2−(2−フェニルエチル)−4−
イソチアプリン−3−オン (10)  4−メチル−2−(3,4−ジクロロフェ
ニル)=4−イソチアゾリン−3−オン (11) 1.2−ヘンジイソチアゾリン−3−オン(
12> 2−(2−ブロモエチル)−1,2−ベンシイ
 。
フチアゾリン−3−オン (13)  2−メチル−1,2−ベンゾイソチアゾリ
ン−3−オン (14) 2−エチル−5−ニトロ−1,2−ベンゾイ
ソチアプリン−3−オン (15)  2−ベンジル−1,2−ベンゾイソチアゾ
リン−3−オン (16) 5−クロロ−1,2−ベンゾイソチアプリン
−3−オン (17)ヒドロキシ安息香酸 (18)サイアベンダゾール なお、上記例示化合物については、米国特許第2.76
7、172号、同第2.767、173号、同第2,7
67.174号、同第2,870,015号、英国特許
第848,130号、フランス国特許第1,555.4
16号の各明細書等に、その合成法および他の分野への
適用例が記載されている。また市販されているものとし
ては、例えば「トップサイド300」、「トップサイド
600」(以上、バーマケムアジア社製)、「ファイン
サイドJ−700J(東京ファインケミカル社製)、r
Proxel GXLJ  (1,G、1.社製)等が
あり、これらを用いることもできる。これらの防黴剤の
使用割合は処理液の11に対して、通常、0.01〜5
0gが好ましく、特に好ましくは0.05〜20gであ
る。
安定化処理液のp++は、通常、3.0〜9.5である
ことが好ましく、特に沈澱を有効に防止する観点から3
.5〜9.0であることが好ましい。
安定化処理液には、必要に応じてさらに種々の添加剤を
加えることができる。斯かる添加剤としては、例えばク
エン酸、酢酸、コハク酸、シュウ酸、安息香酸等の有機
酸塩;例えばリン酸、ホウ酸塩、塩酸、硫酸等のpH緩
衝剤;あるいは界面活性剤;防腐剤;例えばBiS’6
g、 Zn、Ni、 AI、 Sn。
Tis Zr等の金属塩;等を挙げることができる。こ
れらの添加剤は単独でもしくは組合わせて用いてもよく
、その使用割合も特に限定されないが、安定化処理液の
pHを適正な範囲内に維持すること、カラー写真画像の
保存時の安定性を確保すること、沈澱の発生を有効に防
止すること等を考慮して定めることが好ましい。
漂白処理液あるいは漂白定着処理液においては、漂白剤
が用いられる。斯かる漂白剤としては、公知のものを用
いることができ、特に限定されないが、例えば英国特許
第736.881号明細書、特公昭56−44424号
公報に記載されている赤血塩、塩化鉄;例えば独国特許
第2,141,199号明細書に記載されている過硫酸
;例えば特公昭58−11617号公報、同58−11
618号公報に記載されている過酸化水素;エチレンジ
アミン四酢酸第2鉄錯塩等の有機酸の第2鉄諸塩:等を
用いることができる。
これらの漂白剤のうち特に下記の如き有機酸の第2鉄錯
塩を好ましく用いることができる。
〔有機酸の第2鉄謹塩の例示化合物〕 (1)ジエチレントリアミン五酢酸 (2)ジエチレントリアミン五メチレンホスホン酸 (3)シクロヘキサンジアミン四酢酸 (4)エチレンジアミン四酢酸 (5)メチルイミノニ酢酸 (6)プロビルイミノニ酢酸 (7)プチルイミノニ酢酸 (8)シクロヘキサンジアミン四メチレンホスホン酸 (9)トリエチレンテトラミン六酢酸 (10)  )リエチレンテトラミン六メチレンホスホ
ン酸 (11)グリコールエーテルジアミン四酢酸(12)グ
リコールエーテルジアミン四メチレンホスホン酸 (13) 1.2−ジアミノプロパン四酢酸(14) 
1.2−ジアミノプロパン四メチレンホスホン酸 (15) 1.3−ジアミノプロパン−2−オール四酢
酸 (16) L 3−ジアミノプロパン−2−オール四メ
チレンホスホン酸 (17)エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル
酢酸 (18)エチレンジアミンジオルトヒドロキシフェニル
メチレンホスホン酸 (19)エチレンジアミン四メチレンホスホン酸(20
) N−ヒドロキシエチルイミノニ酢酸漂白剤として用
いられる有W1酸の第2鉄錯塩は、フリーの酸(水素塩
)、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカ
リ金属塩、もしくはアンモニウム塩、または水溶性アミ
ン塩例えばトリエタノールアミン塩等として用いられる
が、好ましくはカリウム塩、ナトリウム塩およびアンモ
ニウム塩として用いられる。これらの存8!!酸の第2
鉄錯塩は、単独で用いてもよいし、2種以上のものを組
合わせて用いてもよい。また使用割合は特に限定されな
いが、処理する写真怒光材料の銀量およびハロゲン化銀
の組成等によって適宜定められる。これらの有機酸の第
2鉄錯塩は、一般に酸化力が高いことから、他のアミノ
ポリカルボン酸塩に比して低濃度で用いることができる
。具体的には処理液のII!に対して、通常、0.01
モル以上の割合で用いることが好ましく、特に0405
〜0.6モルの割合で用いることが好ましい。
漂白処理液あるいは漂白定着処理液を本発明に係る供給
・回収容器内に充填する場合においては、漂白剤の含有
割合を高くしておくことが好ましく、そのようにするこ
とにより、当該供給・回収容器内からの漂白処理液ある
いは漂白定着処理液の補充量を少なくしながら適正な処
理を効率的に行うことができる。
漂白処理液および漂白定着処理液のp)lは、通常、0
.2〜9゜5が好ましく、さらに好ましくは4〜9であ
り、特に好ましくは5.5〜8.5である。また処理温
度は80℃以下が好ましく、さらに好ましくは55℃以
下であり、特に好ましくは45℃以下であり、処理液の
蒸発を抑制して用いることが好ましい。
漂白処理液あるいは漂白定着処理液には、必要に応じて
さらに種々の添加剤を加えることができる。斯かる添加
剤としては、特にアルカリハライドまたはアンモニウム
ハライドを好ましく用いることができ、具体的には例え
ば臭化カリウム、臭化ナトリウム、塩化ナトリウム、臭
化アンモニウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、
ヨウ化アンモニウム等を用いることができる。その他の
添加剤としては、例えば硼酸塩、シュウ酸塩、酢酸塩、
炭酸塩、リン酸塩等のpH緩衝剤;トリエタノールアミ
ン等の可溶化剤;アセチルアセトン、ホスホノカルボン
酸、ポリリン酸、有機ホスホン酸、オキシカルボン酸、
ポリカルボン酸、アルキルアミン類、ポリエチレンオキ
サイド類;等の通常漂白処理液あるいは漂白定着処理液
に添加剤として用いられているものを用いることができ
る。
また漂白定着処理液としては、臭化カリウムの如きハロ
ゲン化合物を少量添加した組成からなる漂白定着処理液
、あるいは逆に臭化カリウム、臭化アンモニウムの如き
ハロゲン化合物を多量に添加した組成からなる漂白定着
処理液、さらに漂白剤と多量の臭化カリウムの如きハロ
ゲン化合物との組合せからなる組成の特殊な漂白定着処
理ン夜等をも用いることができる。斯かるハロゲン化合
物としては、臭化カリウムの他に塩化水素酸、臭化水素
酸、臭化リチウム、臭化ナトリウム、臭化アンモニウム
、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化アンモニ
ウム等も使用することができる。
漂白定着処理液に用いられるハロゲン化銀定着剤として
は、通常の定着処理に用いられるような、ハロゲン化銀
と反応して水溶性の錯塩を形成する化合物を用いること
ができる。具体的には、例えばチオ硫酸カリウム、千オ
硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムの如きチオ硫酸
塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸アンモニウムの如きチオシアン酸塩、チオ
尿素、チオエーテル、高濃度の臭化物、ヨウ化物等を挙
げることができる。これらの定着剤は、漂白定着処理液
に溶解し得る範囲内で用いられ、具体的には処理液の1
1に対して、通常、5g以上が好ましく、さらに好まし
くは50g以上であり、特に好ましくは70g以上であ
る。
漂白定着処理液においては、添加剤として既述の漂白処
理液の場合と同様に、硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム
、水酸化アンモニウム等の各種の塩からなるpH11U
i剤を、単独であるいは2種以上組合せて用いることが
できる。さらにまた、各種の蛍光増白剤、消泡剤、ある
いは界面活性剤、防黴剤を用いることもできる。またヒ
ドロキシアミン、ヒドラジン、亜硫酸塩、異性重亜硫酸
塩、アルデヒドもしくはケトン化合物の重亜硫酸付加物
等の保恒剤;アセチルアセトン、ホスホノカルボン酸、
ポリリン酸、有機ホスホン酸、オキシカルボン酸、ポリ
カルボン酸、ジカルボン酸およびアミノポリカルボン酸
等の有機キレート剤;あるいはニトロアルコール、硝酸
塩等の安定剤;アルカノールアミン等の可溶化剤;有機
アミン等のスティン防止剤;その他の添加剤;メタノー
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の
有i溶媒;等を適宜用いることができる。
定着処理液に用いられる定着剤としては、例えば特開昭
57−185435号公報に記載されているチオ硫酸塩
;例えば英国特許第565.135号明細書、特開昭5
4−137143号公報に記載されているチオシアン酸
塩:例えば特開昭52−130639号公報に記載され
ているハロゲン化物;例えばベルギー国特許第626.
970号明細書に記載されているチオエーテル:例えば
英国特許第1.189,416号公報番こ記載されてい
るチオ尿素;等を用いることができる。定着処理液にお
いては、添加剤として既述の漂白定着処理液の場合と同
様に、硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、
重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、水酸化アンモ
ニウム等の各種の塩からなるpH8l衝剤を、単独であ
るいは2種以上組わせて」いることができる。さらにま
た、各種の蛍光増白剤、消泡剤、界面活性剤、防黴剤を
用いることができる。またヒドロキシアミン、ヒドラジ
ン、亜硫酸塩、異性重亜硫酸塩、アルデヒドもしくはケ
トン化合物の重亜硫酸付加物等の保恒剤;アセチルアセ
トン、ホスホノカルボン酸、ポリリン酸、有機ホスホン
酸、オキシカルボン酸、ポリカルボン酸、ジカルボン酸
およびアミノポリカルボン酸等の有機キレート剤;ニト
ロアルコール、硝酸塩等の安定剤:アルカノールアミン
等の可溶化剤;有機アミン等のスティン防止剤;その 
他の添加剤;メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド等の有m溶媒;等を適宜用いることが
できる。
〔実験例〕
以下、供給・回収容器を実際に作製して行った具体的実
験例について説明する。
紗・回収容器の作゛f (1)供給・回収容器I ■一方の外壁部材;下記ガスバリアシートと柔軟シート
とを重ねた2枚構成の多重シート(酸素通i!it  
:  5  d/Cm”  ・ 24hrs  ・ l
atm)0ガスバリアシート:ポリエチレン/ポリビニ
リデンクロライドとナイロンの積層体/ポリエチレンよ
りなる3層構成の可変形性シート(厚さ:115μ■) 0柔軟シート:、ポリエチレンシート(厚さ;5゜μm
) ■隔壁:下記ガスバリアシートと柔軟シートとを重ねた
2枚構成の多重シート(酸素透過量;5−/(m” ・
24hrs ・latm)0ガスバリアシート:ポリエ
チレン/ポリビニリデンクロライドとナイロンの積層体
/ポリエチレンよりなる3層構成の可変形性シート(厚
さ:115ハ) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ=50fl) ■他方の外壁部材:下記2つの柔軟シートを重ねた2枚
構成の多重シート(酸素透過量: 5000d/(m”
 ・24hrs ・latm) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ:50μ) O柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ:50n) 以上の構成の、一方の外壁部材に供給口を設け、他方の
外壁部材に回収口を設け、そして一方の外壁部材、隔壁
および他方の外壁部材をこの順に、かつ一方の外壁部材
の柔軟シートと隔壁の柔軟シートとが互いに対向する状
態に重ね合わせ、これらの外縁部を気苫に接着固定し、
もって、一方の外壁部材と隔壁とにより囲まれた供給室
と、他方の外壁部材と隔壁とにより囲まれた回収室とを
有してなる容量51の本発明に係る供給・回収容器を製
造した。これを「供給・回収容器I」とする。
(2)供給・回収容器■ ■一方の外壁部材;下記ガスバリアシートと柔軟シート
とを重ねた2枚構成の多重シート(酸素透過、!1  
:  5  ml/(m”  □  24hrs  −
fats)0ガスバリアシート:ポリエチレン/ポリビ
ニリデンクロライドとナイロンの積層体/ポリエチレン
よりなる3層構成の可変形性シート(厚さ:115n) 0柔軟シート;ポリエチレンシート (厚さ;50Jl
l) ■隔壁−下記2つの柔軟シートを重ねた2枚構成の多重
シート(酸素透過量: 5000m//(m” ・24
hrs ・latm) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ=50μ重) 0柔軟シ一ト:ポリエチレンシート(厚さ:5゜5膳) ■他方の外壁部材:下記ガスバリアシートと柔軟シート
とを重ねた2枚構成の多重シート(酸素通過III :
 5 d/(m” ・24hrs・latm)0ガスバ
リアシート:ポリエチレン/ポリビニリデンクロライド
とナイロンの積層体/ポリエチレンよりなる3N構成の
可変形性シート(厚さ:115μm) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ:50U) 以上の構成のものを用いたほかは、供給・回収容器Iの
製造と同様にして、容量51の本発明に係る供給・回収
容器を製造した。これを「供給・回収容器■」とする。
(3)供給・回収容器■ ■一方の外壁部材:下記ガスバリアシートの1枚構成の
単一シート(酸素透過量:5d/(m”・24hrs・
latm) 0ガスバリアシート:ポリエチレン/ポリビニリデンク
ロライドとナイロンのfi層体/ポリエチレンよりなる
3層構成の可変形性シート(厚さ:115μ) ■隔壁:下記ガスバリアシートの1枚構成の単一シート
(酸素透過量:5−バm” ・24hrs ・1ate
)0ガスバリアシート;ポリエチレン/ポリビニリデン
クロライドとナイロンの積層体/ポリエチレンよりなる
3層構成の可変形性シート(厚さ:115μ) ■他方の外壁部材:下記2つの柔軟シートを重ねた2枚
構成の多重シート(酸素透過M : 5000d/(m
” ・24hrs ・latm) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ:50μ) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ:50μ鳳) 以上の構成のものを用いたほかは、供給・回収容器Iの
製造と同様にして、容量51の本発明に係る供給・回収
容器を製造した。これを「供給・回収容器■」とする。
(4)比較用供給・回収容器r ■一方の外壁部材:下記柔軟シートの1枚構成の単一シ
ート(酸素透過量: 6000d/(m” ・24hr
s −1a tm) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ:50μ) ■隔壁:下記2つの柔軟シートを重ねた2枚構成の多重
シート (酸素透過量: 5000d/(m” ・24
hrs・1 a t+m) 0柔軟シート:ポリエチレンシート (厚さ:40μl
) 0柔軟シート:ポリエチレンシート (厚さ=40■他
方の外壁部材:下記柔軟シートの1枚構成の単一シート
(酸素透過i1 : 6000m7/(m” ・24h
rs ・la tm) 0柔軟シート:ポリエチレンシート(厚さ=50μ) 以上の構成のものを用いたほかは、供給・回収容器Iの
製造と同様にして、容151の比較用の供給・回収容器
を製造した。これを「比較用供給・回収容器I」とする
く実験例1〉 色 像几 ゛のi、11 Oベンジルアルコール         18−〇ジエ
チレングリコール       10sIO螢光増白荊
「チッパノール5FPJ   2g(チバガイギー社製
) 0ヒドロキシルアミン硫酸塩      4g03−メ
チル−4−アミノ−N−エチ ル−N−(β−メタンスルホンアミ ドエチル)−アニリン硫酸塩    7.OgO炭酸カ
リウム            25 go亜硫酸カリ
ウム(50%水溶液)     6−〇水酸化カリウム
          2.3gO水         
 全体でIEとなる量上記物質を混合溶解して、発色現
像処理液を得た。
几 ?の保 −−性の試験 上記供給・回収容器I〜■、および比較用供給・回収容
231の供給室のそれぞれに、上記発色現像処理液を5
1ずつ充填し、次いでそれぞれの供給口および回収口を
気密に塞いだ。このようにして処理液を充填した供給・
回収容器1〜■、および比較用供給・回収容器Iのそれ
ぞれを、温度60℃、相対湿度70%、圧力1気圧に調
整した実験用室内に2ケ月間にわたり放置する試験を行
い、放置前の処理液中の亜硫酸イオンの7眉度と、放1
後の処理液中の亜硫酸イオンの濃度とを測定し、亜硫酸
イオンの減少率を調べた。この亜硫酸イオンは酸化され
やすい特性を有しており、その減少率を調べることによ
り、酸化劣化の程度を判定することができる。
なお、亜硫酸イオンの濃度は、処理液の一定量のサンプ
ルを分取し、ヨウ素標準液(1/20規定)により滴定
して定量することにより測定した。
結果は後述の第1表に併せて示す。
五軌跋狂 上記供給・回収容器I〜■、および比較用供給・回収容
器■の供給室のそれぞれに、上記発色現像処理液を51
ずつ充填し、次いでそれぞれの供給口および回収口を気
密に塞いだ。このようにして処理液を充填した供給・回
収容器1〜■、および比較用供給・回収容器Iを1つず
つ、ダンボール材よりなる内容積が5.91の縦長の収
納箱内に上下に伸びる姿勢で収納し、これらの収納箱に
それぞれJIS Z 0232に規定された方法に基い
て強制的に振動を与え、供給・回収容器1〜■、および
比較用供給・回収容器lの外壁部材もしくは隔壁に亀裂
等の破損が生じたか否かについて調べた。
なお、振動試験の条件は次の通りである。
0振動数:5Hz    o振動加速度:IGO振動方
向:上下  0振動時間:1時間結果は第1表に併せて
示す。
第1表 第1表の結果から理解されるように、本発明に係る供給
・回収容器■および■は、供給室を形成する一方の外壁
部材および隔壁がいずれも柔軟シートとガスバリアシー
トとを含む多重シートよりなり、しかも他方の外壁部材
が柔軟シートを含むので、ガスバリア性能に優れていて
(゛Δ処理液早期酸化による劣化を充分に防止すること
ができるうえ、亀裂等の破損が生じにくく耐久性の優れ
たものであることが実証された。また供給・回収容器■
は、供給室を囲む一方の外壁部材および隔壁がいずれも
ガスバリア性を有する単一シートよりなり、振動試験に
おいては供給・回収容器!および■よりも若干劣るもの
の、ガスバリア性能に優れていて処理液の早!O1酸化
による劣化を充分に防止することができる。
これに対して、比較用供給・回収容器Iにおいては、供
給室を形成する一方の外壁部材および隔壁がいずれも柔
軟シートのみよりなる単一シートよりなるため、ガスバ
リア性能が劣り、処理液の早期酸化による劣化が生じや
すいものである。
〈実験例2〉 漂白  八 ′の8−11 0エチレンジアミンテトラ酢酸鉄アン モニウム             75 gQ亜硫酸
アンモニウム         10 gOチオ硫酸ア
ンモニウム       110g(チバガイギー社製
) Oアンモニア水(濃度28%)10d O水          全体で11となる量上記物質
を混合溶解し、さらに酢酸およびアンモニア水によりp
Hを6.5に調整し、もって漂白定着処理液を得た。
几 2の 子  性の拭 実験例1において、発色現像処理液の代えて、上記漂白
定着処理液を51ずつ各供給・回収容器の供給室に充填
したほかは、同様にして試験を行った。結果は下記第2
表に示す。
第  2  表 第2表の結果から理解されるように、本発明に係る供給
・回収容器I〜■は、漂白定着処理液を収納したときに
もガスバリア性能に優れていて処連成の早期酸化による
劣化を充分に防止することができることが実証された。
これに対して、比較用供給・回収容器■は、ガスバリア
性能が劣り、漂白定着処理液の早期酸化による劣化が生
じやすいものである。
く実験例3〉 次に供給・回収容器■を用いて、自動現像装置により実
際に処理液の供給および回収を行って写真感光材料を処
理する試験を行った。
試験条件は次の通りである。
亙真ヱ叉■旦: 「サクラカラーSRペーパー」 (小西六写真工業社製
) 益!処ユニ旦: (1)発色現像処理(38℃、3分30秒)(2)漂白
定着処理(38℃、1分30秒)(3)安定化処理(2
5〜35℃、3分)(4)乾燥処理(75〜100℃、
約2分)発色現像処理槽内の几 液: 0ベンジルアルコール         15−0エチ
レングリコール         15 tZO亜硫酸
カリウム          2.0 go臭化カリウ
ム           1.3go塩化ナトリウム 
          0.2 go炭酸カリウム   
        24.0 g03−メチル−4−アミ
ノ−N−エチ ル−N−(β−メタンスルホンアミ ドエチル)−アニリン硫酸塩    4.5go螢光増
白剤(4,4″−ジアミノスチルベンズスルホン酸誘導
体)「ケイコ ールPK−コンク」 (新日曹化工社 製)                1.0 gOヒ
ドロキシルアミン硫酸塩     3.0g01−ヒド
ロキシエチリデン−1,1−ニホスホン酸      
     0.4 goヒドロキシエチルイミノジ酢酸
   5.0gO塩化マグネシウム・6水塩0.7 g
ol、2−ヒドロキシベンゼン−3,5−ジスルホン酸
−二ナトリウム塩   0.2go水        
  全体で12となる量上記物質を混合溶解し、水酸化
カリウムと硫酸によりpHを10.20に調整した。
色      几   ;  : 0ベンジルアルコール         20s10エ
チレングリコール        2〇−〇亜硫酸カリ
ウム          3.0go炭酸カリウム  
         30.0 go3−メチル−4−ア
ミノ−N−エチ ル−N−(β−メタンスルホンアミ ドエチル)−アニリン硫酸塩    6□0go螢光瑚
白剤(4,4’−ジアミノスチルベンズスルホン酸誘導
体)「ケイコ ールPK−コンク」 (新日曹化工社 製)                2.5 goヒ
ドロキシルアミン硫酸塩4.0 gol−ヒドロキシエ
チリデン−1,1−ニホスホン酸          
 0.5 goヒドロキシエチルイミノジ酢酸   5
.0go塩化マグ皐シウム・6水塩     0.8g
o1.2−ヒドロキシベンゼン−3,5−ジスルホン酸
−ニナトリウム塩   0.3 gO水       
   全体で11となる量上記物質を混合溶解し、水酸
化カリウムにより9flを10.70に調整した。
白  −几  槽  の 几  ? :0エチレンジア
ミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩       60.Ogoエチレ
ンジアミンテトラ酢酸3.0 gOチオ硫酸アンモニウ
ム(70%水溶6)100 i70亜硫酸アンモニウム
(40%水溶’e)27.5 tzQ水       
   全体で11となる量上記物質を混合溶解し、炭酸
カリウムまたは氷酢酸によりpHを7.1に調整した。
ン4  漂白 着尺  A: 0エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩       260.Ogo炭酸
カリウム           42.0 gO水  
        全体で1eとなる盟上記物質を混合溶
解した。二の処理液のpHは、6.7±0.1である。
主  漂白  几 2 B; Oチオ硫酸アンモニウム(70%水i8N> 5001
7Q亜硫酸アンモニウム(40%水溶液)250vOエ
チレンジアミンテトラ酢酸   17.0 gO氷酢酸
             85.0 dO水    
      全体で1ttとなる量上記物質を混合溶解
した。この処理液のanは、5゜3±0.1である。
−化几 槽 の几 2および補    化几鬼: 0エチレングリコール        1.0g01−
ヒドロキシエチリデン−1,1−ニホスホン酸(609
10水溶ti、)     1.0 gOアンモニア水
(水酸化アンモニウム 25%水溶液’)             2.0 
go水          全体で11となる量上記物
質を混合溶解し、硫酸によりpHを7.0に調整した。
上記の如き各種処理液のそれぞれを自動現像装置内の対
応する処理槽内に充填し、そして各処理槽毎番ニ、上記
の如き補充用処理液が供給室内に充填された供給・回収
容器■を配置した。発色現像処理槽においては、供給・
回収容器からの補充用処理液の補充量は、写真感光材料
の1mz当たり19Qm7となるようにし、発色現像処
理槽からオーバーフローした処理液を対応する供給・回
収容器の回収室内に回収するようにした。漂白定着処理
槽においては、供給・回収容器からの補充用漂白定着処
理液AおよびBの補充量は、それぞれ写真感光材料の1
111!当たり50aZとなるようにし、漂白定着処理
槽からオーバーフローした処理液を対応する供給・回収
容器の回収室内に回収するようにした。安定化処理槽に
おいては、供給・回収容器からの補充用処理液の補充量
は、写真感光材料の1m2当たり250dとなるように
し、そして安定化処理槽は、合計3槽で構成し、後段の
処理槽から補充用処理液の補充を行い、当該後段の処理
槽からのオーバーフロー液を中段の処理槽へ流入させ、
さらにこの中段の処理槽か、)のオーバーフロー液を前
段の処理槽へ流入させる多槽!′iiT流方式とし、こ
の前段の処理槽からオーバーフローした処理液を対応す
る供給・回収容器の回収室内に回収するようにした。
以上のような条件で、各供給・回収容器の供給室から補
充用処理液を対応する処理槽内に供給すると共に、処理
槽からのオーバーフロー液を対応する供給・回収容器の
回収室内に流入させながら、写真感光材料の処理を行っ
たところ、補充用処理液の供給および回収のいずれもが
良好に達成され、処理液が装置外に溢れるような事故は
発生しなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る供給・回収容器の一
実施例を示し、第1図は処理液の供給開始当初の状態を
示す説明用断面図、第2図は処理液の回収途中の状態を
示す説明用断面図、第3図および第4図は本発明に係る
供給・回収容器の他の実施例を示し、第3図は処理液の
供給開始当初の状態を示す説明用断面図、第4図は処理
液の回収途中の状態を示す説明用断面図である。 11・・・供給室      12・・・回収室20・
・・外壁       21・・・一方の外壁部材22
・・・他方の外壁部材  23・・・柔軟シート24・
・・ガスバリアシート30・・・隔壁31・・・柔軟シ
ート32・・・ガスバリアシート41・・・供給口  
    42・・・回収口手続補正書(自発) 昭和61年7月1日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭61−112479号 2、発明の名称 信頼性の高い写真感光材料処理液の供給・回収容器3、
補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称
  (127)小西六写真工業株式会社4、代理人 5、補正の対象 図面全図 6、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)可変形性の外壁と、この外壁に囲まれた内部空間を
    複数の室に区画する可変形性の隔壁とを有し、前記複数
    の室の少なくとも1つはガスバリア性を有する壁によっ
    て囲まれていることを特徴とする写真感光材料処理液の
    供給・回収容器。 2)可変形性の外壁と、この外壁に囲まれた内部空間を
    複数の室に区画する可変形性の隔壁とを有し、前記複数
    の室の少なくとも1つはガスバリア性を有する壁によっ
    て囲まれ、当該ガスバリア性を有する壁が、各々独立し
    た複数の可変形性のシートによる多重シートよりなり、
    当該多重シートの少なくとも1つのシートがガスバリア
    シートであることを特徴とする特許請求の範囲の第1項
    記載の写真感光材料処理液の供給・回収容器。
JP11247986A 1986-05-19 1986-05-19 信頼性の高い写真感光材料処理液の供給・回収容器 Pending JPS62269962A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63149828U (ja) * 1987-03-23 1988-10-03
JPH01191143A (ja) * 1987-12-17 1989-08-01 Agfa Gevaert Ag 写真材料の湿式処理装置に使用可能な処理液貯蔵容器

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JPS5779942A (en) * 1980-11-07 1982-05-19 Mitsubishi Gas Chem Co Inc Method for preservation of processing agent for photograph

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