JPS62269187A

JPS62269187A - 定着ロ−ラの圧接機構

Info

Publication number: JPS62269187A
Application number: JP11297186A
Authority: JP
Inventors: Yuji Sugimoto; 祐二杉本; Shoichiro Yoshiura; 昭一郎吉浦
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-05-16
Filing date: 1986-05-16
Publication date: 1987-11-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉この発明は、画像形成装置本体が下ユニットとこの下ユ
ニットの一端に回動自在に支持された上ユニットとで構
成され、下ユニッ斗に上下ローラから成る定着ローラが
取り付けられるとともに、下ローラの軸受部がその軸を
上方に付勢する弾性体を含む軸受ブロックで構成された
画像形成装置の定着ローラ圧接機構に関する。

〈従来技術とその欠点〉一般に、画像形成装置では現像剤として樹脂を　　　　
′主成分としたトナーを用いている。このトナーは画像
形成装置の現像部で感光体表面上の静電潜像上に移り、
さらに転写部で用紙に転写される。その後、定着部によ
って定着されるが、この定着装置の一つに、用紙上のト
ナーを加熱、加圧して定着する一対の定着ローラが広く
実用されている。

このような定着ローラでは上下ローラを適当に圧接する
ために圧接機構をローラと別に設けているが、従来は、
画像形成装置の外部にレバーを設け、このレバーで機械
的に一対の定着ローラを圧接させるようにしている。

しかしながら、このような装置では構造が複雑になり、
装置自体が大きくなるという不都合かあった。そこでこ
の問題を解決するために、第３図に示すような圧接装置
が提案されている。

第３図において、定着ローラは上定着ローラ４１と下定
着ローラ４２とか゛ら構成され、上“定着ローラ本体４
３の内部にはヒータランプ４４が設けられている。上定
着ローラ本体４３の両端部は図示しない支持部に回転可
能に支持され、少なくと“も一方に本体駆動源カミら駆
動力を受ける駆動部が設けられている。上定着ローラ４
１は装置本体の上ユニットを閉じることによって、前記
ローラ支持部が下方へ押さえつけられ下定着ローラ４２
へ圧接、させる。下定着ローラ４２は、表面がシリコン
ゴム管からなる下定着ローラ本体゛、４５と夛の回転軸
４６とから構成される。このよ、：うな構成からな：：る上下ローラにおいてその上下ローラを圧接する圧接装
置４７は下定着ローラ４２の両端にそれぞれ設けられて
いる。下定着ローラ４２は回転軸４６が軸受部４８に回
動自在に支持され、その軸受部４８の下方にはスプリン
グ４７ａが設けられ、スプリング４７ａは、画像形成装
置本体１の下ユニットに設けられた突出部４７ｂによっ
て位置決めされる。この軸受部４８は画像形成装置本体
１の下ユニットにビス５１によって固定された長板状の
支持板４９によって位置決めされる。つまり、この−支
持板４９の下方にはコ字形に切り欠いた切り欠き部５０
が設けられ、その切り欠き部５０に軸受部４８を下から
嵌めることによりその軸受部４８を下方からスプリング
４７で押圧し、切り欠き部５０内に位置決めしていた。

そして、上方から上定着ローラ１が下定着ローラ４２を
押さえてくると軸受部４８は下方へ移動し、下方に配置
されたスプリング４７で定着ローラ４０を圧接状態に保
持させるものであった。

しかしながら、この圧接装置はその軸受部４８がその上
方から支持板４７の切り欠き５０によって保持されてい
るため定期点検などで下定着ローラを交換するとき、上
定着ローラを退避させた後、支持板４９を固定させてい
るビス５１等をはずし下定着ローラを支持している部材
を本体フレームから取らなければならなかった。そのた
め、その作業に手間がかかるという欠点があった。

〈発明の目的〉この発明の目的は、上記の欠点を解消し、上下に二分割
する画像形成装置において、ｐ１単な構造で一対の定着
ローラを圧接でき、定着ローラの着脱が簡単に行なえる
定着ローラの圧接機構を提供することにある。

〈発明の構成および効果〉この発明の定着ローラの圧接機構は、画像形成装置本体
が下ユニットとこの下ユニットの一端に回動自在に支持
された上ユニットとで構成され、下ユニットに上下ロー
ラからなる定着ローラが取り付けられるとともに、下ロ
ーラの軸受部がその軸を上方に付勢する弾性体を含む軸
受ブロックで構成された画像形成装置において、前記軸
受ブロックを上方に開口した略Ｕ字形状の支持腕とその
支持腕全体を上方に付勢する弾性４体とで構成したこと
を特徴とする。

上、記のように構成することによって、この発明によれ
ば、下ローラの軸受ブロックが上方に開口した略Ｕ字形
状の支持腕によって、下ローラを軸支するため、定期点
検等で下ローラを取りはずす場合には上ローラを退避さ
せた後に、下ローラを上に持ち上げるだけで、簡単軒下
ローラをその軸受ブロックから外せるという利点がある
。また、下ローラをその軸受ブロックの支１持腕に簡単
に置くだけでセットでき、さらに上ローラを上ユニット
ごと下ローラに押さえたときにその支持腕全体が下方に
移動し、その支Ｊ？腕の下方に配置された弾性体りこよ
って一対の上下ローラの圧接状態を保持することができ
る。即ち、この発明の定着ローラ圧接機構は軸受ブロッ
クを支持腕と弾性体のみで構成することができるため、
非常に簡単なもの゛となり、しかも、下ローラの着脱が
節単に行なえるという効果がある。

〈実施例〉第１装置はこの発明の実施例である定着ローラ圧接装置
と定着ローラのヰ部斜視図である。第１図（Ｂｌは第１
装置の正面図である。第２図は同定着ローラ圧接機構を
備えたグラムシェルタイブの画像形成装置の概略構成図
である。

第２図において、画像形成装置本体１は左側方を支点と
して、上下開閉自在になっている。画像形成装置本体ｌ
の下ユニッ）ｌｂには、用紙上のトナー像を定着させる
定着装置２が配置されている。定着装置２は上側の定着
ローラ３と下側の下定着ローラ４とから構成され、上定
着ローラ３は画像形成装置本体１の上側ユニッ１−１ａ
を閉じるその上側ユニッ）ｌａによって、その回転軸３
１の両端を押圧されるようになっている。上定着ローラ
３は中空円筒状の上定着ローラ本体３０の内部にヒータ
ランプ３１を収納している。主定着ローラ本体３０の両
端部に形成された１受３２は図示しない駆動部に接続さ
れ、この駆動部からの駆動力の伝達によって上定着ロー
ラ本体３０が回転するようになっている。上定着ローラ
は前述したように画像形成装置本体の上側ユニ・ノド１
ａを閉じることによって押圧されるようになっている。

下定着ローラ４は、円柱形状の下定着ローラ本体４０と
回転軸４０ａとから構成されている。

圧接装置５は下定着ローラ本体・４０の両端に配設され
ている。その圧接装置５は略Ｕ字形状の支持腕５１とそ
の支持腕５１の上方に付勢するスプリング５２とからな
る軸受ブロックと前記支持腕５１の・側方に配設された
長板状の支持板５３．５４で構成されている。支持板５
３．５４は支持腕５１の側方に隣接し、その略中央部に
段部５１ｂを設けて支持腕５１を位置決めする。スプリ
ング５２は支持腕５１の低部に設けられた突出部５１ａ
と画像形成装置本体１の下側ユニッ１−１ｂに設けられ
た突出部５２ａ間に架けられている。支持向腕５１の対柳する二つの側片５１ｃの内壁には突起５１
ａが設けられている。

上記のように構成することによって、この実施例によれ
ば、上定着ローラ本体３０は画像形成装置本体ｌの上側
ユニット１ａを開いた状態では下定着ローラ本体４０に
自重にて弱く当接している。上側ユニットｌａを押し下
げると上定着ローラ本体３０は下定着ローラ４０を押圧
する。下定着ローラ本体４０．が上定着ローラ本体３０
によって押圧される力によってスプリング５２が押し縮
められ、支持腕５１が押しさげられる。この状態のとき
スプリング５２の作用により上下定着ローラ３．４間が
適当な圧力で圧接されることにな仝。

また、画像形成装置本体ｌの上ユニットｌａが押下され
ていないとき、その支持腕５１はスプリング５２によっ
て押し上げられる。このとき支持腕５１はその両側方に
隣接している長板状の支持腕５３＋５４の間を上方向に
移動する。この支持板５３．５４の略中央部には段部ｓ
ｔｂが形成されているためこの支持腕５１はその段部で
一定の高さに位置決めされる。したがってスプリング５
２の作用により、支持腕５１が外れて１まうことがない
。さらに、定期点検等で下定着ローラを外す場合には、
画像形成装置本体１の上ユニフ）ｌａを開いて上定着ロ
ーラを外すだけで、下定着ローラは支持腕５１の上方部
が開いているためその開口部から簡単に取り外せる。ま
たこの支持腕に下定着ローラ４の回転軸を嵌入する時は
、支持腕の上部開口部からその回転軸４０ａを挿入する
。このとき突起５１ａが邪魔になるが、側片５１ｃが左
右に押し広げられるため嵌入はスムースに行なうことが
できる。この突起５１ａは、回転軸４０ａが支持腕から
外れないようにするためのものである。

このようにこの実施例の圧接装置はその構成が簡単であ
り、下定着ローラをこの圧接装置に取り付け、上定着ロ
ーラで“押下することにより、適当な圧接状態を保持さ
せる。さらにその軸受部の構造がＵ字形状であるため、
下定着ローラの着脱が簡単であるという利点かあ之、−

【図面の簡単な説明】

第１装置はこの発明５の実施、例である定着ローラの圧
接装置と定着ローラの一部斜視図である。第１図（Ｂ）
は第１装置の正面図゛である。第２図は同定着ローラ圧
接装置を備えたグラμシェルタイブの□画像形成装置の
概略構成図である。第３図は従来の定着ローラの圧接装
置を示゛ナ一部斜視部である１ａ−画像形成装置本体の
上ユニ、ント、２ｂ−画像形成装置本体の下ユニット、
３−上・定着ローラ、４−下定着ローラ、５−圧接装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像形成装置本体が下ユニットとこの下ユニット
の一端に回動自在に支持された上ユニットとで構成され
、下ユニットに上下ローラからなる定着ローラが取り付
けられるとともに、下ローラの軸受部がその軸を上方に
付勢する弾性体を含む軸受ブロックで構成された画像形
成装置において、前記軸受ブロックを上方に開口した略
Ｕ字形状の支持腕とその支持腕全体を上方に付勢する弾
性体とで構成したことを特徴とする定着ローラの圧接機
構。