JPS606516B2 - 定着ロ−ルクリ−ニング装置 - Google Patents
定着ロ−ルクリ−ニング装置Info
- Publication number
- JPS606516B2 JPS606516B2 JP2701377A JP2701377A JPS606516B2 JP S606516 B2 JPS606516 B2 JP S606516B2 JP 2701377 A JP2701377 A JP 2701377A JP 2701377 A JP2701377 A JP 2701377A JP S606516 B2 JPS606516 B2 JP S606516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing roll
- frame
- cleaning device
- fixing
- wiping body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外周面を相互に圧接した一対の定着ロール間に
トナー像を転写した複写紙を通過させて定着させる圧力
定着装置における定着ロール外周面を清拭する定着ロー
ルクリーニング装置に関するものである。
トナー像を転写した複写紙を通過させて定着させる圧力
定着装置における定着ロール外周面を清拭する定着ロー
ルクリーニング装置に関するものである。
近年乾式電子複写法において、複写紙上に顕像化した画
像面に圧力を印加して定着させる圧力定着方式が採用さ
れている。
像面に圧力を印加して定着させる圧力定着方式が採用さ
れている。
この場合外周面を相互に圧接した一対の定着ロール間に
複写紙を通過させることによって、画像面に圧力を印加
するのであるが、複写紙上に転写されたトナーの一部が
定肴ロール外周面に付着する所謂オフセット現象が発生
する。このようなオフセットを生じた定着ロールが再び
複写紙面に接触すると、付着トナーが複写紙面上に転写
されて画質を低下させることとなる。また連続複写の場
合一旦オフセット現象が発生すると次第にその面積が拡
大し、定着ロール表面に凸部が生じて、複写紙面に均一
な圧力が印加されず、定着ムラを生ずる。このため一般
に定着ロール外周面を常に清浄に保持するように配慮さ
れており、例えばシリコンオイル等の雛型剤を含浸させ
たフェルトをロール外周面に圧接する方式がある。定着
ロール表面のオフセットトナを確実に捕捉するためには
、前記フェルトを強〈圧接すればよいが、フェルトと定
着ロール間の摩擦力を増大し、駆動トルクの増大、フェ
ルト寿命の減少となって不都合である。また定着ロール
外周面に回転クリーナを接触させてトナーを払拭する方
式も採用されているが、回転手段が複雑であり装着全体
も高価となるのみならず、保守上の煩雑もあるという欠
点がある。本発明は上記の諸欠点を解消し、払拭効果大
にして保守の簡便なる定着ロールクリーニング装置を提
供することを目的とするものである。
複写紙を通過させることによって、画像面に圧力を印加
するのであるが、複写紙上に転写されたトナーの一部が
定肴ロール外周面に付着する所謂オフセット現象が発生
する。このようなオフセットを生じた定着ロールが再び
複写紙面に接触すると、付着トナーが複写紙面上に転写
されて画質を低下させることとなる。また連続複写の場
合一旦オフセット現象が発生すると次第にその面積が拡
大し、定着ロール表面に凸部が生じて、複写紙面に均一
な圧力が印加されず、定着ムラを生ずる。このため一般
に定着ロール外周面を常に清浄に保持するように配慮さ
れており、例えばシリコンオイル等の雛型剤を含浸させ
たフェルトをロール外周面に圧接する方式がある。定着
ロール表面のオフセットトナを確実に捕捉するためには
、前記フェルトを強〈圧接すればよいが、フェルトと定
着ロール間の摩擦力を増大し、駆動トルクの増大、フェ
ルト寿命の減少となって不都合である。また定着ロール
外周面に回転クリーナを接触させてトナーを払拭する方
式も採用されているが、回転手段が複雑であり装着全体
も高価となるのみならず、保守上の煩雑もあるという欠
点がある。本発明は上記の諸欠点を解消し、払拭効果大
にして保守の簡便なる定着ロールクリーニング装置を提
供することを目的とするものである。
第１図〜第３図は夫々本発明の実施例における都材の平
面図、縦断面図および横断面図である。
面図、縦断面図および横断面図である。
これらの図において、１はフレームであり、横断面を第
３図に示す如く下部に４個の突片２を突設し、該突片２
の下端部包絡線は鎖線にて示す定着ロール３の直径より
若干大なる直径の円弧状に形成する。而してフレームー
の長さは定着ロール３に装入される複写紙中寸法に対応
させて形成する。次に４は払拭体であり、フェルトを筒
状に形成してフレーム亀の外周に鉄着する。フレームー
の両端部には取付貝５をねじ６等によって固着し、ばね
等の圧鞍手段を介して定着ロール３のフレーム（図示せ
ず）に装着する。この状態においては、第３図に示す如
く、払拭体４は突片２によってその自由厚さを若干減少
圧縮されて、定着ロール３の外周面に圧接されるのであ
る。このようなクリーニング装置を装着した定着ロール
により、約１２０００枚の複写を行なったところ、定着
ロール３に付着したトナーは「突片２によって圧接され
た払拭体４によって完全に捕捉されて、複写紙面の汚れ
、不測の転写の発生は皆無であった。
３図に示す如く下部に４個の突片２を突設し、該突片２
の下端部包絡線は鎖線にて示す定着ロール３の直径より
若干大なる直径の円弧状に形成する。而してフレームー
の長さは定着ロール３に装入される複写紙中寸法に対応
させて形成する。次に４は払拭体であり、フェルトを筒
状に形成してフレーム亀の外周に鉄着する。フレームー
の両端部には取付貝５をねじ６等によって固着し、ばね
等の圧鞍手段を介して定着ロール３のフレーム（図示せ
ず）に装着する。この状態においては、第３図に示す如
く、払拭体４は突片２によってその自由厚さを若干減少
圧縮されて、定着ロール３の外周面に圧接されるのであ
る。このようなクリーニング装置を装着した定着ロール
により、約１２０００枚の複写を行なったところ、定着
ロール３に付着したトナーは「突片２によって圧接され
た払拭体４によって完全に捕捉されて、複写紙面の汚れ
、不測の転写の発生は皆無であった。
本実施例においてはフレームの定着ロール側に設けるべ
き突片が４個の場合を示したが、突片の設置個数が２個
では払拭効果が低下し、少なくとも３個以上あればよい
。
き突片が４個の場合を示したが、突片の設置個数が２個
では払拭効果が低下し、少なくとも３個以上あればよい
。
また払拭体としてフェルト使用の例を示したが、他の繊
維物質、多孔質であっても、突片によって圧縮され得る
ものである限り使用可能である。更にフレームを構成す
る材料は、通常の構造用材料を適宜選定し得ることは勿
論であり「形状に関しては材料固有の強度との関係にお
いて横断面を任意の幾何学的形状とし得る。なお払拭体
を前記実施例におけるように筒状に成形してフレ−ム外
周に鉄着すれば、適宜回転移動させて清浄部分を圧薮可
能であるが「 これに限定せずシート状に形成してフレ
ームに装着してもよい。以上記述のように本発明の定着
ロールクリーニング装置は、フレームの定着ロ−ル側に
複写紙中寸法に対応する少なくとも３個の突片を突設し
て払拭体を介して定着ロールに圧接したものであるから
、定着ロールに付着したトナーを完全に払拭捕捉するこ
とができ、複写紙の画質を良好に保持することができる
。
維物質、多孔質であっても、突片によって圧縮され得る
ものである限り使用可能である。更にフレームを構成す
る材料は、通常の構造用材料を適宜選定し得ることは勿
論であり「形状に関しては材料固有の強度との関係にお
いて横断面を任意の幾何学的形状とし得る。なお払拭体
を前記実施例におけるように筒状に成形してフレ−ム外
周に鉄着すれば、適宜回転移動させて清浄部分を圧薮可
能であるが「 これに限定せずシート状に形成してフレ
ームに装着してもよい。以上記述のように本発明の定着
ロールクリーニング装置は、フレームの定着ロ−ル側に
複写紙中寸法に対応する少なくとも３個の突片を突設し
て払拭体を介して定着ロールに圧接したものであるから
、定着ロールに付着したトナーを完全に払拭捕捉するこ
とができ、複写紙の画質を良好に保持することができる
。
また部品点数が少なく「構造簡単であり、保守が容易で
ある。更に払拭体は少なくとも３ケ所で圧縮されている
ため、払拭体の圧姿力を大きくせずとも十分なる払拭効
果が得られ、定着ロールの駆動トルクを必要以上に増大
させることがない等の効果を有する。
ある。更に払拭体は少なくとも３ケ所で圧縮されている
ため、払拭体の圧姿力を大きくせずとも十分なる払拭効
果が得られ、定着ロールの駆動トルクを必要以上に増大
させることがない等の効果を有する。
第１図は本発明の実施例における部材の平面図、第２図
は同縦断面図、第３図は同横断面図である。 １：フレーム、２：突片、３：定着ロ−ル、４：払拭体
。 オ′図 ナ２図 才３図
は同縦断面図、第３図は同横断面図である。 １：フレーム、２：突片、３：定着ロ−ル、４：払拭体
。 オ′図 ナ２図 才３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 定着ロール外周の所定の位置に該定着ロールの軸線
と平行にフレームを設け、該フレームの前記定着ロール
に対向する側には複写紙巾寸法に対応する長さを有する
少くとも３個の突片を突設すると共に、フレーム横断面
における突片の端部包絡線を前記定着ロール外周面に沿
った円孤に形成し、前記突片端部を払拭体を介して前記
定着ロール外周面に圧接したことを特徴とする定着ロー
ルクリーニング装置。 ２ 払拭体がフエルトである特許請求の範囲第１項記載
の定着ロールクリーニング装置。 ３ 払拭体を筒状に形成し、フレーム外周に嵌着した特
許請求の範囲第１項または第２項に記載の定着ロールク
リーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2701377A JPS606516B2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 定着ロ−ルクリ−ニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2701377A JPS606516B2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 定着ロ−ルクリ−ニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53112748A JPS53112748A (en) | 1978-10-02 |
| JPS606516B2 true JPS606516B2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=12209205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2701377A Expired JPS606516B2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 定着ロ−ルクリ−ニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606516B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744168A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Ricoh Co Ltd | Cleaning device for fixing roller |
| JPS60200274A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-09 | Hitachi Metals Ltd | 圧力定着装置 |
| JPH086422A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-01-12 | Nec Corp | 画像形成装置の定着装置クリーナ |
-
1977
- 1977-03-14 JP JP2701377A patent/JPS606516B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53112748A (en) | 1978-10-02 |
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