JPS62269100A - Qマグネツト - Google Patents

Qマグネツト

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JPS62269100A
JPS62269100A JP11404386A JP11404386A JPS62269100A JP S62269100 A JPS62269100 A JP S62269100A JP 11404386 A JP11404386 A JP 11404386A JP 11404386 A JP11404386 A JP 11404386A JP S62269100 A JPS62269100 A JP S62269100A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
pole
magnetic field
quadrupole
magnetic steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP11404386A
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English (en)
Inventor
隆司 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は粒子加速器で加速された粒子(ビーム)を真
空ダクト中を通って目的部所((移送する際の移送路に
設置されてビームを集束するのに用いられる四重極磁層
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、磁鋼を用いた四重電磁石を製作する場合着磁後の
磁場の調整が非常に困難なため、四重極磁層の4つのポ
ールに組み込まれる4個の磁鋼については単品での磁気
特性(着磁、減磁特性等のB−H曲線)が一致するもの
を選び出して使用していた。
つまり、四重極母石1台を製作する為に、それに使用さ
れる4個の磁鋼を製作するに当っては10数個又は数1
0個の磁鋼を製作し、各単品でのB−H曲線を測定し、
その中からB−H曲線の誤差の少ないもの4個を選び出
していた。
〔この発明が解決すべき問題点〕
前記のように構成される四重極磁層では、必要以上に磁
鋼を製作しな(てはならないため不経済であり、各単品
での磁鋼のB−H曲線の測定が必要であり、さらに選び
出された4個の磁鋼でも特性にどうしてもバラツキを持
ったものとなっていた。
ポールチップ及び磁鋼にて構成されるポールの製作に当
っても加工、組立精度が四重極磁層の磁場の精度に大き
く影響するため、非常に厳しい加工・組立精度が要求さ
れるためコストアンプの要因となっていた。
こうして四重棒磁石に1組ろ立て、各磁鋼を着磁して四
重極磁場を発生させるが、四重極磁場の厳しい精度要求
のため磁場の調整が必要となっていた。はとんどの場合
、磁鋼の性質上、減磁して使用することが磁鋼の特性的
安定性につながるため、要求される磁場に対して高目に
着磁される。
こうして、高目に着磁されたポール部を同時又は別々に
減磁コイルにより磁鋼外部に逆磁界をかけ設定目標値と
なるまで減磁する操作が必要となる。
さらに、前述の精度追求のみでは四重極磁場の対称性の
精度達成ができない場合は、各ポール部を別々に減磁し
て調整することが行なわれる。
例えば、牙2図に示すように磁鋼自体の特性のバラツキ
、ポールの製作・組立誤差によりポール部1bの磁束密
度が高(、ポール部1dの磁束密度が低い場合には四重
極磁場の機械的中8乃((対して磁場中心〕はポールA
側にずれ、かつ四重極磁場自体は歪んだ形状となる。こ
のような磁場歪に対して、ポール部1bの磁鋼に減磁コ
イルによる外部逆磁界をかけて減磁し、磁束密度を下げ
て他のポール部1a、ld及びICと同等の磁束密度に
して磁場の調整を行なっていた。
こうした四重極磁場の絶対値の誤差及び対称性に対する
誤差の調整においては磁鋼特性のマイナーループ特性が
不明であるため減磁作業(実作業では磁鋼を減磁させる
ための外部逆磁界を発生させるための逆励磁コイルの電
流値)は試行錯誤的に行なっているのが現状である。こ
の場合、減磁し過ぎて磁場が不足した場合は前述の磁鋼
の安定性を考慮して、再び完全着磁を行ない、設定値よ
り高い磁場から再度減磁作業を行なっている。
さらに、四重極磁場の対称性に対する誤差の調整では1
つのポール部に対して個々に逆磁界をかけて磁場を下げ
る(減磁する)訳であるが、ある1つのポールに対して
逆磁界をかけた場合、そのポール部の磁鋼のみが減磁さ
れるわけでなく、その両隣の2つのポール部の磁鋼、更
にはその対角側のポール部の磁鋼も同時に減磁されるこ
とになる。これらの磁鋼の減磁量は四重概磁石−の形状
・磁鋼形状等に起因するものであるが、定量的な解析が
回置であった。
そこで、この発明は前記のような従来型四重極磁石の磁
場調整上の不都合な点を解決して4つのポールに組み込
まれた磁鋼自体の各々の特性のバラツキ(誤差)及び機
械的製作・組立誤差等によって生ずる着磁後の四重甑磁
場の誤差に関して四重極磁場の栖対値及び対称性に対す
る誤差を着磁後に容易に調整せしめるQマグネットを提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
この発明によるQマグネットは、4つのポール部間の各
々にヨークからの突出高さ及び隣接するポール部−・の
相l]位置調整自在な補極が設けられた点に特徴がある
〔実 施 例〕
以下、図示するこの発明の実施例により説明する。矛1
図に実施例の断面図を示したが、四重極磁場領域6を構
成する4つのポール部1がヨーク2により機械的に位置
決め固定されている。
各々のポール部1a、lb、lc、ldは磁性材のポー
ルピース2と磁filo及びその周囲に配置された着磁
コイル3とから構成されている。
さらに、前記4つのポール部1a、lb、lc。
16間(゛こは各々補極5a、5b、5c、5dが配置
されている。これらの補極5a、5b、5c。
5dは矛5図(a)、 (b)に示したようにヨーク2
の周方向に形成された長穴7に磁鋼からなる補極5a、
5b、5c、5dをボルト9で取付けたものであり、ヨ
ーク2の内周面と補極5a、5b。
5c、5dとの間には任意の厚さ及び枚数のシム8が介
装されている。こうした、長穴7とシム8との組合わせ
により補極5a、5b、5c5dのヨーク2内への突出
高さと隣接するポール部1a、lb、lc、Idとの相
対位置ヲ各々独立して調整自在としている。
こうして構成されるQマグネットは牙3図及び第4図に
示したようにポール部1a、lb。
lc、ldの磁鋼IOへの逆磁界印加に代えて、磁鋼よ
り発生する磁束密度の一部を補極5a、。
5b、5c、5dを通る磁気回路で循環させ四重極磁場
領域6に出て(る磁束を制御して磁場の調整を行なう。
着磁後の各磁鋼より発生する全磁束量をΦo(1)。
Φo(2) eΦo(31、Φo(4)とすると、牙2
図に示した従来例では各磁鋼10から発生する全磁束量
が四重極磁場領域に出る。そして、ポール部1bより発
生する磁束量Φo(2)が他のポール部1a、lb。
lc、Idより発生する磁束量Φo(1) 、Φo(3
1、Φo(4)より太きいために磁場中心5′と機械中
心)が異なった。
これに対して、この実施例では牙3図及び牙4図に示し
たようにポール部1a、lb + Icyld間に補極
5a、5b、5c、5dを設けることにより、ポール部
1a、1b、lc、ldと補極5a、5b、5c、5d
及びヨーク2を通る磁気回路11が形成される。ポール
部1bより発生した磁束のうち両側の補極5a、bを通
る総磁束量をΦ1(2)とすると四重極磁場領域へ出て
くる総磁束量をΦへ2)−Φ1(2)となる。
このポール部1a、lb、lc、ldと補極s a +
 s b + 5 c e 5 dの作る磁気回路11
は■補極の位置、■補極の高さ、■補極の四重極磁場領
域側の面形状、に大きく左右される。■は実機にあった
形状とし、■及び■を可変調整することによりΦ1(2
)の制御、つまり四重極磁場領域へ出る磁束の制御、す
なわち四重極磁場領域の調整が可能となる。
磁場調整用の補極5a、5b、5c、5dの位置及び高
さ゛は試行錯誤によるが、その作業性からして磁鋼の減
磁調整よりも補極5a、5b。
5c、5dの方が作業性が良(、減磁用コイル及び減磁
用電源も不要である。
〔発明の効果〕
この発明によるQマグネットの実施例は以上の通りであ
り、次に述べる効果を挙げることができる。
4つのポール部に組み込まれた磁鋼自体の各々の特性の
バラツキ(誤差)及び機械的製作・組立誤差等によって
生ずる着磁後の四重極磁場の誤差に関して四重極磁場の
絶対値及び対称性に対する誤差を着磁後に容易に調整す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図、牙3図及び矛4図は実施例の磁気回路図、牙5図f
a)は補極の取付構成を示す一部破断拡犬図、牙5図(
′b)は同図falのX−X線断面図である。 1 a、  1 b、  1 c、  1 d−−−−
−−ポール部、2・・・ヨーク、3・・・・・・着磁コ
イル、4・・・・・・ポールピース、5a、5b、5c
、5d・・・・・・補極、6・・・・・・四重極磁場領
域、7・・・・・・長穴、8・・・・・・シム、9・・
・・・・ボルト、10・・・・・・磁鋼、11・−・・
・・磁気回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  先端部には磁性材から成るポールチップを、根元部に
    は磁鋼を配してポール部を構成し、これら4つのポール
    部をヨークにて機械的に結合した永久磁石式四重極磁石
    において、 前記4つのポール部間には前記ヨークからの突出高さ及
    び隣接するポール部への相対位置調整自在な補極が各々
    設けられたことを特徴とするQマグネット。
JP11404386A 1986-05-19 1986-05-19 Qマグネツト Pending JPS62269100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11404386A JPS62269100A (ja) 1986-05-19 1986-05-19 Qマグネツト

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JP11404386A JPS62269100A (ja) 1986-05-19 1986-05-19 Qマグネツト

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JPS62269100A true JPS62269100A (ja) 1987-11-21

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ID=14627599

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JP11404386A Pending JPS62269100A (ja) 1986-05-19 1986-05-19 Qマグネツト

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JP (1) JPS62269100A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03243899A (ja) * 1990-02-22 1991-10-30 Mitsubishi Electric Corp 荷電粒子装置用常電導電磁石
JP6898508B1 (ja) * 2020-10-29 2021-07-07 株式会社トーキン 多極電磁石

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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