JP2700687B2 - ウィグラー装置 - Google Patents
ウィグラー装置Info
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- JP2700687B2 JP2700687B2 JP11368389A JP11368389A JP2700687B2 JP 2700687 B2 JP2700687 B2 JP 2700687B2 JP 11368389 A JP11368389 A JP 11368389A JP 11368389 A JP11368389 A JP 11368389A JP 2700687 B2 JP2700687 B2 JP 2700687B2
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- Japan
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- coil
- wiggler
- meandering
- charged particle
- particle beam
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/09—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
- H01S3/0903—Free-electron laser
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ウイグラー装置に関し、特に、３極偏向電
磁石ウイグラー装置に関する。
磁石ウイグラー装置に関する。
［従来の技術］ ウイグラー装置は、加速器のストレージリングやシン
クロトロンに挿入され、荷電粒子、例えば、電子によっ
て形成される荷電粒子ビームに磁場を与え、この荷電粒
子ビームを増幅する装置である。
クロトロンに挿入され、荷電粒子、例えば、電子によっ
て形成される荷電粒子ビームに磁場を与え、この荷電粒
子ビームを増幅する装置である。
従来、この種のウイグラー装置には、第４図に示すよ
うに、複数の永久磁石対を用いたもの、あるいは、第２
図に示すように、複数のレーストラック型コイル対を含
む偏向用電磁石対を用いたものがある。
うに、複数の永久磁石対を用いたもの、あるいは、第２
図に示すように、複数のレーストラック型コイル対を含
む偏向用電磁石対を用いたものがある。
いずれの場合にも、荷電粒子ビームは永久磁石対又は
偏向用電磁石対に形成された空隙内に導かれ、永久磁石
対又は偏向用電磁石対間の磁場によって偏向を受けなが
ら入射側から出射側へ走行する。永久磁石対又は偏向用
電磁石対によって発生される磁場は、隣接する磁場に対
して互いに逆方向となるように、荷電粒子の走行方向に
対して垂直に印加されている。
偏向用電磁石対に形成された空隙内に導かれ、永久磁石
対又は偏向用電磁石対間の磁場によって偏向を受けなが
ら入射側から出射側へ走行する。永久磁石対又は偏向用
電磁石対によって発生される磁場は、隣接する磁場に対
して互いに逆方向となるように、荷電粒子の走行方向に
対して垂直に印加されている。
この結果として、荷電粒子ビームはウイグラー装置内
で第４図に示すように、蛇行走行移動を形成しながら走
行する。
で第４図に示すように、蛇行走行移動を形成しながら走
行する。
一方、偏向用電磁石対を用いたウイグラー装置では、
ある程度の幅を持って入射してくる荷電粒子ビームを全
て同じ角度で曲げ、第２図に示すような蛇行走行軌道を
形成することができる。
ある程度の幅を持って入射してくる荷電粒子ビームを全
て同じ角度で曲げ、第２図に示すような蛇行走行軌道を
形成することができる。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、第２図に示すように、偏向用電磁石対
を用いたウイグラー装置では、第１番目のコイルで曲げ
られた荷電粒子ビームは、第２番目の中央のコイルでは
コイルの中心とずれた軌道を通る。コイルの長軸（以
下、コイル軸と呼ぶ）方向の磁場分布は第３図に示すよ
うに、コイルの中心位置において不均一である。
を用いたウイグラー装置では、第１番目のコイルで曲げ
られた荷電粒子ビームは、第２番目の中央のコイルでは
コイルの中心とずれた軌道を通る。コイルの長軸（以
下、コイル軸と呼ぶ）方向の磁場分布は第３図に示すよ
うに、コイルの中心位置において不均一である。
従って、ある程度の幅を有する荷電粒子ビームに対し
て均一に磁場を印加させることができないという欠点が
あった。
て均一に磁場を印加させることができないという欠点が
あった。
従って、本発明の技術的課題は、上記欠点を除去し、
荷電粒子ビーム軌道上では磁場の均一性が向上するウイ
グラー装置を提供することにある。
荷電粒子ビーム軌道上では磁場の均一性が向上するウイ
グラー装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明によると、荷電粒子の蛇行走行軌道を規定する
複数のコイルを有し、各コイルは荷電粒子の蛇行走行軌
道と実質上直角に交差するコイル軸を備え、且つ、各コ
イルが互いに平行になるように配置したウィグラー装置
において、 前記複数のコイルの内、特定のコイルのコイル軸を他
のコイルに対して相対的に前記コイル軸方向に変位さ
せ、これによって前記蛇行走行軌道は実質上前記特定コ
イルの軸方向中心を通るようにしたことを特徴とするウ
ィグラー装置が得られる。
複数のコイルを有し、各コイルは荷電粒子の蛇行走行軌
道と実質上直角に交差するコイル軸を備え、且つ、各コ
イルが互いに平行になるように配置したウィグラー装置
において、 前記複数のコイルの内、特定のコイルのコイル軸を他
のコイルに対して相対的に前記コイル軸方向に変位さ
せ、これによって前記蛇行走行軌道は実質上前記特定コ
イルの軸方向中心を通るようにしたことを特徴とするウ
ィグラー装置が得られる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図を参照すると、本発明の一実施例のウイグラー
装置は、第２図と同様に、荷電粒子、例えば、電子を蛇
行軌道に沿って入射側から出射側まで走行させるもの
で、３極のレーストラック型コイル１を有している。
装置は、第２図と同様に、荷電粒子、例えば、電子を蛇
行軌道に沿って入射側から出射側まで走行させるもの
で、３極のレーストラック型コイル１を有している。
レーストラック型コイル１は第２図の場合と同様に、
３極平行で、各コイルによって発生される磁場の向きが
互いに交互にになるように配置されている。しかしなが
ら、第１図に示されたコイル１の内、特定のコイル、こ
こでは中央位置に配置されたコイル１をコイル１の軸方
向に他のコイル１に対し相対的に蛇行軌道に沿って移動
させている。
３極平行で、各コイルによって発生される磁場の向きが
互いに交互にになるように配置されている。しかしなが
ら、第１図に示されたコイル１の内、特定のコイル、こ
こでは中央位置に配置されたコイル１をコイル１の軸方
向に他のコイル１に対し相対的に蛇行軌道に沿って移動
させている。
このような構成では、荷電粒子ビームが、幅を持って
入射側の第１のコイル１の軸方向中心位置に入射され、
蛇行走行軌道を形成した場合、その蛇行走行軌道は中央
の第２のコイル１の中心位置を通ることになる。このた
め、荷電粒子ビームがある程度幅を有していても、中央
の第２のコイル１のにおいて荷電粒子ビームには均一な
磁場が印加されることになる。
入射側の第１のコイル１の軸方向中心位置に入射され、
蛇行走行軌道を形成した場合、その蛇行走行軌道は中央
の第２のコイル１の中心位置を通ることになる。このた
め、荷電粒子ビームがある程度幅を有していても、中央
の第２のコイル１のにおいて荷電粒子ビームには均一な
磁場が印加されることになる。
［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、本発明を用いると荷電
粒子ビームが幅が持って入射する時でも、荷電粒子ビー
ムの軌道上では磁場の均一性が向上するという効果があ
る。
粒子ビームが幅が持って入射する時でも、荷電粒子ビー
ムの軌道上では磁場の均一性が向上するという効果があ
る。
第１図は本発明の一実施例に係るウィグラー装置のコイ
ルの配置構成を示す図、 第２図は従来のウィグラー装置のコイルの配置構成を示
す図、 第３図は第２図のコイルの軸方向と磁束密度との関係を
示す図、 第４図は従来の偏向用電磁石を有するウィグラー装置を
説明する図である。 図中 １……レーストラック型コイル。
ルの配置構成を示す図、 第２図は従来のウィグラー装置のコイルの配置構成を示
す図、 第３図は第２図のコイルの軸方向と磁束密度との関係を
示す図、 第４図は従来の偏向用電磁石を有するウィグラー装置を
説明する図である。 図中 １……レーストラック型コイル。
Claims (1)
- 【請求項１】荷電粒子の蛇行走行軌道を規定する複数の
コイルを有し、各コイルは荷電粒子の蛇行走行軌道と実
質上直角に交差するコイル軸を備え、且つ、各コイルが
互いに平行になるように配置したウィグラー装置におい
て、 前記複数のコイルの内、特定のコイルのコイル軸の他の
コイルに対して相対的に前記コイル軸方向に変位させ、
これによって前記蛇行走行軌道は実質上前記特定コイル
の軸方向中心を通るようにしたことを特徴とするウィグ
ラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11368389A JP2700687B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ウィグラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11368389A JP2700687B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ウィグラー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293699A JPH02293699A (ja) | 1990-12-04 |
| JP2700687B2 true JP2700687B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=14618533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11368389A Expired - Fee Related JP2700687B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ウィグラー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2700687B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP11368389A patent/JP2700687B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02293699A (ja) | 1990-12-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |