JPS63224230A - X線露光装置 - Google Patents

X線露光装置

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Publication number
JPS63224230A
JPS63224230A JP62057249A JP5724987A JPS63224230A JP S63224230 A JPS63224230 A JP S63224230A JP 62057249 A JP62057249 A JP 62057249A JP 5724987 A JP5724987 A JP 5724987A JP S63224230 A JPS63224230 A JP S63224230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
field distribution
electromagnet
poles
correcting coils
Prior art date
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Pending
Application number
JP62057249A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Honjo
本荘 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS63224230A publication Critical patent/JPS63224230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Particle Accelerators (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子蓄積リングまたは加速リングの偏向電磁石の磁極面
間に磁場分布補正用コイルを配置して、広範囲の磁場強
度に対して磁場分布を補正できる機構をもち、一様で安
定なX線源を有するX線露光装置を提起する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体基板上に微細回路パターンをシンクロト
ロン放射光を用いて転写するX線露光装置に関する。
電子蓄積リングはサブミクロンの超微細リングラフィに
必要なX線露光光源として用いられている。
また、加速リングは前段入射器から入射された低エネル
ギ(数10〜数100 MeV )の電子を高エネルギ
(約I GH2)まで加速して電子蓄積リングに供給す
る。
超高真空に保たれた電子蓄積リングを電子は光速に近い
速度で何時間も回り続け、放射光はリングに設けられた
偏向電磁石の位置で電子ビームが偏向されることで発せ
られ、露光用X線源とじて利用される。
〔従来の技術〕
第4図は電子蓄積リングまたは加速リングの偏向電磁石
の斜視図である。
図において、偏向電磁石1はヨークIYと、ポールIP
よりなり、ポールIPの間隙内に電子ビームの軌道面が
存在する。
図において、ビーム軌道方向をS、ビーム軌道と磁束に
直交する方向をXとする。
第5図<11、(2)はそれぞれ偏向電磁石の磁場が低
磁場のときのS方向と、X方向の磁場分布を示す図であ
る。
図において、ポール中心における磁場強度を80 とす
る。
偏向電磁石の磁場が数100 G (ガウス)の低磁場
のときは偏向電磁石のポール、ヨークにおける残留磁場
によりS方向と、X方向の磁場分布は図のように歪む。
第6図(1)、(2)はそれぞれ偏向電磁石の磁場が高
磁場のときのS方向と、X方向の磁場分布を示す図であ
る。
特に、装置を小型化する理由で、偏向電磁石を15〜1
8 KGの高磁場で使用するときは偏向電磁石のポール
、ヨーク内の磁束の飽和によりS方向と、X方向の磁場
分布は図のように歪む。
第6図+1)において、偏向電磁石を磁場を大きくして
ゆくと、ビーム軌道面内磁場分布において、ポール中心
の平坦部は短(なり、電子ビームを曲げることに働く磁
場の有効長1 artは急激に減少する。
第7図は偏向M1磁石の磁場の有効長1arrと磁場B
の関係を示す図である。
ここで、II aftはB (s)をSに沿って積分し
た値を、ポール中心における磁場強度Boで割った値で
定義される。
この装置においてはB〜12 X0以上になると、1 
affが急減することが分かる。
以上説明した磁場分布を補正するために従来技術では、
偏向電磁石の磁極面の形状を最適の磁場分布になるよう
に加工していた。
すなわち、磁極面に凹凸をつけて磁束分布を変えて、電
子ビームの軌道面上に均一な磁場分布を得るように磁極
面を加工していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような磁極形状を調節する方法では、所望する磁
場が低磁場から高磁場におよぶ場合に、磁極形状は磁場
の大きさにより変化させないと最適磁場分布が得られな
いため、1つの磁極形状で広範囲にわたる最適磁場分布
を得ることはできなかった。
一様な磁場分布を広範囲で得るためには、磁極面を広く
し、ポール、ヨークでの高磁場強度のときの磁気飽和を
緩和するため、ポール幅、ヨーク幅を広くする方法がと
られていた。
しかし、この方法で得られる磁場分布の一様性も限度が
あり、かつ電磁石は寸法が大きくなるため重量も増え、
高価となる。
また、磁気飽和を避けるために低い磁場強度(10〜1
2 KG)で使用してもよいが、低い磁場では偏向半径
が大きくなり、従ってリングは大型化されることになる
リング全体を小さくし、安価で小型のX線源を得るに・
は、上記の問題点の解決が必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決は、シンクロトロン放射光を発する電
子蓄積リングに設けられた、電子ビームを偏向する偏向
電磁石の磁極面間に磁場分布補正用コイルを配置してな
り、該磁場分布補正用コイルは、あらかじめ測定済みの
偏向電磁石の磁場分布に対し、所望の磁場分布よりのず
れを補正できる磁場を発生でき、かつ偏向電磁石の励起
状態に同期をとって電流を流すようにした駆動回路によ
り駆動されるX線露光装置により達成される。
〔作用〕
本発明は電子ビーム軌道面内において一様な磁場分布が
得られるように、偏向電磁石のボール間隙に補正用コイ
ルを挿入し、電子ビーム軌道方向の磁場分布とこれに垂
直な磁場分布を同時に補正できるようしたものである。
第1図(1)〜(3目よ本発明の構成図で、それぞれ偏
向?i[石、X方向の補正用コイル、S方向の補正用コ
イルの斜視図である。
図において、X方向の補正用コイル2xと、S方向の補
正用コイル2sはボールlPの間隙に、上下ボールに近
接して1個づつ挿入されて構成される。
第2図(11〜(5)は本発明を説明するX方向のボー
ル断面と磁場分布図である。
第2図(1)はX方向のボール断面図で、第2図(2)
は第2図(11に対応する高磁場のときのX方向の磁場
B (x)の分布図である。
第2図(3)はX方向の補正用コイル2xを付加した場
合のボール断面図で、第2図(4)は補正用コイル2X
のみに電流を流した場合のX方向の磁場B (x)の分
布図である。
第2図(2)、(4)の磁場を重畳して第2図(5)に
示されるような一様な磁場を得る。
この場合、補正用コイルは以下のような構成と特徴をも
つ。
■ 複数の補正用コイルを配列し、各々に別の電流を流
すことにより、磁場分布はある範囲で任意に変えること
ができる。
■ 補正する磁場は数10ガウスであり、コイルを巻数
、数ターンで構成すれば、コイルに流す電流は数へでよ
い。
コイル巻線の太さ′によるが、密にコイルを配列すれば
、それだけ磁場補正の自由度は増す。
■ 補正用コイルに流す電流値は小さいので、放熱によ
る冷却だけでよい。
従ってコイル巻線自体を樹脂で固めれば、コイルの保持
は容易である。
■ 電子ビームの軌道方向の磁場分布の補正は第1図(
3)の補正用コイル2sを配置する。
〔実施例〕
第3図は本発明の詳細な説明する斜視図である。
図において、補正用コイル2はそれぞれ複数の、X方向
の補正用コイル2xと、S方向の補正用コイル2Sを図
示のように配列して、樹脂封止して形成される。
この例は、電子ビーム軌道面内において一様な磁場分布
が得られるように、偏向電磁石のボール間に多(の補正
用コイルを挿入したもので、その主な特徴はつぎのとお
りである。
■ 補正用コイルの両端を開放にしてボール間の磁場測
定を行いつつ、最適なコイルの組み合わせを選ぶように
した。
■ 電子ビーム軌道の方向とこれに垂直な方向の磁場分
布、すなわち、S方向とX方向の磁場分布を両方同時に
補正できるようにコイルを配置した。
以上の構造の補正コイルを電子蓄積リングまたは加速リ
ングの偏向電磁石の磁極間に、上下の磁極に近接して1
個づつ挿入し、駆動回路より偏向電磁石の励起状態に同
期して電流を流す。
ここで、個々の補正コイルに流す電流値は磁場が一様に
なるような値に前もって較正しておく。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、電子蓄積リ
ングまたは加速リングの偏向電磁石の磁場の広い範囲に
わたって、所定の磁場分布が得られるように補正するこ
とができる。
従って、偏向電磁石は磁気飽和が生ずる高磁場まで使用
でき、リングの外形を小さくできる。
また、偏向電磁石の大きさも小型化することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(1)〜(3)は本発明の構成図で、それぞれ偏
向電磁石、X方向の補正用コイル、S方向の補正用コイ
ルの斜視図、 第2図(1)〜(5)は本発明を説明するX方向のボー
ル断面と磁場分布図、 第3図は本発明の詳細な説明する斜視図、第4図は電子
菩積リングまたは加速リングの偏向電磁石の斜視図、 第5図(1)、(2)はそれぞれ偏向電磁石の磁場が低
磁場のときのS方向とX方向の磁場分布を示す図、 第6図(11、(2)はそれぞれ偏向電磁石の磁場が高
磁場のときのS方向とX方向の磁場分布を示す図、 第7図は偏向電磁石の磁場の有効長1 aftと磁場B
の関係を示す図である。 図において、 lは偏向電磁石、 IYはヨーク、 IPはボール、 2は補正用コイル、 2xはX方向の補正用コイル、 2sはS方向の補正用コイル $1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シンクロトロン放射光を発する電子蓄積リングまたは電
    子蓄積リングに加速した電子を供給する加速リングに設
    けられた、電子ビームを偏向する偏向電磁石の磁極面間
    に磁場分布補正用コイルを配置してなり、 該磁場分布補正用コイルは、あらかじめ測定済みの偏向
    電磁石の磁場分布に対し、所望の磁場分布よりのずれを
    補正できる磁場を発生でき、かつ偏向電磁石の励起状態
    に同期をとって電流を流すようにした駆動回路により駆
    動されることを特徴とするX線露光装置。
JP62057249A 1987-03-12 1987-03-12 X線露光装置 Pending JPS63224230A (ja)

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JP62057249A JPS63224230A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 X線露光装置

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JPS63224230A true JPS63224230A (ja) 1988-09-19

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JP62057249A Pending JPS63224230A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 X線露光装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119101A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Hitachi Ltd 磁場制御装置及び偏向電磁石装置
JP5112571B1 (ja) * 2012-02-13 2013-01-09 三菱電機株式会社 セプタム電磁石および粒子線治療装置
CN104684238A (zh) * 2015-03-17 2015-06-03 中国原子能科学研究院 一种永磁束晕处理非线性磁铁

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