JPH01307197A - 荷電粒子装置 - Google Patents

荷電粒子装置

Info

Publication number
JPH01307197A
JPH01307197A JP63137288A JP13728888A JPH01307197A JP H01307197 A JPH01307197 A JP H01307197A JP 63137288 A JP63137288 A JP 63137288A JP 13728888 A JP13728888 A JP 13728888A JP H01307197 A JPH01307197 A JP H01307197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
coils
coil
deflecting electromagnet
superconducting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63137288A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Yamamoto
俊二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63137288A priority Critical patent/JPH01307197A/ja
Publication of JPH01307197A publication Critical patent/JPH01307197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Accelerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、荷電粒子ビーム例えば電子ビームの加速器
又は蓄積リングなどの荷電粒子装置に関し、特に、超電
導破壊の生じKくい超電導偏向電磁石を有する荷電粒子
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は、例えば、日本化学技術情報センター1984
年9月発行つ、ヨシ力ズ ミャハラ(Yoshikaz
u Miyahara)、:7−ジ タカタ(Koji
Takata)およびテッヤ ナヵニシ(Tetsuy
a NaKanishi)によるl5SPの技術報告(
Techical Report ofISSP)42
1 、rシンクロトロン放射のための超114レースト
ラック醒子畜積リングおよび共存インジェクタ・マイク
ロトロン(Superconduct ingRace
track Electron Strage Rin
g and CoexistentInjector 
Microtron for 5ynchrotron
 Radiation)Jに記載された従来の荷電粒子
装置を示し、図において、荷電粒子を蓄積する荷電粒子
装置としての蓄積リング(1)内に、入射部ビームライ
ン(2)に沿って荷電粒子(例えば醒子)が導入される
。荷電粒子を偏向して平衡軌道(4)を形成するための
超電導の偏向電磁石(3)は、後述する偏向コイルの組
合わせにより構成されている。
荷電粒子を偏向電磁石(3)で偏向する際に発生する放
射光は、放射光ビームライン(5)K沿って取出される
。この放射光は、シンクロトロン放射光(SOR:5y
nchrotron 0rbital Radiati
on )と呼ばれ、外部に取出されてリソグラフィなど
に利用される。一般に、放射光ビームライン(5)は、
装置の利用効率を高めるため、偏向電磁石(3)に沿っ
て多数設けられているが、ここでは各偏向電磁石(3)
にそれぞれ1本のみを示し、他は省略している。
その他、蓄積リング(1)内の荷電粒子を集束させるた
めの四極亀碍石(6)、偏向電磁石(3)の非線形磁場
またはクロマティシティを補正するための大極電磁石(
7)、放射光の放出による荷電粒子のエネルギ損失を補
い所定のエネルギに加速するための高周波空洞(8)、
荷電粒子を入射ビームライン(2)から入射させる際に
平衡軌道(4)をずらせて入射を助けるためのキツカ(
9)、荷電粒子の通路となる真空ドーナツ(10)、荷
電粒子を入射部ビームライン(2)から蓄積リング(1
)内に入射させるためのインフレクタ(11)、および
真空ドーナツ(10)内を高真空に保つための真空ポン
プ(12)等が平衡軌道(4)に沿って配設されている
なお、真空ドーナツ(10)は機械的強度が高(、かつ
、ベーキングが容易なステンレス材で形成されている。
また、真空ドーナツ(10)の円部は真空ポンプ(12
)により超高真空に保たれており、荷電粒子が気体分子
に衝突してエネルギを失って寿命が短くなることを防止
している。
第6図〜第8図は偏向電磁石(3)を示し、偏向電磁石
(3)は、1対の超電導の偏向コイル(3−1)、(3
2)からなっており、(31)は上コイル、(32)は
下コイルである。なお、上、下コイル(31)、(32
)(31)、(32)に流れる電流の方向、矢印nは平
衡軌道(4)上の電子ビームの進行方向を示している。
また、第7図および第8図から明らかなように、平衡軌
道(4)は、極座標Rθ(z=o)の平面上に半径凡 イル(31)、(32)のそれぞれ内側半径及び外側半
径である。
次に、第5図乃至第8図に示した従来の荷電粒子装誰の
動作について説明する。
入射部ビームライン(2)から蓄積リング(1)内に入
射された荷電粒子は、インフレクタ(11) Kよりパ
ルス的に偏向され、かつ、キツカ(9)により軌道がず
らされる。従って、荷電粒子は、最初は平衡軌道(4)
から少しずれた軌道上を周回し、何周回か後に、平衡軌
道(4)上を矢印n方向に局回し続けるようになる。こ
の平衡軌道(4)は、偏向電磁石(3)お(31)、(
32)で発生する主磁場は−z (−、y )方向とな
り、平衡軌道(4)に流れる電流は、14子ビーム方向
nとは逆方向となる。従って、上、下コイル(31)、
 (32)間を通過する荷電粒子、すなP。
の曲率で曲げられる。この平衡軌道(4)の半径−但し
、P:電子の運動量 e:電子の電荷 By二上下コイル(31”)、(32)のy軸方向にお
ける発生磁界 なお、y軸は平衡軌道(4)に関する2軸と平行な軸で
あり、後述するX軸は平衡軌道(4)に関する極座標の
半径Rと同方向の軸である。
一方、高周波空洞(8)は荷電粒子を加速し、大極電磁
石(7)は偏向m磁石(3)の半径方向の磁場の不均一
さを補正したり、クロマティシティの補正を行う。
こうして平衡軌道(4) K沿って周回する荷電粒子は
、偏向電磁石(3)の磁界により偏向を受けると、制動
放射によるIr、磁波を放射光として、放射光ビームラ
イン(5)から平衡軌道(4)の接線方向に放射する。
以上、動作の概略を説明したが、超電導の偏向電磁石(
3)の上、下コイル(31)、(,32)はバナナ状の
複雑な形状をしており、コイル(31)、(32)それ
ぞれの囲む面は、第7図に示すように、外方に凸な、外
側円弧面(33)および内側円弧面(34)がある、こ
のうち、内側円弧面(34)は巻線時に巻張力を加える
ことがきわめて困難であり、所定位置に巻線を強固に固
定するため3には、コイル(31)、(32)の内側を
支持する巻枠(図示せ力のほかに、内側円弧面(34)
の外側を支持する何らかの構造物が必要となり、構造が
きわめて複雑な巻線装置となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の荷電粒子装置は以上のように構成されているので
、バナナ状の偏向コイルの巻線によって囲まれる巻回し
面に内側円弧面があるので、巻線を巻枠にうまく固定す
ることができず、線材の動きKよりクエンチが生じやす
く、巻線の信頼性が低下する。
この発明は上記のような問題薇を解消するため罠なされ
たもので巻線を巻枠に固定し易くできるとともに、クエ
ンチが発生しにくい超電導コイルを有する荷電粒子装置
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る荷電粒子装置は、巻線によつ【囲まれる
巻回し面が、外方に凸な外側円弧面と平面部との組合せ
によって形成されたコイルでなる超電導の偏向電磁石を
備えている。
〔作 用〕
この発明においては、偏向電磁石のコイルの巻回し面に
、内側円弧面、すなわち、へこんだ部分がないので、巻
線にいったん加えた巻テンションが巻回し作業中に抜け
ることがなく、強固な巻線ができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図〜第4図について説
明する。第1図は超電導の偏向電磁石(3)を形成する
上、下コイルの1つを示し、外コイル(21)、内コイ
ル(22)は、共に外方に凸の円弧面と平面とからなっ
ており、それぞれ外巻枠(23)、内巻枠(24)を用
いて巻回されている。矢印(K)はtiの向きを表わす
。符号Sで示す範囲は外コイル(21)と内コイル(2
2)の巻線重複域を表わす。
また、外コイル(21)と内コイル(22)の77ペア
ターンは同一である。
次に、第2図〜第4図に従って巻線の手順を説明する。
まず、第2図に示すように、円弧面と平面とで囲まれた
形状の内巻枠(24)に超電導線を巻回して内コイル(
22)を巻上げる。超電導線は、通常、巻線が動くこと
によって発生する超電導破壊(クエンチ)を極力避ける
ため、密巻される。
従って内コイル(22)の表面は巻線の有無による凹凸
がなく、はぼ平面状である。巻線を行う際には、超電導
線にはある張力を加える。例えばNbTi超亀導線の場
合、10〜2oゆ/−の巻張力を別枠(24)にはへこ
んだ部分がない。従って、張力を加えたままで容易に巻
回できる。
内コイル(22)を巻回した後、第3図のようK。
内コイル(22)を外巻枠(23)の凹部にはめ込んで
固定する。内コイル(22)と、内巻枠(24)と、外
巻枠(23)とは、一体の構造物となり、続いて行う外
コイル(21)の巻線固定のための巻枠となる。(22
)、(23)、(24)からなる構造物には、へこんだ
部分がほとんどない。従って、内コイル(22)の巻線
時と同様に、超電導線材を十分な張力により強固に固定
しながら巻回できる。
また・巻線重複領域(Slでは、アンペアターンが等し
く向きが逆の巻線が存在しているため、この部分の巻線
が発生する磁界はほぼ先金に相殺されている。従って、
等価的には従来のものと全く同一のコイルが形成されて
いることになり、発生磁界分布は従来のものと同一であ
り、磁界分布の性能は低下しない。
上記のコイルは、第4図のようK、上下に1対が配電さ
れて偏向Wll万石3)を構成し、その間に平衡軌道(
4)が位置する。
〔発明の効果〕
この発明は、以上の説明から明らかなように、偏向電磁
石を形成するコイルの巻線構造を、外方に凸な円弧面と
平面とで囲まれた形状としたので、巻線力を容易に超電
導線材に加えて巻線を行ことかできるので、クエンチが
生じKくく、高磁界を容易に発生することができる高性
能なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
要部概略平面図、第2図〜第4図は第1図のものの製作
手順を順に示す斜視図である。第5図は従来の荷電粒子
装置の平面図、第6図、第7図、第8図は第5図におけ
る偏向1m磁石のコイルのそれぞれ斜視図、平面図、側
面図である。 (3)・会偏向電磁石、(4)・働平衡軌道、(21)
・・外コイル、(22)・・内コイル、(31)、 (
32’)・・上・下コイル。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  荷電粒子が周回する平衡軌道をはさんで配置された上
    ・下コイルからなる超電導偏向電磁石を備えた荷電粒子
    装置において、外コイルと内コイルからなり巻線によつ
    て囲まれる巻回し面が外方に凸の円弧面と平面との組合
    せでなる前記上・下コイルを備えてなることを特徴とす
    る荷電粒子装置。
JP63137288A 1988-06-06 1988-06-06 荷電粒子装置 Pending JPH01307197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63137288A JPH01307197A (ja) 1988-06-06 1988-06-06 荷電粒子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63137288A JPH01307197A (ja) 1988-06-06 1988-06-06 荷電粒子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01307197A true JPH01307197A (ja) 1989-12-12

Family

ID=15195181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63137288A Pending JPH01307197A (ja) 1988-06-06 1988-06-06 荷電粒子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01307197A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03220500A (ja) * 1990-01-24 1991-09-27 Mitsubishi Electric Corp 荷電粒子偏向電磁石用コイル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03220500A (ja) * 1990-01-24 1991-09-27 Mitsubishi Electric Corp 荷電粒子偏向電磁石用コイル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4008030B2 (ja) アイソクロナスサイクロトロンから荷電粒子を抽出する方法及びこの方法を応用する装置
EP0306966A2 (en) Bending magnet
JPH0746640B2 (ja) シンクロトロン
US9986630B2 (en) Superconducting magnet winding structures for the generation of iron-free air core cyclotron magnetic field profiles
JPH01307197A (ja) 荷電粒子装置
JP3945601B2 (ja) 等時性サイクロトロン
KR20230119191A (ko) 초전도 코일 장치, 초전도 가속기 및 입자선 치료 장치
JP2004152557A (ja) イオン注入装置用分析マグネット
JP2520914B2 (ja) 荷電粒子装置
EP0209398B1 (en) A charged particle apparatus
JPH06103640B2 (ja) 荷電ビ−ム装置
JPH0821478B2 (ja) 荷電粒子装置
JP6460922B2 (ja) ビーム用超電導偏向電磁石およびそれを用いたビーム偏向装置
JP3007544B2 (ja) 偏向電磁石
JPH0753280Y2 (ja) Sor装置用偏向電磁石
KR20230118951A (ko) 초전도 코일 장치, 초전도 가속기 및 입자선 치료 장치
JPS63266800A (ja) 荷電粒子加速蓄積装置
JPS63224230A (ja) X線露光装置
JPH05198400A (ja) 荷電粒子ビーム装置
CA2227228C (en) Method for sweeping charged particles out of an isochronous cyclotron, and device therefor
JP2024022311A (ja) 多極電磁石
JPH02207499A (ja) 荷電粒子装置用偏向電磁石
JPH02201899A (ja) 荷電粒子装置用偏向電磁石
JP2001043998A (ja) 電磁石、及びそれを用いた円形加速器と円形加速器システム
KR0147040B1 (ko) 방사광 가속기용 6극전자석