JPS62268811A - ポリ弗化ビニリデン系フイラメント - Google Patents
ポリ弗化ビニリデン系フイラメントInfo
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- JPS62268811A JPS62268811A JP11166686A JP11166686A JPS62268811A JP S62268811 A JPS62268811 A JP S62268811A JP 11166686 A JP11166686 A JP 11166686A JP 11166686 A JP11166686 A JP 11166686A JP S62268811 A JPS62268811 A JP S62268811A
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、平滑性等の優れた釣糸、漁網等として好適な
ポリ弗化ビニリデン（ＰＶ叶という）系フィラメントに
関するものである。
ポリ弗化ビニリデン（ＰＶ叶という）系フィラメントに
関するものである。
（従来の技術）
ＰＶＤＦは、ナイロンやポリエステルに較べて、比重が
大きい、屈折率が小さい、吸水生が低い１表面張力が小
さい、耐候性、耐薬品性、Ｕ燃性に優れている等の特徴
を有し、 ＰＶＤＦ系フィラメント。
大きい、屈折率が小さい、吸水生が低い１表面張力が小
さい、耐候性、耐薬品性、Ｕ燃性に優れている等の特徴
を有し、 ＰＶＤＦ系フィラメント。
特にモノフィラメントは、釣糸、漁網等として使用され
ている。
ている。
しかしながら、このような用途に適する高強度。
特に高結節強度のＰＶＤＦ系フィラメントを得るには高
分子量のＰＶＤＦ系重合体を使用する必要があり。
分子量のＰＶＤＦ系重合体を使用する必要があり。
溶融粘度が著しく高くなって、流動性が低下し。
溶融紡糸するとフィラメントの表面に凹凸が生じて平滑
性が低下し、十分な強度特性を有するものが得られなか
ったり１製糸性や商品価値が低下するという問題があっ
た。
性が低下し、十分な強度特性を有するものが得られなか
ったり１製糸性や商品価値が低下するという問題があっ
た。
従来１強度特性の優れたＰＶＤＦ系フィラメントを得る
べく１種々検討されてきており、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリウレタン系、ポリアミド系又はポリエステル
系の可塑剤等を含有させることが提案されている（特公
昭５１−３２６６７号、特開昭５５−８４４１３号）が
、十分満足できる水準には至っていない。
べく１種々検討されてきており、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリウレタン系、ポリアミド系又はポリエステル
系の可塑剤等を含有させることが提案されている（特公
昭５１−３２６６７号、特開昭５５−８４４１３号）が
、十分満足できる水準には至っていない。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、平滑性及び光沢が良好で、製糸性がよく、容
易に、かつ安価に製造することができる強度特性の優れ
たＰＶＤＦ系フィラメントを提供しようとするものであ
る。
易に、かつ安価に製造することができる強度特性の優れ
たＰＶＤＦ系フィラメントを提供しようとするものであ
る。
（問題点を解決するための手段）
本発明の要旨は、 ＰＶＤＦ系重合体にポリオレフィン
を分散させた組成物からなるＰＶＤＦ系フィラメントに
ある。
を分散させた組成物からなるＰＶＤＦ系フィラメントに
ある。
本発明において、 ＰＶＤＦ系重合体としてはＰＶＤＦ
ホモポリマーのほか、弗化ビニリデンを主成分とし。
ホモポリマーのほか、弗化ビニリデンを主成分とし。
これにテトラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオ
ロエチレン、弗化ビニル、ヘキサフルオロプロピレン、
パーフルオロイソプロポキシエチレン等を共重合成分と
したＰＶＤＦ系コポリマーが用いられ、これらは混合物
として用いてもよい。
ロエチレン、弗化ビニル、ヘキサフルオロプロピレン、
パーフルオロイソプロポキシエチレン等を共重合成分と
したＰＶＤＦ系コポリマーが用いられ、これらは混合物
として用いてもよい。
そして、十分な強度特性を発揮させるためには対数粘度
数（ジメチルホルムアミドを溶媒として。
数（ジメチルホルムアミドを溶媒として。
濃度０．５ｇ／ａ、３０℃で測定）が０．８以上、好ま
しくは１．０以上のものを用いることが望ましい。
しくは１．０以上のものを用いることが望ましい。
また１本発明におけるポリオレフィンとしてはエチレン
、プロピレン、ブテン−１，４−メチルペンテン−１等
のオレフィンモノマーの１種又は２種以上からの重合体
が挙げられるが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−４−メチルペンテン−１又はこれらを主成分とするポ
リオレフィンが好適である。
、プロピレン、ブテン−１，４−メチルペンテン−１等
のオレフィンモノマーの１種又は２種以上からの重合体
が挙げられるが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−４−メチルペンテン−１又はこれらを主成分とするポ
リオレフィンが好適である。
ポリオレフィンは、 ＰＶＤＦ系重合体にその溶融紡糸
以前の任意の段階で、動的混合機又は静的混合機を使用
して溶融混合される。
以前の任意の段階で、動的混合機又は静的混合機を使用
して溶融混合される。
混合温度あるいは紡糸温度は、２００〜３００℃、好ま
しくは２２０〜２８０℃とするのが適当である。
しくは２２０〜２８０℃とするのが適当である。
ポリオレフィンの配合量は製糸性及びフィラメントの物
性・外観を考慮して、 ０．０１〜１．０重量％。
性・外観を考慮して、 ０．０１〜１．０重量％。
好ましくは０．０３〜０．５重量％とするのが適当であ
る。
る。
もちろん、ポリオレフィンを多量に含有した組成物をつ
（す、ポリオレフィンを含有しないＰＶＤＦ系重合体で
希釈する。マスターポリマー法を採用してもよい。
（す、ポリオレフィンを含有しないＰＶＤＦ系重合体で
希釈する。マスターポリマー法を採用してもよい。
なお、 ｐｖ叶系重合体に熱安定剤１着色剤、抗酸化剤
、可塑剤等の添加剤を含有させてもよいことはいうまで
もない。
、可塑剤等の添加剤を含有させてもよいことはいうまで
もない。
ポリオレフィンを分散したｐｖ叶系重合体組成物からフ
ィラメントを製造するには、この組成物を常法により溶
融紡出し、紡出糸条を不活性の液体又は気流中で冷却固
化させて未延伸フィラメントとし１次いでこれを常法に
より延伸すればよい。
ィラメントを製造するには、この組成物を常法により溶
融紡出し、紡出糸条を不活性の液体又は気流中で冷却固
化させて未延伸フィラメントとし１次いでこれを常法に
より延伸すればよい。
溶融紡出糸条の冷却に際して、溶融紡出糸条に空気、窒
素等の不活性ガスを吹きつけた後、糸条が冷却されて結
晶化を開始する前の位置で一１０〜８０℃の液体冷却浴
に導入すると、太さ斑のない均一なフィラメントが得ら
れて好ましい。
素等の不活性ガスを吹きつけた後、糸条が冷却されて結
晶化を開始する前の位置で一１０〜８０℃の液体冷却浴
に導入すると、太さ斑のない均一なフィラメントが得ら
れて好ましい。
未延伸フィラメントの延伸は１通常、多段熱延伸法で行
われ１例えば、１２０〜１８０℃の液体又は気体浴中で
３〜６倍程度に第１段延伸し１次いで１４０〜２００℃
の気体又は液体浴中で全延伸倍率が５〜７倍程度となる
ように第２段以降の延伸をすることにより行われる。延
伸に続いて、必要に応じて熱セットあるいはリラックス
処理が施される。
われ１例えば、１２０〜１８０℃の液体又は気体浴中で
３〜６倍程度に第１段延伸し１次いで１４０〜２００℃
の気体又は液体浴中で全延伸倍率が５〜７倍程度となる
ように第２段以降の延伸をすることにより行われる。延
伸に続いて、必要に応じて熱セットあるいはリラックス
処理が施される。
（実施例）
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例
対数粘度数１．２０のＰＶＤＦホモポリマーチップと微
粉末状のポリエチレンとをトライブレンドし。
粉末状のポリエチレンとをトライブレンドし。
２軸スクリユ一型溶融紡糸機を用い、紡糸温度２６０℃
で、４本のモノフィラメントを同時に溶融紡出し、紡出
モノフィラメントに紡糸口金直下において温度２０℃の
空気を円周方向から０．８ ｍ／秒の速度で吹きつけた
後、紡糸口金面から水面までのＲμ離が３０ｃｍとなる
ように設置された。長さ２ｍの水浴中に導入して冷却固
化して８ｍ／分の速度で引き取った。未延伸フィラメン
トを巻き取ることなく引き続いて１６５℃のグリセリン
浴中で延伸倍率４．８倍の第１段延伸を行い、さらに１
７２℃のグリセリン浴中で全延伸倍率が６．７倍となる
ように第２段延伸を行い、直径０．３５ｎｍのモノフィ
ラメント４本を別々に巻き取った。
で、４本のモノフィラメントを同時に溶融紡出し、紡出
モノフィラメントに紡糸口金直下において温度２０℃の
空気を円周方向から０．８ ｍ／秒の速度で吹きつけた
後、紡糸口金面から水面までのＲμ離が３０ｃｍとなる
ように設置された。長さ２ｍの水浴中に導入して冷却固
化して８ｍ／分の速度で引き取った。未延伸フィラメン
トを巻き取ることなく引き続いて１６５℃のグリセリン
浴中で延伸倍率４．８倍の第１段延伸を行い、さらに１
７２℃のグリセリン浴中で全延伸倍率が６．７倍となる
ように第２段延伸を行い、直径０．３５ｎｍのモノフィ
ラメント４本を別々に巻き取った。
溶融紡糸を開始してから２４時間後の延伸モノフィラメ
ントの強伸度を第１表に示す。
ントの強伸度を第１表に示す。
また、これらの延伸モノフィラメントの表面状態を顕微
鏡で観察するとともに手触りで確かめたところ２本発明
の実施例で得られたモノフィラメントはいずれも表面に
凹凸がな（、良好な光沢を示した。これに対してポリエ
チレンを添加しない比較例のモノフィラメントでは、オ
レンジピール（みかん肌）状であった。
鏡で観察するとともに手触りで確かめたところ２本発明
の実施例で得られたモノフィラメントはいずれも表面に
凹凸がな（、良好な光沢を示した。これに対してポリエ
チレンを添加しない比較例のモノフィラメントでは、オ
レンジピール（みかん肌）状であった。
第１表
（発明の効果）
本発明によれば、平滑性が良好で、製糸性がよく、容易
に、かつ安価に製造することができる強度特性及び光沢
の優れたＰＶＤＦ系フィラメントが提供かれる。
に、かつ安価に製造することができる強度特性及び光沢
の優れたＰＶＤＦ系フィラメントが提供かれる。
Claims (3)
- （１）ポリ弗化ビニリデン系重合体にポリオレフィンを
分散させた組成物からなるポリ弗化ビニリデン系フィラ
メント。 - （２）ポリオレフィンがポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリ−４−メチルペンテン−１又はこれらを主成分と
するポリオレフィンである特許請求の範囲第１項記載の
ポリ弗化ビニリデン系フィラメント。 - （３）ポリオレフィンが組成物の０．０１〜１．０重量
％を占める特許請求の範囲第１項又は第２項記載のポリ
弗化ビニリデン系フィラメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166686A JPS62268811A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | ポリ弗化ビニリデン系フイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166686A JPS62268811A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | ポリ弗化ビニリデン系フイラメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62268811A true JPS62268811A (ja) | 1987-11-21 |
Family
ID=14567103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11166686A Pending JPS62268811A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | ポリ弗化ビニリデン系フイラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62268811A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6170192B1 (en) | 1996-06-05 | 2001-01-09 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Leader for fly fishing |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP11166686A patent/JPS62268811A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6170192B1 (en) | 1996-06-05 | 2001-01-09 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Leader for fly fishing |
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