JPS62268676A - 紙送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子タイプライタ等の紙送り装置に関するも
のである。

従来の技術 従来、種々の電子タイプライタ等の７紙送り装置が開発
されている。例えば、連続回転するモータに適当な減速
装置を設け、間欠送り機構と組み合わせることにより紙
送りする装置がある。一方、駆動モータにステッピング
モータを用いて簡単な減速装置により紙送りする装置が
ある。

発明が解決しようとする間層点 ところが、このような従来装置において、前者の装置は
機構が複雑になり、しかも印字行送り速度かや＼遅く、
また間欠動作するため、連続して用紙を送るときに滑ら
かな動作とは決して言えない。これに対し、後者の装置
の場合は、上記のような欠点は解消されているが、ステ
ッピングモータの制御駆動方法を工夫しないと、モータ
への励磁通電が何かの作用で断たれた場合、用紙の印字
行（用紙を送る方向）のずれが起こりうる。また、使用
者が手動で任意に行送り動作をする場合に紙送り動作し
ない状態においてもステッピングモータに保時のだめの
励磁通電をしておかないと、手勤行送り動作の前後で行
送りずれが発生してしまう。紙送り動作以外に保持用に
通電する方法は消費電流が極端に増加し、その実現は困
難であるし、小型の電池駆動の電子タイプライタには電
池寿命の面で不利となるものであった。

このように従来の紙送り装置は、その機構が複雑であり
、行送り速度かや＼遅く、間欠動作するために連続して
用紙を送る場合に不自然があり、またモータの通電をし
ゃ断したシ、使用者が手動で行送り動作をするとその動
作の前後で行送りずれを起こすという問題を有していた
。

本発明は上記問題点に鑑み、モータへの通電がしゃ断さ
れても印字行ずれを起こさず、モータ非通電時に使用者
が手動で任意に行送りを正確知行うことのできる紙送り
装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の紙送り装置は、印
字用紙の印字行送りを行なう紙送りローラと、紙送り駆
動力を発生させるステッピングモータと、ステッピング
モータの回転力を紙送りローラに伝える駆動伝達手段と
、紙送りローラを手動で正確な印字行合わせができ、且
つステッピングモータの励磁時の保持位置とディテント
位置が一致するディテント機構手段を備え、ディテント
機構手段のディテント歯の１歯分を駆動させるステッピ
ングモータのステップパルス数がステップ相数の整数倍
になるように設定したことを特徴とするものである。

作用 本発明は上記した構成によって、モータへの通電をしゃ
断されても、またモータ非通電時に使用者が手動で任意
に行送り動作をしても、モータの励磁時の保持位置の励
磁コイルはディテント位置と常に一定位置にあり、電流
しゃ断後、次に通電した時の励磁相が変化しないので、
印字行ずれを起こすことはなくなる。ゆえに、使用者は
手動で任意に行送りを正確に行なうことができるのであ
る。

実施例 以下本発明の一実施例の紙送り装置について、図面を参
照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における紙送り装置を示すもの
である。１１は印字用紙であり、この印字用紙１１は図
示しない印字ヘッドが紙面横方向に駆動され、遂時印字
される。印字用紙１１は、紙送りローラ１２と紙送りロ
ーラ方向にばね付勢された紙押えロー２１３間に挟持さ
れている。印字用紙１１は紙送りローラ１２が回転する
ことにより印字行送りされる。また前記紙送りローラ１
２の軸部の一端付近ては、紙送シギャ１４が同軸的に一
体に設けられ、モータギヤ１５に連結するように噛合さ
れている。そして、そのモータギヤ１６は、ステッピン
グモータ１６の回転軸に同軸的に固定されている。従っ
て、前記印字用紙１１ば、ステッピングモータ１６が駆
動されることによりモータギヤ１５１紙送りギヤ１４を
介して回転力が伝わり、紙送りロー２１２によシ行送り
される。

また前記紙送りギヤ１４の一側面には、ディテント歯が
形成されており、それに噛合するように板ばね材で形成
されたディテントばね１了が図示しないフレームに設け
られる。第２図にディテント機溝部の拡大図を示しその
噛合の状態を示す。第２図人は紙送りギヤ１４が回転し
ている過程のディテント位置に静止していない状態で、
第２図Ｂは紙送りギヤ１４がディテント位置に静止して
いる状態であり、その位置がステッピングモータ１６の
励磁時の保持位置と一致するようにディテントはね１７
が図示しないフレームに設けられている。

そして第１図の舐送りローラ１２の軸部の一端には、ノ
ブ１８が同軸的に固定され、これは使用者が手動で印字
用紙１１の印字行送りを任意に且つ正確に行なうことが
できるものである。また第３図に示すように、紙送りギ
ヤ１４に形成されているディテントセパレーションは、
そのディテント１歯分がステッピングモータ１６のステ
ップパルス数、８パルス回転分と同じになるように設定
されており、つまりこのステッピングモータ１６ば４＋
口であるので、ディテント１歯分を駆、動させるステッ
ピングモータ１６のステップパルス数は相数（４４：１
１）の整数倍（２倍）になっている。

第３図にディテントセパレーションとステッピングモー
タ１６の駆動ステップパルス数の関係を示す。前記のよ
うにディテント１歯分はステッピングモータ１６の８パ
ルス駆動分になっている。

まだ、印字用紙１１の印字行を１行送るのにステッピン
グモータ１６の駆動ステップパルス数は４８パルス、１
−＞行で７２パルス、２行で９６パルスと、２行で２４
パルスの設定になっている。

言いかえるならば、印字用紙１１の印字行を２行送るの
にディテント３歯分１紙送りギヤ１４を回転させること
になる。

本実施例のような紙送シ装置によれば、ステッピングモ
ータ１６を使用して構成しているが、印字用紙１１の印
字行送りのディテント位置をステッピングモータ１６の
励磁時の保持位置に一致させ、そのディテント１歯分の
紙送りギヤ１４の回転分、つまりステッピングモータ１
６のステップパルス数ｔステッピングモータ１６の相数
の整数倍に設定しているので、ステッピングモータ１６
への通電をしゃ断し、使用者が任意に手動で行送り動作
を行なっても、行ずれを起こさないことになる。

発明の効果 以上のように本発明は、印字用紙の印字行送りを行なう
紙送りローラと、紙送り駆動力を発生させるステッピン
グモータと、ステッピングモータの回転力を紙送りロー
ラに伝える駆動伝達手段と、紙送りローラを手動で正確
な印字行合わせができ、且つステッピングモータの励磁
時の保時位置とディテント位置が一致するディテント機
構手段で構成され、そのディテント機構手段のディテン
ト歯の１歯分を駆動させるステッピングモータのステッ
プパルス数がステップ相数の整数倍になるように設定し
たことにより、ステッピングモータに通電されずとも印
字行ずれを起こさず、使用者が手動で任意に印字行送り
を正確に行なうことができるものであり、これにより、
紙送９駆動にステッピングモータを用い、電池を電源と
するような小型の電子タイプライタやプリンタに好適の
紙送り装置を実現することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における紙送り装置の斜視図、
第２図（ｄ第１図のディテント機構部の拡大図、第３図
寸ディテントセパレーションとステッピングモータの駆
動ステップパルス数の関係を示す図である。 １１　・・・・印字用紙、１２・・・・・・舐送りロー
ラ、１３　・　ＩＬ’ｔ’ＩＩえローラ、１４−・・・
紙送りギヤ、１５　・・モータギヤ、１６・・・ステッ
ピングモータ、１７・・・・ディテントばね、１８　・
・・ノブ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　１・丘か１名
菓　１　図 第３図 閤１１１１合；占−」永分芯。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子タイプライタ等の紙送り装置であって、印字用紙の
   印字行送りを行なう紙送りローラと、紙送り駆動力を発
   生させるステッピングモータと、このステッピングモー
   タの回転力を前記紙送りローラに伝える駆動伝達手段と
   、前記紙送りローラを手動で正確な印字行合わせができ
   、且つ前記ステッピングモータの励磁時の保持位置とデ
   ィテント位置が一致するディテント機構手段を備え、前
   記ディテント機構手段のディテント歯の１歯分を駆動さ
   せる前記ステッピングモータのステップパルス数がステ
   ップ相数の整数倍になるように設定したことを特徴とす
   る紙送り装置。