JPS62268512A - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はムラシを行なうコーヒー沸し器に関する。

（ロ）従来の技術 一般においしいコーヒー液を得るには９０℃前後の熱湯
をコーヒー粉に一旦、適量注ぎ、この注がれた熱湯にて
コーヒー粉を膨潤せしめてムラシを行なうことによって
達成されるもので、この方法は例えば実公昭５８−５１
８７０号公報に開示されている。

しかしながら、この様な構成でｂると、膨潤している間
、ヒータへの通電が完全に遮断されるため、膨潤終了後
の熱湯供給時に前記ヒータへ通電されても熱盤の温度上
昇に時間がかかり、その結果給湯パイプの温度ト昇も這
くなりそれにより熱湯注出も遅れ、膨潤が終了したにも
かかわらず熱湯の供給が連続して行なわれないため、膨
潤下コーヒー粉が再び萎縮してしまい味の悪いコーヒー
液となる欠点を有していた。

そして、ヒータｌを有する熱盤はこのヒータのＯＮ−〇
ＦＦのために長時間の使用時において、劣化破損を起こ
すといった欠点を有していた。

そして、断る欠点を解消するｔ＜　’＜特願昭５９−９
３２９２号が同出題人によって発明されたが、この発明
はムラシの時にのみに使用する専用の抵抗が必要と笛れ
る欠点があった。

くハ）発明が解決しようとする問題点 そこで本発明は無駄のない効率の良いコーヒー沸し器を
提供することにある。

（二〉　問題点を解決するための手段 本発明は、ムランの時にムラン用のランプをヒータと直
列に接続して、このヒータの発熱量を給湯パイプ内に気
泡が発生しない程度にまで低下させるようにしたもので
ある。

（ホ）　作用 ムランの時に点灯するランプにて、このムラン時に給湯
パイプからコーヒー粉収納容器内に熱湯が供給されない
ようにヒータの発熱量を低下せしめるものである。

（へ）実施例 （１）はドリップ式コーヒー沸し器本体で、基台（２）
と、外基台（２）の上面−側に配設した水タンク（３〉
と、他側に形成移れたコーヒーポット（４）の＄ｉ賃台
（５）とから構成されている。（６）は保温板（７）を
介して前記載置台（５）に臨むアルミダイガツト類の熱
盤で、その下面にシーズ型のヒータ（８）を一部埋没し
ている。（９）は一端開口（１０）を逆止弁（１１）を
介して前記水タンク（３）の下部に連通し、他端開口（
１２）を前記コーヒーポンド（４）の上部に載置される
コーヒー粉収納容器（１３）の上方に臨ませた給湯パイ
プで、その途中部を前記熱盤（６）に前記ヒータ（８）
と近接する如く配設している。

（１５）はタイマーモータ等のタイマー（１６）の動作
を制御するツマミ、（１７）は、を源スイッチ、り１８
）はサーモスタットである。（１９）は前記水タンク（
３）の上面開口を施蓋する蓋体である。また前記給湯パ
イプ（９）には接続チューブ（２０）を配設している。

（２１）はムラシ表示用のネオンランプである。

次に電気回路を説明すると、（Ｅ）は商業用交流電源、
（２２）は前記タイマー（１６）にて制御されるタイマ
ースイッチ接片で第一接点（２２ａ）及び第二接点（２
２ｂ）へ切り換え可能となっている。前記第一接点（２
２ａ）は前記ランプ・（２１）を介して前記ヒータ（８
）に接続し、第二接点（２２ｂ）は１接前記ヒータ（８
）に接続している。前記タイマー（１６）はヒータ（８
）への通電開始直後は前記タイマースイッチ接片（２２
）を第二接点（２２ｂ）側へ約３０秒間（ｔｌ）切り換
え、その後約１５秒間（ｔ２）第一接点（２２ａ）側へ
切り換え、しかる後には第二接点（２２ｂ）側へ保温終
了まで切り換えるものである。（２５）は温度ヒュース
、（１８）は前記サーモスタット、（１７）は前記電源
スイ／チである。

また、前記ヒータ（８）は約１５Ω、そして前記ムラシ
表示用のネオンランプ（２１）はこのヒータ（８）より
も犬なる抵抗特性を有し、前記ヒータ（８）への単独通
電時には約６５０Ｗで発熱し、前記ヒータ（８）と前記
ランプ（２１）とが直列となったときには前記ヒータ（
８）は約５０Ｗで発熱する様に設定している。

断る構成による動作を説明すると、ツマミ（１５）を所
定の所へ回転せしめて、電源スイ・ンチ（１７）を閉成
すると、タイマースイッチ接片（２２〉は第二接点（２
２ｂ）側へ切り換わりヒータ（８）のみが約６５０Ｗで
発熱して給湯パイプ〈９）内の水を加熱して、気泡を発
生しつつ熱湯を順次コーヒー粉（Ｇ）へ注出する。この
注出で約３０秒（ｔｌ）経過すると、タイマースイッチ
接片＜２２）は第一接点（２２ａ＞側へ切り換わり前記
ヒータ（８）とランプ（２１〉とを直列接続せしめ、前
記ヒータ（８）を約５０Ｗにて発熱せしめる。

前記ヒータ（８）の５０Ｗの発熱においては、給湯パイ
プ（９）内の水は沸騰されずに気１包を発生せず、よっ
て前記コーヒー粉（Ｇ）には給湯されない。この給湯さ
れない約１５秒間（ｔ２）は、コーヒー粉の膨潤時間す
なわちムラシ時間となってランプ（２１）を点灯せしめ
て使用者にムラシであることを知らせる。と同時に熱盤
（６）及び給湯パイプ（９）の保温時間となっている。

そして、１５秒が経過すると前記タイマースイッチ接片
（２２）は再び第二接点（２２ｂ）側へ切り換わり、前
記ヒータ（８）を約６５０Ｗで連続発熱せしめるが、前
述の膨潤期間において熱盤〈６）及び給湯パイプ（９）
は低温で侃温きれているため、ムランが終了して読いて
ドリップへ移行しても給湯パイプ（９）の温度上昇が早
く、よって膨潤終了後の熱湯供給も直ちに行なわれるも
のである。

（ト）発明の効果 本発明は斯る構成を有するため、簡単な構成でコーヒー
粉の膨潤作用、すなわちムラシが行なわれ、しかもムラ
シの時のヒータの発熱量低下をムラシ用のランプで行な
えるため部品の削減が達成できるものである。そして、
ムラシ終了後の給湯動作は迅速に行なわれて給湯時間全
体の短縮が計れるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明コーヒー沸し器の概略断面図、第２図は
同寛気回路図、第３図は同タイムチャート図である。 （８）・・・ヒータ、（９）・・・給湯パイプ、（１６
）・・・タイマ、（２１）・・・ランプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）給湯パイプの一端開口を水タンクの底部に逆止弁
   を介して連結し、他端開口をコーヒー粉収納容器の上方
   に臨ませ且つ前記給湯パイプの途中部にヒータを有した
   熱盤を配設したものにおいて、前記ヒータへの通電開始
   直後は全発熱量にて発熱せしめ、その後の所定時間は前
   記ヒータとムラシ用のランプとを直列に接続して前記給
   湯パイプ内に気泡が発生しない程度の発熱量に低下せし
   め、しかる後は再び全発熱量にて発熱せしめるように、
   タイマーにて前記ヒータの通電を制御したことを特徴と
   するコーヒー沸し器。