JPS62268447A

JPS62268447A - 耐火壁の施工方法

Info

Publication number: JPS62268447A
Application number: JP11212586A
Authority: JP
Inventors: 立野　信也
Original assignee: Manten Co Ltd
Current assignee: Manten Co Ltd
Priority date: 1986-05-14
Filing date: 1986-05-14
Publication date: 1987-11-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、工場生産された耐火壁材を張り付ける耐火
壁の施工方、去して関するものである。

〔従来の技術〕

従来、耐火壁を施工するには、天井ランナーと未ランナ
ーとに上下端を支持させて多数本のスタッドを建込んだ
のち、このスタッドを挾む両側にメタルラスを張り付け
、そしてメタルラスに岩綿モルタル等の耐火壁材を吹き
付けなから耐火壁を形成する。

また、隣地の建築物等によシ屋外からメタルラスに耐火
壁材を吹き付けることができない現場にあっては、まず
屋内から屋外側のメタルラスに耐火壁材を吹き付け、次
いで屋内側のメタルラスに耐火壁材を吹き付けている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

耐火壁材の吹き付け以前に現場に耐火壁材の資材を搬入
し、次いで資材を配合して混練するので、準備に手段が
かかり、また、混線機内の耐火壁材が空になると吹き付
け作業が中断するので、著しく能率が低下する問題があ
った。

さらに、隣地建築物の火災にともない屋外壁に熱を受け
ると、メタルラスが溶断し、そして屋外壁の支持力が弱
まるので、屋外壁が崩壊する問題があった。

また、スタッドの全長に耐火壁が接触しているので、遮
音性に問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点を解決するために、この発明は天井ランナ
ーと床ランナーとに上下端を支持させて二列のＨ型スタ
ッドを建込み、そして屋外列の各スタッドの屋外（ｌｌ
ｌ１フランジの所定位置にタッピングネジの挿通孔を有
するグレートを適宜の方法で固定したのち、金属板と、
この金属板の両面に貼り合わせ一体化したボードとで構
成した外壁板を前記プレートの挿通孔に貫通させて金属
板にねじ込むタッピングビスと介し順次張シ付け、次に
屋内列の各スタッドの屋内側フランジの所定位置に支持
具のグレートを適宜の方法で取付けたのち、この支持具
のプレートと、プレートの表面から突出するＬ字状の係
合爪との間に耐火裏側壁板の対向する上下縁全嵌め込み
支持させ、また、最上段耐火裏側壁板の上縁と最下段１
ｉｉｒｔ火裏側壁板の下縁とをクリップを介し天井ラン
ナー及び未ランナーに支持させ、然るのち前記裏＠Ｉ耐
火壁板の表面に金属板、表側壁板を順次張り付けて構成
したものである。

また天井ランナーと床ランナーとに上下端を支持させて
二列のＨ型のスタッドを建込み、そして屋外列の各スタ
ッドの屋外側フランジと屋内列の各スタッドの屋内側フ
ランジとの所定位置に支持具のプレートを適宜の方法で
取付けたのち、この支持具のプレートと、グレートの表
面から突出するＬ字状の係合爪との間に耐火裏側壁板の
対向する上下縁を嵌め込み支持させ、また最上段耐火裏
側壁板の上縁と最下位耐火裏側壁板の下縁とを前記天井
及び床ランナーに取付けてあるクリックにより支持し、
次いで前記耐火表側壁板は金属板、耐火表側壁板を順次
張り付け固着して構成したものである。

〔実施例〕

外壁及び内壁との組み合わせによる耐火壁の施工方法を
第１図から第７図に基づいて説明する。

まず、第１図及び第２図で示したように耐火壁施工線上
の天井面１と床面２とにそれぞれ二本の並行する天井ラ
ンナー３及び床ランナー４をそれぞれ固着したのち、こ
の天井ランナー３及び末ランナー４に上下端を支持させ
て２列の配列となるようＨ型のスータツドＳを建込む。

上記の天井ランナー３及び床ランナー４は、それぞれ溝
形材を用いると共に、天井ランナー３にあっては、開口
を下向きに、未ランナー４にあっては、開口を上向きに
して天井面ｌ及び床面に釘やビスを用いて固着している
。

また、各スタッド５の上下端は、天井ランナー３及び床
ランナー４に嵌め込んで支持させである。

次に屋外列の各スタッド５のフランジ５Ｉの所定位置に
タッピングネジ６の挿通孔７を所泌故設けであるグレー
ト８を取付ける。

上記グレート８の取付け方法は、第４図、第６図、第゛
７図で示したようにグレート８の裏面上下Ｖ′ｃ垂直板
９と水平板１０とを突出させて、垂直板９には、スリッ
ト１１を入れて、このスリット１１の内（ＩＩＩ　’を
打ち出してフランジ５′の一側縁に係合するフック１２
及び屈曲にともないフランジ５１の他側縁を抱込む抱込
み片１３が設けられており、また水平板ｌＯには、切欠
き１４によりフランジ５′の他側縁に係合するフック１
５が設けられており、まずフランジ５１の両側縁にフッ
ク１２．１５を係合させたのち、屈曲する抱込み片１３
によりフランジ５′の一側縁を抱込んでプレート８を取
付ける。

しかして、第６図及び第７図で示したように屋外に金属
板１６と、この金属板１６の両面に接着剤等を介し貼り
合わせ一体化したボード１７とで構成し念外壁板１８を
運び込んでプレート８Ｖｃ前記ボード１７を重ね、その
後に室内側から各挿通孔７に挿通したタッピングネジ６
を前記ボード１７から金属板１６に貫通するようねじ込
んで外壁板１８全取付ける。

なお、図示の場合天井ランナー３と未ランナー４の屋外
側の側壁内側に折返し片２０を挿入して挾持させたコ字
状りリップ１９Ｖｃ最上段の外壁板１８の上縁及び最下
段の外壁板１８の下縁を嵌め込み支持させであるが、プ
レート８の挿通孔７に挿通してねじ込むタッピングネジ
６により取付けてもよい。

また、前記垂直板９は、第４図で示したようにプレート
８の上縁から後方に突出する突出板２１を介し連成し、
水平板１０は、図示の場合グレート８Ｖｃコ字状の切込
み２２を入れて、この切込み２２の内側を後方に打ち出
して設けである。

前記外壁板１８の取付け後に屋内側各スタッド５のフラ
ンジ５′の所定位置に第４図で示したように支持具２３
を取付ける。

上記の支持具２３は、第５図で示したように金属製の板
状体２４と、この板状体２４から連なって前記板状体２
４の裏面側上下に位置する垂直板２５及び水平板２６と
、この水平板２６にスタッド５のフランジ５１−側縁に
係合するよう設けたフック２７と、垂直板２５にフラン
ジ５１の他側縁に係合するよう設けたフック２８と、前
記垂直板２Ｓに屈曲にともないフランジＳ１の一側縁に
係合するよう設けた泡込み片２９と、板状体２４０表面
に内側壁板３０の肉厚に等しい突出長さとなるよう設け
た水平突出板３１と、この水平突出板３１から上下方向
に突出する垂直突出板３２とで構成されている。

前記突出板３１は、図示の場合板状体２４に切込み３３
を入れて、この切込み３３の内側を曲記板状本２４の裏
面方向に突出するよう打ち出して投け、ま之フック２７
ン１、水平板２６１’ｌ：切欠き３４を設けて形成しで
ある。

前記垂直板２５は、図示の場合板状体２４の上縁から連
なって前記板状体２４の裏面方向に突出する突出板３５
を介し上方に屈曲連成し、またフック５は、垂直板２５
にコ字状の切込み３６を入れて、この切込み３６の内側
を打ち出して設けである。

さらに垂直突出板３２は、水平突出板３１に切込み３７
を入れて、この切込み３７の内側が上方に突出するよう
屈曲しである。

なお、図示のように抱込み片１３．２９の屈曲線上に貫
孔３８を設けておくことにより、抱込み片１３．２９の
屈曲が容易になる。

前記支持具２３の取付け後に第６図で示したように上向
き垂直突出板３２の内側に内側壁板３０の下縁を、下向
き垂直突出板３２の内側１４−内側壁板３０の上縁をそ
れぞれ嵌入させて対向上下縁を支持させる。

また、天井ランナー３と床ランナー４のＩＩＩＩＩ１１
！内ＩＩ　Ｉ’ｍ折返し片２０全連大して挾持させであ
るクリップ１９Ｖｃは、最上段の内側壁板３０の上縁及
び最下段の内側壁板３０の下縁がそれぞｎ嵌め込んで支
持させて、ちる。

その後に、内側壁板３０に金属板３９、外側壁板４０を
６項次貼付ける。

上記の貼付け方法は、内！ｌ１ｌＩ堅仮３０の表面に接
着剤を介し金属板３９を、金、萬板３９の表面に接着剤
を介し外ｆｉ１１　ｉｔ仮４０を重ね、外側ｆｕ板４０
から金属板３９に貫通するようステーブル（図示省略）
を打ち込む。

このとき、ステーブルの頭部は、外側型板４０の表面に
没入するよう打ち込み、パテ詰めにより補修し、塗装や
クロス等を猥り付ける。

次に、間仕切耐火壁の施工方法を第８図から第１３図に
基づいて説明する。

まず、第８図から第１０図で示したように天井ランナー
３と未ランナー４とに上下端を支持させて二層の配列と
なるようスタッド５を建込み、そして各スタッド５０フ
ランジｂに支持具２３を前述と同様の方法で取付ける。

次いで、前述と同様に支持具２３により内側壁板３０の
対向上下縁を、またクリップ１９により最上段内側壁板
３０の上縁及び最下段内側壁板３０の下縁とそれぞれ支
持する。

その後に、内側型板３０の表面に金属板３９、外側壁板
４０を順次貼付ける。

なお、内側壁板３０の表面上下縁に図示のようなテーパ
一部を設けて、このテーパ一部に垂直突出板３２やクリ
ップ１９を接触させておくことにより、重ね合わせ念内
側壁板３０と金属板３９との間に間隙ができるのを防止
することができる。

また、図示のようにスタッドＳの列間に例えばゴム等の
シート４１と、このシート４１の両面に重ね合わせた例
えばグラスクール４２とから成る遮音シート４３を介在
させておくことによシ、すぐれた遮音性や断熱性を発揮
することができる。

このとき、スタッド５を図示のように千鳥状に配置して
、スタッドＳを遠く離しておくことによシ、スタッドか
らスタッドへの音の伝達や熱の伝達をなくすることがで
きると共に、厚内の遮音シートをスムーズに介在させる
ことができる。

〔効　果〕

以上のように、この発明に係る耐火壁の施工方法によれ
ば、屋外列のスタッドのフランジにプレートを取付けて
、このプレートの挿通孔に挿通したタッピングネジを外
壁板の中間金属板にねじ込んで上記外壁板を取付けるの
で、隣接地に建物があっても室内から手前作業により外
型を施工することができ、またその後に室内列のスタッ
ドのフランジに支持具を取付けて、この支持具の垂直突
出板と天井及び末ランナーのクリップにより内側壁板を
取付け、然るのち内側壁板に金属板、外側壁板を順次貼
付けて二層構造としであるので、遮音性や断熱性があり
、特にそれぞれの中間の金属板によシ衝撃、や防犯性に
すぐれた効果を発揮し、外部からの熱を内側に伝えるこ
とがない。

また、二層のスタッドの各列のスタッドのフランジに支
持具を、また天井及び未ランナーにクリップをそれぞれ
取付け、そして支持具によシ内（ａｌｌ型板の対向縁を
、クリップにより最上段の内側壁板の上縁及び最下段の
内側壁板の下縁を支持させたのち、内側壁板の表面に金
属板、外側壁板を順次貼付けて二層構造の間仕切り耐火
壁を施工するので、前述と同様に遮音−や断熱性があり
、特に中間の金属板によシ衝撃や防犯性にすぐれた効果
を発揮することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る耐火壁の施工方法を示すもので、
第１図は壁の一部切欠正面図、第２図は同縦断側面図、
第３図は同要部を示す横断拡大平面図、第４図は同上の
要部金示す横断拡大平面図、第Ｓ図はプレートの斜視図
、第６図は支持具の斜視図、第７図はプレート及び支持
具の部分を示す縦断側面図、第８図は同横断平面図、第
９図は間仕（７Ｉ壁を示す一部切欠正面図、第１０図は
同縦断側面図、第１１図は同横断平面図、第１２図は同
上の要部を示す横断拡大平面図、第１３図は同縦断拡大
側面図、第１４図は同上の分解斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】１　天井ランナーと床ランナーとに上下端を支持させて
二列のＨ型スタッドを建込み、そして屋外列の各スタッ
ドの屋外側フランジの所定位置にタッピングネジの挿通
孔を有するプレートを適宜の方法で固定したのち、金属
板と、この金属板の両面に貼り合わせ一体化したボード
とで構成した外壁板を前記プレートの挿通孔に貫通させ
て金属板にねじ込むタッピングビスを介し順次張り付け
、次に屋内列の各スタッドの屋内側フランジの所定位置
に支持具のプレートを適宜の方法で取付けたのち、この
支持具のプレートと、プレートの表面から突出するＬ字
状の係合爪との間に耐火裏側壁板の対向する上下縁を嵌
め込み支持させ、また、最上段耐火裏側壁板の上縁と最
下段耐火裏側壁板の下縁とをクリップを介し天井ランナ
ー及び床ランナーに支持させ、然るのち前記裏側耐火壁
板の表面に金属板、表側壁板を順次張り付けたことを特
徴とする耐火壁の施工方法。２　天井ランナーと床ランナーとに上下端を支持させて
二列のＨ型のスタッドを建込み、そして屋外列の各スタ
ッドの屋外側フランジと屋内列の各スタッドの屋内側フ
ランジとの所定位置に支持具のプレートを適宜の方法で
取付けたのち、この支持具のプレートと、プレートの表
面から突出するＬ字状の係合爪との間に耐火裏側壁板の
対向する上下縁を嵌め込み支持させ、また最上段耐火裏
側壁板の上縁と最下位耐火裏側壁板の下縁とを前記天井
及び床ランナーに取付けてあるクリックにより支持し、
次いで前記耐火裏側壁板は金属板、耐火表側壁板を順次
張り付け固着したことを特徴とする耐火壁の施工方法。