JPS6226764A - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
- Publication number
- JPS6226764A JPS6226764A JP61174695A JP17469586A JPS6226764A JP S6226764 A JPS6226764 A JP S6226764A JP 61174695 A JP61174695 A JP 61174695A JP 17469586 A JP17469586 A JP 17469586A JP S6226764 A JPS6226764 A JP S6226764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- weight
- fuel cell
- binder
- zrp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0289—Means for holding the electrolyte
- H01M8/0293—Matrices for immobilising electrolyte solutions
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、離間した一対°の電極と両電極間に配設した
電解質含有母材層とを持つ燃料電池に関し、より詳細に
は、液体電解質を用いかつガス拡散アノード電極とガス
拡散カソード電極とを持つ燃料電池に関する。複数の燃
料電池を互いに隣接配置し、通常は直列接続し、積層燃
料電池群を形成することができる。たとえば水素と酸素
とを反応させて電気エネルギー、水及び熱を発生させる
電池動作時には、構成部材を良好な状態に保つために液
体または気体の冷却流体で冷却を行う必要がある。
電解質含有母材層とを持つ燃料電池に関し、より詳細に
は、液体電解質を用いかつガス拡散アノード電極とガス
拡散カソード電極とを持つ燃料電池に関する。複数の燃
料電池を互いに隣接配置し、通常は直列接続し、積層燃
料電池群を形成することができる。たとえば水素と酸素
とを反応させて電気エネルギー、水及び熱を発生させる
電池動作時には、構成部材を良好な状態に保つために液
体または気体の冷却流体で冷却を行う必要がある。
[従来の技術]
燃料電池装置の構造の一例は、アール・コスマン(R,
Kothmann)等に付与された米国特許第4,27
6.355号明細書に開示されている。
Kothmann)等に付与された米国特許第4,27
6.355号明細書に開示されている。
この先行特許明細書に開示された例では、電極は多孔質
の黒鉛材料からつくられ、多孔質の黒鉛繊維の裏貼りを
有し、母材の一部分は燐酸電解質で飽和された多孔質の
黒鉛から形成されている。このような最新型の燐酸燃料
電池の動作温度は、一般に、約175℃乃至225℃で
ある。
の黒鉛材料からつくられ、多孔質の黒鉛繊維の裏貼りを
有し、母材の一部分は燐酸電解質で飽和された多孔質の
黒鉛から形成されている。このような最新型の燐酸燃料
電池の動作温度は、一般に、約175℃乃至225℃で
ある。
燃料電池の技術分野における極めて初期の研究では、無
機買のイオン穆送膜が使用され、燃料電池の動作温度を
約75℃乃至役100℃にすることができた。この種の
膜の厚さは約0.76mm(0,03インチ)であり、
活性イオン交換特性を持つ燐酸ジルコニウム、即ちオル
ト燐酸ジルコニウムZrO(H2PO4) 2から成り
、ポリテトラフルオロエチレン即ちテフロンにより高圧
下で圧縮されたものであった。無機質イオン交換膜の両
面は、白金黒触媒層と被覆白金スクリーン電極とに押し
つけられている。その動作態様の特徴は以下の通りであ
る。即ち、アノードの電極スクリーンで白金黒の触媒作
用により水素がイオン化する際に燃料水素が電子を放出
し、次いで、1分子または2分子以上の水で水和され水
素イオンがイオン交換膜に拡散し、PO4基の利用可能
なプロトン位置に移行する。この研究は、1961年1
0月16日発行の「ケミカル・アンド・エンジニアリン
グ・ニューズJ (Chemical &Engine
ering News)の第40頁に報告されている。
機買のイオン穆送膜が使用され、燃料電池の動作温度を
約75℃乃至役100℃にすることができた。この種の
膜の厚さは約0.76mm(0,03インチ)であり、
活性イオン交換特性を持つ燐酸ジルコニウム、即ちオル
ト燐酸ジルコニウムZrO(H2PO4) 2から成り
、ポリテトラフルオロエチレン即ちテフロンにより高圧
下で圧縮されたものであった。無機質イオン交換膜の両
面は、白金黒触媒層と被覆白金スクリーン電極とに押し
つけられている。その動作態様の特徴は以下の通りであ
る。即ち、アノードの電極スクリーンで白金黒の触媒作
用により水素がイオン化する際に燃料水素が電子を放出
し、次いで、1分子または2分子以上の水で水和され水
素イオンがイオン交換膜に拡散し、PO4基の利用可能
なプロトン位置に移行する。この研究は、1961年1
0月16日発行の「ケミカル・アンド・エンジニアリン
グ・ニューズJ (Chemical &Engine
ering News)の第40頁に報告されている。
ZrO(82PO4) 2イオン交換膜の主たる問題点
は、横断方向の強度が乏しいこと及び最高動作温度が約
100℃程度の低温度であることである。これらの問題
点は1960年代の中頃にシー・ベルガー等(C,Be
rger et at)によって米国特許第3,462
,314号明細書中で指摘されており、米国特許第3,
462,314号は、アルミノシリケート、硫酸アルミ
ニウム、シリカゲル、硫酸銅、塩化カルシウム等のよう
な水バランス剤と、二酸化ジルコニウム水和物のような
水不溶性の水和金属酸化物類または水不溶性の塩と、燐
酸、硼酸、モリブデン酸、硫酸等の無機酸とを含有する
混合物を約200℃乃至1000℃、好ましくは約30
0℃乃至600℃の温度で最大的703kg/am2(
10,000psi)の圧力で焼結することにより無機
イオン交換膜を製造する方法を教示している。上述の圧
縮焼結された無機イオン交換膜を無機酸で飽和させ、上
述の温度範囲で再焼結して、水バランス剤を強固に結合
させる。再焼結作業により、横断方向の強度が高くなり
、最高動作温度125℃の膜が得られる。実施例の示す
ところによれば、同量の成分を400℃で5時間焼結し
、500℃で2時間量焼結することにより、実質的にZ
rO()12PO4) 2から成リアルミノシリケート
が結合した無機イオン交換膜が製造される。ZrP2O
,が生成するとしても、それは偶発的であり特に意図さ
れたものではなく、記載もされていない。上記のイオン
交換膜は、二重の白金黒触媒−タンタル電極スクリーン
層の中間に配設される。
は、横断方向の強度が乏しいこと及び最高動作温度が約
100℃程度の低温度であることである。これらの問題
点は1960年代の中頃にシー・ベルガー等(C,Be
rger et at)によって米国特許第3,462
,314号明細書中で指摘されており、米国特許第3,
462,314号は、アルミノシリケート、硫酸アルミ
ニウム、シリカゲル、硫酸銅、塩化カルシウム等のよう
な水バランス剤と、二酸化ジルコニウム水和物のような
水不溶性の水和金属酸化物類または水不溶性の塩と、燐
酸、硼酸、モリブデン酸、硫酸等の無機酸とを含有する
混合物を約200℃乃至1000℃、好ましくは約30
0℃乃至600℃の温度で最大的703kg/am2(
10,000psi)の圧力で焼結することにより無機
イオン交換膜を製造する方法を教示している。上述の圧
縮焼結された無機イオン交換膜を無機酸で飽和させ、上
述の温度範囲で再焼結して、水バランス剤を強固に結合
させる。再焼結作業により、横断方向の強度が高くなり
、最高動作温度125℃の膜が得られる。実施例の示す
ところによれば、同量の成分を400℃で5時間焼結し
、500℃で2時間量焼結することにより、実質的にZ
rO()12PO4) 2から成リアルミノシリケート
が結合した無機イオン交換膜が製造される。ZrP2O
,が生成するとしても、それは偶発的であり特に意図さ
れたものではなく、記載もされていない。上記のイオン
交換膜は、二重の白金黒触媒−タンタル電極スクリーン
層の中間に配設される。
上述のベルガー等の研究とほぼ同時期に、オー・アドル
ハード等(0,Adlhard et at)は米国特
許第3,453,149号明細書に、動作温度を約16
5℃にすることができる多孔質母材で酸電解質を含有し
、厚さが0.508〜0.6:15mm(0,02〜0
.025インチ)の柔軟な燃料電池用の膜を開示してい
る。この母材成分は、ジルコニウム、タンタル、タング
ステン、クロム又はニオブの酸化物、硫酸塩または燐酸
塩から成り、ポリテトラフルオロエチレンの水性分散物
及び燐酸を混合したものである。上記の材料物質は、た
とえば4モルの100%燐酸に1モルの酸化ジルコニウ
ムを加え40%のポリテトラフルオロエチレンの水性エ
マルジョンを加えて均一に混合し、200℃に加熱して
ポリテトラフルオロエチレンのエマルジョンを凝固させ
て結合剤として作用させて、加圧してシート状に形成し
ている。次に70.3kg/cm2(1000psi)
の圧力で白金黒の粉末を母材シートの両側に押圧し、白
金網スクリーンを白金粉末の両側に取り付ける。このよ
うに過剰モル量の燐酸が水性ポリテトラフルオロエチレ
ン担体で希釈され200℃程度にしか加熱されていない
場合には、母材の主成分はZrO(t12PL) 2と
未反応のZrOとから成り、未結合の凝縮されたピロ燐
酸、トリポリ燐酸及びテトラポリ燐酸を含有するものと
推測される。ZrP2O,が生成するとしても、偶発的
なものであり特に意図されたものではなく、記載もされ
ていない。このような母材膜は、比較的厚く、セメント
状の堅さを持ちポリテトラフルオロエチレンを含んでい
るにもかかわらず割れを生じ易く、燐酸電解質と反応し
、制限された低温度の動作温度しか持たない。
ハード等(0,Adlhard et at)は米国特
許第3,453,149号明細書に、動作温度を約16
5℃にすることができる多孔質母材で酸電解質を含有し
、厚さが0.508〜0.6:15mm(0,02〜0
.025インチ)の柔軟な燃料電池用の膜を開示してい
る。この母材成分は、ジルコニウム、タンタル、タング
ステン、クロム又はニオブの酸化物、硫酸塩または燐酸
塩から成り、ポリテトラフルオロエチレンの水性分散物
及び燐酸を混合したものである。上記の材料物質は、た
とえば4モルの100%燐酸に1モルの酸化ジルコニウ
ムを加え40%のポリテトラフルオロエチレンの水性エ
マルジョンを加えて均一に混合し、200℃に加熱して
ポリテトラフルオロエチレンのエマルジョンを凝固させ
て結合剤として作用させて、加圧してシート状に形成し
ている。次に70.3kg/cm2(1000psi)
の圧力で白金黒の粉末を母材シートの両側に押圧し、白
金網スクリーンを白金粉末の両側に取り付ける。このよ
うに過剰モル量の燐酸が水性ポリテトラフルオロエチレ
ン担体で希釈され200℃程度にしか加熱されていない
場合には、母材の主成分はZrO(t12PL) 2と
未反応のZrOとから成り、未結合の凝縮されたピロ燐
酸、トリポリ燐酸及びテトラポリ燐酸を含有するものと
推測される。ZrP2O,が生成するとしても、偶発的
なものであり特に意図されたものではなく、記載もされ
ていない。このような母材膜は、比較的厚く、セメント
状の堅さを持ちポリテトラフルオロエチレンを含んでい
るにもかかわらず割れを生じ易く、燐酸電解質と反応し
、制限された低温度の動作温度しか持たない。
更に幾らか後になって、燃料電池用の焼結ゼオライト膜
に関するNASAの開発計画の一部分として、ニー・レ
ビー・パスカル、シー・ベルガー・ニー・ケルマーズ、
エヌ・マイケル及びエム・プリツガ (A、 Levy−Pascal、 C,Berger
、 A、 Kelmers。
に関するNASAの開発計画の一部分として、ニー・レ
ビー・パスカル、シー・ベルガー・ニー・ケルマーズ、
エヌ・マイケル及びエム・プリツガ (A、 Levy−Pascal、 C,Berger
、 A、 Kelmers。
N、 Michael and M、 Plizga)
が、等モル部のZrO2と、酸安定形のゼオライト (Na20・Al2O,・n5i02−xH2O)と、
)13P04 とから成る混合物からつくったイオン交
換膜のX線回折分析を行っている。膜を異なる温度で焼
成し、焼成した膜をX線回折分析している。
が、等モル部のZrO2と、酸安定形のゼオライト (Na20・Al2O,・n5i02−xH2O)と、
)13P04 とから成る混合物からつくったイオン交
換膜のX線回折分析を行っている。膜を異なる温度で焼
成し、焼成した膜をX線回折分析している。
300℃乃至700℃で焼結した膜は、ZrO2とゼオ
ライトと未確定の層とを含むものであった。同一モル部
のZr(h、ゼオライト及び83P04を600℃で焼
成した膜では、z「02相、ZrP2O7(ピロ燐酸ジ
ルコニウム)相及びゼオライト相が現れたが、1040
℃で焼成した膜ではZr(h相−及びZrP2Oを相が
現れ(表℃及び表X[r)ゼオライト相は明らかに破壊
されていた。生成したピロ燐酸ジルコニウムは偶発的で
あり、一過性のものと考えられ、有益な特性は認められ
なかった。焼成された膜の全ては、未反応のZrO□を
主要部として含有するものであった。この研究は、レビ
ー・パスカル等によって、1963年3月にNASA報
告108−q3にr燃料電池用のゼオライト膜電解質の
研究」として報告されている。同一モル比の原料を使用
して1040℃で焼成した膜の場合、1モルのZrO□
に1モルの83PO4を加えて全てのPがZrと反応し
たと仮定してもZrP2O,は1/2モルしか生成しな
いから、z「0.が膜の50乃至99重量%を占め、Z
rPz(hは50重量%未満しか存在しない。
ライトと未確定の層とを含むものであった。同一モル部
のZr(h、ゼオライト及び83P04を600℃で焼
成した膜では、z「02相、ZrP2O7(ピロ燐酸ジ
ルコニウム)相及びゼオライト相が現れたが、1040
℃で焼成した膜ではZr(h相−及びZrP2Oを相が
現れ(表℃及び表X[r)ゼオライト相は明らかに破壊
されていた。生成したピロ燐酸ジルコニウムは偶発的で
あり、一過性のものと考えられ、有益な特性は認められ
なかった。焼成された膜の全ては、未反応のZrO□を
主要部として含有するものであった。この研究は、レビ
ー・パスカル等によって、1963年3月にNASA報
告108−q3にr燃料電池用のゼオライト膜電解質の
研究」として報告されている。同一モル比の原料を使用
して1040℃で焼成した膜の場合、1モルのZrO□
に1モルの83PO4を加えて全てのPがZrと反応し
たと仮定してもZrP2O,は1/2モルしか生成しな
いから、z「0.が膜の50乃至99重量%を占め、Z
rPz(hは50重量%未満しか存在しない。
分子ふるいの材料の分野での膜の研究として、ニー・ク
リアフィールド (A、 C1earffeld)は米国特許第4,05
9,679号明細書で、燐酸塩ゲルからの結晶物質の製
造を教示している。塩化ジルコニルとオルト燐酸の還流
生成物を洗浄した後100℃以下で乾燥すると、Zr
(HPO4) 2・H2Oに相当する結晶性の高い化合
物になる。
リアフィールド (A、 C1earffeld)は米国特許第4,05
9,679号明細書で、燐酸塩ゲルからの結晶物質の製
造を教示している。塩化ジルコニルとオルト燐酸の還流
生成物を洗浄した後100℃以下で乾燥すると、Zr
(HPO4) 2・H2Oに相当する結晶性の高い化合
物になる。
アール・ブロールト(R,Breault)は、米国特
許第4,017,664号明細書中で、燐酸型燃料電池
の母材として必要な特性、即ち多孔質であること、薄い
こと、液透過性であること、濡れ特性を持つこと、良好
な導イオン性を持つこと、電気絶縁性であること、高温
度で化学的に安定であること、反応ガスの交差を防止す
るに充分な泡圧力を持つ開路電圧を持つといった特性を
考慮した後に、全ての先行技術の母材材料を否定し、炭
化珪素を推奨している。粒径25ミクロン以下の不活性
炭化珪素とポリテトラフルオロエチレン分散物とを重量
比10:1で混合し、これを白金黒・ポリテトラフルオ
ロエチレン電極の触媒側の表面に層状に塗布する。層を
乾燥して水を取除き、14.1kg/cm2(200p
si)の圧力をかけ、310℃で5分間焼結すると、厚
さ1.01mm(0,04インチ)で燐酸電解質と実質
的に反応せず約175℃乃至200℃の動作温度にでき
る炭化珪素・ポリテトラフルオロエチレン母材が得られ
る。この炭化珪素母材は満足すべきものではあるが、高
温度において動作特性が優れた、コストで非反応性であ
り、更に薄い母材材料の提供という点で更に改良の必要
がある。
許第4,017,664号明細書中で、燐酸型燃料電池
の母材として必要な特性、即ち多孔質であること、薄い
こと、液透過性であること、濡れ特性を持つこと、良好
な導イオン性を持つこと、電気絶縁性であること、高温
度で化学的に安定であること、反応ガスの交差を防止す
るに充分な泡圧力を持つ開路電圧を持つといった特性を
考慮した後に、全ての先行技術の母材材料を否定し、炭
化珪素を推奨している。粒径25ミクロン以下の不活性
炭化珪素とポリテトラフルオロエチレン分散物とを重量
比10:1で混合し、これを白金黒・ポリテトラフルオ
ロエチレン電極の触媒側の表面に層状に塗布する。層を
乾燥して水を取除き、14.1kg/cm2(200p
si)の圧力をかけ、310℃で5分間焼結すると、厚
さ1.01mm(0,04インチ)で燐酸電解質と実質
的に反応せず約175℃乃至200℃の動作温度にでき
る炭化珪素・ポリテトラフルオロエチレン母材が得られ
る。この炭化珪素母材は満足すべきものではあるが、高
温度において動作特性が優れた、コストで非反応性であ
り、更に薄い母材材料の提供という点で更に改良の必要
がある。
[発明の概要」
従って、本発明は、一対の離間した電極と、電極の間に
配設した多孔質の電解質保持母材層とから成り、母材層
が実質的にZrP2O7から成るジルコニウム化合物の
粉末から形成され、母材層の内部に電解質が含有されて
いることを特徴とする燃料電池に関する。
配設した多孔質の電解質保持母材層とから成り、母材層
が実質的にZrP2O7から成るジルコニウム化合物の
粉末から形成され、母材層の内部に電解質が含有されて
いることを特徴とする燃料電池に関する。
母材層をガス拡散電極に結合する方法であって、ZrP
2O7粉末と粉末結合剤として効果的な量のフルオロカ
ーボン・ポリマーとを混合し、混合物を薄いフィルム状
にガス拡散電極の表面に塗布し、フィルム及び電極を加
熱して結合させることを特徴とする方法は本発明の技術
的範囲に含まれる。
2O7粉末と粉末結合剤として効果的な量のフルオロカ
ーボン・ポリマーとを混合し、混合物を薄いフィルム状
にガス拡散電極の表面に塗布し、フィルム及び電極を加
熱して結合させることを特徴とする方法は本発明の技術
的範囲に含まれる。
酸電解質を保持することができ燃料電池で使用できる母
材であって、実質的にZrP2O,から成るジルコニウ
ム化合物の粉末から成ることを特徴とする母材が提供さ
れる。
材であって、実質的にZrP2O,から成るジルコニウ
ム化合物の粉末から成ることを特徴とする母材が提供さ
れる。
好ましくは、母材層は、絶縁性、耐火性で反応性を持た
ない不活性ZrP2O7粒子93乃至98重量%と、効
果的な量即ち2乃至7重量%の結合剤固体、好ましくは
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の弗化炭素
ポリマーとから成る。母材層は、燃料電池のアノード電
極とカソード電極の間に配設される。
ない不活性ZrP2O7粒子93乃至98重量%と、効
果的な量即ち2乃至7重量%の結合剤固体、好ましくは
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の弗化炭素
ポリマーとから成る。母材層は、燃料電池のアノード電
極とカソード電極の間に配設される。
ZrP2O7成分、即ち結晶性耐火性のピロ燐酸ジルコ
ニウムは、非導電性であり、イオン交換性物質ではなく
、より一般的な活性燐酸塩類、ZrO(82PO4)
2 、無定形燐酸ジルコニウム即ちオルト燐酸ジルコニ
ウムまたは二酸化ジルコニウムZrO2、並びにイオン
交換に通常用いられているアルミノシリケート及びゼオ
ライト、更にはその他の燃料電池の膜材料及び母材材料
とは全く異なる物理的及び化学的特性を持つものである
。
ニウムは、非導電性であり、イオン交換性物質ではなく
、より一般的な活性燐酸塩類、ZrO(82PO4)
2 、無定形燐酸ジルコニウム即ちオルト燐酸ジルコニ
ウムまたは二酸化ジルコニウムZrO2、並びにイオン
交換に通常用いられているアルミノシリケート及びゼオ
ライト、更にはその他の燃料電池の膜材料及び母材材料
とは全く異なる物理的及び化学的特性を持つものである
。
ZrO(H2PO4) 2または珪酸塩類及びZrO2
は通常の電解質と反応するので、本発明の燐酸含有母材
層中には、Z「0 (FI2PO4) 2または珪酸塩
−類特にZnO2が実質的に存在してないのが好ましい
。酸電解質と反応する非結合剤物質の最大許容合計量は
、母材層の約10重量%である。−例を挙げると、使用
直前の焼結母材層中のZrO(l(2PO4) 2とZ
rO2と珪酸塩活性物質との最大合計量は、結合剤固形
分を含む母材層お合計重要の約10重量%である。いず
れの場合も、ZrO2の最大量は、焼結母材層の全重量
の約5重量%を越えてはならない。
は通常の電解質と反応するので、本発明の燐酸含有母材
層中には、Z「0 (FI2PO4) 2または珪酸塩
−類特にZnO2が実質的に存在してないのが好ましい
。酸電解質と反応する非結合剤物質の最大許容合計量は
、母材層の約10重量%である。−例を挙げると、使用
直前の焼結母材層中のZrO(l(2PO4) 2とZ
rO2と珪酸塩活性物質との最大合計量は、結合剤固形
分を含む母材層お合計重要の約10重量%である。いず
れの場合も、ZrO2の最大量は、焼結母材層の全重量
の約5重量%を越えてはならない。
本発明の好ましい方法においては、無定形Zr0(H2
PO4)2・n)120 (通常はn;3)を1000
℃ないし1100℃でか焼し、もはや重量損失が起こら
ず完全に耐火性ZrPzOtから成る結晶相になるまで
、通常は3.5時間乃至5時間か焼を続ける。次に、粒
径が2ミクロン乃至25ミクロンのZrP2O,の独立
した粒子を結合剤固形分を濃化剤(thickeniB
agent)の薄い溶液に分散させた液、好ましくは
ポリテトラフルオロエチレンの水性分散液に混入する。
PO4)2・n)120 (通常はn;3)を1000
℃ないし1100℃でか焼し、もはや重量損失が起こら
ず完全に耐火性ZrPzOtから成る結晶相になるまで
、通常は3.5時間乃至5時間か焼を続ける。次に、粒
径が2ミクロン乃至25ミクロンのZrP2O,の独立
した粒子を結合剤固形分を濃化剤(thickeniB
agent)の薄い溶液に分散させた液、好ましくは
ポリテトラフルオロエチレンの水性分散液に混入する。
この結果、ZrP2O,が固形分の93乃至98重量%
を占め、ポリテトラフルオロエチレンが固形分の2乃至
7重量%を占め、最大約3重量%好゛ ましくは0.2
乃至0.5重量%のポリテチレンオキサイド等の周知の
濃化剤を含有する90乃至99.5重量%の濃化された
混合物の水溶液から成るスラリーが得られる。
を占め、ポリテトラフルオロエチレンが固形分の2乃至
7重量%を占め、最大約3重量%好゛ ましくは0.2
乃至0.5重量%のポリテチレンオキサイド等の周知の
濃化剤を含有する90乃至99.5重量%の濃化された
混合物の水溶液から成るスラリーが得られる。
適宜な方法で、上記のスラリーを適宜な支持電極基材物
質の一面に塗布して、乾燥・焼結後の厚さが0.051
乃至0.381mm (0,002乃至0.015イン
チ)の層になるようにする。次いで、スラリーを空気乾
燥し、濃化剤及び水を除去するに効果的な温度で焼結し
て、通常は、200℃なし400℃で電極基材を母材層
に接着し、母材層成分を一体に結合する。この結果、気
孔率40乃至60%で、比較的柔軟で、極めて薄い耐火
物母材層であって、燃料電池の175℃乃至225℃で
の動作時に実質的に不活性で、非導電性で高温度の燐酸
電解質に対する化学的耐性を持つ母材層が得られ ”
る。はぼ同一の工程を採用し除去可能な支持体に塗布す
ることにより、自立型の母材層をつくることもできる。
質の一面に塗布して、乾燥・焼結後の厚さが0.051
乃至0.381mm (0,002乃至0.015イン
チ)の層になるようにする。次いで、スラリーを空気乾
燥し、濃化剤及び水を除去するに効果的な温度で焼結し
て、通常は、200℃なし400℃で電極基材を母材層
に接着し、母材層成分を一体に結合する。この結果、気
孔率40乃至60%で、比較的柔軟で、極めて薄い耐火
物母材層であって、燃料電池の175℃乃至225℃で
の動作時に実質的に不活性で、非導電性で高温度の燐酸
電解質に対する化学的耐性を持つ母材層が得られ ”
る。はぼ同一の工程を採用し除去可能な支持体に塗布す
ることにより、自立型の母材層をつくることもできる。
母材は電池動作中、割れに対する抵抗性を持ち、電極触
媒の触媒毒とならず、電子絶縁性であり、優れた電解質
保持性を持ち、アノードとカソードとの間の反応ガスの
効果に対する抵抗性が高い。
媒の触媒毒とならず、電子絶縁性であり、優れた電解質
保持性を持ち、アノードとカソードとの間の反応ガスの
効果に対する抵抗性が高い。
[実施例]
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
する。
燃料電池10はガス拡散アノードと、ガス拡散カソード
と、両電極の中間に配設された電解質とから成る。燐酸
型燃料電池の場合には、水素がアノードに供給され、力
シードには酸素が供給される。燃料と酸化剤が燐酸電解
質と接触すると、下記の化学反応が起こる。
と、両電極の中間に配設された電解質とから成る。燐酸
型燃料電池の場合には、水素がアノードに供給され、力
シードには酸素が供給される。燃料と酸化剤が燐酸電解
質と接触すると、下記の化学反応が起こる。
2H2”02→直流電力◆熱+2H20図中には、燃料
電池10の内部に配設した一層だけを図示しであるが、
電解質は通常は一層または二層以上の多孔質母材層11
に含有されている。図には、酸化剤チャンネル13と燃
料チャンネル14とを持つ複数の双極プレート12が図
示されている。燐酸電解質を含有する母材層11は、支
持基材16上のガス拡散カソード触媒層16と、支持基
材18上のガス拡散アノード触媒層17との中間に配設
されている。少なくとも一方の電極と接触する母材部分
は、非導電性の物質から成るものでなければならない。
電池10の内部に配設した一層だけを図示しであるが、
電解質は通常は一層または二層以上の多孔質母材層11
に含有されている。図には、酸化剤チャンネル13と燃
料チャンネル14とを持つ複数の双極プレート12が図
示されている。燐酸電解質を含有する母材層11は、支
持基材16上のガス拡散カソード触媒層16と、支持基
材18上のガス拡散アノード触媒層17との中間に配設
されている。少なくとも一方の電極と接触する母材部分
は、非導電性の物質から成るものでなければならない。
上記の各部材の完全な説明及び作用は米国特許第4,2
76.355号明細書に記載されている。
76.355号明細書に記載されている。
以下余白
多孔質の母材層11は、はぼ球形で粒径が2乃至°25
ミクロン、好ましくは2乃至10ミクロンの独立した絶
縁性で耐火性の不活性なZrP2O,粒子から成り、母
材の内部に電解質が存在する。粒径が25ミクロンを越
えると、母材中の泡立ち圧力(bubble pres
sure)が低くなり、反応ガスの交差が起こる可能性
がある。粒径が2ミクロン未満であると、母材層の気孔
寸法が小さくなり過ぎて、電解質が電解質貯槽から母材
層に吸い上げられるという問題が生じる。ZrP2O,
粒子は一般に接触状態にあるが、良好な構造一体性を付
与し良好な柔軟性を付与するために、好ましくはポリテ
トラフルロエチレン粉末のようなフルオロカーボン粒子
または繊維のような不活性で疎水性の耐熱酸性を持つ結
合剤でZrP2O7粒子を結合するのが好ましい。母材
中のZrP2O7粒子とポリテトラフルオロエチンの間
の空隙は、燐酸その他の適宜な電解質で満たされている
。
ミクロン、好ましくは2乃至10ミクロンの独立した絶
縁性で耐火性の不活性なZrP2O,粒子から成り、母
材の内部に電解質が存在する。粒径が25ミクロンを越
えると、母材中の泡立ち圧力(bubble pres
sure)が低くなり、反応ガスの交差が起こる可能性
がある。粒径が2ミクロン未満であると、母材層の気孔
寸法が小さくなり過ぎて、電解質が電解質貯槽から母材
層に吸い上げられるという問題が生じる。ZrP2O,
粒子は一般に接触状態にあるが、良好な構造一体性を付
与し良好な柔軟性を付与するために、好ましくはポリテ
トラフルロエチレン粉末のようなフルオロカーボン粒子
または繊維のような不活性で疎水性の耐熱酸性を持つ結
合剤でZrP2O7粒子を結合するのが好ましい。母材
中のZrP2O7粒子とポリテトラフルオロエチンの間
の空隙は、燐酸その他の適宜な電解質で満たされている
。
母材層は2ミル乃至15ミルの厚さで、気孔率は40%
乃至60%である。ポリテトラフルオロエチレンの好ま
しい粒度範囲は0.05乃至5ミクロンである。ポリテ
トラフルオロエチレン分散液(通常は水中に55乃至6
5重量%の固形分を分散させる)のご般的な粘度は25
℃において約20センチボイズである。電解質含有母材
層はZrP2O7結晶を含有する。最終的な焼結後の母
材は、好ましくは少なくとも93重量%のZrP20y
、最も好ましくは93乃至98重量%のZrP2O7と
、少なくとも2重量%好ましくは2乃至7重量%のフル
オロカーボン結合剤とから成る。結合剤の含有率が上記
の範囲内であれば、良好な構造一体性とともに、良好な
気孔率、吸上げ特性及び柔軟性が得られる。結合剤が7
重量%を越えると、フルオロカーボン結合剤とその疎水
性が顕著になり、吸上げの問題が生じる。結合剤が2重
量%未満であると、構造一体性、柔軟性及び気孔率の面
で問題が生じる。母材層の品質を低下させることなく、
高温度の酸電解質に対する耐性を持つ絶縁性で不活性の
物質、たとえばSLCを相当量添加することができる。
乃至60%である。ポリテトラフルオロエチレンの好ま
しい粒度範囲は0.05乃至5ミクロンである。ポリテ
トラフルオロエチレン分散液(通常は水中に55乃至6
5重量%の固形分を分散させる)のご般的な粘度は25
℃において約20センチボイズである。電解質含有母材
層はZrP2O7結晶を含有する。最終的な焼結後の母
材は、好ましくは少なくとも93重量%のZrP20y
、最も好ましくは93乃至98重量%のZrP2O7と
、少なくとも2重量%好ましくは2乃至7重量%のフル
オロカーボン結合剤とから成る。結合剤の含有率が上記
の範囲内であれば、良好な構造一体性とともに、良好な
気孔率、吸上げ特性及び柔軟性が得られる。結合剤が7
重量%を越えると、フルオロカーボン結合剤とその疎水
性が顕著になり、吸上げの問題が生じる。結合剤が2重
量%未満であると、構造一体性、柔軟性及び気孔率の面
で問題が生じる。母材層の品質を低下させることなく、
高温度の酸電解質に対する耐性を持つ絶縁性で不活性の
物質、たとえばSLCを相当量添加することができる。
SiCはZrP2O,の一部分と置換し、母材層の有用
な特性を変化させることなく母材層中に保持される。こ
の炭化珪素は珪酸塩型の物質とは考えらない。母材製造
時に、効果的な量、最大3重量%の母材組成物スラリー
に対する濃化剤、たとえばポリエチレンオキサイドを添
加することができる。濃化剤は焼結時に母材から除去さ
れる。濃化剤は、極めて希釈な水溶液の形で添加するの
が普通である。
な特性を変化させることなく母材層中に保持される。こ
の炭化珪素は珪酸塩型の物質とは考えらない。母材製造
時に、効果的な量、最大3重量%の母材組成物スラリー
に対する濃化剤、たとえばポリエチレンオキサイドを添
加することができる。濃化剤は焼結時に母材から除去さ
れる。濃化剤は、極めて希釈な水溶液の形で添加するの
が普通である。
燃料電池の電解質母材全体が、電解質で満たさねたZr
P20yを含有する単一の層から成ることが好ましい。
P20yを含有する単一の層から成ることが好ましい。
このような構造にすれば、完全に非導電性の物質から成
る母材にすることができる。しかしながら、電極の一方
、好ましくはカソードに本発明による非導電性ZrP2
O5母材層を塗布して両電極間の短絡番防止し、電解質
で満たされた炭素粒子を含むもう一つの母材層をZrP
2(h層と組合わせて使用することもできる。
る母材にすることができる。しかしながら、電極の一方
、好ましくはカソードに本発明による非導電性ZrP2
O5母材層を塗布して両電極間の短絡番防止し、電解質
で満たされた炭素粒子を含むもう一つの母材層をZrP
2(h層と組合わせて使用することもできる。
本発明の母材層の材料であるピロ燐酸ジルコニウム、2
rP20yは、オルト燐酸ジルコニウムZrO(82P
O4)2とは著しく異なる。「ザ・コンデンスド・ケミ
カル・ディクショナリ」(The Condensed
Chemical Dictionary)、第9版
、ファン・ノストランド・ラインホールド社(Van
No5trand Rheinhold (:o、)
1977年刊の945頁には、上記同化合物が別々に記
載されている。この参考文献では、ピロ燐酸ジルコニウ
ム1rP20yは約1550℃まで安定で水及び弗酸以
外の稀酸にはには不溶性である耐火性の白色固体である
と特定されている。水蒸気による加水分解は無視できる
程度に過ぎない。燐酸ジルコニウムは、オルト燐酸ジル
コニウムZrO(l(2po4) 2・3)120の形
で特定され、酸類に可溶な高密度の白色無定形粉末であ
り、燐酸を水酸化ジルコニウムに作用させて誘導される
と記されている。
rP20yは、オルト燐酸ジルコニウムZrO(82P
O4)2とは著しく異なる。「ザ・コンデンスド・ケミ
カル・ディクショナリ」(The Condensed
Chemical Dictionary)、第9版
、ファン・ノストランド・ラインホールド社(Van
No5trand Rheinhold (:o、)
1977年刊の945頁には、上記同化合物が別々に記
載されている。この参考文献では、ピロ燐酸ジルコニウ
ム1rP20yは約1550℃まで安定で水及び弗酸以
外の稀酸にはには不溶性である耐火性の白色固体である
と特定されている。水蒸気による加水分解は無視できる
程度に過ぎない。燐酸ジルコニウムは、オルト燐酸ジル
コニウムZrO(l(2po4) 2・3)120の形
で特定され、酸類に可溶な高密度の白色無定形粉末であ
り、燐酸を水酸化ジルコニウムに作用させて誘導される
と記されている。
本発明の耐火性母材中で使用する結晶性等軸晶系のZr
P2O,は、無定形のオルト燐酸ジルコニウムZr0(
H2PO4)2・nH2O(通常はn=3)を1000
℃乃至1100℃で好ましくは少なくとも3.5時間加
熱することによってのみ、比較的純粋な化合物として製
造することができる。
P2O,は、無定形のオルト燐酸ジルコニウムZr0(
H2PO4)2・nH2O(通常はn=3)を1000
℃乃至1100℃で好ましくは少なくとも3.5時間加
熱することによってのみ、比較的純粋な化合物として製
造することができる。
これによって形成されるZrP2O,は、直線状中央p
−o−pグループを持ち、単位格子稜8.2オングスト
ローム・ユニット、Zr−0間距離2.2オングストロ
ーム・ユニット、P−0間距離1.51及び1.56オ
ングストローム・ユニットの等軸晶系の結晶構造を持ち
、理論密度3.19、屈折率1.657±0.003で
ある。出発原料であるZrO(H2PO4) 2 ・3
H20は、非結晶性で高分子ゲル型の反応性物質であり
、1000℃で不活性の結晶性ZrP2O7と5H20
とを生成する。ピロ燐酸ジルコニウムは1550℃で更
に次式のように分解する。
−o−pグループを持ち、単位格子稜8.2オングスト
ローム・ユニット、Zr−0間距離2.2オングストロ
ーム・ユニット、P−0間距離1.51及び1.56オ
ングストローム・ユニットの等軸晶系の結晶構造を持ち
、理論密度3.19、屈折率1.657±0.003で
ある。出発原料であるZrO(H2PO4) 2 ・3
H20は、非結晶性で高分子ゲル型の反応性物質であり
、1000℃で不活性の結晶性ZrP2O7と5H20
とを生成する。ピロ燐酸ジルコニウムは1550℃で更
に次式のように分解する。
2 (zrp2ot) −(ZrO) 2P207”P
2O3燃料電池の動作温度2α0℃で ZrO(H2PO4) 2 ’ 31(20及び(Zr
O) 2p2o、はいずれも燐酸と実質的に反応する。
2O3燃料電池の動作温度2α0℃で ZrO(H2PO4) 2 ’ 31(20及び(Zr
O) 2p2o、はいずれも燐酸と実質的に反応する。
ZrO,及びゼオライト珪酸塩類も、200℃の通常の
燃料電池の電解質と実質的に反応する。ZrP20yは
、200℃で燃料電池が動作している場合には、燐酸と
は全く反応しない。
燃料電池の電解質と実質的に反応する。ZrP20yは
、200℃で燃料電池が動作している場合には、燐酸と
は全く反応しない。
後述の比較例1に示すように、無定形のオルト燐酸ジル
コニウムを、たとえば500℃に加熱しても、所望する
結晶性ZrP20yは得られない。本発明においては、
結合剤固形分を含む最終母材は、ZrO(H2PO4)
2 とZrO2と珪酸塩活性物質との合計量を約10
重量%以下、好ましくは1重量%以下しか含有しない。
コニウムを、たとえば500℃に加熱しても、所望する
結晶性ZrP20yは得られない。本発明においては、
結合剤固形分を含む最終母材は、ZrO(H2PO4)
2 とZrO2と珪酸塩活性物質との合計量を約10
重量%以下、好ましくは1重量%以下しか含有しない。
母材中の約5重量%を越えるz「02が含有されている
と、燃料電池の動作温度で)1.PO2と反応して母材
の独立分離した粒子形状が変化して、バリヤー型セメン
トが大きく形成されて連続した大きな固まりになり、吸
上げ特性が害される可能性がある。加えて、母材の割れ
が生じる可能性がある。ゼオライト・アルミノシリケー
トのごとき珪酸塩が約5重量%を越えると、燃料電池の
動作温度でH3PO4と反応して無定形物質を形成し易
くなり、この無定形物質は有害な母材として働くに必要
な周到な特性バランスを与えるようには作用しない。
と、燃料電池の動作温度で)1.PO2と反応して母材
の独立分離した粒子形状が変化して、バリヤー型セメン
トが大きく形成されて連続した大きな固まりになり、吸
上げ特性が害される可能性がある。加えて、母材の割れ
が生じる可能性がある。ゼオライト・アルミノシリケー
トのごとき珪酸塩が約5重量%を越えると、燃料電池の
動作温度でH3PO4と反応して無定形物質を形成し易
くなり、この無定形物質は有害な母材として働くに必要
な周到な特性バランスを与えるようには作用しない。
ZrO(o2po4) 2’n1(20が約5重量%を
越えると、燃料電池の動作温度で83PO4と反応して
成長し架橋する傾向が生じ、母材に有害な容積変化及び
気孔率の変化が起こる。上記の物質の合計が約10重量
%を越えると、燃料電池の母材としての機能に害があり
、上記の3種の物質のうち最も有害なものはz「02で
ある。
越えると、燃料電池の動作温度で83PO4と反応して
成長し架橋する傾向が生じ、母材に有害な容積変化及び
気孔率の変化が起こる。上記の物質の合計が約10重量
%を越えると、燃料電池の母材としての機能に害があり
、上記の3種の物質のうち最も有害なものはz「02で
ある。
ZrO2の約5重量%を越える使用、
ZrO(82PO4)2 ・n)+20の約5重量%を
越える使用、珪酸塩の約7重量%を越える使用またはこ
れらの成分の組合わせが約10重量%を越えて使用され
ると、母材層の有用な特性が根本的に変化する。最大7
重量%のポリテトラフルオロエチレン及び合計量10重
量%以下のZrO2、オルト燐酸ジルコニウム及び珪酸
塩を含むけれども、本発明の母材は不活性な耐火性母材
と考えられる。
越える使用、珪酸塩の約7重量%を越える使用またはこ
れらの成分の組合わせが約10重量%を越えて使用され
ると、母材層の有用な特性が根本的に変化する。最大7
重量%のポリテトラフルオロエチレン及び合計量10重
量%以下のZrO2、オルト燐酸ジルコニウム及び珪酸
塩を含むけれども、本発明の母材は不活性な耐火性母材
と考えられる。
次に実施例を挙げて、本発明を例示す
る。
実施例
純度99%のオルト燐酸ジルコニウム、ZrO(H2P
O4) 2 [マグネシウム・エレクトロン・インコ
ーホレーテッド(MagnesiumElec’tro
n Inc、)製]を炉内で1000℃でか焼した。X
線回折分析によると、1000℃で焼結後には、99%
以上が結晶性ピロ燐酸ジルコニウムZrP2O,である
ことがわかった。か焼後のZrP2O,の粒度範囲は約
2ミクロン乃至約10ミクロンであった。
O4) 2 [マグネシウム・エレクトロン・インコ
ーホレーテッド(MagnesiumElec’tro
n Inc、)製]を炉内で1000℃でか焼した。X
線回折分析によると、1000℃で焼結後には、99%
以上が結晶性ピロ燐酸ジルコニウムZrP2O,である
ことがわかった。か焼後のZrP2O,の粒度範囲は約
2ミクロン乃至約10ミクロンであった。
ZrP2O,粒子98重量部と、粒度約0.05乃至0
.5ミクロンのポリテトラフルオロエチレン(デュポン
社から商品名PEFE−30で市販されているもの)の
40%水性分散液3.33重量部(固形分基準で2重量
部)を55重量部のポリエチレンオキシド濃化剤の99
.5零水溶液(ポリエチレノキサイド固形分基準で0.
275重量部)に添加した。上記の成分を混合して濃い
スラリーを得、テスティング・マシン・インコーホレー
テッド(Testing MachineInc、)
Mのに一コントロール・ペーパー・ニップ・ロール(に
−control paper nip roll)塗
布機を用いて、ポリエトラフルオロエチレンで結合され
た炭素粒子塗布白金からつくられ濡れ防止黒鉛紙基材に
積層された30.48cmx 43.18cm(12イ
ンチX1フインチ)のガス拡散カソードに上記スラリー
を塗布した。
.5ミクロンのポリテトラフルオロエチレン(デュポン
社から商品名PEFE−30で市販されているもの)の
40%水性分散液3.33重量部(固形分基準で2重量
部)を55重量部のポリエチレンオキシド濃化剤の99
.5零水溶液(ポリエチレノキサイド固形分基準で0.
275重量部)に添加した。上記の成分を混合して濃い
スラリーを得、テスティング・マシン・インコーホレー
テッド(Testing MachineInc、)
Mのに一コントロール・ペーパー・ニップ・ロール(に
−control paper nip roll)塗
布機を用いて、ポリエトラフルオロエチレンで結合され
た炭素粒子塗布白金からつくられ濡れ防止黒鉛紙基材に
積層された30.48cmx 43.18cm(12イ
ンチX1フインチ)のガス拡散カソードに上記スラリー
を塗布した。
塗膜を約2時間空気乾燥し、塗布されたカソードを強制
送風路に入れ、塗膜を330℃で15分間焼結して、ポ
リエチレンオキサイド及び水を除去し、ZrP2O,及
びポリテトラフルオロエチレンを結合させ、単一層母材
をカソードの表面に結合させた。母材は、幾分かの柔軟
性を持ち、結合したZrP2O7の別個の粒子を含有す
る粉末のフィルムであった。冷却後、塗布された電極の
重量を計測した。98重量%のZrP2O7と2重量%
のポリテトラフルオロエチレンとを含有し、重量が47
.5gの母材塗膜は、気孔率が約50%、厚さが約0.
28mm(0,011インチ)であり、安価な電解質母
材となるものであった。
送風路に入れ、塗膜を330℃で15分間焼結して、ポ
リエチレンオキサイド及び水を除去し、ZrP2O,及
びポリテトラフルオロエチレンを結合させ、単一層母材
をカソードの表面に結合させた。母材は、幾分かの柔軟
性を持ち、結合したZrP2O7の別個の粒子を含有す
る粉末のフィルムであった。冷却後、塗布された電極の
重量を計測した。98重量%のZrP2O7と2重量%
のポリテトラフルオロエチレンとを含有し、重量が47
.5gの母材塗膜は、気孔率が約50%、厚さが約0.
28mm(0,011インチ)であり、安価な電解質母
材となるものであった。
上記の大きな塗布カソードを5.08cmx 5.08
cm(2インチ×2インチ)の寸法に切断した。母材塗
膜に100%の燐酸を含浸させた。母材は良好な燐酸電
解質保持力と、良好な物理的形状保持性を示した。燐酸
含有Z r P ’2’ Oを耐火性部材とカソードと
の組合わせをガス拡散アノードと対にして組合わせ、空
気及び水素と供給した191℃の燃料電池中で動作させ
た。200ma/cm2の出力で1気圧下で140時間
時間後のIRフリー電圧は680mVで4あった。20
0ma/cm’で2088時間動作後の最終読み取り値
は640mVであった。上記の動作中、ZrP2O,の
母材は、良好な形状保持性、優れた温度安定性、高温度
の100%燐酸中における優れた化学的安定性を示し、
電極触媒を毒する相互作用は示さず、電子絶縁性であり
、アノードとカソード間の反応ガスの交差に対する良好
な抵抗性を持ち、極めて薄く、優れた占積率を与えた。
cm(2インチ×2インチ)の寸法に切断した。母材塗
膜に100%の燐酸を含浸させた。母材は良好な燐酸電
解質保持力と、良好な物理的形状保持性を示した。燐酸
含有Z r P ’2’ Oを耐火性部材とカソードと
の組合わせをガス拡散アノードと対にして組合わせ、空
気及び水素と供給した191℃の燃料電池中で動作させ
た。200ma/cm2の出力で1気圧下で140時間
時間後のIRフリー電圧は680mVで4あった。20
0ma/cm’で2088時間動作後の最終読み取り値
は640mVであった。上記の動作中、ZrP2O,の
母材は、良好な形状保持性、優れた温度安定性、高温度
の100%燐酸中における優れた化学的安定性を示し、
電極触媒を毒する相互作用は示さず、電子絶縁性であり
、アノードとカソード間の反応ガスの交差に対する良好
な抵抗性を持ち、極めて薄く、優れた占積率を与えた。
比較のために、純度99%のオルト燐酸ジルコニウム(
マグネシウム・エレクトロン・インコーホレーテッドか
ら市販されている製品)を500℃で4時間加熱した。
マグネシウム・エレクトロン・インコーホレーテッドか
ら市販されている製品)を500℃で4時間加熱した。
加熱後に冷却した試料のX線回折の結果、結晶性ZrP
2O7は認められず、全量が無定形オルト燐酸ジルコニ
ウム構造であることがわかった。この材料はイオン交換
反応性位置を保持しており、燃料電池の動作:囲気下で
高温度の燐酸中では不安定であることが確かめられた。
2O7は認められず、全量が無定形オルト燐酸ジルコニ
ウム構造であることがわかった。この材料はイオン交換
反応性位置を保持しており、燃料電池の動作:囲気下で
高温度の燐酸中では不安定であることが確かめられた。
添付の図面は、燃料電池の一部分を切断して示す図であ
り、燃料電池のアノードとカソードの間に電解質含有母
材を配置した様子を示す図である。 10・・・・燃料電池 11・・・・多孔質母材層 12・・・・双極プレート 13・・・・酸化剤チャンネル 14・・・・燃料チャンネル 15・・・・カソード触媒層 16・・・・支持基材 17・・・・アノード触媒層 18・・・・支持基材
り、燃料電池のアノードとカソードの間に電解質含有母
材を配置した様子を示す図である。 10・・・・燃料電池 11・・・・多孔質母材層 12・・・・双極プレート 13・・・・酸化剤チャンネル 14・・・・燃料チャンネル 15・・・・カソード触媒層 16・・・・支持基材 17・・・・アノード触媒層 18・・・・支持基材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一対の電極と、電極の間に配設された多孔質母材層
中に含有された電解質とから成り、母材層が実質的にZ
rP_2O_7から成るジルコニウム化合物の粒子から
成ることを特徴とする燃料電池。 2、母材層が結合剤を含有し、電解質が酸電解質である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の燃料電
池。 3、結合剤がフルオロカーボンであり、電解質が燐酸で
あり、母材層が5重量%以下のZrO_2を含有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の燃料電池
。 4、電極は、酸電解質と実質的に反応する非結合材物質
を含有する母材層の約10重量%以下であることを特徴
とする特許請求の範囲第2項または第3項に記載の燃料
電池。 5、母材層中のZrO_2とオルト燐酸ジルコニウムと
珪酸塩物質の合計含有量が10重量%以下であり、母材
層が少なくとも一方の電極と接触していることを特徴と
する特許請求の範囲第4項に記載の燃料電池。 6、実質的に反応性の非結合剤物質が175℃乃至22
5℃の燃料電池の動作温度で反応性を示すことを特徴と
する特許請求の範囲第4項または第5項に記載の燃料電
池。 7、母材層は、完全に母材から成り、実質的に93乃至
98重量%のZrP_2O_7と、2乃至7重量%のフ
ルオロカーボン結合剤とから成ることを特徴とする特許
請求の範囲第4項に記載の燃料電池。 8、母材中のZrO_2とオルト燐酸ジルコニウムと珪
酸塩物質との合計含有量が1重量%以下であることを特
徴とする特許請求の範囲第7項に記載の燃料電池。 9、母材中のZrP_2O_7が粒度2乃至25ミクロ
ンの独立した粒子であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第7項の何れかに記載の燃料電池。 10、母材層をガス拡散電極に結合する方法であって、
ZrP_2O_7粉末と粉末結合剤として効果的な量の
フルオロカーボン・ポリマーとを混合し、混合物を薄い
フィルム状にガス拡散電極の表面に塗布し、フィルム及
び電極を加熱して結合させることを特徴とする方法。 11、混合物が93乃至98重量%の固体状のZrP_
2O_7と、2乃至7重量%の結合剤固形分と、効果的
な量の濃化剤溶液とを含有しており、フルオロカーボン
・ポリマーは水性分散結合剤として添加され、フィルム
及び電極を200℃以上の温度に加熱してフィルム成分
と電極とを結合することを特徴とする特許請求の範囲第
10項に記載の方法。 12、ZrO(H_2PO_4)_2・nH_2Oの少
なくとも95%が結晶性ZrP_2O_7に変換される
までZrO(H_2PO_4)_2・nH_2Oを10
00℃以上の温度でか焼することにより、ZrP_2O
_7を形成させることを特徴とする第10項または第1
1項に記載の方法。 13、ZrP_2O_7を形成させるか焼工程で少なく
とも99%がZrP_2O_7に変換され、ZrP_2
O_7は粒度範囲2乃至25ミクロンの粒子として混合
物に添加されることを特徴とする特許請求の範囲第12
項に記載の方法。 14、酸電解質を保持することができ燃料電池で使用で
きる母材であって、実質的にZrP_2O_7から成る
ジルコニウム化合物の粉末から成ることを特徴とする母
材。 15、母材が結合剤を含有し、酸電解質と実質的に反応
する非結合剤物質は母材全量の約10重量%以下の含有
率であることを特徴とする特許請求の範囲第14項に記
載の母材。 16、結合剤がフルオロカーボンであり、母材中のZr
O_2とオルト燐酸ジルコニウムと珪酸塩物質との合計
含有率が約10重量%以下であることを特徴とする特許
請求の範囲第15項に記載の母材。 17、母材が基材物質に支持されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第14項、第15項または第16項に
記載の母材。 18、母材が約5重量%以下のZrO_2を含有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第14項乃至第17項の
何れかに記載の母材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/759,383 US4687715A (en) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | Zirconium pyrophosphate matrix layer for electrolyte in a fuel cell |
US759383 | 1985-07-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226764A true JPS6226764A (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=25055439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61174695A Pending JPS6226764A (ja) | 1985-07-26 | 1986-07-24 | 燃料電池 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4687715A (ja) |
EP (1) | EP0216463A3 (ja) |
JP (1) | JPS6226764A (ja) |
ZA (1) | ZA865045B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002505506A (ja) * | 1998-02-24 | 2002-02-19 | ラモツト・ユニバーシテイ・オーソリテイ・フオー・アプライド・リサーチ・アンド・インダストリアル・デベロツプメント・リミテツド | イオン伝導性マトリックスおよびそれの使用 |
JP2008130425A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Kansai Electric Power Co Inc:The | プロトン伝導体およびそれを含む燃料電池 |
JP2019528555A (ja) * | 2016-08-23 | 2019-10-10 | ドゥサン フューエル セル アメリカ、インコーポレイテッド | リン酸ホウ素マトリックス層 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0306567A1 (en) * | 1986-08-19 | 1989-03-15 | Japan Gore-Tex, Inc. | A fuel cell electrolyte matrix and a method for its manufacture |
JPH0785416B2 (ja) * | 1987-01-21 | 1995-09-13 | 三菱電機株式会社 | リン酸型燃料電池のガスシ−ル製造方法 |
JPS63187574A (ja) * | 1987-01-29 | 1988-08-03 | Japan Gore Tex Inc | 燃料電池電極−マトリクス一体成形体及びその製法 |
US5728489A (en) * | 1996-12-12 | 1998-03-17 | Valence Technology, Inc. | Polymer electrolytes containing lithiated zeolite |
CN1255248A (zh) * | 1997-05-14 | 2000-05-31 | 斯马特化学公司 | 诸如燃料电池这样的具有沸石膜的电解反应器 |
WO2001054220A2 (en) * | 2000-01-18 | 2001-07-26 | Ramot University Authority For Applied Research And Industrial Development Ltd. | Fuels for non-alkaline fuel cells |
US6447943B1 (en) * | 2000-01-18 | 2002-09-10 | Ramot University Authority For Applied Research & Industrial Development Ltd. | Fuel cell with proton conducting membrane with a pore size less than 30 nm |
TW571455B (en) * | 2002-12-31 | 2004-01-11 | Ind Tech Res Inst | Layered proton exchange membrane and method for preparing the same |
JP5043427B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2012-10-10 | リキッドメタル テクノロジーズ,インコーポレイティド | バルク凝固アモルファス合金製の電流集電板 |
DE10336363A1 (de) * | 2003-08-08 | 2005-03-03 | Celanese Ventures Gmbh | Verfahren zur Herstellung von kristallinen Pyrophosphaten, sowie Verwendung dieser Verbindungen als Katalysatoren oder als Additiv für die Membranen, insbesondere für Membranen für Brennstoffzellen |
TWI276654B (en) * | 2004-02-18 | 2007-03-21 | Ind Tech Res Inst | Proton exchange membrane (PEM) with different molecular permeation rates |
JP5024910B2 (ja) * | 2010-06-10 | 2012-09-12 | トヨタ自動車株式会社 | Pm量検出システム |
EP2959529A4 (en) * | 2013-02-19 | 2016-08-31 | Doosan Fuel Cell America Inc | PHOSPHORIC ACID FUEL CELL COMPONENT HAVING A POLYMER-IMPREGNATED REGION |
WO2018005530A1 (en) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | University Of Houston System | Mechanically stable composite electrolyte for intermediate temperature fuel cell with improved proton conductivity and methods thereof. |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2770749A (en) * | 1952-08-21 | 1956-11-13 | Hartford Nat Bank & Trust Co | Cathode-ray tube comprising a luminescent screen |
US3462314A (en) * | 1965-05-26 | 1969-08-19 | Mc Donnell Douglas Corp | Production of ion exchange membrane |
US3453149A (en) * | 1965-10-01 | 1969-07-01 | Engelhard Ind Inc | Fluorocarbon matrix membrane containing free acid and method of fabricating |
US4059679A (en) * | 1971-04-08 | 1977-11-22 | Ohio University | Modified zirconium phosphates |
US3931056A (en) * | 1974-08-26 | 1976-01-06 | The Carborundum Company | Solid diffusion sources for phosphorus doping containing silicon and zirconium pyrophosphates |
US3975308A (en) * | 1975-02-07 | 1976-08-17 | The Carborundum Company | Preparation of pyrophosphates |
US3941715A (en) * | 1975-03-24 | 1976-03-02 | Rca Corporation | Substituted zirconium pyrophosphate phosphors |
US4017664A (en) * | 1975-09-02 | 1977-04-12 | United Technologies Corporation | Silicon carbide electrolyte retaining matrix for fuel cells |
US4276355A (en) * | 1980-04-28 | 1981-06-30 | Westinghouse Electric Corp. | Fuel cell system configurations |
US4493879A (en) * | 1981-03-18 | 1985-01-15 | Hitachi, Ltd. | Fuel cell |
US4529671A (en) * | 1981-09-07 | 1985-07-16 | Hitachi, Ltd. | Fuel cell |
-
1985
- 1985-07-26 US US06/759,383 patent/US4687715A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-07-07 ZA ZA865045A patent/ZA865045B/xx unknown
- 1986-07-24 EP EP86305689A patent/EP0216463A3/en not_active Withdrawn
- 1986-07-24 JP JP61174695A patent/JPS6226764A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002505506A (ja) * | 1998-02-24 | 2002-02-19 | ラモツト・ユニバーシテイ・オーソリテイ・フオー・アプライド・リサーチ・アンド・インダストリアル・デベロツプメント・リミテツド | イオン伝導性マトリックスおよびそれの使用 |
JP4937449B2 (ja) * | 1998-02-24 | 2012-05-23 | テル−アビブ・ユニバーシテイ・フユーチヤー・テクノロジー・デベロツプメント・エル・ピー | イオン伝導性マトリックスおよびそれの使用 |
JP2008130425A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Kansai Electric Power Co Inc:The | プロトン伝導体およびそれを含む燃料電池 |
JP2019528555A (ja) * | 2016-08-23 | 2019-10-10 | ドゥサン フューエル セル アメリカ、インコーポレイテッド | リン酸ホウ素マトリックス層 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA865045B (en) | 1987-02-25 |
EP0216463A2 (en) | 1987-04-01 |
US4687715A (en) | 1987-08-18 |
EP0216463A3 (en) | 1988-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6226764A (ja) | 燃料電池 | |
KR100768960B1 (ko) | 연료 전지용 수소 투과성 멤브레인 및 음극 연료 전지 구획 내에 개질 촉매를 갖는 부분 개질 연료 전지 시스템 | |
JP5374499B2 (ja) | プロトン交換膜及びこの膜を含む電池 | |
JP4927609B2 (ja) | 全固体電池用の固体電解質構造体の製造方法、及び全固体電池の製造方法 | |
US6630265B1 (en) | Composite electrolyte for fuel cells | |
JP3894002B2 (ja) | 膜電極接合体並びにこれを備える燃料電池及び電気分解セル | |
US20030003348A1 (en) | Fuel cell | |
CA1193652A (en) | Fuel cell | |
WO2007135944A1 (ja) | イオン伝導体 | |
US7824781B2 (en) | Metal phosphate composite and dense material comprised of the same | |
JP2007311311A (ja) | イオン伝導体 | |
JP4349826B2 (ja) | 燃料電池セル及び燃料電池 | |
JPS60101876A (ja) | 溶融炭酸塩型燃料電池の製造方法 | |
CA1174271A (en) | Fuel cell provided with electrolyte plate made of electrical insulating long fibers | |
JPS6046515B2 (ja) | 燃料電池の電解質保持マトリックスの製造方法 | |
JP2007035300A (ja) | イオン伝導体、及びこれを用いたエネルギーデバイス、燃料電池セル | |
JPS6178065A (ja) | 燃料電池 | |
JPH0548581B2 (ja) | ||
JP2997518B2 (ja) | 溶融炭酸塩型燃料電池 | |
JPH04218267A (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
Jensen | Preparation and characterization of components for intermediate temperature fuel cells and electrolyzers | |
JPS6340264A (ja) | リン酸型燃料電池の電解質保持マトリツクスの製造方法 | |
JPS6037668A (ja) | 燃料電池のマトリツクスの製造方法 | |
JPS6232575B2 (ja) | ||
JPH05234600A (ja) | 固体電解質燃料電池燃料極およびその製造方法 |