JPS62267012A - 可逆式圧延設備の制御方法 - Google Patents

可逆式圧延設備の制御方法

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JPS62267012A
JPS62267012A JP61109941A JP10994186A JPS62267012A JP S62267012 A JPS62267012 A JP S62267012A JP 61109941 A JP61109941 A JP 61109941A JP 10994186 A JP10994186 A JP 10994186A JP S62267012 A JPS62267012 A JP S62267012A
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JP
Japan
Prior art keywords
tension
control
speed
reel
current
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Pending
Application number
JP61109941A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fukushima
福嶋 彰
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/48Tension control; Compression control
    • B21B37/52Tension control; Compression control by drive motor control
    • B21B37/54Tension control; Compression control by drive motor control including coiler drive control, e.g. reversing mills

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可逆式圧延設備の制御方法、特に急速停止指
令信号により圧延機を急速停止させる際の可逆式圧延設
備の制御方法に関する。
〔従来の技術〕
可逆式圧延機でストリップを圧延する設O1l′iにお
いては、圧延材を600〜1.000m/分の高速でし
かも500〜2,000 )ンの高圧荷重をかけて圧延
している。このような条件下で例えば母材に耳キズや溶
接部の欠陥等があると、圧延中にストリップが破断する
ことがある。一旦破断すると、前方張力がなくなった状
態で圧延材がワークロール間を通過するため、ストリッ
プがワークロール表面に巻付き、数巻き〜数10巻きと
なって焼付く。
焼付きが生じたワークロールは、表面よりかなりの深さ
までダメージを受け、再使用に際しては研削代を数龍〜
数10鰭も必要とし、ロール原単位が大幅に悪化する。
更に破断により、巻取り7巻戻しリールに巻かれたコイ
ルがゆるみ、その復旧作業に多大の労力を要し、巻きゆ
るみによる歩留りロスも大きくなる。
そこでこのような被害を最少限にとどめるため、従来は
、破断が生じそうな状態、例えば圧延機入側での母材耳
キズ、耳割れ、溶接部の板端部からの破断起点等を発見
したら直ちにロールギャップを急速開放させ、圧延機速
度を急速停止させる操作を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の制御方法は、ロールギャップの急速開放でストリ
ップがワークロールに巻付くことは防止できたものの、
開放によって前方張力と後方張力が一瞬にして等しくな
り、ストリップに急激な張力変動を与えている。このた
め、ロールギヤツブ開放前破断に至らなかった程度の母
材欠陥であったとしても、逆にこの急激な張力変動によ
り破断に至る場合がしばしばあった。
そこで、本発明の目的は、圧延機の欠陥部がワークロー
ルに達するまでにロールギャップを急速開放させても前
方張力と後方張力のバランスを保ちながら圧延機速度を
急速停止させ得る可逆式圧延設備の制御方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明は、可逆式圧延設備
において、急速停止指令信号により圧延機を急速停止さ
せる際、ロールギャップを急速開放させるとともに巻取
り7巻戻しリールに与える張力基準を変更して前方張力
と後方張力を同じくし、次いで巻取り7巻戻しリールの
いずれか一方、又は両方を張力制御から速度制御に切替
え、所定の減速レートでストリップを巻取ることを特徴
とする可逆式圧延設備の制御方法にある。
〔作 用] 急速停止指令信号により張力基準が変更され前方張力と
後方張力が同じくされるため、ロールギャップが急速開
放されてもストリップに生じる張力変動は少なく、破断
を防止できる。また、その後において巻取り7巻戻しリ
ールのいずれか一方、又は両方が張力制御から速度制御
に切替えられるため、急速停止指令信号が出力された以
降において、リール相互がバランスを保ちながら、スム
ーズに減速〜停止制御を行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して実施例を説明する。
可逆式圧延設備は、第1図にもみられるように、圧延材
1をライン両端のリール2.2間で往復させ、その間可
逆式圧延機3で圧延する設備である。
リール2,2は一方が巻取り、他方が巻戻しであるが、
圧延材1が方向を変えるたびに入れ替わり、図では圧延
材1が右方に走行しているため、右方のリールが巻取り
リール、左方のり−ル2が巻戻しリールとなっている。
この設備において、圧延機3はサイリスクレオナード5
CRIで電機子電圧が制御される直流モータM1により
駆動される。圧延機速度Vは主幹側m装置4により速度
基準SRが与えられ、その基準値通りの速度となるよう
直流モータM1の回転数がパルスジェネレータPCIに
より検出され、その値e、がフィードバックされて制御
される。
制御の際には速度基準値SR及びパルスジェネレータP
CIからの帰還量e、が電圧の大きさとして与えられ、
速度基準値SRを士、帰還量e、を〜としてその和が速
度コントローラSC1により増幅される。ここにおける
増幅は出力値e2が次の電流コントローラCCIに入力
されたとき、その上限値を超えないよう制限する。電流
コントローラCCIは速度コントローラSC1同様増幅
器を主体とする回路で、ここではサイリスタレオナード
5CRIに過電流が流れないようその出力値e:lが制
限される。そのために、サイリスタレオナード5CRI
に流れる電流■1がCTで検出され、その値e4が電流
コントローラCC1にフィードハックされる。電流コン
トローラCC1の出力値e、は次の電圧コントローラV
CIに入力される。電圧コントローラVCIは、電源に
同期したトリガを発生させる回路から成るもので、人力
値e3の大きさに応じて位相制御されたパルスPiを発
生し、サイリスクレオナード5CRIの電圧を制御する
。この電圧制御によって直流モータMlの回転数が所定
の回転数となるよう制?ff1lされる。この速度制御
は界磁電流を一定にしたまま、電機子電圧を変えること
により行なわれるが、電機子電圧が定格電圧に達し、そ
れ以上速度を上げる必要があるときは電機子電圧を一定
にしたまま界(荘電流が弱められる操作が行なわれる。
このようにして圧延機速度■が主幹制御装置4からの速
度基準SRに従って制御される。圧延a3のもう一方の
制御である圧下量も主幹制御装置4よりその指示−gが
出され、ワークロール3aのギャップが指示通りとなる
よう圧下装置3bにより調整される。ギャップの急速開
放のときも同様である。
圧下装置3bには一般に油圧圧下または電動圧下が用い
られる。
次いでリール2.2について説明すると、図では左方の
り−ル2の制御系が省略されているが、右方の制御系と
同しものが付設されている。各リール2.2は圧延機3
と同様サイリスクレオナード5CR2で電機子電流が制
御される直流モータM2により駆動される。この制御は
一般に張力制御と呼ばれている。それは電機子電流をI
2、直流モータM2の逆起電力をEC1圧延材1の速度
を■とすると、張力TがTαEc/v×I2の関係を保
ち、E、/vが一定となるよう制御すると、電機子電流
I2に比例することになるからである。
そこで、この制御系では、張力を制御するため、電機子
電流が制御される。
通常の制御状態のときは、主幹制御装置4より張力基準
TRが電圧の大きさとして電流コントローラCC2に与
えられる。電流コントローラCC2は増幅器を主体とし
た回路で、張力基準TRとサイリスクレオナード5CR
2の電流■2を比較し、その差があるときは増幅して電
圧コントローラVC2に出力する。サイリスクレオナー
ド5CR2に流れる電流■2は一般にCTで検出され、
その検出値e、は電圧の大きさとして電流コントローラ
CC2にフィードバックされる。張力基$TRも電圧の
大きさとして与えられる。電圧コントローラVC2はM
CI同様電源に同期したトリガを発生させる回路から成
るもので、入力値e6の大きさに応じて位相制御された
パルスP2を発生し、サイリスクレオナード5CR2の
電流を制御する。
その一方において、Ec/Vが一定となるよう界6n電
流が制御される。逆起電力E、は直流モータM2の端子
電圧から降下電圧分が差し引かれて求められる。ライン
速度Vはデフレクタ−ロール5に付設されたところのパ
ルスジェネレータPG2により電圧に変換されて検出さ
れる。この検出値e7と逆起電力Ecの比が一定となる
よう主幹制御装置4が演算もしくは処理し、界磁基準M
Rを定めて界磁電流制御系5CR3に出力する。
−Cに巻取りによってリール径が増大し、リール周速が
ライン速度Vより大となるが、これに対する制御は界磁
電流を自動的に増大させて行っている。このようにして
張力が設定されるため、張力設定値の変更は電機子電流
を変化させる制御によって行っている。また、リール2
.2の張力設定値は圧延方向によって異っており、圧延
方向が変わるたびに前方張力と後方張力が入れ替わる。
通常は、上記のような制御のもとに可逆式圧延設備が運
転される。しかし、外部からの手動あるいは自動による
破断検出信号、例えば、仮りに図示のスイッチ6が押さ
れたとすると、急速停止指令が主幹制御装置4に入力さ
れる。この入力により、圧延機3の速度制御系に対し、
その起動系の許容範囲内の最大限の減速率でワークロー
ル3aの回転速度が低下するよう速度基準SRが変更さ
れ、可能な限り短時間で停止させられる。またこの動作
の開始と同時に、ギャップ指示gが変更されワークロー
ルギャップが入側板厚以上となるよう急速開放させる。
その一方において、リール2.2に対し、第2図にみら
れるような制御が行なわれる。すなわち、急速停止であ
った時点【。からワークロール3aのギャップが急速開
放させられる以前に、主幹制御装置4により巻取リリー
ル2と巻戻しリール2の張力が等しくなるように張力基
準TRが変更される。一般に前方張力の方が後方張力よ
りも高く、低い方に合せた方が好都合なので、巻取りリ
ール2例の張ツノが変更される。張力が合った時点1゜
で巻取りリール2の制御が電流制御から速度制御Iに切
替えられる。この切替は第1図にもみられるように主幹
制御装置4からの指令により接点(alを切替えること
により行なわれる。この切替えによって、主幹制御装置
4から速度基準SRが、パルスジェネレータPG2から
ライン速度V、ずなわち検出値e7が速度コントローラ
SC2に入力される。速度コントローラSC2は圧延機
3の速度制?10系を[■成する速度コントローラSC
Iと同し構成をなすもので、速度基準SRと検出値e、
との差を増幅して電流コントローラCC2に出力する。
従って、接点(alが切替ると、巻取りリール2の制御
が電流制御すなわち張力制御から速度制御に切替り、ラ
イン速度Vの停止レートに従って減速電流が電機子に流
れる。同様に巻戻しリール2を駆動する直流モータにも
減速電流が流れる。
すなわち、 r=1++Iacc    ・・・・・・・・・の電流
が流れる。ただし、I1は巻取りリール2の張力に37
5   dt 減速電流である。この減速電流を流すため直流モータの
両端には電圧Vが付加され、その時の逆起電力E (V
<E)に応じて常に一定の電流■が流れるように電圧■
が制御される。
このようにして減速が完了し、停止した時点t2で巻取
り、巻戻しリール2.2の制御系には一定の電流が流れ
る。すなわち、巻取りリールと巻戻し°ノール2.2の
張力、モータトルク、コイル径をそれぞれF、F ;T
+、Tz; D+、Dzとすると、更に、 φI T+=LφIl+より、、F=に1・ □ ・I1・・
・■が導出され、 ■■弐より、 が成立つ。
この0式が成立つように電流■1、I2が巻取り及び巻
戻しリール2,2に流れる。ただし、両リール2,2は
制御系を異にしているので、巻戻し側は張力基準により
電流I2が与えられ、巻取り側は速度基準により電流I
、が与えられる。停止時では速度基準がOとなっている
ため、巻戻しリール2に打ち勝つ電流11が巻取リリー
ル2に流れ、張力が一定に保たれる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ギャップ開放前
に一定張力とされるため、急速減速停止が可能となり、
ロールダメージも少なく、破断を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した概略説明図、第2図
は第1図における動作のタイムチャート図である。 ■・・・圧延材、2・・・リール、3・・・可逆式圧延
機、3a・・・ワークロール、3b・・・圧下装置、4
・・・主幹制御装置、5・・・デフレクタ−ロール、6
・・・急速停止用スイッチ、SC1,SC2・・・速度
コントローラ、CCI、CC2・・・電流コントローラ
、VC1゜VC2・・・電圧コントローラ、5CRI、
5CR2・・・サイリスクレオナード、SR・・・速度
基準、Tfl・・・張力基準。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可逆式圧延設備において、急速停止指令信号によ
    り圧延機を急速停止させる際、ロールギャップを急速開
    放させるとともに巻取り/巻戻しリールに与える張力基
    準を変更して前方張力と後方張力を同じくし、次いで巻
    取り/巻戻しリールのいずれか一方、又は両方を張力制
    御から速度制御に切替え、所定の減速レートでストリッ
    プを巻取ることを特徴とする可逆式圧延設備の制御方法
JP61109941A 1986-05-14 1986-05-14 可逆式圧延設備の制御方法 Pending JPS62267012A (ja)

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JP61109941A JPS62267012A (ja) 1986-05-14 1986-05-14 可逆式圧延設備の制御方法

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JPS62267012A true JPS62267012A (ja) 1987-11-19

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ID=14522992

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JP61109941A Pending JPS62267012A (ja) 1986-05-14 1986-05-14 可逆式圧延設備の制御方法

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JP (1) JPS62267012A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240662A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Hitachi Ltd 圧延機の制御装置およびその制御方法

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