JPS62265128A - シリカガラスを製造する方法 - Google Patents

シリカガラスを製造する方法

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JPS62265128A
JPS62265128A JP10816286A JP10816286A JPS62265128A JP S62265128 A JPS62265128 A JP S62265128A JP 10816286 A JP10816286 A JP 10816286A JP 10816286 A JP10816286 A JP 10816286A JP S62265128 A JPS62265128 A JP S62265128A
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林 房司
Akihito Iwai
明仁 岩井
Takao Nakada
中田 孝夫
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C1/00Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
    • C03C1/006Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels to produce glass through wet route

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学用、半導体工業用、電子工業用。
理化学用等に使用されるクラック等の生じないシリカガ
ラスを製造する方法に関する。
(従来の技術) シリカガラスはその優れた耐熱性、#食性、光学特性か
ら光学機器、理化学機器、半導体製造に欠かせない重要
な材料である。シリカガラスの新たな製造法として最近
注目をあびているのがゾル−ゲル法である。
ゾル−ゲル法によるシリカガラスの製造法の例を説明す
ると次の通りである。
一般式5i(OR)4(但しRはアルキル基を示す)で
示されるシリコンアルコキシド及び/又はその重、縮合
物9例えば(ROhSビ(O8i(ORh)。・08i
(OR)i、(n=o〜8.Rはアルキル基)に水(ア
ルカリまたは酸でpH調整して4よい)を加え、加水分
解し、シリカヒドロシル(以下シリカゾル)とする。こ
の時、シリコンアルコキシドと水が均一な系になる様に
溶媒として適当なアルコールを加えてもよい。さらにシ
リカの超微粒子などを加えてもよい。このシリカゾルを
静置、昇温。
ゲル化剤添加等によりゲル化させる。その後ゲルを蒸発
乾燥することにより、シリカ乾燥ゲルとする。この乾燥
ゲルを適当な雰囲気中で焼結することによりシリカガラ
スを得る。
このゾル−ゲル法には以下の特長がある。
fl)  5IC1aなどを原料として酸水素炎でガラ
ススートを堆積してい〈従来からのシリカガラス製造法
よりも低温で製造できるため、省エネルギーで低コスト
である。
(2)原料が液体であるため、精製が容易であり。
高純度な製品が得られる。
(3)室温テ液相混合カテきルfc メ+ A/ 20
3 r Zr 02 rTi02. B2O3、P2O
5、Nb、03などを均一にドープしたシリカガラスが
得られる。
これらの大変に有用な特長があるために、これまでにも
多くの研究がなされてきた。
(発明が解決しようとする問題点) ゾル−ゲル法によるシリカガラスの製造には。
まだ未解決の問題が残されている。特にゲルを乾燥する
過程でゲルにクランクや割れが発生し易く。
モノリシックな大形の乾燥ゲルを歩留りよく製造するこ
とが困難であるという間遠がある。クラックや割れの発
生する原因の一つにゲル乾燥時に水やアルコールの蒸発
に伴いゲル中に応力が発生し。
この応力がゲルの強度より太きいとゲルはクランクや割
れが発生する。この対策として、容器の開孔率を下げ、
水やアルコールの蒸発速度を制御する方法がとられてい
るが未だ不充分である。
ゲル化、乾燥収縮過程でのクラックや割れはゲルの内部
構造と乾燥条件に負うところが大きい。
従来、シリコンアルコキシドを加水分解してゲル化させ
る場合にアンモニアを触媒として用いることが多く行わ
れている。しかしながらアンモニアを触媒に用いると加
水分解速度に比較して重縮合速度が著しく速いため、得
られた乾燥ゲルは粒子の大きい粗な構造をとるため9粒
子間の結合力が弱くなる欠点がある。
本発明は上記した問題を解消するシリカガラスの製造法
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 発明者らはアンモニアに代えてコリンを用い、ることに
工り、ゲルの乾燥時にアルコール等の蒸発に伴って発生
する応力よりもゲル強度を大きくできることを見出し2
本発明を完成するに至った。
不発明は、一般式8i(OR)4(但しRはアルキル基
を示す)で示されるシリコンアルコキシド及び/又はそ
の重縮合物を加水分解してシリカゾルとし1次いで#オ
七壬ゲル化し乾燥及び焼結するシリカガラスを製造する
方法において、前記加水分解時に、シリコンアルコキシ
ド及び/又はその重縮合物のSi 1モル当りI X 
10−’〜5 X 10−’モルのコリンを添加するシ
リカガラスの製造法に関する。
コリンばβ−ハイドロキシエテルトリメチルアンモニウ
ム: (CH3)3NOHCH2CH20Hで示される
化合物である。
本発明・ておいて用いるシリコンアルコキシド及び/又
はその重縮合物のアルキル基は特に制限はないが、メチ
ル基、エチル基及びプルピル基が好4 j、 イ。シリ
コンアルコキシドの重縮合物としては9例えば、 (C
H30)3S i・f’s i (OCH3)2 )〆
4・081(OCH3)3(n−O〜8)をあげること
ができる。加水分解のために加える水はあらかじめ触媒
としてのコリンを加え濃度を調整しておくことが好着し
くない。シリカゾルを作成する際にシリコンアルコキシ
ドと加水分解用の水を均一溶液とするだめに加えるアル
コールの種類は特に限定するものではなく、一種でも複
数でも使用可能で、用いるシリコンアルコキシド及び/
又はその71Jt1合物の種類によって適宜選ぶことが
できる。シリコンアルコキシド及び/又はその重縮合物
とアルコール及び水とは生成するシリカゾルをできるだ
け均一なものとするためにスターテ等を用いてよく混合
する。生成したシリカゾルは手早く容器に移してゲル化
させる。ゲル化時には生成したゲルからのアルコールの
蒸発を防ぐだめに容器を密封することが好ましく、また
ゲル化時の温度は0°C以上が好捷しい。ゲル化後は穴
のある蓋に変え、空気中で乾燥し、収縮固化させて乾燥
ゲルとする。
乾燥時の温度は室温以上であることが好ましい。
(作用) コリンはアルキル基の電子供与性を有し、N原子の囲9
の電子密度が大きくなりH“が近づきやすくなるためア
ンモニアよりも塩基性が強く、コリンの添加により初期
に選択的に5i802o(カゴ壓へ位体)を生成し、こ
れらが重合することで強度を増すことができ、クラック
や割れを防止できる。
(実施例) 本発明を実施例により説明する。
実施例1 シリコンテトラメトキシド(Si(OCH3)< )1
9.2mI!にメタノール22.7m/を加えよく混合
した。この溶液にコリン1.I X 10”gを含む水
(Si 1モルに対するコリンの濃度7.2xlO−’
モル)9.1m7を加え、充分に混合しシリカゾルとし
た。これを直径90皿のテフロンでコーティングしたガ
ラス製シャーレに深さ約8[[Imまで入れ。
密封し、室温でゲル化した。その後蓋に穴を開け。
50°Cの恒温槽で7日間乾燥し、その後120°Cの
恒温槽に移し1日乾燥して直径55.8m+厚さ5.0
皿の乾燥ゲルを得た。こうして得られた乾燥ゲルのかさ
密度は0.55 g/cm”であり、クラックや割れは
全くなかった。
この乾燥ゲルを焼結炉に入れ室温から昇温速度50°C
/時間で250°Cまで加熱し、250°Cで1時間保
持した。さらに昇温速度50℃/時間で1150’Cま
で加熱し、1150’Cで1時間保持したところ無孔化
し直径35,2皿、厚さ3.1印の透明なシリカガラス
が得られた。
得られたシリカガラスには失透や気泡はなく。
品質の高いものである。まだ分析の結果、得られたシリ
カガラスは市販のシリカガラスとその特性が一致した。
一方比較のために、コリンの濃度をSi  1モル当り
6 X 10−’モルとした以外は実施例1と同様の操
作を進めたところ、コリンを含む水を加えて数分でゲル
化してしまい容器に充填することができなかった。
まだ、コリンの濃度をSi  1モル当す0.5 X 
10−’モルとした以外は実施例1と同様の操作を行っ
た結果、乾燥ゲル作成段階で反シが発生し、その後側れ
てしまい、クランクや割れのない乾燥ゲルを得ることは
できなかった。
実施例2 0Si ・(O8i(CH3)z r、−08i(CH
2F、7217m/にメタノール19.4ml!を加え
よく混合した。この溶液にコリン1.05X10−’g
を含む水(Si1モルに対するコリンの濃度3.6 X
 10−’モル)8.7mJを加え、充分に混合しシリ
カゾルとした。これを直径90印のテフロンでコーテン
グしたガラス製シャーレに深さ約8−まで入れて密封し
、室温でゲル化した。その後、蓋に穴を開け50°Cの
恒温槽で7日間乾燥し、その後120℃の恒温槽に移し
1日乾燥して直径71.3am++厚さ6.3mの乾燥
ゲルを得た。こうして得られた乾燥ゲルのかさ密度は0
.52 g/c♂であり、クラックや割れは全くなかっ
た。
この乾燥ゲルを焼結炉に入れ、室温から昇温速度50’
C/時間で250°Cまで加熱し、250’Cで1時間
保持しだ。さらに昇温速度50°C/時間で1150°
Cまで加熱し、1150°Cで1時間保持したところ、
無孔化し直径44.1sn+厚さ39−の透明なシリカ
ガラスが得られた。得られたシリカガラスには失透や気
泡はなく2品質の窩いものである。また分析の結果、得
られたシリカガラスは市販のシリカガラスとその特性が
一致した。
実施例3 0Si ・(O8i(CH2F)、・08i(CH2F
、、Q 17.8mlにメタノール218mj’を加え
よく混合した。この、6液にコリン1.25X10−’
gを含む水(Si1モルに対してコリン5.4 X 1
0−’モル)10.3mrを加え、充分に混合しシリカ
ゾルとする仙は実か′q例2と同様の操作を行った結果
、直径65.3mm+厚さ5.8−の乾燥ゲルを得だ。
こうして得られた乾燥ゲルのかさ密度は0.58 g/
cm’であり、クラックや割れは全くなかった。その後
、更に実施例2と同様の操作を行った結果、直径41.
9TIIO+ 厚さ3.7 onの透明なシリカガラス
が得られた。得られたシリカガラスには失透や気泡はな
く9品質の高いものである。また分析の結、果、得られ
たシリカガラスは市販のシリカガラスとその特性が一致
した。
実施例4 メタノール25.0 m/を加えよく混合した。この溶
液にコリン1.36X10−9をきむ水(Si1モルに
対しコリン7.2 X 10−’モル)11.2ml!
を加え、充分に混合しシリカゾルとする他は実施例2と
同じ操作を行った結果、直径59.4値、厚さ5.3皿
の乾燥ゲルを得だ。こうして得られた乾燥ゲルのかさ密
度は0.61 g/am”であり、クラックや割れは全
くなかった。その後更に実施例2と同様の操作を行った
結果、直径38.7mm、厚さ3.5−の透明なシリカ
ガラスが得られた。得られたシリカガラスには失透や気
泡はなく品質の高いものである。また分析の結果、得ら
れたシリカガラスは市販のシリカガラスとその特性が一
致した。
(発明の効果) 本発明によれば、大形のシリカガラスをゾル−ゲル法に
よりクラックや割れを発生することなく。
容易に製造が可能となる。その大きさは基本的には制約
がなく、形状も板状の物に限らず棒状、管状のものも製
造可能となυ、従来よりも安価に製造することができる
又2本発明によればこn−までシリカガラスを使用して
いた分野における需要の拡大はもちろんのこと、これま
で高価格のために使用されていなかった分野での需要の
拡大が可能となる。
〆m− 代理人 弁理士 若 林 邦 彦   1〜−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式Si(OR)_4(但しRはアルキル基を示
    す)で示されるシリコンアルコキシド及び/又はその重
    縮合物を加水分解してシリカゾルとし、次いでゲル化し
    乾燥及び焼結するシリカ ガラスを製造する方法において、前記加水分解時に、シ
    リコンアルコキシド及び/又はその重縮合物のSi1モ
    ル当り1×10^−^5〜5×10^−^■モルのコリ
    ンを添加することを特徴とするシリカガラスを製造する
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996004210A1 (fr) * 1994-08-04 1996-02-15 Hitachi Chemical Company, Ltd. Procede de production de verre de silice

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996004210A1 (fr) * 1994-08-04 1996-02-15 Hitachi Chemical Company, Ltd. Procede de production de verre de silice
US5871558A (en) * 1994-08-04 1999-02-16 Hitachi Chemical Company, Ltd. Process for producing silica glass

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