JPS62264238A - 後打アンカ−工法における無振動、無騒音穿孔法 - Google Patents

後打アンカ−工法における無振動、無騒音穿孔法

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JPS62264238A
JPS62264238A JP10754786A JP10754786A JPS62264238A JP S62264238 A JPS62264238 A JP S62264238A JP 10754786 A JP10754786 A JP 10754786A JP 10754786 A JP10754786 A JP 10754786A JP S62264238 A JPS62264238 A JP S62264238A
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drill
cutting
drilling
vibration
flow path
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善一郎 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート構造物であるビルディングの壁
や天井等に小孔を穿孔する後打アンカー工法における無
振動、無騒音穿孔法に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
ビルディングの壁や天井のコンクリート面に化粧板等を
設ける場合、壁や天井に多数の小孔を穿設し、これらの
小孔に植設したアンカーにより化粧板等を支持する。
上記の小孔を穿設するには下記に述べる方法で行われて
いる。  ・ (1)  電動ハンマードリルでドリルに回転運動と軸
方向の往復運動を与え、ドリルの回転切削と軸方向の打
撃破壊による穿孔を行う方法、この方法ではドリルビッ
トの場合直径8〜38i+腸の孔が明けられ、コアービ
ットの場合直径25〜800−v’mの孔が明けられる
(り インパクトドリルによりハンマードリルと同様回
転運動と軸方向の往復運動により、穿孔を行う方法0回
転数、打撃数ともハンマードリルより速い、この場合直
径5〜22■露の孔が明けられる。
(3)  振動ドリルによりハンマードリルと同様回転
運動と軸方向の往復運動により穿孔を行う方法。
回転数、打撃数ともインパクトドリルよりも更に速い、
この場合直径約5〜19mmの孔が明けられる。
上記(1)、(4、(3)の方法はいずれもドリルに回
転運動と軸方向の往復運動を与えて、コンクリート等の
壁等に小孔を穿設するので、振動と激しい騒音が発生す
る。従って店舗、事務所、ホテル等の改装1車の際、工
事現場に近い隣室、上下階の部屋に激しい騒音と振動が
伝わり、これらの部屋に居る人間に不快感を与える。
また従来の穿孔ドリルは穿孔開始時に切刃がコンクリー
ト壁等の表面に喰い込み難く、軸方向に振動するのでド
リルの刃先が振れ易く、所定の位置に正確に穿孔するこ
とが困難である。更に穿孔の形状も正確に明けることが
困難である。
(4)更には穿岩機で穿孔する方法も行われているが、
この方法では前記した、騒音の問題、及び穿孔場所の不
正確、穿孔形状の不正確等の問題は前記(1)〜(3)
の方法と同様に発生する。また、明けられる孔径が22
〜75III+1と大きい。
C目 そこでこれらの問題を解決するために電気ドリル
にダイヤモンドコアドリルを取り付はドリルに回転運動
を与えることにより、コンクリートを回転切削し、同時
にドリル先端に冷却水を送り込むことにより刃先の焼き
付きを防止する方法も行われている。
この方法では前記した、騒音、更には孔の位置及び、形
状の不正確さの問題は解決されるが、コアドリルはその
構造上、直径が大きくなり、明けられる孔径が25〜8
00 +w■と大きい。
ビルディングの壁や天井等のコンクリート構造物に植設
するアンカーの直径は通常10〜20層諺程度であり、
これを植設するために必要な孔の直径も略同程度の大き
さである。従って、電動ハンマードリル、インパクトド
リル、振動ドリルでは孔径は満足されるが騒音の問題が
あり、穿岩機では孔径と騒音の問題がある。ダイヤモン
ドコアドリルでは孔径が大きくなり使用出来ず、又水を
孔内に注入するので切削粉を含んだ水が孔外へ流出し、
この汚水、汚泥を回収し乍ら作業を行う必要があり、作
業が複雑、困難となる。
本発明は上記の各問題点を解決して、後打アンカー工法
において無振動、無騒音で、ビルディングの壁や天井等
のコンクリート構造物に小孔を穿孔する方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の各問題点を解決し1発明の目的を達成す
るため次のように構成したことを特徴とする。
すなわち、後打アンカー工法において、内部に軸方向の
流路を形成したシャンク軸と、当該シャンク軸の先端に
設けた円柱状の切削部とを有し。
当該切削部は、先端面を窪ませて周縁に形成したニー、
ジと、先端面と両側面にわたって開口して設けた2以上
のスリットと、これらのスリットと先端面との交差部分
に形成した切刃とを有し、且つ上記スリットをシャンク
軸の流路に連通させて成るダイヤモンドドリルを使用し
、上記シャンク軸の流路に圧縮空気を送りつつ穿孔する
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下図面により本発明について詳細に説明する。第1図
は本発明に係るダイヤモンドドリルによる穿孔を示す正
面図、第2図は切削部を第1図の矢印の方向よりみたA
親図、第3図は切削部を第2図のB−B方向に切断した
断面図、第4図はダイヤモンドドリルにスリットを4箇
所設けた場合の切削部を第1図の矢印の方向よりみたA
親図である。
ダイヤモンドドリルは、後打アンカー工法において、内
部に軸方向の流路を形成したシャンク軸と、当該シャン
ク軸の先端に設けた円柱状の切削部とを有し、当該切削
部は、先端面を窪ませて周縁に形成したエツジと、先端
面と両側面にわたって開口して設けた2以上のスリット
と、これらのスリットと先端面との交差部分に形成した
切刃とを有し、且つ上記スリットをシャンク軸の流路に
連通させて成る。
ダイヤモンドドリル1は、金属型のシャンク軸2の中心
に流路3を軸方向に貫設し、当該シャンク軸2の基部に
はシャンク軸2より直径の大きな雄ねじ4を配設して電
気ドリル5の取付部6に螺着させ、シャンク軸2の先端
にはシャンク軸2より直径の大きな切削部7をシャンク
軸2と同心状に且つ軸が一直線になるよう配設する。
切削部7は1円柱状に形成し、且つ当該切削部7の先端
部が鋭角となるよう先端面を凹面状に窪ませて周縁にエ
ツジ8を形成しである。また切削部7はダイヤモンド粉
末を含有させた粉末焼結金属からなる。
第2図の実施例においては、切削部7には、軸方向に2
分割されるようなスリット9が設けらて、シャンク軸2
に固定される。また第4図の実施例においては、切削部
7には、軸方向に4分割されるような一スリット9が設
けらて、シャンク軸2に固定される。スリット9は先端
面と両側面に渡って開口し、これらのスリットと先端面
との交差部分に切刃10を形成しである。本発明はこの
ように構成されているので、穿孔する際、先ずエツジ8
がコンクリート表面に食い込み、次に回転する切刃10
がコンクリートを切削するので、所定の位置に穿孔する
ことが可能である。
シャンク軸2の中心を貫通している流路3はスリット9
に連通させて成る。シャンク軸の流路に圧縮空気を送る
と、圧縮空気はスリット9の位置で断熱膨張して吸熱し
、切削部7を冷却しつつ穿孔し、シャンク軸2の外部に
出る。従って、ダイヤモンドドリル1は給水しなくても
溶着することなく切削穿孔することができる。
なお、圧縮空気の圧力は通常3〜1o kgiczで使
用されるが5〜7kg/e7が適当である。また駆動源
としては電気ドリル、エヤドリル等を使用して、回転運
動を与える。毎分の゛回転数は3000〜12000回
の範囲が適当である。
また、水を使用せず圧縮空気を使用するので。
空気の流路となるドリル内の貫通流路の直径を小さくす
ることが出来、ダイヤモンドドリル′ビット全体の直径
も充分小さくすることが可能で、ビルディングの壁や天
井等のコンクリートに設ける小孔の直径を適当な大きさ
にすることが出来る。
更にまた1本発明ではドリルの軸方向の往復運動がなく
打撃振動がないので、振動、騒音を大【口に低減させる
ことが出来る。
穿孔は次のようにして行なわれる。
シャンク軸2の基部の雄ねじ4を電気ドリル5の取付部
6に螺合し、ダイヤモンドドリルlを回転運動させる。
この際、先ずエツジ8がコンクリート表面に食い込み1
次に回転する切刃lOがコンクリートを切削するので、
所定の位置に穿孔することが可能である。
取付部6には圧縮空気の、供給ホース11が装着され、
当該圧縮空気は取付部6′の内部に到達し、ダイヤモン
ドドリル1が回転する間中、ダイヤモンドドリル1の中
心部に貫通している流路3に流入する。流路3はスリッ
ト9に連通し、又圧縮空気はスリット9の位、22で断
熱膨張して吸熱し、切削部7を冷却しつつ穿孔する。
従って、電気ドリルが′回転し、切刃10がフンクリー
トを切削しはじめると、断熱膨張により冷却された空気
は流路3を流れ、切削部7内のスリット9を介して第3
図の矢印の方向にシャンク軸2とコンクリートに明けら
れた穿孔部の隙間より外部に放出される。流路3を流れ
て切削部に導かれた空気は切削部7の切刃lOに接触す
るめで、切削の際に発生した熱を吸収し、外気に放出し
、切刃10の焼付を未然に防止することが出来、給水し
なくても溶着することなく切削穿孔することが′出来る
本発明による穿孔方法では振動及び騒音を著しく低減す
ることが出来るが、本発明(電気ドリル使用8000R
,P、M、)と従来工法のハンマードリルによる場合を
比較した結果騒音は下記の様な結果が得られた。穿孔条
件及び騒音のレベルは次の通りである。
(1)  壁の材質及厚さ・・・本発明、ハンマードリ
ル共に、厚さ200m鵬のコンク リート (り 穿孔の直径・・・本発明、ハンマードリル共に1
4.5mm (31穿孔深さ・・・ いずれも100■(4) 圧縮
空気圧力・・・本発明で5kg/c7の圧縮空気使用 (51穿孔時間・・・本発明25秒、I\ンブードリル
35秒(e 騒音の音圧・・・■壁の施工側、壁より1
.5smの距離で測定した結果 本発明56dB、ハンマードリル 8dB 騒音レベル40dB低下 ◎壁の施工反対側、壁より1,51 の距離で測定した結果 本発明48tlB、ハンマードリル toaa 騒音レベルで82dB低下 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る穿孔法によれば、施工
時に発生する騒音、振動を著しく低下させることが出来
、オフィス、店舗、ホテル等の改装で壁面に小孔を穿設
する作業を適切なものとする効果を有する。
又ダイヤモンドドリルは切削作業中宮に圧縮空気が送り
込まれ、断熱膨張により温度が下がり切削刃具を冷却し
、焼付を未然に防止するという効果を有する。
更に切削部の切刃がコンクリート表面に直ちに喰い付き
、軸方向の振動、打撃がないので穿孔位置がずれたり、
孔の形状が不正確になることはないという効果を有する
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明に
係るダイヤモンドドリルによる穿孔を示す正面図、第2
図は切削部を第1図の矢印の方向よりみたA親図、第3
図は切削部を第2図のB−B方向に切断した断面図、第
4図はダイヤモンドドリルにスリットを4箇所設けた場
合の切削部をm1図の矢印の方向よりみたA親図である
。 1・・・ダイヤモンドドリル 2・・・シャンク軸     3・・・流路4・・・雄
ねじ       5・・・電気ドリル6・・・取付部
       7・・・切削部8・・・エツジ  、 
    9・・・スリット10・・・切刃 11・・・圧縮空気供給ホース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後打アンカー工法において、内部に軸方向の流路を形成
    したシャンク軸と、当該シャンク軸の先端に設けた円柱
    状の切削部とを有し、当該切削部は、先端面を窪ませて
    周縁に形成したエッジと、先端面と両側面にわたって開
    口して設けた2以上のスリットと、これらのスリットと
    先端面との交差部分に形成した切刃とを有し、且つ上記
    スリットをシャンク軸の流路に連通させて成るダイヤモ
    ンドドリルを使用し、上記シャンク軸の流路に圧縮空気
    を送りつつ穿孔することを特徴とする後打アンカー工法
    における無振動、無騒音穿孔法。
JP10754786A 1986-05-13 1986-05-13 後打アンカ−工法における無振動、無騒音穿孔法 Pending JPS62264238A (ja)

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JP10754786A JPS62264238A (ja) 1986-05-13 1986-05-13 後打アンカ−工法における無振動、無騒音穿孔法

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