JPS62264160A - 排紙トレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 °゛　Ａ、産業上の利用分野 この発明は、複写機、ファクシミリその他種々の印字装
置に用いられる排紙トレイ装器に関する。

Ｂ、従来の技術 この種の印字装置では、装置本体から排出される印字済
みの用紙が排紙トレイで順次に受容されるようになって
いる。従来のこの種の排紙トレイ、例えば第４図に示す
排紙トレイ１は、その基端部に設けられた係合爪１ａを
装置本体２の排紙口３下方に係合、離脱させることによ
り装置本体に対して着脱される。また、例えば第５図に
示す排紙トレイｌは、排紙口３の下方で装置本体２に対
して回動自在に軸設されている。そして、印字装置の不
使用時には、第４図に示す排紙トレイ１は装置本体２か
ら取り外され、第５図に示す排紙トレイ１は、同図に一
点鎖線で示すように装置本体２に沿って起立される。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第４図の場合、取外した排紙トレイｌの
保管場所を別途確保しなくてはならず紛失のおそれもあ
る。また第５ＵＡの場合、図示の如く起立させると装置
本体の上面から突出するので、不注意で体がぶつかり怪
我をしたり、物をぶつけて排紙トレイを破損したり、更
には装置本体の上面に物を積むことができない。

この発明は、排紙トレイを印字装置本体内に格納するこ
とにより上述した問題点を解消した排紙トレイ装置を提
供することを目的としている。

Ｄ１問題点を解決するための手段 この発明は、印字装置本体１２から引き出され印字紙１
４を受容する使用位置と装置本体１２に押し込まれた格
納位置との間で出し入れが可能な排紙トレイ１１を具備
する。

８１作用 印字装置を使用する際、装置本体１２内に押し込まれて
格納位置にある排紙トレイ１１が、使用位置まで装置本
体１２から引き出される。印字済みの用紙は排紙トレイ
１１に順次に受容される。

印字終了後、排紙トレイ１１が格納位置まで装置本体１
２内に押し込まれる。

Ｆ、実施例 第１図および第２図は本発明の一実施例を示し、印字装
置本体１２の排紙口１３の下方に位置する排紙トレイ１
１は、第１図に示すように装置本体１２から引き出され
排出される印字紙１４を゛　受容する使用位置と、第２
図に示すように装置本体ｌｚ内に押し込まれた格納位置
との間で出し入れ可能とされている。

排紙トレイ１１の奥方両側部には上方に立上がった一対
の起立板１６が設けられ、この起立板１６から外方にビ
ン１７が立設されている。他方、排紙トレイ１．　ｌの
両側に設けられた側板１８には、排紙トレイ１１の移動
方向に延在する長孔１９が形成され、この長孔１９にビ
ン１７が遊挿されている。

長孔１９の排紙口側端部近傍には検出手段としての検出
スイッチ２０が設けられており、このスイッチ２０の固
定接片２１と可撓接片２２とが排紙トレイ１１の摺動に
伴うピン１７の移動域内に位置付けられている。そして
、排紙トレイ１１が装置本体１２から引き出された状態
（使用位置）にあるときには、ビン１７が可撓接片２２
を撓ませ、可撓接片２２が固定接片２１に接触して検出
スイッチ２０が閉成するように構成されている。

また排紙トレイ１１が装置本体１２に引き込まれた状態
（格納位置）にあるときには、可撓接片２２が固定接片
２１から離間して検出スイッチ２０が開放するようにな
っている。

第３図は本発明の対象となる印字装置における−　　印
字制御系の概略図であり、前記検出スイッチ２０は制御
回路２３と印字スイッチ２４との間に直列に接続されて
いる。また、図中２５は電源、２６は電源スィッチ、２
７は印字回路である。

また、第１図および第２図において、２８゜２８は排紙
ローラで、印字された印字紙１４を装置本体１２から外
部に送り出すものであり、この排紙ローラ２８．２８と
排紙口１３との間には排紙ガイド板２９．２９が設けら
れて印字紙１４を排紙口１３まで案内するようになって
いる。なお、１５は把持部であり外方に折曲げられて格
納位置の排紙トレイ１１を把持しやすくしている。

以上のような排紙トレイ装置の作用について説明する。

第２図に示すように装置本体１２に引き込まれている排
紙トレイ１１をその折曲部１５を把持して装置本体１２
から引き出すと、ビン１７が長孔１９に案内されながら
移動する。第１図に示す位置まで引き出すと、すなわち
、ビン１７が長孔１９の端部に当接すると、排紙トレイ
１１のビン１７が可撓接片２２を撓ませて固定接片２１
と接触し、検出スイッチ２０が閉成する。そして、印字
スイッチ２４を閉成すれば検出スイッチ２０を介して印
字回路２７に通電されて印字紙１４に印字される。印字
済みの印字紙１４は両排紙ローラ２８間により排紙され
、排紙ガイド板２９に案内されながら排紙口１３から排
紙トレイ１１に排紙される。

ここで、排紙トレイ１１が十分に引き出されていないと
、検出スイッチ２０が閉成されないから印字スイッチ２
４を閉成しても印字することかで　゛きない、また、印
字装置を使用しないときには、第２図に示すように、排
紙トレイ１１を装置本体１２に押し込んだ状態としてお
けばよい、この場合も、検出スイッチ２０が開放されて
おり印字が禁止される。

Ｇ０発明の効果 この発明によれば、印字装置を使用しない時に排紙トレ
イが装置本体内に収容されるので、排紙トレイに人や物
が衝突して破損したり、人が怪我をしたりすることがな
い、また、排紙トレイの保管場所を確保する必要がなく
紛失のおそれもない。そして印字装置を使用する場合に
は、排紙トレイを装置本体から引き出すだけでよく使い
勝手もよい、加えて排紙トレイを装置本体に対して摺動
自在にするという簡単な構造であるから、廉価に提供で
き実用性の高い印字装置の排紙トレイ装置が得られる。

また、実施例のように排紙トレイが適切に引き出された
場合のみ印字を許容すれば、排紙トレイ格納時に不用意
に印字装置を作動させて印字紙をつまらせることもない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置本体を排紙トレイの移動方向に沿って切断
した断面図で、排紙トレイが引き出された状態を示して
あり、第２図は同じく排紙トレイが押し込まれた状態を
示す断面図、第３図は印字制御系の概略図、第４図およ
び第５図は従来の印字装置における排紙トレイを示す図
である。 １１：排紙トレイ　　　　　１２：装置本体１３：排紙
口　　　　　　　１４：印字紙１７：ビン　　　　　　
　　１９：長孔２０：検出スイッチ（検出手段） ２３：制御回路　　　　　　２７：印字回路量　願　人
　　日本光学工業株式会社 代理人弁理士　　　永　井　冬　紀 第１図 第２図 第３図 コ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）印字装置本体から排出された印字紙を受容する排紙
   トレイ装置において、 装置本体から引き出され印字紙を受容する使用位置と装
   置本体に押し込まれた格納位置との間で出し入れが可能
   な排紙トレイを具備したことを特徴とする排紙トレイ装
   置。 ２）前記排紙トレイと協働し使用位置にあるときに印字
   を許容するスイッチング手段が設けられたことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の排紙トレイ装置。