JPS62263226A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPS62263226A
JPS62263226A JP61104856A JP10485686A JPS62263226A JP S62263226 A JPS62263226 A JP S62263226A JP 61104856 A JP61104856 A JP 61104856A JP 10485686 A JP10485686 A JP 10485686A JP S62263226 A JPS62263226 A JP S62263226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
curable composition
nonane
radical polymerization
polymerization initiator
Prior art date
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Pending
Application number
JP61104856A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Takoshi
田越 宏孝
Takeshi Endo
剛 遠藤
Haruo Yoshida
晴雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、成形材料、注型材料、接着剤及びレジスト材
料等の硬化材料として有用な硬化性組成物に関する。
[従来の技術] 従来、多種多様な硬化性組成物が開発されておリ、各々
の有する特性を生かし、種々の産業分野において広範囲
に使用されている。
また、近年不飽和スビOオルトカーボナート化合物であ
る2、7−シメチレンー1.4,6゜9−テトラオキサ
スビ0(4・4〕ノナンは、容易に14 uでき、かつ
ラジカル重合及びカチオン重合のいずれの方法によって
も重合させることができることから、各種の分野に応用
できる重合性単旦体として期待されている。しかし、こ
の2,7−シメチレンー1.4.6.9−テトラオキサ
スピロ〔4・4〕ノナンは、成形材料、注型材料、接着
剤及びレジスト材料等としては、必ずしも十分満足すべ
き性能を有するものではなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、成形材料、注型材料、接着剤及びレジ
スト材料等として極めて有用な新規な硬化性組成物を提
供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明によって、上記目的を達成し得る硬化性組成物が
提供される。
即ち、本発明は、下記(A) 、 (B)及び(C)成
分を必須成分として配合してなる硬化性組成物に関する
(八) 式 (I) で表わされる2、7−シメチレンー1.4,6゜9−テ
トラオキサスピロ(4・4)ノナン。
(B)式(It) R−+SH)。        (I[)C式中、Rは
多価の有機基であり、nは3以上の整数を示す) で表わされるポリチオール類。
(C)ラジカル重合開始剤。
本発明で用いられる前記式(I)で表わされる(A)成
分の2,7−シメチレンー1.4,6゜9−テトラオキ
サスピロ〔4・4〕ノナンは、テトラアルキルオルトカ
ーボナートに対し、二当mのモノクロルヒドリン等のモ
ノハロヒドリンをパラトルエンスルホン酸等の酸触媒を
用いてエステル交換反応させた後、ナトリウムメトキシ
ド等の塩基を用いて脱ハロゲン化水素反応を行なうこと
によって容易に製造することができる。
また、本発明で用いられる前記式(IF)で表わされる
(B)成分のポリチオール類としては、通常、脂肪族ポ
リチオール類または芳香族ポリチオール類が用いられる
。このようなポリチオール類の代表例としては、例えば
1.2.3−プロパントリチオール、1.2.4−ブタ
ントリチオール、ネオペンタンテトラチオール、トリメ
チロールプロパントリチオグリコラート、トリメチロー
ルプロパントリチオプロピオナート、ペンタエリスリト
ールトリチオグリコラート、ペンタエリスリトールトリ
ヂオブロビオナート、ペンタエリスリトールトリチオグ
リコラート、ペンタエリスリトールテトラチオプロビオ
ナート、1.3.5−ベンゼントリヂオール、2.4.
6−トルニントリチオール、2,4.6−メジチレント
リチオール等があげられる。
(A)成分の2.7−シメチレンー1.4,6゜9−テ
トラオキサスビ0(4・4〕ノナンと(B)成分のポリ
チオール類の配合比は、 を満足する範囲内であることを好ましい。配合比が上記
範囲より多くても、少なくても硬化性組成物を硬化させ
た場合の架橋度が充分でなく、硬化物の物性が著しく低
下するか、または硬化性組成物が硬化しなくなり好適で
ない。
本発明において用いられる(C)成分のラジカル1合開
始剤は、熱、マイクロ波、赤外線または紫外線によって
ラジカルを生成しうるちのであればいずれのラジカル重
合開始剤の使用も可能であり、硬化性組成物の用途、(
B)成分の種類、(A)成分と(B)成分の配合比及び
硬化性組成物の硬化方法等によって適宜選択することが
できる。
熱、マイクロ波、赤外線による重合に際して使用できる
ラジカル重合開始剤としては、例えばアゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等の如きアゾ
系化合物、ジ−t−ブチルバーオキシド、ジクミルパー
オキシド等の如きアルキルパー第4:シド、過酸化ベン
ゾイル、ラウロイルパーオキシド等の如ぎアミルパーオ
キシド、ジイソブロビルバーオキシカーボナート等の如
きバーカーボナートがあげられる。
紫外線による重合に際して使用できるラジカル重合開始
剤としては、例えばアセトフェノン、2.2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン、2.2−ジェトキシ
アセトフェノン、4′ −イソプロピル−2−ヒトOキ
シ−2−メチルプロピオフェノン、2−ヒトOキシー2
−メチルブ0ビオフェノン、4.4’  −ビス(ジエ
チルアミノ)ベンゾフェノン、ベンゾフェノン、メチル
−(0−ベンゾイル)−ベンゾエート、1−フェニル−
1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニ
ル)−オキシム、1−フェニル−1,2−プロパンジオ
ン−2−(0−ベンゾイル)−オキシム、ベンゾイン、
ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブ
チルエーテル、ベンゾインオクチルエーテル、ベンジル
、ジアセチル等のカルボニル化合物1.メチルアントラ
キノン、クロロアントラキノン、クロロチオギサントン
、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキ
サントン等のアントラキノンまたはチオキサントン誘導
体、ジフェニルスルフィド、ジフェニルジスルフィド メート等の硫黄化合物、α−クロロメチルナフタレン、
アントラセン等があげられる。
ラジカル重合開始剤の配合量は、ラジカル重合開始剤の
種類、硬化性組成物の用途、(B)成分の種類、(A)
成分と(B)成分の配合比及び硬化性組成物の硬化方法
により変化するので一概には決められないが、通常は、
(A)成分と(B)成分の総量に対してo.ooi〜2
0モル%の範囲、好ましくは0、01〜10モル%の範
囲である。ラジカル重合開始剤の配合量が0. 001
モル%未満では、硬化性組成物が実質的に硬化せず、ま
た20モル%を越える配合量では、経済的でないばかり
か、場合によっては硬化中に発泡したりして好ましくな
い。
本発明の硬化性組成物は、硬化に際して硬化性組成物を
溶媒で希釈して使用することもできる。
使用し得る溶媒としては、例えばクロロベンゼン、アセ
トニトリル、酢酸エチル、N.N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン等の如き、通常
のラジカル重合において用いられる溶媒をあげることが
できる。
[発明の効果] 本発明の硬化性組成物は、ラジカル重合開始剤を目的に
合わせて選択することにより、熱、赤外線、マイクロ波
または紫外線の何れの方法によっても容易に架橋硬化さ
せることが可能であり、成形材料、注型材料、接着剤及
びレジスト材料等の硬化材料として好適に使用すること
ができる。
[実 施 例] 以下、実施例及び比較例をあげて本発明をさらに詳細に
説明する。
実施例 1 (A)成分である2.7−シメチレンー1.4。
6、9−テトラオキサスピロ〔4・4〕ノナン7、81
 9(0.05モル)及び(B)成分である1.2。
3−プロパントリチオール2.60 9 (0.’03
3モル)からなる混合物に、ラジカル重合開始剤として
アゾビスイソブチロニトリル121 IIg(0.8ミ
リモル)を添加して硬化性組成物を得た。この硬化性組
成物をパイレックスガラス製注型容器に注入し、60℃
において24時間加熱硬化し、50Mx 50m X 
3 mmの透明な板状硬化物を得た。硬化物は、ロック
ウェル硬度M105の硬い樹脂であり、アヒトン、メタ
ノール、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド等の
通常の有機溶剤には不溶であった。
実施例2〜6及び比較例1〜3 実施例1において、(B)成分のポリチオール類の種類
、ラジカル重合開始剤の種類、各成分の配合比及び硬化
条件を第1表の如く変化させた以外は、実施例1と同様
の操作を行ない各種の硬化物を得た。
実施例 7 実施例5で得られた硬化性組成物を、メヂルセルソルブ
フセテートに溶解して硬化性組成物の濃度が10ff1
5%である溶液とした。この溶液を0.2μ7nフイル
ターでi濾過してレジスト液とした。これをスピナーを
用いてシリコンウェハー上に塗布して厚さ0.4μmの
均一な塗膜を形成した。この塗膜を縞模様のソーダガラ
ス製フォトマスクで密着被覆し、500W高圧水銀灯で
紫外線照射して硬化させた。次いで、ジメチルスルホキ
シド4容、エタノール1容からなる混合液で現像した。
次いで、エタノールでリンスして最小線幅5μmのレリ
ーフ・パターンを得た。残膜収率50%となる適正露光
量を表わす感度は10IIIJ/cIR2であった。
実施例 8 実施例1で得られた硬化性組成物を鉄の試験片に塗布し
た後、他の鉄の試験片と密着させた。その後、80℃で
10時間、次いで100℃で4時間加熱して硬化させて
接着し、JISに6850−1976の方法に準じて引
張り剪断接着強度を測定した。また、ガラス(厚さ5 
xtm )の試験片についても同様な試験を行なった。
その結果を第2表に示した。
尚、試験片の鉄は、アルミナ#100を用いたサンドブ
ラストで表面を研摩処理したものを用い、またガラスは
アセトンで脱脂浄化したものを用いた。
第    2    表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記(A)、(B)及び(C)成分を必須成分とし
    て配合してなる硬化性組成物。 (A)式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされる2,7−ジメチレン−1,4,6,9−テ
    トラオキサスピロ〔4・4〕ノナン。 (B)式〔II〕 R−(SH)_n〔II〕 〔式中、Rは多価の有機基であり、nは3以上の整数を
    示す〕 で表わされるポリチオール類。 (C)ラジカル重合開始剤。 2、(A)成分の2,7−ジメチレン−1,4,6,9
    −テトラオキサスピロ〔4・4〕ノナンと(B)成分の
    ポリチオール類との配合比が[(A)成分のモル数×2
    ]/[(B)成分のモル数×(B)成分の1分子当りの
    メルカプト基数]=0.6〜1.8を満足する範囲内に
    ある特許請求の範囲第1項記載の硬化性組成物。 3、ラジカル重合開始剤の配合量が2,7−ジメチレン
    −1,4,6,9−テトラオキサスピロ〔4・4〕ノナ
    ンとポリチオール類の総量に対して0.001〜20モ
    ル%の範囲内にある特許請求の範囲第1項記載の硬化性
    組成物。
JP61104856A 1986-05-09 1986-05-09 硬化性組成物 Pending JPS62263226A (ja)

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