JPS62263206A - 塩化ビニル系重合体の製造法 - Google Patents

塩化ビニル系重合体の製造法

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JPS62263206A
JPS62263206A JP10627186A JP10627186A JPS62263206A JP S62263206 A JPS62263206 A JP S62263206A JP 10627186 A JP10627186 A JP 10627186A JP 10627186 A JP10627186 A JP 10627186A JP S62263206 A JPS62263206 A JP S62263206A
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vinyl chloride
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牧野 哲哉
Yasuo Murase
村瀬 康夫
Tadashi Morimoto
守本 正
Junzo Shibata
柴田 準三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塩化ビニル系重合体の製造方法に関する。詳し
くは重合反応の生産性を向上させ、かつ成形加工性の改
良された、特に嵩比重の大きい塩化ビニル系重合体の製
造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
塩化ビニル系重合体は、塩化ビニル単量体単独又は塩化
ビニル単量体を主体とする共重合可能な単量体の混合物
(以下、これらを総称して「塩化ビニル系単量体」とい
い、この単量体を重合して得られる重合体を「塩化ビニ
ル系重合体」という。)を、重合開始剤の存在下に、分
散剤を含有する水性媒体中で懸濁重合式せることによシ
得られる。
塩化ビニル系重合体の成形加工性は、一般に、その粒子
の形態及び集合状態に大きく依存する。
中でも、塩化ビニル系重合体粉末の嵩比重を増加させる
ことは、(1)貯蔵に必要な容器の体積が減少する、(
11)加工時のホッパーからの加工機械への食い込みが
良くなる。  (iii)プレンダー等のパッチ操作で
7回当シの処理量が増加する、(1v)押土成形時の成
形速度が高くなる、等の利点が大きい。
従来、塩化ビニル釆重合体の嵩比重を増加させる方法と
して、 (al  塩化ビニル系単量体を水性媒体中で一定温度
で重合反応式せる際に、分散剤の種類とその添加量、攪
拌翼の形状及び攪拌速度等を変化させる方法、 (bl  塩化ビニル系単量体を水性媒体中で一定温度
で懸濁重合させる際、重合中に塩化ビニル系単量体を追
加(逐次添加)する方法。(ジャーナル・オプ・マクロ
モレキュラー・サイエンス、Al1巻、7223〜72
21頁、/り77年)、 (cl  塩化ビニル系単量体を水性媒体中で重合でせ
る際、重合反応を2段階で行ない、第1段の反応と第2
段の反応とを異々つた反応温度で行なう方法(特公昭ダ
テー201.コア、特公昭4t?−21り10、特開昭
57−/タコ4t//、特開昭67−/9!107、特
開昭jタータtsirコ)、等が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記fatの方法ではある程度までは嵩
比重を増加させることができるが、その効果は小さく、
かつ設備改造を必要とするので、最良の方法とは言いが
たい。また、上記(b)及び(c)の方法では嵩比重の
増加効果は見られるものの、その効果は十分でなく、ま
た、重合反応の生産性が低下する等の問題があり、決し
て十分であるとは言えない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は従来技術のかかる間層点を解決すべく、種
々検討を重ねた結果、塩化ビニル系単量体を水性媒体中
で懸濁重合する際に、特定の分散剤系を採用lすること
によル、嵩比重が著しく大きい塩化ビニル系重合体が得
られることを見出して本発明を完成するに至った。
即ち本発明の要旨は、塩化ビニル単量体ま九は塩化ビニ
ル卑量体を主体とする共重合可能な単量体の混合物を水
性媒体中で懸濁重合して塩化ビニル系重合体を製造する
方法において、分散剤として、 ■ ケン化度が?j〜90モル%であり、かつそのり%
水溶液の20℃における粘度が一2j〜& j cps
である水溶性部分ケン化ポリ酢酸ビニル、 ■ ケン化度が65〜75モル%であり、かつそのダチ
水溶液の20℃における粘度が!、θ〜g、θcpsで
ある水溶性部分ケン化ポリ酢酸ビニル、及び、 ■ ケン化度が35.jOモルチであり、かつ、その重
合度が200〜800である油溶性部分ケン化ポリ酢酸
ビニル、 の王者を併用し1、かつ、その併用1比が■/■の言分
比で9/1〜1/1の範囲であり、かつ、(■+■)/
■の重量比が!//〜V/の範囲であることを特徴とす
る塩化ビニル系重合体の製造法、に存する。
以下、本発明につき詳細に説明する。
〕料の塩化ビニル系卑量体には前記の通フ塩化ビニルB
A量体それ自体のほか、塩化ビニル単量体を主体とする
共重合可能な単量体の混合物が含まれる。
塩化ビニル単量体と共重合可能な単量体としては、例え
ばエチレン、プロピレン等のオレフィン類、酢酸ビニル
、ステアリン酸ビニル等のビニルエステル類、エチルビ
ニルエーテル、セチルビニルエーテル等のビニルエーテ
ル類、アクリル酸エステル、マレイン酸欠はフマル酸の
エステル類及び無水物、スチレン等の芳香族ビニル化合
物、アクリロニトリル等の、従来知られている塩化ビニ
ルと共重合可能な単量体が挙げられる。該共重合可能な
単量体は塩化ビニル単量体に対し、通常、20重量%以
下の割合で使用できる。
本発明においては、 ■ ケン化度が?!〜90モル%であり、かつ、その4
t%水溶液の20℃における粘度が一2!〜t ! c
paである水溶性部分ケン化ポリ酢酸ビニル、 ■ ケン化度が65〜7jモルチであり、かつ、その4
1%水溶液の20℃における粘度が1.0〜t、0cp
sである水溶性部分ケン化ポリ酢酸ビニル、及び ■ ケン化度が3!〜jOモル%であり、かつ、その重
合度(酢酸ビニル換算)が=00〜r0θの油溶性部分
ケン化ポリ酢酸ビニル、の組み合わせを主分散剤系とし
て使用し、かつその併用量比が、■/■の重量比でり/
l〜///の範囲であ夛、かつ、(■十〇)/■の重量
比がJ’//〜2//の範囲とする。
また、上記■、■及び■の使用量は、■及び■の合計量
が0.03〜0,10vrt%(対単量体)、■が0.
07〜0.0!vrt、%  の範囲とするのが好まし
い。更に、上記■の重合度(酢酸ビニル換算)がSSO
〜700であるのが特に良好である。
上記の主分散剤以外に、公知の分散剤、例えば一般の部
分ケン化ポリ酢酸ビニル、セルロース誘導体、ゼラチン
、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤等、通常、
塩化ビニルの懸濁重合に用いられる分散剤を補助的に使
用することは、何ら差支えない。但し、使用する分散剤
の総量に対し、補助的な分散剤の量は、2!チを越えな
い墨が必要でるる。こへ以上補助分散剤の量を増した場
合は、本発明の効果を得ることは困難である。
重合開始剤としては、一般に塩化ビニルの怒濁重合に用
いらnる油溶性重合開始剤、例えば、過酸化ベンゾイル
、ラウロイルペルオキシド、t−プテルペルオキシビパ
レート、ジオクチルペルオキシジカーボネート、ジイソ
プロピルペルオキシジカーボネート、t−ブチルペルオ
キシネオデカノエート、a−クミルペルオキシネオデカ
ノエート等の有機過酸化物、アゾビス(インブチロニト
リル)、アゾビス(ジメチルバレロニトリル)等のアゾ
化合物等が使用される。これら重合開始剤の使用量は一
般に、塩化ビニル系単量体に対し、0.O/〜o、to
vrtf&の範囲である。
さらに、一般に知られている1合助剤、例えばトリクロ
ルエチレン、ドデシルメルカプタン、コーメルカブトエ
タノール、プロピオンアルデヒド等の連鎖移動剤、及び
酸化防止剤等を任意に使用することができる。
塩化ビニル単量体単独、又は塩化ビニル単量体を主体と
する共重合可能な単量体の混合物は、重合開始前に一括
して仕込んでもよいし、或は塩化ビニル系単量体の一部
を重合開始前に仕込み、残部を重合開始後に、連続的又
は断続的に仕込むこともできる。
重合温度は用いる重合開始剤の種類、重合方法、目標と
する重合度によっても異なるが、一般に0−90℃、特
に20〜20℃の範囲が好適である。
′!虎、反応に際しては通常の定温重合法を採っても良
いし、まな連続昇温重合法を採っても良い。
生成し六塩化ビニル系重合体スラリーの脱水・乾燥等の
操作は、従来から行なわれている、遠心脱水−流動乾燥
等の手段が採用され、容易に含水率0,7%以下の塩化
ビニル系重合体を得ることができる。
〔実施例〕
次に本発明の態様を実施例により更に具体的に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に
よって限定されるものではない。
なお、以下の実施例において、得られる塩化ビニル系重
合体の嵩密度はJ工S K−471/に示される方法に
準じて測定し虎。
また、ポロシティ−(内部突孔体積)は、水銀圧入法の
ポロシメーター(カルローエルバ社製)を使用して、孔
径75〜?!、000Aの内部空孔の容積を測定し、p
vc / tあ念シの空孔容積に換算した。
実施例/〜コ及び比較例1〜3 内容積a、o001のステンレス製重合容器に、脱イオ
ン水λ、oootcy、塩化ビニル単量体(以下、’7
0Mと略称する。)/、700k)、表−7に示す通り
の分散剤水溶液、及び重合開始剤のt−プテルペルオキ
シピパレートo、o3重xs(原料VCMに対しての使
用量)を仕込み、攪拌下に、反応温度jr℃で転化率/
!チまで反応を行なった。
反応後、未反応VCMを回収し、系内を真空置換した後
、得られた塩化ビニル重合体(以下pvaと略称する。
)のスラリーを取り出し、脱水・乾燥の後、前述の方法
に従って、分析・評価を実施し念。結果を表−/に示す
上記実施例及び比較例の対比から明らかなように、本発
明の方法によれば、嵩比重が著しく高いPVCレジンが
得られる。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、従来技術では得られなかつ念よう
な著しく高い嵩比重を有する塩化ビニル系重合体を製造
することができ、しかもその際、嵩比重以外の諸物性の
悪化は遺少限に食い止めることができる。
特許出廚人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用  − ほか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]塩化ビニル単量体または塩化ビニル単量体を主体
    とする共重合可能な単量体の混合物を水性媒体中で懸濁
    重合して塩化ビニル系重合体を製造する方法において、
    分散剤として、(1)ケン化度が85〜90モル%であ
    り、かつその4%水溶液の20℃における粘度が 25〜65cpsである水溶性部分ケン化ポリ酢酸ビニ
    ル、 (2)ケン化度が65〜75モル%であり、かつその4
    %水溶液の20℃における粘度が 5.0〜6.0cpsである水溶性部分ケン化ポリ酢酸
    ビニル、及び (3)ケン化度が35〜50モル%であり、かつその重
    合度が200〜800である油溶 性部分ケン化ポリ酢酸ビニル、 の三者を併用し、かつ、その併用量比が、(1)/(2
    )の重量比で9/1〜1/1の範囲であり、かつ、((
    1)+(2))/(3)の重量比が8/1〜2/1の範
    囲であることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造法
JP61106271A 1986-05-09 1986-05-09 塩化ビニル系重合体の製造法 Expired - Lifetime JPH0780925B2 (ja)

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