JPS62263074A - サ−マルプリンタ - Google Patents
サ−マルプリンタInfo
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- JPS62263074A JPS62263074A JP10798886A JP10798886A JPS62263074A JP S62263074 A JPS62263074 A JP S62263074A JP 10798886 A JP10798886 A JP 10798886A JP 10798886 A JP10798886 A JP 10798886A JP S62263074 A JPS62263074 A JP S62263074A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
- B41J2/36—Print density control
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の産業上の利用分野〕
本発明は、インクを有するインクシートのインクを記録
シートに転写して、記nシートに画像記録を行なうサー
マルプリンタに関する。ここで本発明は、例えばパーソ
ナルコンピュータ・ワードプロセッサ・電子タイプライ
タ−・ファクシミリ装置あるいはメモリに内蔵された情
報に応じた画像を記録シートに順次記録してい(所謂プ
リンタ装置等に用いられる。
シートに転写して、記nシートに画像記録を行なうサー
マルプリンタに関する。ここで本発明は、例えばパーソ
ナルコンピュータ・ワードプロセッサ・電子タイプライ
タ−・ファクシミリ装置あるいはメモリに内蔵された情
報に応じた画像を記録シートに順次記録してい(所謂プ
リンタ装置等に用いられる。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来か
ら知られているサーマルプリンタの多くは複数個の発熱
素子を配列したサーマルヘッドを有しており、ヘッドを
移動しつつ選択的に発熱素子を駆動することにより逐次
熱転写リボンのインクを溶融し、記録媒体に転写するこ
とにより記録を行なっている。このサーマルプリンタは
小型軽量、保守が容易で動作騒音が小さく、しかも記録
結果の保存性が良いことなどから、近年ワードプロセッ
サ等の記録出力装置として多く用いられている。
ら知られているサーマルプリンタの多くは複数個の発熱
素子を配列したサーマルヘッドを有しており、ヘッドを
移動しつつ選択的に発熱素子を駆動することにより逐次
熱転写リボンのインクを溶融し、記録媒体に転写するこ
とにより記録を行なっている。このサーマルプリンタは
小型軽量、保守が容易で動作騒音が小さく、しかも記録
結果の保存性が良いことなどから、近年ワードプロセッ
サ等の記録出力装置として多く用いられている。
しかしながらサーマルプリンタはワイヤドツトプリンタ
、−rンクジェットプリンタなどに比して記録速度が遅
いという問題点がある。これはサーマルプリンタでは、
良質な記録を得るために後述するような理由でサーマル
ヘッドの加熱を防止する必要があるからである。この加
熱防止のためには放熱板を用いることは勿論、発熱駆動
を連続して行なわず、駆動と駆動の間に冷却時間を設け
るのが普通である。サーマルプリンタの記録速度向上が
困難なのは、この様にこの冷却時間のためである。
、−rンクジェットプリンタなどに比して記録速度が遅
いという問題点がある。これはサーマルプリンタでは、
良質な記録を得るために後述するような理由でサーマル
ヘッドの加熱を防止する必要があるからである。この加
熱防止のためには放熱板を用いることは勿論、発熱駆動
を連続して行なわず、駆動と駆動の間に冷却時間を設け
るのが普通である。サーマルプリンタの記録速度向上が
困難なのは、この様にこの冷却時間のためである。
ここで第7図に従来のサーマルヘッドの構造を示してお
く。図において符号1で示されているのは基板2上のグ
レーズ層3の表面に配列された発熱素子である。その一
端は全て共通電極4に接続され、他端はそれぞれ駆動電
極5と接続されている。
く。図において符号1で示されているのは基板2上のグ
レーズ層3の表面に配列された発熱素子である。その一
端は全て共通電極4に接続され、他端はそれぞれ駆動電
極5と接続されている。
第7図は1列型のヘッドを示したが、5層7行などの格
子状に発熱素子を配列したものも知られている。ところ
が、この種の格子型のヘッドは1列型が1層の薄膜形成
により発熱素子を形成できるのに対して多層の薄膜形成
を行なわねばならない、信号線の引き回しが複雑でコス
ト高になりやすい欠点からあまり使用されておらず、1
列型が主流となっている。
子状に発熱素子を配列したものも知られている。ところ
が、この種の格子型のヘッドは1列型が1層の薄膜形成
により発熱素子を形成できるのに対して多層の薄膜形成
を行なわねばならない、信号線の引き回しが複雑でコス
ト高になりやすい欠点からあまり使用されておらず、1
列型が主流となっている。
ところで、この1列型のサーマルヘッドを図の水平方向
に移動し、ヒートパルス(記録電流)を各発熱素子に印
加して記録を行なうわけだが、1列型のヘッドの場合に
は高速駆動を行なおうとすると先述の冷却時間が不足が
ちになる。
に移動し、ヒートパルス(記録電流)を各発熱素子に印
加して記録を行なうわけだが、1列型のヘッドの場合に
は高速駆動を行なおうとすると先述の冷却時間が不足が
ちになる。
高速記録の場合には連続的にヒートパルスを印加しなけ
ればならないので、素子の温度が一定に保たれず、上昇
しがちである。
ればならないので、素子の温度が一定に保たれず、上昇
しがちである。
発熱素子の過熱は、素子の劣化を進めるとともに記録品
質を大きく低下させるので好ましくない。
質を大きく低下させるので好ましくない。
従って1列型のサーマルヘッドでは過熱防止のためおの
ずと駆動間隔が制約され、記録速度の向上が困難な問題
点がある。
ずと駆動間隔が制約され、記録速度の向上が困難な問題
点がある。
上記の点に鑑みて第2図に示すような2列型のサーマル
ヘッドが考えられている。第2図に示すヘッドは基板2
の中心に対して線対称にA列、B列の発熱素子を配列し
たものである。A、B列の発熱素子群は前記と同じ構成
部材から形成され、これらは第7図の符号にA、Bを付
した同じ数字による符号で示しである。
ヘッドが考えられている。第2図に示すヘッドは基板2
の中心に対して線対称にA列、B列の発熱素子を配列し
たものである。A、B列の発熱素子群は前記と同じ構成
部材から形成され、これらは第7図の符号にA、Bを付
した同じ数字による符号で示しである。
第2図のヘッドはA列、B列の発熱素子群の中央にA列
、B列が共有する共通電極4を配してあり、1列型とほ
ぼ同じ平面構成により製造できる利点がある。
、B列が共有する共通電極4を配してあり、1列型とほ
ぼ同じ平面構成により製造できる利点がある。
第2図のヘッドを第3図に示すように熱転写リボン16
を介してプラテン14上の記録シート15に圧接し、A
列、B列の素子群を同時に駆動すると1つのヘッド位置
で1列型の2倍の記録ドツトを形成できる。従って1列
型のヘッドに対して2倍の記録速度を実現できる。
を介してプラテン14上の記録シート15に圧接し、A
列、B列の素子群を同時に駆動すると1つのヘッド位置
で1列型の2倍の記録ドツトを形成できる。従って1列
型のヘッドに対して2倍の記録速度を実現できる。
しかし、従来の2判型ヘッドは1列型に比して記録品質
が悪いという問題点がある。というのは第3図の矢印方
向にヘッドを移動しつつ記録を行なうと、記録方向に対
して後方のB列では搬入されてくる熱転写リボン16は
すでにA列近傍で加熱されており、B列位置に入ってく
るときはある程度の蓄熱量を有している。
が悪いという問題点がある。というのは第3図の矢印方
向にヘッドを移動しつつ記録を行なうと、記録方向に対
して後方のB列では搬入されてくる熱転写リボン16は
すでにA列近傍で加熱されており、B列位置に入ってく
るときはある程度の蓄熱量を有している。
従って常に後側のB列で記録したドツトの方がA列のも
のより常に濃(大きくなってしまい、1列ごとに偶数ド
ツトと奇数ドツトでドツト濃度が太き(なったり小さく
なったりして記録品位が低下する。
のより常に濃(大きくなってしまい、1列ごとに偶数ド
ツトと奇数ドツトでドツト濃度が太き(なったり小さく
なったりして記録品位が低下する。
本発明の目的は、記録品位の向上したサーマルプリンタ
を提供することにある。
を提供することにある。
本発明の他の目的は、記録速度の向上したサーマルプリ
ンタを提供すること11ある。
ンタを提供すること11ある。
本発明のさらに他の目的は、記録速度を増したにもかか
わらず、記録品位の向上したサーマルプリンタを提供す
ることにある。
わらず、記録品位の向上したサーマルプリンタを提供す
ることにある。
本発明のさらに他の目的は、記録画像の濃度を一定にす
ることのできるサーマルプリンタを提供することにある
。
ることのできるサーマルプリンタを提供することにある
。
本発明のさらに他の目的は、複数列の発熱素子群を有す
るサーマルヘッドを用いて、良好な画像記録を行なうこ
とのできるサーマルプリンタを提供することにある。
るサーマルヘッドを用いて、良好な画像記録を行なうこ
とのできるサーマルプリンタを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、インクシートの蓄熱量を考
慮して複数列の発熱要素群の発熱量を制御するサーマル
プリンタを提供することにある。
慮して複数列の発熱要素群の発熱量を制御するサーマル
プリンタを提供することにある。
上述問題点を解決するための本発明は、インクを有する
インクシートのインクを記録シートに転写して記録シー
トに画像記録を行なうサーマルプリンタにおいて、発熱
要素が複数個並んだ第1の発熱要素群と、発熱要素が複
数個並んだ第2の発熱要素群と、を有するヘッドと、上
記インクシートの蓄熱量を考慮し上記第1の発熱要素群
と上記第2の発熱要素群の発熱量を制御する制御手段と
、上記記録シートと上記ヘッドとを相対的に移動する移
動手段と、を有することを特徴とするものである。
インクシートのインクを記録シートに転写して記録シー
トに画像記録を行なうサーマルプリンタにおいて、発熱
要素が複数個並んだ第1の発熱要素群と、発熱要素が複
数個並んだ第2の発熱要素群と、を有するヘッドと、上
記インクシートの蓄熱量を考慮し上記第1の発熱要素群
と上記第2の発熱要素群の発熱量を制御する制御手段と
、上記記録シートと上記ヘッドとを相対的に移動する移
動手段と、を有することを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な説明する
。
。
第4図は本発明によるサーマルプリンタの一実施例を示
した斜視図である。第4図において符号11で示したも
のは、第2図及び第3図に示したのと同じ構成を有する
2列型の記録ヘッドである。この記録へラド11はガイ
ドバー20に摺動自在に支持されており、パルスモータ
22によってプーリ2LA・21Bに巻回されたワイヤ
19を介して円筒状のプラテン14に沿って左右に往復
移動される。記録シート15に対する記録走査のうち、
主走査はキャリッジ18の移動によって行なわれる。ま
た副走査は後述するモータ35の駆動力を受けて自転す
る(矢示、a方向)プラテン14により記録シート15
を矢印Pの方向に移動することにより行なう。
した斜視図である。第4図において符号11で示したも
のは、第2図及び第3図に示したのと同じ構成を有する
2列型の記録ヘッドである。この記録へラド11はガイ
ドバー20に摺動自在に支持されており、パルスモータ
22によってプーリ2LA・21Bに巻回されたワイヤ
19を介して円筒状のプラテン14に沿って左右に往復
移動される。記録シート15に対する記録走査のうち、
主走査はキャリッジ18の移動によって行なわれる。ま
た副走査は後述するモータ35の駆動力を受けて自転す
る(矢示、a方向)プラテン14により記録シート15
を矢印Pの方向に移動することにより行なう。
記録ヘッド11は記録シート15に対して当接するヘッ
ドダウン位置、及びシート15から離間するヘッドアッ
プ位置との間を後述するモータ36により揺動するよう
に構成されている。この様に記録ヘッド11は記録時熱
転写リボン16を介して記録シート15を押圧するよう
になっている。ここで、この熱転写リボン16はリボン
カセット17に収納され、このカセット17はキャリッ
ジ18の装填部18Aに着脱可能に搭載されている。
ドダウン位置、及びシート15から離間するヘッドアッ
プ位置との間を後述するモータ36により揺動するよう
に構成されている。この様に記録ヘッド11は記録時熱
転写リボン16を介して記録シート15を押圧するよう
になっている。ここで、この熱転写リボン16はリボン
カセット17に収納され、このカセット17はキャリッ
ジ18の装填部18Aに着脱可能に搭載されている。
なおリボン16は、カセット17内に設けられた供給プ
ーリ(図示せず)から巻取りプーリ(図示せず)へ、キ
ャリッジ18の移動に同期して巻取られる。このリボン
16は、上記巻取りブーりがモータ37によって回転す
ることによって巻取られる。
ーリ(図示せず)から巻取りプーリ(図示せず)へ、キ
ャリッジ18の移動に同期して巻取られる。このリボン
16は、上記巻取りブーりがモータ37によって回転す
ることによって巻取られる。
第5図は第4図の構成を制御するのに用いられる回路を
示したブロック図である。第5図において、符号32は
ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、あるいはパーソ
ナルコンピュータなどのホスト側装置である。ここで記
録すべき文字、あるいは画像のデータは信号線Stを介
して記録装置CPU33に送られる。CPU33はバッ
ファメモリなどとして用いられるRAM及び後述する例
えば第7図に示す様なプログラムを格納したROMを一
体に構成したlチップの素子から成っている。CPU3
3は信号線S2.S3を介してドライバ34に駆動信号
を与える。
示したブロック図である。第5図において、符号32は
ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、あるいはパーソ
ナルコンピュータなどのホスト側装置である。ここで記
録すべき文字、あるいは画像のデータは信号線Stを介
して記録装置CPU33に送られる。CPU33はバッ
ファメモリなどとして用いられるRAM及び後述する例
えば第7図に示す様なプログラムを格納したROMを一
体に構成したlチップの素子から成っている。CPU3
3は信号線S2.S3を介してドライバ34に駆動信号
を与える。
このドライバ34は記録ヘッド11.キャリッジ送り用
のパルスモータ22.シート送り用のパルスモータ35
.熱転写リボン16のシフト用のモータ36及び熱転写
リボン巻き取り用のモータ37を制御する。
のパルスモータ22.シート送り用のパルスモータ35
.熱転写リボン16のシフト用のモータ36及び熱転写
リボン巻き取り用のモータ37を制御する。
ドライバ34はCPU33からの論理レベルの駆動信号
を各発熱素子DAI〜DA8及びDBI−DB8の駆動
に必要なレベルに変換するものである。また各素子の駆
動電流は、電源38から電源スィッチ39を介して与え
られる。
を各発熱素子DAI〜DA8及びDBI−DB8の駆動
に必要なレベルに変換するものである。また各素子の駆
動電流は、電源38から電源スィッチ39を介して与え
られる。
記録へラド11は本実施例の場合各々8個ずつの発熱素
子DAI〜DA8.DB1〜DBSを有している。
子DAI〜DA8.DB1〜DBSを有している。
ここで符号DAは第3図の例でいうと、A列の発熱素子
を又符号DBはB列の発熱素子をそれぞれ示している。
を又符号DBはB列の発熱素子をそれぞれ示している。
又キャリッジ18用のパルスモータ22及びプラテン1
4を駆動するための紙送り用のパルスモータ35は4相
のパルスモータで、それぞれSφl〜Sφ4.Fφl〜
Fφ4の4つの励磁相を有している。リボン16用のモ
ータ36,37は直流モータないしステッピングモータ
から構成される。
4を駆動するための紙送り用のパルスモータ35は4相
のパルスモータで、それぞれSφl〜Sφ4.Fφl〜
Fφ4の4つの励磁相を有している。リボン16用のモ
ータ36,37は直流モータないしステッピングモータ
から構成される。
ホスト装置32は信号線Slを介し記録データ及びキャ
リッジリターン、ラインフィードなどの制御コードをC
PU33へ送信し、CPU33は送られたデータに基づ
きドライバ34を介して記録ヘッド11及び各モータを
制御して記録動作を行なう。
リッジリターン、ラインフィードなどの制御コードをC
PU33へ送信し、CPU33は送られたデータに基づ
きドライバ34を介して記録ヘッド11及び各モータを
制御して記録動作を行なう。
第6図(A)は記録へラド11の発熱素子DAI〜DA
8及びDBI−DB8の配置を示している。第6図(A
)は記録ヘッド11を後ろから見た透視図で、それぞれ
破線で各発熱素子の位置が示されている。
8及びDBI−DB8の配置を示している。第6図(A
)は記録ヘッド11を後ろから見た透視図で、それぞれ
破線で各発熱素子の位置が示されている。
特に矢印すで示した記録方向に対し、下流側に位置する
発熱素子DBI〜DB8は二重丸で示しである。
発熱素子DBI〜DB8は二重丸で示しである。
第6図(B)は記録ヘッド11を用いて文字rcANO
NJを記録する場合のドツト配列を示している。第6図
(B)において丸印が発熱素、子DAI〜DA8により
、又二重丸が発熱素子DBI−DB8によりそれぞれ記
録されるドツトである。即ち、奇数ドツトは発熱素子D
AI〜DA8で、また偶数ドツトは発熱素子DBI−D
B8でそれぞれ記録する。但し、第6図(A)に示され
るように2列の発熱素子は丁度1ドツト分、離れた位置
に配置されているので、後述するように隣り合ったドツ
トが連続した記録サイクルで記録されるわけではない。
NJを記録する場合のドツト配列を示している。第6図
(B)において丸印が発熱素、子DAI〜DA8により
、又二重丸が発熱素子DBI−DB8によりそれぞれ記
録されるドツトである。即ち、奇数ドツトは発熱素子D
AI〜DA8で、また偶数ドツトは発熱素子DBI−D
B8でそれぞれ記録する。但し、第6図(A)に示され
るように2列の発熱素子は丁度1ドツト分、離れた位置
に配置されているので、後述するように隣り合ったドツ
トが連続した記録サイクルで記録されるわけではない。
続いて以上の構成における動作を第1図のフローチャー
ト図及び第8図のタイミングチャート図を参照して説明
する。
ト図及び第8図のタイミングチャート図を参照して説明
する。
第1図はCPU33の記録制御のフローチャート図であ
る。ステップSIOでホスト装置32から信号線Slを
介して記録データ及び制御データが転送され、記録バッ
ファがいっばいになり記録の準備が完了する。すると、
ステップSllにおいてCPU33はステッピングモー
タ22の励磁相Sφ1〜Sφ4の励磁方向を、キャリッ
ジ18が第4図の右側方向(矢示すで示す記録方向)に
移動するようにセットする。続り、てステップS12で
は記録サイクルが現在奇数サイクルであるか偶数サイク
ルであるか判定する。
る。ステップSIOでホスト装置32から信号線Slを
介して記録データ及び制御データが転送され、記録バッ
ファがいっばいになり記録の準備が完了する。すると、
ステップSllにおいてCPU33はステッピングモー
タ22の励磁相Sφ1〜Sφ4の励磁方向を、キャリッ
ジ18が第4図の右側方向(矢示すで示す記録方向)に
移動するようにセットする。続り、てステップS12で
は記録サイクルが現在奇数サイクルであるか偶数サイク
ルであるか判定する。
記録サイクルは第8図において符号Cで示されている。
第8図の下の4段はステッピングモータ22の4つの励
磁相の駆動信号を示したもので、ステッピングモータ2
2は図示するように2相励磁により駆動され、この励磁
相の切り換えから切り換えまでの期間、即ちキャリッジ
18が1つの位置に停止している期間が記録サイクルC
の長さに相当することになる。
磁相の駆動信号を示したもので、ステッピングモータ2
2は図示するように2相励磁により駆動され、この励磁
相の切り換えから切り換えまでの期間、即ちキャリッジ
18が1つの位置に停止している期間が記録サイクルC
の長さに相当することになる。
又第8図の符号DAI〜DA8及びDBI〜DBSはそ
れぞれ対応する発熱素子の駆動タイミングを示している
。第8図の一点鎖線は1文字分の記録動作の区切りを示
しており、1つの文字は丁度記録サイクル7回、即ち7
つのキャリッジ位置において行なわれる。
れぞれ対応する発熱素子の駆動タイミングを示している
。第8図の一点鎖線は1文字分の記録動作の区切りを示
しており、1つの文字は丁度記録サイクル7回、即ち7
つのキャリッジ位置において行なわれる。
第1図のステップS12で奇数サイクルと判定された場
合にはステップS19に移り奇数サイクルの記録パター
ンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。第
6図に示す例では、発熱素子DAI〜DA8に最初の文
字「C」の最初の縦の5ドツト分のデータがセットされ
る。この結果この記録サイクルでは発熱素子DA2〜D
A6が駆動されることになる。
合にはステップS19に移り奇数サイクルの記録パター
ンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。第
6図に示す例では、発熱素子DAI〜DA8に最初の文
字「C」の最初の縦の5ドツト分のデータがセットされ
る。この結果この記録サイクルでは発熱素子DA2〜D
A6が駆動されることになる。
続いてステップS20では、発熱素子DAI−DA8に
ヒートパルスを与える。ヒートパルスの長さはステップ
S21で、タイマtlの計測時間とタイマt2の計測時
間を加えた時間がカウントアツプするまで続けられる。
ヒートパルスを与える。ヒートパルスの長さはステップ
S21で、タイマtlの計測時間とタイマt2の計測時
間を加えた時間がカウントアツプするまで続けられる。
このタイマtl+t2の計時時間は、第8図に示される
ように丁度キャリッジ18が1つの位置に停止している
時間に対応させである。タイマtl+t2がカウントア
ツプすると、ステップS22で発熱素子DAI NDA
8のヒートパルスを遮断し、ステップS23に移る。
ように丁度キャリッジ18が1つの位置に停止している
時間に対応させである。タイマtl+t2がカウントア
ツプすると、ステップS22で発熱素子DAI NDA
8のヒートパルスを遮断し、ステップS23に移る。
ステップS23では記録サイクルを計測するサイクルカ
ウンタを1増加させてステップS24に移る。
ウンタを1増加させてステップS24に移る。
ステップS24ではプリントバッファ内のデータを全て
記録したかどうかを判定する。記録が終了していない場
合にはステップSllに戻る。
記録したかどうかを判定する。記録が終了していない場
合にはステップSllに戻る。
ステップS12で偶数サイクルの記録であると判定され
た場合には、ステップS13で偶数サイクルの記録パタ
ーンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。
た場合には、ステップS13で偶数サイクルの記録パタ
ーンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。
続いてステップS14では、発熱素子DBl〜DB8に
ヒートパルスを印加する。ステップS15では、タイマ
tlの計測時間だけ動作させる。
ヒートパルスを印加する。ステップS15では、タイマ
tlの計測時間だけ動作させる。
続いてステップS16では、前列では印字しながったド
ツトのみを信号線S2にセットし、タイマt2をONす
る。このヒートパルスはステップS17でタイマt2が
カウントアツプするまで続けられる。
ツトのみを信号線S2にセットし、タイマt2をONす
る。このヒートパルスはステップS17でタイマt2が
カウントアツプするまで続けられる。
タイマt2がカウントアツプすると、ステップ318で
発熱素子DBI〜DB8のヒートパルスを遮断する。
発熱素子DBI〜DB8のヒートパルスを遮断する。
発熱素子DBI〜DBSのヒートパルスの長さt2は熱
転写リボン16がすでに発熱素子DAI−DA8の近傍
で加熱され、ある程度の蓄熱量を有しているので、この
熱量に対応する駆動時間である。
転写リボン16がすでに発熱素子DAI−DA8の近傍
で加熱され、ある程度の蓄熱量を有しているので、この
熱量に対応する駆動時間である。
以上の動作を繰り返すことにより第6図(B)゛の文字
rcANONJが記録される。この時奇数列の二重丸で
示した文字はそれぞれ発熱素子DBI−DB8で記録さ
れ、その記録時間t2は第8図に示されるように発熱素
子DAI〜DA8よりも短縮されている。これにより記
録方向に対し前側に位置する発熱素子DAI−DA8の
記録により生じる蓄熱量が補正され、偶数ドツトを記録
する発熱素子DBI〜DB8の濃度がDAI〜DA8の
ものと等しくなる。
rcANONJが記録される。この時奇数列の二重丸で
示した文字はそれぞれ発熱素子DBI−DB8で記録さ
れ、その記録時間t2は第8図に示されるように発熱素
子DAI〜DA8よりも短縮されている。これにより記
録方向に対し前側に位置する発熱素子DAI−DA8の
記録により生じる蓄熱量が補正され、偶数ドツトを記録
する発熱素子DBI〜DB8の濃度がDAI〜DA8の
ものと等しくなる。
第6図(B)と第8図とを比較してみると、素子DAI
〜DA8とDBI NDB8が丁度1ドツト分離れてい
るので、実際には隣り合った奇数ドツトと偶数ドツトは
奇数サイクルと偶数サイクルで記録されないことがわか
る。第8図に見るように第6図の最初の二重丸のドツト
は最初の丸印のドツト(「C」の縦線)が記録されてか
ら丁度3サイクル後で記録される。
〜DA8とDBI NDB8が丁度1ドツト分離れてい
るので、実際には隣り合った奇数ドツトと偶数ドツトは
奇数サイクルと偶数サイクルで記録されないことがわか
る。第8図に見るように第6図の最初の二重丸のドツト
は最初の丸印のドツト(「C」の縦線)が記録されてか
ら丁度3サイクル後で記録される。
次に第9図を用いて発熱履歴部について説明する。
以下述べる実施例では、前列の発熱履歴を記憶する手段
を設け、後列のHEADに与える印字データとのアンド
によって、前列で発熱したドツトを拾出する手段を設け
、前列の発熱ドツトの有無によって後列のサーマルヘッ
ドに印加する、発熱パルス幅を制御する。図において、
STBは、実際にサーマルヘッドに印加するためのスト
ローブ信号である。LAは、データを保持するための信
号であ。
を設け、後列のHEADに与える印字データとのアンド
によって、前列で発熱したドツトを拾出する手段を設け
、前列の発熱ドツトの有無によって後列のサーマルヘッ
ドに印加する、発熱パルス幅を制御する。図において、
STBは、実際にサーマルヘッドに印加するためのスト
ローブ信号である。LAは、データを保持するための信
号であ。
る。又5PRIは、奇数列DAI〜DA8に印字したい
データを保持するためのシフトレジスタ、SP!22は
、奇数列バッファ用シフトレジスタ、5PR3は、奇数
列で印字したデータ保持用のシフトレジスタ、5PR4
は、偶数列DBI〜DB8に印字したいデータを保持す
るためのシフトレジスタである。
データを保持するためのシフトレジスタ、SP!22は
、奇数列バッファ用シフトレジスタ、5PR3は、奇数
列で印字したデータ保持用のシフトレジスタ、5PR4
は、偶数列DBI〜DB8に印字したいデータを保持す
るためのシフトレジスタである。
又、クロック制御部には、それぞれ個別に制御可能なC
LKl−CLK4とデータ選択制御部には、シリアル印
字データを各シフトレジスタに貯える流路を制御するた
め信号5ELlと5EL2が具備されている。初期設定
時には5PRI、5PR2〜5PR4内に上記CLKI
〜CLK4,5ELI、5EL2をON/OFFさせ
ることによって“0”が貯えられている。
LKl−CLK4とデータ選択制御部には、シリアル印
字データを各シフトレジスタに貯える流路を制御するた
め信号5ELlと5EL2が具備されている。初期設定
時には5PRI、5PR2〜5PR4内に上記CLKI
〜CLK4,5ELI、5EL2をON/OFFさせ
ることによって“0”が貯えられている。
次に実際に印字する際に制御される、履歴制御を、第8
図タイムチャートに準じて説明する。
図タイムチャートに準じて説明する。
奇数サイクル■においては、クロック制御部とデータ選
択制御部をCLKI=ON、CLK2=OFF。
択制御部をCLKI=ON、CLK2=OFF。
CLK3=OFF、CLK4=OFF、5ELI=″L
″5EL2=1L”の状態にすることで、DATAaか
ら奇数サイクル■で印字すべき印字データを8発CLK
に同期して送出される。この事で奇数サイクル■の印字
すべき印字データが5PRIに位置される事から、LA
aをONさせLATCHaに印字データをラッチする。
″5EL2=1L”の状態にすることで、DATAaか
ら奇数サイクル■で印字すべき印字データを8発CLK
に同期して送出される。この事で奇数サイクル■の印字
すべき印字データが5PRIに位置される事から、LA
aをONさせLATCHaに印字データをラッチする。
次に5TBaを規定の1.+12時間だけONさせる事
で奇数サイクル■の発熱が終了する。
で奇数サイクル■の発熱が終了する。
次に偶数サイクル■の印字サイクルでは、クロック制御
部とデータ選択制御部をCLK1=ON、CLK2=O
N、CLK3=ON、CLK4=ON、5EL1=″L
″。
部とデータ選択制御部をCLK1=ON、CLK2=O
N、CLK3=ON、CLK4=ON、5EL1=″L
″。
5EL2= ”H”の状態にすることでDATAbから
偶数サイクル■で印字すべき印字データを8発それぞれ
のCL Kに同期して送出される。とともに5PRIお
よび5PR2にメモリされていた印字データを5PR2
および5PR3に送出される。この事で偶数サイクル■
の印字すべき印字データが5PR4に位置される事から
、LAbをONさせLATCHbに印字データをラッチ
する。次に5TBaを規定の18時間だけONさせる。
偶数サイクル■で印字すべき印字データを8発それぞれ
のCL Kに同期して送出される。とともに5PRIお
よび5PR2にメモリされていた印字データを5PR2
および5PR3に送出される。この事で偶数サイクル■
の印字すべき印字データが5PR4に位置される事から
、LAbをONさせLATCHbに印字データをラッチ
する。次に5TBaを規定の18時間だけONさせる。
次にクロック制御部とデータ選択制御部をCLKI=O
FF、CLK2=OFF、CLK3=ON、CLK4=
ON、5EL1=″H”、5EL2= ’L”の状態に
することで5PR4で今ヒートサイクルで印字したデー
タと、前列Aで印字しなかったデータが格納されている
5PR3とのアンド(論理積)によって、5PR4に再
びデータが送出される。つまり、この事によって、前列
Aで印字しなかったドツトおよび、今ヒートサイクルで
印字すべきドツト情報のみが5PR4に送出されるので
、LAaをONさせLATCHaに印字データがラッチ
される。
FF、CLK2=OFF、CLK3=ON、CLK4=
ON、5EL1=″H”、5EL2= ’L”の状態に
することで5PR4で今ヒートサイクルで印字したデー
タと、前列Aで印字しなかったデータが格納されている
5PR3とのアンド(論理積)によって、5PR4に再
びデータが送出される。つまり、この事によって、前列
Aで印字しなかったドツトおよび、今ヒートサイクルで
印字すべきドツト情報のみが5PR4に送出されるので
、LAaをONさせLATCHaに印字データがラッチ
される。
次に5TBaを規定のt2時間だけO,Nさせる事で偶
数サイクル■の発熱が終了する。
数サイクル■の発熱が終了する。
以下の動作を奇数サイクル、偶数サイクルと連続的に駆
動させる事によって、前列Aに発熱したドツト情報と後
列Bの印字情報との比較が実行されることになる。
動させる事によって、前列Aに発熱したドツト情報と後
列Bの印字情報との比較が実行されることになる。
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、複
数列の発熱素子群により熱転写記録を行なう熱転写プリ
ンタにおいて、記録方向の下流側。
数列の発熱素子群により熱転写記録を行なう熱転写プリ
ンタにおいて、記録方向の下流側。
上流側の発熱素子群の駆動時間を別個に制御する手段を
設けたことにより、熱転写リボンの蓄熱によって生じる
記録濃度のむらを解消し、しかも高速記録が可能な優れ
た熱転写プリンタを提供することができる。
設けたことにより、熱転写リボンの蓄熱によって生じる
記録濃度のむらを解消し、しかも高速記録が可能な優れ
た熱転写プリンタを提供することができる。
次に第1O図・第11図を用いて、前述第7図・第8図
で示した記録制御の変形例について説明する。
で示した記録制御の変形例について説明する。
まず奇数サイクルの場合について説明する。
第1O図のステップS12で奇数サイクルと判定された
場合にはステップS19に移り奇数サイクルの記録パタ
ーンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。
場合にはステップS19に移り奇数サイクルの記録パタ
ーンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。
第6図の例では発熱素子DAI−DA8に最初の文字「
C」の最初の縦の5ドツト分のデータがセットされる。
C」の最初の縦の5ドツト分のデータがセットされる。
この結果この記録サイクルでは発熱素子D A 2〜D
A6が駆動されることになる。
A6が駆動されることになる。
続いてステップS20では発熱素子DAI−DA8にヒ
ートパルスを与える。ヒートパルスの長さはステップS
21でタイマ2がカウントアツプするまで続けられる。
ートパルスを与える。ヒートパルスの長さはステップS
21でタイマ2がカウントアツプするまで続けられる。
このタイマtlの計時時間は第11図に示されるように
丁度キャリッジ18が1つの位置に停止している時間に
対応させである。タイマt1がカウントアツプするとス
テップS21で発熱素子DA1〜DA8のヒートパルス
を遮断し、ステップS23に移る。
丁度キャリッジ18が1つの位置に停止している時間に
対応させである。タイマt1がカウントアツプするとス
テップS21で発熱素子DA1〜DA8のヒートパルス
を遮断し、ステップS23に移る。
ステップS23では記録サイクルを計測するサイクルカ
ウンタを1増加させてステップS24に移る。
ウンタを1増加させてステップS24に移る。
ステップS24ではプリントバッファ内のデータを全7
で記録したかどうかを判定する。記録が終了していない
場合にはステップSitに戻る。
で記録したかどうかを判定する。記録が終了していない
場合にはステップSitに戻る。
ステップS12で偶数サイクルの記録であると判定され
た場合には、ステップS13で偶数サイクルの記録パタ
ーンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。
た場合には、ステップS13で偶数サイクルの記録パタ
ーンを信号線S2を介してドライバ34にセットする。
続いてステップS14ではタイマtlの計測時間からタ
イマt2の計測時間を差し引いた時間だけ動作を遅延さ
せる。続いてステップS15では発熱素子DBI−DB
Sにヒートパルスを印加する。このヒートパルスはステ
ップ516でタイマt2がカウントアツプするまで続け
られる。タイマt2がカウントアツプするとステップS
17で発熱素子DBI−DBSのビートパルスを遮断す
る。発熱素子DBI−DB8のヒートパルスの長さt2
は熱転写リボンがすでに発熱素子DAI−DA8の近傍
で加熱され、ある程度の蓄熱量を有しているので、この
熱量に対応する駆動時間をtlから差し引くことにより
求めることができる。ステップS14の遅延補正はこの
駆動時間の短縮を補正し、1つの記録サイクルの中で発
熱素子DBI−DBSが駆動されるようにするためであ
る。
イマt2の計測時間を差し引いた時間だけ動作を遅延さ
せる。続いてステップS15では発熱素子DBI−DB
Sにヒートパルスを印加する。このヒートパルスはステ
ップ516でタイマt2がカウントアツプするまで続け
られる。タイマt2がカウントアツプするとステップS
17で発熱素子DBI−DBSのビートパルスを遮断す
る。発熱素子DBI−DB8のヒートパルスの長さt2
は熱転写リボンがすでに発熱素子DAI−DA8の近傍
で加熱され、ある程度の蓄熱量を有しているので、この
熱量に対応する駆動時間をtlから差し引くことにより
求めることができる。ステップS14の遅延補正はこの
駆動時間の短縮を補正し、1つの記録サイクルの中で発
熱素子DBI−DBSが駆動されるようにするためであ
る。
さらに他の実施例について、第12図〜第15図を用い
て説明する。
て説明する。
以下述べる実施例は、発熱素子群を複数列に相隣接して
配置させた感熱ヘッドを有した感熱記録装置において、
各列に印加される発熱素子の駆動電圧を調整し均一な記
録を行なうことが可能な例である。
配置させた感熱ヘッドを有した感熱記録装置において、
各列に印加される発熱素子の駆動電圧を調整し均一な記
録を行なうことが可能な例である。
第12図に本発明の一実施例に係る感熱記録装置を制御
する制御装置の構成を概略ブロック図として図示する。
する制御装置の構成を概略ブロック図として図示する。
第12図において、ホストコンピュータ/32と中央処
理装置(CPU)/33は、制御信号線Slに接続され
、ドライバ(駆動回路)/34はCPU/33に制御信
号線S2.S3を介して制御される。ドライバ/34は
CPU/33から送られてくる制御信号に基づき、記録
ヘッド11.キャリッジ18、駆動用のステツピングモ
ーケ22.シート送り用ステッピングモータ35.イン
クリボン16を上下させるDCモータ36及びインクリ
ボン】6を巻き取るDCモータ37を駆動するものであ
る。即ちドライバ/34はCPU/33からの信号に基
づき、種々の駆動信号を発生し、例えば電源/38Bか
らの電流はパワースイッチ/39を介し記録へラド11
の各発熱素子DBI−DBSに、電源/38Aからの電
流はパワースイッチ/39を介し記録ヘッドの各発熱素
子DAI−DA8を駆動する。またドライバ/34から
の駆動信号によりキャリッジ駆動用モータ22の各励磁
相Sφl〜Sφ4を励磁することによってモータ22を
駆動し、各励磁相FφlNFφ4を順次励磁することに
よりシート送りモータ35を駆動し、またモータ36を
駆動してインクリボン16のシフトを行ない、またモー
タ37を駆動してインクリボン16を巻き取る制御を行
なう。
理装置(CPU)/33は、制御信号線Slに接続され
、ドライバ(駆動回路)/34はCPU/33に制御信
号線S2.S3を介して制御される。ドライバ/34は
CPU/33から送られてくる制御信号に基づき、記録
ヘッド11.キャリッジ18、駆動用のステツピングモ
ーケ22.シート送り用ステッピングモータ35.イン
クリボン16を上下させるDCモータ36及びインクリ
ボン】6を巻き取るDCモータ37を駆動するものであ
る。即ちドライバ/34はCPU/33からの信号に基
づき、種々の駆動信号を発生し、例えば電源/38Bか
らの電流はパワースイッチ/39を介し記録へラド11
の各発熱素子DBI−DBSに、電源/38Aからの電
流はパワースイッチ/39を介し記録ヘッドの各発熱素
子DAI−DA8を駆動する。またドライバ/34から
の駆動信号によりキャリッジ駆動用モータ22の各励磁
相Sφl〜Sφ4を励磁することによってモータ22を
駆動し、各励磁相FφlNFφ4を順次励磁することに
よりシート送りモータ35を駆動し、またモータ36を
駆動してインクリボン16のシフトを行ない、またモー
タ37を駆動してインクリボン16を巻き取る制御を行
なう。
CPU/33は感熱記録装置に内蔵されており、データ
信号に基づいてドライバ/34を制御するものであり、
CPU/33は記録動作制御用のROMの他にヒートサ
イ・クルカウンタ及びプリントバッファ等を備えたRA
Mが設けられている。
信号に基づいてドライバ/34を制御するものであり、
CPU/33は記録動作制御用のROMの他にヒートサ
イ・クルカウンタ及びプリントバッファ等を備えたRA
Mが設けられている。
次にこのような構成の感熱記録装置の動作を第13図以
下を参照して説明する。
下を参照して説明する。
第13図において受信データをプリントバッファに入力
しこのバッファがフル(MAX)の状態になり記録開始
の準備が完了した後(ステップ100)。
しこのバッファがフル(MAX)の状態になり記録開始
の準備が完了した後(ステップ100)。
ステッピングモータ22の励磁相、Sφ1〜Sφ4の右
方向励磁をONにする(ステップ101)。この状゛
態が第14図で符号50で図示されている。
方向励磁をONにする(ステップ101)。この状゛
態が第14図で符号50で図示されている。
次にステップ102においてヒートサイクルが奇数サイ
クルであるか偶数サイクルであるかを判断する。奇数サ
イクルであればステップ107において縦2列に配置さ
れた複数個(8X 2)のうち奇数サイクル専用の発熱
素子(DAI−DA8)に電気信号を送る。即ち記録パ
ターンに従って信号線S2を介しドライバ34を駆動し
て印字を行なう。例えば「C」を印字する場合、まず感
熱素子群DAI〜DA8が第15図で51で示す線上に
来ているとすると、ステップ108で示すように感熱素
子DA2からDA6にVAAの電圧を印加させて発熱さ
せ印字を行なう。
クルであるか偶数サイクルであるかを判断する。奇数サ
イクルであればステップ107において縦2列に配置さ
れた複数個(8X 2)のうち奇数サイクル専用の発熱
素子(DAI−DA8)に電気信号を送る。即ち記録パ
ターンに従って信号線S2を介しドライバ34を駆動し
て印字を行なう。例えば「C」を印字する場合、まず感
熱素子群DAI〜DA8が第15図で51で示す線上に
来ているとすると、ステップ108で示すように感熱素
子DA2からDA6にVAAの電圧を印加させて発熱さ
せ印字を行なう。
この場合の加熱期間はステップ109のタイマtで計時
され、この期間が経過した後ステップ110で示すよう
にVAAの通電を停止する。発熱素子の通電パルス並び
に印字された形状が各々第14図及び第15図で51に
より示されている。
され、この期間が経過した後ステップ110で示すよう
にVAAの通電を停止する。発熱素子の通電パルス並び
に印字された形状が各々第14図及び第15図で51に
より示されている。
続いてステップ111において印字サイクルカウンタを
1だけインクリメントする。
1だけインクリメントする。
続いてステップ101において記録ヘッド11は第15
図で矢印で示した方向に1記録サイクルだけ移動する。
図で矢印で示した方向に1記録サイクルだけ移動する。
この場合発熱素子DAI〜DA8は第15図の52の線
上に来ており、また発熱素子DBI〜DBSは線51の
左側に1ピツチずれた所に来ている。この場合、ステッ
プ102で偶数サイクルと判定され、ステップ103に
おいて偶数サイクル素子DBI−DB8が駆動されるこ
とになるが、「C」を印字する場合、記録パターンは存
在しないので、発熱素子の駆動は行なわれず、ステップ
111に移動する。続いて記録サイクルがプラス1され
、ステップ101に戻って記録ヘッド11は1ピツチだ
け右側に移動し、発熱素子DAl−DA8は線53上に
、また発熱素子DBI−DB8は線51上に来る。今度
は奇数サイクルとなっているので、ステップ107〜1
10に入るが、この場合発熱素子はDAIとDATが駆
動され、第15図で線53で示したような記録が行なわ
れる。
上に来ており、また発熱素子DBI〜DBSは線51の
左側に1ピツチずれた所に来ている。この場合、ステッ
プ102で偶数サイクルと判定され、ステップ103に
おいて偶数サイクル素子DBI−DB8が駆動されるこ
とになるが、「C」を印字する場合、記録パターンは存
在しないので、発熱素子の駆動は行なわれず、ステップ
111に移動する。続いて記録サイクルがプラス1され
、ステップ101に戻って記録ヘッド11は1ピツチだ
け右側に移動し、発熱素子DAl−DA8は線53上に
、また発熱素子DBI−DB8は線51上に来る。今度
は奇数サイクルとなっているので、ステップ107〜1
10に入るが、この場合発熱素子はDAIとDATが駆
動され、第15図で線53で示したような記録が行なわ
れる。
続いてステップittで記録サイクルがプラス1され、
記録ヘッド11は、さらに1ピツチ右側に移動し、今度
は発熱素子DAI−DA8が線54上に、また発熱素子
DBI〜DBSが線52上に来る。この時偶数サイクル
となっているので、ステップ104において記録パター
ンに従いDBIとDB7の発熱素子に電圧が印t、コさ
れて第15図の線52に示したような印字が行なわれる
。この印字は発熱素子にVIIBの電圧を印加させて行
なわれるが、このVBBは前方列側の発熱素子(DAI
−DA8)の駆動電圧VAAの通電時に熱溶融性リボン
が温められた予熱量を差し引いた( V AA −V
aa )ことによって得られる電圧である。続いて同様
に奇数サイクルに移って第15図の線55に示したよう
な記録が行なわれ、続いて次の記録サイクルで線54に
示したように偶数ドツトの記録が行なわれる。
記録ヘッド11は、さらに1ピツチ右側に移動し、今度
は発熱素子DAI−DA8が線54上に、また発熱素子
DBI〜DBSが線52上に来る。この時偶数サイクル
となっているので、ステップ104において記録パター
ンに従いDBIとDB7の発熱素子に電圧が印t、コさ
れて第15図の線52に示したような印字が行なわれる
。この印字は発熱素子にVIIBの電圧を印加させて行
なわれるが、このVBBは前方列側の発熱素子(DAI
−DA8)の駆動電圧VAAの通電時に熱溶融性リボン
が温められた予熱量を差し引いた( V AA −V
aa )ことによって得られる電圧である。続いて同様
に奇数サイクルに移って第15図の線55に示したよう
な記録が行なわれ、続いて次の記録サイクルで線54に
示したように偶数ドツトの記録が行なわれる。
このよう°にして「C」の印字を完了するが、続いてr
AJ、r N J、r OJ、r NJの記録が順次
行なわれ、この状態が第14図及び第15図に各々図示
されて・いる。
AJ、r N J、r OJ、r NJの記録が順次
行なわれ、この状態が第14図及び第15図に各々図示
されて・いる。
以上説明したように、本実施例によれば記録方向に対し
て前方列側と後方列側の発熱素子側の駆動電圧を変化さ
せ、後方列側の発熱素子の駆動電圧を前方列側の発熱素
子群で熱溶融性リボンが温められた分だけ駆動電圧を小
さくして記録を行なうようにしている。そこで、ドツト
毎に濃度差が発生することが無く、極めて高品質の記録
を行なうことができる。しかも複数列の発熱素子群を備
えているので、記録速度を向上させることができるとい
う優れた効果が得られる。
て前方列側と後方列側の発熱素子側の駆動電圧を変化さ
せ、後方列側の発熱素子の駆動電圧を前方列側の発熱素
子群で熱溶融性リボンが温められた分だけ駆動電圧を小
さくして記録を行なうようにしている。そこで、ドツト
毎に濃度差が発生することが無く、極めて高品質の記録
を行なうことができる。しかも複数列の発熱素子群を備
えているので、記録速度を向上させることができるとい
う優れた効果が得られる。
さらに他の実施例を、第16図及び第17図を用いて説
明する。
明する。
以下述べる実施例は、上流列側の発熱素子群の発熱量を
下流列側発熱素子で熱溶融性リボンが温められた分だけ
、下流列側発熱素子の発熱量より少なくするようにして
いる。すなわち本実施例では同じ駆動電圧1通電時間と
し、後方列側での発熱量が下流列の発熱素子で熱溶融性
リボンが温められた分だけ少なくなるように上流列側の
発熱素子の抵抗値を下流列より太き(するようにしてい
る。
下流列側発熱素子で熱溶融性リボンが温められた分だけ
、下流列側発熱素子の発熱量より少なくするようにして
いる。すなわち本実施例では同じ駆動電圧1通電時間と
し、後方列側での発熱量が下流列の発熱素子で熱溶融性
リボンが温められた分だけ少なくなるように上流列側の
発熱素子の抵抗値を下流列より太き(するようにしてい
る。
第16図には本発明の一実施例に係る感熱記録装置を制
御する制御装置の構成が概略ブロック図として図示され
ている。第16図において、ホストコンピュータ232
と中央処理装置(CPU)233は、制御信号線Slに
接続され、ドライバ(駆動回路)234はCPU233
に制御信号線S2.S3を介して制御される。ドライバ
234はCPU233から送られてくる制御信号に基づ
き、記録ヘッド11.キャリッジ18.駆動用のステッ
ピングモータ22.シート送り用ステッピングモータ3
5.インクリボン16を上下させるDCモータ36及び
インクリボン16を巻き取るDCモータ37を駆動する
ものである。即ちドライバ234はCPU233からの
信号に基づき、種々の駆動信号を発生し、例えば電源2
38から電流はパワースイッチ239を介し記録ヘッド
11の各発熱素子DBI−DBS並びにDAI−DA8
をそれぞれ駆動する。またドライバ234からの駆動信
号により、キャリッジ駆動用モータ22の各励磁相Sφ
l−5φ4を励磁することによってモータ22を駆動し
、各励磁相Fφ1〜Fφ4を順次励磁することにより紙
送りモータ35を駆動し、またモータ36を駆動してイ
ンクリボンのシフトを行ない、また−モータ37を駆動
してインクリボンを巻き取る制御を行なう。
御する制御装置の構成が概略ブロック図として図示され
ている。第16図において、ホストコンピュータ232
と中央処理装置(CPU)233は、制御信号線Slに
接続され、ドライバ(駆動回路)234はCPU233
に制御信号線S2.S3を介して制御される。ドライバ
234はCPU233から送られてくる制御信号に基づ
き、記録ヘッド11.キャリッジ18.駆動用のステッ
ピングモータ22.シート送り用ステッピングモータ3
5.インクリボン16を上下させるDCモータ36及び
インクリボン16を巻き取るDCモータ37を駆動する
ものである。即ちドライバ234はCPU233からの
信号に基づき、種々の駆動信号を発生し、例えば電源2
38から電流はパワースイッチ239を介し記録ヘッド
11の各発熱素子DBI−DBS並びにDAI−DA8
をそれぞれ駆動する。またドライバ234からの駆動信
号により、キャリッジ駆動用モータ22の各励磁相Sφ
l−5φ4を励磁することによってモータ22を駆動し
、各励磁相Fφ1〜Fφ4を順次励磁することにより紙
送りモータ35を駆動し、またモータ36を駆動してイ
ンクリボンのシフトを行ない、また−モータ37を駆動
してインクリボンを巻き取る制御を行なう。
本実施例では、記録方向にみて上流列側に配置された発
熱素子群DBI−DBSの抵抗値Raは、下−波列側に
配置された発熱素子群DAI−DA8の抵抗値RAに比
較して大きく設定され、それにより上流列側と下流列側
の発熱量の差(V” t / RA −V” t /R
B)は下流列側の発熱素子により熱溶融性リボンが温め
られた予熱量に対応するようになる。
熱素子群DBI−DBSの抵抗値Raは、下−波列側に
配置された発熱素子群DAI−DA8の抵抗値RAに比
較して大きく設定され、それにより上流列側と下流列側
の発熱量の差(V” t / RA −V” t /R
B)は下流列側の発熱素子により熱溶融性リボンが温め
られた予熱量に対応するようになる。
CPU233はは感熱記録装置に内蔵されており、デー
タ信号に基づいてドライバ234を制御するものであり
、CPU233は記録動作制御用のROMの他にヒート
サイクルカウンタ及びプリントバッファ等を備えたRA
Mが設けられている。
タ信号に基づいてドライバ234を制御するものであり
、CPU233は記録動作制御用のROMの他にヒート
サイクルカウンタ及びプリントバッファ等を備えたRA
Mが設けられている。
次にこのような構成の感熱記録装置の動作を第17図以
下を参照して説明する。
下を参照して説明する。
第17図において、受信データをプリントバッファに入
力しこのバッファがフル(MAX)の状態になり記録開
始の準備が完了した後(ステップ100)。
力しこのバッファがフル(MAX)の状態になり記録開
始の準備が完了した後(ステップ100)。
ステッピングモータ22の励磁相Sφ1−Sφ4の右方
向励磁をONにする(ステップ101)。この状態が第
14図で符号50で図示されている。
向励磁をONにする(ステップ101)。この状態が第
14図で符号50で図示されている。
次にステップ102においてヒートサイクルが奇数サイ
クルであるか偶数サイクルであるかを判断する。奇数サ
イクルであればステップ107において縦2列に配2さ
れた複数個(8X 2)のうち奇数サイクル専用の発熱
素子(DAI−DA8)に電気信号を送る。即ち記録パ
ターンに従って信号線S2を介しドライバ234を駆動
して印字を行なう。例えば「C」を印字する場合、まず
感熱素子群DAI〜DA8が第15図で51で示す線上
に来ているとすると、ステップ108で示すように感熱
素子DA2からDA6にVppの電圧を印加させて発熱
させ印字を行なう。この場合の加熱期間はステップ10
9のタイマtで計時され、この期間が経過した後ステッ
プ110で示すようにVppの通電を停止する。発熱素
子の通電パルス並びに印字された形状が各々第14図及
・び第15図で51により示されている。
クルであるか偶数サイクルであるかを判断する。奇数サ
イクルであればステップ107において縦2列に配2さ
れた複数個(8X 2)のうち奇数サイクル専用の発熱
素子(DAI−DA8)に電気信号を送る。即ち記録パ
ターンに従って信号線S2を介しドライバ234を駆動
して印字を行なう。例えば「C」を印字する場合、まず
感熱素子群DAI〜DA8が第15図で51で示す線上
に来ているとすると、ステップ108で示すように感熱
素子DA2からDA6にVppの電圧を印加させて発熱
させ印字を行なう。この場合の加熱期間はステップ10
9のタイマtで計時され、この期間が経過した後ステッ
プ110で示すようにVppの通電を停止する。発熱素
子の通電パルス並びに印字された形状が各々第14図及
・び第15図で51により示されている。
続いてステップ111において印字サイクルカウンタを
1だけインクリメントする。
1だけインクリメントする。
続いてステップ101において記録ヘッド11は第15
図で矢印で示した方向に1記録サイクルだけ移動する。
図で矢印で示した方向に1記録サイクルだけ移動する。
この場合発熱素子DAI〜DA8は第18図の52の線
上に来ており、また発熱素子DBI−DB8は51の左
側に1ピツチずれた所に来ている。この場合、ステップ
102で偶数サイクルと判定されステップ103におい
て偶数サイクル素子DBI−DBSが駆動されることに
なるが、rCJを印字する場合、記録パターンは存在し
ないので、発熱素子の駆動は行なわれず、ステップ11
1に移動する。続いて記録サイクルがプラス1され、ス
テップ101に戻って記録ヘッド11はlピッチだけ右
側に移動し、発熱素子DAI−DA8は線53上に、ま
た発熱素子DBI〜DBSは線51上に来る。今度は奇
数サイクルとなっているので、ステップ107〜110
に入るが、この場合発熱素子はDAIとDA7が同様に
Vppの電圧で駆動され、第18図で線53で示したよ
うな記録が行なわれる。続いてステップ111で記録サ
イクルがプラス1され、記録ヘッド11はさらに1ピツ
チ右側に移動し、今度は発熱素子DAI−DA8が線5
4上に、また発熱素子DBI〜DBSが線52上に来る
。この時偶数サイクルとなっているのでステップ104
において記録パターンに従いDBIとDB7の発熱素子
に電圧が印加されて第18図の線52に示したような印
字が行なわれる。
上に来ており、また発熱素子DBI−DB8は51の左
側に1ピツチずれた所に来ている。この場合、ステップ
102で偶数サイクルと判定されステップ103におい
て偶数サイクル素子DBI−DBSが駆動されることに
なるが、rCJを印字する場合、記録パターンは存在し
ないので、発熱素子の駆動は行なわれず、ステップ11
1に移動する。続いて記録サイクルがプラス1され、ス
テップ101に戻って記録ヘッド11はlピッチだけ右
側に移動し、発熱素子DAI−DA8は線53上に、ま
た発熱素子DBI〜DBSは線51上に来る。今度は奇
数サイクルとなっているので、ステップ107〜110
に入るが、この場合発熱素子はDAIとDA7が同様に
Vppの電圧で駆動され、第18図で線53で示したよ
うな記録が行なわれる。続いてステップ111で記録サ
イクルがプラス1され、記録ヘッド11はさらに1ピツ
チ右側に移動し、今度は発熱素子DAI−DA8が線5
4上に、また発熱素子DBI〜DBSが線52上に来る
。この時偶数サイクルとなっているのでステップ104
において記録パターンに従いDBIとDB7の発熱素子
に電圧が印加されて第18図の線52に示したような印
字が行なわれる。
このような記録において、上流列側の発熱素子群DBI
−DBSの発熱量は、下流列側の発熱素子群DAI〜D
A8の電圧v ppの通電時に熱溶融性リボンが温めら
れた予熱量(V2t / RA −V” t / RB
)を加えた発熱量となっており、下流列側の発熱量と
ほぼ同じになっている。
−DBSの発熱量は、下流列側の発熱素子群DAI〜D
A8の電圧v ppの通電時に熱溶融性リボンが温めら
れた予熱量(V2t / RA −V” t / RB
)を加えた発熱量となっており、下流列側の発熱量と
ほぼ同じになっている。
続いて同様に奇数サイクルに移って第15図の線55に
示したような記録が行なわれ、続いて次の記録サイクル
で線54に示したように偶数ドツトの記録が行なわれる
。
示したような記録が行なわれ、続いて次の記録サイクル
で線54に示したように偶数ドツトの記録が行なわれる
。
コノヨうにして「C」の印字を完了するが、続いてrA
J、rNJ、roJ、rNJの記録が順次行なわれ、こ
の状態が第14図及び第15図に各々図示されている。
J、rNJ、roJ、rNJの記録が順次行なわれ、こ
の状態が第14図及び第15図に各々図示されている。
以上説明したように本実施例によれば、記録方向に対し
て下流列側と上流列側の発熱素子群の抵抗値を変化させ
、上流列側の発熱素子の発熱量が下流列側の発熱素子群
で熱溶融性リボンが温められた分だけ小さくして記録を
行なうようにしているので、ドツト毎に濃度差が発生す
ること無く極めて高品質の記録を行なうことができる。
て下流列側と上流列側の発熱素子群の抵抗値を変化させ
、上流列側の発熱素子の発熱量が下流列側の発熱素子群
で熱溶融性リボンが温められた分だけ小さくして記録を
行なうようにしているので、ドツト毎に濃度差が発生す
ること無く極めて高品質の記録を行なうことができる。
しかも複数列の発熱素子群を備えているので、記録速度
を向上させることができるという優れた効果が得られる
。
を向上させることができるという優れた効果が得られる
。
なお、以上示した各実施例では、発熱素子が2列の構成
となっているが、本発明はこれに限定されず発熱素子群
を3列以上複数列に配列させるようにしても良い。
となっているが、本発明はこれに限定されず発熱素子群
を3列以上複数列に配列させるようにしても良い。
また上述各実施例では、ヘッドが移動する所謂シリアル
型を例にあげて説明したが、本発明はヘッドが固定タイ
プの所謂フルライン型にも適用されるものである。また
インクを有するインクシートは、幅の狭い所謂リボン状
のものに限られずに、記録幅の全幅にわたる幅の広いも
のであっても良い。また前述各実施例では、発熱要素が
直線状に配列されている発熱要素群を例にあげて説明し
たが、本発明はこれに限定されずに例えば発熱要素が僅
かにずれて配列されている発熱要素群にも適用可能であ
る。また本発明では、記録シートとして普通紙の他にオ
ーバーへラドプロジェクタ用の透明プラスチック薄板等
が含まれる。また記録画像としては、文字・数字・グラ
フ・図面あるいは絵柄等が含まれる。
型を例にあげて説明したが、本発明はヘッドが固定タイ
プの所謂フルライン型にも適用されるものである。また
インクを有するインクシートは、幅の狭い所謂リボン状
のものに限られずに、記録幅の全幅にわたる幅の広いも
のであっても良い。また前述各実施例では、発熱要素が
直線状に配列されている発熱要素群を例にあげて説明し
たが、本発明はこれに限定されずに例えば発熱要素が僅
かにずれて配列されている発熱要素群にも適用可能であ
る。また本発明では、記録シートとして普通紙の他にオ
ーバーへラドプロジェクタ用の透明プラスチック薄板等
が含まれる。また記録画像としては、文字・数字・グラ
フ・図面あるいは絵柄等が含まれる。
以上述べた様に、本発明はインクシートの蓄熱量を考慮
して発熱要素群の発熱量を制御するので、品位の向上し
た記録画像を得ることのできるサーマルプリンタを提供
することができる。
して発熱要素群の発熱量を制御するので、品位の向上し
た記録画像を得ることのできるサーマルプリンタを提供
することができる。
第1図11第5図のCPUの制御手順を示したフローチ
ャート図、第2図、第7図はそれぞれ異なる従来の記録
ヘッドの構成を示した正面図、第3図は第2図の記録ヘ
ッド上面図、第4図は本発明の一実施例による熱転写プ
リンタの構造を示した斜視図、第5図は第4図の装置の
制御系を示したブロック図、第6図(A)は記録ヘッド
の構造を示した透視図、第6図(B)は記録ヘッド11
による記録動作を示した説明図、第8図は第6図(B)
の文字を記録する場合の動作を示すタイミングチャート
図、第9図は発熱履歴部のブロック図、第10図は他の
実施例のフローチャート図、第11図はそのタイミング
チャート図、第12図はさらに他の実施例のブロック図
、第13図はフローチャート図、第14図はタイミング
チャート図、第15図は記録ヘッドによる記録動作を示
した説明図、第16図はさらに他の実施例のブロック図
、第17図はフローチャート図、第18図はタイミング
チャート図である。 図において、 11−−−−−一 記録ヘッド、 14 −−−−−− プラテン、 16 −−−一一一 熱転写リボン、 17−−−−−− カセット、 18−−−−−− キャリッジ、 32 −−−−−− ホスト装置、 34、−−−−−− ドライバ、 36・37−−−− モータ、
ャート図、第2図、第7図はそれぞれ異なる従来の記録
ヘッドの構成を示した正面図、第3図は第2図の記録ヘ
ッド上面図、第4図は本発明の一実施例による熱転写プ
リンタの構造を示した斜視図、第5図は第4図の装置の
制御系を示したブロック図、第6図(A)は記録ヘッド
の構造を示した透視図、第6図(B)は記録ヘッド11
による記録動作を示した説明図、第8図は第6図(B)
の文字を記録する場合の動作を示すタイミングチャート
図、第9図は発熱履歴部のブロック図、第10図は他の
実施例のフローチャート図、第11図はそのタイミング
チャート図、第12図はさらに他の実施例のブロック図
、第13図はフローチャート図、第14図はタイミング
チャート図、第15図は記録ヘッドによる記録動作を示
した説明図、第16図はさらに他の実施例のブロック図
、第17図はフローチャート図、第18図はタイミング
チャート図である。 図において、 11−−−−−一 記録ヘッド、 14 −−−−−− プラテン、 16 −−−一一一 熱転写リボン、 17−−−−−− カセット、 18−−−−−− キャリッジ、 32 −−−−−− ホスト装置、 34、−−−−−− ドライバ、 36・37−−−− モータ、
Claims (8)
- (1)インクを有するインクシートのインクを記録シー
トに転写して記録シートに画像記録を行なうサーマルプ
リンタにおいて、 発熱要素が複数個並んだ第1の発熱要素群と、発熱要素
が複数個並んだ第2の発熱要素群と、を有するヘッドと
、 上記インクシートの蓄熱量を考慮して上記第1の発熱要
素群と上記第2の発熱要素群の発熱量を制御する制御手
段と、 上記記録シートと上記ヘッドとを相対的に移動する移動
手段と、を有することを特徴とするサーマルプリンタ。 - (2)上記第1・第2の発熱要素群は記録方向に対して
直角に並列配置されている特許請求の範囲第(1)項に
記載のサーマルプリンタ。 - (3)上記制御手段は上記インクシートの蓄熱量を考慮
して、上記第1の発熱要素群と第2の発熱要素群の駆動
時間を制御する特許請求の範囲第(1)項に記載のサー
マルプリンタ。 - (4)上記制御手段は上記インクシートの蓄熱量を考慮
して、上記第1の発熱要素群と第2の発熱要素群の駆動
電圧を制御する特許請求の範囲第(1)項に記載のサー
マルプリンタ。 - (5)上記制御手段は、上記第1の発熱要素群と第2の
発熱要素群のうち、記録方向に対して下流に位置する要
素群の駆動時間を上流に位置する要素群よりも上記イン
クシートの蓄熱量に対応して短縮する特許請求の範囲第
(1)項に記載のサーマルプリンタ。 - (6)上記制御手段は、上記第1の発熱要素群と第2の
発熱要素群のうち、記録方向に対して下流に位置する要
素群の駆動電圧を上流に位置する要素群よりも上記イン
クシートの蓄熱量に対応して小さくする特許請求の範囲
第(1)項に記載のサーマルプリンタ。 - (7)インクを有するインクシートのインクを記録シー
トに転写して記録シートに画像記録を行なうサーマルプ
リンタにおいて、 発熱要素が複数個並んだ第1の発熱要素群と、発熱要素
が複数個並んだ第2の発熱要素群と、を有するヘッドと
、 上記第1の発熱要素群と上記第2の発熱要素群を駆動す
る駆動手段と、 上記記録シートと上記ヘッドとを相対的に移動する移動
手段とを有し、 上記第1の発熱要素群と第2の発熱群のうち、記録方向
に対して下流に位置する要素群の抵抗値を上流に位置す
る要素群よりも大きくすることを特徴とするサーマルプ
リンタ。 - (8)上記第1の発熱要素群と第2の発熱要素群の協働
によって一文字の記録を行なう特許請求の範囲第(1)
項・第(7)項に記載のサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61107988A JPH0818439B2 (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | サ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61107988A JPH0818439B2 (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | サ−マルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62263074A true JPS62263074A (ja) | 1987-11-16 |
JPH0818439B2 JPH0818439B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14473136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61107988A Expired - Fee Related JPH0818439B2 (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | サ−マルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818439B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60228165A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | Nec Corp | 熱転写プリンタ |
JPS61162370A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | サ−マルプリンタ |
JPS61162371A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | サ−マルプリンタ |
-
1986
- 1986-05-12 JP JP61107988A patent/JPH0818439B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60228165A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | Nec Corp | 熱転写プリンタ |
JPS61162370A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | サ−マルプリンタ |
JPS61162371A (ja) * | 1985-01-11 | 1986-07-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | サ−マルプリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818439B2 (ja) | 1996-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |