JPS62263067A

JPS62263067A - 印字ワイヤの組込み方法

Info

Publication number: JPS62263067A
Application number: JP10825986A
Authority: JP
Inventors: Masao Nakamura; 中村　昌雄; Yuji Kitamura; 北村　勇司
Original assignee: Seikosha KK
Current assignee: Seikosha KK
Priority date: 1986-05-12
Filing date: 1986-05-12
Publication date: 1987-11-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ワイヤプリンタにおける印字ワイヤの組込み
方法に関するものである。

［従来の技術］従来技術における印字ワイヤの組込み方法としては、印
字ワイヤを摺動自在にガイドする複数のガイド孔を有し
た複数の案内板を先にヘッドフレームの下面開口の中空
部に接着固定した後、ヘッドフレームの後方より各案内
板のガイド孔に各印字ワイヤを挿入する方法が一般的で
ある。

［考案が解決しようとする問題点］この方法によると、各案内板のガイド孔に印字ワイヤを
貝通させるのにかなりの熟練と手間を要する。すなわち
各印字ワイヤの先端を各案内板のガイド孔に挿入する際
に、印字ワイヤの先端をヘッドフレームの下面側の狭い
開口部よりビンセット等で挟持してガイド孔に誘導しな
くてはならず、その作業が非常に面倒である。このため
印字ワイヤをガイド孔に挿入する際に印字ワイヤに曲が
りが生じたり、ガイド孔を破損させたりすることがあり
、プリンタの品質の低下を招き易い問題があった。また
、ヘッドフレームの中空部に開口部から塵が入り込んで
印字ワイヤの摺動性を低下させる一因となっていた。

［問題を解決するための手段］本発明の！徴は、複数のガイド孔と相互間隔を規制する
６スペー・す片とを有する複数の案内板を、字ワイヤを
挿通し、案内板に印字ワイヤが挿通された状態のものを
、ヘッドフレームに開設されている背面開口の中空部に
その開口部から装着するところにある。

［作用］ヘッドフレームの外部で各印字ワイヤを各案内板のガイ
ド孔に挿入するため、印字ワイヤの挿入作業が非常に容
易になる。さらに各案内板には隣合う案内板に向って延
伸するスペーサ片が設け−られており、各スペーサ片を
隣合う案内板に当接させることによって、ヘッドフレー
ムの外部で各案内板をヘッドフレームの中空部に装着さ
れた状態と同様な形状に並べることができる。そのため
、ヘッドフレームの背面に設けられた開口部より各案内
板を中空部に挿入する際には、前方に位置する案内板を
後方に位置する案内板がスペーサ片を介してヘッドフレ
ームの前方に向って順次押し進め、各案内板はスペーサ
片により所定の間隔を保って中空部内に装着される。

〔実施例］以下、図面に基づいて本発明の一実施例について説明す
る。

ヘッドフレーム１はカーボングラファイト等のの合成樹
脂にて一体成型されたもので、背面および背面にそれぞ
れ開口部１ａ、１ｂが開設されている。中空部１ｃの対
向する側壁には奥行方向に所定間隔で段差部１ｄ、ｌｅ
、ｉｆ、Ｉｇが形成しである。

案内板２．３，４．５には、第２〜５図に示されている
ように、複数の印字ワイヤ６・・・を摺動自在にガイド
するガイド孔２ａ・・・、３ａ・・・、４ａ・・・。

５ａ・・・が設けてあり、各案内板の側縁部には段差部
１ｄ、ｌｅ、Ｉｆ、Ｉｇの面に対接可能の位置決め面２
ｂ、３ｂ、４ｂ、５ｂが設けである。さらに案内板３．
４．５からは隣合う案内板へ向って延伸するスペーサ片
３ｃ、４ｃ、５ｃがこの例では前方に形成しである。な
お、スベーーサ片は後方に延伸するように設けてもよく
、あるいは前方および後方に延伸させて各端面で隣合う
スペーサの端面と対接するように設けてもよい。またヘ
ッドフレーム１に装着された際に最前列に位置すること
になる案内板２には開口部１ａと嵌合する突出部２Ｃが
前方に突出して設けてあり、この突出部２ｄにガイド孔
２ａが設けである。また、各案内板２，３，４．５の底
縁部には第６図示の冶具７上に形成されたガイドレール
７ｂと係合するガイド溝２ｄ、３ｄ、４ｄ、５ｄが形成
しである。

印字ワイヤを組込む際には、第１図に示すように、先ず
印字ワイヤ６・・・のそれぞれの後端部に印字ピン８・
・・を取付けた後、戻しバネ９・・・を嵌合させておく
。次にヘッドフレーム１の外部において、各案内板２，
３，４．５を所定の間隔に並べるとともに、各印字ワイ
ヤ６・・・を各案内板のそれぞれのガイド孔２ａ、３ａ
、４ａ、５ａに挿入するのであるが、本実施例では作業
能率を良（するため治具７を用いている。この治具７は
、第６図に示すように、後端部に位置決め突部７ａ、７
ａが設けてあり、その上面にガイドレール７ｂが設けで
ある。ガイドレール７ｂの先端部近傍の所定位置には、
位置決めピン７ｃ、７ｃが進退自在に嵌入するビン孔７
ｄが穿設されている。

第１図に示すように、案内板２，３．４．５のそれぞれ
のガイド溝２ｄ、３ｄ、４ｄ、５ｄをガイドレール７ｂ
に嵌合せしめるとともに、案内板５の背面を位置決め突
部７ａに対接させ、案内板２．３．４の背面をそれぞれ
隣合う案内板のスペーサ片３ｃ、４ｃ、５ｃと対接せし
めて各案内板を所定の間隔に並べる。その後、位置決め
ピン７ｃ、７ｃをビン孔７ｄ、７ｄｌ：嵌入させて、治
具７の上面に突出せしめ、先端に位置する案内板２の位
置決め面２ｄと対接させて治具７上における案内板２，
３．４．５の前方への変位を規制する。その後、案内板
５の後方より印字ワイヤ６・・・を各案内ｔｌｊ２，３
．４．５のガイド孔２ａ・・・。

３ａ・・・、４ａ・・・、５ａ・・・に挿入する。この
ようにして、印字ワイヤ６・・・の挿入作業がヘッドフ
レーム１の外部で行なわれるため、各印字ワイヤ６・・
・を挿入するガイド孔の確認が非常に容易であり、印字
ワイヤ６の挿入が正確に能率良く行なわれる。

印字ワイヤ６・・・の挿入完了後、位置決めピン７ｃ。

７ｃをそれぞれビン孔？’ｄ、７ｄから引抜き、印字ワ
イヤ６・・・が挿入された状態で案内板５を後方より押
し進めると、案内板２．３．４．５は所定の間隔を保っ
たままガイドレール７ｂに沿って前方にスライドしてゆ
き、ヘッドフレーム１の背面に設けた開口部１ｂより中
空部ｌｃ内に進入する。

そして第７図および第８図に示すように印字ワイヤの組
込みが完了した際には、案内板２，３．４゜５はそれぞ
れの位置決め面２ｂ、３ｂ、４ｂ。

５ｂが中空部ＩＣに設けられた段差部１ｄ、ｌｅ。

Ｉｆ、Ｉｇの面に対接することによって中空部ｌｃ内に
位置決めされるとともに、各スペーサ片３　ｃ　＊　　
４　ｃ　＋　　５　ｃにより隣合う案内板の間隔が精度
良く保たれる。

なお、本実施例においては、ヘッドフレームの外部にて
治具を用いて各案内板を所定間隔に並べたが、必ずしも
治具を用いる必要はない。

［発明の効果］以上詳細に説明したように、本発明における印字ワイヤ
の組込み方法によれば、ヘッドフレームの外部にて、各
印字ワイヤを各案内板のガイド孔に挿入するため、印字
ワイヤの挿入作業が容易になる。そのため、印字ワイヤ
を挿入する際に印字ワイヤやガイド孔を損傷させること
がなく、印字ワイヤやガイド孔の損傷に起因する品質低
下を生じない。また、ヘッドフレームの中空部は最終組
立状態で完全に密閉されるから、中空部に塵などが入り
込んで印字ワイヤの摺動性を低下させることがないなど
、品質の向上、作業能率の向上等に寄与する効果は誠に
著大である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例に関するものであって、第１図
は印字ワイヤの組込み工程説明図、第２図から第５図は
それぞれの案内板の拡大正面図、第６図は冶具の拡大斜
視図、第７図は印字ワイヤの組込み完了状態を示す横断
面図、第８図は第７図■−■線断面図である。１・・・ヘッドフレーム、１ｃ・・・中空部、２．３，４．５・・・案内板、２ａ、３ａ、４ａ、５ａ・・・ガイド孔、３ｃ、４ｃ、
５ｃ・・・スペーサ片、６・・・印字ワイヤ。以　　　　　上

Claims

【特許請求の範囲】複数のガイド孔と相互間隔を規制するスペーサ片とを有
する複数の案内板を、ヘッドフレームの外部で所定の順
番に所定の間隔をもって並べ、その後で、上記案内板の
上記ガイド孔に印字ワイヤを挿通し、上記案内板に上記印字ワイヤが挿通された状態のものを
、上記ヘッドフレームに開設されている背面開口の中空
部にその開口部から装着することを特徴とする印字ワイ
ヤの組込み方法。