JPS62262573A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ装置、特にファクシミリ装置の
送信装置に利用する。

〔概要〕

本発明は、原稿の粗密に応じて走査線密度を変　　　−
更するファクシミリ装置において、 原稿の各頁毎にその走査線密度を送信に先立ってあらか
じめ操作により指定しておき、この指定された操作線密
度にしたがって自動的に送信を行うことにより、 通信効率を向上するとともに、異なる会社の製品相互の
通信に対する適用性を良くしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のファクシミリ装置では大別して次の二つ
の方式をとっていた。第一の方式は、−通イ３毎に、同
一の走査線密度を指定するものである。第二の方式は、
同一原稿内の文字の密度を判別し、文字密度が細かい場
合は細かい走査線密度で、荒い場合は荒い線密度で走査
する特殊なモードを設け、そのモードを指定する方式で
あった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のファクシミリ装置は、前記第一の方式を
使用したものでは、−通信中を通じ走査線密度が固定で
あるため、文字密度の細かい原稿および荒い原稿が混在
している複数枚原稿を一通信にて送信しようとした場合
は、荒い走査線密度指定をしたときは文字密度の細かい
原稿の受信画が不鮮明となり、また細かい線密度指定を
したときは、文字密度の荒い原稿に対し、送信時間が必
要以上にかかる欠点がある。

また前記第二の方式を使用したものでは、各ファクシミ
リ装置製造業者固有であるため、他の製造業者製のファ
クシミリ装置との交信では、使用できない欠点がある。

本発明は上記問題点を解決するものであり、受信画の鮮
明度を保持し、通信時間の冗長化を防ぎさらに製造業者
間の違和性を減らしたファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、走査線密度を異なる複数の段階に設定して原
稿の読取および送信を行う送信制御手段を備えたファク
シミリ装置において、操作により原稿頁ごとに走査線密
度を指定する手段と、この手段により指定された走査密
度を記憶する手段とを備え、前記送信制御手段はこの記
４ｇする手段に記憶された走査線密度にしたがって各原
稿真の読取および送信を行う構成であることを特徴とす
る。

〔作用〕

一通信内に送信される文字密度の細かい原稿および荒い
原稿が混在している複数枚原稿の各原稿に対して、操作
により任意に操作線密度を指定する。装置は各原稿に対
して指定されたこの走査線密度を記憶しておき、記憶し
た綿密度指定に従い、走査綿密度を各原稿毎に可変制御
する。

〔実施例〕

次に、本発明について添付図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の実施例装置のブロック構成図である
。

テンキー１の頁指定信号ａ１データ設定スイッチ２の指
定１８号ｂ、線密度「荒い」指定スイッチ３の指定信号
Ｃ１線密度「細かい」指定信号ｄ、通信スイッチ信号ｅ
は、それぞれスイッチセンス回路６に入力する。スイッ
チセンス［１１１路６のデータ・バス出力「は、制御回
路部１６に入力する。制？Ｉｌ！　ＩＩ　Ｐｒ　部１６
はメモリ７にアドレス・バスｇとデータ・ハスｈとで結
合し、またステッピングモータ駆動制御回路１０に、早
送り命令信号１、線送り指定信号＃１（荒い）ｉ２およ
び＃２（細かい）＋ｉとで結合する。さらに制御回路部
１６はセンサ１１と画像読み取りデバイス１４とに結合
する。なお上記制御回路１０はステンピングモータ９に
、画像読取デバイス１４は画像処理回路１５に結合して
いる。

操作者は、本発明のファクシミリ装置の操作バ翠ル（図
示しない）上に配置されたテンキー１、データ設定スイ
ッチ２、線密度「荒い」スイッチ３、線密度「細かい」
スイッチ４を組み合わせて押下することにより、あらか
じめセットされた複数枚原稿の各原稿に対して、任意に
荒い走査′４ｉＡ密度または細かい走査線密度指定を行
える。

指定方式の一例を第２図のフローチャートによって示す
。これは３枚の原稿に対してその第１頁、第３頁に荒い
走査線密度指定を、第２頁に細かい走査線密度指定をす
る例である。また第３図は第１図番部の信号ｋｓ　ｇｓ
　ｈｓ　　ｉｌ　、ｊＺ　、ｊ３、ｌ、ｍのタイムチャ
ートである。第２図の指定方式に従い、操作者により設
定された情報はテンキーｌデータ設定スイッチ２、綿密
度「荒い」スイッチ３、綿密度「細かい」指定スイッチ
４が押下されるたびに、それぞれスイッチセンス回路６
が信号ａ　−ｄとして検出し、データバスｆを介して制
御回路部１６に人力される。

制御回路部１６は、入力された頁指定情報およびそれに
対応する「荒い」　「細かい」の線密度情報をアドレス
・バスｇにより指定されたメモリ７のアドレスに、デー
タ・バスｈを介して格納する。

この状態で操作者が原稿をセットし、通信スイッチ５を
押下すると通信スイッチ信号ｅが、スイフチセンス回路
６に入力され、データ・バスｒを介して制御回路部１６
に人力される。制御回路部１６は、ステッピングモータ
駆動制御回路ｌＯに、早送り命令信号ｉ、をオンする。

ステッピングモータ駆動制御回路ＩＯはステッピングモ
ータ９に、ステッピングモータ駆動パルス信号ｊを出力
しこれにより、ステッピングモータ９は早送り動作し、
セットされた原稿はフィードされる。原稿の先端が原稿
検出センサ１１の位置に到達すると制御回路部１６は原
稿位置信号ｋにより、原稿先端が原稿検出センサ１１の
位置に到達したことを検知する。制御回路部１６は、さ
らに、原稿先端が読みとり位置に到達する時間、早送り
命令信号ｉ、のオンを継続する。

読みとり位置に到達した時点で、早送り信号ｉ１をオフ
する。あらかじめ制御回路部１６は、第１頁の原稿の先
端が原稿検出センサ１１の位置に到達した時点で第１真
の線密度指定の情報を格納しているアドレスを、アドレ
スバスｇにより指定し、データバスｈを介して人力して
おいた線密度情報に従いもし第１頁の綿密度指定が「荒
い」であれば、ステッピングモータ駆動制御回路１０に
対して、綿密度指定信号１２をオンし、また「細かい」
であれは、綿密度指定信号ｉ、をオンする。同時に２、
制１１１１回路部１６は、画像読み取りデバイス１４に
対して綿密度指定に合わせた走査タイミング信号ｌを出
力する。

画像読みとりデバイスは、蛍光燈１２の光の当っている
原稿面の画情報を集光レンズ１３を介して読みとり、画
像処理回路Ｉ５に画像信号ｍを出力する。

制御回路部１６は原稿の後端が読みとり位置に到達する
までこれらの４３号を出し、到達した時点で、信号を停
止またはオフする。第二真以降についても同様である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、−通信内の？１　ｉ３ｆ
枚原稿の各原稿に対して、その文字密度の程度により、
操作者が任意に、走査線密度指定を可能にし、文字密度
の細かい原稿は細かい走査線密度でまた、文字密度の荒
い原稿は荒い走査線密度で走査することにより、受信画
の鮮明度を保持し、かつ通信時間の冗長も防げる。さら
に加え、他の製造業者製のファクシミリ装置とも交信で
きる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置のブロック構成図。 第２図は走査線密度指定方式を示すフローチャート。 第３図は第１図の各部信号に、ｇ、ｈ、ｉ、、１２、ｉ
ｌ、ｌ、ｍのタイムチャート。 ■・・・テンキー、２・・・データ設定スイッチ、３・
・・綿密度「荒い」指定スイッチ、４・・・綿密度「細
かい」指定スイッチ、５・・・通信スイッチ、６・・・
スイッチセンス回路、７・・・メモリ、８・・・原稿フ
ィードローラ、９・・・ステッピングモータ、１０・・
・ステッピングモータ駆動制御回路、１１・・・原稿検
出センサ、１２・・・蛍光燈、１３・・・集光レンズ、
１４・・・画像読み取りデバイス、１５・・・画像処理
回路、１６・・・制御回路部、ａ・・・頁指定信号、ｂ
・・・データ設定スイッチ信号、Ｃ・・・綿密度「荒い
」指定信号、ｄ・・・綿密度「細かい」指定信号、ｅ・
・・通信スイッチ信号、ｆ・・・データ・バス、ｇ・・
・アドレス・バス、ｈ・・・データ・バス、１１・・・
早送り命令信号、１２・・・綿密度指定信号＃１（荒い
）、ｉ３・・・綿密度指定信号１２（細かい）、ｉ・・
・ステッピングモータ駆動パルス信号、ｋ・・・原稿位
置信号、ｌ・・・走査タイミング信号、ｍ・・・画像信
号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）走査線密度を異なる複数の段階に設定して原稿の
   読取および送信を行う送信制御手段を備えたファクシミ
   リ装置において、 操作により原稿頁ごとに走査線密度を指定する手段と、 この手段により指定された走査密度を記憶する手段と を備え、 前記送信制御手段はこの記憶する手段に記憶された走査
   線密度にしたがって各原稿頁の読取および送信を行う構
   成である ことを特徴とするファクシミリ装置。