JPS62260134A - 適正な露光量が得られる画像露光方法 - Google Patents

適正な露光量が得られる画像露光方法

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JPS62260134A
JPS62260134A JP10253786A JP10253786A JPS62260134A JP S62260134 A JPS62260134 A JP S62260134A JP 10253786 A JP10253786 A JP 10253786A JP 10253786 A JP10253786 A JP 10253786A JP S62260134 A JPS62260134 A JP S62260134A
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Yasuaki Satou
恭彰 佐藤
Akira Kita
紀太 章
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネガフィルム等の原画像から得た2次元画像
情報に基づいて露光量および/又は露光補正量を決定し
、露光を行う方法に関し、特に入力される画像の天地情
報に基づいて露光量および/又は露光補正量を決定する
画像露光方法に関する。
〔発明の背景〕
原画像焼き付けに際して、露光量を決定するために原画
像(例えばネガフィルム等)の濃度を計測しなければな
らないが、従来は焼き付は光学系の光路近辺に設けられ
たフォトダイオード等の光センサによって、ネガフィル
ムの全面積平均透過濃度、即ちL A T D (La
rge Area TransmittanccDen
sity)を測定するようにしている。このL A T
Dの測定による画像検出は原画像の濃度を平均的に測定
するものであり、原画像の画像濃度を正確にかつ画面全
体にわたって測定するものではないため、さらに原画像
の画面を左右上下等の区画に分割して測光し、得られた
2次元画像情報に基づいて焼き付は露光量を決定する手
法、(たとえば特公昭56−2691号)などが用いら
れている。
ところが上記の手法は、天地の判別を通常のライカカメ
ラでは正撮りの場合、上方が天で下方が地である。また
縦撮りでは約80%はシャッタが上で撮られていること
、及びバックハイライトの場合、照明が空であることか
らハイライトが青空すなわち青濃度が高いことなどから
天地判別が高い確率ででき、また上下の濃度差より左右
の濃度が高いものが縦撮り、逆は正損りである確率が高
いことなどに注目して分類を行い、焼き付は露光量もし
くは補正量を決定していた。この方法は高い確率で天地
情報を判別しうるが、判別を誤ると適性な焼き付は露光
量もしくは補正量が得られないという問題がある。
さらにネガフィルムなどの天地方向が一様でな(、天地
情報の判別を困難にしている要因としては■焼き付は時
のネガフィルムの挿入方向が一定でないこと■フィルム
を巻き取るローディング方向が逆のカメラが存在するこ
と■縦撮りではシャッタが上の場合と下の場合があるこ
と■一定した横撮りをしてもフィルムサイズの135F
サイズと135Hサイズ、あるいはE版サイズと2E版
サイズ(第1図参照)のプリントを同一幅の印画紙より
得る場合のようにフィルムの使用方向に違いがあること
などがあげられる。
〔発明の目的〕
この発明、は、上記問題点に鑑みて創作されたもので、
原画の天地情報に従って2次元画像情報を整理すること
により、各原画に応じた適性な露光量および/又は露光
補正量を決定することのできる画像露光方法を提供する
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
この発明は、画像露光方法に関するもので、原画像に光
を照射し、該原画上の画像情報を読み取り、該原画像を
感光材料上に投影し、露光する画像露光方法において、
前記原画像上の画像情報を光電変換よって読み取り、2
次元画像情報を得ると共に、前記原画像の天地情報を入
力し、該天地情報に従って前記2次元画像情報を整理し
、該整理結果から露光量および/又は露光補正量を決定
するようにしたものである。
本発明における原画像とは、反射画像や透過画像を言い
、反射画像としてはカラープリント、普通の印刷物など
があり、透過画像としてOHP、リバーサルフィルム又
はネガフィルム上に記録された画像などがある。
画像情報の読み取りは、原画像の反射光あるいは透過光
を利用して光電変換によって行われる。
本発明の天地情報とは、原画像において、どちらの方向
が天方向あるいは地方向を向いているかを示す情報を言
う。この情報は天方向あるいは地方向の何れかを示すこ
とによって特定することが可能である。
本発明の感光材料には、例えばレジン・コート紙、バラ
イタ紙、白色ポリエチレン・テレフタレート等を支持体
とするカラー印画紙などを用いることができる。
本発明では2次元画像情報に基づいて露光量および/又
は露光補正量を決定する。2次元画像情報だけで露光量
を決定する場合と、従来使用されているLATD制御方
法を併用する場合とがある。
2次元画像情報はCCDなどのイメージセンサを使って
読み取ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第2
図は本発明実施例のフローチャー1・を示すものである
本実施例の画像露光方法は、原画像としてカラーネガフ
ィルムを用い、これに光を照射することによってネガフ
ィルム上の画像情報を読み取り、該ネガフィルムの画像
を感光材料上に投影して露光させる画像露光方法におい
て、前記ネガフィルムの画像情報は、CCDなどのイメ
ージセンサで光電変換して読み取り、2次元画像情報を
得ると共に、前記ネガフィルムの天地情報を入力するこ
とによって、該天地情報に従って前記2次元画像情報を
整理し、該整理結果から露光量および/又は露光補正量
を決定するものである。
上記天地情報の人力は、オペレーターがモニターして、
原画の天地方向を判別し、画像情報処理装置に入力する
ことで行われる。例えば、第3図は写真焼き付は装置の
操作パネル部分の斜視図を示すもので、ネガマスクユニ
ットにセラティンされた原画をライトボックスからの光
源によって装置内部にある印画紙に焼き付けられる。天
地方向の入力は、例えば次のように行う。オペレーショ
ンパネル上に第4図に示すような天地方向大カキ−が設
けられている。ネガマスクユニットに焼き付けする原画
をオペレーターがピュア部分から原画画像をモニターし
て、天地判別後天地方向大カキ−で入力を行う。入力さ
れた天地情報は装置内部の画像情報処理装置に送られる
(第3図参照)。
第4図のような天地情報を直接人力できる天地方向大カ
キ−を使用する場合には、入力動作に連動して画像情報
を整理し、露光量の決定後、露光を制御し、焼き付けを
行う一連の動作を行うようなシステムを採用することも
できる。
また別の天地方向大カキ−としては、特定キーをくり返
し押すことで第5図に示すような天地表示がサイクリ、
りに変化し、これを液晶ディスプレイ (第5図参照)
上に表示するようなものを用いることもできる。
さらには、ネガフィルムなどの原画像を挿入するマスク
ユニットあるいはペーパーマスク、引き伸ばしレンズな
どを判別するマイクロスイッチやフォトインターラプタ
等を装着して標準的な天地情報が自動的に入力されるよ
うにし、この標準的な天地方向と異なるネガフィルムの
場合にのみ天地情報入カキ−で入力することもできる。
その場合は、天地情報入カキ−の他に標準(Defau
lL)キーを設け、通常は標準キーを押して標準的な天
地方向で処理し、標準的な天地方向と異なる場合のみ、
第4図に示すようなキーなどを用いて個々の天地情報を
入力することもできる。
上記2次元画像情報は、原画像を例えばCCr)などの
イメージセンサ−を用いて光電的に読み取り、複数の画
素に画面分割した画素毎の特性値であって原画像からの
光強度あるいは原画像の濃度または透過率などに関する
上記2次元画像情報を天地情報に従って整理する場合の
一例を以下述べる。第6図(a)に示すように、例えば
画像を4×4の16画素に画面分割して特性値を検出す
る場合、各画素に位置を相対的に示すアドレス割付コー
ドをO−15まで入れておき、画素毎に検出される特性
値と該コードの番号とを対応させて記憶する。そして入
力される天地方向に従ってアドレス割付コードを同図(
b)に示すように整理し直す。この画像情報を利用する
ことによって、天地方向がさまざまな写真原画であって
も、コード番号の選択によって各原画の画像情報を共通
化することが容易にできる。
上記画像情報の整理結果に基づいて画像焼き付は露光量
および/又は露光補正量を決定する方法の一例として、
本実施例では2次元画像情報をいくつかのブロック、例
えば第7図(a) 、 (b)に示すように上方、下方
、左方、右方、中心位置に分は各々の濃度を算出、比較
することにより適正な焼き付は露光量を決定するものと
した(例えば特公昭56−2691号など)。具体的に
は、まず各ブロックの濃度を、画素単位で検出した特性
値から算出する。iはアドレス割付はコード、Diはア
ドレス割付はコードに該当する画素の特性値、Dl〜D
4は第7図(a) 、 (b)における各ブロックの標
咽的な位置を示す。
Di −(D、  +[)、  +[12+[l、  
+()4+D?) / 6D2←(Dis +014 
+DI3 ”D+□十〇++ +D、l) / 6D3
 ” (Do +04 +n、 + D+z+貼−←D
l:l) / 6D4−(DIS十DII 十〇?  
+D□ 十〇+a+Dz) / 6中心平均濃度(CN
) −(DS+06+09+DIO)/ 4第6図に示
すように、アドレス割り付はコードが入力される天地情
報に従って整理された場合、上式によって得られるD 
1. D2. D3.04は常にそれぞれ原画像の上下
左右の位置濃度になる。しかしながら、割り付はコード
を天地情報に従って整理しない場合には上式によって求
められた値の全体平均濃度(ALL)と中心平均?Q度
(CN)は天地方向の人力に関わらず共通であるが、そ
れ以外のD1〜D4は天地方向に従って、該当するブロ
ックを異にする。この場合、第7図(c)に示すように
天方向が(官)の場合は、上方がDl、下方がD2、左
方がD3、右方がDAの値すべく、また第7図(d)で
示すように天方向が(6=)の場合は、上方がD3、下
方がDA、左方がD2、右方がDiの値を採用すべくD
IからDAの2次元画像情報を整理する。天方向が(8
)あるいは(−O)の場合も上記と同様、天方向を基準
としてD1〜D4の値が各ブロックに該当すべく2次元
画像情報を整理する。
このようにして得られた上方、下方、左方、右方、中心
位置濃度を比較しその濃度差の少ないものと大きいもの
に分類する。濃度差の小さいものは海等のオープンシー
ンに分類する。さらにコントラストの大きなシーンの内
、中心位置濃度が周辺濃度に比し高いものをストロボシ
ーンに代表されるパターンに分類する。その他のものを
通常シーンに分類する。
これら分類装置によって分類されたものに対し焼き付は
露光量決定式としてそれぞれ独自な係数をもつ全平均透
過濃度、最高濃度、最低濃度の関数が用意されている。
焼き付は濃度をDpとし、全平均透過濃度をり0、最高
最低濃度をそれぞれDMAX + DHIN定数をCと
すると Dp =3.  DA +a2I)、4AX + ax
 DMIN +C−・・−・−一−−−−−■ ここでal+  a2+  a3+  Cは分類された
場景に対してあらかじめコード化された値が用意されて
いる。そして算出された濃度Dpがペーパー上一定にな
るように露光決定がなされている。
この場合の定数aI+  ”2+  23+  Cは多
量の原画を解析する統計的手法によって求められること
ができる。
プリントに際してはさらに主体の輝度が全体の輝度の中
で、どのような位置にあるかが影響する。
例えば、主体(写真の多くの場合人の顔)が日陰にある
場合と日向にある場合とでは輝度分布が同一であっても
主体が移動することによって、日陰の場合は主体が濃く
、日向の場合は淡い印画ができる。
本実施例では主体による補正として周辺部分を上、下、
左、右4つ以上に分割し、各々の濃度測定をするととも
に中心部分の濃度測定を行い、この濃度の組み合わせに
より該ネガを予め用意された分類法により分類する。
この分類手法は、濃度測定された各部位の濃度比較から
分類を行う。
例えば雪のシーンのような場合、周囲部分はほぼ一定揮
度でできている。そして周辺部分はハイライトからでき
ている。又、比較的遠景のフラッシュ撮影の場合、周囲
部分はほぼ一定な輝度であり、シャドウ部である。
そして、前記の場合、中心部の低濃度が主体を代表し後
者の場合、中心部の最高濃度が主体を代表する。さらに
周辺部にコントラストがある場合、通常の主体は、大地
又は床等から上に向かって立っている場合が通常である
ので地側の濃度と天測濃度を比較し天側濃度が高い場合
、パンクがハイライトであり、地側濃度が高い場合、バ
ンクがシャドウである前者の場合、主体は低輝度、後者
の場合主体は高輝度に対する。
これを第8図(a)の逆光シーンの場合でみると、背景
が空の場合が多いため、天側輝度が高く、ネガフィルム
では天側濃度が高い。この場合、焼き付は露光量は小が
望ましい。また、第8図(b)のストロボシーンの場合
、背景が暗いことが多く、地側のH度が高く、ネガフィ
ルムでは地側の濃度が高い。この場合焼き付は露光量は
大が望ましい。
従って天地濃度の相対的関係で焼き付は露光量が決定さ
れるのは一般的に合理的と言える。本実施例では、天地
方向はオペレーターによって正確な入力がなされるため
により適正な露光量の決定が行われることになる。
また、本実施例のように個々的なキー操作により天地情
報が入力可能になると、従来は1本のロール毎に大まか
に判断されていた天地情報が、各フィルムのコマ単位で
入力できるので、より正確な露光量決定をすることもで
きる。
これに対し、中心部最高濃度、中心部最低濃度、中心部
平均濃度及び、上下、左右方濃度によって前記焼き付は
濃度Dpに対する補正量を算出する。
補正量をDcal とすると Dcal =Cat DCMAX +Ca、 DCMI
N+Ca3DCstas+Ca4D1+Ca5 D2+
Ca6D3 +Ca、D4 +Cal1−−−−−−■
ここでDCMAX 、 DCMIN 、 D(、+ta
N、DI、D2゜D3.D4はそれぞれネガの中心部最
高、最低、平均、濃度及び、周辺部の上、下、左、右方
位置濃度である。
又、Ca、、Cat + Cas l Can * C
as。
Ca6 +  Caw l  Canは各分類された場
景に対してあらかじめコード化された値が用意されてい
る。そしてこの定数は、多量の原画を解析する統計的手
段によって求めることができる。
本発明では、天地情報によって画像濃度が正確に整理さ
れるため、■式におけるD1〜D4は上記の解析結果に
たいして適合性が著しく高り、最適な条件下での露光量
および/又は露光補正量の決定が可能となる。
以上のような方法を用いるごとによって、従来の確率的
な天地情報の推定と比較して適正な露光量の決定が可能
となった。
〔発明の効果〕
上記したように、本発明の画像露光方法を用いることに
より、各原画像に応じた適性な露光計および/又は露光
補正量を決定することのできるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図Ta) (blはそれぞれネガフィルムのE版サ
イズ、2E版サイズへの露光時の画像方向を示す図であ
り、第2図は本発明実施例のフローチャート図であり、
第3図は露光装置の操作パネル説明図であり、第4図は
天地情報式カキ−の図であり、第5図はサイクリックな
天地情弗の状態表示の図であり、第6図は画像情報を天
地情報に従って整理する説明図であり、第7図(al 
(blは画面分割方法の一例を示す図であり、第7図(
C1ldlはtal (b)の画面分割後の画像情報を
整理する演算方法の一例を示す図であり、第8図(al
 (b)はそれぞれ画像の逆行シーン、ストロボシーン
の説明図である。 特許出願人   小西六写真工業株式会社代理人弁理士
  高   月     亨第1図 第2図 第3図 第4a         第5図 (a)翻イ&桶よ   (b)”!Eas−v+薬  
ル砲稀第6図 (リ           (b) (C)  叉t2!5rtn(合)94合よろ← Dl 下ラ ← D2 fLろ ← D3 るり ← 04 (a)  叉く5動ネ〉〕の44 合−ラ←  D3 す←  図 %1−a−02 も5←  Dl 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原画像に光を照射し、該原画上の画像情報を読み取
    り、該原画像を感光材料上に投影し、露光する画像露光
    方法において、 前記原画像上の画像情報を光電変換よって読み取り、2
    次元画像情報を得ると共に、前記原画像の天地情報を入
    力し、該天地情報に従って前記2次元画像情報を整理し
    、該整理結果から露光量および/又は露光補正量を決定
    することを特徴とする画像露光方法 2、前記原画像の天地情報の入力が、原画像の天もしく
    は地の一方向を入力するものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の画像露光方法。 3、前記原画像の天地情報の入力が、画像を露光させる
    までの一連の動作を開始するものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の画像露光方法
JP10253786A 1986-05-03 1986-05-03 適正な露光量が得られる画像露光方法 Granted JPS62260134A (ja)

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JPH0551886B2 JPH0551886B2 (ja) 1993-08-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01195439A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Konica Corp 写真焼付露光量決定方法
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