JPS62260094A - 連続電解メツキ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼帯の連続電解メッキ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のＺｎ　、　Ｓｎ等のメッキ設備の一例を第３図に
示す。第３図において、ペイオフリール１から巻き戻さ
れた鋼帯２は溶接機３にて溶接された後、ルーパー４を
経て、前処理装置５において脱脂、予熱等のメッキ前に
必要な処理を施される。しかる後、メッキ噛１０内にお
いて表面にメッキ処理された後、後処理装置６において
洗浄、乾燥等の処理を施され、ルーパー７、シャー８を
経てペイオフリール９にて巻取られる。

メッキ（ｉ１１０内にはメッキ浴液１１が満たされ、鋼
帯２はフンダクタロール１２ａ、１２ｂ。

１２ｃ、−−−：Ｔｈよびデフレクタ−ロール１３ａ。

１３ｂ、１３ｃｍ−一に交互に巻付きながらメッキ浴液
１１中を走行する。

メッキ浴液１１中には、電頂１４ａ、１４ｂ。

１４ｃ、１４ｄ−−−が鋼帯２表面と相対して設置され
、後述するように鋼帯２が電極間を通過する間に銅帯２
０表面がメッキ処理される。

第４図は電極部の構成を詳細に説明するものであり、電
極１４ａ、１４ｂは直流電源１８ａの陽極側に接続され
、フンダクタロール１２ａは該直流電源１８ａの陰ｊ側
に接続されている。

電極１４ａ、１４ｂと鋼帯２とではさまれたメッキ浴液
をそれぞれ１９ａ、１９ｂとすると、直流電源１８ａ〜
電［１４ａ、１４ｂ〜メッキ浴液１９ａ、１９ｂ〜鋼帯
２〜コンダクタロール１２ａ〜直流電源１８ａから成る
電気回路が形成され、電極１４ａ、１４ｂが陽極、鋼帯
２が陰極となるため、この間を流れる電流によってメッ
キ浴液１１に含まれるメッキ金属が鋼帯２の表面にメッ
キされる。

第５図、第６図にて可溶性電極の従来構造の１例を説明
する。電解メッキ設備の陽極として、メッキのための電
気回路に通電することによシ陽甑電極１４ａ、１４ｂが
電解してメッキ浴液１？ａ、１９ｂの中に溶は出す方式
（「可溶性陽極」）と電解しない方式（「不溶性陽獲」
）のあることは公知であるが、「可溶性陽極」の場合、
メッキのために通電した電気量に応じて陽極電極１４ａ
、１４ｂは消耗する。したがって、陽極電極１４ａ、１
４ｂは、消耗したら取り外し、新しいものと交換する必
要がある。

第５図は従来方式での可溶性陽極部分の拡大図であり、
第６図はその矢視Ａを示すものであるが、陽極電極１４
ａは短冊状の陽極ブロック１４ａ１，１ａａ２，１４ａ
３．−−−−に分割され、陽極ブリッジ１６に固定され
た通電バー１５の上に載っておシ、かつ下部がふらつか
ないよう陽極ガイド１７ａ、１７ｂの間にはまり込んで
取り付けられており、かつ治具等を用いて第６図の矢印
の方向に移動できるようになっている。陽極ブロック１
４ａ１，１４ａ２゜−−−−は通電によって消耗し、最
も消耗量の多い１４ａ１から順に取り外し、新しい陽極
ブロック１４ａｉが取付けられる。この陽極ブロック１
４ａ１，１４ａ２．−−−．１４ａｉの取外し、取付け
は治具等を用い、メッキ槽１０の上部から人力によって
行われている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

溶融塩を利用した連続電解メッキ装置等、特殊なメッキ
条件（高温、大気との遮断等）の場合、可溶性の陽極を
第５図、第６図に示した手段にて交換することは、作業
性、安全性、メッキ浴液への不純物混入防止の面から構
造が複雑になり、かつ人力で交換作業を行うことは万が
−の場合の危険性が大きい。

本発明は、斯る問題点を解決した連続電解メッキ装置を
提案するものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明は、鋼帯表面に連続的にメッキ処理を施す連続電
解メッキ装置において、その陽極として連続供給きれる
帯状の可溶性陽極を備えたことを特徴とする連続電解メ
ッキ装置に関するものである。

〔作用〕

本発明では、帯状の可溶性陽極を、例えば予じめコイル
状にしておき、その供給方式として巻戻しリール−メッ
キ槽内電極部〜巻取リールの順に帯状−陽極を通抜させ
る方式を採用し、可溶性陽極をメッキ槽内電極部に連続
供給して、鋼帯表面を連続的にメンキする。

〔実施例〕

本発明の実施例を第１図、第２図に示す。

第１図において、２は鋼帯、１２ａ、１２ｂ・・・はコ
ンダクタロール、１３ａ、１３ｂ・・・はデフレクタロ
ール、１０はメッキ槽、１１はメッキ浴液、１９ａ。

１９ｂは電極にはさまれたメッキ浴液、２１ａ、２１ｂ
　　。

は鋼帯２と直交して走行する可溶性帯状電極（陽極）で
ある。

第２図は帯状電極２１ａ、２１ｂの供給手段の１例を示
すものであり、帯状電極２１ａ、２１ｂは、コイル状で
持ち込まれ、帯状Ｍ、桓巻戻しリール２２ａ、２２ｂに
よって巻戻された後、送りロール２４ａ、２４ｂによっ
て電極部に送られ、電極部通過中に消耗した後、帯状電
極巻取リール２３ａ、２！＋ｂによって巻き取られる。

なお、２５ａ、２５ｂは帯状電極２１ａ、２１ｂに通電
するための陽極コンダクタロール−？？、６る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、特殊なメッキ条件（高温。

有毒ガスの発生、大気中の水分によるメッキ浴液の劣化
等）が要求される場合でも安全に、安定してかつメッキ
条件を損なわずに可溶性陽極の連続供給が可能であシ、
鋼帯表面に安定して連続的にメッキを施すことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電極部の一例を示す詳細構成図、第２
図は本発明の可溶性陽極供給手段の一例を示す説明図、
第３図は従来の連続電解メッキ設備全体の構成図、第４
図は第３図の電極部の詳細構成図、第５図及び第６図は
従来の可溶性陽極の説明図である。 復代理人　　内　１）　　明 復代理人　　萩　原　亮　− 復代理人　　安　西　篤　夫 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋼帯表面に連続的にメッキ処理を施す連続電解メッキ装
   置において、その陽極として連続供給される帯状の可溶
   性陽極を備えたことを特徴とする連続電解メッキ装置。