JPS62259475A - 半導体圧力変換器及びその製造方法 - Google Patents

半導体圧力変換器及びその製造方法

Info

Publication number
JPS62259475A
JPS62259475A JP10355286A JP10355286A JPS62259475A JP S62259475 A JPS62259475 A JP S62259475A JP 10355286 A JP10355286 A JP 10355286A JP 10355286 A JP10355286 A JP 10355286A JP S62259475 A JPS62259475 A JP S62259475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
epitaxial layer
semiconductor
sapphire substrate
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10355286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628318B2 (ja
Inventor
Yoshiteru Omura
義輝 大村
Keiichi Shimaoka
敬一 島岡
Sadayuki Hayashi
貞幸 林
Atsushi Tsukada
厚志 塚田
Kazuyoshi Kawaguchi
川口 一義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP10355286A priority Critical patent/JPH0628318B2/ja
Publication of JPS62259475A publication Critical patent/JPS62259475A/ja
Publication of JPH0628318B2 publication Critical patent/JPH0628318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、サファイア基板上にピエゾ抵抗素子を設は圧
力測定を行う半導体圧力変換器及びその製造方法に関す
るものである。
[従来技術] 従来よりサファイア基板を使用した半導体圧力変換器が
周知であり、この半導体圧力変換器は絶縁性に優れたサ
ファイア基板上に半導体エピタキシャル層を被覆し、こ
の半導体エピタキシャル層を拡散処理し圧力測定用のピ
エゾ抵抗素子を形成している。このため、従来のPN接
合絶縁構造型の半導体圧力変換器に比しリーク電流が極
めて少なく、しかも高温環境下においても使用できると
いう優れた特徴を有している。
ところで、このような圧力変換器は、サファイア基板を
圧力測定用のダイアフラムとして機能させるため、基板
を筒状の支持体と接合してやる必要が市る。
しかし、このような両部材の接合に、接着剤や低融点ガ
ラス等の糊剤を用いると、この糊剤に起因する残留歪み
、クリープ、ヒステリシスなどの悪影響により充分な初
期接着性能とダイアフラム固定条件を満足することがで
きず、しかもこの糊剤を使用したことに起因して接合部
に残留歪み変化、気密性劣化、変質等が発生しその接着
信頼性が不安定なものとなるという問題があった。
このため、近年においては糊剤によらずり゛ファイア基
板と支持体とを直に静電接合する方法が多用されるよう
になってきた。
第6図にはこのような半導体圧力変換器の好適な一例が
示されている。
この圧力変換器は、ダイアフラムとして□能するサファ
イア基板10と、このサファイア基板10の第1の表面
10a側に静電接合される支持体12とを含む。そして
、圧力導入孔14を介して基板10の第1の表面10a
に印加される圧力Pと、基板10の第2の表面10bに
印加される圧力Psと、の差圧をピエゾ抵抗素子16を
用いて測定するよう形成されている。
このような半導体圧力変換器の製造は、まず1ノフアイ
ア基板10の一方の表面10bの略中央に第1の半導体
エピタキシャル層(図示せず)を被覆形成し、他方の表
面10a上に静電接合用の第2の半導体エピタキシャル
120を被覆形成する。
次に、基板10の片方表面10bに設(プられた第1の
半導体エピタキシャル層に、拡散などのICプロセス処
理を施し、これをピエゾ抵抗素子16として形成する。
このとき、前記拡散処理により基板10の両面10b及
び10aに設けられたピエゾ抵抗素子16及び第2の半
導体エピタキシャル層20の各表面は、同質の絶縁保護
膜22により被覆されることになる。
そして、前記ピエゾ抵抗素子16上には、電気的信号の
入出力を目的として形成したピエゾ抵抗素子用電極24
が設けられ、その電気的信号はリード線26を介して外
部と電気的に導通されるよう形成される。
また、前記支持体12は、例えば結晶化ガラス又は非晶
質ガラス等の絶縁性部材を用いて形成されており、前述
したようにその中央部には半径Rの圧力導入孔14が形
成されている。
そして、この支持体12と基板10との静電接合を行う
ために、第2の半導体エピタキシャル層20の表面には
静電接合用電極28が設けられている。通常、この電極
28は基板表面10aの外縁部に設けられることが多い
ため、基板10は支持体12の接合面12aの幅より大
きなものを用いる必要がある。
周知のように、静電接合は、熱膨張係数の近接した金属
やシリコン半導体などの導電性部材と、ガラス、ガラス
セラミックなどの高温で固体電解質として作用する絶縁
部材と、の接合に好適である。例えばシリコン半導体と
、パイレックスガラスから成る支持体との静電接合は、
予め平滑平面に仕上げたシリコン半導体の接合面と、パ
イレックス支持体の接合面とを当接し、次に両者を4(
)O°C前後に昇温加熱した後、シリコン半導体を陽極
として両者の間に数100Vの直流電圧を数分間印加す
ることにより行われる。
従って、ザファイア基板10と支持体12どの静電接合
も同様にして行われ、まず支持体10゜12の接合面1
2を平滑平面に研磨仕上げし、次に支持体12と基板1
Qとの位置合せを行い、その後、静電接合用電極28と
支持体12との間に外部電源30から所定の直流電圧を
同様に印11[]することにより行われる。
このようにして形成された半導体圧力変換器は、圧力導
入孔14により囲まれた基板部分がダイアフラム領域1
00として機能することとなる。従って、ダイアフラム
領tff100の第1の表面10a側から測定圧力Pを
印加し、第2の表1面10b側から基準圧力PSを印加
することにより、両者の差圧をピエゾ抵抗素子16の抵
抗変化として良好に測定することが可能となる。
特に、静電接合を用いて形成された従来装置は、その接
合に糊剤を用いた従来装置に比し格段に優れた初期性能
及び信頼性を発揮することができる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、今日の激しい技術革新及び軽薄短小の時代的
風潮を背景として、このような半導体変換器に対しても
、より高い性能と小型化が求められている。
しかし、このような観点から見ると、従来の半導体圧力
変換器及びその製造方法では、以下に示す問題点を有し
ているため、前述した時代の要請に十分応えることがで
きず、その有効な対策が求められていた。
(A>第1にこのような従来技術では、半導体圧力変換
器の初期性能のばらつきを抑制し、信頼性の高い圧力測
定を行うことが難しいという問題があった。
すなわち、従来の半導体圧力変換器では、支持体12に
設けた圧力導入孔14の口径Rにより4ノフアイア基板
10のダイアフラムfH1looの大ぎざが決定してし
まう。
しかし、支持体12の圧力導入孔14は、 Wzに超音
波加工などの機械的方法により形成されるため、加工精
度の不揃い、加工歪みなどが発生しやすい。
従って、ダイアフラム領域100の大きざにばらつきが
発生しやすく、各半導体圧力変換器の初期性能のばらつ
き、信頼性の低下を招いていた。
また、前記圧力導入孔14の領域を、加工歪み、加工精
度の不揃いが生じることないよう化学的方法により行っ
たとしても、このような従来技術では、サファイア基板
10と支持体12との静電接合を、ピエゾ抵抗素子16
とダイアフラム領域100との相対位置がずれることの
ないように精度良く行うことが難しく、この結果、各半
導体圧力変換器の出力電圧のばらつきが避けられないと
いう問題がおった。
(8)第2に、従来の製造方法によれば、支持体12に
比しサファイア基板10が大きなものとなり、装置全体
の小型軽量化を図ることができないという問題があった
すなわち、従来の装置は、基板10の表面上にピエゾ抵
抗素子用の電極24と、静電接合用の電極28とが形成
されており、しかも静電接合用の電極28は、基板10
の表面10a上において、支持体12との接合面外周側
に位置して設けられている。
従って、サファイア基板10は、支持体12の静電接合
面12aの面積より大きく形成してやることが必要とな
る。
しかし、このようにすると、支持体12に対し基板10
の周縁部がでつばった形状となってしまい、圧力変換器
の取扱い時に人為的な破損を招ぎやすく、しかも装置全
体を小型軽岳化することができないという問題があった
(C)第3に、このような従来技術ではサファイア基板
10と支持体12との接合部に測定圧力による大ぎな剥
離力が作用し、その耐圧特性が低いという問題があった
すなわち、このような従来装置では、1ノ゛フアイア基
板10の第2の表面10b側にピエゾ抵抗索子16が設
けられている。このため、このピエゾ抵抗素子16に高
温、高圧でかつ腐蝕性の高い圧力媒体が作用することが
ないよう、圧力導入孔14を介して第1の表面10a側
から測定圧力Pが印加されている。
しかし、通常、この測定圧力Pは極めて高い値であるた
め、基板10と支持体14との接合部に大きな剥離力が
作用する。このため、このような圧力変換器では、その
構造上、耐圧が極めて低い値となってしまうという問題
があった。
特に、このような半導体圧力変換器は、高温、高圧の圧
力媒体の測定用として用いられる場合が多いため、その
有効な対策が望まれていた。
(D>第1にこのような従来技術によれば、サファイア
基板10と支持体12との静電接合を簡単に行うことが
できないという問題がめった。
すなわち、1)゛ファイア基板10の一方の表面上に被
覆された第1の半導体エピタキシャル層に、拡散等のI
Cプロセス処理を施しピエゾ抵抗素子16を形成すると
、このピエゾ抵抗素子16の表面には絶縁保護膜22が
形成される。
このとき、前記ICプロセス処理により、基板10の他
の表面上に被覆された第2の半導体エピタキシャル層2
0上にも、前記絶縁保護膜22と同質の絶縁保護膜が形
成される。
従来、第2の半導体エピタキシャル層20上に形成され
たこのような絶縁保護膜は、基板10と支持体12との
静電接合を行う上で支障をきたすと考えられていた。こ
のため、この絶縁保護膜の除去を、静電接合に先立ち行
う必要がおり、基板10に対するICプロセス処理工程
を簡単に行うことができないという問題があった。
更に、このように絶縁保護膜を除去すると、静電接合面
でおる第2の半導体エピタキシャル層20の表面が粗面
化され、支持体12との静電接合に支障をきたす恐れが
あるという問題があった。
[発明の目的] 本発明はこのような従来の課題に鑑み為されたものであ
り、その目的は印加圧力に対する測定精度及び耐圧が高
く、しかも小型でその制作工程を簡略化することが可能
な半導体圧力変換器及びその製造方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 第1の発明 前記目的を遅成するため、本発明の半導体圧力変換器は
、一方の表面にそのダイアフラム領域を囲むよう静電接
合用半導体エピタキシャル層が所定の段差を持って設け
られたサファイア基板と、内部に圧力導入孔を有し、前
記サファイア基板と半導体エピタキシャル層を介して静
電接合される支持体と、 を含み、前記ダイアフラム領域に印加される圧力をピエ
ゾ抵抗素子を用いて測定する半導体圧力変換器であって
、 前記ピエゾ抵抗素子は、サファイア基板のダイアフラム
領域内に圧力導入孔に面して設けられ、測定圧力はサフ
ァイア基板の他の一方の表面側から印′iJロシその圧
力測定を行うよう形成されて成ることを特徴とする。
第2の発明 また、本発明の半導体圧力変換器は、一方の表面にその
ダイアフラム領域を囲むよう所定の段差をもって静電接
合用半導体エピタキシャル層が設けられたサファイア基
板と、 内部に圧力導入孔を有し、前記サファイア基板と半導体
エピタキシャル層を介して静電接合される支持体と、 を含み、基板に印加される圧力をピエゾ抵抗素子を用い
て測定する半導体圧力変換器であって、前記静電接合用
半導体エピタキシャル層は、その口径が支持体の圧力導
入孔の口径よりやや大きめに形成され、 前記ピエゾ抵抗素子は、す“ファイア基板のダイアフラ
ム領域内に圧力導入孔に而して設けられ、測定圧力をサ
ファイア基板の他の一方の表面側からダイアフラム領域
に印加しその圧力測定を行うよう形成されて成ることを
特徴とする。
第3の発明 前記第1及び第2の発明に係る半導体圧力変換器を製造
するため本発明の方法は、リーファイア基板の少なくと
も一方の表面上に半導体エピタキシャル層を被覆形成す
るエピタキシャル層形成工程と、 この半導体エピタキシャル層を、基板中央の素子形成領
域、基板周縁の静電接合領域、これら両領域を電気的に
接続するリード領域を残してエツチング除去するエツチ
ング処理工程と、前記素子形成領域及びリード領域を拡
散処理してピエゾ抵抗素子及びリード部を形成するとと
もに、ピエゾ抵抗素子、リード部及び静電接合領域とし
て残された半導体エピタキシャル層上に絶、豫保迎膜を
形成する拡散処理工程と、 圧力導入孔の口径が前記静電接合用半導体エピタキシャ
ル層の口径より小ざな支持体を、絶縁保護膜、半導体エ
ピタキシャル層を介してサファイア基板と位置合ぜ当接
し、その後ピエゾ抵抗素子用電極と支持体との間に静電
接合電圧を印7JOすることにより支持体をサファイア
基板に静電接合する静電接合工程と、 を含み、サファイア基板の半導体エピタキシャル層によ
り囲まれた領域をダイアフラムとし、()。
ファイア基板の他の一方の表面側から印加される圧力を
ピエゾ抵抗素子の抵抗変化として測定する半導体圧ノコ
変換器を製造する口とを特徴とする。
[作用] 次にこれら第1発明〜第3の発明に係る半導体圧力変換
器及びその製造方法の作用を説明する。
本発明の半導体圧力変換器は、サファイア基板の同一面
上にピエゾ抵抗素子と静電接合用半導体エピタキシャル
層とを設け、この半導体エピタキシャル層を用いてサフ
ァイア基板と支持体とを静電接合することにより形成さ
れている。
従って、ナファイア基板のダイアフラム領域には、ピエ
ゾ抵抗素子がεシけられている側と反対側の表面、すな
わち1.サファイア基板の他の一方の表面側から測定圧
力が印7Jnされることになる。
このように、本発明によれば支持体の設けられている表
面と反対側の表面から4ノフアイア基板に対して測定圧
力が印加されることとなるため、仮にこの測定圧力の圧
力媒体が高温、高圧で腐蝕姓として作用するものでおっ
ても、基板と支持体との静電接合部に従来のように剥離
力が生ずることがなく、半導体圧力変換器の性能、特に
耐圧を著しく向上することができる。
また、本発明の半導体圧力変換器は、サファイア基板上
にそのダイアフラム領域を囲むよう一定のF2差をもっ
て静電接合用半導体エピタキシA・ル層を設けている。
前記第2の発明は、この段差を有効に利用し、前記半導
体エピタキシャル層の口径を支持体に設けた圧力導入孔
の口径よりわずかに大きく形成することを特徴とするも
ので必る。
このようにすることにより、支持体と、表面中央部にピ
エゾ抵抗素子を配置したサファイア基板との静電接合時
に、若干の位置合せ誤差がめったとしても、サファイア
基板のダイアフラム61 Iffは前記静電接合用半導
体エピタキシャル層により安定に支持され、半導体圧力
変換器の出力電圧のばらつきを有効に抑制することが可
能となる。
また、前記第3の発明は、以上説明した第1及び第2の
発明に係る半導体圧力変換器を製造する方法に関するも
のである。
すなわち、この第3の発明は、まずサファイア基板の一
方の表面上に半導体エビタギシャル層を形成し、この半
導体エビクキシャル層を、基板中央部の素子形成領域、
基板周縁部の静電接合領域、前記各領域を電気的に接続
するリード領域の3つの領域を残し、基板表面からエツ
チング除去する。
そして、前記素子形成領域及び1ノード饋賊を拡散処理
することにより、これらの領域をピエゾ抵抗素子及びリ
ード部として形成する。このとき、前記拡散処理により
、ピエゾ抵抗素子、リード部、前記静電接合用半導体エ
ピタキシャル層には絶縁保護膜が形成される。
本発明の特徴的事項は、このようにして、静電接合用半
導体エピタキシャル層とピエゾ抵抗素子とをリード部を
介して電気的に接続し、ピエゾ抵抗素子用電極を静電接
合用の電極として兼用することにある。
このようにすることにより、本発明によれば、従来装置
のような特別な静電接合用電極を必要としないため、基
板の大ぎざを支持体の接合面の大きざとほぼ同一に形成
し、装置全体を小型軽量なものとすることが可能となる
また、本発明者らは、静電接合用半導体エピタキシャル
層上に被覆形成された絶縁保護膜を、静電接合に先立っ
て予め除去しておく必要がおるか否かの検討を行った。
この検討の結果、前記絶縁保護膜を除去しなくても、静
電接合時の接合条件、特に電界強度を調整することによ
り、基板と支持体との静電接合を良好に11うことかで
きることが確認された。
従って、本発明の方法によれば、静電接合用半導体エピ
タキシャル層上に被覆された絶縁保護膜を除去すること
なく、サファイア基板と支持体とを、半導体エピタキシ
ャル層を介して良好に静電接合することができ、従来技
術に比しその製造工程を大幅に簡素化することができる
次に、本発明の理解を更に確実なものとするために、本
発明の作用を従来技術に対比して説明する。
(イ)第1に、従来技術では、サファイア基板の一方の
表面にピエゾ抵抗素子が形成され、他方の表面側に支持
体が静電接合されている。このため、高温高圧で腐蝕性
として作用する圧力媒体は、支持体に設けた圧力導入孔
側からナファイア基板に印加されることになる。
この結果、このような従来技術では支持体と1ナフアイ
ア基板との接合部に剥離力が作用し、半導体圧力変換器
の耐圧が低いものとなる。
これに対し本発明は、サファイア基板の同−表mi上に
ピエゾ抵抗素子と静電接合用半導体エピタキシャル層を
形成しているため、ピエゾ抵抗素子は基板と支持体との
接合部側に設けられることとなる。
従って、高温高圧で腐蝕性として作用する圧力媒体は、
4ノフアイア基板の他の一方の表面に印加されることに
なるため、前記静電接合部には従来技術のように剥離力
が生ずることなく、半導体圧力変換器の性能、特に耐圧
を著しく向上可能であることが理解される。
(ロ)第2に、従来技術ではサファイア基板の表面上に
静電接合用半導体エピタキシャル層を均一にv2けてい
るため、基板と支持体とを静電接合した場合に、サファ
イア基板は支持体の圧力導入孔と対向する領!戎がその
ままダイアフラムとして機能することとなる。
従って基板中央部にピエゾ抵抗素子を予め配置したとし
ても圧力導入孔の口径にばらつきがおったり、また基板
と支持体との静電接合時に若干の位置合せ誤差があると
、半導体圧力変換器の電圧出力にばらつきが発生すると
いう問題があった。
これに対し本発明では、半導体エピタキシャル層の表面
上にそのダイアフラム6Ji Itを囲むよう静電接合
用半導体エピタキシャル層を被覆形成しているため、ダ
イアフラム領域の表面と半導体エピタキシャル層の表面
との]j9に設差が生ずることになる。
従って、この半導体エピタキシャル層の口径より幾分小
さな口径の圧力導入孔を有する支持体を用いることによ
り、圧力導入孔の口径に多少のばらつきがあっても、ま
た静電接合時に基板と支持体との間に多少の位置合せ誤
差が生じても、半導体エピタキシャル層により囲まれた
ダイアフラム領域が感圧部として確実に作FiJするこ
とになり、前記従来技術の問題点を良好に解決すること
ができる。
(ハ)第3に、従来技術では、リファイア基板と支持体
との静電接合に先立って、静電接合用半導体エピタキシ
ャル層上の絶縁保護膜の除去を行っていた。
これに対し本発明では、静電接合条件、特に電界強度を
調整することにより、半導体圧力変換器の製造を、その
絶縁保護膜を除去する工程を省略した簡単な工程で行う
ことが可能となる。
(ニ)第4に、従来技術は、サファイア基板の表面上に
形成された静電接合用半導体エピタキシャル層上に、静
電接合専用の電極を設ける必要がおり、特にその電極は
支持体との接合面外周部に設けられていた。従って、サ
ファイア基板を支持体の接合面より大ぎくする必要が市
り、装置全体が大型で取扱性が良くないものとなるとい
う問題がおった。
これに対し、本発明では、サファイア基板の周縁部側に
設けられた静電接合用半導体エピタキシャル層をそのダ
イアフラム領域に設けられたピエゾ抵抗素子とリード部
を介して電気的に導通させ、ピエゾ抵抗素子用電極を静
電接合用電極として兼用している。従って、サファイア
基板を支持体の接合面とほぼ同程度まで小さくすること
ができ、装置全体を小型かつ取扱いの良いものとするこ
とができる。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明によれば、印加圧力を精度
良く測定するこができ、しかも印加圧力に対し充分な破
壊耐圧を有する半導体圧力変換器を提供することができ
る。
更に、本発明の方法によれば、その製造工程を簡単化し
しかも小型で特性のばらつきのない優れた特性の半導体
圧力変換器を製造することが可能となる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
第1実施例 第1図及び第2図には本発明に係る半導体圧力変換器の
好適な一例が示されており、第1図はその側断面の概略
説明図を表し、第2図はこの圧力変換器を底面側から見
た場合の概略説明図を表している。
本発明の圧力変換器は、1ナフアイア基板10と支持体
12とを静電接合することにより形成され、基板10の
ダイアフラム領域100の両面側から基準圧力ps及び
測定圧力Pを印加し、このとき発生するピエゾ抵抗素子
16の抵抗変化に基づいて圧力Pの測定を行うよう形成
されている。
実施例において、前記ナファイア基板10は、厚さが2
50μm、その表面が4 X 4 mm2の正方形状に
形成されてあり、また、支持体12は硼硅荘ガラスを用
いて形成されている。
そして、前記→ノ゛ファイア基板10の一方の表面10
a上にはピエゾ抵抗素子16及び静電接合用半導体エピ
タキシャル層40が設けられている。
実施例のピエゾ抵抗索子16は、ダイアフラム領1t1
00の表面中央に設けられ4個のピエゾ抵抗素子から成
り、各素子16は拡散リード部17を介して互いに接続
されホイートストーンブリッジを構成している。そして
、これら各ピエゾ抵抗素子16は、表面不純物濃度が約
1 X 1020/Cm3となるようボロンを拡散形成
したシリコンの半導体エピタキシャル層を用い、約1.
5μmの厚さに形成されている。
また、前記静電接合用半導体エピタキシャル層否40は
、リフ1イア基板10の表面10a上にそのダイアフラ
ムfilli100を取囲むよう被覆形成されている。
ここにおいて、この半導体エピタキシャル層40は、エ
ピタキシャル層表面とダイアフラム領域表面との間に段
差が生ずるよう所定の厚みをもって形成する必要があり
、このため約1゜5μmの膜厚に形成されている。
そして、この半導体エピタキシャル層40は、基板10
の表面上に設けられたリード部/12を介してピエゾ抵
抗索子16に電気的に接続され、ピエゾ抵抗素子16用
電極を、基板10と支持体12どの静電接合時における
静電接合電極として兼用できるように形成されている。
また、前記ピエゾ抵抗素子16を形成する際に行う拡散
処理により、このピエゾ抵抗索子16及び静電接合用半
導体エピタキシャル層40の表面には膜厚的3000人
の3 (02から成る!合縁保護膜44が被覆形成され
ている。
そして、各ピエゾ抵抗素子16の抵抗変化を電圧出力と
して取出すために、基板10の表面所定位置にアルミ電
(へ48が設けられ、この電極48は、絶縁保護膜22
に形成された開口部46を介して対応するピエゾ抵抗素
子16に接続されている。実施例において、このアルミ
電極48はEB蒸看法により厚さ1.5μmに形成され
ている。
このアルミ電極48には、ピエゾ抵抗索子16よりの電
気的信号の入出力を目的としてアルミリード50の一端
側が超音波ボンディングにより接続されている。
ところで、前記静電接合用半導体エピタキシャル層40
は、その口径RDが支持体12の圧力導入孔14の口径
Rより幾分大ぎめに形成され、具体的には基板10のダ
イアフラム領Ii!!100が直径2mmの円形となる
よう形成されている。
本実施例において、前記サファイア基板10と支持体1
2どの静電接合は、両部材を第1図に示すように位置合
せし、これを350’c前後まで昇温加熱した後、外部
電源30から約1000Vの直流電圧を印加することに
より行われた。
このとぎ、半導体エピタキシャル層40上に被覆される
絶縁保護膜44は、前述したように3000人程度0厚
みを有する。このため、その電界強度は3X10人V/
μmと十分大ぎな値となり、基板10及び支持体12は
充分な強度をもって静電接合されることになる。
なあ、実施例の半導体圧力変換器は、前述したように4
 X 4 mm2基板10を用い、しかも各ピエゾ抵抗
素子16を定電流作動させ、測定温度の変動に対し電圧
出力の変動を自己υ制御する小型の自己感度補償タイプ
のものとして形成されている。
本実施例は以上の構成から成り次にその作用を説明する
本実施例の半導体圧力変換器は、ピエゾ抵抗素子16が
基板10の圧力導入孔側表面10aに設けられている。
従って、サファイア基板10のダイアフラム領l或10
0には、圧力導入孔側表面10aに基gt圧力Psが印
加され、その反対側表面10bに測定圧力Pが印加され
ることになる。
このように、本発明においては、サファイア基板10の
他の一方の表面10b側から測定圧力Pか印加されるた
め、仮にこの測定圧力Pの圧力媒体が高温、高圧で腐蝕
性のものとして作用する場合でおっても、基板10と支
持体12との静電接合部に剥離力が生ずることなく、そ
の耐圧が著しく向上することが理解される。
また、本実施例の半導体圧力変換器は、サファイア基板
10の表面10a上にそのダイアフラム領域100を囲
むよう静電接合用半導体エピタキシA・ル層40が形成
されている。そして、この半導体エピタキシャル層40
の静電接合部と、その内側のサファイア基板10の表面
10aとの間には一定の厚みをもって段差が存在する。
従って、実施例のようにこの半導体エピタキシャル層4
0の口径RDを圧力導入孔14の口径Rよりわずかに人
ぎく形成することにより、基板10と支持体12との静
電接合時に若干の位置合せ誤差があったとしても、サフ
ァイア基板10のダイアフラム領域100はこの半導体
エピタキシャル層40により安定に支持され、確実に感
圧部としては能することになる。
このようにして、本実施例によれば、静電接合時にd3
ける基板10と支持体12との位置合せ誤差の影響を受
けることなく、かつ性能のばらつきが少なく、しかも信
頼性の高い半導体圧力変換器を(7ることか可能となる
また、実施例の半導体圧力変換器は、静電接合用半導体
エピタキシャル層40とピエゾ抵抗素子16とがリード
部42を介して電気的に接続され、ピエゾ抵抗素子16
用電極48を、静電接合用の電極としても兼用している
従って、従来のように特別な静電接合用の電極を必要と
しないため、基板10の大ぎざを支持体12の接合面の
大きざとほぼ同一に形成することができ、装置全体を取
り扱いが容易で、しかも小型軽重なものとすることが可
能となる。
なお、前記実施例においては、基板10の両面側から圧
力を印加する差圧タイプの圧力変換器を例に採り説明し
たが、本発明はこれに限らず、圧力導入孔14側を真空
とし、基板10の表面10b側から印7]Elする圧力
を測定する絶対圧タイプの圧力変換器に対しても有効で
あることは言うまでもない。
製造方法 第3図には、前記第1実施例に係る半導体圧力変換器の
!!!造方法の好適な一例が示されている。
なお、前記第1図及び第2図に示す半導体圧力変換器と
対応丈る部材には同一符号を付しその説明は省略する。
まず、第3図(1)に示すように、サファイア基板10
の主表面上に半導体エピタキシャル層200を成長させ
金。
なお、本実施例では、サファイア基板10の片面にのみ
半導体エピタキシャル層200を成長する場合を例に採
り説明するが、本発明はこれに限らず基板10の両面に
半導体エピタキシャル層200を成長させ、これら両面
のいずれか一方を主表面として用いることも可能である
次に、第3図(2)に示すように、基、仮10の主表面
上に形成された半導体エピタキシャル層200を、基板
中央の素子形成領域200a、基板周縁の静電接合領域
200b、これら両領域200a及び200bを電気的
に接続するリード領域200Gを残して、基板表面から
全てエツチング除去する。
このとき前記静電接合領域200bは、基板10のダイ
アフラム領域100を取囲むよう形成する必要がある。
また、この静電接合領域200bは、その口径RDを支
持体12の圧力導入孔1/1の口径Rよりいくらか大き
く形成する必要がある。
次に、第3図(3)に示すように、静電接合領域200
bを除いた台頭+t200a、200Gを拡散処理し、
素子形成領VA200 aをP型のピエゾ抵抗素子16
及び拡散リード部17として形成し、またリード領域2
00Gを半導体エピタキシャル層リード部42として形
成する。
このとき、残された静電接合領域200bは、後工程に
おいて、前記第1実施例の静電接合用半導体エピタキシ
ャル層40として用いられることとなる。
また、このような拡散処理を行うと、ピエゾ抵抗素子1
6、拡散リード部17、静電接合用半導体エピタキシャ
ル層40及びリード部42上にはSiO2より成る同質
の絶縁保護膜44が被覆形成される。
次に、第3図(4)に示すように、ピエゾ抵抗素子16
よりの電気的信号の入出力を行うため、前記絶縁保護膜
44を選択的に除去し開口部46を形成する。
次に、第3図(5)に示すように、絶縁保護膜44を介
してピエゾ抵抗素子16上にアルミを蒸着し電極48を
設ける。このアルミ電極48は、開口部46を介してピ
エゾ抵抗素子16と電気的に接続されることになる。 
なお、この電極48として、前記アルミに代え、耐薬品
性に侵れた金属、例えば金などを使用した場合には、よ
り信頼性の高い半導体圧力変換器を形成可能であること
は言うまでもない。
次に、第3図(6)に示すように、電極48へ電圧出力
取出し用のアルミリード50をボンディングする。
ここにおいて、ピエゾ抵抗素子16用電極48及びアル
ミリード50は、従来の半導体圧力変換器では電圧出力
取出しのみを目的として形成されていた。これに対し、
本発明では、ピエゾ抵抗素子16の拡散1ノード17と
静電接合用半導体エピタキシA・ル層40とがリード部
42を介して電気的に導通されていることから、ザファ
イア基板10と支持体12どの静電接合用の電極又はリ
ードとして兼用することができる。
次に、第3図(7)に示すように、静電接合用半導体エ
ピタキシャルG40上に被覆形成された絶縁保護膜44
を除去することなく、υファイア基板10と支持体]2
とを位置合u当接し、これを350’c前後に胃温加熱
する。
これに続いて、アルミリード50を陽極とし、支持体1
2の底面に図示しない陰極電(木板を配置して、電源3
0から約1000Vの直流電圧を5分間通電する。この
ようにすることにより、基板10と支持体12とは絶縁
保護膜44及び半導体エピタキシャル層40を介して良
好に静電接合されることになる。
特に、本発明によれば、リファイア基板10の半導体エ
ピタキシャル層40により囲まれる領域が、測定圧力に
対しダイアフラム領1ii100として良好に作用する
。このため、静電接合時に基板10と支持体12との間
に若干の位置合せ誤差がおったとしても、ピエゾ抵抗素
子16から出力される電圧にばらつきがなく、信頼性の
高い半導体圧力変換器を提供することができる。
更に、本発明によれば、静電接合用半導体エピタキシャ
ル層40上に被覆された絶縁保護膜44を除去すること
なく、静電接合を行うことができるため、従来技術に比
しその製造工程を極めて簡素化することができる。
その他の実施例 また、前記第1実施例においては、ピエゾ抵抗素子16
及び半導体エピタキシトル層40をリード部42を介し
て電気的に接続し、ピエゾ抵抗素子16用電極を支持体
との静電接合用電極として兼用した。
しかし、本発明はこれに限らず、例えば第4図に示すよ
うに、ダイアフラム領域100の第1の表面10a上に
静電接合専用の電極52を設(〕、該電極52と半導体
エピタキシャル層40を同様にしてリード部42を介し
て電気的に接続してもよい。
ただし、このようにすると、前記第1実施例に比しその
製造工程が複雑化し作業性が若干損われることは言うま
でもない。
また、これ以外にも、例えば第5図に2点鎖線で示すよ
うに、4ノフアイア基板10を支持体12の接合面12
aより幅広に形成し、支持体12の接合面外周側に位置
して静電接合専用の電1※をδジけてもよい。この場合
には、基板10と支持体12との静電接合を行った後、
静電接合用電極か設けられた基板10の外周部を切断除
去すればよい。
ただしこのようにすると、前記第1実施例に比し半導体
圧力変換器の製造工程が複雑化することは避けられない
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る半導体圧力変換器の好
適な第1実施例を示す説明図、第3図は本発明に係る半
導体圧力変換器の!!遣方法の好適な一例を示す説明図
、 第4図及び第5図は本発明の半導体圧力変換器の他の実
施例を示す説明図、 第6図は従来の半導体圧力変換器の一例を示す説明図お
る。 10 ・・・ サファイア基板 10a  ・・・ 第1の表面 10b  ・・・ 第2の表面 12 ・・・ 支持体 14 ・・・ 圧力導入孔 16 ・・・ ピエゾ抵抗素子 40 ・・・ 静電接合用半導体エピタキシャル層42
 ・・・ リード部 44 ・・・ 絶縁保護膜 48 ・・・ アルミ電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方の表面にそのダイアフラム領域を囲むよう静
    電接合用半導体エピタキシャル層が所定の段差を持つて
    設けられたサファイア基板と、内部に圧力導入孔を有し
    、前記サファイア基板と半導体エピタキシャル層を介し
    て静電接合される支持体と、 を含み、前記ダイアフラム領域に印加される圧力をピエ
    ゾ抵抗素子を用いて測定する半導体圧力変換器であつて
    、 前記ピエゾ抵抗素子は、サファイア基板のダイアフラム
    領域内に圧力導入孔に面して設けられ、測定圧力はサフ
    ァイア基板の他の一方の表面側から印加しその圧力測定
    を行うよう形成されて成ることを特徴とする半導体圧力
    変換器。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の変換器におい静電接
    合用半導体エピタキシャル層とピエゾ抵抗素子とを電気
    的に導通させ、ピエゾ抵抗素子用電極を静電接合用電極
    と兼用することを特徴とする半導体圧力変換器。
  3. (3)特許請求の範囲(1)、(2)のいずれかに記載
    の変換器において、 静電接合用半導体エピタキシャル層及びピエゾ抵抗素子
    は、絶縁保護膜により被覆され、前記支持体はこの絶縁
    保護膜及び半導体エピタキシャル層を介してサファイア
    基板と静電接合されて成ることを特徴とする半導体圧力
    変換器。
  4. (4)一方の表面にそのダイアフラム領域を囲むよう所
    定の段差をもって静電接合用半導体エピタキシャル層が
    設けられたサファイア基板と、内部に圧力導入孔を有し
    、前記サファイア基板と半導体エピタキシャル層を介し
    て静電接合される支持体と、 を含み、基板に印加される圧力をピエゾ抵抗素子を用い
    て測定する半導体圧力変換器であつて、前記静電接合用
    半導体エピタキシャル層は、その口径が支持体の圧力導
    入孔の口径よりやや大きめに形成され、 前記ピエゾ抵抗素子は、サファイア基板のダイアフラム
    領域内に圧力導入孔に面して設けられ、測定圧力をサフ
    ァイア基板の他の一方の表面側からダイアフラム領域に
    印加しその圧力測定を行うよう形成されて成ることを特
    徴とする半導体圧力変換器。
  5. (5)サファイア基板の少なくとも一方の表面上に半導
    体エピタキシャル層を被覆形成するエピタキシャル層形
    成工程と、 この半導体エピタキシャル層を、基板中央の素子形成領
    域、基板周縁の静電接合領域、これら両領域を電気的に
    接続するリード領域を残してエッチング除去するエッチ
    ング処理工程と、 前記素子形成領域及びリード領域を拡散処理してピエゾ
    抵抗素子及びリード部を形成するとともに、ピエゾ抵抗
    素子、リード部及び静電接合領域として残された半導体
    エピタキシャル層上に絶縁保護膜を形成する拡散処理工
    程と、 圧力導入孔の口径が前記静電接合用半導体エピタキシャ
    ル層の口径より小さな支持体を、絶縁保護膜、半導体エ
    ピタキシャル層を介してサファイア基板と位置合せ当接
    し、その後ピエゾ抵抗素子用電極と支持体との間に静電
    接合電圧を印加することにより支持体をサファイア基板
    に静電接合する静電接合工程と、 を含み、サファイア基板の半導体エピタキシャル層によ
    り囲まれた領域をダイアフラムとし、サファイア基板の
    他の一方の表面側から印加される圧力をピエゾ抵抗素子
    の抵抗変化として測定する半導体圧力変換器を製造する
    ことを特徴とする半導体圧力変換器の製造方法。
JP10355286A 1986-05-02 1986-05-02 半導体圧力変換器及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0628318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10355286A JPH0628318B2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02 半導体圧力変換器及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10355286A JPH0628318B2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02 半導体圧力変換器及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62259475A true JPS62259475A (ja) 1987-11-11
JPH0628318B2 JPH0628318B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=14356985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10355286A Expired - Lifetime JPH0628318B2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02 半導体圧力変換器及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628318B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5181417A (en) * 1989-07-10 1993-01-26 Nippon Soken, Inc. Pressure detecting device
US5637802A (en) * 1995-02-28 1997-06-10 Rosemount Inc. Capacitive pressure sensor for a pressure transmitted where electric field emanates substantially from back sides of plates
US5665899A (en) * 1996-02-23 1997-09-09 Rosemount Inc. Pressure sensor diagnostics in a process transmitter
US5808205A (en) * 1997-04-01 1998-09-15 Rosemount Inc. Eccentric capacitive pressure sensor
JP2002257658A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Minebea Co Ltd 高温計測用半導体式圧力センサ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5181417A (en) * 1989-07-10 1993-01-26 Nippon Soken, Inc. Pressure detecting device
US5637802A (en) * 1995-02-28 1997-06-10 Rosemount Inc. Capacitive pressure sensor for a pressure transmitted where electric field emanates substantially from back sides of plates
US5665899A (en) * 1996-02-23 1997-09-09 Rosemount Inc. Pressure sensor diagnostics in a process transmitter
US5808205A (en) * 1997-04-01 1998-09-15 Rosemount Inc. Eccentric capacitive pressure sensor
JP2002257658A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Minebea Co Ltd 高温計測用半導体式圧力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0628318B2 (ja) 1994-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5570811B2 (ja) 耐熱式ソリッド・ステート圧力センサ
US7642115B2 (en) Method for making a transducer
JPS6313356B2 (ja)
CN101002314A (zh) 微型机械设备
US11643324B2 (en) MEMS sensor
JPH1164137A (ja) 半導体圧力センサ
JPS62259475A (ja) 半導体圧力変換器及びその製造方法
EP0080186B1 (en) Semiconductor pressure transducer
JPS61230382A (ja) 半導体圧力センサ
JP3375533B2 (ja) 半導体圧力変換器
JP2782743B2 (ja) 半導体圧力センサ及びその製造方法
JP2000046667A (ja) 半導体圧力センサ素子
JP3156681B2 (ja) 半導体歪みセンサ
JPH0566979B2 (ja)
JP2748077B2 (ja) 圧力センサ
JPH0821774A (ja) 半導体圧力センサ及びその製造方法
JPH0368829A (ja) 圧力検出器およびその製造方法
JPS6272146A (ja) 半導体素子用ステム
JPS6085568A (ja) 静電接合方法
JPH0677502A (ja) 力変換素子パターン
JPH05235376A (ja) 半導体圧力変換器
JPS60185129A (ja) 圧力センサ
JPS6284538A (ja) 半導体素子用ステム
JP2001059788A (ja) 半導体圧力センサ
JPH0712939U (ja) 半導体圧力変換器