JPS6225869A - 浸漬型電磁ポンプ - Google Patents
浸漬型電磁ポンプInfo
- Publication number
- JPS6225869A JPS6225869A JP16368685A JP16368685A JPS6225869A JP S6225869 A JPS6225869 A JP S6225869A JP 16368685 A JP16368685 A JP 16368685A JP 16368685 A JP16368685 A JP 16368685A JP S6225869 A JPS6225869 A JP S6225869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- electromagnetic pump
- molten metal
- refractory
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、溶湯を汲み出す際に用いて好適な浸漬型電
磁ポンプに関する。
磁ポンプに関する。
[従来の技術]
第3図は従来の浸漬型電磁ポンプlの基本構成を示す正
断面図であり、電磁ポンプ1本体の下部が溶?!h2に
浸漬され、電磁誘導によって汲み上げられた溶湯2は出
湯樋3から排出されるようになっている。
断面図であり、電磁ポンプ1本体の下部が溶?!h2に
浸漬され、電磁誘導によって汲み上げられた溶湯2は出
湯樋3から排出されるようになっている。
第3図において、電磁ポンプ1の中心部には、耐火性の
円柱体4が設けられ、その外側には軸心を共通にして、
耐火性導管5、導管5の外周を覆う金属製の保護管6、
中空円筒状のケーシング7およびケーシング7の外周を
覆う耐火材8が順次配設されている。上記円柱体4には
、耐火物築造のため、また内部磁路形成のために、純鉄
または硅素鉄よりなる鉄心4aが入っている。また、保
護管6の外周には、例えば6個の櫛状誘導鉄心9.9・
・・が放射状に配設され、これらの鉄心9の内周1+そ
几l↓、λ勧)ヵ葛出1−r)筒体1ノIL10占ぜ1
士広二λ十れている。これらのコイルIOは保護管6の
外周に被嵌されたしので、コイル10が所定の位相差を
もって励磁されると、溶湯2は、円柱体4と導管5との
管に形成された環状の通路11を通って汲み上げられ、
出湯樋3から排出される。
円柱体4が設けられ、その外側には軸心を共通にして、
耐火性導管5、導管5の外周を覆う金属製の保護管6、
中空円筒状のケーシング7およびケーシング7の外周を
覆う耐火材8が順次配設されている。上記円柱体4には
、耐火物築造のため、また内部磁路形成のために、純鉄
または硅素鉄よりなる鉄心4aが入っている。また、保
護管6の外周には、例えば6個の櫛状誘導鉄心9.9・
・・が放射状に配設され、これらの鉄心9の内周1+そ
几l↓、λ勧)ヵ葛出1−r)筒体1ノIL10占ぜ1
士広二λ十れている。これらのコイルIOは保護管6の
外周に被嵌されたしので、コイル10が所定の位相差を
もって励磁されると、溶湯2は、円柱体4と導管5との
管に形成された環状の通路11を通って汲み上げられ、
出湯樋3から排出される。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上述した浸漬型i!@ポンプ1はアルミニウ
ム(A 1)またはA1合金等の高融点(700℃〜8
00°C)の溶湯の汲み出しに利用されることがある。
ム(A 1)またはA1合金等の高融点(700℃〜8
00°C)の溶湯の汲み出しに利用されることがある。
また、鉄心4aは運転により発生する渦電流により自己
発熱し、この結果上述した高融点の溶湯の汲み出しを長
時間行うと溶湯から伝わる熱と自らが発生する熱とによ
って鉄心4aの温度がキ、ユリ一点あるいはキュリー点
近くまであがる事がある。一方、純鉄あるいわ硅素鉄の
透磁率は、第4図に示すように温度の上昇に伴って低く
なり、温度がキュリー点に達すると透磁率は0、すなわ
ちまったくの非磁性体になる。このため従来の電磁ポン
プは、融点の高い金属溶湯の汲み出しを長時間行うとポ
ンプの効率が悪化するという欠点があった。
発熱し、この結果上述した高融点の溶湯の汲み出しを長
時間行うと溶湯から伝わる熱と自らが発生する熱とによ
って鉄心4aの温度がキ、ユリ一点あるいはキュリー点
近くまであがる事がある。一方、純鉄あるいわ硅素鉄の
透磁率は、第4図に示すように温度の上昇に伴って低く
なり、温度がキュリー点に達すると透磁率は0、すなわ
ちまったくの非磁性体になる。このため従来の電磁ポン
プは、融点の高い金属溶湯の汲み出しを長時間行うとポ
ンプの効率が悪化するという欠点があった。
この発明は、このような背景の下になされたもので、高
融点金属の溶l易の汲み出しを長時間おこなってもポン
プの効率が低下しない浸漬型電磁ポンプを提供すること
°を目的とする。
融点金属の溶l易の汲み出しを長時間おこなってもポン
プの効率が低下しない浸漬型電磁ポンプを提供すること
°を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するためにこの発明は、耐火物製円柱
体内部に純鉄または硅素鉄よりキュリー点が高く、かつ
透磁率の温度変化が少ない合金で鉄心を形成したことを
特徴とする。
体内部に純鉄または硅素鉄よりキュリー点が高く、かつ
透磁率の温度変化が少ない合金で鉄心を形成したことを
特徴とする。
[作用 ]
上記構成によれば、温度が上昇したとしても鉄心の透磁
率は低下せずポンプの効率はさがらない。
率は低下せずポンプの効率はさがらない。
[実施例]
以下、図面を参照して、本発明の第1実施例を説明する
。
。
この第1実施例による浸漬型電磁ポンプが前述した第3
図に示す従来の浸漬型電磁ポンプlと異なる点は鉄心4
aを形成する金属として、従来の純鉄または硅素鉄の代
わりに、純鉄または硅素鉄よりもキュリー点が高く、か
つ透磁率の温度変化が小さい合金を用いた点にある。
図に示す従来の浸漬型電磁ポンプlと異なる点は鉄心4
aを形成する金属として、従来の純鉄または硅素鉄の代
わりに、純鉄または硅素鉄よりもキュリー点が高く、か
つ透磁率の温度変化が小さい合金を用いた点にある。
この合金は例えばコバルト(CO)およびバナジウム(
V)を、各々49%および2%含み、その透磁率は、第
1図に示すように磁気変態点である920℃の近くまで
略一定である。 鉄心をこのような合金で形成すること
により、高融点の溶湯の汲み出しを長時間行い、鉄心の
温度が上昇したとしても鉄心の透磁率が低下しないので
、ポンプの効率がおちることはない。
V)を、各々49%および2%含み、その透磁率は、第
1図に示すように磁気変態点である920℃の近くまで
略一定である。 鉄心をこのような合金で形成すること
により、高融点の溶湯の汲み出しを長時間行い、鉄心の
温度が上昇したとしても鉄心の透磁率が低下しないので
、ポンプの効率がおちることはない。
次ぎに第2図は、本発明の第2実施例による浸漬型電磁
ポンプの要部の構成を示す断面図である。
ポンプの要部の構成を示す断面図である。
図において20は耐火物製円柱体であり、第3図に示す
符号4に対応する。この第2実施例が上記第1実施例と
異なる点は、耐火物製円柱体20内部に、前記合金(C
o:49%、■=2%)で形成された径の小さい長尺の
鉄心21が複数本設けられている点にある。この場合鉄
心21,21.・・・は互このように構成した結果、運
転時の渦電流の発生が抑えられ、渦電流損か少なくなり
、ポンプの効率が向上する。また、鉄心2!の総体積が
従来よりも小さくなり、材料費が安価になる。
符号4に対応する。この第2実施例が上記第1実施例と
異なる点は、耐火物製円柱体20内部に、前記合金(C
o:49%、■=2%)で形成された径の小さい長尺の
鉄心21が複数本設けられている点にある。この場合鉄
心21,21.・・・は互このように構成した結果、運
転時の渦電流の発生が抑えられ、渦電流損か少なくなり
、ポンプの効率が向上する。また、鉄心2!の総体積が
従来よりも小さくなり、材料費が安価になる。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、耐火物製円柱
体内部に純鉄または硅素鉄よりキュリー点が高く、かつ
透磁率の温度変化が少ない合金よりなる鉄心を設けたの
で、AlまたはA1合金のような高融点の溶湯の汲み出
しを長時間行ない、鉄心の温度が上がったとしてもポン
プの効率がおちることはない。また、従来は、温度の上
昇によるポンプの効率の低下を補うため電力を増加させ
ていたが、本発明によれば、温度の変化に関係なく一定
の汲み出し量かえられるので温度の上昇に応じて電力を
増加させるひつようがなくなり、電力を節約することが
できる。 また、鉄心を相互に間隔を置いて複数本設け
た場合には、運転時の渦電流の発生が抑えられ、渦電流
損が少なくなり、41−ノ −一 n\ hも 1受
叔 −協 白 μ + 1 七 )、 徳
、11.M 恥 l倉積が従来よりも小さくなり、
材料費が安価になる。
体内部に純鉄または硅素鉄よりキュリー点が高く、かつ
透磁率の温度変化が少ない合金よりなる鉄心を設けたの
で、AlまたはA1合金のような高融点の溶湯の汲み出
しを長時間行ない、鉄心の温度が上がったとしてもポン
プの効率がおちることはない。また、従来は、温度の上
昇によるポンプの効率の低下を補うため電力を増加させ
ていたが、本発明によれば、温度の変化に関係なく一定
の汲み出し量かえられるので温度の上昇に応じて電力を
増加させるひつようがなくなり、電力を節約することが
できる。 また、鉄心を相互に間隔を置いて複数本設け
た場合には、運転時の渦電流の発生が抑えられ、渦電流
損が少なくなり、41−ノ −一 n\ hも 1受
叔 −協 白 μ + 1 七 )、 徳
、11.M 恥 l倉積が従来よりも小さくなり、
材料費が安価になる。
第1図はこの発明の第1実施例に用いられる鉄心の温度
と透磁率の関係を示すグラフ、第2図は、この発明の第
2実施例の要部の構成をしめず断面図、第3図は従来の
浸漬型電磁ポンプ1の基本構成を示す正断面図、第4図
は同浸漬型電磁ポンプに用いられる鉄心の温度と透磁率
の関係を示すグラフである。 2・・・・・・溶湯、5・・・・・・耐火物製円管、7
・・・・・・ケーシング、9・・・・・櫛状誘導鉄心、
10・・・・・環状コイル(誘導コイル)、11・・・
・・・溶湯汲み上げ通路、20・・・・・耐火物製円柱
体、21・・・・・・鉄心。
と透磁率の関係を示すグラフ、第2図は、この発明の第
2実施例の要部の構成をしめず断面図、第3図は従来の
浸漬型電磁ポンプ1の基本構成を示す正断面図、第4図
は同浸漬型電磁ポンプに用いられる鉄心の温度と透磁率
の関係を示すグラフである。 2・・・・・・溶湯、5・・・・・・耐火物製円管、7
・・・・・・ケーシング、9・・・・・櫛状誘導鉄心、
10・・・・・環状コイル(誘導コイル)、11・・・
・・・溶湯汲み上げ通路、20・・・・・耐火物製円柱
体、21・・・・・・鉄心。
Claims (2)
- (1)内側より外側に向って順次同心状に配設された耐
火物製円柱体、耐火物製円管および中空円柱状のケーシ
ングと、前記円管の外周に嵌装された環状の誘導コイル
と、この誘導コイルを支持する櫛状の誘導鉄心とからな
り、前記円柱体と円管との間に形成された溶湯汲み上げ
通路を介して電磁誘導により溶湯を汲み上げる浸漬型電
磁ポンプにおいて前記耐火物性円柱体内部に純鉄または
硅素鉄よりキュリー点が高く、かつ透磁率の温度変化が
少ない合金よりなる鉄心を設けたことを特徴とする浸漬
型電磁ポンプ。 - (2)前記鉄心は相互に間隔を置いて複数本設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の浸漬
型電磁ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163686A JPH0736690B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 浸漬型電磁ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163686A JPH0736690B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 浸漬型電磁ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225869A true JPS6225869A (ja) | 1987-02-03 |
JPH0736690B2 JPH0736690B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=15778666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60163686A Expired - Lifetime JPH0736690B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 浸漬型電磁ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736690B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123792A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-29 | Sony Corp | Motor driving circuit |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP60163686A patent/JPH0736690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123792A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-29 | Sony Corp | Motor driving circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736690B2 (ja) | 1995-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4174190A (en) | Annular linear induction pump with an externally supported duct | |
WO2001066951A3 (en) | Thermal barrier for reactor coolant pump | |
US4378548A (en) | Lifting magnet incorporating cooling means | |
JPS6225869A (ja) | 浸漬型電磁ポンプ | |
US3196795A (en) | Electromagnetic pump system | |
IT1249317B (it) | Statore avente un rivestimento a conduttivita' termica applicato selettivamente | |
JPH0133267Y2 (ja) | ||
CN109504948A (zh) | 一种筒形溅射阴极及离子引出系统 | |
US3098887A (en) | Industrial frequency electric induction furnace with submerged horizontal channel for the melting of any metal | |
JP5477228B2 (ja) | 溶鋼の取鍋精錬装置及び溶鋼の取鍋精錬方法 | |
RU2181777C2 (ru) | Способ изготовления и термической обработки деталей из магнитомягких сталей магнитных систем электрических реактивных двигателей малой тяги | |
JPH0140616Y2 (ja) | ||
CN219934624U (zh) | 一种gyt工频有芯感应电炉 | |
JPH0522792Y2 (ja) | ||
CN115459549B (zh) | 电磁泵 | |
JPH06284685A (ja) | 電磁ポンプ | |
JPS6130276A (ja) | 円筒型電磁ポンプ | |
JPS6070959A (ja) | 浸漬型電磁ポンプ | |
CN103617862A (zh) | 磁控管用的水冷电磁铁及磁控管装置 | |
SU723743A1 (ru) | Магнитогидродинамический дроссель | |
CN212362449U (zh) | 一种用于液体加热的浸没式线圈逆流电磁加热结构 | |
CN217032055U (zh) | 一种碳黑保温高温石墨化炉保温层液冷无感线圈 | |
CN114640233B (zh) | 电磁泵 | |
JPH09303968A (ja) | 誘導溶解炉 | |
SU457738A1 (ru) | Способ создани однонаправленной циркул ции расплава в тигле индукционной печи |