JPS62258464A - 光受容部材 - Google Patents

光受容部材

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JPS62258464A
JPS62258464A JP8037886A JP8037886A JPS62258464A JP S62258464 A JPS62258464 A JP S62258464A JP 8037886 A JP8037886 A JP 8037886A JP 8037886 A JP8037886 A JP 8037886A JP S62258464 A JPS62258464 A JP S62258464A
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JP
Japan
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layer
atoms
light
receiving member
base
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JP8037886A
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Hiroshi Amada
天田 博
Tetsuya Takei
武井 哲也
Naoko Shirai
白井 直子
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to AU71162/87A priority patent/AU596047B2/en
Priority to AT87303041T priority patent/ATE133499T1/de
Priority to EP87303041A priority patent/EP0241274B1/en
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Priority to DE3751681T priority patent/DE3751681T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、シリコン原子を母体とするアモルファス材料
で構成された感光層を有する光受容部材、特にアルミニ
ウム主成分とする支持体を有する電子写真用光受容部材
に関する。
〔従来技術の説明〕
従来、電子写真用感光体等に用いられる光受容部材とし
ては、その光感度領域の整合性か他の種類の光受容部材
と比べて優れているのに加えて、ビッカース硬度か高く
、公害の問題か少ない等の意力)ら、例えば特開昭54
−86341号公報や特開昭56−83746号公報に
みられるようなシリコン原子を母体とし水素原子を含む
アモルファス材料(以後、r−a−8IHJと表記する
。)から成る光受容部材が注目されている。
゛ ところで、こうした光受容部材は、支持体上に、a
−8iHで構成される感光層を有するものであるところ
、該感光層が帯電処理を受けた際に、支持体側から感光
層にキャリアが注入されるのを阻止する機能を有する電
荷注入阻止層を、感光層と支持体の間に説けることが提
案されているO 第2図は、電荷注入阻止層を有する従来の光受容部材の
層構成を模式的に示す断面図であって、図中、101番
ゴ支持体、102は感光層、103は中間層を夫々示し
ている。
前記電荷注入阻止#は、シリコン原子を含み、伝導性を
制御する物質である周期律表第1族に属する原子(、以
後、単に「第1族原子」と称丁。)又は周期律表第V族
に属する原子(以後、単に「第■族原子」と称丁0)を
含むアモルファス材料で構成されており、ざらに水素原
子又はハロゲン原子のうちの少なくともいずれか一方を
含有せしめることがでさるものである。
また、こうした光受容部材の導電性支持体としては、ス
テンレス、Al5Ni 、or sMo 、Au %N
1)%Ta %V 、Ti 、Pt sob等の金属又
はこれ等の合金か用いられるが、その軽量性、加工容易
性、経済性等の点から、アルミニウム(A))を主成分
とするものが至適7Jものとして使用されている。
そして、こうした光受容部材は、一般的には支持体上に
、蒸着、熱OVD法、プラズマOVD法、スパッタリン
グ等の薄膜形成法を用いて、電荷注入阻止層、感光層等
を成膜することにより製造される。
しかし、これらの薄膜形成法に用いてlを主体とTる支
持体上に夫々の層を成膜する場合、いくつ力)の問題点
がある。
即ち、Alの軟化点は150℃〜200℃位であるのに
対し、前述の薄膜形成法にわいて支持体表面の温度が2
50°C位になるように加熱保持すると・Alを主成分
とする支持体が成膜中にひずんでしまうという問題があ
る。
また、lの熱膨張係数と、その上に形成される電荷注入
阻止層との熱膨張係数とが一桁程違うために、電荷注入
阻止層中にクラックが発生し、ひどσ)場合には支持体
力)ら電荷注入阻止層が#l献してしまうという問題も
ある。
これらの問題を解消するため、支持体温度を低く保つと
ともに、形成された堆積膜を徐々に降温する等の方法力
)採用されてはいるが、こうした場合には形成されたa
−8in膜の光感度が充分ではないうえ、特性にバラつ
さが生じやすく、歩留りが悪くなるといった問題がある
一方、光受容部材を用いた各種ディバイスが多様化して
さており、光受容部材の各種特性の要求を総じて満足す
るとともに、適用対象、用途に相応するためには、製造
条件の許容範囲の拡大、支持体との密着性の改善、及び
それ等に伴う歩留りの向上は重大な課題とされている。
〔発明の目的〕
本発明は、Alを主成分とする支持体を用いた従来の光
受容部材にわける上述の諸問題を解決して所望の機能を
有する改善された電子写真用。
の感光体等に用いられる光受容部材を提供することを目
的とするものである。
即ち、本発明の主たる目的は、Alを主成分とする支持
体を用いた場合において、電荷注入阻止層の機能な損う
ことなく、支持体との密着性を著しく改善し、更に生産
性における歩留りの向上を図ることにある。
〔発明の構成〕
本発明者らは、従来のAlを主成分とする支持体上に電
荷注入阻止Hsよび感光層をこの順に有する光受容部材
において、該支持体と該電荷注入阻止層の間に、支持体
との蜜漬性を改善する機能を有するバッファ層を設ける
ことにより、前述の諸問題を解決し、上述の目的を達成
しつるという知見を得た。
本発明は該知見に基づいて完成せしめたものであり、そ
の骨子とするところは、アルミニウムを主成分とする光
受容部材用支持体と、シリコン原子を母体とし、水素原
子を含有するアモルファス材料で構成された感光層とか
らなる光受容部材にわいて、前記支持体と前記感ツC層
との間に、支持体との密着性を改善する機能を有するバ
ッファ層と、支持体側から感光層中へのキャリアの流入
を阻止する機能を有する電荷注入阻止層とを、支持体側
からこの順に設けた光受容部材にある。
以下)図面を用いて本発明の光受容部材について詳しく
説明する。
第1図は本発明の光受容部材の層構成を模式的に示す断
面図である。
第1図にわいて、101はAlを主成分とする支持体、
102は感光層、103は電荷注入阻止層、104はバ
、77層を夫々示している。
Alを主成分とTる支持体101の形状は、無端ベルト
状又°は円筒状とし、その厚さは、所望通りの光受容部
材を形成しつる様に適宜決定するが、光受容部材として
可撓性が要求される場合には、支持体としての機能が充
分発揮される範囲内で可能な限り薄くすることかでざる
。しっ)しながら1支持体の製造上及び取扱い上、機械
的強度等の点から、通常は、loμ以上とされる〇 本発明の光受容部材の感光層102は、a−81Hで構
成される層であって、必要に応じてさらにハロゲン原子
を含有していてもよく 〔以下、水素原子及び/又はハ
ロゲン原子を含有するアモルファスシリコンを「a−8
i (H、X ) Jと表記する。〕、該ハロロダ原子
(X)としては、具体的にはフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素が挙げられ、特にフッ素、塩素を好適なものとして挙
げることができる。そして感光1w10中に含有せしめ
る水素原子CH)の童又はハロゲン原子(X)の量、あ
るいは水素原子とハロゲン原子の量の和(H十X)は、
好ましくは1〜40 &tomic%、より好ましくは
5〜30 atomio%とするのが望ましい。
前記a 81 (H+ X )で構成される感光N10
2中には、感光層の伝導性を制御する効果を奏する第■
族原子又は第V族原子を含有せしめ、感光層の光感度な
向上せしめることかでざる。
該第1族原子としては、具体的には、B(硼素)、Al
(アルミニウム) 、Ga (ガリウム)、In(イン
ジウム)、T/(タリウム)等を用いることがでざるが
、特に好ましいものは、BsGaであり、また、第V族
原子としては、具体的には、P(燐)、Aa(砒素)、
sb(アンチモン)、Bi(ビスマス)等を用いること
ができるが、特に好ましいものは、P、八sである。
感光層102中に含有せしめる第璽族原子又は第■族原
子の量は、I X 10 ”〜I X 10” ato
mi。
ppm s好ましくは5 X 10−2〜5 X 10
2ato102ato 、最適にはI X 10〜2 
X 10” atomia ppmとするのが望ましい
更に、感光層の膜品質を向上せしめるとともに、感光層
の高暗抵抗化をはかる目的で、酸素原子、炭素原子及び
窒素原子の中から選ばれる少なくとも一種を含有せしめ
ることかでさ、感光層102中に含有せしめるこれらの
原子の量は、10〜5 X 10’atomic pp
m %好ましくは20〜4×10’ &tomio p
pm 、最適には30〜3 X 101011ato。
ppmとするのが望ましい。
また\本発明の光受容部材にわいて、感ツC層の薯厚は
、本発明の目的を効率的に達成するには重要な要因の1
つであって、光受容部材に所望の特性が与えられるよう
に、光受容部材の設計の際には充分な注意を払う必要が
あり、通常は1〜100μとするが、好ましくは3〜8
0μ、より好ましくは5〜50μとする。
本発明の光受容部材における電荷注入阻止層103は、
前記感光層102の下に設けられるものであって、第1
族原子又はiv族原子を含有するa−81(H,X)(
以後、「a−8i(III 、 V)  ’(H,X)
Jと表記する。〕、多結晶質シリコン〔以後、「pol
y−8i(1、V)  :  (H,X) Jと表記す
る。〕、又は両者を含むいわゆる非単結晶質シリコン〔
以後、「Non Si (l[r V )  ’(H,
X)Jと表記する。〕 (なゎ、微結晶質シリコンと通
称されるものはa−北に分類される。ンで構成されてい
る。
該電荷注入If1103は、光受容部材が帯゛心処理を
受けた際の電荷保持機能及び高湿雰囲気中で°の電子写
真特性改善機能を有するものである。
従って、該電荷注入阻止層中に含有せしめる第1族原子
又は第Vyi!原子の量は、前述の機能を効率的に発揮
せしめるためには重要な要因の一つであって、3〜5X
10’九tomio ppm s好ましくは50〜I 
X 10’ atomic ppm−、最適には1×1
02〜5 X 103at@mio PI)!11とす
ることが望ましし10 また、該電荷注入阻止層中に含有せしめる水素原子又は
ハpゲン原子の量、あるいは水素原子とハpゲン原子の
量の和に、lXl0”〜7X10’atomio pp
mとするのが望ましく、特に好ましくは、該電荷注入阻
止層がpony−81(1、V )  ’(Hi X)
で構成される場合にはlXl0’〜2×105105a
to ppmとし、a Si (l[+ V )  (
H* X)で構成される場合にG21 X 10’〜6
 X 10’ atomi。
ppmとするのが望ましい。
更に、該電荷注入阻止層中には、感光層102及びバッ
ファ層との密着性を改善せしめる目的で、酸素原子、窒
素原子及び炭素原子の中から選ばれる少なくとも一種を
含有せしめることもでき、この場合におけるこれらの原
子の量は、10〜5 X 10’ atomia pp
m、好ましくGゴ20〜4×10 atomic pp
m %最適には30〜3 X 10’atomicpp
mとすることが望ましい。
また更に、本発明の電荷注入阻止層103の層厚も、そ
の機能を効率的に発揮せしめるには重要な要因の一つで
あり、0.03〜15μm1好ましくは0.04〜10
 pm 、最適には0.05〜8μmとすることが望ま
しい◇ 更にまた、本発明の光受容部材においては、前記電荷注
入阻止層103及び感光層102との間に、酸素原子、
炭素原子及び窒素原子の中から選ばれる少なくとも一種
を含有するa−8i、pony−81又はNon −S
iで構成される中間層(図示せず。)を設けることも可
能である。そして1該中間奢に含有せしめる酸素原子、
炭素原子及び窒素原子の量Gゴ、10〜5 X 101
1011ato Tl1llll %好ましくは20〜
4 X 10’ atomio ppm 、最適には3
0〜3 X 10’ atpmio ppmとし、該中
間層の層厚は0.03〜15μ慣、好ましくは0.04
〜10μ溝、最適には0.05〜8μ溝とすることが望
ましい。
本発明の光受容部材におけるバッファ層104は、本発
明の特徴とするものであり、前記支持体101と電荷注
入阻止層103との間に設けることにより、該電荷注入
阻止層103の有する機能を損うことなく、該電荷注入
阻止層と支持体101との密着性を改善し、生産におけ
る歩留りを向上せしめる効果を奏している0 そして該バッファ層104は、アルミニウム原子と、前
記電荷注入阻止層を構成する構成原子の中から選ばれる
少なくとも一種とを含む、アモルファス材料、多結晶質
材料、あるいは非単結晶質材料で構成されている。
該バッファ層の層厚は、前述のバッファ層の有する機能
を効率的に達成せしめるためには、通常0.03〜10
 μm %好ましくは0.04〜B pm、最適には0
.05〜8μmとするのが望ましい0更に、本発明の光
受容部材には、感光層102の上に、酸素原子、炭素原
子及び窒素原子の中−シー から選ばれる少なくとも一種を含有するa−8i(H,
X) 、即ち、a−81(0、O、N)(H,X)で構
成される表面層(図示せず)を設けることもできる。
本発明の光受容部材に表面層を設ける目的は、耐湿性、
連続繰り返し使用特性、電気的耐圧性、使用環境特性、
および耐久性等を同上せしめることにある。
特に、表面層トシてa−8i(0,0,N)(H,X)
で構成される層を用いた場合には、表面層と感光層を構
成するアモルファス材料の各々が、シリコン原子という
共通した構成原子を有しているので、表面層と感光層と
の界面において化学的安定性が確保でさる。
こうしたa−8i(0、O、N) (H,X)で構成さ
れる表面層とする場合、表面層中に含有せしめる酸素原
子、炭素原子又は窒素原子の量の増加に伴って、前述の
緒特性は向上するが、多丁ぎると層品質が低下し、電気
的および機械的特性も低下する。こうしたことから、こ
れらの原子の量は、0.001〜90 atomio%
、好ましくは1〜90 atomio%、最適には10
〜80 atomic% とするのが望ましい。
また、本発明の光受容部材に把いて、表面層の層厚は、
所望の目的に応じて適宜決定されるものであるが、表面
層に含有せしめる構成原子の量、あるいは表面層に要求
される特性に応じて相互的かつ有機的関連性の下に決定
する必要がある。更に生産性や量産性も加味した経済性
の点においても考慮する必要もある。こうしたことから
、本発明の光受容部材の表面層の層厚は3×10〜30
μ、より好ましくは4×10〜20μ、特に好ましくは
5×10〜10μとする。
以上のご1とく、本発明の光受容部材Gゴ、A/を主成
分とする支持体上に、バッファ層、電荷注入阻止Nδよ
び感光層、ざらに必要に応じて表面層又は/及び中間層
を有するものであり、支持体上に、これらのバッファ層
、電荷注入阻止層、感光層、中間N8よび表面層の各層
を形成せしめるについては、熱OVD法、スバ、タリン
グ法、プラズマOVD法19元OVD法等の公知の薄膜
形成法のいずれによっても形成せしめることができるが
、なかでもプラズマOVD法が至適なものとして採用さ
れる。
次に、本発明の光受容部材を製造するのに適した、プラ
ズマOVD法による堆積膜形成装置について、図面によ
り説明する。第3図は、プラズマOVD法による堆積膜
形成装置の典型例を模式的に示す断面略図である0 第3図において、301’は′、′アル9ニウム製支持
体ドラムである。(以下、単に「ドラム」と称丁。)ド
ラム301は回転駆動機構302によって中心軸を軸と
して回転するようになっており、ドラム301の内部に
は、加熱用ヒーター303を配置する。該加熱用ヒータ
ー303は、成膜前にドラムを所定温度に加熱したり、
成膜中にドラムを所定温度に保持したり、あるいは成膜
後にアニール処理するのに用いる。304はヒーター用
電源である。
305は、カソード電極であり、アノード電極であるド
ラム301と同軸型の対向電極をなしている。306は
高周波電源、307はマツチングボックスで、カソード
電極305に高周波電力を供給し、アースされているア
ノード電極であるドラム301との間で放電を生起せし
めるものである0 308は、反応容器内に原料ガスを供給する原料ガス供
給管であり、多数の原料ガス噴出孔を有している。
309は、反応容器内を排気するための、拡散ポンプお
よびメカニカルブースターポンプである0 310はシールド板である。
前述の原料5ガス供給管308の他端に、原料ガスボン
ベ311.312.313.314.315.316に
連通している。
原料ガスボンベ311〜316には、夫々原料ガスか密
封されており、例えば、ガスボンベ311には水素ガス
(Hi ) 、ガスボンベ312にはシラン(SiH4
)ガス、ガスボンベ313にはジボラン(BzHs )
ガス、ガスボンベ314にはホスフィン(PHs)ガス
、ガスボンベ315にはメタン(0H4)ガス、ガスボ
ンベ316にはヘリウム(He)ガスが夫々密封されて
いる。317はA/ ((3zH5)sの入ったデユワ
瓶であって、ガスボンベ316に密封されたH6ガスを
吹ざ込んでバブリングすることによりkl (02H5
)3を含有するガスを発生せしめる。
ガスボンベ311〜316、及びデユワ瓶317カ)ら
は、バルブ321〜327、流入バルブ331〜337
1マスフロコントローラー341〜347 、及?:J
 流IBバルブ351〜357を介して夫々原料ガス供
給管308に原料ガスを供給されるようにされている。
〔実施例〕
以下、実施例を用いて本発明の光受容部材について詳細
に説明するか、本発明はこれらにより限定されるもので
はない。
実施例1 第3図に示す装置を用いて、A7 Wシリンダー上に、
以下のようにしてバッファ層、長波長゛光吸収層、感光
層及び表面層を形成した。
まず、ガスボンベ311〜317の元栓を丁ぺて閉め、
マス70コントローラー341〜37、および流出バル
ブ351〜357、流入パルプ331〜337を開け、
309の拡散ポンプにより反応装置内を一丁 10 ’[”orrまで減圧した0それと同時に加熱用
ヒーター303によりAtシリンダー301を250℃
まで加熱し、一定に保った。
Alシリンダーの温度が250°Cになった後、流出バ
ルブ351〜357、流入バルブ331〜337、バル
ブ321〜327の丁べてを閉じ、ガスボンベ311〜
317の元栓を開け、拡散ポンプ309をメカニカルブ
ースターポンプに代え、バルブ321〜327の二次°
圧を151oi/catに設定した。
次にガスボンベ312より5i)Iiガス100500
Mガスボンベ315よりOH4ガス30 SOGM 、
ガスボンベ316のHaガスをキャリアガスとしてバブ
リングすることにより生じたId (0zHs )sガ
ス(He / Al ((4H5)s −10/1 )
 10800Mを夫々反応容器内に導入し、夫々のガス
流量が安定したところで、高周波電力(150W)を印
加して放電を生ぜしめ、へ7シリンダー上に、バッファ
層をZoo A堆積した。
次にバルブ367.366を閉じてkl (021is
 )sガスの流入を中止するとともに、マスフロコント
ローラー341を30080(BE &こ設定して流入
パルプ331及び流出バルブ351を開いて1■2ガス
を流入シた。次にマスフロコントローラー342の設定
を150500Mに変更し、ざらGこガスボンベ313
のB、H,ガスの流量力)s1n4ガス流量に対して1
600Vo/ I)1)lfiになるようにマスフロコ
ントローラー343を設定してBAH,ガスを反応容器
内に流入した。
反応容器内の内圧か0.2 Torrに安定したところ
へ、150Wの高周波電力?印加して放電を生じだせ、
前述のバ、ファ層上に、5μmの膜厚を有する電荷注入
阻止N(p型a−j91:)1層)を形成し之〇 次に、放電を中止せずに、バルブ353及び333を閉
じてB2ll6ガスの流入を中止する以外は一四− 前記と同様にしてa−81HFil 1F”らなる感光
層を膜厚が20μ扉となるまで形成した。
最後に、バルブ362を閉じてH2ガスの流入を中止し
、バルブ363を開いてOH4ガスを流入させた。この
際131H4ガスの流量を35 BOOMに変更し、O
H4ガスとSiH4ガスの流量比がs 1HaA山−1
/ 30となるように調整した。こうしたところへ15
0Wの高周波電力を印加して1膜厚0.5μ欝のa−8
i:O:Hで構成される表面層を形成した。
高周波電源306、及びガスのバルブをすべて閉じ、反
応容器内を排気し、A!シリンダーの温度を室温にまで
下げてから、光受容層か形成されたAlシリ°ンダを系
外に取り出した。
得られた光受容部材を、帯電露光実験装置に設置して、
■Q、5 KVで0.3秒間コロナ帯電を行ない、直ち
に光像を照射した。光像の照射はタングステンランプ光
源を用い、0.71ux@eeoの光量を透過型のテス
トチャートを通して行なったO その後直ちにe荷電性の現像剤で該光受容部材表面をカ
スケード現像することにより、該光受容部材表面上に良
好なトナー画像を得た。次いで該トナー画像を■0.5
 KVのコロナ帯電で転写紙上に転写したところ、解像
力に優れ、階調再現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が
得られた0 又、バッファ層を設けたことにより、中間層と支持体と
の密着性の不足か原因となって発生する不良品の発生率
が著しく減少し、歩留りが向上した。
実施例2 電荷注入阻止層形成時に用いたB2H6ガス(1600
Vo1. ppm )のかわりに、ガスボンベ314の
ホフフィン(PHs)ガスを用い、該ガス流量をSin
<ガス流量に対して500 Vo/ ppmとした以外
は、実施例1と同様にして光受容部材を形成した。
得られた光受容部材について、実施例1と同様の画像形
成を行なったところ、良好な結果が得られた。また、本
例においてもA!シリンダ−と電荷注入阻止層との密着
性か不足するために生ずる不良品の発生が著しく減少し
、歩留りが向上した。
以上、実施例においては、高周波電力を用いたグロー放
電によるプラズマOVD法により各層を形成したが、ス
パッタリング法やマイクロ波によるプラズマOVD法に
よっても形成することができる。
〔発明の効果の概要〕
本発明の光受容部材は、Aノを主成分とする支持体と中
間層との間にバッファ層を設けたことにより、支持体と
中間層との密着性にすぐれ、光受容部材としての緒特性
を満足し、歩留りの良い電子写真□用感光体等の光受容
部材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光受容部材の層構成を模式的に示す
図であり、第2図は、従来の光受容部材の層構成を模式
的に示す図である。 第3図は、本発明の光受容部材を製造するのに適したプ
ラズマOVD法による堆積膜形成装置の典型例を模式的
に示す断面略図である。 第1.2図について 101・・・・・・・・支持体、102・・・・・・・
・・感光層、103・・・・・・・・・電荷注入阻止層
、104・・・・・・・・・バッファ層、105・・・
・・・・・・表面層 第3図について 301・・・・・・・・・Aノシリンダー、302・・
・・・・・・・回転駆動機構、303・・・・・・・・
・加熱用ヒーター、304・・・・・・・・・ヒーター
用電源、305・・・・・・・・・カソード電極、30
6・・・・・・・・・高周波電源、307・・・・・・
・・・マツチングボックス、308・・・・・・・・・
原料ガス供給管、309・・・・・・・・・拡散ポンプ
又はメカニカルブースポンプ、310・・・・・・・・
・シールF’板、311〜316・・・・・・・・・ガ
スボンベ、317・・・・・・・・・デユワ瓶、321
〜327・・・・・・・・・バルブ、331〜337・
・・・・・・・・流入バルブ、341〜347・・・・
・・・・・マス70コントローラー、351〜357・
・・・・・・・・流出バルブ手続補正書(方式) 昭和61年5月16日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願80378号 2、発明の名称 光   受   容   部   材 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都大田区下丸子3丁目30番2号名称  
(100)キャノン株式会社 4、代理人 住所  東京都千代田区麹町3丁目12番地6麹町グリ
ーンビル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウムを主成分とする光受容部材用支持体
    と、シリコン原子を母体とし、水素原子を含むアモルフ
    ァス材料で構成された感光層を少なくとも有する光受容
    部材において、前記支持体と前記感光層との間に、支持
    体との密着性を改善する機能を有するバッファ層と、支
    持体側から感光層中へのキャリアの注入を阻止する機能
    を有する電荷注入阻止層とを、支持体側からこの順に設
    けたことを特徴とする光受容部材。
  2. (2)前記電荷注入阻止層は、シリコン原子を含み、周
    期律表第III族に属する原子又は周期律表第V族に属す
    る原子、及び必要に応じて水素原子又はハロゲン原子の
    うちの少なくともいずれか一方を含むアモルファス材料
    で構成されており、前記バッファ層は、アルミニウム原
    子と、前記電荷注入阻止層を構成する構成原子の中の少
    なくとも一種とを含む材料で構成されている特許請求の
    範囲第(1)項に記載された光受容部材。
JP8037886A 1986-04-08 1986-04-08 光受容部材 Pending JPS62258464A (ja)

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