JPS62257056A - 空燃比検出器の感度係数の設定方法および設定装置 - Google Patents

空燃比検出器の感度係数の設定方法および設定装置

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JPS62257056A
JPS62257056A JP61101424A JP10142486A JPS62257056A JP S62257056 A JPS62257056 A JP S62257056A JP 61101424 A JP61101424 A JP 61101424A JP 10142486 A JP10142486 A JP 10142486A JP S62257056 A JPS62257056 A JP S62257056A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業.トの利用分野) 本発明は空燃比検出器の感度係数の設定方法および設定
装置に関するもので必り、特に、空燃比検出器の感度係
数の設定を正確かつ簡単に行なうことができる、空燃比
検出器の感度係数の設定方法および設定装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来から、セラミックとしたジルコニアは1温では、電
気的に絶縁体であるが、高温(約500゜C以上)では
伝導体になることが知られている。
また高温下でのジルコニアは、選択的に酸素のみを透過
する特性(以下、「選択的酸素透過特性」という)を有
することも知られている。
前記選択的酸素透過特性から、ジルコニア板の両主面側
の酸素濃度の相違に応じた起電圧が得られる。すなわち
、起電圧と該ジルコニア板の一方主面側の酸素濃度が既
知であれば、反対主面側の酸素濃度を一定の式(ネルス
トンの式)から算出できるので、ジルコニアは酸素濃度
検出素子として用いられることができる。
また、ジルコニア板は、その2つの主面間に該板を貫通
ずるJ、うに電流を通すと、電流の向きとは反対方向へ
酸素を移動させる動きを有する。すなわら、ジルコニア
板の一方の主面側の酸素を他方の主面側へ汲み出すとい
うポンピング作用を有する。
従来から、前記のジルコニアの酸素濃度検出作用および
ポンピング作用を組み合せてなる空燃比検出器か知られ
一Cいる。
第2図は、前記空燃比検出器を用いて空燃比を検出する
原理を説明する為の回路図で必る。
同図にあいて、1(ま空燃比検出器(以下、単に検出器
という)でおる。この検出器1は、酸素濃度検出の動作
を行<rう第1のジルコニア2と、ポンピング動作を行
41う第2のジルコニア3と、前記第1および第2のジ
ルコニア間に設けられた中空室4と、前記第1および第
2のジルコニア2゜3のそれぞれの両主面に、例えば白
金等によって形成された薄膜状の電極5とからなる。
第2のジルコニア3には小孔6が設けられている。なお
、この小孔6の部分は、該小孔6と等価な特性を有する
多孔質のコーディング膜としてもよい。
また、前記電極5のうち、第1および第2のジルコニア
2,3の内側の電極5b、5cは接地されており、第1
のジルコニア2の外側の電極5aは駆動増幅器7の(−
)入力端子と、また第2のジルコニア3の外側の電極5
dは前記駆動増幅器7の出力端子とそれぞれ接続されて
いる。
駆動増幅器7の(+)入力端子には基準電圧Erか印加
されている。なお、検出器1は、第2図の回路に対して
着脱可能となっている。
前記構成において、例えば内燃機関の排気ガスから、空
燃比を検出する際には、前記第1のジルコニア2の外側
主面(電(!、 5 a (+tIJ )を大気に接し
、また第2のジルコニア3の外側主面(電極5d側)を
、潤度拡散により流れて来たり1気ガスに接するように
する。故に、中空室4内には小孔6を介して抽気ガスか
流入される。
以下、空燃比が大きい希薄燃焼の場合と、空燃比が小さ
い過温燃焼の場合とに分けて、第2図の動作を説明する
(1)希薄燃焼時の動作 希薄燃焼時は、排気ガス中に比較的多量の残留酸素が存
在する。このような排気ガスが中空室4内に流入すると
、該中空室4内の酸素濃度CVと大気中の酸素濃度Cr
との濃度差は比較的小さくなる。この為に、第1のジル
コニア2で生ずる起電圧、すなわち電極5a、5b間(
酸素濃度検出電極間)の電圧[は基準電圧Erよりも小
さくなる。
したがって、希薄燃焼時には、駆動増幅器7の出力は正
となり、基準電圧Erと前記起電圧Eの差に応じた矢印
爪方向(正方向)のポンピング電流が、電極5dを介し
て第2のジルコニア3に供給される。
この結果、中空室4内の酸素は、ジルコニア3のポンピ
ング作用により、第2のジルコニア3をd通してその外
方主面側へ汲み出される。そして、前記正方向のポンピ
ング電流によって汲み出される酸素量と、中空室4内に
流入される酸素量とがバランスするようになると、前記
ポンピング電流はある一定値に安定する。
(2)過濃燃焼時の動作 過濃燃焼時には、排気ガス中に比較的多量の水素および
一酸化炭素が存在する。このような排気ガスが小孔6か
ら中空室4内に流入すると、該中空室4内の酸素と化合
して水および二酸化炭素となる。この結果、中空室4内
の酸素G度CVは大幅に減少し、大気中の酸素濃度Cr
との濃度差が大きくなる。
この為に、駆動増幅器7の(−)入力端子に印加される
電圧(第1のジルコニア2で生ずる起電圧)Eは基準電
圧Erよりも大きくなる。したがって、過濃燃焼時には
、駆動増幅器7の出ツノは負となり、基準電圧Erと起
電圧Eの差に応じた矢印B方向(負方向)のポンピング
電流が、第2のジルコニア3に供給される。
この結果、第2のジルコニア3の外方主面側の酸素(υ
l気気ガス中酸素)か、ジルコニアのポンピング作用に
よって中空室4内に取り込まれる。
そして、前記負方向のポンピング電流によって取り込ま
れる酸素量と、水素または一酸化炭素と化合する酸素量
とかバランス覆ると、前記ポンビングミ流はめる値に落
ら着く。
前記のような構成および動作の回路において、空燃比は
、前記(1)、 <2)の動作時のポンピング電流およ
び検出器コの感度係数に基づいて、次の(1)式および
(2)式より、排気ガス(被測定ガス)中の酸素濃度ま
たは水素、一酸化炭素)閂度を算出し、該算出値より既
知の演算により求めることができる。
II)=γCO2・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(1)Ip=−(ηCco
+ζC12> ”’ ””−<2)ただし、(1)、 
(2)式において、Ipはポンピング電流、CO2は酸
素温度、ccoは一酸化炭素′fa度、Cl−12は水
素濃度、Tは対酸素濃度感度係数、ηは対一酸化炭MS
度感度係数、ζは対水素′a度感度係数を示す。
なお、前記の各感度係数γ、77、ζ相互の関係は、次
の(3)式および(4)式に示Jように、各感度係数に
対応1−る被測定ガス中のガス成分の拡散係数の比で表
すことができる。
η7/γ= D CO/ 2 D 02−− ・・−(
3)ζ7・′γ−D /2Do2・・・・・・・・・(
4)[1ま ただし、<3)、 <4))式にd3い゛て、Dooは
一酸化炭素の拡散係数、DH2は水素の拡散係数、DO
2は酸素の拡散係数であり、これらは既知である。
したかって、各感度係数T、η、このうらの−・つの感
度係数が既知と4頁れば、残りの感度係数1は決定され
る。通常は、取(及いの便利さJ3よび安全性の観点よ
り、酸素温度に対り−る感度係数を後述のように明らか
にし、残りの感度係数を決定する。
ところで、空燃比を鈴出する為に必要とされる検出器の
感度係数は、当該検出器の機械的溝造(例えば小孔6の
寸法など)によって決定される定数である。したがって
、各検出器間では、検出器の成形時における機械的なば
らつきに起因して、感度係数にばらつき(器差)を有す
ることは避けられない。
そこで、従来は、次の方法により各検出器ごとの対酸素
濃度感度係数を設定していた。すなわち、検出器に酸素
濃度が既知の被測定ガスを供給することによって該検出
器に流入するポンピング電流を得、該ポンピング電流を
これに対応する電圧信号に変換する。この電圧信号変換
時の変換ゲインを、被測定ガスの既知の酸素)閂度に対
する所定の電圧信号が(υられるように、アナログ的に
調節する。
この時、対酸素濃度感度係数は前記変換ゲイン調節量と
1対1の関係にある。したがって、前記変換ゲインの調
節により対酸素a感度度係数は設定されることになる。
なd3、ポンピング電流をこれに@応する電圧信号に変
換するのは、実際の空燃比のい出は、ポンピング電流に
対応する電圧信号と、対酸素濃度感度係数とに基づいて
行なわれるからである。
第3図は、前記の方法により、検出器の対酸素濃度感度
係数8設定する従来の感度係数設定装置の一例を示すブ
ロック図で必る。図において、第2図と同一の符号は、
同一または回答部分をあられしている。
第3図において、電流電圧変換回路1(]よポンピング
電流Ip@電圧信号に変換する。また、変換ゲイン調節
装置11は可変抵抗器などで構成され、被測定ガスの既
知の酸素濃度に対して所定の電圧信号が1qられるよう
に、電流電圧変換回路の変換ゲインをアナログ的に調節
する。
なお、この変換ゲイン調節装置11には、電流電圧変換
回路10の変換ゲイン調節量と1対1の関係におる対酸
素濃度感度係数を表示する表示手段が設りられている。
第3図の回路において、検出器1の″@酸素濃度感度係
数の設定は、既1口の酸素濃度を有する被測定ガスによ
って、前記した正方向のポンピング電流を流すようにし
、該ポンピング電流に対応した所定の電圧信号を1qる
為に、変換ゲイン調節装置11の調節を行なうことによ
ってなされる。
すなわち、変換ゲイン調節装置11の調節量に対応して
、前記表示手段でアナログ的に表示された感度係数が、
当該検出器1の対酸素)閂度感度係数ということになる
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
(1)検出器の感度係数設定をアナログ的に行なってい
るので、感度係数設定の操作に時間がかかる。
(2)感度係数がアナログ表示でなされるために、設定
された感度係数を正確に読み取るのが困難であった。
(3)あらかじめ感度係数か知られている検出器を接続
した第3図の回路に、lj3いて、変換ゲイン調節装置
11を前記の感度係数に設定して電圧信号を得、当該電
圧1a号と既λ口の感Iq係教とに基づいて空燃比を算
出するようにすると、前記(2)の問題点に起因して、
17られる空燃比はその真(直に対して大幅なムラ;差
をイiすることになった。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。
(問題点を解決するための手段および作用)本弁明では
、酵素濃度、水素温度、一酸化炭素温度a3よび空燃比
のいずれか一つが既知の、被測定ガスを検出器に供給す
ることによってポンピング電流を17、該ポンピング電
流を電圧信号に変換する変換ゲーインを固定にづると共
に、前記電圧信号をアナログ−ディジクル変換して演算
手段に供給する。
前記演算手段は被測定ガス中の特定ガス成分に対応する
感度係数を仮にディジタル値で設定し、かつ該ディジタ
ル値を表示する感度係数設定手段からの感度係数と前記
ディジタルの電圧信号とに基づいて、予め定められた手
法により、前記既知濃度のガス成分の濃度および既知空
燃比のいずれか一方を算出し、該算出した濃度または空
燃比をディジタル出力手段に供給して表示する。
そして、本発明では、前述のようにしてディジタル出力
手段に表示されたG度または空燃比と、前記既知の濃度
または空燃比とが一致するように前記板の感度係数を変
化させ、一致した時点の感度係数を検出器の正規の感度
係数として設定するようにする。
(実施例) 以下に、本発明の検出器の感度係数の設定方法および設
定装置について説明する。
まず、次の(1)〜(7)の手順から成る検出器の感度
係数の設定方法の一実施例について説明する。
(1)酵素濃度か既知の被測定ガスを検出器に供給する
ことによってポンピング電流を得る。
(2)前記ポンピング電流を固定の変換ゲインで電圧信
号に変換する。
(3)前記電圧信号をアナ[]グーディジタル変換して
演算手段に供給する。
(4)対酸素瀧磨感度係数を任意に変換してディジタル
値で設定・表示する、感度係数設定手段から出力される
板の感度係数を前記演算手段に供給する。
(5)前記演算手段では、供給された前記電圧信号と板
の感度係数とに基づいて、既知の演篩から酵素濃度をn
出し、該専用した濃度をディジタル出力手段に供給ザる
ことにJ、つてディジタル表示をさける。
(6)前記ディジタル表示を[1視しながら前記感度係
数設定手段を可変させ、前記ディジタル表示が既知の酸
素濃度と一致するようにする。
(7)前記ディジタル表示が既知の酸素濃度と一致した
時点の感度係数設定手段のディジタル表示、すなわち、
対酸素濃度感度係数を読み取る。
以上のようにして検出器の対酸素濃度感度係数が設定さ
れれば、該検出器の対水素濃度感度係数および対一酸化
炭素濃度感度係数も設定できることは前述した通りであ
る。すなわち、検出器の感度係数はすべて設定されるこ
とになる。
つぎに、本発明の検出器の感度係数の設定装置について
図面を用いて説明する。
第1図は、前記した方法により検出器の対酸素′a度感
度係数を設定する感度係数設定装置の一実施例を示すブ
ロック図である。図において、第3図と同一の符号は、
同一または同等部分をあられしている。
第1図において、電流電圧変換回路21は、ポンピング
電流■pを固定の変換ゲインで電圧信号に変換する。こ
のように固定の変換ゲインでポンピング電流を電圧信号
に変換する電流電圧変換回路では、変換ゲインを可変で
きる電流電圧変換回路に比べて、その変換精度は向上さ
れる。また、感度係数設定装置相互間の変換精度のばら
つきも減少されることになる。
A/D変換回路22は、電流電圧変換回路21から出力
されたアナログの電圧信号をディジタル信号に変換する
。なd3、このA/D変換回路22は、ヒツト数を増や
りことによって高精度がはかれることは一般に知られて
いる。
ディジタルスイッチ23は、検出器1の対酸素濃度感度
係数をディジタル値で任意に設定・表示できる。なお、
このディジタルスイッチ23て設定されたディジタル値
、すなわち対酸素)2度盛度係数の板の設定値は、後述
づる演算回路24へ直接供給される。
演韓回路24は、A/D変換回路22の出力、寸なわら
前記ポンピング電流に対応するディジタルの電圧信号と
、前記ディジタルスイッチ23から供給される板の対酸
素濃度感度係数とに基づいて、空燃比または/および酸
素濃度を算出する。
なお、この空燃比および酸素濃度は、前記のポンピング
電流に対応する電圧信号および対酸素濃度感度係数が明
らかになれば、既知の演算処理により容易に算出できる
ことは前jホしたとおりである。
モード選択スイッチ25は、前記演算回路24において
、空燃比または酸素濃度降出のいずれの演算処理を行な
うべきかの指令信号を出力する。
また、表示器26は、前記演算回路24で篩用された空
燃比または/および酸素濃度をディジタル出力する。す
なわち、ディジタル表示したり、プリントしたりする。
なお、前記の空燃比または/および酸素濃度の演算時に
おいては、当然のことながら、ディジタルスイッチ23
で現に設定されている対酸素濃度感度係数が採用される
ここで、第1図の動作について説明する。
まず、モード選択スイッチ25を酸素濃度還択側に切り
換えて、演算回路24を酸素濃度演算モードに゛する。
次に、酸素&i度が既知の被測定ガスを検出器1に供給
する。これにより、駆動増幅器7は、前記被測定ガスに
応じたポンピング電流を検出器1に供給する。
前記ポンピング電流は、電流電圧変換回路21において
、固定の変換ゲインで電圧信号に変換され、A/D変換
回路22に供給される。A/D変換回路22では前記電
圧信号をディジタル信号に変換して、演算回路24へ供
給する。この時、ディジタルスイッチ23からは、操作
者によって設定された、ある値の対酸素濃度感度゛係数
が出力されている。
したがって、演算回路24では、前記ディジタルの電圧
信号および対酸素濃度感度係数に基づいて酸素)閂度を
算出し、該算出した値を表示器26へ供給する。故に表
示器26は、ディジタルスイッチ23の対酸素濃度感度
係数に応じた酸素濃度をディジタル表示する。
この状態において、操作者は、ディジタルスイッチ23
を適当に調節して、表示器26でディジタル表示される
酸素a度が、前記被測定ガスの既知の酸素′a度と一致
するようにする。そして、表示器26の表示が既知の酸
素濃度と一致した時点でディジタルスイッチ23の調節
を中止する。
明らかなように、この一致時点でディジタルスイッチ2
3に表示されているディジタル値が、検出器1の真実の
対酸素Iii度感度係数ということになる。以上により
検出器1の対酸素濃度感度係数は設定される。
そして、前述したように、対酸素濃度感度係数が設定さ
れれば、検出器1の対水素濃度感度係数および苅一酸化
炭素温度感度係数も決定でき、したがって、検出器1の
感度係数は設定されることになる。
なお、前記表示器26の表示と既知の酸素濃度とを一致
させる動作中におけるディジクルスイッチ23の値には
、特に注意を払う必要かないことは明らかであろう。
ところで、第1図の実施例では、前記構成および動作の
説明から明らかなように、モート選択スイッチ25を空
燃比選択側に切り換えると、演算回路24は空燃比演篩
モートとなる。したがって、この口)には、表示器26
は空燃比をディジタル表示する。
前述したようにして、ディジタルスイッチ23によって
検出器1の真実の対酸素濃度感度係数を設定した後、モ
ート選択スイッチ25を空燃比選択側に切り換えれば、
表示器26は被測定ガスの正確な空燃比を表示すること
になる。
第4図は電流電圧変換回路21の一興体回路図でおる。
30は差動増幅器を示す。
以上の感度係数設定方法および設定装置の説明では、対
酸素濃度感度係数の設定を例にとったが、対水素濃度ま
たは対一酸化炭素濃度の感度係数設定に関しても、同様
の手法により実現できることは明らかであろう。
また、本発明の感度係数設定方法および設定装置におい
ては、前記のように被測定ガス中のガス成分の一つの濃
度が既知でなくても、被測定ガスの空燃比が既知であれ
ば検出器の感度係数を設定することができる。
すなわち、演算回路24を空燃比演算モードにする。こ
の状態において検出器1に空燃比が既知の被測定ガスを
供給する。これによってポンピング電流を17、該ポン
ピング電流を固定の変換ゲインでアナログの電圧信号に
変換し、ざらに該電圧信号をディジタル信号に変換して
前記演算回路24へ供給する。
前記演算回路24では、前記被測定ガス中の特定ガス成
分の濃度に対応した板の感度係数を設定するディジタル
スイッチ23からの出力と、前記ディジタル信号とに基
づいて空燃比を演算する。
この演算値は、表示器26においてディジタル表示され
る。
この状態において、操作者は、前記板の感度係数を適当
に変化させて表示器26のディジタル表示と既知の空燃
比とが一致゛するようにする。この一致した時点でのデ
ィジタルスイッチ23のディジタル表示値(ま、検出器
1の感度係数を代表することになるのでおる。
また、以上の説明ではディジタルスイッチ23を手動で
操作して検出器1の感度係数を設定する場合であったか
、つぎに述べる感度係数の設定方法J>J、び設定装置
によれば、デイジクルスイッチ23を自動的に操作させ
て検出器1の感度係数を設定することができる。
すなわち、感度係数自vJ設定七−ドにするか、または
これを解除するかの第2のモード選択スイッチ(第1図
に破線で示す)408設け、演算回路24を感度係数自
動Kn定モードにすると共に、後述する被測定ガスの既
知要素に応じてモード選択スイッチ25により、該演算
回路24を酸素濃度演算モードおよび空燃比演偉モード
のいずれか一方のモードにする。また、既知の適宜の手
段により、演算回路24内に前記被測定ガスの既知要素
の数値を記憶させる。いま、説明の便宜上、この既知要
素を酸素yA度とする。
この状態において、検出器1に酸素濃度か既知の被測定
ガスを供給し、これににってポンピング電流を得、前述
したようにしてディジタルの電圧信号を前記演算回路2
4へ供給する。この時、演算回路24には、ディジタル
スイッチ23からの必る碩の対酸素濃度感度係数が供給
されているので、該感度係数と前記電圧信号とに基づい
て酸素濃度が締出される。その後、演算回路24は、前
記締出した酸素濃度の数値と前記記・隠している既知要
素の数値、すなわち酸素)量感の数値とを比較し、ぞの
差に応じた制御信号をディジタルスイッチ駆動回路(第
1図に破線で示す)41に供給する。前記の制御信号に
応じて、ディジタルスイッチ駆動回路41はディジタル
スイッチ23を、前記締出値と予め記憶した酸素濃度の
数値とが一致するように駆動制御する。この為に、ディ
ジタルスイッチ23は、真の対酸素濃度感度係数に自動
的に設定されるようになる。
そして、ディジタルスイッチ23の対酸素濃度感度係数
の設定が終了した時には、前記第2のモード選択スイッ
チ40を切り換え、演算回路24の感度係数自動も2定
モードを解除する。なお、演算回路24内に前記締出値
と予め記憶した酸素)門度の数値とが一致したことを検
出する、例えば一致回路を設け、この出力で例えば報知
手段(図示せず)を作動させるようにすれば、検出器1
の真の対酸素濃度感度係数か設定されたことを容易に知
ることができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。
(1)検出器の感度係数設定を、酸素濃度、水素濃度、
一酸化炭素)量感および空゛燃比のいずれか一つが既知
の被測定ガスを、検出器に供給しながら、表示器のディ
ジタル表示か前記既知のものと一致するように、ディジ
タルスイッチを調節することで行なっているので、当該
検出器の感度係数設定が簡単に、かつ短時間にざらに正
確に行なえる。
したがって、当該感度係数に基づいて算出される空燃比
は、その真値とほぼ一致するようになる。
なお、本発明では電流電圧変換回路の変換ゲインを固定
としている為に、ポンピング電流を高精度に電圧信号に
変換できるので、この点からもより一層精度の高い空燃
比を1qることができることになる。
(2)感度係数の表示がディジタル表示であるために、
設定された感度係数を正確に読み取ることができる。
(3)本発明によって感度係数が既知とされた検出器を
、第1図と同様な回路に接続した場合には、当該回路の
ディジタルスイッチを既知の感度係数に82定するだけ
で、被測定ガスに対する空燃比を正確に得ることができ
る。
(4)また、検出器の感度係数を正確かつ簡単に設定で
きるので、感度係数による検出器の特性区分や、感度係
数の経時変化の)8跡等が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の検出器の感度係数S2定装置の一実施
例を示すブロック図である。第2図は検出器を用いて空
燃比を検出する原理を説明する為の回路図である。第3
図は従来の検出器の感度係数設定装置の一例を示すブロ
ック図である。第4図は第1図の電流電圧変換回路の一
例を承り回路図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸素濃度検出用ジルコニア板、ポンピング用ジル
    コニア板、前記酸素濃度検出用ジルコニア板の両主面に
    形成された酸素濃度検出電極、前記ポンピング用ジルコ
    ニア板の両主面に形成されたポンピング電流供給電極、
    前記両ジルコニア板の対向面間に形成されている中空室
    、および前記ポンピング用ジルコニア板の外方主面側の
    被測定ガスを前記中空室内に導入させる為に前記ポンピ
    ング用ジルコニア板に形成された被測定ガス導入手段か
    らなる、空燃比検出器に酸素濃度、水素濃度、一酸化炭
    素濃度および空燃比のいずれか一つが既知の被測定ガス
    を供給することによってポンピング電流を得、 該ポンピング電流を固定の変換ゲインで電圧信号に変換
    し、 その後、該電圧信号をアナログ−ディジタル変換して演
    算手段に供給する一方、 前記被測定ガス中の特定ガス成分に対応する感度係数を
    、仮にディジタル値で設定して前記演算手段に供給する
    と共に、前記感度係数を表示し、前記ディジタル変換さ
    れた電圧信号および前記感度係数に基づいて、予め定め
    られた手法により、前記演算手段で前記既知のガス成分
    の濃度および空燃比のいずれか一方を算出し、 該算出した濃度または空燃比が前記既知の濃度または空
    燃比と一致するように前記仮の感度係数を変化させるこ
    とを特徴とする空燃比検出器の感度計数の設定方法。
  2. (2)前記被測定ガス中の既知の濃度のガス成分が酸素
    であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載
    の空燃比検出器の感度係数の設定方法。
  3. (3)酸素濃度検出用ジルコニア板、ポンピング用ジル
    コニア板、前記酸素濃度検出用ジルコニア板の両主面に
    形成された酸素濃度検出電極、前記ポンピング用ジルコ
    ニア板の両主面に形成されたポンピング電流供給電極、
    前記両ジルコニア板の対向面間に形成されている中空室
    、前記ポンピング用ジルコニア板の外方主面側の被測定
    ガスを前記中空室内に導入させる為に前記ポンピング用
    ジルコニア板に形成された被測定ガス導入手段からなる
    空燃比検出器と、 一入力端子が酸素濃度検出電極の一方に接続され、他入
    力端子が基準電圧に接続されており、酸素濃度検出電極
    間の電圧と基準電圧との差に応じた正負のポンピング電
    流を、前記ポンピング用ジルコニア板に出力する駆動手
    段と、 前記ポンピング電流を、固定の変換ゲインで電圧信号に
    変換する電流電圧変換回路と、 前記電圧信号をアナログ−ディジタル変換するアナログ
    −ディジタル変換回路と、 前記被測定ガス中の特定ガス成分に対応する感度係数を
    、仮にディジタル値で設定すると共に、前記感度係数を
    表示する感度係数設定手段と、前記ディジタル変換され
    た電圧信号および前記感度係数に基づいて、予め定めら
    れた手法により、前記被測定ガス中の既知濃度のガス成
    分の濃度および既知空燃比のいずれか一方を算出する演
    算手段と、 前記演算手段の算出値をディジタル出力する手段とを具
    備したことを特徴とする空燃比検出器の感度係数の設定
    装置。
  4. (4)前記演算手段における既知濃度のガス成分の濃度
    および既知空燃比のいずれか一方の算出の選択は、モー
    ド選択手段の指令信号に応じて行なわれることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第3項記載の空燃比検出器の感
    度係数の設定装置。
  5. (5)前記被測定ガス中の既知濃度のガス成分が酸素で
    あることを特徴とする前記特許請求の範囲第3項または
    第4項記載の空燃比検出器の感度係数の設定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5249453A (en) * 1990-11-30 1993-10-05 Ngk Insulators, Ltd. Method of compensating output of A/F ratio sensor
US5265458A (en) * 1991-06-14 1993-11-30 Ngk Insulators, Ltd. Method of compensating output of air/fuel ratio sensor for variation in the current sensitivity to oxygen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5265458A (en) * 1991-06-14 1993-11-30 Ngk Insulators, Ltd. Method of compensating output of air/fuel ratio sensor for variation in the current sensitivity to oxygen

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