JPS61283861A - 酸素濃度測定装置 - Google Patents

酸素濃度測定装置

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JPS61283861A
JPS61283861A JP60126815A JP12681585A JPS61283861A JP S61283861 A JPS61283861 A JP S61283861A JP 60126815 A JP60126815 A JP 60126815A JP 12681585 A JP12681585 A JP 12681585A JP S61283861 A JPS61283861 A JP S61283861A
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JP
Japan
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sensor
pump current
oxygen sensor
signal
fuel ratio
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JP60126815A
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Yukimasa Kai
志誠 甲斐
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、酸素センサを用いて自動車等エンジンの空燃
比を検出する装置に関する。
(従来の技術) 近時、エンジンの燃費、排気対策等の要求を満たすため
、理論空燃比のみならずリッチ領域やリーン領域におい
ても空燃比がフィードバック制御される傾向にあり、こ
のような空燃比は、通常、排気中の酸素濃度をパラメー
タとして検出される。
このため、空燃比をリッチ、リーン領域まで検出可能な
酸素センサが種々開発されている(例えば、特開昭59
−192955号公報参照)。
本発明の出願人も開田の酸素濃度測定装置(特願昭59
−670)を提案しており、第5〜9図のように示され
る。
第5.6図は酸素センサの分解斜視図およびその断面図
である。これらの図において、1はアルミナからなる基
板であり、基板1上にはヒータ2を介してチャンネル状
0大気導入部3を形成した大気導入板4が積層される。
その上に、酸素イオン伝導性の平板状の第1の固体電解
質5が積層され、固体電解質5の下面には大気に晒され
る電極であるセンサアノード(基準電極)6が、それに
対応する上面には排気ガスが晒される電極であるセンサ
カソード(測定電極)7がそれぞれ印刷により設けられ
る。
さらに、この固体電解質5の上に厚さL (L=0,1
m程度)のスペーサ板8が積層され、その上に平板状の
第2の固体電解質9が積層される。
これらの固体電極質5.9およびスペーサ板8はセンサ
カソード7を覆ってこのセンサカソード7の周りにガス
導入部(酸素層) 10を画成する酸素層画成部材11
を構成しており、酸素層画成部材11は排気とガス導入
部lOとの間の酸素分子の拡散を制限する。
上記センサアノード6、センサカソード7および固体電
解質5はセンサ部12を構成しており、センサ部12は
大気導入部3とガス導入部10との間の酸素分圧比に応
じた電圧(以下、センサ電圧という)Vsを出力する。
また、第2の固体電解質9の上、下面にはそれぞれポン
プアノード13およびポンプカソード14が設けられ、
これらのポンプアノード13、ポンプカソード14およ
び固体電解質9はポンプ部15を構成する。ポンプ部1
5はポンプ電極間に供給されるポンプ電流IpO値に応
じてガス導入部10の酸素分圧を制御讐る。
上記センサ部12、ポンプ部15、酸素層画成部材11
および大気導入板4は全体として酸素センサ16を構成
する。なお、ヒータ2は固体電解質5、9を適温に加熱
しこれらを活性化させる。また、17.18はヒータ2
のリード線、19〜22はそれぞれセンサアノード6、
センサカソード7、ポンプアノード13、ポンプカソー
ド14のリード線である。
このような酸素センサ16は単体では空燃比を連続的に
検出することができず、外部からのエネルギを必要とし
その外部エネルギを酸素濃度に相関させている。
第7図は上記酸素センサ16を使用した空燃比検出回路
の回路図である。第7図において、酸素センサ16はリ
ード線19〜22を介して空燃比検出回路31に接続さ
れており、空燃比検出回路31は差値検出回路羽、積分
回路羽およびV−を変換回路34により構成される。積
分回路32は差動アンプあと電圧源部からなり、センサ
電圧Vsから目標電圧Vaを減算して積分回路羽に出力
する。目標電圧Vaはガス導入部10の酸素濃度が所定
値比維持されているときのセンサ電圧Vsの急変する電
圧値の上限と下限の中間値であり、電圧−訂により設定
される。
そして、センサ電圧Vsはガス導入部10の酸素濃度に
対応し、目標電圧Vaは上記所定値に対応しているから
、差値ΔVはガス導入部10における現酸素濃度の所定
値からのずれの大きさを表している。積分回路おはオペ
アンプ羽、抵抗R1およびコンデンサC1からなり、差
値Δ■を所定の積分定数で積分して積分出力VcをV−
I変換回路34に出力する。V−1変換回路別は差動ア
ンプ39、オペアンプ40および抵抗R2からなり、積
分出力Vcとポンプ電流Ipに応じた抵抗R2の両端電
圧を検出する差動アンプ39の出力とに応じてオペアン
プ40から積分出力Vcに対応する大きさおよび方向の
ポンプ電流1pを供給する。また、V−1変換回路Mは
上述したようにボンブー流Ipの値を抵抗R2の両端電
圧として検出しており、これを検出電圧Vtとして出力
する。この検出電圧Viはポンプ電流1pが矢印IL方
向に流れるとき正、矢印■&方向に流れるとき負の値と
なり(第6図参照)、空燃比に一義的に対抗したものと
なる。
すなわち、VsmVaとなるように酸素センサス6にポ
ンプ電流Ipを供給すると、ポンプ電流Ipの酸素ポン
プ作用によりガス導入部10の酸素分圧が決定される。
いま、排気温度1000°にであるとき、例えばVa−
500mVに設定しガス導入部10の酸素分圧(センサ
カソード7の酸素分圧Pb)を理論空燃比に対応した値
に維持しようとする場合、その値pbは次に示すネルン
ストの式■により求められP b −0,206X 1
0  気圧となる。
E−(RT/4F)  ・Jn ・ (Pa/Pb)−
・−−−−■ 但し、R:気体定数 T:絶対温度 F:ファラディ定数 Pa:センサアノード6の酸素分圧 ポンプ電流ipの値はガス導入部lOの酸素分圧pbを
理論空燃比に対応した上記所定値(Pb−0,206X
 10  気圧)に維持するために必要なポンプエネル
ギの大きさを表しており、ポンプ電流Ipの変化は排気
の酸素分圧、すなわち排気中の酸素濃度の変化に対応し
たものとなる。そして、これら両者の関係は排気中の酸
素濃度を空燃比で表すと第8図に示すようなI p −
A/F特性になり、ポンプ電流1pの値を検出電圧Vi
として検出することにより、空燃比を連続して測定する
ことができる。この検出電圧Viは、その大きさが空燃
比に対して緩やかに変化しており、理論空燃比で零とな
る。
なお、ポンプ電流IpO値は理論空燃比よりリーン領域
では排気中の酸素分子02の量に対応し、リッチ領域で
は排気中のCOやH2等の量(これらが酸素分子02に
変換されるため)に対応したものとなり、理論空燃比を
境に流れる方向が反転する。したがって、リッチ領域の
空燃比をも精度よく検出することができ、これらを用い
ることによりリッチ空燃比のフィードバック制御も可能
となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような先順に係る装置にあっては、
リーン領域では排気中の酸素分圧に比例し、リッチ領域
では排気中の還元性ガス(Go、H2等)の分圧に比例
するポンプ電流(拡散電流)を酸素センサに供給し、こ
のポンプ電流の値がら空燃比を検出する構成となってい
るため、長期間の使用に伴い固体電解質やポンプ電極の
耐久劣化によつて出力特性がいわゆる経時変化を起こす
(以下、特性変化という)おそれが′ある。このような
出力特性の経時変化は第9図に曲線Xで示すように正規
の出力(曲線R)に対してIp−A/F特性がずれたも
のとなって空燃比の検出精度の低下を招(。
また、特性変化が著しい場合には第9図に曲線Yで示す
ようにポンプ電流の値が空燃比検出回路の供給限界を超
える大きさとなって、実際上空燃比の検出が困難となる
おそれがある。
(発明の目的〉 そこで本発明は、同一構造の酸素センサを2つ設けて所
定の較正状態毎に一方の酸素センサの測定ポンプ電流の
値を他方の補正ポンプ電流の値に基づいて適切に較正し
その較正値がら空燃比を判断するとともに、これらの電
流値を比較して一方の酸素センサが異常と判断したとき
他方の補正ポンプ電流の値に基づいて空燃比を判断する
ことにより、主酸素センサの特性変化や異常に拘らず測
定ポンプ電流の較正値あるいは補正ポンプ電流の値を空
燃比に正確に対応させて空燃比の検出精度を向上させる
ことを目的としてる。
(発明の構成) 本発明による酸素濃度測定装置はその基本概念図を第1
図に示すように、排気中の酸素濃度に相関する測定ポン
プ電流が供給される主酸素センサaと、主酸素センサa
と同一構造を有し、補正ポンプ電流が供給される補正酸
素センサbと、較正信号の非入力時、主酸素センサaに
測定ポンプ電流を供給し、較正信号が入力されると補正
酸素センサbに補正ポンプ電流を供給するとともにこれ
らの電流値を検出する電流供給手段Cと、測定ポンプ電
流の値を補正ポンプ電流の値に基づいて較正し排気中の
酸素濃度を算出するとともに主酸素センサaが異常であ
ると判別されたとき補正ポンプ電流の値に基づいて排気
中の酸素濃度を算出する濃度測定手段dと、エンジンが
所定の較正状態にあるとき前記較正信号を出力するとと
もに、測定ポンプ電流および補正ポンプ電流の値に基づ
いて主酸素センサaが異常であか否かを判別する判別手
段eと、を備えており、主酸素センサaの特性変化や異
常に拘らず空燃比を正確に検出するものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2.4図は本発明の第1実施例を示す図である。
本実施例の説明にあたり先願例と同一構成部分には同一
番号を附してその説明を省略する。
まず構成を説明する。第2図において、41は酸素セン
サであり、酸素センサ41は先願例に対してポンプ電極
が2組配設されている点が異なる。すなわち、酸素セン
サ41は第3図に詳細を示すように、その固体電解質9
の上、下面にそれぞれ2組のポンプアノード42.43
およびポンプカソード44.45が配設されており、こ
れらは第1ポンプ電極42.44および第2ポンプ電極
43.45を構成し、リード線46〜49がそれぞれ接
続される。ここに、酸素センサ41は第1ポンプ電極4
2.44を有して構成される第1ポンプ部とセンサ部1
2との組合せにより主酸素センサとしての機能を有し、
第2ポンプ電極43.45を有して構成される第2ポン
プ部とセンサ部12との組合せにより補正酸素センサと
しての機能を有する。
酸素センサ41はスイッチ(資)を介してセンサ制御回
路51に接続されており、センサ制御回路51は第8図
に示した従来例の空燃比検出回路31と同様の機能を有
する。そして、センサ制御回路51はスイッチ(資)に
よって択一的に選択されたポンプ電極間へのポンプ電流
の供給を制御する。スイッチ50は較正信号Scが入力
されるとその接点を図中下方に切換えて酸素センサ41
の第2ポンプ電極43.45間に流れる補正ポンプ電流
Ip2の通過を許容し、較正信号Scの非入力時には同
接点を図中上方位置に保持して第1ポンプ電極42.4
4間に流れる測定ポンプ電流1p、の通過を許容する。
一方、酸素センサ41のセンサ電圧Vsはセンサ制御回
路51によって常時監視されており、センサ制御回路5
1は較正信号Scの非出力時には第1ポンプ電流1p!
に対応する電圧信号vi、を、較正信号Scが出力され
ているときには第2ポンプ電流Ip2に対応する電圧信
号Vi2をコントロールユニット52に出力する。スイ
ッチ50およびセンサ制御回路51は電流供給手段53
を構成している。
コントロールユニット52は濃度測定手段および判別手
段としての機能を有し、CPU54、メモリ55および
I10ボート56により構成される。CPU54はメモ
リ55に書き込まれているプログラムにしたがってI1
0ボート泌より必要とする外部データを取り込んだり、
またメモリ55との間でデータの授受を行ったりしなが
ら演算処理し、必要に応じて処理したデータをI10ボ
ート56へ出力する。I10ボート56にはセンサ制御
回路51からの信号が入力されるとともに、I10ボー
ト56からは較正信号Scおよび警報信号Saが出力さ
れる。メモリ55はCPU54におけるプログラムを格
納するとともに、演算に使用するデータをマツプ等の形
で記憶している。警報信号Saは警報ランプ57に入力
されており、警報ランプ57は警報信号Saの入力待点
灯して運転者に主酸素センサの機能が異常であることを
告げる。
次に作用を説明する。
第4図はメモリ55に書き込まれている空燃比検出のプ
ログラムを示すフローチャートであり、図中P1〜P7
はフローの各ステップを示している。本プログラムは所
定時間毎に一度実行される。
P、でキャリフラグ(較正フラグ)CFがセットされて
いる(CF=1)か否かを判別する。
キャリフラグCFは測定出力vi、のキャリブレーショ
ン(較正)を行うか否かを表示するフラグであり、セッ
トされているときキャリブレーションを行う旨を、リセ
ットされている(CF−1)とき行わない旨を表す。こ
のキャリフラグCFは、例えばエンジンの始動後あるい
は異常(空燃比制御の悪化等)を検知した場合にセント
される。CF−1のときはP2でエンジンが定常状態で
運転されているか否かを判別し、定常状態であるときは
エンジンに供給される空燃比が一定であると判断してP
、以降のステップで測定出力■i4の較正処理を行う。
まず、P3で測定出力VL1をメモリ55のX番地に記
憶した後、P4で較正信号Scを出力する。これにより
、酸素センサ41への測定ポンプ電流Ip+の供給が停
止されて補正ポンプ電流Ip2が供給される。次いで、
P、てこのときの補正出力Vi2を検出し、これをX+
1番地に記憶する。P6では次式■に従って較正係数K
を演算する。
K = V i2 / V i 、 −−−−−−■次
いで、P7で較正係数Kを異常判別値K。
と比較し、K<Koのときは主酸素センサの機能が較正
可能状態であると判断してP、以降のステップに進んで
較正処理を継続する。すなわち、P8で較正係数KをX
+2番地に記憶し、Pgで較正信号Scの出力を停止す
る。これにより、酸素センサ41への補正ポンプ電流1
p2の供給は本ルーチンの短時間の間のみに限定され、
再び測定ポンプ電流1p+の供給が開始される。Poで
は次式■に従って較正出力Vafを算出しX+3番地に
記憶する。
Va f =V i 1XK−−−−−−■次いで、p
HでキャリフラグCFをリセットして必要以上の較正処
理を防ぎ今回のルーチンを終了する。
このように、所定の較正状態毎にV 12 / Vl、
を演算して較正係数Kを求め、この較正係数Kによって
Vi□を較正して較正出力Vafを算出する。この場合
、測定出力Viは酸素センサ41のうち主酸素センサに
相当する部分の機能に対応する出力として捉えられ、従
来例と同様に特性変化により変動する。一方、補正出力
Vi2は酸素センサ41のうち補正酸素センサに相当す
る部分の機能に対応する出力として捉えられ、ポンプ電
流の供給時間は上述したように較正状態毎の極めて短い
時間に限定される。したがって、補正出力V12は測定
出力Vi、と異なり特性変化が無いと考えてよく、常に
正確な空燃比に対応した値を表す。そのため、v12/
Vi、は正確な空燃比に対するVt、のずれの程度を表
す係数として性格づけられ、この係数KによってVi□
を補正した較正出力Vafはセンサの特性変化に拘らず
常に正確な空燃比に対応したものとなる。すなわち、V
afにより空燃比を正確に検出することができる。
一方、ステップP7でに≧Koのときは主酸素センサの
機能が較正可能状態を税して異常状態にあると判断し、
PI3で警報信号Saを出力して今回のルーチンを終了
する。これにより、警報ランプ57が点灯して運転者に
主酸素センサの異常を告げる。運転者はこの警報により
適切な処理(例えば、センサの交換、修理等)を取るこ
とができる。
また、ステップP @ 、P 2でNo命令に従ったと
きは前回の較正係数にの値をホールドしてP。にジャン
プする。したがって、このときおよび上述した異常判断
時は前回のKによりvilが較正されて較正出力Vaf
が求められる。
以上のように、主酸素センサの長期間のボンピングによ
る特性変化に拘らずボンピングを較正時のみに限定した
補正酸素センサによってviIが自動的にかつ適切に較
正されるため、空燃比の検出を常に正確に行うことがで
きる。また、主酸素センサの異常時には測定ポンプ電流
の値を捨象して補正ポンプ電流を空燃比判断のパラメー
タとするため、空燃比の検出精度を高めることができる
第5図は本発明の第2実施例を示す図であり、本実施例
は酸素センサの構造を変更したものである。
第5図において、61は円筒状の固体電解質であり、固
体電解質61の内面側には白金を主成分とする2組のセ
ンサアノード62.63が、外面側には2組のセンサカ
ソード64.65が設けられる。センサカソード64.
65の周囲は酸素分子の拡散を制限する多孔質層部で覆
われており、多孔質層部の図中上方には排気が、固体電
解質61の内側には大気が導かれる。なお、釘はヒータ
である。上記固体電解質61、センサアノード62、セ
ンサカソード64および多孔質層66は主酸素センサ6
8を構成し、固体電解質61、センサアノード63、セ
ンサカソード65及び多孔質層66は補正酸素センサ6
9を構成する。
そして、本実施例では各センサ68.69のセンサ電極
はいわゆるポンプ電極としての機能を兼ねており、補正
酸素センサ69に供給される補正ポンプ電流の値に基づ
いて主酸素センサ68の測定ポンプ電流の値が適切に補
正されるとともに各電流値から主酸素センサの異常の判
別が行われる。したがって、第1実施例と同様の効果を
得ることができる。
なお、上記各実施例では主酸素センサおよび補正酸素セ
ンサを1つにまとめて単体のパーツとして構成している
ため、装着性にすぐれ低コストである等の利点がある。
しかし、各センサは必ずしも単一のパーツ内に収納する
必要はなく、別々のパーツとして構成してもよいことは
勿論である。
また、本発明は上記各実施例に示したタイプの酸素セン
サに限定されるものではない。要は、拡散電流を排気中
の酸素濃度に相関させるように酸素分子のポンピングを
行うとともに、一定酸素濃度の基準ガス(大気のみとは
限らない)との比較のもとに空燃比を算出するタイプの
ものであればすべてに通用が可能である。したがって、
上記各実施例の他にポンプ電極の一部がセンサ電極と共
用されているものであってもよい。
(効果) 本発明によれば、主酸素センサの特性変化や異常に拘ら
ず測定ポンプ電流の較正値あるいは補正ポンプ電流の値
を空燃比に正確に対応させることができ、空燃比の検出
精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念図、第2〜4図は本発明の第
1実施例を示す図であり、第2図はその回路構成図、第
3図はその酸素センサの分解斜視図、第4図はその空燃
比検出のプログラムを示すフローチャート、第5図は本
発明の第2実施例を示すその酸素センサの断面図、第6
〜9図は先順に係る酸素濃度測定装置を示す図であり、
第6図はその酸素センサの分解斜視図、第7図はその酸
素センサの断面図、第8図はその空燃比検出回路の回路
図、第9図はその空燃比と検出電圧との関係を示す図で
ある。 41−−−−−一酸棄センサ(主酸素センサ、補正酸素
センサ)、 52−−−−−−コントロールユニット(fi度測測定
手段判別手段)、 53−−−−−一電流供給手段、 68・−・−主酸素センサ、 69−−−−−一補正酸素センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)排気中の酸素濃度に相関する測定ポンプ電流が供給
    される主酸素センサと、 b)主酸素センサと同一構造を有し、補正ポンプ電流が
    供給される補正酸素センサと、 c)較正信号の非入力時、主酸素センサに測定ポンプ電
    流を供給し、較正信号が入力されると補正酸素センサに
    補正ポンプ電流を供給するとともにこれらの電流値を検
    出する電流供給手段と、d)測定ポンプ電流の値を補正
    ポンプ電流の値に基づいて較正し排気中の酸素濃度を算
    出するとともに主酸素センサが異常であると判別された
    とき補正ポンプ電流の値に基づいて排気中の酸素濃度を
    算出する濃度測定手段と、 e)エンジンが所定の較正状態にあるとき前記較正信号
    を出力するとともに、測定ポンプ電流および補正ポンプ
    電流の値に基づいて主酸素センサが異常であるか否かを
    判別する判別手段と、を備えたことを特徴とする酸素濃
    度測定装置。
JP60126815A 1985-06-10 1985-06-10 酸素濃度測定装置 Pending JPS61283861A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201346A (ja) * 1985-11-25 1987-09-05 Honda Motor Co Ltd 酸素濃度検出装置
JP2007132717A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toyota Motor Corp 排気ガスセンサおよび排気ガスセンサの異常検出装置
CN103454324A (zh) * 2013-09-29 2013-12-18 哈尔滨海外电气系统工程总包有限公司 一种氧气浓度监测报警系统

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