JPS6225690Y2 - - Google Patents

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JPS6225690Y2
JPS6225690Y2 JP11311180U JP11311180U JPS6225690Y2 JP S6225690 Y2 JPS6225690 Y2 JP S6225690Y2 JP 11311180 U JP11311180 U JP 11311180U JP 11311180 U JP11311180 U JP 11311180U JP S6225690 Y2 JPS6225690 Y2 JP S6225690Y2
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JP
Japan
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hub
axle
lock plate
transmission wheel
rotation transmission
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JP11311180U
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JPS5735181U (ja
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトレーラにおけるハブオドメータの取
付構造に係り、特にトレーラの車軸に対するハブ
オドメータの回転伝達車の係合を効果的に行ない
得るようにした構造を提供するものである。
従来より、トレーラは、それを牽引するトラク
タとは切り離され得る構造とされている。そのた
め、トラクタと切り離された場合には、トレーラ
のそれまでの走行距離が知り得なくなるため、ト
レーラ自身に走行距離を積算、表示するための走
行距離計(ハブオドメータ)が設けられているの
が普通で、通常トレーラの後輪の車軸の端部に取
り付けられている。
ところで、トレーラの車軸の端部は、第1図に
示される様な構造をしている。即ち、車軸1の端
部1aには、まずシールリテーナ2が嵌め込まれ
続いてオイルシール3が取り付けられ、更に外形
が六角形状のハブ調整ナツト4が螺合されてい
る。そして、その次にロツクプレート5が取り付
けられるのであるが、該ロツクプレート5は、第
3図に示される様に、内方に突出せしめられた4
つの小突起5b,5b…を有しており、該小突起
5b,5b…が車軸1の端部1aに刻み込まれた
溝8に嵌合させられることにより、該ロツクプレ
ート5の車軸1周りへの回転が阻止されているの
である。
また、該ロツクプレート5には、複数の孔5
a,5a,…が明けられている一方、前記ハブ調
整ナツト4にも複数の孔4a,4a,…が明けら
れていて、スプリングワツシヤ6を経て両方の孔
5a,4aにマシンスクリユ7がねじ込まれるこ
とにより該ロツクプレート5とハブ調整ナツト4
とが一体とされているので、該ハブ調整ナツト4
の車軸1周りへの回転も阻止されることとなるた
め、該ロツクプレート5及びハブ調整ナツト4が
車軸1上に固定され、前記シールリテーナ2及び
オイルシール3の抜けが防止されているのであ
る。
そして、ハブオドメータ11は、第2図に示さ
れるように、前記車軸1の周りに回転せしめられ
るハブ12に設けられた複数のボルト穴13,1
3,…にハブキヤツプ取付ボルト14,14,…
によつて取付けられている。また、該ハブオドメ
ータ11には、内方へ突出せしめられたU字形の
回転伝達車15が設けられていて、該回転伝達車
15の先端部15a,15aが車軸1内に設けら
れた回転止めアツシ9に係合せしめられることに
より該車軸1に対するハブ12の回転数が検出さ
れて走行距離が積算され、以つて該ハブオドメー
タ11の外側面に設けられたメータ16に、トレ
ーラの走行距離が表示されるようになつているの
である。なお、回転止めアツシ9は、一つのナツ
ト9bにそれぞれ螺合された二つのボルト9aか
らなり、車軸1の端部1aの内部に挿入して該ナ
ツト9bを回動せしめることにより、ボルト9a
頭部をそれぞれ車軸内壁に押し付けて固定される
ものである。
この様に、従来のトレーラにあつては、ハブオ
ドメータ11の回転伝達車15と車軸1の端部1
a内に固定せしめられた回転止めアツシ9との係
合により該車軸1に対する回転伝達車15(ハブ
オドメータ11)の回転数を求めて走行距離を計
測するようにしていたため、回転止めアツシ9が
きつく締め付けられておれば、車体の揺動等によ
つて車軸1の端部1a内に固定されたボルト9a
及び9bに緩みが生じることはなく、回転伝達車
15との係合により正確な走行距離を表示するこ
とができるのであるが、回転止めアツシ9の締め
付けが作業者の手仕事で行なわれるため、締め付
け方によつては緩みが生じてくる恐れも多分にあ
るのである。そして、もし緩みが生じると、回転
伝達車15との係合にズレが生じるため正確な走
行距離を表示することが出来なくなるだけでなく
使用しているボルト等部品の摩耗も激しくなつて
部品の耐久性が著しく劣ることとなるのである。
そして、甚しい場合には、回転止めアツシ9が車
軸1内で踊り、ハブオドメータ11の回転伝達車
15などを破損する恐れも生ずる。また、車軸1
の端部1a内面にボルト9a及びナツト9bにて
回転止めアツシ9を固定化する作業は、端部1a
の内径が小さいので簡単には行えず、それ故もつ
と簡単に取り付けが出来て、しかも車体の揺動等
によつて緩みが生じることがなく、確実に正確な
走行距離が表示できるようなハブオドメータの取
付構造が要望されていたのである。
ここにおいて、本考案は、かかる事情を背景に
して為されたものであつて、その目的とするとこ
ろは、トレーラの車軸に対するハブオドメータの
回転伝達車の係合を確実に且つ効果的に行ない得
る構造を提供するにある。そして、かかる目的を
達成するために、本考案は、車軸の周りに回転せ
しめられるハブに取り付けられ、回転伝達車によ
つて該車軸に対するハブの回転数を検出して走行
距離を積算、表示するようにしたハブオドメータ
を有するトレーラにおいて、該車軸の端部に、内
周縁部から中心に向つて充分な長さで延びる係合
部を一体的に有する円環状のロツクプレートを、
該係合部が該車軸内に突入、位置するようにして
位置固定に取り付ける一方、該ロツクプレートに
一体的に設けられた該係合部に、U字形状を為し
且つその湾曲部に回転軸を設けてなる前記回転伝
達車の先端部が係合されるように、該車軸内に該
回転伝達車を突入せしめた状態下において、前記
ハブオドメータを前記ハブに固定せしめたことを
特徴とするものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を更
に詳細に説明する。
第4図乃至第6図には、本考案の一実施例が示
されている。これらの図において、ハブオドメー
タ21は従来から用いられているものと同様の構
造をしていて、車軸31の周りに回転せしめられ
るハブ22に設けられた複数(本実施例では8
個)のボルト穴23,23,…に、ハブキヤツプ
用ガスケツト30を挟んでハブキヤツプボルト2
4,24,…バネ座金29,29によつて取り付
けられている。また、該ハブオドメータ21に
は、U字形状を為し且つその湾曲部に回転軸を設
けてなる回転伝達車25が車軸31内に向つて突
出せしめられて設けられている。
一方、車軸31の端部31aには、複数(本実
施例では3個)の孔34aが明けられている外形
が多角形状のハブ調整ナツト34が螺合されてい
る。ロツクプレート35は、第6図に示される様
に、その内孔部において内周縁部の対向する部位
からそれぞれ内方に、即ち中心に向つて比較的長
く突出せしめられた二つの対向する突起35b,
35bと二つの小突起35c,35cとを有する
円環状(ドーナツ状)の形状をしていて、複数
(本実施例では12個)の孔35aが明けられてい
る。そして該ロツクプレートの突起35b,35
b,35c,35cが車軸31の端部31aに設
けられた溝38,38,…に嵌合することによ
り、該ロツクプレート35の回転が阻止される一
方、前記孔34aと35aとにロツクプレート止
めビス(マシンスクリユ)37がバネ座金36を
介してねじ込まれることにより、該ロツクプレー
ト35とハブ調整ナツト34とが一体とされるの
で、該ハブ調整ナツト34の車軸31周りへの回
転も阻止されることとなるため、該ロツクプレー
ト35及びハブ調整ナツト34が車軸31上に固
定されるのである。
このロツクプレート35とハブ調整ナツト34
とが一体となつて車軸31の端部31aに固定さ
れた状態では、該ロツクプレート35に設けられ
た対向する大突起35b,35bが車軸31の溝
38よりかなり内側に突出した状態となるように
されている。そして、該突起35b,35bに前
記ハブ22に取り付けられたハブオドメータ21
の回転伝達車25の端部25a,25aが係合せ
しめられることにより、該車軸31に対するハブ
22の回転数が検出されて走行距離が積算され、
以て該ハブオドメータ21の外側面に設けられた
メータ26に、トレーラの走行距離が正確に表示
されることとなるのである。
この様に、本実施例では、従来用いられていた
回転止めアツシによる車軸と回転伝達車との係合
機構に変えて、ロツクプレート35自身にハブオ
ドメータ21の回転伝達車25と係合するような
比較的長い突起35b,35bを設けたものでこ
れにより、従来のものに比べて部品点数を減少せ
しめることが可能となつたため大巾なコストダウ
ンが計れ、しかもロツクプレート35とハブ調整
ナツト34とが一体となつて車軸31の端部31
aに固定化されているため、車軸の振動等によつ
ても緩みが生じることは全くなく、常に正確に走
行距離を測ることができ、更に取り付けが非常に
簡単に行えるので作業能率の大巾な向上も達成さ
れたのである。
なお、本考案は、上記例示の具体例のみに何等
限定されるものでは決してなく、本考案の趣旨を
逸脱しない限りにおいて当業者の知識に基づいて
種々なる改良、変更等を加え得るものである。例
えば、上例ではロツクプレートとして円環形状の
ものを用いたが、勿論外形が多角形状のものでも
差支えない。また、ロツクプレートの内周縁部に
一体的に設けられる係合部にあつても、上例では
対向する二つの比較的長い大突起35bとした
が、これを一個としてもよく、更に第7図、第8
図に示される如くロツクプレート内周縁部の対向
する部分をつなぐ連結部35b′,35b″として設
ければ、更に確実な回転伝達車との係合が可能で
ある。
以上詳述したように、本考案は、従来用いられ
ていたロツクプレートの構造を変更せしめただけ
で、従来のものに比べて正確な走行距離の表示が
可能となる等、数々のすぐれた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はトレーラの車軸部分の概略説明図、第
2図は従来の車軸の端部の断面図、第3図は第2
図に用いられたロツクプレートの平面拡大図であ
る。第4図は本考案に係る車軸の端部付近の概略
説明図、第5図は第4図の車軸の端部の拡大断面
図、第6図は本考案に係るロツクプレートの平面
拡大図、第7図及び第8図はそれぞれ本考案の別
の実施例に係る第6図に相当する図である。 1,31:車軸、1a,31a:車軸端部、
4,34:ハブ調整ナツト、5,35,35′,
35″:ロツクプレート、8,38:溝、9:回
転止めアツシ、12,22:ハブ、11,21:
ハブオドメータ、15,25:回転伝達車、35
b:突起、35b′,35b″:連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車軸の周りに回転せしめられるハブに取り付
    けられ、回転伝達車によつて該車軸に対するハ
    ブの回転数を検出して走行距離を積算、表示す
    るようにしたハブオドメータを有するトレーラ
    において、該車軸の端部に、内周縁部から中心
    に向つて充分な長さで延びる係合部を一体的に
    有する円環状のロツクプレートを、該係合部が
    該車軸内に突入、位置するようにして位置固定
    に取り付ける一方、該ロツクプレートに一体的
    に設けられた該係合部に、U字形状を為し且つ
    その湾曲部に回転軸を設けてなる前記回転伝達
    車の先端部が係合されるように、該車軸内に該
    回転伝達車を突入せしめた状態下において、前
    記ハブオドメータを前記ハブに固定せしめたこ
    とを特徴とするトレーラにおけるハブオドメー
    タの取付構造。 (2) 前記ロツクプレートが、前記係合部として、
    前記内周縁部の対向する部位からそれぞれ中心
    に向つて比較的長く突出せしめられた一対の突
    起を有し、該一対の突起に、前記ハブオドメー
    タのU字形状の回転伝達車のそれぞれの先端部
    が係合せしめられるようにした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の取付構造。 (3) 前記ロツクプレートが、その内周縁部の対向
    する部位をつなぐ連結部を、前記係合部として
    有し、該連結部に、前記ハブオドメータのU字
    形状の回転伝達車のそれぞれの先端部が係合せ
    しめられるようにした実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の取付構造。
JP11311180U 1980-08-08 1980-08-08 Expired JPS6225690Y2 (ja)

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JP11311180U JPS6225690Y2 (ja) 1980-08-08 1980-08-08

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JP11311180U JPS6225690Y2 (ja) 1980-08-08 1980-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5735181U JPS5735181U (ja) 1982-02-24
JPS6225690Y2 true JPS6225690Y2 (ja) 1987-07-01

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JP11311180U Expired JPS6225690Y2 (ja) 1980-08-08 1980-08-08

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JPS5735181U (ja) 1982-02-24

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