JPS62255A - 安定性の改善された5′―リボヌクレオチド類含有調味料の製造法 - Google Patents
安定性の改善された5′―リボヌクレオチド類含有調味料の製造法Info
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- JPS62255A JPS62255A JP61028297A JP2829786A JPS62255A JP S62255 A JPS62255 A JP S62255A JP 61028297 A JP61028297 A JP 61028297A JP 2829786 A JP2829786 A JP 2829786A JP S62255 A JPS62255 A JP S62255A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、5′−リボヌクレオチド類含有調味料又は食
品に関し、更に詳しくは、5/ + l) gヌクレオ
チドがホスファターゼの作用を受けにくり、従って、安
定性の高い5′−リボヌクレオチド類含有調味料又は食
品の製造法に関する。
品に関し、更に詳しくは、5/ + l) gヌクレオ
チドがホスファターゼの作用を受けにくり、従って、安
定性の高い5′−リボヌクレオチド類含有調味料又は食
品の製造法に関する。
5′−イノシン酸ナトリウム(IMP) 、 5’−グ
アニル酸ナトリウム(GMP)等の5′−リボヌクレオ
チド類は、一般食品中で化学的には安定であるが酵素い
わゆるホスファターゼにより容易に分解され呈味力を失
う。このため、ホスファターゼ活性ヲ有する食品、例え
ば、未加熱の動植物性食品或いは発酵食品等に5′−リ
ボヌクレオチド類を使用する場合には、(1)ホスファ
ターゼを失活せしめた後添加する。(2)ホスファター
ゼ活性阻害物質と共に添加する、或いは、(3)ホスフ
ァターゼと非接触状態で添加する等の方法により、ホス
ファターゼの分解による呈味力の低下を防止する必要が
ある。
アニル酸ナトリウム(GMP)等の5′−リボヌクレオ
チド類は、一般食品中で化学的には安定であるが酵素い
わゆるホスファターゼにより容易に分解され呈味力を失
う。このため、ホスファターゼ活性ヲ有する食品、例え
ば、未加熱の動植物性食品或いは発酵食品等に5′−リ
ボヌクレオチド類を使用する場合には、(1)ホスファ
ターゼを失活せしめた後添加する。(2)ホスファター
ゼ活性阻害物質と共に添加する、或いは、(3)ホスフ
ァターゼと非接触状態で添加する等の方法により、ホス
ファターゼの分解による呈味力の低下を防止する必要が
ある。
これらの方法の中、(1)の方法は、主として、加熱処
理によるホスファターゼの不活性化(特公昭41−43
96、特公昭39−27496.特公昭47−1678
0等)であり、加熱が適切に行われれば、はぼ完全にホ
スファターゼが死滅するため、5/ −9,fヌクレオ
チド類の安定化においては極めて有効な方法であるが、
例えば、練製品等加熱後の5’ −IJ yfヌクレオ
チド類の添加が困難な食品においては、実用的な解決方
法とはなり得ない。一方、(2)の方法は、リン酸化合
物等を添加する(特公昭43−15775、特公昭47
−17827)、St(基を有する有機化合物を添加す
る(特公昭43−8694)、カルシウム塩を添加する
(特公昭43−15763?f、特公昭45−2526
0、特公昭43−11732、特公昭45−11549
.特公昭43−24942、特公昭44−10154、
特公昭46−25714)、アルカリ性物質を添加する
(特公昭43−11724)等各種の方法が挙げられる
が、ホスファターゼに対する安定化効果としては必ずし
も満足な結果は得られていない。同様に、固型脂による
5′−リボヌクレオチド類の被覆(特公昭4O−346
7)〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記の5′−リボヌクレオチド類のホスファ
ターゼに対する安定化方法に対し、より高い安定化効果
を得、強い酵素活性を有する食品乃至は原料と慣かい工
程、浸漬工程、保存工程等で5′−リボヌクレオチド類
が接触しても分解による呈味ロスを生じ薄く副味料又は
食品を取得することを目的とする。
理によるホスファターゼの不活性化(特公昭41−43
96、特公昭39−27496.特公昭47−1678
0等)であり、加熱が適切に行われれば、はぼ完全にホ
スファターゼが死滅するため、5/ −9,fヌクレオ
チド類の安定化においては極めて有効な方法であるが、
例えば、練製品等加熱後の5’ −IJ yfヌクレオ
チド類の添加が困難な食品においては、実用的な解決方
法とはなり得ない。一方、(2)の方法は、リン酸化合
物等を添加する(特公昭43−15775、特公昭47
−17827)、St(基を有する有機化合物を添加す
る(特公昭43−8694)、カルシウム塩を添加する
(特公昭43−15763?f、特公昭45−2526
0、特公昭43−11732、特公昭45−11549
.特公昭43−24942、特公昭44−10154、
特公昭46−25714)、アルカリ性物質を添加する
(特公昭43−11724)等各種の方法が挙げられる
が、ホスファターゼに対する安定化効果としては必ずし
も満足な結果は得られていない。同様に、固型脂による
5′−リボヌクレオチド類の被覆(特公昭4O−346
7)〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記の5′−リボヌクレオチド類のホスファ
ターゼに対する安定化方法に対し、より高い安定化効果
を得、強い酵素活性を有する食品乃至は原料と慣かい工
程、浸漬工程、保存工程等で5′−リボヌクレオチド類
が接触しても分解による呈味ロスを生じ薄く副味料又は
食品を取得することを目的とする。
本発明者らは、上記課題の解決につき、特に。
カルシウム塩等のホスファターゼ活性阻害効果を下し、
食品に添加することにより、安定性の向上が図れるとの
知見に至り、本発明を完成したものである。
食品に添加することにより、安定性の向上が図れるとの
知見に至り、本発明を完成したものである。
即ち、本発明は、5′−リボヌクレオチド類含有調味料
又は食品の製造において、5′−リボヌクレオチド類と
して、5′−リ〆ヌクレオチドの無水力れた5/ +
υgヌクレオチド類金含有調味料は食品の製造法及び該
カルシウム塩を圧縮成型又は打錠する調味料の製造法で
あり、従来の57−リボヌクレオチド類のカルシウム塩
、即ち、5′−イノシン酸カルシウム5水和物等の添加
による5t−+)sヌクレオチド類の安定イヒに比べ、
安定性が高く、従って、畜肉ソーセージ、漬物類等に添
加しても、その呈味ロスが少ない5′−ソゲヌクレオチ
ド類含有調味料又は食品が取得可能である。
又は食品の製造において、5′−リボヌクレオチド類と
して、5′−リ〆ヌクレオチドの無水力れた5/ +
υgヌクレオチド類金含有調味料は食品の製造法及び該
カルシウム塩を圧縮成型又は打錠する調味料の製造法で
あり、従来の57−リボヌクレオチド類のカルシウム塩
、即ち、5′−イノシン酸カルシウム5水和物等の添加
による5t−+)sヌクレオチド類の安定イヒに比べ、
安定性が高く、従って、畜肉ソーセージ、漬物類等に添
加しても、その呈味ロスが少ない5′−ソゲヌクレオチ
ド類含有調味料又は食品が取得可能である。
市販の5′−イノシン酸カルシウム(5水和物、場
上記各含水率の5′−イノシン酸カルシウム結晶を塩漬
、脱塩、短冊切りした大根に対し、各0.01チ(無水
5′−イノシン酸カルシウムとして換算)添加混合して
袋詰し、直ちに80℃に加熱し、10分間保持した。
、脱塩、短冊切りした大根に対し、各0.01チ(無水
5′−イノシン酸カルシウムとして換算)添加混合して
袋詰し、直ちに80℃に加熱し、10分間保持した。
該大根中の5′−イノシン酸カルシウムの残存率を測定
したところ、第1表に示す結果を得た。
したところ、第1表に示す結果を得た。
第1表
カルシウムの含水ネの低下に伴い、ホスファターゼの作
用を受けても、5′−イノシン酸カルシウムの分解が抑
制され、その残存率が高まり、この傾す 向は、含水率10%以下、より好ましくは5%以下に低
下した場合に特に強まる。
用を受けても、5′−イノシン酸カルシウムの分解が抑
制され、その残存率が高まり、この傾す 向は、含水率10%以下、より好ましくは5%以下に低
下した場合に特に強まる。
一方、市販品である従来の57−イノシン酸カルシウム
5水和物を添加した系では、残存率は6%高温乾燥する
と苦味を生じ易い。従って、好まし以後高温、例えば9
0〜110℃で更に乾燥を行うことにより最適の結果が
得られる。
5水和物を添加した系では、残存率は6%高温乾燥する
と苦味を生じ易い。従って、好まし以後高温、例えば9
0〜110℃で更に乾燥を行うことにより最適の結果が
得られる。
5′−リボヌクレオチド類としては、上記の5′−イノ
シン酸カルシウムの他、5′−グアニル酸カルシウム、
両者の混合物等が使用でき、また、5′−リボヌクレオ
チド類のナトリウム塩、カリウム塩等との併用も可能で
ある。
シン酸カルシウムの他、5′−グアニル酸カルシウム、
両者の混合物等が使用でき、また、5′−リボヌクレオ
チド類のナトリウム塩、カリウム塩等との併用も可能で
ある。
が安定化効果は病まり、一般的には50〜300μ程度
のものを用いることが望ましい。
のものを用いることが望ましい。
製造工程において、5′−リボヌクレオチド類を添加し
た後、ホスファターゼ加熱失活を行う前に放置されたり
、又攪拌混合等が行われ、溶出が助長される作業があっ
た場合、ホスファターゼによる分解ロスが多くなる。
た後、ホスファターゼ加熱失活を行う前に放置されたり
、又攪拌混合等が行われ、溶出が助長される作業があっ
た場合、ホスファターゼによる分解ロスが多くなる。
この溶出を防止するべく、種々検討の結果、5′−リボ
ヌクレオチド類カルシウムを圧縮造粒し、緻密な構造で
かつ粉末でなく粒状にすると溶出速度を遅くでき、さら
にガム質や難溶性粉末を加えることによりもっと遅くで
きることを見出した。又添加する物質を選んで溶出速度
を加減することも圧縮造粒の方法については打錠機、圧
縮成型機、圧縮ローラー成型機等の通常用いられろ機械
が使用できる。圧縮の際必要に応じ、付着を防止し流動
性を高めるための滑沢剤や、かたまりやすくするだめの
結合剤を添加する。具体的には食品に添加が認められて
いるでん粉、シュガーエステル、タルク、リン酸カルシ
ウム、 CMCなどが使用できる。
ヌクレオチド類カルシウムを圧縮造粒し、緻密な構造で
かつ粉末でなく粒状にすると溶出速度を遅くでき、さら
にガム質や難溶性粉末を加えることによりもっと遅くで
きることを見出した。又添加する物質を選んで溶出速度
を加減することも圧縮造粒の方法については打錠機、圧
縮成型機、圧縮ローラー成型機等の通常用いられろ機械
が使用できる。圧縮の際必要に応じ、付着を防止し流動
性を高めるための滑沢剤や、かたまりやすくするだめの
結合剤を添加する。具体的には食品に添加が認められて
いるでん粉、シュガーエステル、タルク、リン酸カルシ
ウム、 CMCなどが使用できる。
5′−リボヌクレオチドカルシウムの含有量は、少なす
ぎると、単位Mffrあたりの呈味力が低くなり、価格
も高くなるので圧縮造粒又は打錠品の5チ以上、より好
ましくは20%以上にする。
ぎると、単位Mffrあたりの呈味力が低くなり、価格
も高くなるので圧縮造粒又は打錠品の5チ以上、より好
ましくは20%以上にする。
本発明の対象となる5′−リボヌクレオチド含金に制限
はない。また、5′−リボヌクレオチド類を単独で含有
しても、他の成分、例えば、上記の滑沢剤、結合剤等の
他、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸カルシウム
等をはじめとするグルタミン酸塩その他のアミノ酸、ア
ミノ酸塩、有機酸、有機酸塩1食塩、塩化カリウム、据
類、各種香料、香辛料などを組合せたものであってもよ
い。同様に本発明の5’−IJyfヌクレオチド類含有
食品も、その極類、配合、製法を限定されないが、!¥
fに、練製品、味噌、漬物等のホスファターゼによる5
′−リケヌクレオチド類の分解が抑制しにくい食品にお
いて、本発明の有用性が高い。
はない。また、5′−リボヌクレオチド類を単独で含有
しても、他の成分、例えば、上記の滑沢剤、結合剤等の
他、グルタミン酸ナトリウム、グルタミン酸カルシウム
等をはじめとするグルタミン酸塩その他のアミノ酸、ア
ミノ酸塩、有機酸、有機酸塩1食塩、塩化カリウム、据
類、各種香料、香辛料などを組合せたものであってもよ
い。同様に本発明の5’−IJyfヌクレオチド類含有
食品も、その極類、配合、製法を限定されないが、!¥
fに、練製品、味噌、漬物等のホスファターゼによる5
′−リケヌクレオチド類の分解が抑制しにくい食品にお
いて、本発明の有用性が高い。
尚、本発明の実施に際し、例えば、5’−IJ+/ヌ量
クレオチド類の無水カルシウム塩又は含水率10チ以下
の含水カルシウム塩を固型脂等の被覆剤で被覆する。リ
ン酸化合物、チオール化合物、その他の7オスフアター
ゼ活性阻害物質を併用する等ノ57−リボヌクレオチド
類安定化法を組合せることも可能なことはいうまでもな
い。
の含水カルシウム塩を固型脂等の被覆剤で被覆する。リ
ン酸化合物、チオール化合物、その他の7オスフアター
ゼ活性阻害物質を併用する等ノ57−リボヌクレオチド
類安定化法を組合せることも可能なことはいうまでもな
い。
5′−リボヌクレオチド類として、5′−リゲヌク来の
51−リボヌクレオチドのカルシウム塩、即ち、5′−
イノシン酸カルシウム4〜6水和物、5′−グアニル酸
カルシウム4〜9水和物に比ベホスファターゼによる分
解が抑制され安定性の高い5′−リボヌクレオチド類含
有調味料又は食品が得られる。
51−リボヌクレオチドのカルシウム塩、即ち、5′−
イノシン酸カルシウム4〜6水和物、5′−グアニル酸
カルシウム4〜9水和物に比ベホスファターゼによる分
解が抑制され安定性の高い5′−リボヌクレオチド類含
有調味料又は食品が得られる。
市販の5′−イノシン酸カルシウム(含水率19cs)
を80℃30分間低温乾燥し、水分12.2チとした後
、90℃でio分間高温乾燥し、水分4.9チの5′−
イノシン酸カルシウムを得た。
を80℃30分間低温乾燥し、水分12.2チとした後
、90℃でio分間高温乾燥し、水分4.9チの5′−
イノシン酸カルシウムを得た。
この5′−イノシン酸カルシウム並びに、上記水分低減
処理を行わない市販5′−イノシン酸カルシウム(対照
1)、5′−イノシン酸ナトリウム(7,5水和物、含
水i26%)(対照2)を用い、ソーセージを調製し、
製品中の57−イノシン酸塩の残存率を測定した。
処理を行わない市販5′−イノシン酸カルシウム(対照
1)、5′−イノシン酸ナトリウム(7,5水和物、含
水i26%)(対照2)を用い、ソーセージを調製し、
製品中の57−イノシン酸塩の残存率を測定した。
(ソーセージの製法)
く配合〉
〈製法〉
冷凍原料肉をオートマチックミンサー(ヨハン・ラスカ
社製、 E−130型)にて径6簡にミンチしステファ
ンカッターUM−12型にとり、配合表どおり副原料を
添加してi、 s o o r−p−m−で1分、3,
000rpmで5分間カッティングした。羊腸にケーシ
ングし55℃30分乾燥、65℃1o分燻煙、75’0
30分ビイルし、冷水シャワー後5℃に一夜保存したの
ち分析に供した。
社製、 E−130型)にて径6簡にミンチしステファ
ンカッターUM−12型にとり、配合表どおり副原料を
添加してi、 s o o r−p−m−で1分、3,
000rpmで5分間カッティングした。羊腸にケーシ
ングし55℃30分乾燥、65℃1o分燻煙、75’0
30分ビイルし、冷水シャワー後5℃に一夜保存したの
ち分析に供した。
無添加区から検出された原料肉由来の5′−イノシン酸
量を差引き、添加量に対する残存率を求めて第2表を得
た。
量を差引き、添加量に対する残存率を求めて第2表を得
た。
第2表 ソーセージ中の残存率
本発明の57−イノシン酸ナトリウムはもとよシ。
市販5′−イノシン酸カルシウムより明らかに高い残存
率を得た。
率を得た。
−イノシン酸カルシウムを用い漬物を調製した。
(漬物の製法)
大根に約10%の食塩をまぶし、加圧して約1ケ月保存
した後、浸出液を除き再度食塩約5%を混和して加圧し
、1チ月保存した。次いで塩抜きし、水を切ってその!
マ、および厚さ2〜3■に切断した。第3表の配合の調
味液とともに袋詰し、80℃の水浴中に15分間浸漬し
て殺菌し、流水中で冷却し製品とした。
した後、浸出液を除き再度食塩約5%を混和して加圧し
、1チ月保存した。次いで塩抜きし、水を切ってその!
マ、および厚さ2〜3■に切断した。第3表の配合の調
味液とともに袋詰し、80℃の水浴中に15分間浸漬し
て殺菌し、流水中で冷却し製品とした。
第3表
1袋当り塩漬大根200gと調味液20rnlを充填し
た。
た。
上記漬物の加熱殺菌直後並びに20℃15日間保存後の
5′−イノシン酸カルシウム残存率を測定したところ、
各97.2%及び92.5 %で、実施例1の対照1を
同様に添加した漬物の残存率81.8%、68.4%に
比べ5′−イノシン酸カルシウムが安定に保持されてい
ることが判明した。
5′−イノシン酸カルシウム残存率を測定したところ、
各97.2%及び92.5 %で、実施例1の対照1を
同様に添加した漬物の残存率81.8%、68.4%に
比べ5′−イノシン酸カルシウムが安定に保持されてい
ることが判明した。
実施例3
に変えた他は、実施例1と同一の条件で、水分低量
減した5′−グアニル酸カルシウム(含水11t’3.
7%)を用い、味噌への添加を行った。味噌に無水物と
して50/lIP%になるように添加し、味噌加熱機で
85℃10分殺菌し、冷却して1日後の味噌中の5′−
グアニル酸カルシウム残存率を測定したところ、93.
3%であり、市販品の残存率は68.1 %であった。
7%)を用い、味噌への添加を行った。味噌に無水物と
して50/lIP%になるように添加し、味噌加熱機で
85℃10分殺菌し、冷却して1日後の味噌中の5′−
グアニル酸カルシウム残存率を測定したところ、93.
3%であり、市販品の残存率は68.1 %であった。
また、当該味噌75I!を熱湯1tに溶解し味噌汁を調
製し、次表の項目につき−2〜+2の評点法で評価した
ところ呈味の強さ、質共に良好であった。
製し、次表の項目につき−2〜+2の評点法で評価した
ところ呈味の強さ、質共に良好であった。
実施例4
予
5′−イノシン酸カルシウムの含水率4.3 %の粉末
単独もしくは食品粉末を等量添加し、この混合物に対し
、滑沢剤のシーガーエステルを1チ加え。
単独もしくは食品粉末を等量添加し、この混合物に対し
、滑沢剤のシーガーエステルを1チ加え。
打錠して、直径5III!+厚さ2.5咽の錠剤をえた
。
。
これを、常温水での安定度の指標をえるため。
35℃の水100ccに5′−イノシン酸カルシウム約
0.1gを入れ、35℃で5時間放置し、溶出した5′
−イノシン酸カルシウムを測定し、浴出率を求めた。対
照としては、5′−イノシン酸カルシウム粉末及び5′
−イノシン酸ナトリウム錠剤を用いた。結果を第5表に
示す。長時間水中に放置する場合、粉末及び5′−イノ
シン酸ナトリウム錠剤では大半が溶出するため、ホスフ
ァターゼが存在する状況では、分解され呈味力減少が犬
である。これに対し圧縮造粒した錠剤は溶けずに残存す
る5′−イノシン酸カルシウムが多く、本発明の効果は
、水中に長時間おかれる場合多大である。
0.1gを入れ、35℃で5時間放置し、溶出した5′
−イノシン酸カルシウムを測定し、浴出率を求めた。対
照としては、5′−イノシン酸カルシウム粉末及び5′
−イノシン酸ナトリウム錠剤を用いた。結果を第5表に
示す。長時間水中に放置する場合、粉末及び5′−イノ
シン酸ナトリウム錠剤では大半が溶出するため、ホスフ
ァターゼが存在する状況では、分解され呈味力減少が犬
である。これに対し圧縮造粒した錠剤は溶けずに残存す
る5′−イノシン酸カルシウムが多く、本発明の効果は
、水中に長時間おかれる場合多大である。
第 5 表
35部と粉末寒天65部にタルクを0.5部加え混合し
、圧縮ローラー成型機で板状に成型した。これをカッタ
ーミルで粉砕後、篩分して0.5 rmから1、68
wmの顆粒をえた。
、圧縮ローラー成型機で板状に成型した。これをカッタ
ーミルで粉砕後、篩分して0.5 rmから1、68
wmの顆粒をえた。
これを塩漬、脱塩、短冊切りした大根に対し無水5′−
イノシン酸カルシウムとして0.05 %添加し室温で
三時間放置し200g袋に充填した。直ちに85℃の湯
浴に20分間浸漬して酵素を加熱失活させ、次いで17
℃の流水で30分冷却した。
イノシン酸カルシウムとして0.05 %添加し室温で
三時間放置し200g袋に充填した。直ちに85℃の湯
浴に20分間浸漬して酵素を加熱失活させ、次いで17
℃の流水で30分冷却した。
室温で7日間放置した後5′−イノシン酸カルシウムを
定植し、残存率を測定した。
定植し、残存率を測定した。
対照として5′−イノシン酸カルシウム粉末ト、5′−
イノシン酸ナトリウムの圧縮造粒顆粒を用いたO 残存率は本発明顆粒が73チ、対照の5′−イノシン酸
カルシウム粉末が34%、5′−イノシン酸ナトリウム
顆粒が2%で、本発明の効果は明らかである。
イノシン酸ナトリウムの圧縮造粒顆粒を用いたO 残存率は本発明顆粒が73チ、対照の5′−イノシン酸
カルシウム粉末が34%、5′−イノシン酸ナトリウム
顆粒が2%で、本発明の効果は明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、5′−リボヌクレオチド類含有調味料又は食品の製
造において、5′−リボヌクレオチド類として、5′−
リボヌクレオチドの無水カルシウム塩又は、含水量10
%以下の含水カルシウム塩を添加することを特徴とする
安定性の改善された5′−リボヌクレオチド類含有調味
料又は食品の製造法。 2、5′−リボヌクレオチド類の無水カルシウム塩又は
含水量1%以下の含水カルシウム塩を単独で又は副原料
と共に圧縮成型又は打錠することを特徴とする安定性の
改善された5′−リボヌクレオチド類含有調味料の製造
法。 3、調味料中に占める5′−リボヌクレオチド類カルシ
ウムの比率が5%以上であることを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-27786 | 1985-02-15 | ||
JP2778685 | 1985-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62255A true JPS62255A (ja) | 1987-01-06 |
JPH0622454B2 JPH0622454B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=12230655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61028297A Expired - Lifetime JPH0622454B2 (ja) | 1985-02-15 | 1986-02-12 | 安定性の改善された5′―リボヌクレオチド類含有調味料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622454B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4806370A (en) * | 1987-07-08 | 1989-02-21 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | 5'-nucleotide seasoning composition and production thereof |
US4842881A (en) * | 1986-04-22 | 1989-06-27 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Coating 5'-nucleotide |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP61028297A patent/JPH0622454B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4842881A (en) * | 1986-04-22 | 1989-06-27 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Coating 5'-nucleotide |
US4806370A (en) * | 1987-07-08 | 1989-02-21 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | 5'-nucleotide seasoning composition and production thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622454B2 (ja) | 1994-03-30 |
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