JPS62255389A - 艙内荷役装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は館内荷役装置に係り、特に船内に搬入された荷
を所望場所に運んで積上げたり積替えたりするために用
いられる船内荷役１Ｆに関する。

［従来の技術］ 冷凍貨物等を運搬する貨物船は、一般に館内に天井クレ
ーン等の荷役装置を備えている。

ところが、胎内には通常支柱等が整然とであるが林立し
ているため、一台の天井クレーンにより館内全範囲の荷
役を行なうことは困難であった。

このため、従来では船内に比較的小さな天井クレーンを
支柱等と干渉しない範囲内で多数設置することにより、
館内全範囲の荷役ができるようにしていたものである。

［発明が解決しようとづる門題点１ しかしながら、館内に荷役装置を多数設置することは荷
役装置の占有体積が増え、それだ（〕荷の積付量が制限
される欠点があった。

なお、実開昭（３０−［７３８１号公報に示されるよう
に、甲板上のハツチコーミングにが−ダを前１々移動自
在に設け、このガーダにマストを左右及び昇降移動自在
に設け、このマストの下端部に旋回及び水平移動自在に
フォークを設けた荷役装置が提案されているが、）Ａ−
りを船内の全高さだけ昇降移動させる構造上、装置が大
型化する問題がある。

そこで、本発明はかかる従来技術の問題点を解決すべく
なされたもので、その目的は小型にして館内全範囲の荷
役を１１なうことができると共に、荷の積付型の増大が
図れる船内荷役装置を提供するごとである。

［問題点を解決するための手段］ ト記目的を達成するために本発明は、館内の大月中央部
にガーダを船幅方向に掛は渡して船長方向に走行自在に
設け、このガーダにこれより船側まで延出しうるシャト
ルビームを支持さＵ゛ると共に、このシャトルビームに
沿ってトロリーを移動自在に取付け、そのトロリーに荷
を掬い上げるフＡ−りを昇降自在に有する昇降機を旋回
自在に設け、この昇降機の昇降部に出荷部材を着脱自在
に設けたものであ。

［作　用］ 船長方向に走行するが−グど、船幅方向へ延出するクセ
１−ルビームとにより、トロリーを船内に林立する支社
等と干渉させることなく館内天ｌキ付近の船長方向及び
船幅方向の全域に亙って移動させることが可能となる。

そして、トロリーに設けた昇降機のフォークにより船内
」一方の荷役を行ない、昇降機の昇降部に着脱自在に取
付けられる吊荷部材により船内下方の荷役を行ない、も
って小型にして船内全笥囲の荷役が可能となる。

［実施例］ 以下に本発明の一実施例を添（１図面に基づい−（詳述
する。

第１図において、１は責１４カ船の艙であり、その天井
は甲板２で覆われ、その甲板２の略中央部には荷３を搬
出入づるためのハツチ４が形成されている。、、艙１内
は中間デツキを婦えず、広く使用できるようになってい
る。館１内には図示しない底部から甲板２を支持するた
めの支柱５がハツチ４の両側に位置して、かつ船長方向
に間隔を隔てて配設されている。

そして、船幅方向に相対向する支社５の天井（甲板２）
付近側の内側面部には一対のレール６が船長方向に１１
続して掛渡され、両レール６間にはそれぞれのレール６
上を転勤する車輪７を両端部に備えたガーダ８が掛渡さ
れている。

レール６の側面はラック９が取付けられ、ガーダ８の両
端部にはラック９に噛合するビニオン１０が走行用モー
タ１１及び回転軸゛１２により回転自在に支持され、ガ
ーダ８がレール６に沿って走（１できるようになってい
る。

ガーダ８の両ｔａ部及び中央部にはガーダと略同−長さ
のシャトルビーム１３の両側部に形成された上下２段の
ガイド溝１４．１５のうちの上部ガイド溝１４に係合さ
れ、シャトルビーム１３をガーダ８の下面よりその長手
方向に沿って船側まで延出移動自在に支持する支持ロー
ラ１６が設けられている。シャトルビーム１３は船長方
向に間隔を隔てて並ぶ支柱５の間を通り抜けて船幅方向
の一方又は他方へ移動するようになっている。シャトル
ビーム１３をｖ！１１１１させるために、第２図に示す
如くシャトルビーム１３の上面部には、その長手方向に
沿ってラック１７が取付けられ、ガーダ８にはうツク１
７に噛合うビニオン１８を取付けた移動用モータ１９が
据付けられている。

ガーダ８にはその両側下部ガイド溝１５に係合する車輪
２０を備えたトロリー２１がガーダ８に沿って横行自在
に懸垂支持され、トロリー２１には荷３を掬い上げるフ
ォーク２２を右する昇降機２３が水平旋回自在に取付け
られている。トロリー２１は横１ｊ用の車輪２０を駆動
する横行駆動部２４及び昇降ｎ２３を旋回駆動プる旋回
駆動部２５を協えている。

昇降ｎ２３は本実施例では木製バレン１〜が不要なロー
ドプッシュプルからなっている。即ｆ５、貸降機本体２
６の一閘には昇降ガイド２７が軸２８を介して傾動自在
に取付けられシリンダ２９によって昇降ガイド２７をｖ
Ａ斜できるようになっている。昇降ガイド２７には図示
しないシリンダによって昇降される昇降枠３０が支持さ
れ、第３図に示す如く、この昇降枠３０にはフォーク２
２が水平に延出して取付けられると共に、シー］−パレ
ット３１の端部をつかむグリッパ−３２を有するフエー
スプレート３３がパンタグラフ３４を介してフォーク２
２上を避退自在に取付けられている。

また、艙１内下方の荷役を行なうために、第６図に示″
ｒｊ如く、胃降部であるフォーク２２には荷３を吊下げ
るための吊荷部材３５が着脱自在に取付けられる。この
吊荷部材３５は本実施例では荷３を包み込むモツコ３６
と、このモッコ３６の紐３７を引１卦【ノるフック３８
と、このフック３８をフＡ−り２２から吊り下げる吊紐
３０とから（８成されている。

なお、下方の荷３を吊る場合にはフック３８を複数直列
に連結するか、吊紐３つを長くした吊荷部材３５を用い
、上方の荷３を吊る場合には第７図に示す如く、両端に
フック部４ｏを右するターンバックル式の引掛具４１を
用いて、フォーク２２上からモツコ３６の紐３７を直接
引掛けるようにしてもよい。

次に装置の作動を述べる。艙１内下方の荷役を行なう場
合には、第５図に示す如く昇降機２３のフォーク２２に
吊荷８Ｉｌ材３５を取付け、荷３を吊下げて所望場所に
運ｍ　１′る。荷３の昇降は）号−り２２の昇降により
行なわれ、荷３の移動はガーダ８の走行、シャトルビー
ム１３の延出移動、［・口り−２１の横行及び昇降機２
３の旋回によって行なわれる。荷３は姶１内の底部から
一段ずつ全範囲でｆＡ　［げられて行くので、出荷部材
３５は一段積上げる毎に短いものと取替えて行けばよい
。

そして、フォーク２２で荷役できる高さまで荷３が積上
げられたなら、今度はフォーク２２により直接筒を削い
上げて運搬４る。この場合先ず、第３図に示す如く、）
４−９２２を前方へ傾斜させると共にフェースプレー１
−３３を前進させてシートバレッ！−３１の端部をグリ
ッパ−３２でつかむ。シートパレット３１上には予め荷
３が載せられれている。次に第４図に承す如くパンタグ
ラフ３４を縮めながらフＡ−り２１を前進させてフＡ−
り２２をシートパレット３１の下面に差込み、第５図に
示すごとく完全に荷３がフォーク２２上に載ったならフ
ォーク２２を後方へ傾斜させる。

かかる状態でフォーク２２を上昇させて荷３を上昇させ
トロリー２１の横行等によって所望場所にｙｉ搬すれば
よい。

以上のようにフォーク２２をａａ１内の天ｔｔに有する
ものでありながら、高さ方向の荷役を容易に行なうこと
ができ、フォーク２２を艙１内の全高さだけ昇降させる
従来の装置と異なり構造の簡素化、小！！’！　ｆＩ　
Ｉ化、低コスト化を図ることができる。

尚、ガーダ８の走行、シｔＦｌ−ルビーム１３の延出移
動、トロリー２１の横行等の駆動手段は実施例に限定さ
れるものでなく、又ｎｖｆ機２３もロードプツシＪプル
に限定されず、通常のフォークリフ（−クイブであって
もよい。シャトルビーム１３を延出移動自在に支持する
ために、第８図に示す如くガーダ８の両側部に溝４５を
設け、シャトルビーム１３に満４５に係合する車輪４６
を設けて、シャトルビーム１３を懸垂支持するようにし
てもよい。またシャトルビーム１３の撓みを防止するた
めに車輪４６を間隔を狭めて多数設けるようにしてもよ
い。

尚、吊荷部材３５は昇降部４７に取付けられればよいの
で、フォーク２２に限らずフェースプレート３３等に取
付けるようにしてもよい。

また、吊荷部材３５ｉよ実施例に限定されるものでない
。吊荷作業の補助のために、昇鋳慨本体２６にウィンチ
等を取付けるようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上型するに本発明によれば次のごとき潰れた効果を発
揮する。

（１）　　船長方向に走行づるが一ダに船幅方向へ延出
移動するシャトルビームを設け、そのシャトルビームに
横行自在に支持されたトロリーに昇降自在のフォークを
有する貸降機を旋回自在に設けたので、昇降機を船内に
林立する支柱等と干渉さけることなく館内天５４付近の
船長方向及び船幅方向の全域に亙って自由に移動さＵる
ことができる。

（２）　　また、昇降機のフォークにより船内上方の荷
役を行ない、昇降機の昇降部に着脱自在に取付けられる
吊荷部材により船内上方の荷役をｆ７なうので、フォー
クを船内の全高さだけ４隣移動さける（Ｙ末の荷役装置
と異なり、構造の簡素化、装置の小型軽量化、臥コス１
−化及び荷の積ｔ＝１旦の増大を図ることがｒざる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る船内荷役５Ａ置の一実施例を示す
正面図、第２図は同平面図、第３図乃〒第５図は昇降温
の作動状はをそれぞれ示す側面図、第６図は吊ＶＩ郡材
を用いた吊荷状態を承り斜視図、第７図は吊下げ長さを
短くした吊荷状態を示す正面図、第８図はシャトルビー
ムの支１、′ｌ構造の変形例を示づ部分的正面図である
。 図中、１は艙、８はガーダ、１３はシャトルビーム、２
１はトロリー、２２は）Ａ−り、２３は昇降ｂ１．３５
は吊荷部材、４７は昇降部である。 特許出願人　　石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
　　絹　　谷　　信　　雄第３図 第４図 第５凶

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 船内の天井中央部に船幅方向に掛渡されると共に船長方
   向に走行自在に支持されたガーダと、該ガーダに船幅方
   向両方向へ水平出没移動自在に支持されたシャトルビー
   ムと、該シャトルビームにその長手方向に沿って移動自
   在に支持されたトロリーと、該トロリーに旋回自在に支
   持され荷を掬い上げるためのフォークを昇降自在に有す
   る昇降機と、該昇降機の昇降部に着脱自在に取付けられ
   る吊荷部材とを備えたことを特徴とする船内荷役装置。